It Wasn’t Me Who Said That, Shaggy
2003年8月15日視点。
「顔に知性がな〜〜い、1パーセントも。がはは」 感想第一声がこれかよ。(笑) マキシー・プリーストががんがんに盛り上げたあと登場したシャギーを見ての同行ソウルメートAのセリフ。「でも、それがいいのよねえ〜〜〜。えっ、フォローになってない? ありゃあっ」 1人でボケと突っ込みするな。(苦笑)
あるひとつのライヴを見ても、皆見るところ、視点、焦点を絞るところは違います。顔を見る人もいれば、お尻を見る人もいれば、ミュージシャンの手の動きを見る人もいます。声や歌を目をつぶって聴く人もいれば、シンガーの指先だけを見る人もいるでしょう。ライヴには、本当に大量の情報があります。そして、そのどれを入手するかは、行った人間に選択権があります。
もちろん、最大の情報は音楽そのものですが、そこには、ミュージシャンのルックス、着てるものなどのヴィジュアルもあれば、演出上のパフォーマンスや、仕掛けなどもあり、色、空気、匂い、そこにいた観客、会場まですべてがそのライヴを形作る一部です。だから、ライヴのCDとか映像ものは、そのライヴのほんの一部の情報しか捉えていないわけです。
僕なんか、ライヴ行ったらできる限りたくさんの情報を入手しよう、というか、まあ、楽しもうと思うわけですが、一回だけで理解できないほどの大量の情報があるライヴも時としてあるわけです。まあ、見所満載っていうやつでしょうか。そういうのは、見てても楽しいですね。
で、マキシーは何度も見てるので、簡単に触れると、相変わらず元気。のりのり、そして、知ってるおなじみの曲ばかりで、1曲目から観客を立たせ、レゲエパーティーを盛り上げてくれました。しかも、ドラムが叩くリズムはレゲエというより、ポップ、R&B系に近い。
そして、シャギーは最初サングラスをかけてて、ちょっと最近のベイビーフェイス風、マックスウェル風でかっこよかった。で、サングラス取ったら、冒頭の発言が飛び出す始末です。でも、悪い意味じゃないんです。(なんで僕がフォローするんだ) 何も考えずに超楽しめますよ、これは。このライヴ見に来た人はみんな満足して帰るでしょう。
大体ジャマイカでは物事を深く考えたりしません。マキシはちょっと苦労の跡が顔にでているが、シャギーは苦労もなさそう。(マキシはロンドンが長いからだろう)(どういう理屈だ?) ほんとうにハッピーゴーラッキーで、仲良くなったら絶対楽しそう。悩みなんかぶっとぶに違いない。
暑い国に哲学者は生まれるのだろうか。暑い国で自殺者はいるのか。地球温暖化が進むと、全世界がジャマイカ化するのか。それは果たしていいとこなのか。いいことです。きっと、そうしたら戦争なくなるかも。(なわけないな。アフリカで戦争あるもんなあ)
大ヒット「イット・ウォズント・ミー」は、最高! お笑いレゲエです。「女の子とバスルームでタオル一丁でいたら、彼女がやってきて目を丸くしてる。そうだ、彼女に合鍵渡したの忘れてた。俺じゃない、俺じゃない」っていう浮気現場を目撃された歌。これをシャギーと一緒に歌ったちょっと小柄なシンガー、テヴィン・キャンべルに顔も声も似てた。同行ソウルメートB曰く「あの彼、前来た時は、腕折ってて、包帯でつってたんだよ。直ったんだね」。へえええ〜〜。(トリヴィア風) Aは顔を見て、Bは腕を見てたわけだ。音楽聴いてるの僕だけか? ってこんなこと、ジャマイカじゃ誰も考えない…。
それにしても「知性がない」なんて言ったのは、僕じゃないよ。It Wasn’t Me! Shaggy!
(2003年8月13日水曜ブルーノート東京・ファースト=マキシ・プリースト、シャギー・ライヴ)
「顔に知性がな〜〜い、1パーセントも。がはは」 感想第一声がこれかよ。(笑) マキシー・プリーストががんがんに盛り上げたあと登場したシャギーを見ての同行ソウルメートAのセリフ。「でも、それがいいのよねえ〜〜〜。えっ、フォローになってない? ありゃあっ」 1人でボケと突っ込みするな。(苦笑)
あるひとつのライヴを見ても、皆見るところ、視点、焦点を絞るところは違います。顔を見る人もいれば、お尻を見る人もいれば、ミュージシャンの手の動きを見る人もいます。声や歌を目をつぶって聴く人もいれば、シンガーの指先だけを見る人もいるでしょう。ライヴには、本当に大量の情報があります。そして、そのどれを入手するかは、行った人間に選択権があります。
もちろん、最大の情報は音楽そのものですが、そこには、ミュージシャンのルックス、着てるものなどのヴィジュアルもあれば、演出上のパフォーマンスや、仕掛けなどもあり、色、空気、匂い、そこにいた観客、会場まですべてがそのライヴを形作る一部です。だから、ライヴのCDとか映像ものは、そのライヴのほんの一部の情報しか捉えていないわけです。
僕なんか、ライヴ行ったらできる限りたくさんの情報を入手しよう、というか、まあ、楽しもうと思うわけですが、一回だけで理解できないほどの大量の情報があるライヴも時としてあるわけです。まあ、見所満載っていうやつでしょうか。そういうのは、見てても楽しいですね。
で、マキシーは何度も見てるので、簡単に触れると、相変わらず元気。のりのり、そして、知ってるおなじみの曲ばかりで、1曲目から観客を立たせ、レゲエパーティーを盛り上げてくれました。しかも、ドラムが叩くリズムはレゲエというより、ポップ、R&B系に近い。
そして、シャギーは最初サングラスをかけてて、ちょっと最近のベイビーフェイス風、マックスウェル風でかっこよかった。で、サングラス取ったら、冒頭の発言が飛び出す始末です。でも、悪い意味じゃないんです。(なんで僕がフォローするんだ) 何も考えずに超楽しめますよ、これは。このライヴ見に来た人はみんな満足して帰るでしょう。
大体ジャマイカでは物事を深く考えたりしません。マキシはちょっと苦労の跡が顔にでているが、シャギーは苦労もなさそう。(マキシはロンドンが長いからだろう)(どういう理屈だ?) ほんとうにハッピーゴーラッキーで、仲良くなったら絶対楽しそう。悩みなんかぶっとぶに違いない。
暑い国に哲学者は生まれるのだろうか。暑い国で自殺者はいるのか。地球温暖化が進むと、全世界がジャマイカ化するのか。それは果たしていいとこなのか。いいことです。きっと、そうしたら戦争なくなるかも。(なわけないな。アフリカで戦争あるもんなあ)
大ヒット「イット・ウォズント・ミー」は、最高! お笑いレゲエです。「女の子とバスルームでタオル一丁でいたら、彼女がやってきて目を丸くしてる。そうだ、彼女に合鍵渡したの忘れてた。俺じゃない、俺じゃない」っていう浮気現場を目撃された歌。これをシャギーと一緒に歌ったちょっと小柄なシンガー、テヴィン・キャンべルに顔も声も似てた。同行ソウルメートB曰く「あの彼、前来た時は、腕折ってて、包帯でつってたんだよ。直ったんだね」。へえええ〜〜。(トリヴィア風) Aは顔を見て、Bは腕を見てたわけだ。音楽聴いてるの僕だけか? ってこんなこと、ジャマイカじゃ誰も考えない…。
それにしても「知性がない」なんて言ったのは、僕じゃないよ。It Wasn’t Me! Shaggy!
(2003年8月13日水曜ブルーノート東京・ファースト=マキシ・プリースト、シャギー・ライヴ)
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