"I Have A Dream" Speech Celebrated 40th Year
2003年8月31日名演説。
今からちょうど40年前、1963年8月28日、マーチン・ルーサー・キング牧師はワシントンDCで演説をしました。それが後世に残る名演説『アイ・ハヴ・ア・ドリーム(私には夢がある)』です。今年はそれからちょうど40周年。これを記念して去る土曜日(23日)ワシントンDCのリンカーン・メモリアル公園に、多くの人が集まりました。
同様の集会は、過去1983年、1993年に行われ、今年は3回目。この『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』は、非暴力による公民権運動の盛り上がりに大きく貢献しました。なにより象徴的だったのは、63年このスピーチを聞いた25万人の人々のうち5分の1は白人だったということです。
この全文をじっくり読んだことはなかったのですが、ネットで探したら、原文がありました。また一部訳ですが、それもありました。キング牧師の本などを購入すれば、全文なども載っているでしょう。
これを読んでいると、まるで、歌詞のような、そして、彼の演説を聞いたりすると、まるで質のいいラップを聴いているかのように錯覚します。話のもってき方が実にうまい。教会の牧師の話、説教も非常に陶酔性があるように思いますが、もともと牧師で話のうまいキング牧師が、ソウルを込めて語る演説は圧巻です。
一部訳がでている「私には夢がある・・・」以降、さらに「ニューハンプシャーの豊穣な丘の上から,自由の鐘を鳴らそうではないか」のライン、その繰り返しはすごいですね。これをその現場で聞いていたら、間違いなく気持ちが高揚してくるでしょう。
キング牧師は、68年4月4日、メンフィスで暗殺されます。80年10月、スティーヴィー・ワンダーがアルバム『ホッター・ザン・ジュライ』を発表。そこに、キング牧師の誕生日を国民の休日にするための応援歌「ハッピー・バースデイ」が収録されました。そして、1983年、キング牧師の誕生日が国民の休日に決定。86年から実施されることになりました。
今、1月の第3月曜日はキング牧師誕生日の祝日です。それにしても、この『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』というフレーズは、今でも有効な普遍的な言葉です。
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上記スピーチ全文の一部に関する翻訳が下記サイトにありました。
http://www.labo-global.co.jp/spc-o-word/wordpro/king/king.html
私には夢がある。いつの日にか,ジョージアの赤土の丘の上で,かつて奴隷であった者たちの子孫と,かつて奴隷主であった者たちの子孫が,兄弟として同じテーブルに向かい腰掛けるときがくるという夢を。
私には夢がある。いつの日にか,私の4人の幼い子供たちが肌の色によってではなく,人となりそのものによって評価される国に住むときが来るという夢を。私の父が死んだ土地で,メイフラワーの清教徒達が誇りとした土地で,すべての山やまから自由の鐘を鳴らそうではないか。もしアメリカが偉大な国であるのなら,これは実現されなければならない。
ニューハンプシャーの豊穣な丘の上から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
ニューヨークの稜々たる山やまから,自由の鐘を鳴らそうではないか。
ペンシルベニアのアルゲニー高原から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
コロラドの雪を頂いたロッキー山脈から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
カリフォルニアの曲線の美しい丘から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
それらばかりではない。ジョージアの石ころだらけの山,テネシーの望楼のような山,そして,ミシシッピーの全ての丘から,自由の鐘を鳴らそうではないか!
すべての山々から,自由の鐘を鳴らそうではないか!
そして私たちが自由の鐘を鳴らす時,私たちがアメリカの全ての村,すべての教会,全ての州,全ての街から自由の鐘を鳴らすその時,全ての神の子,白人も黒人も,ユダヤ人も非ユダヤ人も,新教徒もカソリック教徒も,皆互いに手を取って古くからの黒人霊歌を歌うことができる日が近づくだろう。
「自由だ,ついに自由だ,全能の神よ,感謝します。ついに我々は自由になったのだ」と
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今からちょうど40年前、1963年8月28日、マーチン・ルーサー・キング牧師はワシントンDCで演説をしました。それが後世に残る名演説『アイ・ハヴ・ア・ドリーム(私には夢がある)』です。今年はそれからちょうど40周年。これを記念して去る土曜日(23日)ワシントンDCのリンカーン・メモリアル公園に、多くの人が集まりました。
同様の集会は、過去1983年、1993年に行われ、今年は3回目。この『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』は、非暴力による公民権運動の盛り上がりに大きく貢献しました。なにより象徴的だったのは、63年このスピーチを聞いた25万人の人々のうち5分の1は白人だったということです。
この全文をじっくり読んだことはなかったのですが、ネットで探したら、原文がありました。また一部訳ですが、それもありました。キング牧師の本などを購入すれば、全文なども載っているでしょう。
これを読んでいると、まるで、歌詞のような、そして、彼の演説を聞いたりすると、まるで質のいいラップを聴いているかのように錯覚します。話のもってき方が実にうまい。教会の牧師の話、説教も非常に陶酔性があるように思いますが、もともと牧師で話のうまいキング牧師が、ソウルを込めて語る演説は圧巻です。
一部訳がでている「私には夢がある・・・」以降、さらに「ニューハンプシャーの豊穣な丘の上から,自由の鐘を鳴らそうではないか」のライン、その繰り返しはすごいですね。これをその現場で聞いていたら、間違いなく気持ちが高揚してくるでしょう。
キング牧師は、68年4月4日、メンフィスで暗殺されます。80年10月、スティーヴィー・ワンダーがアルバム『ホッター・ザン・ジュライ』を発表。そこに、キング牧師の誕生日を国民の休日にするための応援歌「ハッピー・バースデイ」が収録されました。そして、1983年、キング牧師の誕生日が国民の休日に決定。86年から実施されることになりました。
今、1月の第3月曜日はキング牧師誕生日の祝日です。それにしても、この『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』というフレーズは、今でも有効な普遍的な言葉です。
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上記スピーチ全文の一部に関する翻訳が下記サイトにありました。
http://www.labo-global.co.jp/spc-o-word/wordpro/king/king.html
私には夢がある。いつの日にか,ジョージアの赤土の丘の上で,かつて奴隷であった者たちの子孫と,かつて奴隷主であった者たちの子孫が,兄弟として同じテーブルに向かい腰掛けるときがくるという夢を。
私には夢がある。いつの日にか,私の4人の幼い子供たちが肌の色によってではなく,人となりそのものによって評価される国に住むときが来るという夢を。私の父が死んだ土地で,メイフラワーの清教徒達が誇りとした土地で,すべての山やまから自由の鐘を鳴らそうではないか。もしアメリカが偉大な国であるのなら,これは実現されなければならない。
ニューハンプシャーの豊穣な丘の上から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
ニューヨークの稜々たる山やまから,自由の鐘を鳴らそうではないか。
ペンシルベニアのアルゲニー高原から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
コロラドの雪を頂いたロッキー山脈から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
カリフォルニアの曲線の美しい丘から,自由の鐘を鳴らそうではないか。
それらばかりではない。ジョージアの石ころだらけの山,テネシーの望楼のような山,そして,ミシシッピーの全ての丘から,自由の鐘を鳴らそうではないか!
すべての山々から,自由の鐘を鳴らそうではないか!
そして私たちが自由の鐘を鳴らす時,私たちがアメリカの全ての村,すべての教会,全ての州,全ての街から自由の鐘を鳴らすその時,全ての神の子,白人も黒人も,ユダヤ人も非ユダヤ人も,新教徒もカソリック教徒も,皆互いに手を取って古くからの黒人霊歌を歌うことができる日が近づくだろう。
「自由だ,ついに自由だ,全能の神よ,感謝します。ついに我々は自由になったのだ」と
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