Endless Talking At Night Of Yokohama
2005年10月19日【横浜の夜は更けて】
エンドレス。
アンコールが終って、そのうるさいテーブルにオッシーとともに行くと、ケイさんも松尾さんもかなり酔っ払ってる。空になったワインボトルがそのテーブルの周辺には何本も散らかっており、相当飲んだらしい。(少し誇張) ケイさんの目が座ってる。「オッシー!! 最後の、『再会』にやられたよ〜〜! おおおっ〜〜」とあの低いドスのきいた声で言う。たださえ一見こわもてのケイさんが通常の低音よりもさらに低音で言うものだから、こりゃ怖い。「酒もってこい、酒!」(かなり誇張) かと思えば、同時並行で松尾さんから「今度、僕が作ったコンピCD、できました」とさくっとカバンから取り出した『美メロ伝説第0巻』を手渡される。さすが営業ぬかりなし! 隙なし! 向かうところ敵なし!
このCD、松尾潔選曲解説の美メロのコンピ。松尾氏、ルーサーのトリビュートのライナーもかなり長文を書いたそうで、同日発売とのこと。10月26日は松尾関連商品がCDショップを大占拠! (再び誇張) CDジャケよく見ると、松尾さんの顔写真が帯に入ってるじゃないの。選曲者の顔写真いれたコンピなんて、世界初だ! さすが、うまい、上手、商売達人! 「ちょっと楽屋行きましょうよ」と松尾氏。「まだ、ばたばたしてるんじゃないの」と誰ともなく。しばらくしてマネージャー氏、「そろそろ、どうぞ」の案内で裏へ。
バンドメンバーも多く、関係者も多く、通路のところに人が溢れている。フィリップ・ウー、はんこやさんなどはソイソウルともやっているが、ソイソウルのズーコ、ムトウ氏も。裏の通路でケイさん「写真、写真撮らせて、撮らせて! みんなはいって、みんなはいって」。パシャパシャ。ピアノはなんとニューオーリンズから吉弘さんではないか。山岸さんなどとワイルド・マグノリアスなどでもプレイしていた人だ。
その後隣のバーに移り、軽くビールとジュースで打ち上げ一次会。隣に座った松尾氏、僕をそこにいた人に紹介する時にこう言う。「最近、スティーヴィー・ネタひっぱってましたねえ。(笑) この吉岡さんはね、スティーヴィーにあまりに傾注し、その音楽を理解しようとね、針で目をさして、盲目になろうという・・・」 してない、してない。(笑)
さらに、店がクローズするというので、別のバーへ大挙移動。・・・することになったのだが、レンガ倉庫、出口がすべて鍵がかかっていて、もう出られない。(笑) あちこちの扉をあけようとするが、開かない。お〜〜い。誰か〜〜。しばらくして、警備の人が閉まっていた扉を開けてくれた。すると、そこに出待ちのファンが何人か。村上氏、ファンの声援にこたえる。
この時間、駐車場からレンガ倉庫を眺めると、いつもきれいにライトアップされている姿が、照明が消えてシルエットだけになっていた。その遠くには海面に映りこむ建物のブルーライトがぼんやり美しく輝いている。
さて、真っ暗でほとんど何も見えないそのバー、松尾氏たちがなかなか来ない。なんと聞けば一度首都高に乗ってまちがって、あわてて降りて、戻ってきたという。えらく時間かかってたなあ。首都高、乗る距離じゃないだろ。(笑)
この日、バックコーラスをやったアジ(AJI)の橘さん、北山さんらと同じテーブルで談笑。橘さんは、北山さんがいたSCS(早稲田大学のストリート・コーナー・シンフォニー)の後輩にあたる。学年的にかぶるところはなかったが、いまでは親しく曲を一緒に作ったりしている。北山氏は慶応だが、一足先にその早稲田のSCSにはいっていた慶応塾生の松浦さんを通じてそのアカペラグループに入ることになる。松浦さんは、このソウルサーチンでもおなじみのあのテイク6のコンサート200回以上参加の世界的ファンだ。テイク6の話題になり、「やっぱりなんと言ってもテイク6は、ファースト(アルバム)だよね〜〜」ということで意見が一致。
村上氏がこっちにやってきたので、「なんで今日はスタックスがないの? サム&デイヴの『ホールド・オン』とか。せっかくこのスタックスのTシャツ着てきたのに〜〜」と自慢のスタックスTシャツを広げてみせる。そういえば、これ、この日だけで3人くらいに「欲しい、どこで買えるのか」と聞かれた。番組で一度プレゼントしたのだが、まだお店には残っているのだろうか。調べてみないと〜。
「いやあ、やろうかとも思ったんですけどね〜〜。いろいろ、考えたんですよ〜〜。アンコールで、サム・クックの『ユー・センド・ミー』を自分のギターの弾き語りとかでやろうとかね。昨日、ギターとか練習してたんだけど、それより、本編で歌う曲の歌詞ちゃんとおさらいしといたほうがいいかなと思ってやめた(笑) アンコール来るかわかんないし(笑) ファースト(セット)はチキン(小心者)なんで、けっこう緊張しちゃったんですよ(笑)」
「じゃあ、次はスタックスもの、ブラスセクション3人くらいいれてやってよ」 すると社長が「吉岡さんのリクエストなんか聞いてたら、キリないですよ、だめだめ(笑)」とチャチャをいれてくる。すると村上さん「ブラスは、自分でやりますよ!(笑) サックス!」。サックスの吹き真似をしてみせた。おおおっ。こりゃまたすごい。
話は尽きず、ブルーライト横浜の夜は更けていった・・・。
ENT>MUSIC>LIVE>Murakami, Tetsuya
エンドレス。
アンコールが終って、そのうるさいテーブルにオッシーとともに行くと、ケイさんも松尾さんもかなり酔っ払ってる。空になったワインボトルがそのテーブルの周辺には何本も散らかっており、相当飲んだらしい。(少し誇張) ケイさんの目が座ってる。「オッシー!! 最後の、『再会』にやられたよ〜〜! おおおっ〜〜」とあの低いドスのきいた声で言う。たださえ一見こわもてのケイさんが通常の低音よりもさらに低音で言うものだから、こりゃ怖い。「酒もってこい、酒!」(かなり誇張) かと思えば、同時並行で松尾さんから「今度、僕が作ったコンピCD、できました」とさくっとカバンから取り出した『美メロ伝説第0巻』を手渡される。さすが営業ぬかりなし! 隙なし! 向かうところ敵なし!
このCD、松尾潔選曲解説の美メロのコンピ。松尾氏、ルーサーのトリビュートのライナーもかなり長文を書いたそうで、同日発売とのこと。10月26日は松尾関連商品がCDショップを大占拠! (再び誇張) CDジャケよく見ると、松尾さんの顔写真が帯に入ってるじゃないの。選曲者の顔写真いれたコンピなんて、世界初だ! さすが、うまい、上手、商売達人! 「ちょっと楽屋行きましょうよ」と松尾氏。「まだ、ばたばたしてるんじゃないの」と誰ともなく。しばらくしてマネージャー氏、「そろそろ、どうぞ」の案内で裏へ。
バンドメンバーも多く、関係者も多く、通路のところに人が溢れている。フィリップ・ウー、はんこやさんなどはソイソウルともやっているが、ソイソウルのズーコ、ムトウ氏も。裏の通路でケイさん「写真、写真撮らせて、撮らせて! みんなはいって、みんなはいって」。パシャパシャ。ピアノはなんとニューオーリンズから吉弘さんではないか。山岸さんなどとワイルド・マグノリアスなどでもプレイしていた人だ。
その後隣のバーに移り、軽くビールとジュースで打ち上げ一次会。隣に座った松尾氏、僕をそこにいた人に紹介する時にこう言う。「最近、スティーヴィー・ネタひっぱってましたねえ。(笑) この吉岡さんはね、スティーヴィーにあまりに傾注し、その音楽を理解しようとね、針で目をさして、盲目になろうという・・・」 してない、してない。(笑)
さらに、店がクローズするというので、別のバーへ大挙移動。・・・することになったのだが、レンガ倉庫、出口がすべて鍵がかかっていて、もう出られない。(笑) あちこちの扉をあけようとするが、開かない。お〜〜い。誰か〜〜。しばらくして、警備の人が閉まっていた扉を開けてくれた。すると、そこに出待ちのファンが何人か。村上氏、ファンの声援にこたえる。
この時間、駐車場からレンガ倉庫を眺めると、いつもきれいにライトアップされている姿が、照明が消えてシルエットだけになっていた。その遠くには海面に映りこむ建物のブルーライトがぼんやり美しく輝いている。
さて、真っ暗でほとんど何も見えないそのバー、松尾氏たちがなかなか来ない。なんと聞けば一度首都高に乗ってまちがって、あわてて降りて、戻ってきたという。えらく時間かかってたなあ。首都高、乗る距離じゃないだろ。(笑)
この日、バックコーラスをやったアジ(AJI)の橘さん、北山さんらと同じテーブルで談笑。橘さんは、北山さんがいたSCS(早稲田大学のストリート・コーナー・シンフォニー)の後輩にあたる。学年的にかぶるところはなかったが、いまでは親しく曲を一緒に作ったりしている。北山氏は慶応だが、一足先にその早稲田のSCSにはいっていた慶応塾生の松浦さんを通じてそのアカペラグループに入ることになる。松浦さんは、このソウルサーチンでもおなじみのあのテイク6のコンサート200回以上参加の世界的ファンだ。テイク6の話題になり、「やっぱりなんと言ってもテイク6は、ファースト(アルバム)だよね〜〜」ということで意見が一致。
村上氏がこっちにやってきたので、「なんで今日はスタックスがないの? サム&デイヴの『ホールド・オン』とか。せっかくこのスタックスのTシャツ着てきたのに〜〜」と自慢のスタックスTシャツを広げてみせる。そういえば、これ、この日だけで3人くらいに「欲しい、どこで買えるのか」と聞かれた。番組で一度プレゼントしたのだが、まだお店には残っているのだろうか。調べてみないと〜。
「いやあ、やろうかとも思ったんですけどね〜〜。いろいろ、考えたんですよ〜〜。アンコールで、サム・クックの『ユー・センド・ミー』を自分のギターの弾き語りとかでやろうとかね。昨日、ギターとか練習してたんだけど、それより、本編で歌う曲の歌詞ちゃんとおさらいしといたほうがいいかなと思ってやめた(笑) アンコール来るかわかんないし(笑) ファースト(セット)はチキン(小心者)なんで、けっこう緊張しちゃったんですよ(笑)」
「じゃあ、次はスタックスもの、ブラスセクション3人くらいいれてやってよ」 すると社長が「吉岡さんのリクエストなんか聞いてたら、キリないですよ、だめだめ(笑)」とチャチャをいれてくる。すると村上さん「ブラスは、自分でやりますよ!(笑) サックス!」。サックスの吹き真似をしてみせた。おおおっ。こりゃまたすごい。
話は尽きず、ブルーライト横浜の夜は更けていった・・・。
ENT>MUSIC>LIVE>Murakami, Tetsuya
コメント