(昨日からの続き)

【エッセンス・ソウルバー(パート2)】

幇助(ほうじょ)。

ご本人(和田さん)に挨拶した後、松尾さんに「エッセンス、行きましょうよ」というと、「いやあ、今年は行けないんですよ」との返事。あ、ニューオーリンズのほうの、エッセンスね。(笑) そうではなく、横浜の新しいソウルバー、「エッセンス」です。僕も初めてなので一応地図を用意。さらに、火曜日が定休日だったりすると痛いので、事前に電話で確認もしておいた。抜かりなし。昨年(2005年)10月にできたソウルバー、エッセンスは神奈川県庁前、モーションの駐車場からでて信号3つくらいほんの2-3分で着いた。えらい近い。石川町のソウルバー「モータウン」オウナーの芦田さんがやっている「ヒット・パレード」と同じビルだった。

扉からかなり重厚で、中に入ると、さらに天井が高く、ウッディーな作りで、落ち着いた大人の雰囲気のバーだった。ある意味、予想外。カウンター10席少々と4人から無理すればぎりぎり6人まで入れるボックス席が3つなど。ソウルバーらしからぬ重厚さ(笑)に驚いていると、やはり、それまで何年か続いていたバーに「居抜き」(前の店の内装、什器などをそのまま使って、オウナーだけが変わること)で入ったという。前店はイギリス風「ウェラーズ・ワーフ」というバーだったそうだ。

マスター、高橋さんは以前六本木の名店「テンプス」にいた方。先日の六本木ガーデンの『「ミラクル」川畑さん27周年記念イヴェント』でもご挨拶していた。同行ソウルメイトAは、「なんか、ここには昔来たことがある。日本一おいしいフローズン・マルガリータを出す店だというキャッチで連れて来られたような気がする」と発言。その旨オウナーに尋ねると、「それは知りませんでした。でも、フローズン・マルガリータはできます」とのお返事。松尾氏「じゃあ、そのFMと、こちらはGAで〜〜」。

何でも略すか。(笑) となると、ウ-ロン茶だったら、UT、カフェオレだったら、CAL(さらに略してカル)、クランベリージュースなら、CJ。クランベリージュースを飲む仲間たちは? CJ&カンパニー。(マニア向けですいません)

マスターも何度も「エッセンス・ミュージック・フェスティヴァル」には足を運んでおり、松尾氏に「どこかですれ違っているかもしれませんね」とのこと。

壁に作られている酒蔵の扉は、ちょうどレコードジャケットが何枚も飾られている。そんなアナログのジャケットには、何人かのアーティストたちのサインが書かれていた。

途中から和田さんのバックをつけたバンドメンバー数名が到着。なんとグルーヴラインのベース、ソウシさんは福岡出身ということで、松尾さんと出身学校が一緒ということが発覚。帰り際に立ち話で盛り上がった。

しばらくすると、なんとトクから電話。何かと思ったら、そのメンバーたちは、ここからすぐ近くのライヴハウス「カモメ」に移動。そこで、我々がここにいることを知って、電話してきたらしい。トクはこの日、カモメでライヴだったそうで、「なんで、こっちにも来てくれないんですかあ(怒)&(笑)」と。ジョインする話も一瞬浮上するが、松尾氏が「和田くんの作詞を昨日中にあげてないといけないんで・・・。今、現実逃避中なんです・・・」とのことで、断念・解散へ。そんなこんなの「現実逃避幇助(ほうじょ)」の横浜の夜でした。

バー エッセンス
Bar Essence
231−0003神奈川県横浜市中区北仲通1−6 1階
営業時間 19時から午前5時まで
年中無休
電話 045-201-8682

ENT>SOUL BARS>Essence

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