【レゲエのサウンドシステムが身体を直撃】
振動。
かつて西麻布にあった伝説のクラブ「トミーズ・ハウス」(79年〜83年)、そして、新宿の「第三倉庫」(84年〜86年)を運営、DJをしていたトミー(富久慧)氏が、久々に乃木坂に店を開いた。店名は「クラブ・カクタス」。2006年5月26日(金)に正式オープンした。基本はレゲエを大音響のサウンド・システムで聴かせ、踊らせるというもの。早速のぞいてみた。
ちょうど、乃木坂・桂由美ブライダルビルのすぐ裏あたり。その昔は1階におそばやさんがあったビルの地下。階段を降りていくと、2軒クラブ風な店、カラオケ店があり、残る一軒が「カクタス」なのだが、ロゴマークだけで、文字がない。カクタスはサボテンの英語名。ロゴは緑色のサボテンがデザインされている。
扉の取っ手が、よくレコーディング・スタジオにあるような、頑丈なものでちょっと驚く。ぐいっと引き下げて中に入ると、さらにもう一つの扉。無音。そこにも下に引くような取っ手。がっとあけると広い空間が現れる。爆音。二重扉で完全防音になっている、という。入って左側に約6メートルの檜の一枚板を使ったバーカウンター。そして、正面にDJブース。右に大きなスピーカーがど〜〜んと鎮座していた。それにしても二重ドアには恐れ入った。約30坪の広さ。天井が3メートル以上あって、気持ちいい。
「レゲエだよ、この店のコンセプト。サウンドシステム、っていうの。レゲエはみんなこういうサウンド・システム持ってて、爆音でやってる。この店も天井、壁、入口のドア、もちろん非常口のドアまで完璧に防音した。それでものすごくお金かかった」とトミーは言う。
スピーカーがどんと立っているのだが、二本が並んでいて1本のように見える。「スピーカー、右と左に分けないの?」と聴くと、トミーは、「(レゲエのサウンドシステムは)左右関係ないんじゃない。だからこう」との説明。「毎週週末にレゲエのDJが入るんだ」と聞くと「DJって言わないで、サウンドっていうんだよ。(笑)」と。へえ〜〜、知りませんでした。
オープニングはランキン・タクシーが自分のサウンドシステムを持ってきて、大爆音でやっていったそうだ。レゲエはコアなファンがいるので、週末などけっこう一杯になるという。
少し大きな音になったら、スピーカーからものすごい空気の振動が伝わってきた。これはすごいわ。普通の小さなクラブだと大体300ワットくらいのアンプで鳴らすところを、ここでは1500ワットのアンプをつないでいるという。しかも、天井まで届きそうなスピーカーは自作だという。これまた恐れ入った。試しにスピーカーの前に立ってみると、頭の毛が逆立つような感じになる。ベースのウーハーの波動が直撃だ。
しかし、オープニングのレセプションでは完全防音なのに、上階からクレームが来たという。なんと空調の排気口から音ではなく振動が伝わったらしい。そのため、空調の位置を少し下げて、そこにクッションのようなものをいれたそうだ。
この爆音の中に何時間もいたら、気持ち悪くならないだろうか。(笑) 今後は平日にはイヴェントなどもいれていくという。そういう日は、R&Bも、ハウスもありになる、という。何もない時は比較的静かに飲めるような雰囲気。DJブースは、ターンテーブル縦置き2台とCDJ2台。「俺はオールドスクールだから、ターンテーブル縦置きだと、ボタンとか押し間違えちゃうんだよ。(笑)」 ブースのところには、なぜかRケリーのCDが置かれていた。
ところで、あの6メートルの一枚板。どうやってこの地下一階まで運びこんだのだろう。階段のところなんて、曲がり切れたのだろうか。とても無理そうだが。そんなこと考えると眠れなくなってしまった。そんなこと考えると眠れなくなってしまった。まだメディアにでていないが、これから話題になる店だ。
■クラブ・カクタス
Club Cactus
電話03−3408−9577
〒107-0062 港区南青山1-15-18 リーラ乃木坂地下一階
千代田線乃木坂三番出口。
定休日・日曜日
営業 朝5時まで
平日はチャージなし。金土は3000円で2ドリンク。
開店 2006年5月26日金曜
ENT>SOULBARS>Club Cactus
(ソウルバーではありませんが、とりあえず、バーということでここにいれておきます)
振動。
かつて西麻布にあった伝説のクラブ「トミーズ・ハウス」(79年〜83年)、そして、新宿の「第三倉庫」(84年〜86年)を運営、DJをしていたトミー(富久慧)氏が、久々に乃木坂に店を開いた。店名は「クラブ・カクタス」。2006年5月26日(金)に正式オープンした。基本はレゲエを大音響のサウンド・システムで聴かせ、踊らせるというもの。早速のぞいてみた。
ちょうど、乃木坂・桂由美ブライダルビルのすぐ裏あたり。その昔は1階におそばやさんがあったビルの地下。階段を降りていくと、2軒クラブ風な店、カラオケ店があり、残る一軒が「カクタス」なのだが、ロゴマークだけで、文字がない。カクタスはサボテンの英語名。ロゴは緑色のサボテンがデザインされている。
扉の取っ手が、よくレコーディング・スタジオにあるような、頑丈なものでちょっと驚く。ぐいっと引き下げて中に入ると、さらにもう一つの扉。無音。そこにも下に引くような取っ手。がっとあけると広い空間が現れる。爆音。二重扉で完全防音になっている、という。入って左側に約6メートルの檜の一枚板を使ったバーカウンター。そして、正面にDJブース。右に大きなスピーカーがど〜〜んと鎮座していた。それにしても二重ドアには恐れ入った。約30坪の広さ。天井が3メートル以上あって、気持ちいい。
「レゲエだよ、この店のコンセプト。サウンドシステム、っていうの。レゲエはみんなこういうサウンド・システム持ってて、爆音でやってる。この店も天井、壁、入口のドア、もちろん非常口のドアまで完璧に防音した。それでものすごくお金かかった」とトミーは言う。
スピーカーがどんと立っているのだが、二本が並んでいて1本のように見える。「スピーカー、右と左に分けないの?」と聴くと、トミーは、「(レゲエのサウンドシステムは)左右関係ないんじゃない。だからこう」との説明。「毎週週末にレゲエのDJが入るんだ」と聞くと「DJって言わないで、サウンドっていうんだよ。(笑)」と。へえ〜〜、知りませんでした。
オープニングはランキン・タクシーが自分のサウンドシステムを持ってきて、大爆音でやっていったそうだ。レゲエはコアなファンがいるので、週末などけっこう一杯になるという。
少し大きな音になったら、スピーカーからものすごい空気の振動が伝わってきた。これはすごいわ。普通の小さなクラブだと大体300ワットくらいのアンプで鳴らすところを、ここでは1500ワットのアンプをつないでいるという。しかも、天井まで届きそうなスピーカーは自作だという。これまた恐れ入った。試しにスピーカーの前に立ってみると、頭の毛が逆立つような感じになる。ベースのウーハーの波動が直撃だ。
しかし、オープニングのレセプションでは完全防音なのに、上階からクレームが来たという。なんと空調の排気口から音ではなく振動が伝わったらしい。そのため、空調の位置を少し下げて、そこにクッションのようなものをいれたそうだ。
この爆音の中に何時間もいたら、気持ち悪くならないだろうか。(笑) 今後は平日にはイヴェントなどもいれていくという。そういう日は、R&Bも、ハウスもありになる、という。何もない時は比較的静かに飲めるような雰囲気。DJブースは、ターンテーブル縦置き2台とCDJ2台。「俺はオールドスクールだから、ターンテーブル縦置きだと、ボタンとか押し間違えちゃうんだよ。(笑)」 ブースのところには、なぜかRケリーのCDが置かれていた。
ところで、あの6メートルの一枚板。どうやってこの地下一階まで運びこんだのだろう。階段のところなんて、曲がり切れたのだろうか。とても無理そうだが。そんなこと考えると眠れなくなってしまった。そんなこと考えると眠れなくなってしまった。まだメディアにでていないが、これから話題になる店だ。
■クラブ・カクタス
Club Cactus
電話03−3408−9577
〒107-0062 港区南青山1-15-18 リーラ乃木坂地下一階
千代田線乃木坂三番出口。
定休日・日曜日
営業 朝5時まで
平日はチャージなし。金土は3000円で2ドリンク。
開店 2006年5月26日金曜
ENT>SOULBARS>Club Cactus
(ソウルバーではありませんが、とりあえず、バーということでここにいれておきます)
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