【シャラマー・ライヴ:今週のベストライヴ・イン・タウン】
ベスト。
70年代後期から80年代初期にかけて多くのダンサブルなヒットを放った3人組、シャラマー。ロスアンジェルスにあるソーラー・レコードから生まれたヒット曲は、明るくポップでダンサブル。日本でもいまだにディスコクラシックとして人気が高い曲が多い。この日はコットン・クラブがほぼ満員。80年代初期にディスコで遊び、リアルタイムでシャラマーに触れていた観客が大量に押し寄せている感じだ。
シャラマーとしての来日は2004年5月以来ほぼ2年ぶり。前回のハワード・ヒューイット、ジェフリー・ダニエルに加え、前回と違う新しい女性シンガー、その名もキャロリン・グリフィーを従えての新生シャラマーだ。なんとこのキャロリン・グリフィー、名前を聞いてピンと来る方もいらっしゃるかもしれない。シャラマーやウイスパーズを送り出したソーラー・レコード創始者のディック・グリフィーと「ダンス・ウィズ・ユー」などのヒットを放ったキャリー・ルーカスとの間に生まれた子だという。ダブルで親の七光りで、14光りだ!
今回のバンドがものすごくよかった。ドラムス、ベース、ギター、キーボードとこれほどまでにまとまったバンドは、11月から見たコットン・クラブの中で最高のものだった。特に6曲目の「アイ・キャン・メイク・ユー・フィール・グッド」を少し改変し「ミュージック・メイク・ユー・フィール・グッド」として、それぞれのソロを聴かせたところなど、各個性がでて見事。しかも、途中にシックの「グッドタイムス」や、オハイオ・プレイヤーズの「ラヴ・ローラーコースター」のリフを入れるところなど最高のセンス。みんな力のあるミュージシャンで、しかもコーラスを支えるユニットとしてもひじょうによくできていた。
冒頭3曲で、いきなりダンサブルにメドレーで観客をノックアウト。少し紹介をして、スローへ。歌の部分ではハワード・ヒューイットが圧倒的な存在感を見せる。下手をすればハワード&バンド、とさえなりそうだが、それでもジェフリーの抜群のダンス、そして、キャロリンの華ということで、シャラマーになっていた。7曲目ではアイズレーのCDにあわせて、在大阪ジェフリーがロボットダンスを披露。さすがにうまい。お金を取れるダンスだ。
「大きなアフロヘアーにベルボトム・ジーンズ、そして、(高い)プラットフォーム・シューズ。そんなものが流行っていたあの頃に、お連れしましょう」 まさにシャラマーのヒット曲はその頃を彷彿させる作品ばかり。
9曲目の「セカンド・タイム・アラウンド」では、それまで我慢し切れなかった観客が総立ちに。コットン・クラブ、ディスコになる瞬間だった。いやあ、しかし、よかった。
(シャラマー、つづく)
■シャラマーは日曜まで、コットンクラブで。
■シャラマー 過去関連記事
2004/09/07 (Tue)
The Best Disco In Town Live: Live DVD
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/dvd/diary20040907.html
2004/05/20 (Thu)
Let’s Groove 2004, Live At Kokusai Forum: Don’t You Miss It Back In The Day?
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/event/diary20040520.html
■メンバー
シャラマー・フィーチャリング・ハワード・ヒューイット、ジェフリー・ダニエル、キャロリン・グリフィー
Howard Hewett(vo),Jeffrey Daniel(vo),Carolyn Griffey(vo),Evarocitta Jones(vo),Tamara Jones(vo),Zedric Kurt Clayton(key),Garry Goin(g),Jackie Clark(b),Carlos Sargent(ds)
■Setlist
show started 21:33
01. Make That Move (From The Album "Three For Love"- 1980)
02. Friends (From The Album "Friends" - 1982)
03. Sweeter As The Days Go By (From The Album "Go For It" - 1981)
04. Somewhere There’s A Love (From The Album "Three For Love"- 1980)
05. Dead Giveaway (From The Album "The Look" - 1983)
06. I Can Make You Feel Good -- A Riff Of "Good Times", "Love Rollercoaster" (From The Album "Friends"- 1982)
07. (Jeffrey Daniels Dance Performance) The Pride (CD play by Isley Brothers)
08. Full Of Fire (From The Album "Three For Love"- 1980)
09. Second Time Around (From The Album "Big Fun" - 1979)
10. A Night To Remember (From The Album "Friends"- 1982)
Enc. Take That To The Bank (From The Album "Disco Gardens" - 1978)
show ended 22:44
(2006年6月2日金曜、丸の内コットンクラブ=シャラマー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shalamar
2006-111
ベスト。
70年代後期から80年代初期にかけて多くのダンサブルなヒットを放った3人組、シャラマー。ロスアンジェルスにあるソーラー・レコードから生まれたヒット曲は、明るくポップでダンサブル。日本でもいまだにディスコクラシックとして人気が高い曲が多い。この日はコットン・クラブがほぼ満員。80年代初期にディスコで遊び、リアルタイムでシャラマーに触れていた観客が大量に押し寄せている感じだ。
シャラマーとしての来日は2004年5月以来ほぼ2年ぶり。前回のハワード・ヒューイット、ジェフリー・ダニエルに加え、前回と違う新しい女性シンガー、その名もキャロリン・グリフィーを従えての新生シャラマーだ。なんとこのキャロリン・グリフィー、名前を聞いてピンと来る方もいらっしゃるかもしれない。シャラマーやウイスパーズを送り出したソーラー・レコード創始者のディック・グリフィーと「ダンス・ウィズ・ユー」などのヒットを放ったキャリー・ルーカスとの間に生まれた子だという。ダブルで親の七光りで、14光りだ!
今回のバンドがものすごくよかった。ドラムス、ベース、ギター、キーボードとこれほどまでにまとまったバンドは、11月から見たコットン・クラブの中で最高のものだった。特に6曲目の「アイ・キャン・メイク・ユー・フィール・グッド」を少し改変し「ミュージック・メイク・ユー・フィール・グッド」として、それぞれのソロを聴かせたところなど、各個性がでて見事。しかも、途中にシックの「グッドタイムス」や、オハイオ・プレイヤーズの「ラヴ・ローラーコースター」のリフを入れるところなど最高のセンス。みんな力のあるミュージシャンで、しかもコーラスを支えるユニットとしてもひじょうによくできていた。
冒頭3曲で、いきなりダンサブルにメドレーで観客をノックアウト。少し紹介をして、スローへ。歌の部分ではハワード・ヒューイットが圧倒的な存在感を見せる。下手をすればハワード&バンド、とさえなりそうだが、それでもジェフリーの抜群のダンス、そして、キャロリンの華ということで、シャラマーになっていた。7曲目ではアイズレーのCDにあわせて、在大阪ジェフリーがロボットダンスを披露。さすがにうまい。お金を取れるダンスだ。
「大きなアフロヘアーにベルボトム・ジーンズ、そして、(高い)プラットフォーム・シューズ。そんなものが流行っていたあの頃に、お連れしましょう」 まさにシャラマーのヒット曲はその頃を彷彿させる作品ばかり。
9曲目の「セカンド・タイム・アラウンド」では、それまで我慢し切れなかった観客が総立ちに。コットン・クラブ、ディスコになる瞬間だった。いやあ、しかし、よかった。
(シャラマー、つづく)
■シャラマーは日曜まで、コットンクラブで。
■シャラマー 過去関連記事
2004/09/07 (Tue)
The Best Disco In Town Live: Live DVD
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/dvd/diary20040907.html
2004/05/20 (Thu)
Let’s Groove 2004, Live At Kokusai Forum: Don’t You Miss It Back In The Day?
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/event/diary20040520.html
■メンバー
シャラマー・フィーチャリング・ハワード・ヒューイット、ジェフリー・ダニエル、キャロリン・グリフィー
Howard Hewett(vo),Jeffrey Daniel(vo),Carolyn Griffey(vo),Evarocitta Jones(vo),Tamara Jones(vo),Zedric Kurt Clayton(key),Garry Goin(g),Jackie Clark(b),Carlos Sargent(ds)
■Setlist
show started 21:33
01. Make That Move (From The Album "Three For Love"- 1980)
02. Friends (From The Album "Friends" - 1982)
03. Sweeter As The Days Go By (From The Album "Go For It" - 1981)
04. Somewhere There’s A Love (From The Album "Three For Love"- 1980)
05. Dead Giveaway (From The Album "The Look" - 1983)
06. I Can Make You Feel Good -- A Riff Of "Good Times", "Love Rollercoaster" (From The Album "Friends"- 1982)
07. (Jeffrey Daniels Dance Performance) The Pride (CD play by Isley Brothers)
08. Full Of Fire (From The Album "Three For Love"- 1980)
09. Second Time Around (From The Album "Big Fun" - 1979)
10. A Night To Remember (From The Album "Friends"- 1982)
Enc. Take That To The Bank (From The Album "Disco Gardens" - 1978)
show ended 22:44
(2006年6月2日金曜、丸の内コットンクラブ=シャラマー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shalamar
2006-111
コメント
聞きたかったです。それにしてもキャロリン・グリフィーのプロフィールは全く知りませんでした。
Full Of Fire のところは、他にI Owe You One, For The Lover In You などとその日によって差し替えるようです。テッペイさんのときは、アイ・オウ・ユー・ワンとかやってませんでしたか。
キャロリンのプロフィールは、僕もまったく知らなかったのですが、ステージでその旨ハワードが紹介していて知りました。
Lover In Youもなかったですね。
Setlistありがとうございます!!
私も6月2日の2ndを観てました。Full of Fireいい曲ですね。
ライブ後に、この曲が収録されているアルバムを購入したの
ですが、もともとのアルバムでは6:20あるものが、3:36に
カットされていました・・・
ということで、今度はThree For Loveをちゃんと購入しよう
と思います。このALBUMにはThis Is For The Lover In You
も収録されていますが、この曲もライブで聴きたかったです。