【ニーヨ、34分のおひろめ】

保留。

元々シンガー・ソングライターとして音楽業界に入り、ジェイZ、LAリードのサポートでシンガーとしてデビューしたニーヨ(ne-yo)。しばらく前にショーケースで来日していたが、今回は6000円のチケットを販売しての正式な公演。

のはずだったが・・・。(笑) 会場の渋谷オーイーストは超満員。なんと、ニーヨのライヴを告知したとたん、チケットは即完売。すごい人気だ。デビュー・アルバム『イン・マイ・オウン・ワーズ』は、歌物R&Bとしてもなかなかの出来だった。

7時くらいから最初はDJ、それからダンサーのパフォーマンスがあって、いよいよ7時55分ニーヨ登場。「サイン・ミー・アップ」から。歌は、カラオケにあわせて一人で歌う。自分のコーラス部分もカラオケにあるので、マイクを離しても、ニーヨの声が聴こえてくるから、口パクじゃないかとも思ってしまう。主旋律は歌ってるんだが。2曲歌ってから、「僕はソングライターで・・・」といって他のシンガーに書いた曲をさらっとメドレーで歌う。なるほど。そして、まだ30分も経たないうちに最大のヒット「ソー・シック」が登場。立ち込める暗雲。「あれ? これってアンコールあたりにくるんじゃないの?」 

と思ったら、「本日の公演はこれにて終了・・・」のアナウンス。タオル投げを含めてまだ30分経ってない。うっそ〜〜。かなり待たされ、客電もついたが、拍手にうながされニーヨ再登場。「今日、誕生日の人はいるかな?」 客席から大勢が手を挙げる。おおっ、みんな今日、誕生日かよ。(笑) 「ハッピー・バースデイ」を軽く1分ほど、アカペラで歌って、おしまい。以上、34分。短かっ。6000円を34分で割りますと、1分あたり176円也。120分のショーですと、21000円を超えます。まあ、だから前座のDJ、ダンスパフォーマンスをいれたわけですが。

実質6曲、アルバムには14曲入ってるから、まだもう少し歌えたはず。まあ、ショーケースという位置付けならまだしも。やはり、バンドで60分くらい見ないことには、ライヴ・パフォーマーとしての判断は、保留ですね、次回まで。

Setlist

show started 19:55
01. Intro
02. Sign Me Up
03. When You’re Mad
04. Writers Break Medley: Let Me Love You -- Feel So Good -- Back Like That
05. Mirror
06. Stay
07. Sexy Love
08. So Sick
Enc. Happy Birthday
show ended 20:29

(2006年6月7日水曜、渋谷オーイースト=ニーヨ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Ne-Yo
2006-115

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