【ブラック・アイド・ピーズ】

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今回で4回目の来日となるブラック・アイド・ピーズは、まさに旬の勢いが爆発している。いくつか気づいたことを簡単に。

ファギーは「シャット・アップ」で右手にマイクを持ち、片手で前回転をする。5回くらいか。かなりの筋肉質だ。これはすごいな。(笑) 

セットリストの「テーブルス&ソロ」は、二人がテーブルと椅子のようなものをステージに持って、それらをステージの床に叩いて、音をだすもの。『ブリング・ダ・ノイズ』や『ストンプ』を思い出した。彼らもそのあたりのパフォーマンスを見て、アイデアを得たのだろう。ここで、机を叩くスティックを舞台そでのスタッフにワンバウンドで投げるのだが、スタッフからそれが直接投げ返され、彼がキャッチして、また叩きつづける。

ただここでロック風ギターのソロ、サックスのソロなどが演奏されるが、別にバンドの演奏技術で勝負するミュージシャンではないので、これはカットできるだろう。この部分を他のヒット曲に差し替えてもらうともっといい。

いわゆる「ニュー・クラシック・ソウル」に「ヒップ・ホップ」の要素をふんだんにとりいれた音楽性、それがBEPの特徴のように感じた。ファギーひとりが加わることによって、ブラック・アイド・ピーズには「彩り(いろどり)」がついた。

3作目のタイトルは『エレファンク』、「エレファント(象)」をもじったもの。4作目は、『モンキー・ビジネス』。猿だ。では、5作目の動物は何になるのだろうか。ネコ、犬? それとももっと大きく、キリンとかワニとか。

来日は2001年、2004年2月、2005年9月以来。

それにしても、「世の中どうなってしまったんだ、愛はどこへ行った」と歌う「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」は、「21世紀の『ホワッツ・ゴーイング・オン』」になりつつある。まさに永久不滅曲だ。この曲は彼らが2001年12月26日から録音し始めた作品ということで、まさに2001年9月11日のテロでの衝撃を歌にしたものだ。

ジャケットを見ていたら、彼らのツアーの条件の詳細がでていた。4人はファースト・クラスをそれぞれ2席ずつ使うのね。

■ブラック・アイド・ピーズ前前回のライヴ記事

2004/02/12 (Thu)
Black Eyed Peas Live At Ebisu Garden Hall: Love Is There
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040212.html

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