【タミー・チン・ショウケース・ライヴ】

ハイパーヴェンティレイティング。

ジャマイカ出身の23歳の新人シンガー、タミー・チンがプロモーションで来日。西麻布のディスコ、クロスでショーケースを行った。タミーは1983年6月14日ジャマイカ・キングストン生まれ。ショーン・ポールのアルバムなどにゲスト出演して、注目されるようになって、自らの名前でこの8月9日に日本先行でデビュー。アルバムは、『アウト・オブ・メニー...ワン』で、リアーナのようなのりのりのポップなレゲエだ。レゲエの世界では新しいリズムが次々と生まれるが、彼女のサウンドは、レゲトンに続く「ステップス」というそうだ。

メジャー・デビュー・シングルは「ハイパーヴェンティレイティング」。なんと邦題は、「恋はハイ!ハイ!ハイ!」。これは、「興奮して息切れしてしまう状態」を意味するという。

ショーケースでは、DJをバックに6曲ほど歌ったが、このシングルのほかに、「ルーキー・ルーキー」、「1,2,3,4」が印象に残った。いかにも今風で、売れそうだ。「ルーキー・ルーキー」とは、女の子ばっかりをあちこち目移りして、見つづける男の子のことだそうだ。「ルック」が名詞になって、「ルーキー」。ということは、イケメンばっかり狙ってる女の子も「ルーキー・ルーキー」になるんだろうか。

彼女の血筋は、父親が中国系ジャマイカ人、母親がチェロキーと黒人も入ったイギリス系ということで、かなりのマルチナショナルな感じ。とても、エキゾチックで、可愛く、さらに明るく、素直そうな性格で、いい雰囲気だ。使う日本語がしゃれてる。「お寿司くださ〜い」。

■タミー・チン「アウト・オブ・メニー...ワン」 2006年8月9日日本リリース

Setlist

show started 19:26
01. Hyperventilating
02. Be Mine
03. Love
04. Looky Looky
05. 1,2,3,4
06. Hot
show ended 19:50

(2006年7月21日金、西麻布クロス=タミー・チン・ショーケース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Chynn, Tami
2006-141

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