【ドキュメンタリー『プラネット・アース』第二シリーズ10月1日から】
驚嘆。
一度この日記でも書いたNHKの自然ドキュメンタリー『プラネット・アース』。地球を文字通り『惑星・地球』として捉え、その美しさ、おもしろさ、神秘を最高の映像で描いたもの。
Planet Earth": The Great Documentary Programme
【NHKのドキュメンタリー『プラネット・アース』】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_08_10.html
この第2シリーズが10月1日(日)から3週にわたって放送される。今回放送されるのは次の3本。詳細はNHKのウェッブを見ていただこう。
第5集「高山の輝き」 (2006年10月1日・日曜・21時〜21時59分)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061001.html
第6集「果てしない草原」 (2006年10月8日・日曜・21時〜21時59分)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061008.html
第7集「渚 あふれる命」 (2006年10月15日・日曜・21時〜21時59分)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061015.html
これに先立ち、先日、第一シリーズをハイヴィジョンテレビシアター(渋谷)で見て、その後番組プロデューサーの話が聴けるという会があった。ちょうどこの日は、第一シリーズの3回目「洞窟」の回が放送されて、お話しとなった。お話を担当された池尾優さんによると、第一シリーズ4本のうち、この3回目は日本では一番視聴率が悪かった、という。しかし、イギリスでは4本のうちで一番よかったそうで、好みの差がでた。この回はゴキブリなどが多数登場し、映像的にはかなり気持ち悪いところなどもあったためだろうという。
この『プラネット・アース』は、元々2001年に『ブルー・プラネット』というドキュメンタリーを作ったプロデューサーと出会い、話が始まったという。この『ブルー・プラネット』はNHKでも放送されたが、その後これの映画版となる『ディープ・ブルー』も制作され話題を集めた。そこでその次のプロジェクトとして『プラネット・アース』の企画が持ち上がった。
では一緒に作りましょうということになったが、その時、NHK側からはこんな条件を出した。映像をハイヴィジョンで撮影したい、ということ、もう一点はこれまでに撮影されたことがないような映像を撮りたい、ということだった。それからのべ2000日の撮影期間を経て制作されたのが、『プラネット・アース』だ。
ここでは第二シリーズの予告編なども上映された。どれも興味深いものだったが、ヒマラヤの3000メートル以上の地域にしか住まないユキヒョウの狩りを撮影したところなど圧巻だ。8週間キャンプして、撮影できたのはほんの一瞬(1分か1分半くらい)だけのことだった、という。
今回の番組では、NHKの最新技術が惜しげもなく使われているそうだ。例えば、防振装置付きのカメラ。通常ヘリコプターからの撮影の時には出きるだけ低空に来て撮影するが、そうするとヘリの音に動物が逃げてしまったりする。ところが高度数百メートルのあたりから、超望遠で撮影すれば問題ない。しかし、これまでのカメラだとそれだけ遠いと映像が大幅にぶれてしまいとても、見るに耐えないものになってしまう。ところが最新の防振装置を使うと、そうしたぶれがなくなって綺麗な映像が撮影できた、というのだ。なるほど、上空からの映像はほんとになめらかで見やすく美しい。
最後に質疑応答があり、この「洞窟」の回に映し出される映像について、ちょっと質問してみた。この中でダイバーが次々と400メートルの洞窟の中にスカイダイヴィングするシーンがある。(番組宣伝の映像などでも映し出されていた) 「この(400メートル)下に飛んでいった人たちは、帰りはどうしたんですか」 なんと答えは、ロープで這い上がってきた、とのこと。へえ、あの高さ、また昇ってきたんだ。驚いた。
1日からの圧巻の映像がオンパレードの本編オンエアが楽しみだ。
ENT>TV>DOCUMENTARY>Planet Earth
驚嘆。
一度この日記でも書いたNHKの自然ドキュメンタリー『プラネット・アース』。地球を文字通り『惑星・地球』として捉え、その美しさ、おもしろさ、神秘を最高の映像で描いたもの。
Planet Earth": The Great Documentary Programme
【NHKのドキュメンタリー『プラネット・アース』】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_08_10.html
この第2シリーズが10月1日(日)から3週にわたって放送される。今回放送されるのは次の3本。詳細はNHKのウェッブを見ていただこう。
第5集「高山の輝き」 (2006年10月1日・日曜・21時〜21時59分)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061001.html
第6集「果てしない草原」 (2006年10月8日・日曜・21時〜21時59分)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061008.html
第7集「渚 あふれる命」 (2006年10月15日・日曜・21時〜21時59分)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061015.html
これに先立ち、先日、第一シリーズをハイヴィジョンテレビシアター(渋谷)で見て、その後番組プロデューサーの話が聴けるという会があった。ちょうどこの日は、第一シリーズの3回目「洞窟」の回が放送されて、お話しとなった。お話を担当された池尾優さんによると、第一シリーズ4本のうち、この3回目は日本では一番視聴率が悪かった、という。しかし、イギリスでは4本のうちで一番よかったそうで、好みの差がでた。この回はゴキブリなどが多数登場し、映像的にはかなり気持ち悪いところなどもあったためだろうという。
この『プラネット・アース』は、元々2001年に『ブルー・プラネット』というドキュメンタリーを作ったプロデューサーと出会い、話が始まったという。この『ブルー・プラネット』はNHKでも放送されたが、その後これの映画版となる『ディープ・ブルー』も制作され話題を集めた。そこでその次のプロジェクトとして『プラネット・アース』の企画が持ち上がった。
では一緒に作りましょうということになったが、その時、NHK側からはこんな条件を出した。映像をハイヴィジョンで撮影したい、ということ、もう一点はこれまでに撮影されたことがないような映像を撮りたい、ということだった。それからのべ2000日の撮影期間を経て制作されたのが、『プラネット・アース』だ。
ここでは第二シリーズの予告編なども上映された。どれも興味深いものだったが、ヒマラヤの3000メートル以上の地域にしか住まないユキヒョウの狩りを撮影したところなど圧巻だ。8週間キャンプして、撮影できたのはほんの一瞬(1分か1分半くらい)だけのことだった、という。
今回の番組では、NHKの最新技術が惜しげもなく使われているそうだ。例えば、防振装置付きのカメラ。通常ヘリコプターからの撮影の時には出きるだけ低空に来て撮影するが、そうするとヘリの音に動物が逃げてしまったりする。ところが高度数百メートルのあたりから、超望遠で撮影すれば問題ない。しかし、これまでのカメラだとそれだけ遠いと映像が大幅にぶれてしまいとても、見るに耐えないものになってしまう。ところが最新の防振装置を使うと、そうしたぶれがなくなって綺麗な映像が撮影できた、というのだ。なるほど、上空からの映像はほんとになめらかで見やすく美しい。
最後に質疑応答があり、この「洞窟」の回に映し出される映像について、ちょっと質問してみた。この中でダイバーが次々と400メートルの洞窟の中にスカイダイヴィングするシーンがある。(番組宣伝の映像などでも映し出されていた) 「この(400メートル)下に飛んでいった人たちは、帰りはどうしたんですか」 なんと答えは、ロープで這い上がってきた、とのこと。へえ、あの高さ、また昇ってきたんだ。驚いた。
1日からの圧巻の映像がオンパレードの本編オンエアが楽しみだ。
ENT>TV>DOCUMENTARY>Planet Earth
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