【間断なきグルーヴ、ルーツ・ライヴ】
間断。
フィラデルフィアから登場したリアル・ミュージシャンたちによるリアル・ミュージック、ザ・ルーツのライヴ。リーダーのクエスト・ラヴによると、97年に初めて来日して、99年以降は毎年来ている、という。97、99、00〜06という感じか。実際は2006年はもう終わっているので、2007年になってしまったが、9回目くらいの来日になる。
彼らのライヴはいつもそうだが、ショウが始まってから終わるまで、すべての曲がノンストップで続く。この90分のグルーヴの連続は圧巻だ。ミディアム、アップ、若干のゆったりスロー系。ドラム・ソロのブレイクくらいしか、音が途切れることがない。ワシントンDCのノンストップで繰り広げられる「ゴー・ゴー・サウンド」のライヴのようだ。
僕の持論に「ドラマーがいいバンドは、いいバンド」というのがある。ザ・ルーツは、まさにそれを証明する典型的なドラムス主導のバンドだ。ドラムスは、もちろん大きなアフロヘアーがトレードマークのクエスト・ラヴ(アミール・カリブ・トンプソン)。この乾いた音で、しかもグルーヴたっぷりのドラムスの音はたまらない。彼はライヴ中も、スネアの音などを微妙に調整しているという。相当なこだわりなのだろう。
ただ個人的にはラップが入るところなど(ラップの内容がわからないので、ついていけない=苦笑)、若干、曲が一本調子になるところなど、ちょっと集中が切れるところはあるが、それはこちらの問題。
ライヴにソイソウルのズーコたちが来ていた。ズーコとアミールは、仲良し友達。一緒に楽屋に行こうと誘われたので超混み混みの楽屋に潜入。ギター担当に「最後の『アイ・キャン・アンダースタンド・イット』は、なんでまた?」と尋ねた。これはボビー・ウーマックが書いて、ボビーも録音しているが、ニューバースというグループも70年代初期にヒットさせている作品。「今までずっとリハとかでよくやっていたんだ。で、いい感じだったので、じゃあみんなに聴かせようかってことになって、おとといから演奏し始めている。もちろん、ボビーのもニューバースのも聴いてるよ」
クエスト・ラヴがレコード・コレクターだと聞いていたので、レコードたくさんあるんでしょう、とふると「ここから、あそこまで(と廊下のむこうを指す)くらいまであるよ。ライブラリーにしている」と返って来た。整理は、アーティストのアルファベット順? 「いや、ジャンルで分けてるんだ。70年代ジャズ、60年代ジャズとか、70年代ソウルとか・・・。(アルバム)1枚ごとにファイリングしている。この整理のために、4人の人間がかかってるよ」 へええ、4人がレコードの整理かい。さすが、すごい。
Setlist : The Roots @ O-East, Shibuya, 1/15/2007
show started 19:02
01. Game Theory
02. Star
03. Proceed
04. Long Time
05. Don’t Say Nothing’
06. In The Music
07. Don’t Feel Right
08. Stay Cool
09. Mellow My Man - (Bass solo) (A riff of "Rapper’s Delight")
10. Love Of My Life
11. Mal 101 (Medley): Nas, Apache, Made U Look, Lost One, Just A Friend, That’s That Shit, Kweli
12. Double Trouble - (Drum solo)
13. You Got Me - (Guitar solo) (A riff of "Immigrant Song")
14. Next Movement
Enc. Web
Enc. Seed/I Can Understand It
show ended 20:48
(2007年1月15日月曜、渋谷オーイースト=ザ・ルーツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Roots
2007-8
間断。
フィラデルフィアから登場したリアル・ミュージシャンたちによるリアル・ミュージック、ザ・ルーツのライヴ。リーダーのクエスト・ラヴによると、97年に初めて来日して、99年以降は毎年来ている、という。97、99、00〜06という感じか。実際は2006年はもう終わっているので、2007年になってしまったが、9回目くらいの来日になる。
彼らのライヴはいつもそうだが、ショウが始まってから終わるまで、すべての曲がノンストップで続く。この90分のグルーヴの連続は圧巻だ。ミディアム、アップ、若干のゆったりスロー系。ドラム・ソロのブレイクくらいしか、音が途切れることがない。ワシントンDCのノンストップで繰り広げられる「ゴー・ゴー・サウンド」のライヴのようだ。
僕の持論に「ドラマーがいいバンドは、いいバンド」というのがある。ザ・ルーツは、まさにそれを証明する典型的なドラムス主導のバンドだ。ドラムスは、もちろん大きなアフロヘアーがトレードマークのクエスト・ラヴ(アミール・カリブ・トンプソン)。この乾いた音で、しかもグルーヴたっぷりのドラムスの音はたまらない。彼はライヴ中も、スネアの音などを微妙に調整しているという。相当なこだわりなのだろう。
ただ個人的にはラップが入るところなど(ラップの内容がわからないので、ついていけない=苦笑)、若干、曲が一本調子になるところなど、ちょっと集中が切れるところはあるが、それはこちらの問題。
ライヴにソイソウルのズーコたちが来ていた。ズーコとアミールは、仲良し友達。一緒に楽屋に行こうと誘われたので超混み混みの楽屋に潜入。ギター担当に「最後の『アイ・キャン・アンダースタンド・イット』は、なんでまた?」と尋ねた。これはボビー・ウーマックが書いて、ボビーも録音しているが、ニューバースというグループも70年代初期にヒットさせている作品。「今までずっとリハとかでよくやっていたんだ。で、いい感じだったので、じゃあみんなに聴かせようかってことになって、おとといから演奏し始めている。もちろん、ボビーのもニューバースのも聴いてるよ」
クエスト・ラヴがレコード・コレクターだと聞いていたので、レコードたくさんあるんでしょう、とふると「ここから、あそこまで(と廊下のむこうを指す)くらいまであるよ。ライブラリーにしている」と返って来た。整理は、アーティストのアルファベット順? 「いや、ジャンルで分けてるんだ。70年代ジャズ、60年代ジャズとか、70年代ソウルとか・・・。(アルバム)1枚ごとにファイリングしている。この整理のために、4人の人間がかかってるよ」 へええ、4人がレコードの整理かい。さすが、すごい。
Setlist : The Roots @ O-East, Shibuya, 1/15/2007
show started 19:02
01. Game Theory
02. Star
03. Proceed
04. Long Time
05. Don’t Say Nothing’
06. In The Music
07. Don’t Feel Right
08. Stay Cool
09. Mellow My Man - (Bass solo) (A riff of "Rapper’s Delight")
10. Love Of My Life
11. Mal 101 (Medley): Nas, Apache, Made U Look, Lost One, Just A Friend, That’s That Shit, Kweli
12. Double Trouble - (Drum solo)
13. You Got Me - (Guitar solo) (A riff of "Immigrant Song")
14. Next Movement
Enc. Web
Enc. Seed/I Can Understand It
show ended 20:48
(2007年1月15日月曜、渋谷オーイースト=ザ・ルーツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The Roots
2007-8
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