(2008年6月28日付け日記から続く)

【ナタリー・コールC型肝炎を明かす】

キャンセル。

ナタリー・コールが去る2008年7月9日、カリフォルニアで行われる予定だったコンサートをキャンセル、7月16日にパブリシスト(広報担当)が、ナタリーがC型肝炎にかかり、治療中であることを発表した。

C型肝炎は、輸血もしくは、注射針などから感染すると言われ、以前ナタリーが薬物中毒だったころの注射器使用が感染原因ではないかと推測されている。

「私は幸運なことに過去から多くのことを学べています。家族や友人からの多くの愛とサポートを得られていて、幸せです。この苦難に自身の信念を持って、立ち向かっていきます」と彼女はコメントを発表している。

ロスアンジェルスのシーダース・サイナイ病院の担当医グラハム・ウールフ医師は、「投薬治療が効いており、現在肝炎の症状は薄くなっている。このため、治癒に向かう可能性が高い」と述べている。またその投薬治療の副作用として、倦怠感、筋肉の痛み、脱水症状などがあったが、現在は回復している、という。この薬の副作用では、個人差はあるが一般的に、躁鬱になったり、食欲がなくなったり、気力もなくなる。

ナタリーは、ダイエットでウェストが約10センチほど細くなったとしている。

7月9日のライヴではウイントン・マルサリスとともにライヴを見せる予定だったが、ナタリー・キャンセルで彼女の代わりに、ウィリー・ネルソンが舞台に立った。

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■ ナタリー関連記事

June 28, 2008
Natalie Cole (Part 1) : Show Must Go On : Her Final Soul Searchin’
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_06_28.html

ナタリー・コールが6月末に東京ブルーノートにやってきたとき、火曜、木曜、金曜、土曜と4日間のセカンド・ステージを体調不良のためにキャンセルした。(水曜日はもともと休息日) これは前代未聞のことで、当日会場はちょっとした混乱となった。ステージが始まる前に、「最近の怪我のために車椅子で歌います」というアナウンスがあったが、この原因は最近彼女がかかったC型肝炎のためということになる。C型肝炎では治療中、倦怠感、また筋肉の痛みなどもあり、また気力が充実しないなどの影響がでる。C型肝炎は、肝硬変、肝がんに発展する可能性が高いので、予断は許さない。

はやく治療が効を奏し、直って、一線に戻ってきて欲しいところだ。

ENT>MUSIC>ARTIST>Cole, Natalie

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