◎雅ライヴ~魂(ソウル)とグルーヴのギタリスト
2012年8月29日 音楽◎雅ライヴ~魂(ソウル)とグルーヴのギタリスト
【Miyavi Live】
魂。
ひょんなことから知り合ったギタリスト、雅―Miyavi―のフルコンサート。鶯谷のキネマ倶楽部という会場に初めて行った。なんか不思議な空間。昭和風のライヴハウスというか、昔ながらのキャバレーというか。ロック・ファンには彼はかつてヴィジュアル系バンドの一員だったことは知られているそうだ。2002年からソロ活動を開始。
さて、キネマ倶楽部で行なわれたライヴは、雅(ギターとヴォーカル)とドラムスのボボ(Bobo)の二人だけがオンステージ。
そしてその二人だけで炸裂する音は爆音でハイエナジーで、超強力。二人だけでこの音圧は本当にすごい。完璧に圧倒された。
アップテンポで超満員の観客は1曲目から上下にジャンプ・ジャンプ。シンプルなリフの繰り返しが多いので、どんどんとそのサウンドの中に陶酔していく。
スラップ(チョッパー、叩きつけて弾く奏法)でプレイするギターから醸し出される音は、まるでベースのような、そしてパーカッションのようなリズム感溢れるもので、実にグルーヴがある。ロックのギタリストというよりファンク・グルーヴのギタリストという感触を持った。
そして何より彼の強烈なカリスマ性を見ていると、音楽が宗教にも政治にもなれるような気さえしてきた。
ロックなのだが、魂(ソウル)のロック・ギタリスト。客席からは「ミヤビ~~」の掛け声。このボボという名のドラマーのハイエナジーっぷりがすごい。まるでクラブ・ミュージックを叩くように生で叩き、その時空間を制圧する。ステージにはマイクが何本か立てかけられ、雅は好きなマイクでしゃべったり、歌ったり、ラップをしたりする。
この雅のパフォーマンスには陶酔性、麻薬性がある。クラブでどんどん同じリズムに中毒になって踊り続けるようなあんな感覚だ。
きっと僕が彼のギターを楽しめたのは彼のギターの中にファンクの要素がセンスよくちりばめられていたからだと思う。
MCで言う。「(いろんなやなこと)吐き出しちまえ!。響いているか、ボボの心の叫び???」
ときに踊り、ポーズを決めるその姿は、マイケル・ジャクソンのシルエットを見るようだった。こんなギタリストは見たことがない。
すでに世界に少しずつでているようだが、雅はもっとどんどん世界に出て行くといい。世界を自分のマーケットにできる稀有な存在だ。間違いない。彼なら、ボボと二人で全米のライヴハウスをロックできる。世界を主戦場にするといい。
一昔前だったら、リヴィング・カラーとか、最近のブッツィー・コリンズあたりに彼のライヴを見せてみたい。
そして、根っこの部分でマイケルと通じる部分があるような気がした。
最新作 Day 1 on Youtube
http://youtu.be/SHhXxlLQH34
雅―miyavi-
最新作『Day 1』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005G66WJ6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ メンバー
雅―Miyavi- (ギター、ヴォーカル)
Bobo (ドラムス)
■ セットリスト
show started 19:01
01.What’s My Name?
02.Universe
03.Survive
04.No No No
05.Chase
06.Ossann Ossann
07.Chillin Chillin
08.Yeah (ex. A-Ha)
09.Shelter
10.Ganryu Island
11.Moon
12.Gravity
13.Strong
14.Day 1
15.Futuristic Love
Enc. Futuristic Love Again
Enc. We Love You
Enc.
Enc. R U Ready To Rock?
Show ended 21:04
(2012年7月21日土曜、鶯谷東京キネマ倶楽部、雅-miyavi- ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Miyavi
2012-
【Miyavi Live】
魂。
ひょんなことから知り合ったギタリスト、雅―Miyavi―のフルコンサート。鶯谷のキネマ倶楽部という会場に初めて行った。なんか不思議な空間。昭和風のライヴハウスというか、昔ながらのキャバレーというか。ロック・ファンには彼はかつてヴィジュアル系バンドの一員だったことは知られているそうだ。2002年からソロ活動を開始。
さて、キネマ倶楽部で行なわれたライヴは、雅(ギターとヴォーカル)とドラムスのボボ(Bobo)の二人だけがオンステージ。
そしてその二人だけで炸裂する音は爆音でハイエナジーで、超強力。二人だけでこの音圧は本当にすごい。完璧に圧倒された。
アップテンポで超満員の観客は1曲目から上下にジャンプ・ジャンプ。シンプルなリフの繰り返しが多いので、どんどんとそのサウンドの中に陶酔していく。
スラップ(チョッパー、叩きつけて弾く奏法)でプレイするギターから醸し出される音は、まるでベースのような、そしてパーカッションのようなリズム感溢れるもので、実にグルーヴがある。ロックのギタリストというよりファンク・グルーヴのギタリストという感触を持った。
そして何より彼の強烈なカリスマ性を見ていると、音楽が宗教にも政治にもなれるような気さえしてきた。
ロックなのだが、魂(ソウル)のロック・ギタリスト。客席からは「ミヤビ~~」の掛け声。このボボという名のドラマーのハイエナジーっぷりがすごい。まるでクラブ・ミュージックを叩くように生で叩き、その時空間を制圧する。ステージにはマイクが何本か立てかけられ、雅は好きなマイクでしゃべったり、歌ったり、ラップをしたりする。
この雅のパフォーマンスには陶酔性、麻薬性がある。クラブでどんどん同じリズムに中毒になって踊り続けるようなあんな感覚だ。
きっと僕が彼のギターを楽しめたのは彼のギターの中にファンクの要素がセンスよくちりばめられていたからだと思う。
MCで言う。「(いろんなやなこと)吐き出しちまえ!。響いているか、ボボの心の叫び???」
ときに踊り、ポーズを決めるその姿は、マイケル・ジャクソンのシルエットを見るようだった。こんなギタリストは見たことがない。
すでに世界に少しずつでているようだが、雅はもっとどんどん世界に出て行くといい。世界を自分のマーケットにできる稀有な存在だ。間違いない。彼なら、ボボと二人で全米のライヴハウスをロックできる。世界を主戦場にするといい。
一昔前だったら、リヴィング・カラーとか、最近のブッツィー・コリンズあたりに彼のライヴを見せてみたい。
そして、根っこの部分でマイケルと通じる部分があるような気がした。
最新作 Day 1 on Youtube
http://youtu.be/SHhXxlLQH34
雅―miyavi-
最新作『Day 1』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005G66WJ6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ メンバー
雅―Miyavi- (ギター、ヴォーカル)
Bobo (ドラムス)
■ セットリスト
show started 19:01
01.What’s My Name?
02.Universe
03.Survive
04.No No No
05.Chase
06.Ossann Ossann
07.Chillin Chillin
08.Yeah (ex. A-Ha)
09.Shelter
10.Ganryu Island
11.Moon
12.Gravity
13.Strong
14.Day 1
15.Futuristic Love
Enc. Futuristic Love Again
Enc. We Love You
Enc.
Enc. R U Ready To Rock?
Show ended 21:04
(2012年7月21日土曜、鶯谷東京キネマ倶楽部、雅-miyavi- ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Miyavi
2012-
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