【Michael Jackson Books (Part 13)】

推薦。

パート12からかなり時間が空いてしまったが、マイケル・ジャクソン本が依然次々とリリースされている。ちょっと紹介が遅れたが、西寺郷太さんの『マイケル・ジャクソン』(講談社現代新書)と、5月にリリースされるマイケルの写真集をご紹介。どちらも、お勧め。

講談社新書は、もちろん、郷太さんの『マイケル・ジャクソンの教科書』に続く作品。新書には、独特の新書ファンというのがいるそうで、「教科書」の読者とは違った読者を想定して書いたという。とはいうものの、多くのマイケル・ファンも、「教科書」の続編ということで読む。そのために、郷太さんはできるだけダブらないようにしたが、基本的な情報(バイオ的な部分)などは、重なっている。(「第一章、二章=ジャクソン兄弟物語、260ページ中96ページまで)特に、郷太さんは2度の裁判のことを、細心の注意を払って、事実を確かめつつ、執筆している。サブタイトルの「なぜマイケルは誤解されたか」がついたのも、そうした部分に焦点を与えるためのものだ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062880458/soulsearchinho-22/ref=nosim/

お勧め度=★★★★★ (日本語で読むマイケル物語としては一番読みやすい)

お勧め度を5段階で評価。
★★★★★=お勧め。大変よい。
★★★★=買って損なし。お勧め。 
★★★=まあまあ。値段による。
★★=う~~ん、微妙。 
★=マイケルものを全部集める人だけ買えばよろしい。
☆=おまけ

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もう一冊は、マイケル・ジャクソンの写真集。これは、1971年にマイケルと知り合った黒人写真家トッド・グレイが専属カメラマンとなった1979年から1983年ころまでに撮影した写真を中心に、編纂したもの。なかなかいい写真が収められている。なにより、マイケルが一番「いい顔」をしている時代の写真集だ。『オフ・ザ・ウォール』から『スリラー』までの時期のマイケルの顔は、ファンの間でも一番人気が高い。

トッドは専属写真家だけに、常にマイケルの間近にいて写真を撮る。ステージの上さえのって写真を撮る。やはり、望遠で撮るのと、間近で撮るのでは、写真のクオリティーが違う。

なお、この写真集には、版型の大きなハードカヴァーと、少し小さめのソフトカヴァーの廉価版がある。また、本書には簡単な解説を書かせていただいた。

『ヤング・マイケル・ジャクソン写真集1974ー1984』(ハードカヴァー)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860203011/soulsearchinho-22/ref=nosim/

『ヤング・マイケル・ジャクソン写真集1974ー1984』(ソフトカヴァー)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860203127/soulsearchinho-22/ref=nosim/

お勧め度=★★★★ (写真集の中では、一番いい時期のものが集められている)

お勧め度を5段階で評価。
★★★★★=お勧め。大変よい。
★★★★=買って損なし。お勧め。 
★★★=まあまあ。値段による。
★★=う~~ん、微妙。 
★=マイケルものを全部集める人だけ買えばよろしい。
☆=おまけ

(お知らせ) 今日(2010年4月25日)の『ソウル・ブレンズ』(インターFM東京地区76.1mhz 午後1時~3時)では、2時間にわたって、マイケル・ジャクソンとマドンナの作品を特集します。関東地区の方は、ラジコ経由でインターネットでも聴けます。リクエストなどもどうぞBmarvin@interfm.jp まで。
ラジコ。インターネットで聴けます。http://radiko.jp/

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