△永井博氏個展@ビームス・ギャラリー

【Nagai Hiroshi Exhibition @ Beams Gallery】

個展。

ソウルフルなイラストで知られるイラストレーター、永井博さんの個展が2010年5月18日まで新宿ビームスの6階、ビームス・ギャラリーで約4週間行われた。オープニング・レセプションのご案内をいただいていたが、なかなか時間が取れず、結局、最終日の18日におうかがいした。

永井画伯はほぼ毎日顔をだされていたそうで、僕が到着したときも、お客さんの相手をされていた。かなり久しぶりにお会いするが、元気そう。40数点、額装され展示されている。永井さんのイラストで一番有名なのは、大瀧詠一さんのアルバム『ロング・ヴァケーション』のジャケットだろう。他に、ビクターがシリーズで出した『ブリーズ』というコンピのジャケットもずっと永井さんだった。

ロング・ヴァケーション 大瀧詠一

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海、リゾート、青、そして、黒人、といったものが、基本的なテーマで、そうしたものを独特の筆致で描く。

ブリーズ・シリーズ

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僕は、CDジャケットなどで永井さんの作品は見ていたが、本物を見るのは初めて。至近距離でじっくり見ると、本物のリアル感というのはやはりすごい。展覧会が写真やテレビ、ブックレットだけではすべてを伝えられない、ということを実感する。

ルー・カートン、オーティス・レディング、イントゥルーダーズ、ドラマティックス、マイケル・ジャクソンなどさまざまなブラック・アーティストの絵がところ狭しと飾られている。

じっくり拝見しつつ、永井さんと積もる話を立ち話で。永井さんも、レコード・コレクター、それもソウル、R&B系のものをかなり集めていることで知られているが、そんなレコード話がひとしきり。実におもしろい。

ということで、自分へのお土産に、ギャラリーにあった永井さんのイラスト集を買った。なんと最後の一冊だった。(ただしアマゾンなどではまだ買えます)

買ったのはこれ↓

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