◎クリス・デイヴ~実験的ライヴ

【Chris Dave: Experimental Live】

実験的。

モス・デフ、エリカ・バドゥー、ミッシェル・ウンデゲオチェロなどとのセッションなどを通じ、主としてイーストコーストで活躍しているドラマー、クリス・デイヴ。また、ロバート・グラスパーとの来日でも注目されたその彼がベース奏者とサックス奏者を伴った3人で自己名義のライヴ。観客は圧倒的に若い人、普段クラブなどに行っているような人たちだった。ストレート・アヘッドなジャズという感じだった。

事前のセットリストはなく、ステージ上でそれぞれ頻繁に打ち合わせをしながら、ほとんどアドリブで曲を進めていくフリー・ジャズ風。しかし、噂にたがわずドラムはめちゃくちゃうまい。

ベース奏者は、帽子をかぶった姿がちょっと昔のマーヴィン・ゲイ風。それぞれのソロ時間がかなり長く、ソロを取っている間、残る2人が耳打ちしながら、次どうしようか、などと打ち合わせをしている。たぶん、ほとんどアドリブ、ジャムなので曲名などもないのだろう。

ただ、本編最後で、『セックス&ザ・シティー2』のテーマ(「ラプチャー」)と、エリカ・バドゥーの「ウインド・シート」をマッシュアップしていた。

■ メンバー

クリス.・デイヴ / Chris Dave(Drums)
ケビー・ウィリアムズ / Kebbi Williams(Saxophone)
サンダーキャット / Thundercat(Bass/Background Vocals)

■ セットリスト
Chris Dave @ Billboard Live

show started 21:32
01. (jam)
02. (jam)
03. (jam)
04. Rapture – Wind Seat (mashup)
Enc.
Show ended 22:51

(2010年8月30日月曜、ビルボードライブ東京=クリス・デイヴ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Dave, Chris

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