◎ラスカルズ初来日ライヴ

【Rascals First Gig In Tokyo】

初来日。

1960年代にいわゆる「ブルー・アイド・ソウル」のグループとして数々のヒットを放ったラスカルズ。その中心的人物フェリックス・キャヴァリエが率いるラスカルズが初来日、ライヴを行った。

主なヒットが60年代だけあって、さすがに年季の入ったポップス・ファンが集まった感じがしたが、圧倒的に当時をリアル・タイムで聞いた人が少ないせいか、満員とはなっていない。

ドラムス、ギター、ベースにコーラス、そして、キーボードとヴォーカルでキャヴァリエ。コーラスの女性はフェリックスの娘さんだ。

フェリックスの声は予想外によく出ていて、バンドもこれならぜんぜん問題ない。次々出てくるヒット曲は、当時ラスカルズになじんだファンなら涙物。サウンドがオルガンを使うこともあって、60年代っぽい。なんか、昔のモノクロテレビに映る60年代のグループサウンズのようで味がある。あちこちに、今のヒット曲をちょこちょこちりばめるあたりが、サーヴィス精神旺盛のところ。

やはり、「グルーヴィン」「ピープル・ガット・トゥ・ビー・フリー」などは、かなり盛り上がる。

→9月4日(土)まで東京ブルーノートで

■ ベストアルバム

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000331T/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ メンバー

フェリックス・キャヴァリエ(ヴォーカル、キーボード)Felix Cavaliere(vo,key)
アリア・キャヴァリエ(ヴォーカル)Aria Cavaliere(vo)
スティーブン・マンディル(ギター)Stephan Mandile(g)
ジョン・ハワード(ベース)John Howard(b)
チャールズ・タイリー(ドラムス)Charles Tilley(ds)

■ セットリスト

show started 19:02
01. Lonely Too Long
02. In The Midnight Hour (including a riff of “Thank You”, “Billie Jean”)
03. A Beautiful Morning
04. Love Is A Beautiful Thing
05. Groovin’
06. A Girl Like You (including a riff of “My Girl”, “Just My Imagination”)
07. I Ain’t Gonna Eat Out My Heart Anymore
08. Mustang Sally
09. How Can I Be Sure
10. I Can’t Stand It
11. People Got To Be Free (including a riff of “Love Train”)
Enc. Good Lovin’ ~ La Bambada ~ Hang On ~ Whole Lotta Love ~ Purple Haze ~ What’s Going On ~ Good Lovin’
Show ended 20:16

(2010年9月9日木曜、ブルーノート東京=フェリックス・キャヴァリエズ・ラスカルズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE> Felix Cavaliere’s Rascals


コメント