◎ マサ・コハマ・スペシャル パート6~ますます多様性見せるギタリスト
2011年12月31日 音楽◎マサ・コハマ・スペシャル パート6~ますます多様性見せるギタリスト
【Masa Kohama Special Vol.6】
多様性。
スーパー・ギタリスト、マサ・コハマ、そのスペシャル第6弾。すっかりライヴハウス「ブルース・アレイ」の名物ライヴになり、今年だけで5回目になる。ほぼ2ヶ月に1度の割りで行われている感じだ。この日も満席、立ち見が出た。
ちょうどマサがステージに行くときに、僕をみつけてくれ、「はい、これ」といってセットリストを渡してくれた。しかも、右上に「吉岡さん用」と書かれているではないか。嬉しいねえ。これは。(笑) ありがとうございます!
さて、「マサ・コハマ・スペシャル」は毎回いくつか曲を入れ替えるが、今回の衝撃は、いきなり、オープニングの「サティスファクション」だった。ローリング・ストーンズ楽曲を、ここではプリンス風で。たとえば、次回はオーティス・レディング風のも聴いてみたい。さらに、デフ・レパードの「フォトグラフ」、ミスター・ミスターの「ブロークン・ウィングス」、ゲス・フーの「アメリカン・ウーマン」(アイク・生沢さんゲストヴォーカル)などのロック曲が目立った。そして、超意外な石田あゆみの「ブルーライト横浜」。
アイクさんは、日本のロック業界を代表するようなロック・シンガーで、B’z(ビーズ)などの作品で歌声を聞かせている。「アメリカン・ウーマン」、生で聴いたことなかったので、嬉しかったですねえ。ハスキーな声が超強力。日本のロック界の至宝かもしれない。(なんとタイミングよくブルーノートでライヴがあることが発表された。詳細下記に)
マサ・コハマは僕からすると、ソウル、R&B、フュージョン的なギタリストとして捉えているのだが、それはこっちの勝手な妄想で、本人はロックでも、きっとカントリーでも、歌謡曲でもなんでもできる。彼みたいなスタイルをヴァーサタイル(多様性のある)なアーティストという。前にもどこかで書いたが、ある程度レヴェルを越えたアーティストは、ギタリストにしろ、キーボード奏者にしろ、みんなどのようなジャンルでも出来る。ただその中で得意というか、一番自分にフィットするジャンルがある、そんな感じだと思う。
今回一番驚いたのは、「ブルーライト横浜」。いま、ピンク・マルティーニ&由紀さおり(オリジナルは1969年いしだあゆみのヒット)で全米で大きな話題になっているが、この「昭和歌謡」をソウル調というか、ポップ調インストにアレンジしたが、これはマサ・コハマの今年一番のアイデア賞だと思った。彼のライヴでは、「マイケル・ジャクソン・コーナー」が定番で人気だが、この「昭和歌謡コーナー」も今後、人気になりそう。本人は「(前日)この曲を一生懸命ひとりで練習していた自分がかわいかったです」と言い、えらく受けていた。なんかグループ・サウンズっぽい曲もマサ・ギターにあってる感じがした。
個人的には、今回初のクインシー・ジョーンズ/ジェームス・イングラムの「ワンハンドレッド・ウェイズ」なんか、すごくよかった。
マサ・コハマ・スペシャル、すでにいくつか定番曲もできている。TLCの「レッド・ライト・スペシャル」、ジャネット、ロバート・ジョンソン、そして、アンコールのプリンスの「パープル・レイン」。これを聞いてると毎回、「ソウル・サーチン~プリンスの回」では、絶対にこれをやって欲しい。マサ・コハマの「パープル・レイン」を聞いていて、「ソウル・サーチン」でいずれプリンスをやろうと思ったほど。
それにしても、今年の節目である3月12日付けのソウル・サーチン・ブログ(3月11日午後に書いていた。3月12日の0時01分アップロード)は、前日(3月10日)のマサ・コハマのライヴ評。そして、今年の最終日12月31日のソウル・サーチン・ブログがマサ・コハマのライヴ評で締められるなんて、なんという奇遇というか、ご縁なのだろうか。(笑)
+++++
マサ・コハマ、次はケイリブとのライヴ、1月6日(金)中目黒・楽屋(らくや)。1月18日(水)目黒ブルース・アレイで、フィリップ・ウーのニューヨーク・オールスターズなど。(下記参照)
■マサ小浜ウェッブ(スケジュールなど)
http://masakohama.com/
■マサ・コハマ関連記事(一部)
2011年09月18日(日)
マサ小浜スペシャル・パート5
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110918.html
2011年07月09日(土)
マサ小浜スペシャルVol 4
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10946888458.html
2011年06月07日(火)
ユリ・マサ・ライヴ~自由度の高いライヴ:Juju、トータス松本さん飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10915057661.html
2011年03月12日(土)
マサ小浜3回目のライヴ~「レッド・マサ・スペシャル」、アツシ飛び入りも
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10827190545.html
2010年07月09日(金)
マサ小浜、初ソロ・ライヴ~ソウルとファンクとスムース・ジャズと
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10584972682.html
■ マサ・コハマ来月の予定
2012年1月6日(金)
RAKUYA (中目黒) 03-3714-2607
Kaleb’s Barefoot Live
Kaleb James(Pf.Vo) / Chris Hardy(Perc) / Masa Kohama(G) / Mark Tourian(B)
OPEN / 18:00 START / 19:30~
2012年1月7日(土)
ミックス (阿佐ヶ谷) 03-5373-5125
JINOMASARIKU スペシャルライブ
日野賢二(b)マサ小浜(g)平陸(D)
20:00より2セット 入れ替えなし
2012年1月15日(日)
ラ・ドンナ(原宿)03-5775-6775
マイラケイ スペシァルライブ
マイラケイ(vo) マサ小浜(g)チッコソウマ(ds)羽仁知治(key)息才隆浩(b)
スペシャルゲスト:7代目Nasty Girls(Myrah、Sattin、Lisa)
2012年1月18日(水)
ブルース・アレイ (目黒) 03-5740-6041
N.Y. All Stars "Grand Finale" Live !
(Pf/HAMMOND B-3/Fender Rhodes/Synth)Philip Woo (Ds/Vo)Ralph Rolle (Vo)Ty Stevens、Felicia Graham (G)マサ小浜 (B)Cliff Archer
2012年1月19日(木)
ALFIE (六本木)
"Philip Woo(key) and N.Y All Stars"
Ralph Rolle(ds,vo) Felicia"Femix"Graham(vo) Ty Stephens(vo) Kenji"JINO"Hino(eb) Masa Kohama(gt)
2012年1月25日(水)
ミックス (阿佐ヶ谷) 03-5373-5125
JINOMASA スペシャルライブ
日野賢二(b)マサ小浜(g)
20:00より2セット 入れ替えなし
■ アイク生沢ライヴ、ブルーノートで
*YUICHI"AIK"IKUZAWA
featuring JINO with special guest TERUMASA HINO*
*生沢"AIK"佑一
featuring 日野“JINO”賢二 with special guest 日野皓正*
2012 2.26sun.http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/aik/
■メンバー
(G)マサ小浜
(Key/Vo)Kaleb James
(B)日野JINO賢二
(Ds)Jay Stixx
■ セットリスト:マサ・コハマ・スペシャルVol.6
Setlist: Masa Kohama Special Vol.6, December 28, 2011 @ Meguro Blues Alley.
[ ] =indicates original artist or artist who made song famous
Show started 19:45
01.Satisfaction (I Can Get No) [Rolling Stones, Otis Redding]
02.Creepin’ [Stevie Wonder]
03.I Got A Woman [Ray Charles]
04.One Hundred Ways [Quincy Jones/James Ingram]
05.Josie [Steely Dan]
06.Broken Wings [Mr. Mister]
07.American Woman [Guess Who] (+Aik Ikuzawa on guest vocal)
08.Red Light Special [TLC]
Show ended 21:04
Second set
Show started 21:31
01.Last Look [Torcuato Mariano]
02.Photograph [Def Leppard]
03.Gravity [John Mayer]
04.Nothin’ But A Party [George Benson]
05.Blue Light Yokohama [Ishida Ayumi]
06.Human Nature [Michael Jackson]
07.Cross Road [Robert Johnson]
08.Because You Loved Me [Celine Dion]
09.Who’s That Lady [Isley Brothers]
Enc. Between The Sheets [Isley Brothers](+Masa of Spontania)
Enc. Purple Rain [Prince]
Show ended 22:54
(20111228
ENT>LIVE>Masa Kohama
【Masa Kohama Special Vol.6】
多様性。
スーパー・ギタリスト、マサ・コハマ、そのスペシャル第6弾。すっかりライヴハウス「ブルース・アレイ」の名物ライヴになり、今年だけで5回目になる。ほぼ2ヶ月に1度の割りで行われている感じだ。この日も満席、立ち見が出た。
ちょうどマサがステージに行くときに、僕をみつけてくれ、「はい、これ」といってセットリストを渡してくれた。しかも、右上に「吉岡さん用」と書かれているではないか。嬉しいねえ。これは。(笑) ありがとうございます!
さて、「マサ・コハマ・スペシャル」は毎回いくつか曲を入れ替えるが、今回の衝撃は、いきなり、オープニングの「サティスファクション」だった。ローリング・ストーンズ楽曲を、ここではプリンス風で。たとえば、次回はオーティス・レディング風のも聴いてみたい。さらに、デフ・レパードの「フォトグラフ」、ミスター・ミスターの「ブロークン・ウィングス」、ゲス・フーの「アメリカン・ウーマン」(アイク・生沢さんゲストヴォーカル)などのロック曲が目立った。そして、超意外な石田あゆみの「ブルーライト横浜」。
アイクさんは、日本のロック業界を代表するようなロック・シンガーで、B’z(ビーズ)などの作品で歌声を聞かせている。「アメリカン・ウーマン」、生で聴いたことなかったので、嬉しかったですねえ。ハスキーな声が超強力。日本のロック界の至宝かもしれない。(なんとタイミングよくブルーノートでライヴがあることが発表された。詳細下記に)
マサ・コハマは僕からすると、ソウル、R&B、フュージョン的なギタリストとして捉えているのだが、それはこっちの勝手な妄想で、本人はロックでも、きっとカントリーでも、歌謡曲でもなんでもできる。彼みたいなスタイルをヴァーサタイル(多様性のある)なアーティストという。前にもどこかで書いたが、ある程度レヴェルを越えたアーティストは、ギタリストにしろ、キーボード奏者にしろ、みんなどのようなジャンルでも出来る。ただその中で得意というか、一番自分にフィットするジャンルがある、そんな感じだと思う。
今回一番驚いたのは、「ブルーライト横浜」。いま、ピンク・マルティーニ&由紀さおり(オリジナルは1969年いしだあゆみのヒット)で全米で大きな話題になっているが、この「昭和歌謡」をソウル調というか、ポップ調インストにアレンジしたが、これはマサ・コハマの今年一番のアイデア賞だと思った。彼のライヴでは、「マイケル・ジャクソン・コーナー」が定番で人気だが、この「昭和歌謡コーナー」も今後、人気になりそう。本人は「(前日)この曲を一生懸命ひとりで練習していた自分がかわいかったです」と言い、えらく受けていた。なんかグループ・サウンズっぽい曲もマサ・ギターにあってる感じがした。
個人的には、今回初のクインシー・ジョーンズ/ジェームス・イングラムの「ワンハンドレッド・ウェイズ」なんか、すごくよかった。
マサ・コハマ・スペシャル、すでにいくつか定番曲もできている。TLCの「レッド・ライト・スペシャル」、ジャネット、ロバート・ジョンソン、そして、アンコールのプリンスの「パープル・レイン」。これを聞いてると毎回、「ソウル・サーチン~プリンスの回」では、絶対にこれをやって欲しい。マサ・コハマの「パープル・レイン」を聞いていて、「ソウル・サーチン」でいずれプリンスをやろうと思ったほど。
それにしても、今年の節目である3月12日付けのソウル・サーチン・ブログ(3月11日午後に書いていた。3月12日の0時01分アップロード)は、前日(3月10日)のマサ・コハマのライヴ評。そして、今年の最終日12月31日のソウル・サーチン・ブログがマサ・コハマのライヴ評で締められるなんて、なんという奇遇というか、ご縁なのだろうか。(笑)
+++++
マサ・コハマ、次はケイリブとのライヴ、1月6日(金)中目黒・楽屋(らくや)。1月18日(水)目黒ブルース・アレイで、フィリップ・ウーのニューヨーク・オールスターズなど。(下記参照)
■マサ小浜ウェッブ(スケジュールなど)
http://masakohama.com/
■マサ・コハマ関連記事(一部)
2011年09月18日(日)
マサ小浜スペシャル・パート5
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110918.html
2011年07月09日(土)
マサ小浜スペシャルVol 4
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10946888458.html
2011年06月07日(火)
ユリ・マサ・ライヴ~自由度の高いライヴ:Juju、トータス松本さん飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10915057661.html
2011年03月12日(土)
マサ小浜3回目のライヴ~「レッド・マサ・スペシャル」、アツシ飛び入りも
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10827190545.html
2010年07月09日(金)
マサ小浜、初ソロ・ライヴ~ソウルとファンクとスムース・ジャズと
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10584972682.html
■ マサ・コハマ来月の予定
2012年1月6日(金)
RAKUYA (中目黒) 03-3714-2607
Kaleb’s Barefoot Live
Kaleb James(Pf.Vo) / Chris Hardy(Perc) / Masa Kohama(G) / Mark Tourian(B)
OPEN / 18:00 START / 19:30~
2012年1月7日(土)
ミックス (阿佐ヶ谷) 03-5373-5125
JINOMASARIKU スペシャルライブ
日野賢二(b)マサ小浜(g)平陸(D)
20:00より2セット 入れ替えなし
2012年1月15日(日)
ラ・ドンナ(原宿)03-5775-6775
マイラケイ スペシァルライブ
マイラケイ(vo) マサ小浜(g)チッコソウマ(ds)羽仁知治(key)息才隆浩(b)
スペシャルゲスト:7代目Nasty Girls(Myrah、Sattin、Lisa)
2012年1月18日(水)
ブルース・アレイ (目黒) 03-5740-6041
N.Y. All Stars "Grand Finale" Live !
(Pf/HAMMOND B-3/Fender Rhodes/Synth)Philip Woo (Ds/Vo)Ralph Rolle (Vo)Ty Stevens、Felicia Graham (G)マサ小浜 (B)Cliff Archer
2012年1月19日(木)
ALFIE (六本木)
"Philip Woo(key) and N.Y All Stars"
Ralph Rolle(ds,vo) Felicia"Femix"Graham(vo) Ty Stephens(vo) Kenji"JINO"Hino(eb) Masa Kohama(gt)
2012年1月25日(水)
ミックス (阿佐ヶ谷) 03-5373-5125
JINOMASA スペシャルライブ
日野賢二(b)マサ小浜(g)
20:00より2セット 入れ替えなし
■ アイク生沢ライヴ、ブルーノートで
*YUICHI"AIK"IKUZAWA
featuring JINO with special guest TERUMASA HINO*
*生沢"AIK"佑一
featuring 日野“JINO”賢二 with special guest 日野皓正*
2012 2.26sun.http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/aik/
■メンバー
(G)マサ小浜
(Key/Vo)Kaleb James
(B)日野JINO賢二
(Ds)Jay Stixx
■ セットリスト:マサ・コハマ・スペシャルVol.6
Setlist: Masa Kohama Special Vol.6, December 28, 2011 @ Meguro Blues Alley.
[ ] =indicates original artist or artist who made song famous
Show started 19:45
01.Satisfaction (I Can Get No) [Rolling Stones, Otis Redding]
02.Creepin’ [Stevie Wonder]
03.I Got A Woman [Ray Charles]
04.One Hundred Ways [Quincy Jones/James Ingram]
05.Josie [Steely Dan]
06.Broken Wings [Mr. Mister]
07.American Woman [Guess Who] (+Aik Ikuzawa on guest vocal)
08.Red Light Special [TLC]
Show ended 21:04
Second set
Show started 21:31
01.Last Look [Torcuato Mariano]
02.Photograph [Def Leppard]
03.Gravity [John Mayer]
04.Nothin’ But A Party [George Benson]
05.Blue Light Yokohama [Ishida Ayumi]
06.Human Nature [Michael Jackson]
07.Cross Road [Robert Johnson]
08.Because You Loved Me [Celine Dion]
09.Who’s That Lady [Isley Brothers]
Enc. Between The Sheets [Isley Brothers](+Masa of Spontania)
Enc. Purple Rain [Prince]
Show ended 22:54
(20111228
ENT>LIVE>Masa Kohama
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