● ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に
2012年2月16日 音楽●ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に
【Whitney Forever】
追悼。
「このヤング・タレントがホームに戻られた」 クーイーン・オブ・ソウル、アリーサ・フランクリンが、ホイットニー死去の2日後、2012年2月13日、サウス・キャロラリナ州で行われたライヴで、「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」を歌って、追悼した。
これが、また、120パーセント、アリーサ節になっていて、感動物だ。オリジナルのカントリーさはもちろんのこと消え去り、ホイットニーの持ち歌を完璧に、アリーサのものにし、しかも、アリーサの得意ジャンルでもあるゴスペル・タッチに仕上げている。
アリーサのこのヴァージョンは、グラミーのジェニファーのヴァージョンを凌駕するすごさだ。ぜひ、みなさんにごらんいただきたいのでユーチューブをシェアする。
アリーサ・フランクリン、ノースキャロラナイナ州で2012年2月13日のライヴで
http://youtu.be/_05nG_3rOPo
ホイットニーはいくつかの節目でライヴを見せるが、1990年、アリスタ・レコード設立15周年記念イヴェントで、「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」を歌った。下記のヴァージョンが本当に見事なものになっている。
ホイットニーが歌う「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」1990年3月17日、ニューヨーク・レイディオ・シティー・ミュージック・ホールで。アリスタ設立15周年~エイズ・チャリティー、That’s What Friends Are For: Arista Records 15th Anniversary Concertにて。
http://youtu.be/NeiW3Cob0nM
本当にこのホイットニーは、素晴らしい。歌も安定し、声もよく出て、音域も広く、声自体につやもあり、声そのものが輝いている。まさに観客は、声と歌そのものに惚れ込めるのだ。デビュー後10年くらいはどのライヴも本当によく歌えていた。
(訂正、アリスタ25周年と当初書きましたが、ご指摘がありました。15周年に訂正いたします。plus-crabさんありがとうございます)
+++
ホイットニー、葬儀はプライヴェートで
葬儀。
ホイットニーの葬儀は、2012年2月18日、土曜日、地元ニュージャージーのニュー・ホープ・バプティスト・チャーチで行われることになった。ただし、これは「インヴィテーション・オンリー(招待客のみ)」で一般の参列はできない。家族と友人だけで執り行うという。マイケル、ジェームス・ブラウンなどは、いわゆる「パブリック・ヴィューイング」という一般参列を受け入れたが、今回はそれがないようだ。
ニュー・ホープ・バプティスト教会は、ホイットニーが母シシー・ヒューストンに連れられて通っていた、まさにホイットニーのルーツ中のルーツとも言える教会。まだほんの子供だったホイットニーがここでコーラスを歌い、徐々にソロを歌い、ソロを歌ったところ、参列者から拍手喝采をあびて、自身のシンガーとしての未来を夢見た場所だ。まさに、彼女はこの土曜日、その出発点に帰ることになる。
++++
映画『スパークル』、8月全米公開
スパークル。
ホイットニーはすでに今年8月に公開されるブラック・ムーヴィー『スパークル』の撮影などを終えている。これは、1976年、アイリーン・キャラなどが出演してヒットした映画のリメイク。当時のサウンドトラックはカーティス・メイフィールドふぁ担当し、アリーサ・フランクリンが主題歌などを歌った。
今回もホイットニーは、主役ジョーダン・パークスの母親役でキャスティングされており、サウンドトラックでも「セレブレート」という曲とゴスペル曲「ヒズ・アイ・イズ・オン・ザ・スパロー(主は雀を見守り給う)」を歌っている。
この『スパークル』は、ニューヨーク・ハーレムを舞台にしたR&Bグループを巡るストーリー。76年の作品では、シュープリームスのような女性グループをイメージしたストーリーになっていた。
■ホイットニーのベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004U2QT/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ディーヴァ―ホイットニー・ヒューストン物語 (ジェフリー・ボウマン著、吉岡正晴訳)
ひじょうにわかりやすくホイットニーのキャリアを1996年くらいまで描いています。読み易い伝記。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
++++
OBITUARY>Houston, Whitney
ARTIST>Houston, Whitney
【Whitney Forever】
追悼。
「このヤング・タレントがホームに戻られた」 クーイーン・オブ・ソウル、アリーサ・フランクリンが、ホイットニー死去の2日後、2012年2月13日、サウス・キャロラリナ州で行われたライヴで、「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」を歌って、追悼した。
これが、また、120パーセント、アリーサ節になっていて、感動物だ。オリジナルのカントリーさはもちろんのこと消え去り、ホイットニーの持ち歌を完璧に、アリーサのものにし、しかも、アリーサの得意ジャンルでもあるゴスペル・タッチに仕上げている。
アリーサのこのヴァージョンは、グラミーのジェニファーのヴァージョンを凌駕するすごさだ。ぜひ、みなさんにごらんいただきたいのでユーチューブをシェアする。
アリーサ・フランクリン、ノースキャロラナイナ州で2012年2月13日のライヴで
http://youtu.be/_05nG_3rOPo
ホイットニーはいくつかの節目でライヴを見せるが、1990年、アリスタ・レコード設立15周年記念イヴェントで、「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」を歌った。下記のヴァージョンが本当に見事なものになっている。
ホイットニーが歌う「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」1990年3月17日、ニューヨーク・レイディオ・シティー・ミュージック・ホールで。アリスタ設立15周年~エイズ・チャリティー、That’s What Friends Are For: Arista Records 15th Anniversary Concertにて。
http://youtu.be/NeiW3Cob0nM
本当にこのホイットニーは、素晴らしい。歌も安定し、声もよく出て、音域も広く、声自体につやもあり、声そのものが輝いている。まさに観客は、声と歌そのものに惚れ込めるのだ。デビュー後10年くらいはどのライヴも本当によく歌えていた。
(訂正、アリスタ25周年と当初書きましたが、ご指摘がありました。15周年に訂正いたします。plus-crabさんありがとうございます)
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ホイットニー、葬儀はプライヴェートで
葬儀。
ホイットニーの葬儀は、2012年2月18日、土曜日、地元ニュージャージーのニュー・ホープ・バプティスト・チャーチで行われることになった。ただし、これは「インヴィテーション・オンリー(招待客のみ)」で一般の参列はできない。家族と友人だけで執り行うという。マイケル、ジェームス・ブラウンなどは、いわゆる「パブリック・ヴィューイング」という一般参列を受け入れたが、今回はそれがないようだ。
ニュー・ホープ・バプティスト教会は、ホイットニーが母シシー・ヒューストンに連れられて通っていた、まさにホイットニーのルーツ中のルーツとも言える教会。まだほんの子供だったホイットニーがここでコーラスを歌い、徐々にソロを歌い、ソロを歌ったところ、参列者から拍手喝采をあびて、自身のシンガーとしての未来を夢見た場所だ。まさに、彼女はこの土曜日、その出発点に帰ることになる。
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映画『スパークル』、8月全米公開
スパークル。
ホイットニーはすでに今年8月に公開されるブラック・ムーヴィー『スパークル』の撮影などを終えている。これは、1976年、アイリーン・キャラなどが出演してヒットした映画のリメイク。当時のサウンドトラックはカーティス・メイフィールドふぁ担当し、アリーサ・フランクリンが主題歌などを歌った。
今回もホイットニーは、主役ジョーダン・パークスの母親役でキャスティングされており、サウンドトラックでも「セレブレート」という曲とゴスペル曲「ヒズ・アイ・イズ・オン・ザ・スパロー(主は雀を見守り給う)」を歌っている。
この『スパークル』は、ニューヨーク・ハーレムを舞台にしたR&Bグループを巡るストーリー。76年の作品では、シュープリームスのような女性グループをイメージしたストーリーになっていた。
■ホイットニーのベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004U2QT/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ディーヴァ―ホイットニー・ヒューストン物語 (ジェフリー・ボウマン著、吉岡正晴訳)
ひじょうにわかりやすくホイットニーのキャリアを1996年くらいまで描いています。読み易い伝記。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
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OBITUARY>Houston, Whitney
ARTIST>Houston, Whitney
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