●ホイットニー3作、アルバム・トップ10入り

【Whitney’s 3 Albums Now In Top 10】

急死。

ホイットニー・ヒューストンが2月11日に急死してから、彼女のCDが爆発的に売れている。

ビルボード誌3月10日付けトップ200アルバムス・チャートで、ホイットニーのCDが3タイトル、トップ10入りを果たし、アルバム・チャート・トップ10に3作品をいれた初の女性アーティストになった。

『グレイテスト・ヒッツ』が2位(今週の売り上げ17万4000枚)、『ボディーガード』が6位(同4万7000枚)、ファースト・アルバム『ホイットニー・ヒューストン』が9位(3万枚)だ。ほかにも、16位に最新作『アイ・ルック・トゥ・ユー』(1万9000枚)、30位に『マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ』(1万5000枚)、39位に『アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト』(1万3000枚)、105位に『プリーチャーズ・ハウス』(5000枚)、126位に『ジャスト・ホイットニー』(4000枚)、133位に『ホイットニー』(4000枚)、また73位に『ベイビー』『マイ・ラヴ』『ジャスト・ホイットニー』の3作品をワンセットにした3枚組みも7000セットを売り、チャート入りしている。

このほかに、2月26日までに32万枚のCD、37万3000トラック、ダウンロードがされた。死去以降66万8000枚のCD、276万トラックのダウンロードが記録されている。

トップ10アルバムに同時に3作品をいれたのは、1968年7月のサイモン&ガーファンクル以来、およそ44年ぶりの快挙。同時にトップ10に3作品をいれたのは、ほかに、ビートルズ、ピーター、ポール&マリー、ハーブ・アルバート&ティファナ・ブラスしかない、という。ハーブ・アルパートは、1966年4月4日で同時に4作品をいれた。

ただこの記録は、ビルボードのチャート・ルールが2009年12月5日に変更されたことで起こったもの。それまでは、いわゆる古い作品(今回だとホイットニーの1985年のデビュー・アルバム)などは、トップ200には入ってこなかった。そうした旧タイトルは、旧カタログを集めたチャート(トップ・コンプレヘンシヴ・アルバムス・チャート)のみに入っていたため、新譜中心のいわゆる「トップ200」にはラインインしてこなかった。だが、2009年12月以降、「トップ200」は新旧関係なく、その週に売れた枚数でチャートを決めるようになったため、このような変化が起こった。したがって、このようなルールが適用されれば、2009年6月25日のマイケル・ジャクソン死去後も、マイケル作品が多数トップ10入りを果たしたことになる。また、2009年9月には、ビートルズがリマスター盤を一斉に発売したが、それらも「トップ200」入りしていたとみられる。

いずれにせよ、大変なセールスが記録されていることにはまちがいない。

今年10月末に発表される物故者セレブ・ランキングにも入ってきそうだ。

全米アルバム・チャート2位に急上昇

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ARTIST>Houston, Whitney

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