◎ ~ナイル・ロジャーズ語る(パート1)~僕たちはカヴァー・バンドではない
2012年4月26日 音楽◎ ~ナイル・ロジャーズ語る(パート1)~僕たちはカヴァー・バンドではない
【Chic Tyhoon Gone: We’re NOT Cover Band: Nile Declares】
旋風。
2012年4月18日(水)から21日(土)まで4日間、ナイル・ロジャーズ率いるシックのライヴが東京ブルーノートで行われた。4日間、8本のステージ。土曜のセカンドでは、ユーチューブへの投稿で募集ギターコンテスト応募者から選ばれた5名が決勝戦として登場。優勝者が決まった。
連日、熱いステージが繰り広げられ、みな大いに大いに盛り上がった。
ライヴに関して言えば、1曲目から観客は総立ち。特にメドレーはヒット曲が次々と登場し、観客を圧倒。そこそこ洋楽を聴いているファンでも、「これも彼らが作ったの?」「彼らのプロデュース曲なの? 知らなかった」というほど、ヒット曲オンパレードで楽しめたようだ。
ある40代のファンは、「僕らのようなリアルタイムで育った者が20代の若いファンを連れてきても、楽しんでもらえるライヴ。曲を知らなくても、とにかく踊って楽しめるライヴ、安心して連れてこれるライヴだね」と言う。
確かに多くはリピーターだが、けっこう20代の初めてと思しきファンもいた。毎回どんどん観客が増えているような気もする。一時期、空席が目立った公演もあった数年前と比べると、雲泥の差だ。
これも、ナイル・ロジャーズのサーヴィス精神満点の心意気がファンに厚く熱く伝わっているがゆえのことだろう。
セカンド終了後のサイン会や写真撮影も心置きなく応じ、誰とでもすぐにフレンドリーになれる。
ナイルの毎日のブログでは、この週、日本でのライヴの様子が多くの写真で掲載された。
こうやってナイル・ブログに載れば、誰だって、ナイルのファンになり、さらにまた来ようと思う。
■ ナイル・ロジャーズ・デイリー・ブログ『ウォーキング・オン・プラネットC(惑星Cを行く)』(日本語版)
http://nilerodgers.com/blogs/wakusei-c-o-iku-nihongo-ban
2012年4月20日付け、21日付けなどに日本のブルーノートの観客などが。
■http://nilerodgers.com/blogs/wakusei-c-o-iku-nihongo-ban/1607-we-are-family
(この中で僕もちらっと映ってます(笑)。しかし、超小さいですけど)
ライヴに関していくつかコネタを。
今回のライヴでは昨年までのセットリストで演奏されてなかった2曲が新しく演奏された。「ロスト・イン・ミュージック」とデュラン・デュランの「ノトーリアス」だ。
ナイルは、前者を紹介するときにこういっていた。「ちょうどこの曲を作るとき、僕たち(ナイルとバーナード)は、もうめちゃくちゃ忙しかった。(プロデュースする)アルバムのレコーディング、ツアー、自分たちのアルバムなど。ほんとに寝るヒマもなかった。そんな中、スタジオで『俺たち音楽にうずもれてるよな we’re lost in music』という話になり、それが曲になった」。
ナイルは何度か「僕たちはカヴァー・バンドではない。今日、みなさんが聞いている曲はすべて僕たちが書いたり、プロデュースしてきた曲ばかりだ。みんなオリジナルなんだ」と宣言した。
このカヴァー・バンドではない、という宣言は大きい。デイヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロス、シスター・スレッジ、マドンナ、デュラン・デュラン、そして、シック。すごいラインアップだ。
彼らのライヴを見ていてつくづく感じるのが、ヒット曲のパワーだ。どれも大ヒットで、誰もが知っている。そうした曲を次々とメドレーでやられれば、誰だって盛り上がる。
■12月再来日
カウントダウン。
前回のブログでご紹介したように、ナイルは今年12月末、カウントダウン公演のため、再び来日する。正式な日程はまだ発表されていないが、大晦日はカウントダウン公演をする。元旦は休み、2日に新年初公演となる模様だ。近々発表される。この4日間でさえ、足の踏み場がないほど激混みだったが、カウントダウンはきっと大変な騒ぎになりそうだ。
(ナイル・ロジャーズのミュージカル・プロジェクト『ダブル・タイム』の進捗と、別企画『フリーク・アウト』などについて、明日以降のブログでご紹介します)
■ ナイル・ロジャーズ今回ライヴ評
2012年04月20日(金)
シック・ナイル・ロジャーズ、バーナード・エドワーズの命日にライヴ~12月年末カウントダウンに再来日を発表
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11227042415.html
■過去ナイル・ロジャーズ関連記事
ナイル・ロジャーズ、1日だけのブルーノート・ライヴ
2011年05月31日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10907507216.html
(前回来日記事)
ナイル・ロジャーズ、万感の思いを込めて15周年ライヴ・スタート
2011年04月14日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10860777137.html
(前々回来日記事)
ナイル・ロジャーズ来日記念特集~過去ナイル関連記事
2011年04月15日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10861031113.html
(過去記事一覧)
■ナイル・ロジャーズ 『エヴリバディ・ダンス』最新ベスト・ヒット集(ライナーノーツ・吉岡正晴)
シックとしての大ヒット曲すべて、さらにプロデュース楽曲などを2枚組みに網羅。もし最初に買うのであれば、完全お勧め盤。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004L295PO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>LIVE>Rodgers, Nile
【Chic Tyhoon Gone: We’re NOT Cover Band: Nile Declares】
旋風。
2012年4月18日(水)から21日(土)まで4日間、ナイル・ロジャーズ率いるシックのライヴが東京ブルーノートで行われた。4日間、8本のステージ。土曜のセカンドでは、ユーチューブへの投稿で募集ギターコンテスト応募者から選ばれた5名が決勝戦として登場。優勝者が決まった。
連日、熱いステージが繰り広げられ、みな大いに大いに盛り上がった。
ライヴに関して言えば、1曲目から観客は総立ち。特にメドレーはヒット曲が次々と登場し、観客を圧倒。そこそこ洋楽を聴いているファンでも、「これも彼らが作ったの?」「彼らのプロデュース曲なの? 知らなかった」というほど、ヒット曲オンパレードで楽しめたようだ。
ある40代のファンは、「僕らのようなリアルタイムで育った者が20代の若いファンを連れてきても、楽しんでもらえるライヴ。曲を知らなくても、とにかく踊って楽しめるライヴ、安心して連れてこれるライヴだね」と言う。
確かに多くはリピーターだが、けっこう20代の初めてと思しきファンもいた。毎回どんどん観客が増えているような気もする。一時期、空席が目立った公演もあった数年前と比べると、雲泥の差だ。
これも、ナイル・ロジャーズのサーヴィス精神満点の心意気がファンに厚く熱く伝わっているがゆえのことだろう。
セカンド終了後のサイン会や写真撮影も心置きなく応じ、誰とでもすぐにフレンドリーになれる。
ナイルの毎日のブログでは、この週、日本でのライヴの様子が多くの写真で掲載された。
こうやってナイル・ブログに載れば、誰だって、ナイルのファンになり、さらにまた来ようと思う。
■ ナイル・ロジャーズ・デイリー・ブログ『ウォーキング・オン・プラネットC(惑星Cを行く)』(日本語版)
http://nilerodgers.com/blogs/wakusei-c-o-iku-nihongo-ban
2012年4月20日付け、21日付けなどに日本のブルーノートの観客などが。
■http://nilerodgers.com/blogs/wakusei-c-o-iku-nihongo-ban/1607-we-are-family
(この中で僕もちらっと映ってます(笑)。しかし、超小さいですけど)
ライヴに関していくつかコネタを。
今回のライヴでは昨年までのセットリストで演奏されてなかった2曲が新しく演奏された。「ロスト・イン・ミュージック」とデュラン・デュランの「ノトーリアス」だ。
ナイルは、前者を紹介するときにこういっていた。「ちょうどこの曲を作るとき、僕たち(ナイルとバーナード)は、もうめちゃくちゃ忙しかった。(プロデュースする)アルバムのレコーディング、ツアー、自分たちのアルバムなど。ほんとに寝るヒマもなかった。そんな中、スタジオで『俺たち音楽にうずもれてるよな we’re lost in music』という話になり、それが曲になった」。
ナイルは何度か「僕たちはカヴァー・バンドではない。今日、みなさんが聞いている曲はすべて僕たちが書いたり、プロデュースしてきた曲ばかりだ。みんなオリジナルなんだ」と宣言した。
このカヴァー・バンドではない、という宣言は大きい。デイヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロス、シスター・スレッジ、マドンナ、デュラン・デュラン、そして、シック。すごいラインアップだ。
彼らのライヴを見ていてつくづく感じるのが、ヒット曲のパワーだ。どれも大ヒットで、誰もが知っている。そうした曲を次々とメドレーでやられれば、誰だって盛り上がる。
■12月再来日
カウントダウン。
前回のブログでご紹介したように、ナイルは今年12月末、カウントダウン公演のため、再び来日する。正式な日程はまだ発表されていないが、大晦日はカウントダウン公演をする。元旦は休み、2日に新年初公演となる模様だ。近々発表される。この4日間でさえ、足の踏み場がないほど激混みだったが、カウントダウンはきっと大変な騒ぎになりそうだ。
(ナイル・ロジャーズのミュージカル・プロジェクト『ダブル・タイム』の進捗と、別企画『フリーク・アウト』などについて、明日以降のブログでご紹介します)
■ ナイル・ロジャーズ今回ライヴ評
2012年04月20日(金)
シック・ナイル・ロジャーズ、バーナード・エドワーズの命日にライヴ~12月年末カウントダウンに再来日を発表
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11227042415.html
■過去ナイル・ロジャーズ関連記事
ナイル・ロジャーズ、1日だけのブルーノート・ライヴ
2011年05月31日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10907507216.html
(前回来日記事)
ナイル・ロジャーズ、万感の思いを込めて15周年ライヴ・スタート
2011年04月14日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10860777137.html
(前々回来日記事)
ナイル・ロジャーズ来日記念特集~過去ナイル関連記事
2011年04月15日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10861031113.html
(過去記事一覧)
■ナイル・ロジャーズ 『エヴリバディ・ダンス』最新ベスト・ヒット集(ライナーノーツ・吉岡正晴)
シックとしての大ヒット曲すべて、さらにプロデュース楽曲などを2枚組みに網羅。もし最初に買うのであれば、完全お勧め盤。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004L295PO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>LIVE>Rodgers, Nile
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