◎『侍・ギタリスト』雅(みやび)さんとDJオッシーがコラボ

【Miyavi & DJ Osshy Collaboration】

W雅。

ちょっとしたご縁で、ギタリスト、雅(みやび)さんとDJオッシーのコラボが実現した。

友人からカルティエのパーティーでのDJを探していると相談されたので、オッシーを推薦。そうしたら当日先方からギターの雅さんがライヴを見せるが、DJと何か1曲コラボできないかという相談。

前日までに言われていれば、事前にブレイクビーツなどを仕込んでおけたのだが、その日のことだったので、オッシーのPCに入っているものしかなく(それでも数千曲は入ってる)、いくつかよさげな曲を試してみた。グラハム・セントラル・ステーションや、シックの「グッドタイムス」や、いくつかやったが、どれもメロディーがあるのでやりにくいということでボツっていたところ、クリス・ブラウンの曲のイントロが長く、ここを繰り返してループにすれば、それにのせてプレイできることになった。オッシーは、イントロ8小節くらいを何度も何度も繰り返し生でプレイ。それにあわせて雅さんがプレイ。最後演奏が終わると、クリス・ブラウンをそのままかけ続けていく、というもの。

そして生まれたコラボがこれ。



http://youtu.be/3LtQytRjpOM



なかなか興奮のコラボになった。両者ともかっこいい! 二人とも名前に「雅」があるので、まさにW雅。

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そして、雅-Miyaviさんの昨年出たクレヴァとのコラボ曲「ストロング」のビデオ。

http://youtu.be/8iptwSaqTK0



これは、映画『マトリックス』みたいに、何十台ものカメラで撮って、編集したものだという。一発撮りだそうだ。

彼のパフォーマンスは初めて見たが、なにしろパワーとエネルギーがあって、すごい。いろいろ調べたら、ずっとインディで活動していて、昨年EMIに移籍。大々的に打ってでているようだ。

しかも、ギターをスラップ(チョッパー)で叩くところが、まるでベースをスラップしているみたいに聴こえる。

彼のプレイを見て、僕の脳裏に最初に浮かんだのが、ラリー・グラハム、マーカス・ミラーあたりのベース奏者だったが、すぐにチャーリー・ハンターが思い浮かんだ。

本人と話すと、たくさん好きなギタリストはいるが、ロバート・ジョンソンのようなブルーズ・ギタリストがけっこう好きだったりという。

彼に紹介したチャーリーは、特注の8弦ギターでプレイするアーティスト。5弦がギターで下3弦がベースになっていて、ギターとベースの音を自由自在に弾く人だ。(ちなみに、調べたら最近は7弦でやっているという)

雅さんは自分がその場でプレイしたものをそこで録音し、それをループで流し、またそれにあわせてプレイする機材を使って、自由自在・縦横無尽にプレイする。

彼はロック、ヒップホップ、ソウル、ファンクなどジャンル的にもボーダーレスに感じるが、ベースとギターとの間にある境界線さえ、無意味なのではないかとさえ思ってしまう。しかもなんか、動きとか佇まい(たたずまい)なんかが、どこかマイケル・ジャクソンを思わせるところなども感じてみたりした。

僕は個人的には、たくさんブラックのギタリストやベーシストらとコラボして欲しいなあと思った。

それにしても、彼のようなアーティストなら堂々と世界に打ってでられそう。思わぬ良きご縁をいただいた感じで感謝している。

■ 雅―Miyavi- ストロング

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雅 『ホワッツ・マイ・ネーム』 現在までのところ最新アルバム

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DVD チャーリー・ハンター

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チャーリー・ハンター Songs From the Analog Playground (2001年作品)

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MUSIC>LIVE>Miyavi. DJ Osshy

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