S◆ ロンドン五輪開会式の解説

【The Meaning Of Opening Ceremony】

開会式。

オリンピックが始まって暑い東京の夏も、ますます暑くなってきているが、開会式を見た。一部当日、後日録画で。映画『トレインスポッティング』を監督したダニー・ボイル氏が総合監督となって演出したもので、当日は若干のNHKの解説を聞きながらふんふんと思っていたのだが、よくわからないまま途中で寝てしまった。

そうしたら、7月30日付けのロンドン在住の谷本真由美(たにもと・まゆみ)さんという方のブログに詳細な解説があり、いちいち納得した。

リンク先。
http://wirelesswire.jp/london_wave/201207300254.html

『トレインスポッティング』は見たが、ボイル監督の出自とかほとんど知らなかったので、彼のパンク精神をこの谷本さんのブログで大変よく理解できた。

特にNHS(国民保険サービス)のシーンなど、なんであれが出てくるのか皆目わからなかったが、やっとわかった。

谷本さんはBBCの中継を見ていたそうだが、そのアナウンサーの語りについても説明があり、そんなことをしゃべっていたのか、と驚いた。NHKでは絶対にありえないでしょう。

NHKの中継はほとんど台本通りの一言解説しかなく、本当の意味での解説はまったくなかったので、このブログ記事は勉強になった。こういう解説こそテレビでやってほしい。

谷本さんのブログで、保守政治家のエイダン・バーリー(Aidan Burley)議員のツイッターを紹介している。

「今まで見た中で最高に左翼な開会式だね。共産党国家の北京よりも左翼。次は社会保障へのトリビュートか??」

なるほど、もっとも左がかった開会式だったんだ。

疑問に思ったのは、一体会場には何台のカメラがあったのか。会場にいる人は、全体像がわかるのか。解説のイアフォン(美術館などで入口で貸し出すやつ)などあるのか。ま、ヘリから飛び降りた女王陛下が本物だとは誰も思っていないだろうが。撮影用の女王はどこに降りたのか。

この解説を読んでからもういちど開会式を見てみたいと思った。

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