◎スリラー・ライブ幕開ける

【Thriller Live Opens】

ロンドン。

イギリスでマイケル・ジャクソン・ファン・クラブを始めたエイドリアン・グラントが、マイケル・ジャクソンのファン・イヴェントとして始めたマイケル・ジャクソンの曲をカヴァーするライヴ・イヴェント。それが徐々に発展し、バンドとダンサーを使ったショーになったのがこの『スリラー・ライブ』だ。

エイドリン・グラントは1988年、若干20歳でファン・クラブをスタート。1991年からファン・イヴェントを始めた。2006年、現在の『スリラー・ライブ』のプロトタイプとなるショーをプレミア公開し、2007年からロンドンの劇場でスタート。毎年公開されてきた。

日本では2012年9月28日にプレミア公開し、29日から一般公開された。東京で12月9日まで80本、その後大阪で12月18日から27日まで16本行なわれる。東京のブルー・シアター(収容人数約900)は、以前「ブルー・マン」をやっていたところ。

9月28日に行なわれたプレヴューを見た。

第一部と第二部にわけ、ジャクソン5時代からジャクソンズ時代、そしてマイケル・ソロ時代のヒット曲をほぼ時代順にバンド演奏とダンサーで綴っていく。セットリストは下記参照。ロンドンのセットリストを少し短くしているようで、今後曲目が増えるのかもしれない。

7面ほどのLEDパネルに映像や照明が映し出され効果を出す。

やはりマイケルの楽曲はどれもいい曲ばかりで、これだけマイケルの曲がカヴァーされて演奏されるとその曲のよさが目立つ。選曲の中で嬉しかったのは、ほとんど最近では聞くことができない「ゲット・オン・ザ・フロア」が入っていたこと。また「マン・イン・ザ・ミラー」では、マーティン・ルーサー・キング、ジョン・F・ケネディー、ジョン・レノン、リンカーン、ボノ、マンデラ大統領、オバマ大統領などのスチール写真が映し出され雰囲気を盛り上げていた。

ジャクソン5時代は子供から十代のシンガーが歌う。ジャクソンズ時代以降は大人のシンガーが登場。

大人になってからのメインのシンガーは4人のように見えた。プログラムにはもう少し多い人数が書かれ、アンダースタディー(予備のシンガー)と日によって変わったりするようだ。この日見たシンガーの中ではパーマヘアの女性シンガーがよかった。(サマンサ・ジョンソンか?)マイケル役はその4人のシンガー(他にダンサー兼シンガーもかもしれない)が入れ替わり立ち代り、担当する。

僕が見た日は始まったばかりで、まだバタバタという感じだった。特にバンドは回数を重ねるごとに固まっていくことを期待したい。

スリラーライブ・サイト
http://thrillerlive.jp/

■メンバー

Singers: (adult)

Samantha Johnson
Oggie
Jason Brock
Haydon Eshun
Alex Jo

Dancers/Singers

Sean Christopher
Michael Duke

Singers (Understudy)

Chikezie Eze
Tyron Henry

Singers; (child)

Shane Keogh Grenade
Kyle Johnson
Tyler McLean
Travis Blake Hall
Blaze Ellis Porter

Dancers

Jason Gray
Shae Carroll
Daniel Uppal
Marvyn Charles
Israel Donowa
Simeon Henry (Understudy)
Laura White
Zoe Purpuri
Chelsea De Carvalho
Crystal Hantig
Cassie Macmillan
Joanna Jones (Understudy)

Band

Andrew Chisolm (MD/Keyboard 2/Guitar 2)

Atsushi Abe (AMD/Keyboard 1)
Takeshi Ogawa (Percussion/Keyboard 3)
Masayuki Nakagawa (Guitar 1)
Shingo Tanaka (Bass) or Jun Ishimura (Bass)
Takashi Saito (Drums)


■セットリスト
Thriller Live, September 28, 2012 @ Blue Theater, Roppongi

show started 19:15
00.Intro: Thriller Overture
01.ABC
02.I Want You Back
03.I’ll Be There
04.Show You The Way To Go
05.Heartbreak Hotel (This Place Hotel)
06.Shake Your Body (Down To The Ground)
07.Blame It On The Boogie
08.She’s Out Of My Life
09.Off The Wall
10.Get On The Floor ~ Off The Wall
11.Rock With You
12.Never Can Say Goodbye
13.Don’t Stop Till You Get Enough
14.Can You Feel It
Performance ended 20:03

Second set

Performance started 20:19
01.Wanna Be Startin’ Something
02.Dancing Machine
03.P.Y.T. (Pretty Young Thing)
04.Beat It
05.The Way You Make Me Feel
06.I Just Can’t Stop Loving You
07.Smooth Criminal
08.Dirty Diana
09.Dangerous ~ Smooth Criminal
10.Man In The Mirror
11.They Don’t Care About Us
12.Heal The World
13.Billie Jean
14.Thriller
15.Bad
16.Black Or White
Outro: Smooth Criminal
Show ended 21:32

(2012年9月28日金曜・六本木ブルー・シアター、スリラー・ライブ)
ENT>MUSIC>LIVE>Thriller Live

■マイケル・ジャクソン BAD25周年

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008CQCAL6/soulsearchiho-22/ref=nosim/

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