■ 今日の『ビッグ・スペシャル』~ブルー・アイド・ソウル特集で3時間生放送
2012年10月4日 音楽■ 今日の『ビッグ・スペシャル』~ブルー・アイド・ソウル特集で3時間生放送
【Big Special – Blue Eyed Soul】
特集。
今日(2012年10月4日)木曜午前1時から4時まで、東京FMをキーステーションに全国JFNネット30数局ネットで生放送でお送りする『ビッグ・スペシャル』。今日の特集は「ブルー・アイド・ソウル」。
「ブルー・アイド・ソウル」とは、文字通り「青い目のソウル」すなわち白人アーティストが歌うソウル・ミュージックのこと。
番組宛のメールはこちら。
直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94
関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
関東用のラジコ↓
http://radiko.jp/player/player.html#FMT
http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm
当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。
ハッシュ・タグはビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm
■ヒストリー・オブ・ブルー・アイド・ソウル
今回の特集での「ブルー・アイド・ソウル」の定義は、黒人ではない人たちがやるソウル・ミュージック、黒人ではない人たちがやった音楽でソウル・チャート(R&Bチャート)でも大ヒットした曲、としてみたいと思います。このため、かなり広範なアーティストが含まれることになります。
アメリカのロック、ポピュラー・ミュージックの歴史は長く黒人の音楽を白人がコピーし、それを世界に広めていくことに繰り返しでした。いわば「ものすごく濃くて一部の人にしか受け入れられないもの」を、「少し薄めて広く多くの人に受け入れられるもの」にしてきた歴史の連続です。
それは1950年代初期、ロックン・ロールの誕生から始まりました。ビグ・ママ・ソーントンの「ハウンド・ドッグ」をエルヴィス・プレスリーがカヴァーし、オリジナル以上に大ヒットさせ、しかも、エルヴィスをスターにします。ファッツ・ドミノの「エイント・ザット・ア・シェーム」は、パット・ブーンがカヴァーしヒットさせます。パット・ブーンはフラミンゴスの「アイル・ビー・ホーム」やその他のブルーズ作品もカヴァーしています。
また白人DJで黒人のソウル、ブルーズが大好きだったジョニー・オーティスは、積極的に黒人音楽を紹介するだけでなく、アーティストを発掘し、レコード制作までてがけるようになりました。
アメリカのソウル、ブルーズ、ゴスペルなどのブラック・ミュージックに熱中したイギリスの若きミュージシャンたちはこぞってそうしたものをコピーするようになりました。それが、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、キンクス、スペンサー・デイヴィスなど1960年代に登場したアーティストたちです。彼らが作るR&Bに根ざした音楽は、アメリカのブラック・ステーションでも受け入れられました。
こうして白人による黒人音楽、ソウル・ミュージックが台頭してきたことで、1960年代中ごろまでに、フィラデルフィアのラジオDJジョージ・ウッズがこうした音楽を指して「ブルー・アイド・ソウル」と名付けました。いわば「ブルー・アイド・ソウル」の誕生です。
今度はこうしたアーティストに影響を受けたアーティストが登場します。それらがたとえば、ラスカルズ、ライチャス・ブラザーズ、ボックス・トップスといったバンドです。さらに、ソウル・レコードが録音されるスタジオやそこで活躍するプロデューサーにプロデュースしてもらいソウル的な作品を作るようになります。ダスティー・スプリングフィールドなどその典型的な例でしょう。
60年代には、エリック・バードン、スペンサー・デイヴィス、ロッド・スチュワートを含むスモール・フェイセズなど多数のソウルフルなアーティストが登場しました。
70年代に入ってもそうしたアーティストは次々と登場します。ジョー・コッカー、ジャニス・ジョプリン、ブルーズ・ブラザーズ、ボニー・ブラムレット、ドクター・ジョン、ビリー・ヴェラ、オケイジョンズ、アヴェレージ・ホワイト・バンド、そして、その最高峰ともなるホール&オーツ。ボビー・コールドウェル、ボズ・スキャッグスなどもこの時期にソウルフルなサウンドでヒットを出します。
他にブルー・アイド・ソウルと言うと思い浮かぶアーティストをアットランダムに列挙してみましょう。
エルトン・ジョン、
ジョージ・マイケル、
ティーナ・マリー、
マイケル・マクドナルド、
シンプリー・レッド、
フィル・コリンズ、
カルチャー・クラブ、
スティーヴ・ウィンウッド、
リサ・スタンスフィールド、
ポール・ヤング、
マイケル・ボルトン、
ピート・ウィンフィールドなどなど。
最近ではエイミー・ワインハウス、
ジョス・ストーン、
アデル、
ロビン・シック、
レミー・シャンド
エリオット・ヤミン
スティーヴ・タイレル
メイヤー・ホーソーン、
エレクトリック・エンパイアー
ベン・ロンクル・ソウル
ジャスミン・カラ
ロビン・マケル
などなどがいます。
今日、果たしてどこまでかけられるか。ご期待ください。
■ジョニー・オーティス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000009KU/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ライチャス・ブラザーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001FZC/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ラスカルズ 5枚で2000円前後
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003UF01VU/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ボックス・トップス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002VS1/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ローラ・ニーロ これも5枚で2000円以下
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0018BF1LI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ポール・ヤング これも5枚組み、2000円弱
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0062EKXRI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
RADIO>Big Special>Blue Eyed Soul
【Big Special – Blue Eyed Soul】
特集。
今日(2012年10月4日)木曜午前1時から4時まで、東京FMをキーステーションに全国JFNネット30数局ネットで生放送でお送りする『ビッグ・スペシャル』。今日の特集は「ブルー・アイド・ソウル」。
「ブルー・アイド・ソウル」とは、文字通り「青い目のソウル」すなわち白人アーティストが歌うソウル・ミュージックのこと。
番組宛のメールはこちら。
直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94
関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
関東用のラジコ↓
http://radiko.jp/player/player.html#FMT
http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm
当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。
ハッシュ・タグはビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm
■ヒストリー・オブ・ブルー・アイド・ソウル
今回の特集での「ブルー・アイド・ソウル」の定義は、黒人ではない人たちがやるソウル・ミュージック、黒人ではない人たちがやった音楽でソウル・チャート(R&Bチャート)でも大ヒットした曲、としてみたいと思います。このため、かなり広範なアーティストが含まれることになります。
アメリカのロック、ポピュラー・ミュージックの歴史は長く黒人の音楽を白人がコピーし、それを世界に広めていくことに繰り返しでした。いわば「ものすごく濃くて一部の人にしか受け入れられないもの」を、「少し薄めて広く多くの人に受け入れられるもの」にしてきた歴史の連続です。
それは1950年代初期、ロックン・ロールの誕生から始まりました。ビグ・ママ・ソーントンの「ハウンド・ドッグ」をエルヴィス・プレスリーがカヴァーし、オリジナル以上に大ヒットさせ、しかも、エルヴィスをスターにします。ファッツ・ドミノの「エイント・ザット・ア・シェーム」は、パット・ブーンがカヴァーしヒットさせます。パット・ブーンはフラミンゴスの「アイル・ビー・ホーム」やその他のブルーズ作品もカヴァーしています。
また白人DJで黒人のソウル、ブルーズが大好きだったジョニー・オーティスは、積極的に黒人音楽を紹介するだけでなく、アーティストを発掘し、レコード制作までてがけるようになりました。
アメリカのソウル、ブルーズ、ゴスペルなどのブラック・ミュージックに熱中したイギリスの若きミュージシャンたちはこぞってそうしたものをコピーするようになりました。それが、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、キンクス、スペンサー・デイヴィスなど1960年代に登場したアーティストたちです。彼らが作るR&Bに根ざした音楽は、アメリカのブラック・ステーションでも受け入れられました。
こうして白人による黒人音楽、ソウル・ミュージックが台頭してきたことで、1960年代中ごろまでに、フィラデルフィアのラジオDJジョージ・ウッズがこうした音楽を指して「ブルー・アイド・ソウル」と名付けました。いわば「ブルー・アイド・ソウル」の誕生です。
今度はこうしたアーティストに影響を受けたアーティストが登場します。それらがたとえば、ラスカルズ、ライチャス・ブラザーズ、ボックス・トップスといったバンドです。さらに、ソウル・レコードが録音されるスタジオやそこで活躍するプロデューサーにプロデュースしてもらいソウル的な作品を作るようになります。ダスティー・スプリングフィールドなどその典型的な例でしょう。
60年代には、エリック・バードン、スペンサー・デイヴィス、ロッド・スチュワートを含むスモール・フェイセズなど多数のソウルフルなアーティストが登場しました。
70年代に入ってもそうしたアーティストは次々と登場します。ジョー・コッカー、ジャニス・ジョプリン、ブルーズ・ブラザーズ、ボニー・ブラムレット、ドクター・ジョン、ビリー・ヴェラ、オケイジョンズ、アヴェレージ・ホワイト・バンド、そして、その最高峰ともなるホール&オーツ。ボビー・コールドウェル、ボズ・スキャッグスなどもこの時期にソウルフルなサウンドでヒットを出します。
他にブルー・アイド・ソウルと言うと思い浮かぶアーティストをアットランダムに列挙してみましょう。
エルトン・ジョン、
ジョージ・マイケル、
ティーナ・マリー、
マイケル・マクドナルド、
シンプリー・レッド、
フィル・コリンズ、
カルチャー・クラブ、
スティーヴ・ウィンウッド、
リサ・スタンスフィールド、
ポール・ヤング、
マイケル・ボルトン、
ピート・ウィンフィールドなどなど。
最近ではエイミー・ワインハウス、
ジョス・ストーン、
アデル、
ロビン・シック、
レミー・シャンド
エリオット・ヤミン
スティーヴ・タイレル
メイヤー・ホーソーン、
エレクトリック・エンパイアー
ベン・ロンクル・ソウル
ジャスミン・カラ
ロビン・マケル
などなどがいます。
今日、果たしてどこまでかけられるか。ご期待ください。
■ジョニー・オーティス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000009KU/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ライチャス・ブラザーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001FZC/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ラスカルズ 5枚で2000円前後
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003UF01VU/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ボックス・トップス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002VS1/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ローラ・ニーロ これも5枚で2000円以下
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0018BF1LI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ポール・ヤング これも5枚組み、2000円弱
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0062EKXRI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
RADIO>Big Special>Blue Eyed Soul
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