◎ナタリー・コール~完全復活

【Natalie Cole Live 】

全快全開。

かつての車椅子でのステージが本当に嘘のよう。完全復活、元気いっぱいのナタリー・コールのライヴ。

ほとんど毎日セットリストを変えてきているようで、この日も初日のセットリストとは大幅に違っていた。

オープニングのインストゥルメンタルは、ピアニスト、ジョッシュ・ネルソンの曲とベースのエドウィンの曲。

さて、スタッフに手を引かれ登場したナタリーは黒でまとめた衣装で、ミニスカート。細くてそのスタイルのよさが際立つ。手に持つマイクは完全にスワロフスキーで覆われた豪華特製。

指のスナップから始まる「ルート66」、アントニオ・カルロス・ジョビンの作品で初めて聴いたのはエラ・フィッツジェラルドの歌で、と言って歌い始めたのは「サムホエア・イン・ザ・ヒルズ」。あちこちでいい音を出すジョッシュの品のあるピアノがナタリーのヴォーカルを包む。

一際、一気に観客の心を鷲掴みにしたのが、下記の「センチメンタル・メドレー」。特に「枯葉」あたりは日本人にも人気なので、この3曲、さらに「スマイル」あたりで圧倒的な拍手を得た。そして、定番「アンフォーゲッタブル」。正面に下りてきたスクリーンが、新調で大きい。11月も末ということでクリスマス・ソングも。これを聴いていて12月にナタリーが来たら、毎年大入り満員になるなと思った。

実に楽しそうに歌う。最後のアンコールは、スタンダードではなく自身の大ヒットで「ディス・ウィル・ビー」。

年齢層高いディナーショーだ。

ちなみに舞台左奥にいるパーカッションはナタリーの息子ロバート・ヤンシーである。また第二キーボード(舞台左、ピアノのジョッシュのさらに左)はイタリア出身で奥さんが日本人。ということもあり、ときおり日本語でMCを担当する。

(ナタリー・コール関連、続く)

■過去ナタリー・コール記事

ナタリー・コール~父の年齢を追い抜いて
2011年09月30日
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11033196019.html
(ここに過去記事一覧)

ナタリー・コール(パート1)奇跡の完全復活~
2010年5月20日付けブログ↓ 
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100520.html

2010年05月24日(月)
ナタリー・コール(パート2):レパートリーは800曲以上
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100524.html

2008年06月28日(土)
ナタリー・コール満身創痍のステージ(part 1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10110678041.html

2008年07月19日(土)
ナタリー・コール(part 2) C型肝炎を明かす
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10117732847.html#main

2003/06/17 (Tue)
Bittersweet Voice That Turned Blue Note A Desert
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030617.html
2003年来日時のライヴ評。

【2002年5月28日火曜・ブルーノート東京】
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/natalie20020528.html
2002年来日時ライヴ評。

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■メンバー

Natalie Cole(vo)
ナタリー・コール(ヴォーカル)
Gail Deadrick(MD,key)
ゲイル・デドリック(ミュージカルディレクター、キーボード)
Josh Nelson(p)
ジョシュ・ネルソン(ピアノ)
Alex Alessandroni(key)
アレックス・アレッサンドローニ(キーボード)
Anthony Pulizzi(g)
アンソニー・パリッツィ(ギター)
Edwin Livingston(b)
エドウィン・リヴィングストン(ベース)
Robert Miller(ds)
ロバート・ミラー(ドラムス)
Robert Yancy(per)
ロバート・ヤンシー(パーカッション)
Shannon Pearson(back vo)
シャノン・ピアソン(バック・ヴォーカル)
Lynne Fiddmont(back vo)
リン・フィドモント(バック・ヴォーカル)

■セットリスト
Setlist: Natalie Cole, November 25, 2012 @ Bluenote Tokyo

Show started 20:33
01.The Antidote (Josh Nelson composition)
02.AKA Fiddy Jones (Edwin Livingston composition)
03.A few bars of Milestone
04.Natalie Cole came on the stage: The Very Thought Of You
05.The Best Is Yet To Come
06.It’s Alright With me
07.Summer Sun
08.Route 66
09.Somewhere In The Hills (Jobin composition, Ella Fitzgerald)
10.Like A Lover (Sergio Mendes)
11.Sentimental Medley (11-13): (I Love You) For Sentimental Reason
12.Tenderly
13.Autumn Leaves (including some French lyrics)
14.Smile
15.Unforgettable (with Nat King Cole on the big screen)
16.Caroling, Caroling
17.The Christmas Song
18.Jingle Bells
19.Love
Enc. This Will Be
Show ended 22:01

(2012年11月25日日曜、ブルーノート東京、ナタリー・コール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Cole, Natalie
2012-

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