◎ 「ビート・コネクション」でマギー司郎さんに会う~人生初の大規模会場ライヴ
2013年2月4日 音楽◎「ビート・コネクション」でマギー司郎さんに会う~人生初の大規模会場ライヴ
【Meeting Maggie Shirou : Biggest Venue That Ever He Played】
マジック。
「ビート・コネクション」は、アーティストのラインアップが、ヒップホップも含めるなど、全体的に若い感じに設定されている。登場アーティスト中、久保田利伸が一番の長老・・・かと思いきや、一番の長老は、なんと久保田ショーの中で登場したマジシャンのマギー司郎さん(66歳)であった。
僕も以前から思っていたが、ソウルとお笑いは実はとても相性がよいのだ。マギーさんはお笑いではなくマジックか? (そこはおいといて) ジェームス・ブラウン・ショーだって、マジシャンを登場させたことがあったほどだ。
楽屋での軽い打ち上げでたまたまマギー司郎さんの近くになった。そこで思い切って声をかけてみた。そうしたら、ものすごく腰の低い低姿勢の方でこちらが大変恐縮してしまった。
僕。「おもしろいですねえ」
マギー。「いやあ、こんな席に呼んでいただいてほんと、感謝感激ですよ」
「あのお、二度出てきたのには腰抜かしました。最高です。まさか二度出てくるとは思いませんでした」
マギー。「そうでしょう。久保田さんのアイデアです。あと久保田さんからは、最後に『ではバンドのみなさん、お願いします』とだけ言ってください、それでバンドが曲をはじめますから、とそれだけ言われていました」
「今日、(横浜アリーナには)1万人とか1万5千人とか入ってるかもしれませんが、これくらい大きな会場でやったことは?」
マギー。「ありませんよ、もちろん。こんな大きなところで。普段は寄席のようなところですから、そうですね、せいぜい300席くらいのところでしょうか」
「では、武道館は?」
マギー。(手を横に振りながら)「めっそうもありません、ありません」
「ではNHKホールは?」
マギー。「NHKホールはありませんねえ」
「じゃあ、渋谷公会堂?」
マギー。「あ、それはあるかもしれません。でもめったにありません」
「お客さん、目の前にいらしたと思うんですが、みんなスタンディングだったんですよ。見えました?」
マギー。「いいえ、上がっちゃって、お客さん全然見えなかったんですよ~~」
「あがってた?」
マギー。「ええ、こんな大きなところでやるっていうんで、心臓どきどきですよ」
「ええ、いつもやってるのに、上がるんですか? 信じられない」
マギー。「上がって、手が乾燥しちゃうとネタがうまくできなくなったりするんです。だから乾燥したらやだなあ、と思ってあがっちゃうんです」
「それでも、こんな席に呼んでいただいてほんと感謝ですよ。自分をこういう形で出していただいて感謝です」
10年くらい前に、久保田さんが九州でライヴをやりその打ち上げの席にお呼びがかかって、それ以来のつきあいだという。
なにしろあの茨城訛りのトークとマジックのコンビネーションが昭和昭和してて、たまらない。
この日のマジックは、マギーさん芸歴46年にして初めて、人生最大の会場で行なったマジック・ショーであった。1万人以上人生初というところがすごい。そしてマギーさんにこんな人生初をプレゼントした久保田さんもかっこいい。次は東京ドームか。(笑)
写真。
楽屋にて。
ENTERTAINMENT>LIVE>Maggie Shirou
【Meeting Maggie Shirou : Biggest Venue That Ever He Played】
マジック。
「ビート・コネクション」は、アーティストのラインアップが、ヒップホップも含めるなど、全体的に若い感じに設定されている。登場アーティスト中、久保田利伸が一番の長老・・・かと思いきや、一番の長老は、なんと久保田ショーの中で登場したマジシャンのマギー司郎さん(66歳)であった。
僕も以前から思っていたが、ソウルとお笑いは実はとても相性がよいのだ。マギーさんはお笑いではなくマジックか? (そこはおいといて) ジェームス・ブラウン・ショーだって、マジシャンを登場させたことがあったほどだ。
楽屋での軽い打ち上げでたまたまマギー司郎さんの近くになった。そこで思い切って声をかけてみた。そうしたら、ものすごく腰の低い低姿勢の方でこちらが大変恐縮してしまった。
僕。「おもしろいですねえ」
マギー。「いやあ、こんな席に呼んでいただいてほんと、感謝感激ですよ」
「あのお、二度出てきたのには腰抜かしました。最高です。まさか二度出てくるとは思いませんでした」
マギー。「そうでしょう。久保田さんのアイデアです。あと久保田さんからは、最後に『ではバンドのみなさん、お願いします』とだけ言ってください、それでバンドが曲をはじめますから、とそれだけ言われていました」
「今日、(横浜アリーナには)1万人とか1万5千人とか入ってるかもしれませんが、これくらい大きな会場でやったことは?」
マギー。「ありませんよ、もちろん。こんな大きなところで。普段は寄席のようなところですから、そうですね、せいぜい300席くらいのところでしょうか」
「では、武道館は?」
マギー。(手を横に振りながら)「めっそうもありません、ありません」
「ではNHKホールは?」
マギー。「NHKホールはありませんねえ」
「じゃあ、渋谷公会堂?」
マギー。「あ、それはあるかもしれません。でもめったにありません」
「お客さん、目の前にいらしたと思うんですが、みんなスタンディングだったんですよ。見えました?」
マギー。「いいえ、上がっちゃって、お客さん全然見えなかったんですよ~~」
「あがってた?」
マギー。「ええ、こんな大きなところでやるっていうんで、心臓どきどきですよ」
「ええ、いつもやってるのに、上がるんですか? 信じられない」
マギー。「上がって、手が乾燥しちゃうとネタがうまくできなくなったりするんです。だから乾燥したらやだなあ、と思ってあがっちゃうんです」
「それでも、こんな席に呼んでいただいてほんと感謝ですよ。自分をこういう形で出していただいて感謝です」
10年くらい前に、久保田さんが九州でライヴをやりその打ち上げの席にお呼びがかかって、それ以来のつきあいだという。
なにしろあの茨城訛りのトークとマジックのコンビネーションが昭和昭和してて、たまらない。
この日のマジックは、マギーさん芸歴46年にして初めて、人生最大の会場で行なったマジック・ショーであった。1万人以上人生初というところがすごい。そしてマギーさんにこんな人生初をプレゼントした久保田さんもかっこいい。次は東京ドームか。(笑)
写真。
楽屋にて。
ENTERTAINMENT>LIVE>Maggie Shirou
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