◎フェラ・クティー/アフロビートで盛り上がる青山の夜
2013年3月15日 音楽◎フェラ・クティー/アフロビートで盛り上がる青山の夜
【Fela Kuti’s Felabration Tokyo 2013】
アフロビート。
このところフェラ・クティーがちょっと僕の周辺でミニ盛り上がりだ。というのも、翻訳家の菊池淳子さんが1982年にリリースされたフェラ・クティーの定番自伝を何年もかけて訳していて、それが5月にいよいよリリースされるということ。ニューヨークでフェラを題材にしたミュージカル『フェラ』が人気を集めていることなどがある。そんな折、東京青山のカイでフェラ・クティーを称えるイヴェントがあり、しかもそこに「渋さシラず」の演奏にウッディーファンクとセルジオ・ムトウさんらが参加するという。どこで何がどうつながるかわからないのが、おもしろいところ。さっそく足を運んでみた。
ちなみにフェラ・クティーは1938年から1997年まで生きたナイジェリアのミュージシャンであり黒人解放運動家。いわゆる「アフロビート」の創始者といわれる。
ウッディーたちの出演が9時半すぎということでその頃会場に入ると、カイはアフリカっぽいグッズや関連CD、カレーなどが売られDJがアフロビートをかけていて、アフリカ祭りの様相を呈していた。タバコを吸う人も多く、入るなり煙くなり、おそらく着てるものもめちゃくちゃタバコ臭くなる。
お客さんは20代から30代の男女が中心の感じ。彼らはみんなフェラ・クティーが好きなのか、それとも渋さ知らズのファンなのだろうか。あるいはウッディー/セルジオ・ファンか。少なくともこの会場ではフェラやアフロビートは異様に盛り上がっている。
今回のイヴェントは大阪在住のこばやしひろみさんがフェラ・クティー好きが昂じて企画した。渋さ知らズはフェラのレコード、CDになっていない楽曲ばかりをプレイするというコンセプト。そこにセルジオ・ムトウとウッディーファンクが参加した。
大音量でアフロビートが続く
延々と続くリズムがどんどんと陶酔感を煽っていく。そして、音がものすごく大きい。青山カイであれほどの大音量を聴いたことはあまりない。フェラ・クティーの音楽っておそらくレコードやCDよりも、絶対にライヴでその魅力が爆発するのだろう、と思った。チャック・ブラウンのゴーゴーなんかもまさにそのタイプで延々と同じリズムが続くところにこそその真骨頂がある。
それにしても大所帯のバンドでその人数の多さにも圧倒された。オンステージには14-5人いた。けっこう前のほうで見ていたが、メンバーに隠れて後ろに座っているメンバーが見えなかったりもした。
この場にいる限り、アフロビートとフェラは超盛り上がっている。なんとかあちこちに広まっていって欲しいと思う。
これを書いている今も、まだ耳が変な感じ。それほど大音量でアフロビートに浸ったということか。(笑)
帰り際菊池さんたちが、翻訳版『フェラ・クティー』の電子書籍版と紙の書籍版のチラシを配っていた。
チラシ。2013年5月に『フェラ』日本版発売予定。電子書籍と紙の書籍も。
■イヴェントのウェッブ
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_474.html
■メンバー 渋さ知らズ
不破大輔b
川口義之bs
鬼頭哲bs
広沢リマ哲ts
佐藤帆ts
立花秀輝as
後藤篤tb
辰巳光英tp
関根真理per
ファンテイルgt
山口コーイチp
藤掛正隆ds
湊雅史ds、
セルジオ・ムトウ vocal
ウッディーファンク vocal
■ セットリスト
Setlist: Felabration Tokyo 2013
Shibusa Shirazu & Serujio Muto & Woddyfunk
Show started 21:44
01.Senior Brother Of Parabulator
02.Big Blind Country
03.M.A.S.S.
Show ended 22:48
(2013年3月13日水曜、青山カイ、フェラブレーション・東京2013ライヴ)
ENT>MUSIC>Kuti, Fela
ENT>EVENT>Felabration Tokyo 2013
■フェラ・クティー表紙のワックスポエティックス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861134234/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■日本人ジャーナリスト、板垣真理子さんのフェラ・クティー本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883203115/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■CD27枚組、1枚DVDという集大成もの (約1万3000円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0042FXINK/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■フェラ・クティー紙ジャケの1枚
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003ENTNKI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
【Fela Kuti’s Felabration Tokyo 2013】
アフロビート。
このところフェラ・クティーがちょっと僕の周辺でミニ盛り上がりだ。というのも、翻訳家の菊池淳子さんが1982年にリリースされたフェラ・クティーの定番自伝を何年もかけて訳していて、それが5月にいよいよリリースされるということ。ニューヨークでフェラを題材にしたミュージカル『フェラ』が人気を集めていることなどがある。そんな折、東京青山のカイでフェラ・クティーを称えるイヴェントがあり、しかもそこに「渋さシラず」の演奏にウッディーファンクとセルジオ・ムトウさんらが参加するという。どこで何がどうつながるかわからないのが、おもしろいところ。さっそく足を運んでみた。
ちなみにフェラ・クティーは1938年から1997年まで生きたナイジェリアのミュージシャンであり黒人解放運動家。いわゆる「アフロビート」の創始者といわれる。
ウッディーたちの出演が9時半すぎということでその頃会場に入ると、カイはアフリカっぽいグッズや関連CD、カレーなどが売られDJがアフロビートをかけていて、アフリカ祭りの様相を呈していた。タバコを吸う人も多く、入るなり煙くなり、おそらく着てるものもめちゃくちゃタバコ臭くなる。
お客さんは20代から30代の男女が中心の感じ。彼らはみんなフェラ・クティーが好きなのか、それとも渋さ知らズのファンなのだろうか。あるいはウッディー/セルジオ・ファンか。少なくともこの会場ではフェラやアフロビートは異様に盛り上がっている。
今回のイヴェントは大阪在住のこばやしひろみさんがフェラ・クティー好きが昂じて企画した。渋さ知らズはフェラのレコード、CDになっていない楽曲ばかりをプレイするというコンセプト。そこにセルジオ・ムトウとウッディーファンクが参加した。
大音量でアフロビートが続く
延々と続くリズムがどんどんと陶酔感を煽っていく。そして、音がものすごく大きい。青山カイであれほどの大音量を聴いたことはあまりない。フェラ・クティーの音楽っておそらくレコードやCDよりも、絶対にライヴでその魅力が爆発するのだろう、と思った。チャック・ブラウンのゴーゴーなんかもまさにそのタイプで延々と同じリズムが続くところにこそその真骨頂がある。
それにしても大所帯のバンドでその人数の多さにも圧倒された。オンステージには14-5人いた。けっこう前のほうで見ていたが、メンバーに隠れて後ろに座っているメンバーが見えなかったりもした。
この場にいる限り、アフロビートとフェラは超盛り上がっている。なんとかあちこちに広まっていって欲しいと思う。
これを書いている今も、まだ耳が変な感じ。それほど大音量でアフロビートに浸ったということか。(笑)
帰り際菊池さんたちが、翻訳版『フェラ・クティー』の電子書籍版と紙の書籍版のチラシを配っていた。
チラシ。2013年5月に『フェラ』日本版発売予定。電子書籍と紙の書籍も。
■イヴェントのウェッブ
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_474.html
■メンバー 渋さ知らズ
不破大輔b
川口義之bs
鬼頭哲bs
広沢リマ哲ts
佐藤帆ts
立花秀輝as
後藤篤tb
辰巳光英tp
関根真理per
ファンテイルgt
山口コーイチp
藤掛正隆ds
湊雅史ds、
セルジオ・ムトウ vocal
ウッディーファンク vocal
■ セットリスト
Setlist: Felabration Tokyo 2013
Shibusa Shirazu & Serujio Muto & Woddyfunk
Show started 21:44
01.Senior Brother Of Parabulator
02.Big Blind Country
03.M.A.S.S.
Show ended 22:48
(2013年3月13日水曜、青山カイ、フェラブレーション・東京2013ライヴ)
ENT>MUSIC>Kuti, Fela
ENT>EVENT>Felabration Tokyo 2013
■フェラ・クティー表紙のワックスポエティックス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861134234/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■日本人ジャーナリスト、板垣真理子さんのフェラ・クティー本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883203115/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■CD27枚組、1枚DVDという集大成もの (約1万3000円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0042FXINK/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■フェラ・クティー紙ジャケの1枚
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003ENTNKI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
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