◎チキンシャック・リユニオン公演

【Chikenshack Reunion Live】

リユニオン。

昨年(2012年)3月にリユニオン公演を行なった日本が誇るファンキー・バンド、チキンシャックがレコーディングしてきた23年ぶりの作品『チキンシャックVII』(2013年6月12日発売)をリリースしてのライヴ。CDではオリジナル・メンバー土岐英史(sax)、山岸潤史(g)、続木徹(keys)に、清水興(b)、Wornell Jones(b)、鶴谷智生(ds)、Fuyu(ds)らのゲストを向かえ、この日のライヴでは、ベースにウォーネル、ドラムスに鶴谷の布陣。ニューオーリンズからの凱旋、山岸潤史がおもしろいMCも担当し、全8曲をプレイ。

ジョニー・ギター・ワトソンに捧げた「ジョニーG」、六本木「テンプス」のクロージング・テーマ「テンプス」からスタイリスティックスの「誓い」など次々とグルーヴある曲を。

「これからやる曲は、アースのあの曲を思い浮かべたら、一緒に歌ってもらってかまいません。はっきり言ってパクりました。アル・マッケイには印税は行きませんが、こっちにははいってきます(爆笑)」 こう言って演奏した曲のタイトルは「オクトーバー」! おもしろすぎだよ。(笑) サビ・メロがまんま「セプテンバー」。

本編最後でやった「ウォーク・アローン」、「あれ、ジュニア・ウォーカーの『ウェイ・バック・ホーム』を彷彿とさせるよね」と山岸潤史にライヴ後言うと、「正解です!(笑) それ聴きながら、こういう曲やりたいと思って、作った」と返ってきた。受ける。

新作、1985年くらいのサウンドっぽいよね、とふると、「いや1989年だ(笑)」。確かに。「スムーズ・ジャズ」っぽい曲があるのだが、「スムーズ・ジャズ」なんて20年以上前からやってたぞ、という雰囲気プンプンであった。そしてライヴ後は毎晩赤坂ミラクルへ。「だって、ほかに行くとこないもん」。わかりやすい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BWUSITM/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■メンバー

Hidefumi Toki(sax)
土岐英史(サックス)
June Yamagishi(g)
山岸潤史(ギター)
Toru Tsuzuki(p,key)
続木徹(ピアノ、キーボード)
Wornell Jones(b)
ウォーネル・ジョーンズ(ベース)
Tomo’o Tsuruya(ds)
鶴谷智生(ドラムス)

■セットリスト:チキンシャック

show started 21:31
01.Thrill Ain’t Gone
02.Have You Met Johnny G?
03.Flow
04.Temps – You Make Me Feel Like Brand New
05.October
06.Go – a riff of Bustin Loose
07.Walk Alone – a riff of People Get Ready
Enc. Tokyo
Show ended 22:50

(2013年6月13日木曜、ブルーノート東京、チキンシャック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Chickenshack


コメント