●ソウルでつながる先輩たち~桜井ユタカさんお通夜で
2013年6月16日 音楽●ソウルでつながる先輩たち
【Senior Colleague Whom Connected With Soul】
お通夜。
2013年6月14日、都内桐ケ谷斎場で桜井ユタカさんのお通夜が行なわれた。音楽業界の大先輩たちに本当に久しぶりにお会いできた。
奥様からは「ブログ読みました。長文、ありがとうございます」とご丁寧にご挨拶され恐縮。お会いするのは何十年ぶりでしょうか。元RVC関係の諸氏(石原さん、秋場さん、川嶋さん)、元キング、アルファ寒梅さん、フジパシ朝妻会長、折田さん、木崎さん、わりとよく会う鈴木啓志さん、久々上野さんら。みなさんお元気で何よりです。
桜井さんの唯一の心残りは『ソウル大辞典』が未完に終わったことだそうで、鈴木さんによれば、「Sの項までは出来たって桜井さんは言ってた。でももう気力が続かないとも言ってた」そうだ。第3巻はOで終わっているので、PからSまではデータを揃えていたようだ。ただSはかなりの量で、それが大きなネックだったらしい。
ちょうどお焼香のときに、木崎さんが鈴木さんに「残り、鈴木さんが引き継いだらどうなの」と声をかけられていた。Sまででもいいので鈴木さん、まとめてもらえないでしょうか。
控え室で隣になった朝妻さんとは初めて名刺を交換させていただいた。ちょっとした著作権についての談笑というかレクチャーをしていただき大感謝。
折田さんとは1月に野中さんの『パイレーツ・ロック』とお会いして以来。現在、7月19日に発売されるアーメット・アーティガンの伝記の監修作業をされている。原書も読みきり、翻訳版を最終チェックされている。
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その中のお話をしていただき、想像通りのおもしろさに期待に胸を躍らせた。
「アーティガンが最後事故死するところは、本当に悲しいよ」と折田さん。その話を聞いてまたまた感動。
鈴木さんとは、例のソウル・チルドレンの「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」のリード・シンガー、シェルブラについての話題で盛り上がった。鈴木さんも「当時相当聞き込んでああ書いたんだけど、『スタックス物語』であれがシェルブラだとあったんで、もう一度、じっくり聴き直さなきゃって懸案になってるんだよ」とおっしゃる。
それと、アリーサ@フィルモア・ウェストの録音日時の件からマトリックス・ナンバーのレクチャーを受ける。「あれはアトランティック・ディスコグラフィーを見れば、すぐにわかるんじゃないか」との助言。なるほど、さすが。
そうそう、鈴木さんが「サザン・ソウル」の本を書き下ろしているそうだ。果たしていつ出るか。詳細はまた後日。
話は尽きなかったが、時間が来たので鈴木さんらを近くの「サザン・ウインズSouthern Winds 」まで送っていった。僕は知らなかったが2010年4月にオープンしたソウル・バーらしい。この日は次の予定があったので、おじゃまできなかったが、今度行ってみよう。
繰り返しになるが、桜井さん、長い間おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
OBITUARY>Sakurai, Yutaka
【Senior Colleague Whom Connected With Soul】
お通夜。
2013年6月14日、都内桐ケ谷斎場で桜井ユタカさんのお通夜が行なわれた。音楽業界の大先輩たちに本当に久しぶりにお会いできた。
奥様からは「ブログ読みました。長文、ありがとうございます」とご丁寧にご挨拶され恐縮。お会いするのは何十年ぶりでしょうか。元RVC関係の諸氏(石原さん、秋場さん、川嶋さん)、元キング、アルファ寒梅さん、フジパシ朝妻会長、折田さん、木崎さん、わりとよく会う鈴木啓志さん、久々上野さんら。みなさんお元気で何よりです。
桜井さんの唯一の心残りは『ソウル大辞典』が未完に終わったことだそうで、鈴木さんによれば、「Sの項までは出来たって桜井さんは言ってた。でももう気力が続かないとも言ってた」そうだ。第3巻はOで終わっているので、PからSまではデータを揃えていたようだ。ただSはかなりの量で、それが大きなネックだったらしい。
ちょうどお焼香のときに、木崎さんが鈴木さんに「残り、鈴木さんが引き継いだらどうなの」と声をかけられていた。Sまででもいいので鈴木さん、まとめてもらえないでしょうか。
控え室で隣になった朝妻さんとは初めて名刺を交換させていただいた。ちょっとした著作権についての談笑というかレクチャーをしていただき大感謝。
折田さんとは1月に野中さんの『パイレーツ・ロック』とお会いして以来。現在、7月19日に発売されるアーメット・アーティガンの伝記の監修作業をされている。原書も読みきり、翻訳版を最終チェックされている。
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その中のお話をしていただき、想像通りのおもしろさに期待に胸を躍らせた。
「アーティガンが最後事故死するところは、本当に悲しいよ」と折田さん。その話を聞いてまたまた感動。
鈴木さんとは、例のソウル・チルドレンの「アイル・ビー・ジ・アザー・ウーマン」のリード・シンガー、シェルブラについての話題で盛り上がった。鈴木さんも「当時相当聞き込んでああ書いたんだけど、『スタックス物語』であれがシェルブラだとあったんで、もう一度、じっくり聴き直さなきゃって懸案になってるんだよ」とおっしゃる。
それと、アリーサ@フィルモア・ウェストの録音日時の件からマトリックス・ナンバーのレクチャーを受ける。「あれはアトランティック・ディスコグラフィーを見れば、すぐにわかるんじゃないか」との助言。なるほど、さすが。
そうそう、鈴木さんが「サザン・ソウル」の本を書き下ろしているそうだ。果たしていつ出るか。詳細はまた後日。
話は尽きなかったが、時間が来たので鈴木さんらを近くの「サザン・ウインズSouthern Winds 」まで送っていった。僕は知らなかったが2010年4月にオープンしたソウル・バーらしい。この日は次の予定があったので、おじゃまできなかったが、今度行ってみよう。
繰り返しになるが、桜井さん、長い間おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
OBITUARY>Sakurai, Yutaka
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