◎ヘイミッシュ・スチュワート・ライヴ~もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド
2013年8月23日 音楽◎ヘイミッシュ・スチュワート・ライヴ~もうひとつのアヴェレージ・ホワイト・バンド
【Hamish Stewart Live】
7年ぶり。
元アヴェレージ・ホワイト・バンド(AWB)のヘイミッシュ・スチュワートのバンドによる単独ライヴ。約7年ぶり。基本AWB時代の作品を中心に若干新曲など。ベースに旧知のウィル・リーを従え、さらにココモのオリジナル・メンバー、ジム・マレン(彼も古くからの仲間)、イギリスのファースト・コール・ドラマー、イアン・トーマス、キーボードにインコグニートにも参加していたグラハム・ハーヴィーというバンドはある種ドリーム・バンドでかなり強力に。
ヘイミッシュの来日は、AWBで1976年1月初来日、その後ポール・マッカートニーのサポートで2回(1990年3月、1993年11月)、モーション・ブルーのこけら落としで1回(2002年4月)、コットンで2006年3月、1回ということで、今回が6回目の来日だそう。あとダリル・ホール・ソロのサポートで来日してるのかな。そうなると7回目。
2013年11月のポールの来日には帯同しない。現在のバンドはポールの新しいバンドとのこと。
アラン・ゴーリーのAWBと別のヘイミッシュのAWBという感じがした。それでもAWBの片鱗だ。ただヘイミッシュに聞くと、「AWBは1982年に正式に解散し、自分の中では終わったもの。アランとはもうずいぶん長い間話してない」という。
ヘイミッシュは、気のいいスコットランド人という感じで、とても気さくな人物。「6-7年と明けずに、1-2年でまた戻ってきた」とも言う。
ヴォーカルでもっとも影響を受けたのはマーヴィン・ゲイとダニー・ハザウェイだと即答。マーヴィン、ダニーに会ったことはあるかと尋ねると、マーヴィンの前座をやったことある、という。
そのとき「悲しいうわさI Heard It Throught The Grapevine」にマーヴィンが飛び入りして歌ってくれたのがものすごくいい思い出だという。ニューヨークのホールだったらしい。
ダニーは、1978年頃、ロバータ・フラックとのデュエット・アルバムを作っているときに、ニューヨークのスタジオでアリフ・マーディンを介してちょっとだけ会ったことがあるそうだ。ただ、その直後、ダニーは自殺し、ゆっくり話すことはできなかった、という。
この二人の声は、「本当にピュアですばらしい」と絶賛。
ニューヨークの小さなライヴハウス、「ミケールズ」(今はない)の話になって、ヒットが出る前によく遊びに行っていて、そこで「ピック・アップ・ザ・ピーセス」が大ヒットした後、一度だけライヴをやったことがあるという。大ヒット後だったので、超満員となった。おそらく100人くらいはいればいっぱいの店だから、すぐに入れなくなる。彼らが「ピック・・・」の大ヒットを出した後だと、通常は2000人から5000人クラスのホールでライヴをやるので、それは満員だろう。そこでよくハングアウトしてたから、みんなでやってもいいかな、という話になったんだと思う、と振り返ってくれた。
ライヴ後は着替えて、ヘイミッシュとちょうど新作を出したばかりのウィル・リーがサイン・写真撮影会。ウィル・リーの新作『ラヴ・グラティテュード・アンド・アザー・ディストラクションズ』もなかなかよいです。
動画など。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artist/hamish-stuart/
■過去関連記事
September 28, 2006
Average White Band Live: Another "Soul Searching Band"
http://blog.soulsearchin.com/archives/001289.html
■セットリスト
Setlist : Hamish Stewart, August 18, 2013
Show started 20:02
01.Whatcha Gonna Don For Me
02.Queen Of My Soul
03.Cherry Blossom Time (new)
04.Some Other Time
05.How The Mighty Fall
06.Love And Learn (new)
07.If It’s Magic [Stevie Wonder]
08.Person To Person – a riff of Thank You, Good Times
Enc. Pick Up The Pieces
Show ended 21:20
(2013年8月18日日曜、丸の内コットンクラブ、ヘイミッシュ・スチュワート・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Stewart, Hamish
AWB 手ごろなベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000032VE/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ウィル・リー最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CWGYCQS/soulsearchiho-22/ref=nosim
【Hamish Stewart Live】
7年ぶり。
元アヴェレージ・ホワイト・バンド(AWB)のヘイミッシュ・スチュワートのバンドによる単独ライヴ。約7年ぶり。基本AWB時代の作品を中心に若干新曲など。ベースに旧知のウィル・リーを従え、さらにココモのオリジナル・メンバー、ジム・マレン(彼も古くからの仲間)、イギリスのファースト・コール・ドラマー、イアン・トーマス、キーボードにインコグニートにも参加していたグラハム・ハーヴィーというバンドはある種ドリーム・バンドでかなり強力に。
ヘイミッシュの来日は、AWBで1976年1月初来日、その後ポール・マッカートニーのサポートで2回(1990年3月、1993年11月)、モーション・ブルーのこけら落としで1回(2002年4月)、コットンで2006年3月、1回ということで、今回が6回目の来日だそう。あとダリル・ホール・ソロのサポートで来日してるのかな。そうなると7回目。
2013年11月のポールの来日には帯同しない。現在のバンドはポールの新しいバンドとのこと。
アラン・ゴーリーのAWBと別のヘイミッシュのAWBという感じがした。それでもAWBの片鱗だ。ただヘイミッシュに聞くと、「AWBは1982年に正式に解散し、自分の中では終わったもの。アランとはもうずいぶん長い間話してない」という。
ヘイミッシュは、気のいいスコットランド人という感じで、とても気さくな人物。「6-7年と明けずに、1-2年でまた戻ってきた」とも言う。
ヴォーカルでもっとも影響を受けたのはマーヴィン・ゲイとダニー・ハザウェイだと即答。マーヴィン、ダニーに会ったことはあるかと尋ねると、マーヴィンの前座をやったことある、という。
そのとき「悲しいうわさI Heard It Throught The Grapevine」にマーヴィンが飛び入りして歌ってくれたのがものすごくいい思い出だという。ニューヨークのホールだったらしい。
ダニーは、1978年頃、ロバータ・フラックとのデュエット・アルバムを作っているときに、ニューヨークのスタジオでアリフ・マーディンを介してちょっとだけ会ったことがあるそうだ。ただ、その直後、ダニーは自殺し、ゆっくり話すことはできなかった、という。
この二人の声は、「本当にピュアですばらしい」と絶賛。
ニューヨークの小さなライヴハウス、「ミケールズ」(今はない)の話になって、ヒットが出る前によく遊びに行っていて、そこで「ピック・アップ・ザ・ピーセス」が大ヒットした後、一度だけライヴをやったことがあるという。大ヒット後だったので、超満員となった。おそらく100人くらいはいればいっぱいの店だから、すぐに入れなくなる。彼らが「ピック・・・」の大ヒットを出した後だと、通常は2000人から5000人クラスのホールでライヴをやるので、それは満員だろう。そこでよくハングアウトしてたから、みんなでやってもいいかな、という話になったんだと思う、と振り返ってくれた。
ライヴ後は着替えて、ヘイミッシュとちょうど新作を出したばかりのウィル・リーがサイン・写真撮影会。ウィル・リーの新作『ラヴ・グラティテュード・アンド・アザー・ディストラクションズ』もなかなかよいです。
動画など。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artist/hamish-stuart/
■過去関連記事
September 28, 2006
Average White Band Live: Another "Soul Searching Band"
http://blog.soulsearchin.com/archives/001289.html
■セットリスト
Setlist : Hamish Stewart, August 18, 2013
Show started 20:02
01.Whatcha Gonna Don For Me
02.Queen Of My Soul
03.Cherry Blossom Time (new)
04.Some Other Time
05.How The Mighty Fall
06.Love And Learn (new)
07.If It’s Magic [Stevie Wonder]
08.Person To Person – a riff of Thank You, Good Times
Enc. Pick Up The Pieces
Show ended 21:20
(2013年8月18日日曜、丸の内コットンクラブ、ヘイミッシュ・スチュワート・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Stewart, Hamish
AWB 手ごろなベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000032VE/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ウィル・リー最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CWGYCQS/soulsearchiho-22/ref=nosim
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