□ BETオナーズ・ショー
2013年2月14日 音楽□ BETオナーズ・ショー
【BET Honors 2013 Show】
ショー。
全米のブラック向けケーブル・テレビ、BET(ブラック・エンタテインメント・テレビジョン)が、毎年「ブラック・ヒストリー・マンス(2月)」にブラックの著名人を表彰する「BETオナーズ」の表彰式が、2013年2月11日夜(日本時間12日朝)BETの本拠があるワシントンDCのワーナー・シアターで行なわれた。
このBETオナーズは2008年から始まったもので、今年で6回目。今年は、クラレンス・エイヴォント(音楽業界の起業家)、ハル・ベリー(女優)、T Dジェイクス(教会・牧師)、シャカ・カーン(歌手)、リサ・レスリー(女性プロフットボール選手)が表彰された。
ブランディー、アリシア・キーズ、エリカ・バドゥー、ミント・コンディション、レデシー、SOSバンドら多くのアーティストがライヴ・パフォーマンスを見せた。
シャカはご存知の通りのシンガー。クラレンス・エイヴォントは、黒人起業家で1970年代にサセックス・レコードを設立、ビル・ウィザース、ギャラクシー(バブルガム・ポップ・グループ)などのヒットを放った。その後、タブー・レコードを設立、SOSバンド、アレキサンダー・オニール、シェレール、また、プロデューサーのジミー・ジャム&テリー・ルイスをスターにした。その後、モータウン・レコードの社長も歴任。
映像がBETのサイトにありほとんど見られる。
■クラレンス・エイヴォントの受賞スピーチのところ (このまま流していくと、次々と自動的にシャカ・カーンのシーンなどへも流れます)
http://www.bet.com/video/bethonors/2013/acceptance-speeches/honoree-clarence-avant.html
■ BETとは
BET(ブラック・エンタテインメント・テレヴィジョン)は、1980年1月25日に放送を開始したケーブル・テレビ局。現在全米で9000万世帯が見られる環境にあり、アフリカン・アメリカンをターゲットにした放送局。創始者は、1946年生まれのロバート・L・ジョンソン。1979年、彼が33歳のときに会社を起こし、1980年1月開局。当初は、週に2時間ほどしか放送していなかった。2007年には6500万世帯に到達。現在はBETJ(BETジャズ)、BETヒップ・ホップ、BETゴスペルなどのチャンネルもある。2003年、ジョンソンはヴァアコム社が30億ドルで買収。その株の63%を保有していたジョンソンは、アメリカ黒人で一番のリッチマンになった。
BETは、当初MTVがあまりかけなかったブラックのミュージック・ビデオや、黒人主演のドラマなどを放映していた。その後1988年にはBETニューズを開始。
現在は同じブラック向けのTVワン、ブラック・ファミリー・チャンネルなどと競っている。
2001年には、ブラックのグラミーを目指した「BETアワード」を開始している。
授賞式は2月11日月曜だが、これはグラミー賞の2月10日とバッティングしないように日程を設定したようだ。今回のショーの音楽ディレクターは、レイ・チュー。
ENT>AWARD>BET
■シャカ・カーン・エッセンシャル(2枚組みで1000円以下)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005J4CBXQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■5枚組で2900円(ワーナー時代のアルバム5枚)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003097B6E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
【BET Honors 2013 Show】
ショー。
全米のブラック向けケーブル・テレビ、BET(ブラック・エンタテインメント・テレビジョン)が、毎年「ブラック・ヒストリー・マンス(2月)」にブラックの著名人を表彰する「BETオナーズ」の表彰式が、2013年2月11日夜(日本時間12日朝)BETの本拠があるワシントンDCのワーナー・シアターで行なわれた。
このBETオナーズは2008年から始まったもので、今年で6回目。今年は、クラレンス・エイヴォント(音楽業界の起業家)、ハル・ベリー(女優)、T Dジェイクス(教会・牧師)、シャカ・カーン(歌手)、リサ・レスリー(女性プロフットボール選手)が表彰された。
ブランディー、アリシア・キーズ、エリカ・バドゥー、ミント・コンディション、レデシー、SOSバンドら多くのアーティストがライヴ・パフォーマンスを見せた。
シャカはご存知の通りのシンガー。クラレンス・エイヴォントは、黒人起業家で1970年代にサセックス・レコードを設立、ビル・ウィザース、ギャラクシー(バブルガム・ポップ・グループ)などのヒットを放った。その後、タブー・レコードを設立、SOSバンド、アレキサンダー・オニール、シェレール、また、プロデューサーのジミー・ジャム&テリー・ルイスをスターにした。その後、モータウン・レコードの社長も歴任。
映像がBETのサイトにありほとんど見られる。
■クラレンス・エイヴォントの受賞スピーチのところ (このまま流していくと、次々と自動的にシャカ・カーンのシーンなどへも流れます)
http://www.bet.com/video/bethonors/2013/acceptance-speeches/honoree-clarence-avant.html
■ BETとは
BET(ブラック・エンタテインメント・テレヴィジョン)は、1980年1月25日に放送を開始したケーブル・テレビ局。現在全米で9000万世帯が見られる環境にあり、アフリカン・アメリカンをターゲットにした放送局。創始者は、1946年生まれのロバート・L・ジョンソン。1979年、彼が33歳のときに会社を起こし、1980年1月開局。当初は、週に2時間ほどしか放送していなかった。2007年には6500万世帯に到達。現在はBETJ(BETジャズ)、BETヒップ・ホップ、BETゴスペルなどのチャンネルもある。2003年、ジョンソンはヴァアコム社が30億ドルで買収。その株の63%を保有していたジョンソンは、アメリカ黒人で一番のリッチマンになった。
BETは、当初MTVがあまりかけなかったブラックのミュージック・ビデオや、黒人主演のドラマなどを放映していた。その後1988年にはBETニューズを開始。
現在は同じブラック向けのTVワン、ブラック・ファミリー・チャンネルなどと競っている。
2001年には、ブラックのグラミーを目指した「BETアワード」を開始している。
授賞式は2月11日月曜だが、これはグラミー賞の2月10日とバッティングしないように日程を設定したようだ。今回のショーの音楽ディレクターは、レイ・チュー。
ENT>AWARD>BET
■シャカ・カーン・エッセンシャル(2枚組みで1000円以下)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005J4CBXQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■5枚組で2900円(ワーナー時代のアルバム5枚)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003097B6E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
● セシル・ウォーマック、南アフリカで65歳で死去
2013年2月13日 音楽●セシル・ウォーマック、南アフリカで65歳で死去
【Cecil Womack Dies At 65】
訃報。
夫婦デュオ「ウォーマック・ウォーマック」のセシル・ウォーマックが2013年1月25日金曜、南アフリカで心臓発作のため死去した。65歳。訃報は「ソウル・ソース」誌が2月1日付けで報じた。また、南アフリカ・ヨハネスブルグのラジオ局KAYA-FMのDJラニ・ボサは、1月30日(水)付けのツイッターで、リンダ・ウォーマックらのゼカリヤス・ファミリーがゲスト出演したときに、セシルが先週金曜(25日)に亡くなったと語ったとツイートしている。さらに、当ソウル・サーチンも、娘の一人コメヤ・ゼカリアスに直接確認したところ、「1月25日に心臓発作で亡くなった」という情報を得た。したがって一部ウィキなどにでている命日2月1日は間違っているものと思われる。なお、セシルの発音だが、「スィースル」が近い。またウォーマックの発音は、「ウーマック」ではなく、「ウォーマック」が近い。
また、兄のボビー・ウォーマックが2013年2月7日付けのオフィシャル・フェースブック・ページで次のようなコメントを発表した。
I was terribly upset when I heard about my brother’s passing, and I still am. We made music together for a long time, but we’ve had many differences over the years. Thankfully we got a chance to reunite last year after a very long separation - and little did I know that it would be the last time I would see him. I can only pass along what I have now learned, which is to not let anything - money, success, etc, come between you and your family.
- Bobby Womack
このコメントを見ると、ボビーとセシルの間には少なからず確執のようなものがあり、長い間話をしていなかったようだ。しかし、もちろん実弟の死には衝撃を受けている。
https://twitter.com/LaniBusyB (1月30日付け)
セシルたちの娘のひとり(子供がたくさんいる)ゼカチャグーラ・ゼカリアスがボビー・ウォーマックのバックコーラスの一員として昨年来日していた。彼女はサム・クックの孫ということになる。
セシル夫妻は1992年アフリカ、ナイジェリアでゼカリアス部族で出会い、ウーマック姓を改めゼカリアスにした。同部族では家長(セシル)はファミリー名(ゼカリアス)だけを名乗る。現在はアフリカ在住だったということで、南アフリカに居住していたようだ。
記事によると遺灰は、近くの川に流されたそうだ。
評伝。
セシル・ウーマックはウーマック家の5人兄弟の5男。1947年9月25日オハイオ州クリーヴランド生まれ。兄弟でヴァレンティノスを組みゴスペルを歌ってきた。彼らはR&Bシンガー、サム・クックの愛弟子として活動。ヴァレンティノスとして「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」などのヒットをだし、これはイギリスのローリング・ストーンズがカヴァーしてヒットさせた。
サム・クックは1964年12月11日、ロスのモーテルでモーテルの女主人に銃で撃たれ33歳で死去。その後、兄のボビーはサム・クックの未亡人バーバラ・キャンベルと結婚。しかし、サムの娘リンダは義理の父となったボビーと折り合いが悪く、リンダは家を追い出されるように出て行く。ボビーとバーバラは1970年に離婚。
一方、1967年セシルはモータウンで「マイ・ガイ」のヒットを放った女性R&Bシンガー、メリー・ウェルズと結婚。3人の子供をもうけるが1976年、離婚。(なお、メリー・ウェルズとの結婚以前に一人息子がいるという) その後、幼馴染であるリンダと縁りを戻し、1977年、結婚。その後現在まで夫婦となっていた。
リンダとセシルは共に同じ価値観を共有し、曲を一緒に書くなど音楽活動を進めた。
彼らは、「ウーマック&ウーマック」として1983年、アルバム『ラヴ・ウォーズ』でエレクトラからレコード・デビュー。ここからは、「ベイビー・アイム・スケアード」「ティアドロップス」などのヒットが誕生。その後コンスタントにアルバムを出す一方、彼らの楽曲がテディー・ペンダーグラス、ベット・ミドラー、ジョス・ストーン、ボズ・スキャッグス、エリック・クラプトンら多くのシンガーたちによって取り上げられ、歌われてきた。
ウォーマック・ウォーマックについては、吉岡正晴著『ソウル・サーチン』の第5章でその歴史と詳細なソウル・サーチンの物語が描かれています。詳しくお知りになりたい方は図書館などで本を入手してお読みください。
絶版で中古のみ。なお、少しずつ加筆修正して電子書籍化されています。このうち、ミニー・リパートン、ハーヴィー・フークワ、ナタリー・コールがすでに発売されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427623302X/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008MF7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00065GHVK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Womack, Cecil (September 25, 1947 – January 25, 2013, 65 year old)
【Cecil Womack Dies At 65】
訃報。
夫婦デュオ「ウォーマック・ウォーマック」のセシル・ウォーマックが2013年1月25日金曜、南アフリカで心臓発作のため死去した。65歳。訃報は「ソウル・ソース」誌が2月1日付けで報じた。また、南アフリカ・ヨハネスブルグのラジオ局KAYA-FMのDJラニ・ボサは、1月30日(水)付けのツイッターで、リンダ・ウォーマックらのゼカリヤス・ファミリーがゲスト出演したときに、セシルが先週金曜(25日)に亡くなったと語ったとツイートしている。さらに、当ソウル・サーチンも、娘の一人コメヤ・ゼカリアスに直接確認したところ、「1月25日に心臓発作で亡くなった」という情報を得た。したがって一部ウィキなどにでている命日2月1日は間違っているものと思われる。なお、セシルの発音だが、「スィースル」が近い。またウォーマックの発音は、「ウーマック」ではなく、「ウォーマック」が近い。
また、兄のボビー・ウォーマックが2013年2月7日付けのオフィシャル・フェースブック・ページで次のようなコメントを発表した。
I was terribly upset when I heard about my brother’s passing, and I still am. We made music together for a long time, but we’ve had many differences over the years. Thankfully we got a chance to reunite last year after a very long separation - and little did I know that it would be the last time I would see him. I can only pass along what I have now learned, which is to not let anything - money, success, etc, come between you and your family.
- Bobby Womack
このコメントを見ると、ボビーとセシルの間には少なからず確執のようなものがあり、長い間話をしていなかったようだ。しかし、もちろん実弟の死には衝撃を受けている。
https://twitter.com/LaniBusyB (1月30日付け)
セシルたちの娘のひとり(子供がたくさんいる)ゼカチャグーラ・ゼカリアスがボビー・ウォーマックのバックコーラスの一員として昨年来日していた。彼女はサム・クックの孫ということになる。
セシル夫妻は1992年アフリカ、ナイジェリアでゼカリアス部族で出会い、ウーマック姓を改めゼカリアスにした。同部族では家長(セシル)はファミリー名(ゼカリアス)だけを名乗る。現在はアフリカ在住だったということで、南アフリカに居住していたようだ。
記事によると遺灰は、近くの川に流されたそうだ。
評伝。
セシル・ウーマックはウーマック家の5人兄弟の5男。1947年9月25日オハイオ州クリーヴランド生まれ。兄弟でヴァレンティノスを組みゴスペルを歌ってきた。彼らはR&Bシンガー、サム・クックの愛弟子として活動。ヴァレンティノスとして「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」などのヒットをだし、これはイギリスのローリング・ストーンズがカヴァーしてヒットさせた。
サム・クックは1964年12月11日、ロスのモーテルでモーテルの女主人に銃で撃たれ33歳で死去。その後、兄のボビーはサム・クックの未亡人バーバラ・キャンベルと結婚。しかし、サムの娘リンダは義理の父となったボビーと折り合いが悪く、リンダは家を追い出されるように出て行く。ボビーとバーバラは1970年に離婚。
一方、1967年セシルはモータウンで「マイ・ガイ」のヒットを放った女性R&Bシンガー、メリー・ウェルズと結婚。3人の子供をもうけるが1976年、離婚。(なお、メリー・ウェルズとの結婚以前に一人息子がいるという) その後、幼馴染であるリンダと縁りを戻し、1977年、結婚。その後現在まで夫婦となっていた。
リンダとセシルは共に同じ価値観を共有し、曲を一緒に書くなど音楽活動を進めた。
彼らは、「ウーマック&ウーマック」として1983年、アルバム『ラヴ・ウォーズ』でエレクトラからレコード・デビュー。ここからは、「ベイビー・アイム・スケアード」「ティアドロップス」などのヒットが誕生。その後コンスタントにアルバムを出す一方、彼らの楽曲がテディー・ペンダーグラス、ベット・ミドラー、ジョス・ストーン、ボズ・スキャッグス、エリック・クラプトンら多くのシンガーたちによって取り上げられ、歌われてきた。
ウォーマック・ウォーマックについては、吉岡正晴著『ソウル・サーチン』の第5章でその歴史と詳細なソウル・サーチンの物語が描かれています。詳しくお知りになりたい方は図書館などで本を入手してお読みください。
絶版で中古のみ。なお、少しずつ加筆修正して電子書籍化されています。このうち、ミニー・リパートン、ハーヴィー・フークワ、ナタリー・コールがすでに発売されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427623302X/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008MF7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00065GHVK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Womack, Cecil (September 25, 1947 – January 25, 2013, 65 year old)
●ドナルド・バード80歳で死去~ジャズ・フュージョン・ヒップホップにも影響
2013年2月12日 音楽●ドナルド・バード80歳で死去~ジャズ・フュージョン・ヒップホップにも影響
【Donald Byrd Dies At 80】
訃報。
ジャズ・トランペッター、プロデューサー、教授でもあるドナルド・バードが2013年2月4日、現在居住していたデラウェア州で死去した。80歳。甥のミュージシャン、アレックス・ブーニョン(バグノン)が彼のフェイスブックで公表した。葬儀は2月11日の週にバードの生まれ故郷デトロイトで行なわれる予定。ブーニョン自身が葬儀を取り仕切るようだ。
ドナルド・バードの死去に関しては、2月1週目にその噂がインターネットを駆け巡り、否定するコメントも出たが、これはバードの親族の一部が死去の公表を躊躇したためとブーニョンが明らかにしている。現在のところ、レコード会社、マネージメント、大学などからのいわゆる公式な発表はないが、ネットの訃報記事はすべてこのブーニョンのフェースブック記事を元に書かれている。本来であれば、もうひとつ以上ダブル・チェックしたいところだが、ブーニョン自身がCDをリリースしている公人であるだけに、その信憑性は高い。
評伝。
ドナルド・バードは1932年12月9日デトロイト生まれ。初期ビーバップのトランペッターとして活動。ジャズからソウル、R&B、ファンクをまたぐ活躍を見せた。また、彼の作品群はヒップホップ、DJ系のアーティストたちからさかんにサンプリングなどされ、注目された。
ハイスクール時代からライオネル・ハンプトン楽団で演奏、米空軍のミリタリー・バンドに在籍。その後アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズにクリフォード・ブラウンの後釜として参加、頭角を現した。1954年頃のこと。1956年にジャズ・メッセンジャーズを脱退後、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンクらと共演。自身のバンドを組む。1960年代にはヨーロッパにわたり研鑽をつみ、また実験的な作品も残した。
1970年代に入ると、いわゆるフュージョン、R&B系のファンク・サウンドに入り、1973年、元モータウン所属のアルフォンゾ・マイゼル、ラリー・マイゼルのマイゼル兄弟と手を組んで作った傑作と呼ばれることになる『ブラック・バード』を発表。このタイトル曲はR&Bチャートでも19位を記録するヒットに。また、同年、ソウル、フュージョン・グループ、ブラックバーズを結成、プロデュースしヒットを出す。「ハッピー・ミュージック」「ウォーキング・イン・リズム」「ロック・クリーク・パーク」など大ヒットが多数誕生した。
1980年代に入るとノース・キャロライナー・セントラル大学などで音楽の教鞭をとるようになり、後身の育成に尽力した。ドナルド・バード&ザ・125ス・ストーリート・ニューヨークシティー・バンドは、バードが教え子で結成したバンド。彼はその後も、ラトガーズ大学、ハンプトン大学、ニューヨーク大学、ハワード大学など多数の大学で教えた。最近はデラウェア大学で教えていた。
アルバムはブルーノート・レーベル、プレスティージ・レーベル他多数。
また作品が多くのヒップホップ・アーティストやDJからサンプリングされたりして、若い世代からも人気を得ていた。
OBITUARY>Byrd, Donald (December 9, 1932 – February 4, 2013 – 80-year old)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000005HDT/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0097D0KQU/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0097D0KMY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
初期作品8枚で1000円以下
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006TX26B8/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
【Donald Byrd Dies At 80】
訃報。
ジャズ・トランペッター、プロデューサー、教授でもあるドナルド・バードが2013年2月4日、現在居住していたデラウェア州で死去した。80歳。甥のミュージシャン、アレックス・ブーニョン(バグノン)が彼のフェイスブックで公表した。葬儀は2月11日の週にバードの生まれ故郷デトロイトで行なわれる予定。ブーニョン自身が葬儀を取り仕切るようだ。
ドナルド・バードの死去に関しては、2月1週目にその噂がインターネットを駆け巡り、否定するコメントも出たが、これはバードの親族の一部が死去の公表を躊躇したためとブーニョンが明らかにしている。現在のところ、レコード会社、マネージメント、大学などからのいわゆる公式な発表はないが、ネットの訃報記事はすべてこのブーニョンのフェースブック記事を元に書かれている。本来であれば、もうひとつ以上ダブル・チェックしたいところだが、ブーニョン自身がCDをリリースしている公人であるだけに、その信憑性は高い。
評伝。
ドナルド・バードは1932年12月9日デトロイト生まれ。初期ビーバップのトランペッターとして活動。ジャズからソウル、R&B、ファンクをまたぐ活躍を見せた。また、彼の作品群はヒップホップ、DJ系のアーティストたちからさかんにサンプリングなどされ、注目された。
ハイスクール時代からライオネル・ハンプトン楽団で演奏、米空軍のミリタリー・バンドに在籍。その後アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズにクリフォード・ブラウンの後釜として参加、頭角を現した。1954年頃のこと。1956年にジャズ・メッセンジャーズを脱退後、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンクらと共演。自身のバンドを組む。1960年代にはヨーロッパにわたり研鑽をつみ、また実験的な作品も残した。
1970年代に入ると、いわゆるフュージョン、R&B系のファンク・サウンドに入り、1973年、元モータウン所属のアルフォンゾ・マイゼル、ラリー・マイゼルのマイゼル兄弟と手を組んで作った傑作と呼ばれることになる『ブラック・バード』を発表。このタイトル曲はR&Bチャートでも19位を記録するヒットに。また、同年、ソウル、フュージョン・グループ、ブラックバーズを結成、プロデュースしヒットを出す。「ハッピー・ミュージック」「ウォーキング・イン・リズム」「ロック・クリーク・パーク」など大ヒットが多数誕生した。
1980年代に入るとノース・キャロライナー・セントラル大学などで音楽の教鞭をとるようになり、後身の育成に尽力した。ドナルド・バード&ザ・125ス・ストーリート・ニューヨークシティー・バンドは、バードが教え子で結成したバンド。彼はその後も、ラトガーズ大学、ハンプトン大学、ニューヨーク大学、ハワード大学など多数の大学で教えた。最近はデラウェア大学で教えていた。
アルバムはブルーノート・レーベル、プレスティージ・レーベル他多数。
また作品が多くのヒップホップ・アーティストやDJからサンプリングされたりして、若い世代からも人気を得ていた。
OBITUARY>Byrd, Donald (December 9, 1932 – February 4, 2013 – 80-year old)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000005HDT/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0097D0KQU/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0097D0KMY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
初期作品8枚で1000円以下
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006TX26B8/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
□ (速報) 第55回グラミー賞確定 ~ファンが主要2部門
2013年2月11日 音楽□ (速報) 第55回グラミー賞確定 ~ファンが主要2部門
【55th Grammy】
確定。
第55回グラミー賞が、2013年2月10日(日)(日本時間11日午前10時から)ロスアンジェルスのステイプルズ・センターで発表された。
冒頭、テイラー・スイフトのライヴから始まり、ファンのライヴではステージ上に雨を降らせる演出。また、ハンター・ヘイズの衣装が光り輝いていた。
「レコード・オブ・ジ・イヤー」では、なんとプリンスがプレゼンターとして登場。勝者の封筒の中身を見て、プリンスは一言「この曲好きだよ」と言って、名前を発表。受賞者、ゴティエに手渡した。
主要4部門は、6部門ノミネートのファンが「ソング」と「新人」、「レコード」をゴティエが、そして「アルバム」をマムフォード&ソンが獲得した。フランク・オーシャンは、「ベスト・アーバン」と、「ベスト・ラップ・サング・コラボレーション」のフィーチャリングで獲得。
今回最も多くノミネートされたのは、6部門のファン、ジェイ・Z(ズィー)、マムフォード&ソンズ、フランク・オーシャン、カニエ・ウェスト。5部門のザ・ブラック・キーズ、チック・コーリア、ミゲル。さらに4部門のジェフ・バスカー、ボブ・ラドウィグ、ナス、ケリー・クラークソン。また、ザ・ブラック・キーズのダン・アウアバックは個人でプロデューサー部門にノミネートされたので、ブラック・キーズの5部門に加え彼も6部門のノミネート。
次のようなアーティストがライヴ・パフォーマンスを見せた。
Taylor Swift
Elton John and Ed Sheeran
Fun.
Bonnie Raitt & John Mayer
Miguel
Mumford & Sons
Justin Timberlake
Maroon 5 and Alicia Keys
Rihanna
The Black Keys+Dr.John
Kelly Clarkson
Bruno Mars, Rihanna and Sting
Jack White
Frank Ocean
Dierks Bentley and Miranda Lambert
The Lumineers
Carrie Underwood
今年の予想は本命と対抗でやっと6割を超えた。予想は48部門。(当初47としてましたが、ひとつ通し番号が抜けていたので48でした)主要4部門は本命1、対抗1という結果だった。本命で21、対抗で9、はずれ18だった。
81部門ノミネートと受賞者の完全リストはこちら。
http://www.grammy.com/nominees
ソウルサーチャーの予想結果は次の通り。
2012年度(第55回)(2013年2月10日発表)48部門 本命的中21 対抗的中9 計 30部門 .625
2011年度(第54回)(2012年2月12日発表)42部門 本命的中 24、対抗的中 8、計32部門 .761
2010年度(第53回)(2011年2月13日発表) 51部門 本命的中 26 対抗的中 19 計45部門 .882
2009年度(52回)(2010年1月31日発表)49部門 本命的中19 対抗的中11計30部門 .612
2008年度(51回)(2009年2月8日発表) 44部門 本命的中19 対抗的中15 計34 .773
2007年度(50回)(2008年2月10日発表) 46部門 本命的中24部門 対抗16部門 計40部門 .870
2006年度(49回)(2007年2月11日発表)42部門 本命的中19部門 対抗9部門 計28部門 .667
2005年度(48回)(2006年2月8日発表)42部門 本命的中18部門 対抗12部門 計30部門 .714
2004年度(第47回)(2005年2月14日発表)46部門 本命26部門 対抗7部門 計33部門 .717
2003年度(第46回)(2004年2月8日発表) 47部門 本命20部門 対抗14部門 計34部門 .723
2002年度(第45回)(2003年2月23日発表) 33部門 本命18部門 対抗5部門 計23部門 .696
■グラミー賞主要な部門受賞者(81部門のうち50部門、予想は48部門)
(下記1~50のナンバーは当ソウルサーチンで適宜つけたものです。NARAS発表のノミネート番号とは必ずしも同じではありません。また本命・対抗の表記なきものは予想していません)
Grammy Awards : List of Nominations for 2013 Grammys (Final)
1. Record Of The Year
対抗 Lonely Boy – The Black Keys
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
本命 We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
勝者Somebody That I Used to Know – Gotye Featuring Kimbra
Thinkin Bout You – Frank Ocean
We Are Never Ever Getting Back Together – Taylor Swift
http://youtu.be/a_426RiwST8
http://youtu.be/Xn676-fLq7I
http://youtu.be/Sv6dMFF_yts
http://youtu.be/8UVNT4wvIGY
http://youtu.be/WA4iX5D9Z64
2. Album Of The Year
El Camino – The Black Keys
Some Nights – Fun.
勝者 本命Babel – Mumford & Sons
Channel Orange – Frank Ocean
対抗Blunderbuss – Jack White
3. Song Of The Year
本命The A Team – Ed Sheeran, songwriter (Ed Sheeran)
Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Call Me Maybe – Tavish Crowe, Carly Rae Jepsen & Josh Ramsay, songwriters (Carly Rae Jepsen)
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Jörgen Elofsson, David Gamson, Greg Kurstin & Ali Tamposi, songwriters (Kelly Clarkson)
勝者 対抗We Are Young – Jack Antonoff, Jeff Bhasker, Andrew Dost & Nate Ruess, songwriters (Fun. featuring Janelle Monáe)
http://youtu.be/UAWcs5H-qgQ
http://youtu.be/8dM5QYdTo08
http://youtu.be/fWNaR-rxAic
4. Best New Artist
本命Alabama Shakes
勝者Fun.
Hunter Hayes
The Lumineers
対抗Frank Ocean
http://youtu.be/Le-3MIBxQTw
http://youtu.be/ruyaKdPfTN4
http://youtu.be/zvCBSSwgtg4
http://youtu.be/F15IjgyHd60
+++++
5. Best R&B Performance
Thank You – Estelle
対抗Gonna Be Alright (f.t.b.) – Robert Glasper Experiment featuring Ledisi
I Want You – Luke James
本命Adorn – Miguel
勝者 Climax – Usher
6. Best Traditional R&B Performance
Lately – Anita Baker
勝者 本命Love On Top – Beyoncé
対抗Wrong Side Of A Love Song – Melanie Fiona
Real Good Hands – Gregory Porter
If Only You Knew – Swv
7. Best R&B Song
勝者 本命Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Beautiful Surprise – Tamia Hill, Claude Kelly & Salaam Remi, songwriters
(Tamia)
Heart Attack – Benjamin Levin, Rico Love & Tremaine Neverson,
songwriters (Trey Songz)
対抗Pray For Me – Antonio Dixon, Kenny Edmonds, Anthony Hamilton & Patrick
“jque” Smith, songwriters (Anthony Hamilton)
Refill – Darhyl “dj” Camper, Elle Varner & Andrew “pop” Wansel,
songwriters (Elle Varner)
8. Best Urban Contemporary Album
Fortune – Chris Brown
対抗Kaleidoscope Dream – Miguel
勝者 本命Channel Orange – Frank Ocean
9. Best R&B Album
勝者 対抗Black Radio – Robert Glasper Experiment
Back To Love – Anthony Hamilton
本命Write Me Back – R. Kelly
Beautiful Surprise – Tamia
Open Invitation – Tyrese
10. Best Rap Performance
Hyfr (Hell Ya … Right) – Drake Featuring Lil’ Wayne
勝者 本命Ni**as In Paris – The Throne Jay-z & Kanye West
Daughters – Nas
対抗Mercy – Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2 Chainz
I Do – Young Jeezy featuring Jay-z & André 3000
11. Best Rap/Sung Collaboration
Wild Ones – Flo Rida Featuring Sia
勝者 本命No Church In The Wild – Jay-z & Kanye West featuring Frank Ocean &
The-dream
Tonight (Best You Ever Had) – John Legend Featuring Ludacris
対抗Cherry Wine – Nas Featuring Amy Winehouse
Talk That Talk – Rihanna Featuring Jay-Z
12. Best Rap Song
Daughters – Nasir Jones & Ernest Wilson, songwriters (Patrick Adams,
Gary Decarlo, Dale Frashuer & Paul Leka, songwriters) (Nas) Track From: Life
Is Good
Lotus Flower Bomb – Olubowale Akintimehin, S. Joseph Dew, Jerrin Howard,
Walker Johnson & Miguel Jontel Pimentel, songwriters (Wale Featuring Miguel)
本命Mercy – Sean Anderson, Tauheed Epps, Stephan Taft, James Thomas, Terrence
Thornton & Kanye West, songwriters (Denzie Beagle, Winston Riley &
Reggie Williams, songwriters) (Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2
Chainz)
The Motto – Dwayne Carter, Aubrey Graham & Tyler Williams, songwriters
(Drake Featuring Lil’ Wayne)
勝者 対抗 N**as In Paris – Shawn Carter, Mike Dean, Chauncey Hollis & Kanye West,
Songwriters (W.A. Donaldson, songwriter) (Jay-Z & Kanye West)
Young, Wild & Free – Calvin Broadus, Chris Brody Brown, Philip Lawrence,
Ari Levine, Peter Hernandez & Cameron Thomaz, songwriters (t. Bluechel, M.
Borrow, T. Griffin, K. Jackson, N. Lee & M. Newman, songwriters) (Snoop Dogg
& Wiz Khalifa featuring Bruno Mars
13. Best Rap Album
勝者 本命Take Care – Drake
Food & Liquor II: The Great American Rap Album, Pt. 1 – Lupe Fiasco
対抗Life Is Good – Nas
Undun – The Roots
God Forgives, I Don’t – Rick Ross
Based On A T.r.u. Story – 2 Chainz
~~ジャズ部門~~
14. Best Improvised Jazz Solo
Cross Roads – Ravi Coltrane, soloist
勝者 本命Hot House – Gary Burton & Chick Corea, soloists
対抗Alice In Wonderland – Chick Corea, soloist
J. Mac – Kenny Garrett, soloist
Ode – Brad Mehldau, soloist
15. Best Jazz Vocal Album
Soul Shadows – Denise Donatelli
1619 Broadway: The Brill Building Project – Kurt Elling
対抗Live – Al Jarreau (and The Metropole Orkest)
The Book Of Chet – Luciana Souza
勝者 本命Radio Music Society – Esperanza Spalding
16. Best Jazz Instrumental Album
Further Explorations – Chick Corea, Eddie Gomez & Paul Motian
本命Hot House – Chick Corea & Gary Burton
Seeds From The Underground – Kenny Garrett
Blue Moon – Ahmad Jamal
勝者 対抗Unity Band – Pat Metheny Unity Band
17. Best Large Jazz Ensemble Album
本命Centennial: Newly Discovered Works Of Gil Evans – Gil Evans Project
対抗For The Moment – Bob Mintzer Big Band
勝者 Dear Diz (Every Day I Think Of You) – Arturo Sandoval
18. Best Gospel/Contemporary Christian Music Performance
Jesus, Friend Of Sinners – Casting Crowns
Take Me To The King – Tamela Mann
本命Go Get It – Mary Mary
勝者 10,000 Reasons (bless The Lord) – Matt Redman
対抗My Testimony – Marvin Sapp
~~ゴスペル関連~~
19. Best Gospel Song
勝者 本命Go Get It – Erica Campbell, Tina Campbell & Warryn Campbell, Songwriters
(Mary Mary)
Hold On – Cheryl Fortune, James Fortune & Terence Vaughn, songwriters
(James Fortune & Fiya, Monica & Fred Hammond)
I Feel Good – Phillip Feaster, Fred Hammond, Jonathan Miller & Calvin
Rodgers, songwriters (Fred Hammond)
対抗My Testimony – Aaron Lindsey & Marvin Sapp, songwriters (Marvin Sapp)
Released – Donald Lawrence, songwriter (Bill Winston & Living Word
Featuring Donald Lawrence)
20. Best Contemporary Christian Music Song
対抗Jesus, Friend Of Sinners – Mark Hall & Matthew West, songwriters
(Casting Crowns)
勝者タイ10,000 Reasons (Bless The Lord) – Jonas Myrin & Matt Redman, songwriters
(Matt Redman)
When Mercy Found Me – Jeff Pardo & Rhett Walker, songwriters (Rhett
Walker Band)
White Flag – Jason Ingram, Matt Maher, Matt Redman & Chris Tomlin,
songwriters (Passion & Chris Tomlin)
勝者タイ 本命Your Presence Is Heaven – Israel Houghton & Micah Massey, songwriters
(Israel & New Breed)
21. Best Gospel Album
Identity – James Fortune & Fiya
本命Jesus At The Center Live – Israel & New Breed
勝者Gravity – Lecrae
対抗I Win – Marvin Sapp
Worship Soul – Anita Wilson
22. Best Contemporary Christian Music Album
対抗Come To The Well – Casting Crowns
Where I Find You – Kari Jobe
Gold – Britt Nicole
勝者 Eye On It – Tobymac
本命Into The Light – Matthew West
通し番号が抜けてました。以下22以降が23以降にくりあがります
~~ポップ部門~~
22→23
23. Best Pop Solo Performance
勝者 対抗Set Fire To The Rain [live] – Adele
本命Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
Call Me Maybe – Carly Rae Jepsen
Wide Awake – Katy Perry
Where Have You Been – Rihanna
24. Best Pop Duo/Group Performance
Shake It Out – Florence & the Machine
本命We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
勝者 対抗Somebody That I Used To Know – Gotye Featuring Kimbra
Sexy And I Know It – Lmfao
Payphone – Maroon 5 & Wiz Khalifa
25. Best Pop Instrumental Album
24/7 – Gerald Albright & Norman Brown
勝者 対抗Impressions – Chris Botti
本命Four Hands & A Heart Volume One – Larry Carlton
Live At The Blue Note Tokyo – Dave Koz
Rumbadoodle – Arun Shenoy
26. Best Pop Vocal Album
勝者Stronger – Kelly Clarkson
対抗Ceremonials – Florence & the Machine
本命Some Nights – Fun.
Overexposed – Maroon 5
The Truth About Love – Pink
~~ダンス部門、ロック部門~~
27. Best Dance Recording
Levels – Avicii
本命Let’s Go – Calvin Harris Featuring Ne-yo
勝者 対抗Bangarang – Skrillex Featuring Sirah
Don’t You Worry Child – Swedish House Mafia Featuring John Martin
I Can’t Live Without You – Al Walser
28. Best Dance/Electronica Album
Wonderland – Steve Aoki
Don’t Think – The Chemical Brothers
対抗Album Title Goes Here– Deadmau5
Fire & Ice – Kaskade
勝者 本命Bangarang – Skrillex
29. Best Traditional Pop Vocal Album
Christmas – Michael Bublé
対抗 A Holiday Carole – Carole King
勝者 本命Kisses On The Bottom – Paul McCartney
30. Best Rock Performance
本命Hold On – Alabama Shakes
勝者Lonely Boy – The Black Keys
Charlie Brown – Coldplay
対抗I Will Wait – Mumford & Sons
We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen
31. Best Rock Song
Freedom At 21 – Jack White, songwriter (Jack White)
I Will Wait – Ted Dwane, Ben Lovett, Winston Marshall & Marcus Mumford,
songwriters (mumford & Sons)
勝者 本命Lonely Boy – Dan Auerbach, Brian Burton & Patrick Carney, songwriters
(the Black Keys)
Madness – Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
対抗We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen, songwriter (Bruce Springsteen)
32. Best Rock Album
勝者 本命 El Camino – The Black Keys
Mylo Xyloto – Coldplay
The 2nd Law – Muse
対抗 Wrecking Ball – Bruce Springsteen
Blunderbuss – Jack White
33. Best Alternative Music Album
対抗The Idler Wheel Is Wiser Than The Driver Of The Screw And Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do – Fiona Apple
Biophilia – Björk
勝者 本命 Making Mirrors – Gotye
Hurry Up, We’re Dreaming. – M83
Bad As Me – Tom Waits
34. Best Blues Album
33 1/3 – Shemekia Copeland
勝者 対抗Locked Down – Dr. John
本命Let It Burn – Ruthie Foster
And Still I Rise – Heritage Blues Orchestra
Bring It On Home – Joan Osborne
35. Best Reggae Album
勝者 Rebirth – Jimmy Cliff
本命Miracle – The Original Wailers
Tomahawk Technique – Sean Paul
対抗New Legend – Jamaica 50th Edition – Sly & Robbie & The Jam Masters
Reggae Got Soul: Unplugged On Strawberry Hill – Toots And The Maytals
36. Best World Music Album
Folila – Amadou & Mariam
On A Gentle Island Breeze – Daniel Ho
対抗Jabulani – Hugh Masekela
Traveller – Anoushka Shankar
勝者 本命The Living Room Sessions Part 1 – Ravi Shankar
37. Best Spoken Word Album (Includes Poetry, Audio Books &
Storytelling)
本命American Grown (Michelle Obama) – (Various Artists) Scott Creswell & Dan
Zitt, producers
対抗Back To Work: Why We Need Smart Government For A Strong Economy – Bill
Clinton
Drift: The Unmooring Of American Military – Rachel Maddow
Seriously… I’m Kidding – Ellen Degeneres
勝者 Society’s Child: My Autobiography – Janis Ian
++++
38. Best Instrumental Composition
December Dream – Chuck Loeb, Composer (fourplay)
勝者 本命 Mozart Goes Dancing – Chick Corea, Composer (Chick Corea & Gary Burton)
対抗Music Of Ansel Adams: America – Chris Brubeck & Dave Brubeck, Composers
(Temple University Symphony Orchestra)
Overture, Waltz And Rondo – Bill Cunliffe, Composer (Temple University
Symphony Orchestra)
Without A Paddle – Bill Holman, Composer (Tall & Small)
39. Best Instrumental Arrangement
Afro-Cuban Jazz Suite For Ellington – Michael Philip Mossman, Arranger
(Bobby Sanabria Big Band)
勝者 本命How About You – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project)
Irrequieto – Bob Mintzer, Arranger (Bob Mintzer Big Band)
対抗A Night In Tunisia (Actually An Entire Weekend!) – Wally Minko, Arranger
(Arturo Sandoval)
Salt Peanuts! (Mani Salado) – Gordon Goodwin, Arranger (Arturo Sandoval)
40. Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s)
勝者 本命City Of Roses – Thara Memory & Esperanza Spalding, Arrangers (Esperanza
Spalding)
Look To The Rainbow – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project And Luciana
Souza)
Out There – Shelly Berg, Arranger (Lorraine Feather)
対抗Spain (I Can Recall) – Vince Mendoza, Arranger (Al Jarreau And The Metropole
Orkest)
Wild Is The Wind – Nan Schwartz, Arranger (Whitney Claire Kaufman And Andrew
Playfoot)
41. Best Recording Package
勝者 Biophilia – Michael Amzalag & Mathias Augustyniak, Art Directors (Björk)
本命Boys & Girls – Brett Kilroe, Art Director (Alabama Shakes)
Charmer – Gail Marowitz, Art Director (aimee Mann)
対抗Love This Giant – Noah Wall, Art Director (David Byrne & St. Vincent)
Swing Lo Magellan – David Longstreth, Art Director (Dirty Projectors)
42. Best Boxed Or Special Limited Edition Package
The Girl With The Dragon Tattoo (soundtrack From The Motion Picture) – Rob
Sheridan, Art Director (Trent Reznor & Atticus Ross)
Go Fly A Kite – Liz Kweller, Art Director (Ben Kweller)
本命Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Simon Earith
& James Musgrave, Art Directors (Paul And Linda McCartney)
対抗Some Girls: Super Deluxe Edition – Stephen Kennedy, Art Director (The
Rolling Stones)
勝者Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Fritz Klaetke, Art
Director (Woody Guthrie)
43. Best Album Notes
Banjo Diary: Lessons From Tradition – Stephen Wade, Album Notes Writer
(Stephen Wade)
本命First Recordings: 50th Anniversary Edition – Hans Olof Gottfridsson, Album
Notes Writer (The Beatles With Tony Sheridan)
対抗The Pearl Sessions – Holly George-warren, Album Notes Writer (Janis Joplin)
Piazzolla In Brooklyn – Fernando Gonzalez, Album Notes Writer (Pablo Aslan
Quintet)
勝者Singular Genius: The Complete ABC Singles
Billy Vera, album notes writer (Ray Charles) ノミネートリストから落ちていました
44. Best Historical Album
He Is My Story: The Sanctified Soul Of Arizona Dranes – Josh Rosenthal,
Compilation Producer; Bryan Hoffa & Christopher King, Mastering Engineers
(Arizona Dranes)
Old-time Smoky Mountain Music: 34 Historic Songs, Ballads, And Instrumentals
Recorded In The Great Smoky Mountains By “song Catcher” Joseph S. Hall – Kent
Cave, Michael Montgomery & Ted Olson, Compilation Producers; John Fleenor
& Steve Kemp, Mastering Engineers (Various Artists)
Opika Pende: Africa At 78 Rpm – Steven Lance Ledbetter & Jonathan Ward,
Compilation Producers; Michael Graves, Mastering Engineer (Various Artists)
対抗Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Paul McCartney,
Compilation Producer; Simon Gibson, Guy Massey & Steve Rooke, Mastering
Engineers (Paul And Linda McCartney)
勝者 本命 The Smile Sessions (Deluxe Box Set) – Alan Boyd, Mark Linett, Brian Wilson
& Dennis Wolfe, Compilation Producers; Mark Linett, Mastering Engineer (The
Beach Boys)
Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Jeff Place &
Robert Santelli, Compilation Producers; Pete Reiniger, Mastering Engineer (Woody
Guthrie)
45. Best Engineered Album, Non-classical
対抗 The Absence – Moogie Canazio & Al Schmitt, Engineers; Bernie Grundman,
Mastering Engineer (Melody Gardot)
Ashes & Fire – Glyn Johns, Engineer; Bob Ludwig, Mastering Engineer
(Ryan Adams)
勝者The Goat Rodeo Sessions – Richard King, Engineer; Richard King, Mastering
Engineer (Yo-Yo Ma, Stuart Duncan, Edgar Meyer & Chris Thile)
Love Is A Four Letter Word – Joe Chiccarelli, Steve Churchyard, Lars Fox,
Graham Hope, Tony Maserati & Morgan Stratton, Engineers; Bob Ludwig,
Mastering Engineer (Jason Mraz)
本命Slingshot – Helik Hadar, Engineer; Bernie Grundman, Mastering Engineer
(Rebecca Pidgeon)
46. Producer Of The Year, Non-classical
勝者Dan Auerbach
本命Jeff Bhasker
Diplo
Markus Dravs
対抗Salaam Remi
AWARD>GRAMMY>55 >Final
【55th Grammy】
確定。
第55回グラミー賞が、2013年2月10日(日)(日本時間11日午前10時から)ロスアンジェルスのステイプルズ・センターで発表された。
冒頭、テイラー・スイフトのライヴから始まり、ファンのライヴではステージ上に雨を降らせる演出。また、ハンター・ヘイズの衣装が光り輝いていた。
「レコード・オブ・ジ・イヤー」では、なんとプリンスがプレゼンターとして登場。勝者の封筒の中身を見て、プリンスは一言「この曲好きだよ」と言って、名前を発表。受賞者、ゴティエに手渡した。
主要4部門は、6部門ノミネートのファンが「ソング」と「新人」、「レコード」をゴティエが、そして「アルバム」をマムフォード&ソンが獲得した。フランク・オーシャンは、「ベスト・アーバン」と、「ベスト・ラップ・サング・コラボレーション」のフィーチャリングで獲得。
今回最も多くノミネートされたのは、6部門のファン、ジェイ・Z(ズィー)、マムフォード&ソンズ、フランク・オーシャン、カニエ・ウェスト。5部門のザ・ブラック・キーズ、チック・コーリア、ミゲル。さらに4部門のジェフ・バスカー、ボブ・ラドウィグ、ナス、ケリー・クラークソン。また、ザ・ブラック・キーズのダン・アウアバックは個人でプロデューサー部門にノミネートされたので、ブラック・キーズの5部門に加え彼も6部門のノミネート。
次のようなアーティストがライヴ・パフォーマンスを見せた。
Taylor Swift
Elton John and Ed Sheeran
Fun.
Bonnie Raitt & John Mayer
Miguel
Mumford & Sons
Justin Timberlake
Maroon 5 and Alicia Keys
Rihanna
The Black Keys+Dr.John
Kelly Clarkson
Bruno Mars, Rihanna and Sting
Jack White
Frank Ocean
Dierks Bentley and Miranda Lambert
The Lumineers
Carrie Underwood
今年の予想は本命と対抗でやっと6割を超えた。予想は48部門。(当初47としてましたが、ひとつ通し番号が抜けていたので48でした)主要4部門は本命1、対抗1という結果だった。本命で21、対抗で9、はずれ18だった。
81部門ノミネートと受賞者の完全リストはこちら。
http://www.grammy.com/nominees
ソウルサーチャーの予想結果は次の通り。
2012年度(第55回)(2013年2月10日発表)48部門 本命的中21 対抗的中9 計 30部門 .625
2011年度(第54回)(2012年2月12日発表)42部門 本命的中 24、対抗的中 8、計32部門 .761
2010年度(第53回)(2011年2月13日発表) 51部門 本命的中 26 対抗的中 19 計45部門 .882
2009年度(52回)(2010年1月31日発表)49部門 本命的中19 対抗的中11計30部門 .612
2008年度(51回)(2009年2月8日発表) 44部門 本命的中19 対抗的中15 計34 .773
2007年度(50回)(2008年2月10日発表) 46部門 本命的中24部門 対抗16部門 計40部門 .870
2006年度(49回)(2007年2月11日発表)42部門 本命的中19部門 対抗9部門 計28部門 .667
2005年度(48回)(2006年2月8日発表)42部門 本命的中18部門 対抗12部門 計30部門 .714
2004年度(第47回)(2005年2月14日発表)46部門 本命26部門 対抗7部門 計33部門 .717
2003年度(第46回)(2004年2月8日発表) 47部門 本命20部門 対抗14部門 計34部門 .723
2002年度(第45回)(2003年2月23日発表) 33部門 本命18部門 対抗5部門 計23部門 .696
■グラミー賞主要な部門受賞者(81部門のうち50部門、予想は48部門)
(下記1~50のナンバーは当ソウルサーチンで適宜つけたものです。NARAS発表のノミネート番号とは必ずしも同じではありません。また本命・対抗の表記なきものは予想していません)
Grammy Awards : List of Nominations for 2013 Grammys (Final)
1. Record Of The Year
対抗 Lonely Boy – The Black Keys
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
本命 We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
勝者Somebody That I Used to Know – Gotye Featuring Kimbra
Thinkin Bout You – Frank Ocean
We Are Never Ever Getting Back Together – Taylor Swift
http://youtu.be/a_426RiwST8
http://youtu.be/Xn676-fLq7I
http://youtu.be/Sv6dMFF_yts
http://youtu.be/8UVNT4wvIGY
http://youtu.be/WA4iX5D9Z64
2. Album Of The Year
El Camino – The Black Keys
Some Nights – Fun.
勝者 本命Babel – Mumford & Sons
Channel Orange – Frank Ocean
対抗Blunderbuss – Jack White
3. Song Of The Year
本命The A Team – Ed Sheeran, songwriter (Ed Sheeran)
Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Call Me Maybe – Tavish Crowe, Carly Rae Jepsen & Josh Ramsay, songwriters (Carly Rae Jepsen)
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Jörgen Elofsson, David Gamson, Greg Kurstin & Ali Tamposi, songwriters (Kelly Clarkson)
勝者 対抗We Are Young – Jack Antonoff, Jeff Bhasker, Andrew Dost & Nate Ruess, songwriters (Fun. featuring Janelle Monáe)
http://youtu.be/UAWcs5H-qgQ
http://youtu.be/8dM5QYdTo08
http://youtu.be/fWNaR-rxAic
4. Best New Artist
本命Alabama Shakes
勝者Fun.
Hunter Hayes
The Lumineers
対抗Frank Ocean
http://youtu.be/Le-3MIBxQTw
http://youtu.be/ruyaKdPfTN4
http://youtu.be/zvCBSSwgtg4
http://youtu.be/F15IjgyHd60
+++++
5. Best R&B Performance
Thank You – Estelle
対抗Gonna Be Alright (f.t.b.) – Robert Glasper Experiment featuring Ledisi
I Want You – Luke James
本命Adorn – Miguel
勝者 Climax – Usher
6. Best Traditional R&B Performance
Lately – Anita Baker
勝者 本命Love On Top – Beyoncé
対抗Wrong Side Of A Love Song – Melanie Fiona
Real Good Hands – Gregory Porter
If Only You Knew – Swv
7. Best R&B Song
勝者 本命Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Beautiful Surprise – Tamia Hill, Claude Kelly & Salaam Remi, songwriters
(Tamia)
Heart Attack – Benjamin Levin, Rico Love & Tremaine Neverson,
songwriters (Trey Songz)
対抗Pray For Me – Antonio Dixon, Kenny Edmonds, Anthony Hamilton & Patrick
“jque” Smith, songwriters (Anthony Hamilton)
Refill – Darhyl “dj” Camper, Elle Varner & Andrew “pop” Wansel,
songwriters (Elle Varner)
8. Best Urban Contemporary Album
Fortune – Chris Brown
対抗Kaleidoscope Dream – Miguel
勝者 本命Channel Orange – Frank Ocean
9. Best R&B Album
勝者 対抗Black Radio – Robert Glasper Experiment
Back To Love – Anthony Hamilton
本命Write Me Back – R. Kelly
Beautiful Surprise – Tamia
Open Invitation – Tyrese
10. Best Rap Performance
Hyfr (Hell Ya … Right) – Drake Featuring Lil’ Wayne
勝者 本命Ni**as In Paris – The Throne Jay-z & Kanye West
Daughters – Nas
対抗Mercy – Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2 Chainz
I Do – Young Jeezy featuring Jay-z & André 3000
11. Best Rap/Sung Collaboration
Wild Ones – Flo Rida Featuring Sia
勝者 本命No Church In The Wild – Jay-z & Kanye West featuring Frank Ocean &
The-dream
Tonight (Best You Ever Had) – John Legend Featuring Ludacris
対抗Cherry Wine – Nas Featuring Amy Winehouse
Talk That Talk – Rihanna Featuring Jay-Z
12. Best Rap Song
Daughters – Nasir Jones & Ernest Wilson, songwriters (Patrick Adams,
Gary Decarlo, Dale Frashuer & Paul Leka, songwriters) (Nas) Track From: Life
Is Good
Lotus Flower Bomb – Olubowale Akintimehin, S. Joseph Dew, Jerrin Howard,
Walker Johnson & Miguel Jontel Pimentel, songwriters (Wale Featuring Miguel)
本命Mercy – Sean Anderson, Tauheed Epps, Stephan Taft, James Thomas, Terrence
Thornton & Kanye West, songwriters (Denzie Beagle, Winston Riley &
Reggie Williams, songwriters) (Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2
Chainz)
The Motto – Dwayne Carter, Aubrey Graham & Tyler Williams, songwriters
(Drake Featuring Lil’ Wayne)
勝者 対抗 N**as In Paris – Shawn Carter, Mike Dean, Chauncey Hollis & Kanye West,
Songwriters (W.A. Donaldson, songwriter) (Jay-Z & Kanye West)
Young, Wild & Free – Calvin Broadus, Chris Brody Brown, Philip Lawrence,
Ari Levine, Peter Hernandez & Cameron Thomaz, songwriters (t. Bluechel, M.
Borrow, T. Griffin, K. Jackson, N. Lee & M. Newman, songwriters) (Snoop Dogg
& Wiz Khalifa featuring Bruno Mars
13. Best Rap Album
勝者 本命Take Care – Drake
Food & Liquor II: The Great American Rap Album, Pt. 1 – Lupe Fiasco
対抗Life Is Good – Nas
Undun – The Roots
God Forgives, I Don’t – Rick Ross
Based On A T.r.u. Story – 2 Chainz
~~ジャズ部門~~
14. Best Improvised Jazz Solo
Cross Roads – Ravi Coltrane, soloist
勝者 本命Hot House – Gary Burton & Chick Corea, soloists
対抗Alice In Wonderland – Chick Corea, soloist
J. Mac – Kenny Garrett, soloist
Ode – Brad Mehldau, soloist
15. Best Jazz Vocal Album
Soul Shadows – Denise Donatelli
1619 Broadway: The Brill Building Project – Kurt Elling
対抗Live – Al Jarreau (and The Metropole Orkest)
The Book Of Chet – Luciana Souza
勝者 本命Radio Music Society – Esperanza Spalding
16. Best Jazz Instrumental Album
Further Explorations – Chick Corea, Eddie Gomez & Paul Motian
本命Hot House – Chick Corea & Gary Burton
Seeds From The Underground – Kenny Garrett
Blue Moon – Ahmad Jamal
勝者 対抗Unity Band – Pat Metheny Unity Band
17. Best Large Jazz Ensemble Album
本命Centennial: Newly Discovered Works Of Gil Evans – Gil Evans Project
対抗For The Moment – Bob Mintzer Big Band
勝者 Dear Diz (Every Day I Think Of You) – Arturo Sandoval
18. Best Gospel/Contemporary Christian Music Performance
Jesus, Friend Of Sinners – Casting Crowns
Take Me To The King – Tamela Mann
本命Go Get It – Mary Mary
勝者 10,000 Reasons (bless The Lord) – Matt Redman
対抗My Testimony – Marvin Sapp
~~ゴスペル関連~~
19. Best Gospel Song
勝者 本命Go Get It – Erica Campbell, Tina Campbell & Warryn Campbell, Songwriters
(Mary Mary)
Hold On – Cheryl Fortune, James Fortune & Terence Vaughn, songwriters
(James Fortune & Fiya, Monica & Fred Hammond)
I Feel Good – Phillip Feaster, Fred Hammond, Jonathan Miller & Calvin
Rodgers, songwriters (Fred Hammond)
対抗My Testimony – Aaron Lindsey & Marvin Sapp, songwriters (Marvin Sapp)
Released – Donald Lawrence, songwriter (Bill Winston & Living Word
Featuring Donald Lawrence)
20. Best Contemporary Christian Music Song
対抗Jesus, Friend Of Sinners – Mark Hall & Matthew West, songwriters
(Casting Crowns)
勝者タイ10,000 Reasons (Bless The Lord) – Jonas Myrin & Matt Redman, songwriters
(Matt Redman)
When Mercy Found Me – Jeff Pardo & Rhett Walker, songwriters (Rhett
Walker Band)
White Flag – Jason Ingram, Matt Maher, Matt Redman & Chris Tomlin,
songwriters (Passion & Chris Tomlin)
勝者タイ 本命Your Presence Is Heaven – Israel Houghton & Micah Massey, songwriters
(Israel & New Breed)
21. Best Gospel Album
Identity – James Fortune & Fiya
本命Jesus At The Center Live – Israel & New Breed
勝者Gravity – Lecrae
対抗I Win – Marvin Sapp
Worship Soul – Anita Wilson
22. Best Contemporary Christian Music Album
対抗Come To The Well – Casting Crowns
Where I Find You – Kari Jobe
Gold – Britt Nicole
勝者 Eye On It – Tobymac
本命Into The Light – Matthew West
通し番号が抜けてました。以下22以降が23以降にくりあがります
~~ポップ部門~~
22→23
23. Best Pop Solo Performance
勝者 対抗Set Fire To The Rain [live] – Adele
本命Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
Call Me Maybe – Carly Rae Jepsen
Wide Awake – Katy Perry
Where Have You Been – Rihanna
24. Best Pop Duo/Group Performance
Shake It Out – Florence & the Machine
本命We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
勝者 対抗Somebody That I Used To Know – Gotye Featuring Kimbra
Sexy And I Know It – Lmfao
Payphone – Maroon 5 & Wiz Khalifa
25. Best Pop Instrumental Album
24/7 – Gerald Albright & Norman Brown
勝者 対抗Impressions – Chris Botti
本命Four Hands & A Heart Volume One – Larry Carlton
Live At The Blue Note Tokyo – Dave Koz
Rumbadoodle – Arun Shenoy
26. Best Pop Vocal Album
勝者Stronger – Kelly Clarkson
対抗Ceremonials – Florence & the Machine
本命Some Nights – Fun.
Overexposed – Maroon 5
The Truth About Love – Pink
~~ダンス部門、ロック部門~~
27. Best Dance Recording
Levels – Avicii
本命Let’s Go – Calvin Harris Featuring Ne-yo
勝者 対抗Bangarang – Skrillex Featuring Sirah
Don’t You Worry Child – Swedish House Mafia Featuring John Martin
I Can’t Live Without You – Al Walser
28. Best Dance/Electronica Album
Wonderland – Steve Aoki
Don’t Think – The Chemical Brothers
対抗Album Title Goes Here– Deadmau5
Fire & Ice – Kaskade
勝者 本命Bangarang – Skrillex
29. Best Traditional Pop Vocal Album
Christmas – Michael Bublé
対抗 A Holiday Carole – Carole King
勝者 本命Kisses On The Bottom – Paul McCartney
30. Best Rock Performance
本命Hold On – Alabama Shakes
勝者Lonely Boy – The Black Keys
Charlie Brown – Coldplay
対抗I Will Wait – Mumford & Sons
We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen
31. Best Rock Song
Freedom At 21 – Jack White, songwriter (Jack White)
I Will Wait – Ted Dwane, Ben Lovett, Winston Marshall & Marcus Mumford,
songwriters (mumford & Sons)
勝者 本命Lonely Boy – Dan Auerbach, Brian Burton & Patrick Carney, songwriters
(the Black Keys)
Madness – Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
対抗We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen, songwriter (Bruce Springsteen)
32. Best Rock Album
勝者 本命 El Camino – The Black Keys
Mylo Xyloto – Coldplay
The 2nd Law – Muse
対抗 Wrecking Ball – Bruce Springsteen
Blunderbuss – Jack White
33. Best Alternative Music Album
対抗The Idler Wheel Is Wiser Than The Driver Of The Screw And Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do – Fiona Apple
Biophilia – Björk
勝者 本命 Making Mirrors – Gotye
Hurry Up, We’re Dreaming. – M83
Bad As Me – Tom Waits
34. Best Blues Album
33 1/3 – Shemekia Copeland
勝者 対抗Locked Down – Dr. John
本命Let It Burn – Ruthie Foster
And Still I Rise – Heritage Blues Orchestra
Bring It On Home – Joan Osborne
35. Best Reggae Album
勝者 Rebirth – Jimmy Cliff
本命Miracle – The Original Wailers
Tomahawk Technique – Sean Paul
対抗New Legend – Jamaica 50th Edition – Sly & Robbie & The Jam Masters
Reggae Got Soul: Unplugged On Strawberry Hill – Toots And The Maytals
36. Best World Music Album
Folila – Amadou & Mariam
On A Gentle Island Breeze – Daniel Ho
対抗Jabulani – Hugh Masekela
Traveller – Anoushka Shankar
勝者 本命The Living Room Sessions Part 1 – Ravi Shankar
37. Best Spoken Word Album (Includes Poetry, Audio Books &
Storytelling)
本命American Grown (Michelle Obama) – (Various Artists) Scott Creswell & Dan
Zitt, producers
対抗Back To Work: Why We Need Smart Government For A Strong Economy – Bill
Clinton
Drift: The Unmooring Of American Military – Rachel Maddow
Seriously… I’m Kidding – Ellen Degeneres
勝者 Society’s Child: My Autobiography – Janis Ian
++++
38. Best Instrumental Composition
December Dream – Chuck Loeb, Composer (fourplay)
勝者 本命 Mozart Goes Dancing – Chick Corea, Composer (Chick Corea & Gary Burton)
対抗Music Of Ansel Adams: America – Chris Brubeck & Dave Brubeck, Composers
(Temple University Symphony Orchestra)
Overture, Waltz And Rondo – Bill Cunliffe, Composer (Temple University
Symphony Orchestra)
Without A Paddle – Bill Holman, Composer (Tall & Small)
39. Best Instrumental Arrangement
Afro-Cuban Jazz Suite For Ellington – Michael Philip Mossman, Arranger
(Bobby Sanabria Big Band)
勝者 本命How About You – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project)
Irrequieto – Bob Mintzer, Arranger (Bob Mintzer Big Band)
対抗A Night In Tunisia (Actually An Entire Weekend!) – Wally Minko, Arranger
(Arturo Sandoval)
Salt Peanuts! (Mani Salado) – Gordon Goodwin, Arranger (Arturo Sandoval)
40. Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s)
勝者 本命City Of Roses – Thara Memory & Esperanza Spalding, Arrangers (Esperanza
Spalding)
Look To The Rainbow – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project And Luciana
Souza)
Out There – Shelly Berg, Arranger (Lorraine Feather)
対抗Spain (I Can Recall) – Vince Mendoza, Arranger (Al Jarreau And The Metropole
Orkest)
Wild Is The Wind – Nan Schwartz, Arranger (Whitney Claire Kaufman And Andrew
Playfoot)
41. Best Recording Package
勝者 Biophilia – Michael Amzalag & Mathias Augustyniak, Art Directors (Björk)
本命Boys & Girls – Brett Kilroe, Art Director (Alabama Shakes)
Charmer – Gail Marowitz, Art Director (aimee Mann)
対抗Love This Giant – Noah Wall, Art Director (David Byrne & St. Vincent)
Swing Lo Magellan – David Longstreth, Art Director (Dirty Projectors)
42. Best Boxed Or Special Limited Edition Package
The Girl With The Dragon Tattoo (soundtrack From The Motion Picture) – Rob
Sheridan, Art Director (Trent Reznor & Atticus Ross)
Go Fly A Kite – Liz Kweller, Art Director (Ben Kweller)
本命Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Simon Earith
& James Musgrave, Art Directors (Paul And Linda McCartney)
対抗Some Girls: Super Deluxe Edition – Stephen Kennedy, Art Director (The
Rolling Stones)
勝者Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Fritz Klaetke, Art
Director (Woody Guthrie)
43. Best Album Notes
Banjo Diary: Lessons From Tradition – Stephen Wade, Album Notes Writer
(Stephen Wade)
本命First Recordings: 50th Anniversary Edition – Hans Olof Gottfridsson, Album
Notes Writer (The Beatles With Tony Sheridan)
対抗The Pearl Sessions – Holly George-warren, Album Notes Writer (Janis Joplin)
Piazzolla In Brooklyn – Fernando Gonzalez, Album Notes Writer (Pablo Aslan
Quintet)
勝者Singular Genius: The Complete ABC Singles
Billy Vera, album notes writer (Ray Charles) ノミネートリストから落ちていました
44. Best Historical Album
He Is My Story: The Sanctified Soul Of Arizona Dranes – Josh Rosenthal,
Compilation Producer; Bryan Hoffa & Christopher King, Mastering Engineers
(Arizona Dranes)
Old-time Smoky Mountain Music: 34 Historic Songs, Ballads, And Instrumentals
Recorded In The Great Smoky Mountains By “song Catcher” Joseph S. Hall – Kent
Cave, Michael Montgomery & Ted Olson, Compilation Producers; John Fleenor
& Steve Kemp, Mastering Engineers (Various Artists)
Opika Pende: Africa At 78 Rpm – Steven Lance Ledbetter & Jonathan Ward,
Compilation Producers; Michael Graves, Mastering Engineer (Various Artists)
対抗Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Paul McCartney,
Compilation Producer; Simon Gibson, Guy Massey & Steve Rooke, Mastering
Engineers (Paul And Linda McCartney)
勝者 本命 The Smile Sessions (Deluxe Box Set) – Alan Boyd, Mark Linett, Brian Wilson
& Dennis Wolfe, Compilation Producers; Mark Linett, Mastering Engineer (The
Beach Boys)
Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Jeff Place &
Robert Santelli, Compilation Producers; Pete Reiniger, Mastering Engineer (Woody
Guthrie)
45. Best Engineered Album, Non-classical
対抗 The Absence – Moogie Canazio & Al Schmitt, Engineers; Bernie Grundman,
Mastering Engineer (Melody Gardot)
Ashes & Fire – Glyn Johns, Engineer; Bob Ludwig, Mastering Engineer
(Ryan Adams)
勝者The Goat Rodeo Sessions – Richard King, Engineer; Richard King, Mastering
Engineer (Yo-Yo Ma, Stuart Duncan, Edgar Meyer & Chris Thile)
Love Is A Four Letter Word – Joe Chiccarelli, Steve Churchyard, Lars Fox,
Graham Hope, Tony Maserati & Morgan Stratton, Engineers; Bob Ludwig,
Mastering Engineer (Jason Mraz)
本命Slingshot – Helik Hadar, Engineer; Bernie Grundman, Mastering Engineer
(Rebecca Pidgeon)
46. Producer Of The Year, Non-classical
勝者Dan Auerbach
本命Jeff Bhasker
Diplo
Markus Dravs
対抗Salaam Remi
AWARD>GRAMMY>55 >Final
◆■ テリーの地下室~おとなの世界への扉
2013年2月11日 音楽◆■ テリーの地下室~おとなの世界への扉
【The Things Learned At Terry’s Basement: The Door To Adult’s World】
(先日(2013年2月3日)『ソウル・ブレンズ』でDJマーヴィン・デンジャーフィールドが、オハイオ・プレイヤーズを初めて聴いたのが、デトロイトに住んでいたときの友達の家の地下室だったという話をした。その話がおもしろかったので、曲がかかっている間にいろいろ聞いたことなどを含めてまとめてみた。たとえば、オハイオ・プレイヤーズの音楽を11歳の少年は一体どのように聴いたかなどの風景がとてもおもしろいと思う。題して「テリーズ・ベースメント(地下室)」)
地下室。
デトロイト、1975年秋――。
十歳頃の子供にとって大人の世界とは未知のものだ。それはそれは興味津々で、ちょっと怖いが何でも試してみたいと思うもの。それは少年の冒険だ。
デトロイトに生まれ育った11歳のマーヴィン少年は隣に住む4つ年上のテリーと仲良しだった。テリーは元々ロスアンジェルス出身だったが、兄弟がたくさんいたので彼だけデトロイトの祖父母のところに預けられ、そこから学校に行っていた。マーヴィンは学校から帰るといつもテリーの家に遊びに行き、その地下室でレコードを聴いたりしていた。マーヴィンが住んでいたエリアは一軒家の住宅街でどの家にも物置にできるような地下室があった。
マーヴィンの周りにはいつも音楽があふれていた。母親はふだんはゴスペルを聴いていたがラジオから流れるモータウンも大好きだった。父親はジャズをよく聴いていてジャズのレコードをけっこう持っていた。一方テリーの祖父や父親は当時の流行のソウル・レコードを聴いて、アナログの最新LPをたくさんもっていた。10歳そこそこのマーヴィンにとっては、ジャズやゴスペルよりも、当時のヒットしているソウルのレコードのほうがよほど興味を引いた。テリーもそうしたものをよく知っていて、年下のマーヴィンにいろいろ教えてくれた。この頃聴いた音楽はみなテリーの影響だ。
そんなある日、テリーと一緒にテリーの父が最近手に入れていた一枚のアルバムを聴こうとしていた。そのジャケットは、ヌードの女性が蜂蜜を体にたらしているというひじょうにセクシーなもので、十代の彼らには「何か見てはいけない大人のもの」のように思えた。1970年代の子供にとって、それはたくさんの女性のヌード写真が出ている大人向け「プレイボーイ・マガジン」のように感じられた。
地下室は日本でいえば20畳ほどの広い部屋。床はコンクリート打ちっぱなしでそこにソファやプールテーブル(ビリヤード台)、バーカウンターがあり、大きなステレオ・セットがあった。地下室だがエアコンはあったという。この日は「大人向けのレコード」を聴こうとしていたので、マーヴィンとテリーは地下室の扉を開けた。そして部屋の鍵を締めて誰も大人が入ってこないようにしてそのレコードをかけた。それは親に秘密で垣間見る「大人の世界」だった。放課後から親が帰ってくるまでのわずかな時間は子供の天国だった。親に知られずになにかをするには打ってつけの時間帯だった。
ハニー。
彼らがその日聴こうとしていたレコードとはオハイオ・プレイヤーズの『ハニー』のアルバムだった。表ジャケットもヌードなら、ジャケットを開くと見開きでもっと大胆なヌード写真が現れた。二人はまさに息を呑んでジャケットを見つめた。「わお、これはすごい」
興奮気味にアルバムA面の1曲目に針を落とすと、「ハニー」というゆったりしたテンポの曲が流れてきた。よくわからないまま、なんとなくかっこいいのかなと思いつつ、アルバムは進んだ。A面が終わりレコードをひっくり返しB面をかけた。
その1曲目に入っていたのが、「スイート・スティッキー・シングス」(甘いネバネバしたもの、の意味)だった。マーヴィンたちは考えた。「甘くてネバネバ、べとべとしたもの?」「これは一体何のことだろう?」 11歳と15歳の子供には意味がわからなかった。
歌詞をいろいろ読んでみたが、やはりわからなかった。どうも男女のラヴ・ソングのようだったがそれでもタイトルの意味はわからなかった。そして、そのアルバム・ジャケットに映っているヌード・モデルを見て、「これがスイート・スティッキー・シングなのかなあ」とテリーと笑っていた。蜂蜜(ハニー)は確かに甘くてネバネバしている。マーヴィンにとってのオハイオ・プレイヤーズ初体験がこの『ハニー』のアルバム、とりわけその中でも「スイート・スティッキー・シング」だった。
この『ハニー』のジャケットをはじめ、オハイオ・プレイヤーズのヌード・ジャケットを撮影していたのは、なんとプレイボーイ・マガジンで30年以上カメラマンとして活躍していたリオン・フェグリーというカメラマンだった。この『ハニー』のジャケット・モデルは、1974年10月号の「プレイメイト」だったパナマ生まれのエスター・コーデットだった。
11歳と15歳の少年たちにとって、見てはいけないものを見て、聴いてはいけないものを聴いてしまった地下室だった。
扉。
マーヴィンは当時の最新のアルバムはみんなこのテリーの地下室で聴いて覚えた。アース・ウィンド&ファイアーで初めて覚えた曲は「リーズンズ」だった。(アルバム『ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(暗黒への挑戦)』収録) ほかにもブラザーズ・ジョンソンやコモドアーズ、クール&ザ・ギャング、みんなテリーの地下室で知った。
地下室ではときに親たちがハウスパーティーなどをしていた。そんなときでさえ、マーヴィンら子供たちは子供たちだけで遊んでいた。
そして、放課後にテリーと過ごすベースメントでのひとときこそ、11歳のマーヴィンにとって大人の世界を垣間見る小さな扉だった。オハイオ・プレイヤーズの『ハニー』は、11歳の少年にとってそんな大人への第一歩だったのかもしれない。あれから38年後の今これを聴いてもマーヴィンにはあのテリーの地下室での出来事が瞬時に思い出されるのだ。音楽はタイムトンネルへの扉でもあった。
■マーヴィンの「スタンド・バイ・ミー」のような回想話
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040207.html
■オハイオ・プレイヤーズ『ハニー』(1975年8月)
11歳のマーヴィン少年をときめかせたアルバム。ジャケット・モデル、カメラマンとも「プレイボーイ・マガジン」から。この傑作が571円! 2コインCDだ。(笑) スタバで2杯飲むより安い
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ESSAY>
【The Things Learned At Terry’s Basement: The Door To Adult’s World】
(先日(2013年2月3日)『ソウル・ブレンズ』でDJマーヴィン・デンジャーフィールドが、オハイオ・プレイヤーズを初めて聴いたのが、デトロイトに住んでいたときの友達の家の地下室だったという話をした。その話がおもしろかったので、曲がかかっている間にいろいろ聞いたことなどを含めてまとめてみた。たとえば、オハイオ・プレイヤーズの音楽を11歳の少年は一体どのように聴いたかなどの風景がとてもおもしろいと思う。題して「テリーズ・ベースメント(地下室)」)
地下室。
デトロイト、1975年秋――。
十歳頃の子供にとって大人の世界とは未知のものだ。それはそれは興味津々で、ちょっと怖いが何でも試してみたいと思うもの。それは少年の冒険だ。
デトロイトに生まれ育った11歳のマーヴィン少年は隣に住む4つ年上のテリーと仲良しだった。テリーは元々ロスアンジェルス出身だったが、兄弟がたくさんいたので彼だけデトロイトの祖父母のところに預けられ、そこから学校に行っていた。マーヴィンは学校から帰るといつもテリーの家に遊びに行き、その地下室でレコードを聴いたりしていた。マーヴィンが住んでいたエリアは一軒家の住宅街でどの家にも物置にできるような地下室があった。
マーヴィンの周りにはいつも音楽があふれていた。母親はふだんはゴスペルを聴いていたがラジオから流れるモータウンも大好きだった。父親はジャズをよく聴いていてジャズのレコードをけっこう持っていた。一方テリーの祖父や父親は当時の流行のソウル・レコードを聴いて、アナログの最新LPをたくさんもっていた。10歳そこそこのマーヴィンにとっては、ジャズやゴスペルよりも、当時のヒットしているソウルのレコードのほうがよほど興味を引いた。テリーもそうしたものをよく知っていて、年下のマーヴィンにいろいろ教えてくれた。この頃聴いた音楽はみなテリーの影響だ。
そんなある日、テリーと一緒にテリーの父が最近手に入れていた一枚のアルバムを聴こうとしていた。そのジャケットは、ヌードの女性が蜂蜜を体にたらしているというひじょうにセクシーなもので、十代の彼らには「何か見てはいけない大人のもの」のように思えた。1970年代の子供にとって、それはたくさんの女性のヌード写真が出ている大人向け「プレイボーイ・マガジン」のように感じられた。
地下室は日本でいえば20畳ほどの広い部屋。床はコンクリート打ちっぱなしでそこにソファやプールテーブル(ビリヤード台)、バーカウンターがあり、大きなステレオ・セットがあった。地下室だがエアコンはあったという。この日は「大人向けのレコード」を聴こうとしていたので、マーヴィンとテリーは地下室の扉を開けた。そして部屋の鍵を締めて誰も大人が入ってこないようにしてそのレコードをかけた。それは親に秘密で垣間見る「大人の世界」だった。放課後から親が帰ってくるまでのわずかな時間は子供の天国だった。親に知られずになにかをするには打ってつけの時間帯だった。
ハニー。
彼らがその日聴こうとしていたレコードとはオハイオ・プレイヤーズの『ハニー』のアルバムだった。表ジャケットもヌードなら、ジャケットを開くと見開きでもっと大胆なヌード写真が現れた。二人はまさに息を呑んでジャケットを見つめた。「わお、これはすごい」
興奮気味にアルバムA面の1曲目に針を落とすと、「ハニー」というゆったりしたテンポの曲が流れてきた。よくわからないまま、なんとなくかっこいいのかなと思いつつ、アルバムは進んだ。A面が終わりレコードをひっくり返しB面をかけた。
その1曲目に入っていたのが、「スイート・スティッキー・シングス」(甘いネバネバしたもの、の意味)だった。マーヴィンたちは考えた。「甘くてネバネバ、べとべとしたもの?」「これは一体何のことだろう?」 11歳と15歳の子供には意味がわからなかった。
歌詞をいろいろ読んでみたが、やはりわからなかった。どうも男女のラヴ・ソングのようだったがそれでもタイトルの意味はわからなかった。そして、そのアルバム・ジャケットに映っているヌード・モデルを見て、「これがスイート・スティッキー・シングなのかなあ」とテリーと笑っていた。蜂蜜(ハニー)は確かに甘くてネバネバしている。マーヴィンにとってのオハイオ・プレイヤーズ初体験がこの『ハニー』のアルバム、とりわけその中でも「スイート・スティッキー・シング」だった。
この『ハニー』のジャケットをはじめ、オハイオ・プレイヤーズのヌード・ジャケットを撮影していたのは、なんとプレイボーイ・マガジンで30年以上カメラマンとして活躍していたリオン・フェグリーというカメラマンだった。この『ハニー』のジャケット・モデルは、1974年10月号の「プレイメイト」だったパナマ生まれのエスター・コーデットだった。
11歳と15歳の少年たちにとって、見てはいけないものを見て、聴いてはいけないものを聴いてしまった地下室だった。
扉。
マーヴィンは当時の最新のアルバムはみんなこのテリーの地下室で聴いて覚えた。アース・ウィンド&ファイアーで初めて覚えた曲は「リーズンズ」だった。(アルバム『ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(暗黒への挑戦)』収録) ほかにもブラザーズ・ジョンソンやコモドアーズ、クール&ザ・ギャング、みんなテリーの地下室で知った。
地下室ではときに親たちがハウスパーティーなどをしていた。そんなときでさえ、マーヴィンら子供たちは子供たちだけで遊んでいた。
そして、放課後にテリーと過ごすベースメントでのひとときこそ、11歳のマーヴィンにとって大人の世界を垣間見る小さな扉だった。オハイオ・プレイヤーズの『ハニー』は、11歳の少年にとってそんな大人への第一歩だったのかもしれない。あれから38年後の今これを聴いてもマーヴィンにはあのテリーの地下室での出来事が瞬時に思い出されるのだ。音楽はタイムトンネルへの扉でもあった。
■マーヴィンの「スタンド・バイ・ミー」のような回想話
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040207.html
■オハイオ・プレイヤーズ『ハニー』(1975年8月)
11歳のマーヴィン少年をときめかせたアルバム。ジャケット・モデル、カメラマンとも「プレイボーイ・マガジン」から。この傑作が571円! 2コインCDだ。(笑) スタバで2杯飲むより安い
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ESSAY>
■今日の「ソウル・ブレンズ」はホイットニー・ヒューストン・スペシャル
2013年2月10日 音楽■今日の「ソウル・ブレンズ」はホイットニー・ヒューストン・スペシャル
【Today’s Soul Blends Features Whitney For Two Hours】
スペシャル。
今日のインターFM(76.1mhz)『ソウル・ブレンズ』(午後1時~3時)は、昨年(2011年)2月11日の急死から1年を迎えるホイットニー・ニューストン追悼スペシャル。2時間まるまるホイットニー特集をお送りします。ホイットニーの生前インタヴュー音声、ぴあから発売されたホイットニー追悼ブックの紹介などもします。
番組内では、2時過ぎから吉岡正晴が実際にホイットニーと会ったときのこと、ホイットニーの未発表ドキュメンタリー、来日時エピソードなどの話を中心にふんだんにご紹介します。
吉岡は1984年7月、ホイットニーと初対面。このときはコネチカット州にあるカシーフの自宅で会いました。そのとき、ホイットニーはまだ20歳。カシーフがデビュー作で2曲をプロデュースしており、その音源も聴かせてもらいました。
カシーフはちょうどコネチカットに新居を買い求めていたのですが、その新居がなんと、以前初の黒人メジャー・リーガーとしても知られるジャッキー・ロビンソンの旧宅でした。ちょうどカシーフが夏休みの一日、バーベキュー・パーティーをやっていた日でした。
その後、彼女は1985年2月にメジャー・デビュー。瞬く間にスーパースターになっていきます。1986年の彼女の初ツアーもわざわざアメリカまで見に行きました。ピッツバーグだったか。前座はジェフリー・オズボーンでした。
そして、1989年9月、その翌年の来日にあわせた取材が新雑誌(「エニイAny」という雑誌で)のためにできることになり、ニューヨークでインタヴューしました。しかし、このインタヴューは一筋縄ではいかず3回ほどキャンセルされ、予定の滞在日が延びてしまいました。
ホイットニーは何度も来日していますが、来日時のエピソードなどもお話できると思います。
さて、ホイットニー死去から一周年に発売される写真集ですが、これは、アメリカの雑誌社タイム・ライフが所蔵しているホイットニーの過去20年以上にわたる写真から厳選されたものに、ホイットニー・ストーリーを加えたものです。
番組とともにお楽しみください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835618254/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ホイットニー・ヒューストン物語 (翻訳・吉岡正晴)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ ホイットニー過去記事
資料:
2009年09月15日(火)
ホイットニー・ヒューストン、オプラで赤裸々告白~7年ぶり新作、アルバム1位初登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10342830088.html
2009年09月19日(土)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345413767.html
2009年09月20日(日)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345956495.html#main
ホイットニー・ヒューストン・13年ぶりのツアーいよいよ今日から
2010年02月11日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10455921633.html
2010年02月12日(金)
ホイットニーは、日本のサポーターに感謝
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100212.html
最後の来日、ライヴ評
(速報)ホイットニー・ヒューストン急死、48歳
2012年02月12日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11162512212.html
ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に
2012年02月16日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11165914414.html
ホイットニー葬儀 ~ 歴史的な全世界生中継
2012年02月20日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11169934142.html
■ボディーガード・CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002VMD/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ボディーガード DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003EVW5SW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ボディーガード (ブルーレイ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0079TB65I/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ 最近のベストアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009VK4PTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>Soul Blends>Houston, Whitney
ARTIST>Houston, Whitney
【Today’s Soul Blends Features Whitney For Two Hours】
スペシャル。
今日のインターFM(76.1mhz)『ソウル・ブレンズ』(午後1時~3時)は、昨年(2011年)2月11日の急死から1年を迎えるホイットニー・ニューストン追悼スペシャル。2時間まるまるホイットニー特集をお送りします。ホイットニーの生前インタヴュー音声、ぴあから発売されたホイットニー追悼ブックの紹介などもします。
番組内では、2時過ぎから吉岡正晴が実際にホイットニーと会ったときのこと、ホイットニーの未発表ドキュメンタリー、来日時エピソードなどの話を中心にふんだんにご紹介します。
吉岡は1984年7月、ホイットニーと初対面。このときはコネチカット州にあるカシーフの自宅で会いました。そのとき、ホイットニーはまだ20歳。カシーフがデビュー作で2曲をプロデュースしており、その音源も聴かせてもらいました。
カシーフはちょうどコネチカットに新居を買い求めていたのですが、その新居がなんと、以前初の黒人メジャー・リーガーとしても知られるジャッキー・ロビンソンの旧宅でした。ちょうどカシーフが夏休みの一日、バーベキュー・パーティーをやっていた日でした。
その後、彼女は1985年2月にメジャー・デビュー。瞬く間にスーパースターになっていきます。1986年の彼女の初ツアーもわざわざアメリカまで見に行きました。ピッツバーグだったか。前座はジェフリー・オズボーンでした。
そして、1989年9月、その翌年の来日にあわせた取材が新雑誌(「エニイAny」という雑誌で)のためにできることになり、ニューヨークでインタヴューしました。しかし、このインタヴューは一筋縄ではいかず3回ほどキャンセルされ、予定の滞在日が延びてしまいました。
ホイットニーは何度も来日していますが、来日時のエピソードなどもお話できると思います。
さて、ホイットニー死去から一周年に発売される写真集ですが、これは、アメリカの雑誌社タイム・ライフが所蔵しているホイットニーの過去20年以上にわたる写真から厳選されたものに、ホイットニー・ストーリーを加えたものです。
番組とともにお楽しみください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835618254/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ホイットニー・ヒューストン物語 (翻訳・吉岡正晴)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ ホイットニー過去記事
資料:
2009年09月15日(火)
ホイットニー・ヒューストン、オプラで赤裸々告白~7年ぶり新作、アルバム1位初登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10342830088.html
2009年09月19日(土)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345413767.html
2009年09月20日(日)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345956495.html#main
ホイットニー・ヒューストン・13年ぶりのツアーいよいよ今日から
2010年02月11日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10455921633.html
2010年02月12日(金)
ホイットニーは、日本のサポーターに感謝
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100212.html
最後の来日、ライヴ評
(速報)ホイットニー・ヒューストン急死、48歳
2012年02月12日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11162512212.html
ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に
2012年02月16日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11165914414.html
ホイットニー葬儀 ~ 歴史的な全世界生中継
2012年02月20日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11169934142.html
■ボディーガード・CD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002VMD/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ボディーガード DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003EVW5SW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ボディーガード (ブルーレイ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0079TB65I/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ 最近のベストアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009VK4PTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>Soul Blends>Houston, Whitney
ARTIST>Houston, Whitney
#「イフ・アイ・クド」~名曲物語 : 作者ケン・ハーシュに聞く
2013年2月10日 音楽#「イフ・アイ・クド」~名曲物語 : 作者ケン・ハーシュに聞く
【The Great Song Story: “If I Could”: Songwriter Ken Hirsch Talks】
メッセージ。
レジーナ・ベルの感動ヴァージョンも記憶に新しい「イフ・アイ・クドIf I Could」。僕が「イフ・アイ・クド」を知ったのは、1990年カール・アンダーソンのヴァージョンから。彼のアルバム『ピーセス・オブ・ハート』に収録されている。とてもいい曲だなあと思って気に入っていると、まもなく、カールのものより先にナンシー・ウィルソンのものが出ていたことを知る。これは1988年に出ていた。カール以後は、レジーナ・ベル、バーブラ・ストライサンド、レイ・チャールズ、セリーヌ・ディオンヌなど多くのシンガーたちがこの曲をレコーディングしている。シンガーがみなこの曲のメッセージに心打たれ、ファンになって録音するのだ。(訳詞は一番下にあります)
Carl Anderson - If I Could
http://youtu.be/x7xLmMAYcWM
NANCY WILSON - "IF I COULD" - Arsenio Hall Show - 1989
http://youtu.be/oIoiB3irhN8
■カール・アンダーソンのアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008CVC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
そして、カールと「イフ・アイ・クド」をめぐる素晴らしいストーリーがあった。少し長いが、ぜひこれをお読みになってから先に進んでほしい。
■ カール・アンダーソンの「イフ・アイ・クド」物語~「人生で一番高い買い物」
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/story/anderson199501.html
ただこの「イフ・アイ・クド」をまだ誰も全米ナンバーワン・ヒットにしていない。だから、いまだに「隠れた名曲」と言ってもいいかもしれない。僕は誰かがこの曲を全米ナンバーワンするだろうと思っているのだが、誰がそれを成し遂げるのかはまったく見当がつかない。ヴェテランなのか、まったくの無名の新人なのか。素晴らしいヴァージョンを作り、タイミングがあえば、この曲は間違いなく全米ナンバーワンになる。タイミングなのだ。
ピーボのショーでのレジーナが歌う「イフ・アイ・クド」は本当に聴き応えのあるショー・ストッパーなパフォーマンスだった。前々からこれを「グレイト・ソング・ストーリー」のコラムで取り上げようと思っていたが、この機会にいろいろ調べてみた。
「イフ・アイ・クド」はソングライター・チーム、ケン・ハーシュ(作曲)、ロン・ミラー(作詞)、マーティー・シャロン(作詞)の共作だ。ところが、なかなかこの曲が生まれた背景やエピソードが出てこない。ただそのリサーチの過程で、3人の作者のひとり、ケン・ハーシュを見つけ出しコンタクトを取ることができた。そしてハーシュから直接この曲の誕生秘話を聞いた。
秘話。
ケン・ハーシュは1948年3月20日ニューヨークの生まれ。ジュリアード音楽院で音楽を学び、その後クイーンズ・カレッジに進んだ。そこで、ザ・サウンド・ソリューションというグループに参加。このグループは、1968年にストローブStrobe・レコーズから「I Had The Notion b/w Take A Walk With Me」のシングルを出す。「アイ・ハド…」はケンが書いた作品だ。その後、カップKappレコードと契約。1969年に「Hide Your Face In Shame b/w Ken’s Blues」を出しているがヒットはしていない。
Sound Solution - Hide Your Face In Shame
http://youtu.be/yPjh3tclIMI
ここに若き日のケンの写真も映っている。
この頃からケンはたくさんの曲を書くようになる。彼の作品で初期にレコーディングされたのは、コロンビア・レコードのジュニア・レイヴァンGenya Ravenの「アイ・ヘイト・マイセルフ(フォー・ラヴィング・ユー)」だった。クライヴ・デイヴィスにこの曲が選ばれたという。共作者は彼の師匠でもあるドック・ポーマスDoc Pomus。1971年のこと。ドックは、多くの優れたソングライターを生み出した有名なブリル・ビルディングで活躍した伝説の人物で、ちなみに、彼のドキュメンタリー「aka ドック・ポーマス」という作品が近々公開されるそうだ。そして、ケンは1970年代に入るとデビュー前のベット・ミドラーの音楽ディレクターを担当。
曲を書き続けるうちに、1978年にはテルマ・ヒューストン、その後1980年にテディー・ペンダグラスによって録音される「キャン・ウィ・トライ」を、ロン・ミラーと共作、作曲のケン・ハーシュ&作詞のロン・ミラーのコンビが誕生。ロンは1932年生まれだからケンより16歳年上ということになる。
ロン・ミラーは元モータウンのソングライターで「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」(スティーヴィー・ワンダー)や「タッチ・ミー・インザ・モーニング」(ダイアナ・ロス)なども書いているヴェテランだ。ロンとケン・ハーシュは、シャーリーンの「アイヴ・ネヴァー・ビーン・トゥー・ミー(愛はかげろうのように)」を1970年代に書く。1977年に一度小ヒットするがその後長く埋もれていて、大ヒットしだしたのは1982年になってから。またケンと別の作詞家パートナー、マーティー・シャロン(女性)はアニタ・ベイカーの「ノーワン・イン・ザ・ワールド」などを書いているヒットメイカー・チームだ。後者は1986年にリリースされた大ヒット曲「スイート・ラヴ」収録の『ラプチャー』に収録されている作品である。
ロン・ミラーは2007年7月23日74歳で死去している。
July 25, 2007
Ron Miller Dies At 74
【モータウン初の白人ソングライター、ロン・ミラー死去】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070725.html
August 03, 2007
Ron Miller: Great Poet (Part 2) - The Meaning Of "I’ve Never Been To Me"
【ロン・ミラー作品~「愛はかげろうのように」の意味】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070803.html
彼らコンビの最大のヒットは、このシャーリーンの「アイヴ・ネヴァー・ビーン・トゥ・ミー」だが、これを機にいろいろなシンガーに彼らの作品が取り上げられるようになる。エア・サプライの「トゥ・レス・ロンリー・ピープル・イン・ザ・ワールド」(1982年)のヒットも誕生。いずれも覚え易いメロディーが特徴的だ。
そして「イフ・アイ・クド」へつながっていく。
フリオ。
この誕生についてケンは「グラマラスでもなんでもない」と言う。ケンがソングライターのパートナー、マーティー・シャロンとディオンヌ・ワーウィック用の曲を書いていたときのことだった。そのときのちょっとした会話で、当時大人気だったフリオ・イグレシアスが曲を探しているとマーティーが聞きつけ、「イフ・アイ・クド」というタイトルの曲のアイデアを話し始めた。
ケンはフリオのスペイン語訛りでこの単語を話していると、突然、メロディーが浮かんできた。すぐにある程度、曲の骨格ができた。彼らはいつも曲作りをしている最中にカセットテープで録音していたが、ケンが自宅に帰る途中、車でそのテープをかけていると「イフ・アイ・クド」の部分のメロディーがとても自然で完璧にフィットしているように思えた。すべてが自然に流れ出すような彼らが言う「ナチュラルなメロディー」だったのだ。しばらくして歌詞をある程度まで書いたが完成までは至らなかった。
そこでケンはもうひとりのソングライター・パートナーでやはり作詞家のヴェテラン、ロン・ミラーに声をかけた。そして、ロンは不完全だった歌詞の残りの部分を一晩でほとんど書き上げたのだ。1987年前半頃だったという。
デモ・テープ。
そしてケンはこれまでにケン作品を録音してきた友人のカール・アンダーソンに声をかけ、デモ・テープを録音する。1987年夏ころのこと。カールはデモ録音のちょうどその日、親友の葬式から帰ってきたところだったが、この曲の歌詞とメロディーを聴いて、いままでになかったほど感動したという。つまり、先の「人生で一番高い買い物」で語っている同級生の親友の葬儀の日に、彼はこの曲のデモ・ヴァージョンを録音したのだ。同級生であればその親友は42歳~43歳だから、本当に突然死ということになる。カールが語っている素晴らしき親友の話を聞けば、彼がこの「イフ・アイ・クド」へ特別な感情を持つのは痛いほどわかる。
こうして「イフ・アイ・クド」の最初のデモ・テープはカールが録音したが、カールはすぐには自分でアルバムを作ったり、レコーディングする予定がなかったので、友人のナンシー・ウィルソンに聴かせる。すると、ナンシーもこの曲をすぐに気に入り、さっそくレコーディング。また彼女がテレビなどでも出演する際に歌うようになり、この楽曲が徐々に知られていく。こうしてナンシーのレコードが1988年、カールのものより先に世に出る。
この頃、ケンたちはCBSレコード傘下の音楽出版社所属のソングライターだったが、このテープを持って、同じビルのCBSレコードのオフィースにいるディレクター、ジェイ・ランダースに聞かせた。彼はめったにすぐに曲を気に入ることはないが、この曲はすぐに気に入ってくれた。そしてジェイがこの曲をレジーナや、さらにバーブラにも紹介したのだ。紹介されたシンガーはこの楽曲の歌詞とメロディーにみな一聴して惚れ込んだ。こうして少しずつこの曲のファンが広がっていった。この曲はまだ大ヒットにこそなっていないが、ある種のスタンダードになっている珍しい一曲だ。
そして、ケンによれば、作曲作詞パートナーのマーティー・シャロン(マーサ・ヴァネッサ・シャロン)も2007年3月15日に若くして死去しているという。したがって、この「イフ・アイ・クド」を書いた3者で今生き残っているのはケン・ハーシュだけだ。
琴線。
多くのシンガーに愛されているこの曲は、それを聴いたオーディエンスからもすぐに愛されることになる。じわじわと、心の琴線にふれ感動を巻き起こして行くそんな名曲だ。
カール・アンダーソンの「イフ・アイ・クド」を巡るストーリーも胸を打つ。カールの父親が息子カールに聞かせたサム・クックとナンシー・ウィルソンのレコードによって彼が歌手の道を進むことになる。しかし、父は息子のことを生涯認めなかった。車椅子に乗った父が80歳を超え、初めて息子のステージを見にやってくる。そこで彼はこの「イフ・アイ・クド」に父へのメッセージを託す。つまり、「自分が父親だったら、息子にはこうしたい」という望みだ。「お父さん、僕がお父さんだったら、息子にやりたいことをやらせたよ」と、ステージでカールは父に歌いかける。「イフ・アイ・クド」にはカールの魂の叫びが込められていたのだ。
それほどの思い入れのある曲のデモ・テープを録音したのがカールで、それをいち早く聴かせたのがカールを歌の道に引き込んだナンシー・ウィルソンだ。なんという運命のめぐり合わせか。
この曲が持つ「親から子へのメッセージ」には普遍的な魅力がある。カールは自身の心がけをほんの少しでも変えることから自身が徐々に変わっていき、ついにはこのメッセージを父に伝えるチャンスを得た。その様はマイケル・ジャクソンが「マン・イン・ザ・ミラー」で歌う「鏡に映る自分から変われ」というメッセージを彷彿とさせる。
ケン本人はあまたある「イフ・アイ・クド」のどれも好きだが、あまり知られていないレイ・チャールズのヴァージョンが個人的には特に好きだそうだ。この曲は男性歌手が歌えば、父から子へ、女性歌手が歌えば母から子への見事なメッセージになる。そして、カールのように歌えば、子から父、あるいは母へのメッセージにもなる。
果たしてこの曲を全米ナンバーワンにして、「自分の代表曲」「自分のヒット曲」にするシンガーは誰になるのだろうか。世界中の誰もが知る「スタンダード」になるのはいつの日のことか。
Regina Belle - If I Could (With Lyrics)
http://youtu.be/lcw6nSFu7rw
Barbra Streisand - If I Could
http://youtu.be/5QFyKnMIa_4
Ray Charles - If I Could
http://youtu.be/71LjA-UrB24
If I could By: Celine Dion
http://youtu.be/UOcpMWIvYbk
~~~~~
"If I Could" written by Kenneth Hirsch, Ron Miller, Marti Sharron
イフ・アイ・クド(もし私にできるなら)(一応、レジーナ、バーブラのような女性視点で)
もし私にできるなら
あなたの瞳に映る悲しみから守ってあげましょう
この危険に満ちた世界で生きていくために、あなたに勇気を授けましょう
もし私にできるなら
私が学ぶことができなかったことさえも、すべて教えましょう
私が燃やしてしまった橋を渡るために手助けをしましょう
もし私にできるなら
この険悪な時代からあなたの純真さを守ってあげましょう
でもあなたに授けた人生は、私の人生ではありません
私はただあなたが育っていくのを傍らで見つめるだけ
そうしてあなたを巣立たせるの
もし私にできるなら
苦しい年月を切り抜ける手助けをしましょう
でもあなたの涙にもらい泣きすることはできないわ
でもそうするかもしれません
あなたが生きたくないという時代と場所にもし私が生きているなら
あなたは私と一緒にこの道を歩む必要はありません
私の過去をあなたに押し付けることはないのですから
もし私にわかっていれば、あなたに授けたいような理想の世界に変えてみせたい
私にできることは多くはないけれど
もし私にできるなら、おー、ベイビー、
ママはあなたを守りたいだけなの
厳しい年月を生き延びる手助けをしたいの
それは私の宿命(さだめ)だから
あなたが肩にもたれかかって泣きたくなったらいつでもいらっしゃい
あなたの話し相手になるわ
いつでも相手になるわ
今まであなたの世界や人生を変えたことはなかったけれど、
もし私にできるなら、今度は変えてみせましょう
(訳詞・ザ・ソウル・サーチャー)
"If I Could" written by Kenneth Hirsch, Ron Miller, Marti Sharron
If I could
I’d protect you from the sadness in your eyes
Give you courage in a world of compromise
Yes, I would
If I could
I would teach you all the things I’ve never learned
And I’d help you cross the bridges that I’ve burned
Yes, I would
If I could
I would try to shield your innocence from time
But the part of life I gave you isn’t mine
I’ve watched you grow
So I could let you go
If I could
I would help you make it through the hungry years
But I know that I can never cry your tears
But I would
If I could
If I live
In a time and place where you don’t want to be
You don’t have to walk along this road with me
My yesterday
Won’t have to be your way
If I knew
I’d have tried to change the world I brought to you to
And there isn’t very much that I can do
But I would
If I could...
Oh baby... mummy wants to protect you
And help my baby through the hungry years
It’s part of me
And if you ever... ever need
Sad shoulder to cry on
I’m just someone to talk to
I’ll be there... I’ll be there
I didn’t change your world
But I would
If I Could!
レジーナ・ベルのもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G96R/soulsearchiho-22/ref=nosim/
バーブラ・ストライサンド・ヴァージョンはこちら。輸入盤、異様に安い 491円?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000025MYS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
日本盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002ANX/soulsearchiho-22/ref=nosim/
GREAT SONG STORY>If I Could>Hirsh, Ken / Miller, Ron / Marti Sharon
【The Great Song Story: “If I Could”: Songwriter Ken Hirsch Talks】
メッセージ。
レジーナ・ベルの感動ヴァージョンも記憶に新しい「イフ・アイ・クドIf I Could」。僕が「イフ・アイ・クド」を知ったのは、1990年カール・アンダーソンのヴァージョンから。彼のアルバム『ピーセス・オブ・ハート』に収録されている。とてもいい曲だなあと思って気に入っていると、まもなく、カールのものより先にナンシー・ウィルソンのものが出ていたことを知る。これは1988年に出ていた。カール以後は、レジーナ・ベル、バーブラ・ストライサンド、レイ・チャールズ、セリーヌ・ディオンヌなど多くのシンガーたちがこの曲をレコーディングしている。シンガーがみなこの曲のメッセージに心打たれ、ファンになって録音するのだ。(訳詞は一番下にあります)
Carl Anderson - If I Could
http://youtu.be/x7xLmMAYcWM
NANCY WILSON - "IF I COULD" - Arsenio Hall Show - 1989
http://youtu.be/oIoiB3irhN8
■カール・アンダーソンのアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008CVC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
そして、カールと「イフ・アイ・クド」をめぐる素晴らしいストーリーがあった。少し長いが、ぜひこれをお読みになってから先に進んでほしい。
■ カール・アンダーソンの「イフ・アイ・クド」物語~「人生で一番高い買い物」
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/story/anderson199501.html
ただこの「イフ・アイ・クド」をまだ誰も全米ナンバーワン・ヒットにしていない。だから、いまだに「隠れた名曲」と言ってもいいかもしれない。僕は誰かがこの曲を全米ナンバーワンするだろうと思っているのだが、誰がそれを成し遂げるのかはまったく見当がつかない。ヴェテランなのか、まったくの無名の新人なのか。素晴らしいヴァージョンを作り、タイミングがあえば、この曲は間違いなく全米ナンバーワンになる。タイミングなのだ。
ピーボのショーでのレジーナが歌う「イフ・アイ・クド」は本当に聴き応えのあるショー・ストッパーなパフォーマンスだった。前々からこれを「グレイト・ソング・ストーリー」のコラムで取り上げようと思っていたが、この機会にいろいろ調べてみた。
「イフ・アイ・クド」はソングライター・チーム、ケン・ハーシュ(作曲)、ロン・ミラー(作詞)、マーティー・シャロン(作詞)の共作だ。ところが、なかなかこの曲が生まれた背景やエピソードが出てこない。ただそのリサーチの過程で、3人の作者のひとり、ケン・ハーシュを見つけ出しコンタクトを取ることができた。そしてハーシュから直接この曲の誕生秘話を聞いた。
秘話。
ケン・ハーシュは1948年3月20日ニューヨークの生まれ。ジュリアード音楽院で音楽を学び、その後クイーンズ・カレッジに進んだ。そこで、ザ・サウンド・ソリューションというグループに参加。このグループは、1968年にストローブStrobe・レコーズから「I Had The Notion b/w Take A Walk With Me」のシングルを出す。「アイ・ハド…」はケンが書いた作品だ。その後、カップKappレコードと契約。1969年に「Hide Your Face In Shame b/w Ken’s Blues」を出しているがヒットはしていない。
Sound Solution - Hide Your Face In Shame
http://youtu.be/yPjh3tclIMI
ここに若き日のケンの写真も映っている。
この頃からケンはたくさんの曲を書くようになる。彼の作品で初期にレコーディングされたのは、コロンビア・レコードのジュニア・レイヴァンGenya Ravenの「アイ・ヘイト・マイセルフ(フォー・ラヴィング・ユー)」だった。クライヴ・デイヴィスにこの曲が選ばれたという。共作者は彼の師匠でもあるドック・ポーマスDoc Pomus。1971年のこと。ドックは、多くの優れたソングライターを生み出した有名なブリル・ビルディングで活躍した伝説の人物で、ちなみに、彼のドキュメンタリー「aka ドック・ポーマス」という作品が近々公開されるそうだ。そして、ケンは1970年代に入るとデビュー前のベット・ミドラーの音楽ディレクターを担当。
曲を書き続けるうちに、1978年にはテルマ・ヒューストン、その後1980年にテディー・ペンダグラスによって録音される「キャン・ウィ・トライ」を、ロン・ミラーと共作、作曲のケン・ハーシュ&作詞のロン・ミラーのコンビが誕生。ロンは1932年生まれだからケンより16歳年上ということになる。
ロン・ミラーは元モータウンのソングライターで「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」(スティーヴィー・ワンダー)や「タッチ・ミー・インザ・モーニング」(ダイアナ・ロス)なども書いているヴェテランだ。ロンとケン・ハーシュは、シャーリーンの「アイヴ・ネヴァー・ビーン・トゥー・ミー(愛はかげろうのように)」を1970年代に書く。1977年に一度小ヒットするがその後長く埋もれていて、大ヒットしだしたのは1982年になってから。またケンと別の作詞家パートナー、マーティー・シャロン(女性)はアニタ・ベイカーの「ノーワン・イン・ザ・ワールド」などを書いているヒットメイカー・チームだ。後者は1986年にリリースされた大ヒット曲「スイート・ラヴ」収録の『ラプチャー』に収録されている作品である。
ロン・ミラーは2007年7月23日74歳で死去している。
July 25, 2007
Ron Miller Dies At 74
【モータウン初の白人ソングライター、ロン・ミラー死去】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070725.html
August 03, 2007
Ron Miller: Great Poet (Part 2) - The Meaning Of "I’ve Never Been To Me"
【ロン・ミラー作品~「愛はかげろうのように」の意味】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070803.html
彼らコンビの最大のヒットは、このシャーリーンの「アイヴ・ネヴァー・ビーン・トゥ・ミー」だが、これを機にいろいろなシンガーに彼らの作品が取り上げられるようになる。エア・サプライの「トゥ・レス・ロンリー・ピープル・イン・ザ・ワールド」(1982年)のヒットも誕生。いずれも覚え易いメロディーが特徴的だ。
そして「イフ・アイ・クド」へつながっていく。
フリオ。
この誕生についてケンは「グラマラスでもなんでもない」と言う。ケンがソングライターのパートナー、マーティー・シャロンとディオンヌ・ワーウィック用の曲を書いていたときのことだった。そのときのちょっとした会話で、当時大人気だったフリオ・イグレシアスが曲を探しているとマーティーが聞きつけ、「イフ・アイ・クド」というタイトルの曲のアイデアを話し始めた。
ケンはフリオのスペイン語訛りでこの単語を話していると、突然、メロディーが浮かんできた。すぐにある程度、曲の骨格ができた。彼らはいつも曲作りをしている最中にカセットテープで録音していたが、ケンが自宅に帰る途中、車でそのテープをかけていると「イフ・アイ・クド」の部分のメロディーがとても自然で完璧にフィットしているように思えた。すべてが自然に流れ出すような彼らが言う「ナチュラルなメロディー」だったのだ。しばらくして歌詞をある程度まで書いたが完成までは至らなかった。
そこでケンはもうひとりのソングライター・パートナーでやはり作詞家のヴェテラン、ロン・ミラーに声をかけた。そして、ロンは不完全だった歌詞の残りの部分を一晩でほとんど書き上げたのだ。1987年前半頃だったという。
デモ・テープ。
そしてケンはこれまでにケン作品を録音してきた友人のカール・アンダーソンに声をかけ、デモ・テープを録音する。1987年夏ころのこと。カールはデモ録音のちょうどその日、親友の葬式から帰ってきたところだったが、この曲の歌詞とメロディーを聴いて、いままでになかったほど感動したという。つまり、先の「人生で一番高い買い物」で語っている同級生の親友の葬儀の日に、彼はこの曲のデモ・ヴァージョンを録音したのだ。同級生であればその親友は42歳~43歳だから、本当に突然死ということになる。カールが語っている素晴らしき親友の話を聞けば、彼がこの「イフ・アイ・クド」へ特別な感情を持つのは痛いほどわかる。
こうして「イフ・アイ・クド」の最初のデモ・テープはカールが録音したが、カールはすぐには自分でアルバムを作ったり、レコーディングする予定がなかったので、友人のナンシー・ウィルソンに聴かせる。すると、ナンシーもこの曲をすぐに気に入り、さっそくレコーディング。また彼女がテレビなどでも出演する際に歌うようになり、この楽曲が徐々に知られていく。こうしてナンシーのレコードが1988年、カールのものより先に世に出る。
この頃、ケンたちはCBSレコード傘下の音楽出版社所属のソングライターだったが、このテープを持って、同じビルのCBSレコードのオフィースにいるディレクター、ジェイ・ランダースに聞かせた。彼はめったにすぐに曲を気に入ることはないが、この曲はすぐに気に入ってくれた。そしてジェイがこの曲をレジーナや、さらにバーブラにも紹介したのだ。紹介されたシンガーはこの楽曲の歌詞とメロディーにみな一聴して惚れ込んだ。こうして少しずつこの曲のファンが広がっていった。この曲はまだ大ヒットにこそなっていないが、ある種のスタンダードになっている珍しい一曲だ。
そして、ケンによれば、作曲作詞パートナーのマーティー・シャロン(マーサ・ヴァネッサ・シャロン)も2007年3月15日に若くして死去しているという。したがって、この「イフ・アイ・クド」を書いた3者で今生き残っているのはケン・ハーシュだけだ。
琴線。
多くのシンガーに愛されているこの曲は、それを聴いたオーディエンスからもすぐに愛されることになる。じわじわと、心の琴線にふれ感動を巻き起こして行くそんな名曲だ。
カール・アンダーソンの「イフ・アイ・クド」を巡るストーリーも胸を打つ。カールの父親が息子カールに聞かせたサム・クックとナンシー・ウィルソンのレコードによって彼が歌手の道を進むことになる。しかし、父は息子のことを生涯認めなかった。車椅子に乗った父が80歳を超え、初めて息子のステージを見にやってくる。そこで彼はこの「イフ・アイ・クド」に父へのメッセージを託す。つまり、「自分が父親だったら、息子にはこうしたい」という望みだ。「お父さん、僕がお父さんだったら、息子にやりたいことをやらせたよ」と、ステージでカールは父に歌いかける。「イフ・アイ・クド」にはカールの魂の叫びが込められていたのだ。
それほどの思い入れのある曲のデモ・テープを録音したのがカールで、それをいち早く聴かせたのがカールを歌の道に引き込んだナンシー・ウィルソンだ。なんという運命のめぐり合わせか。
この曲が持つ「親から子へのメッセージ」には普遍的な魅力がある。カールは自身の心がけをほんの少しでも変えることから自身が徐々に変わっていき、ついにはこのメッセージを父に伝えるチャンスを得た。その様はマイケル・ジャクソンが「マン・イン・ザ・ミラー」で歌う「鏡に映る自分から変われ」というメッセージを彷彿とさせる。
ケン本人はあまたある「イフ・アイ・クド」のどれも好きだが、あまり知られていないレイ・チャールズのヴァージョンが個人的には特に好きだそうだ。この曲は男性歌手が歌えば、父から子へ、女性歌手が歌えば母から子への見事なメッセージになる。そして、カールのように歌えば、子から父、あるいは母へのメッセージにもなる。
果たしてこの曲を全米ナンバーワンにして、「自分の代表曲」「自分のヒット曲」にするシンガーは誰になるのだろうか。世界中の誰もが知る「スタンダード」になるのはいつの日のことか。
Regina Belle - If I Could (With Lyrics)
http://youtu.be/lcw6nSFu7rw
Barbra Streisand - If I Could
http://youtu.be/5QFyKnMIa_4
Ray Charles - If I Could
http://youtu.be/71LjA-UrB24
If I could By: Celine Dion
http://youtu.be/UOcpMWIvYbk
~~~~~
"If I Could" written by Kenneth Hirsch, Ron Miller, Marti Sharron
イフ・アイ・クド(もし私にできるなら)(一応、レジーナ、バーブラのような女性視点で)
もし私にできるなら
あなたの瞳に映る悲しみから守ってあげましょう
この危険に満ちた世界で生きていくために、あなたに勇気を授けましょう
もし私にできるなら
私が学ぶことができなかったことさえも、すべて教えましょう
私が燃やしてしまった橋を渡るために手助けをしましょう
もし私にできるなら
この険悪な時代からあなたの純真さを守ってあげましょう
でもあなたに授けた人生は、私の人生ではありません
私はただあなたが育っていくのを傍らで見つめるだけ
そうしてあなたを巣立たせるの
もし私にできるなら
苦しい年月を切り抜ける手助けをしましょう
でもあなたの涙にもらい泣きすることはできないわ
でもそうするかもしれません
あなたが生きたくないという時代と場所にもし私が生きているなら
あなたは私と一緒にこの道を歩む必要はありません
私の過去をあなたに押し付けることはないのですから
もし私にわかっていれば、あなたに授けたいような理想の世界に変えてみせたい
私にできることは多くはないけれど
もし私にできるなら、おー、ベイビー、
ママはあなたを守りたいだけなの
厳しい年月を生き延びる手助けをしたいの
それは私の宿命(さだめ)だから
あなたが肩にもたれかかって泣きたくなったらいつでもいらっしゃい
あなたの話し相手になるわ
いつでも相手になるわ
今まであなたの世界や人生を変えたことはなかったけれど、
もし私にできるなら、今度は変えてみせましょう
(訳詞・ザ・ソウル・サーチャー)
"If I Could" written by Kenneth Hirsch, Ron Miller, Marti Sharron
If I could
I’d protect you from the sadness in your eyes
Give you courage in a world of compromise
Yes, I would
If I could
I would teach you all the things I’ve never learned
And I’d help you cross the bridges that I’ve burned
Yes, I would
If I could
I would try to shield your innocence from time
But the part of life I gave you isn’t mine
I’ve watched you grow
So I could let you go
If I could
I would help you make it through the hungry years
But I know that I can never cry your tears
But I would
If I could
If I live
In a time and place where you don’t want to be
You don’t have to walk along this road with me
My yesterday
Won’t have to be your way
If I knew
I’d have tried to change the world I brought to you to
And there isn’t very much that I can do
But I would
If I could...
Oh baby... mummy wants to protect you
And help my baby through the hungry years
It’s part of me
And if you ever... ever need
Sad shoulder to cry on
I’m just someone to talk to
I’ll be there... I’ll be there
I didn’t change your world
But I would
If I Could!
レジーナ・ベルのもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G96R/soulsearchiho-22/ref=nosim/
バーブラ・ストライサンド・ヴァージョンはこちら。輸入盤、異様に安い 491円?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000025MYS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
日本盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002ANX/soulsearchiho-22/ref=nosim/
GREAT SONG STORY>If I Could>Hirsh, Ken / Miller, Ron / Marti Sharon
(速報)ドナルド・バード80歳で死去
2013年2月9日 音楽(速報)ドナルド・バード80歳で死去
【Jazz Great Donald Byrd Dies At 80】
訃報。
ジャズ界の重鎮であり伝説、プロデューサー、トランペッター、プロフェッサーとして活躍しているドナルド・バードが、2013年2月4日、現在住んでいたアメリカ東部デラウェイ州で死去した。80歳。甥でミュージシャンでもあるアレックス・ブーニョン(バグノン)が2月7日、自身のフェースブックで明らかにした。バードの死去に関してはここ数日噂がかけめぐっており真偽が計りかねていたが、甥の発表により決着がついた。アレックスによると、「親族の一部が不必要に、バードの死去を隠したがった」という。葬儀は来週、バードの生まれ故郷デトロイトでアレックスが中心となって行なわれるという。バードは多くの大学で音楽を教えていたが、デラウェイ大学でも教鞭をとっていたために同地に居住していた。
いくつかのニュース記事
http://www.guardian.co.uk/music/2013/feb/08/donald-byrd-jazz-dies
http://www.bet.com/news/music/2013/02/07/donald-byrd-dead-at-80.html
ただし、ちまたにあふれるすべての情報ソースが甥のアレックスのフェイスブックの書き込みのみによる。いまだにダブルチェックがなされていないところが危うい。アレックスは自身がミュージシャンでCDもリリースしている公人でもあるので、ここでデマを書くことはほとんど考えられないので、おそらく事実なのだろう。ニューヨーク・タイムズやLAタイムズなどのきちんとした訃報記事が待たれる。
Alex Bugnonの書き込みは次の通り。
作成者: Alex Bugnonさん
Donald Byrd 1932- 2013
Donald passed away Monday in Delaware, where he lived. His funeral will be held in Detroit sometime next week. I have no more patience for this unnecessary shroud of secrecy placed over his death by certain members of his immediate family ( NOT His children! We are very tight! ) who are "handling" it. I’m letting y’all know, so spread it as far as you can! Let’s remember Donald as a one of a kind pioneer of the trumpet, of the many styles of music he took on, of music education. In sum, Donald was an avid, eternal student of music, until his death. That’s what I try to be, everyday!!
Rest in peace, uncle!
OBITUARY>Byrd, Donald (December 9, 1932 – February 4, 2013- 80 year old)
【Jazz Great Donald Byrd Dies At 80】
訃報。
ジャズ界の重鎮であり伝説、プロデューサー、トランペッター、プロフェッサーとして活躍しているドナルド・バードが、2013年2月4日、現在住んでいたアメリカ東部デラウェイ州で死去した。80歳。甥でミュージシャンでもあるアレックス・ブーニョン(バグノン)が2月7日、自身のフェースブックで明らかにした。バードの死去に関してはここ数日噂がかけめぐっており真偽が計りかねていたが、甥の発表により決着がついた。アレックスによると、「親族の一部が不必要に、バードの死去を隠したがった」という。葬儀は来週、バードの生まれ故郷デトロイトでアレックスが中心となって行なわれるという。バードは多くの大学で音楽を教えていたが、デラウェイ大学でも教鞭をとっていたために同地に居住していた。
いくつかのニュース記事
http://www.guardian.co.uk/music/2013/feb/08/donald-byrd-jazz-dies
http://www.bet.com/news/music/2013/02/07/donald-byrd-dead-at-80.html
ただし、ちまたにあふれるすべての情報ソースが甥のアレックスのフェイスブックの書き込みのみによる。いまだにダブルチェックがなされていないところが危うい。アレックスは自身がミュージシャンでCDもリリースしている公人でもあるので、ここでデマを書くことはほとんど考えられないので、おそらく事実なのだろう。ニューヨーク・タイムズやLAタイムズなどのきちんとした訃報記事が待たれる。
Alex Bugnonの書き込みは次の通り。
作成者: Alex Bugnonさん
Donald Byrd 1932- 2013
Donald passed away Monday in Delaware, where he lived. His funeral will be held in Detroit sometime next week. I have no more patience for this unnecessary shroud of secrecy placed over his death by certain members of his immediate family ( NOT His children! We are very tight! ) who are "handling" it. I’m letting y’all know, so spread it as far as you can! Let’s remember Donald as a one of a kind pioneer of the trumpet, of the many styles of music he took on, of music education. In sum, Donald was an avid, eternal student of music, until his death. That’s what I try to be, everyday!!
Rest in peace, uncle!
OBITUARY>Byrd, Donald (December 9, 1932 – February 4, 2013- 80 year old)
◎ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル~クラッシック・デュオの夕べ (パート1)
【Classy Classic Duo: Peabo & Regina】
デュオ。
毎年この時期になると必ずやってくる「歌う貴公子」ピーボ・ブライソンのライヴ。昨年はデボラ・コックスをデュエット・パートナーに選んだが、今年は実際にCDで「ホール・ニュー・ワールド」を歌い大ヒットさせているレジーナ・ベルとのコンビだ。まさに超強力なクラシック・デュオの登場だ。レジーナは2010年以来3年ぶりのブルーノートへの登場。(初来日は渋谷公会堂) 相手がレジーナのためか、今回はずいぶんとお客さんが入り毎回超満員になっているようだ。それとも「アベノミクス」で景気が回復しているのか。
そして超満員でも観客のほとんど全員と握手をしてからステージに上がるピーボ。混んでいるとステージにあがるまで10分近くバンドが延々とテーマを演奏することになり、スタッフが「途中でやめてもいいですよ」と言っても、どんなに混んでいても「必ずやる」と頑固にやり続ける。そんなところにピーボの意地と矜持を垣間見る。
観客は大人から若いカップルまでいっぱい。ピーボのライヴも愛に包まれている感じだ。毎年、ピーボの日本語比率が増えている感じがするが、今年も曲間のMCごとになにかしら日本語でコメントするサーヴィスぶり。
そして本職のピーボのあの伸びのある歌声は本当に素晴らしい。歌のうまさでノックアウトさせられる。誰しもがあの歌のうまさにうっとりだ。ため息しかでない。
そして、レジーナ・ベルも圧巻だ。ところどころパティー・ラベールを思わせる迫力で、ブルーノートを瞬時に教会にしてしまう。
白眉の選曲は「自分の子供を寝かせるときに歌っていた曲」と説明して歌い始めた名曲「イフ・アイ・クド」。親から子供へのメッセージを託した傑作曲で、僕自身の大フェヴァリットでもある。この曲は何度聴いても、いつ誰の歌で聴いても感動する。僕は最初カール・アンダーソンのヴァージョンで知ったが、その後ナンシー・ウィルソン、レジーナ・ベル、そして、バーブラ・ストライサンドのヴァージョンも知った。そして、レジーナのヴァージョンが一番ソウルフルで熱い。
そういえば、「フィール・ザ・ファイアー」、リクエストするの、また忘れた。ほかに「ネヴァー・ソウ・ア・ミラクル」とかも聴いてみたい。
「イフ・アイ・クド」のいい話。これを読んでからこの曲を聴くと感激も新たになります。
(明日以降のブログで「イフ・アイ・クド」誕生秘話をソングライターのケン・ハーシュへのインタヴューをもとにお送りします)
■ カール・アンダーソンの「イフ・アイ・クド」物語~「人生で一番高い買い物」
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/story/anderson199501.html
そのカールも2004年に亡くなっている。
2004/02/27 (Sat)
Carl Anderson Dies At 58: The Most Memorable Interview I’ve Ever Done
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040227.html
もちろんアンコールで、いつものようにピーボは1ダースのバラを女性に配った。
そういえば、昨年来たときにサム・クックのCDをたくさんピーボにプレゼントしたのだが、けっこうよく聴いていると言っていた。いつかピーボの歌でサム・クックの曲を何曲か聴きたい。絶対あうと思う。
ピーボにサム・クックの話を振ると必ず返ってくるのが、「映画の主演の話が来るのをずっと待ち続けてるよ」という答え。ピーボはやる気まんまんなのだ。なんか顔立ちとかも似てきそう。僕が映画のプロデューサーだったらサム・クックの伝記映画に絶対ピーボをキャスティングする。
カマサミさんとピーボは旧知の仲で、カマサミがピーボを寿司に連れて行ったり、一緒にゴルフもしたことがあるそうだ。
左からタニア、ピーボ、吉岡、DJカマサミ・コングさん
サム・クック~ハーレム・スクエア
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AO4NJU/soulsearchiho-22/ref=nosim/
手ごろのベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009N1ZV/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ピーボ過去ライヴ評
ピーボ・ブライソン、デボラ・コックス・ライヴ~サーヴィス精神満点のライヴ
2012年02月01日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11151252573.html
2011年09月16日(金)
デイヴ・コーズ&ピーボ・ブライソン~稀代のエンタテイナー2人が共演
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11018778223.html
2010年01月31日(日)
ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル・ライヴ(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10446839019.html#main
2010年02月10日(水)
ピーボ・ブライソン(パート2)~テディーとマイケルを語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10455090009.html
(ここに過去関連記事多数)
■メンバー
Peabo Bryson(vo)
ピーボ・ブライソン(ヴォーカル)
Regina Belle(vo)
レジーナ・ベル(ヴォーカル)
Kristie White(back vo)
クリスティ・ホワイト(バック・ヴォーカル)
Kim Cage Riley(back vo)
キム・ケイジ・ライリー(バック・ヴォーカル)
Michael Hoskin(sax,per)
マイケル・ホスキン(サックス、パーカッション)
Diana Dentino(key)
ダイアナ・デンティーノ(キーボード)
Dave Iwataki(key)
デイヴ・イワタキ(キーボード)
Derec Scott(g)
デレク・スコット(ギター)
Dwight Watkins(b, vo)
ドゥワイト・ワトキンス(ベース、ヴォーカル)
Dwight Smith(ds)
ドゥワイト・スミス(ドラム)
■ セットリスト:ピーボ・ブライソン+レジーナ・ベル
Setlist: Peabo Bryson, Regina Belle January 31, 2013
[ ]=original artist ( )=singers
show started 21:43
00.Intro- (shake hands with all the audiences)
01.By The Time The Night Is Over
02.If Ever You’re In My Arms Again
03.Tonight I Celebrate My Love (+Kristie)
04.If You Love Somebody [Sting]
05.Can You Stop The Rain
06.King Of Sorrow [Sade]
07.Just The Two Of Us (今回初)[Grover Washington Jr.]
---Regina Belle on the stage
08.For The Love Of You [Isley Brothers]
09.If I Could
10.Baby Come To Me – a riff of Freddie’s Dead
---Peabo Bryson back on the stage
11.Whole New World (Peabo +Regina)
Enc. Ain’t Nobody [Rufus]
Show ended 23:16
(2013年1月31日木曜、東京ブルーノート、ピーボ・ブライソン+レジーナ・ベル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bryson, Peabo & Belle, Regina
■ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000E6EHH2/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001N1OTW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
レジーナのベスト。「イフ・アイ・クド」も収録。中古なら安い
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G96R/soulsearchiho-22/ref=nosim/
【Classy Classic Duo: Peabo & Regina】
デュオ。
毎年この時期になると必ずやってくる「歌う貴公子」ピーボ・ブライソンのライヴ。昨年はデボラ・コックスをデュエット・パートナーに選んだが、今年は実際にCDで「ホール・ニュー・ワールド」を歌い大ヒットさせているレジーナ・ベルとのコンビだ。まさに超強力なクラシック・デュオの登場だ。レジーナは2010年以来3年ぶりのブルーノートへの登場。(初来日は渋谷公会堂) 相手がレジーナのためか、今回はずいぶんとお客さんが入り毎回超満員になっているようだ。それとも「アベノミクス」で景気が回復しているのか。
そして超満員でも観客のほとんど全員と握手をしてからステージに上がるピーボ。混んでいるとステージにあがるまで10分近くバンドが延々とテーマを演奏することになり、スタッフが「途中でやめてもいいですよ」と言っても、どんなに混んでいても「必ずやる」と頑固にやり続ける。そんなところにピーボの意地と矜持を垣間見る。
観客は大人から若いカップルまでいっぱい。ピーボのライヴも愛に包まれている感じだ。毎年、ピーボの日本語比率が増えている感じがするが、今年も曲間のMCごとになにかしら日本語でコメントするサーヴィスぶり。
そして本職のピーボのあの伸びのある歌声は本当に素晴らしい。歌のうまさでノックアウトさせられる。誰しもがあの歌のうまさにうっとりだ。ため息しかでない。
そして、レジーナ・ベルも圧巻だ。ところどころパティー・ラベールを思わせる迫力で、ブルーノートを瞬時に教会にしてしまう。
白眉の選曲は「自分の子供を寝かせるときに歌っていた曲」と説明して歌い始めた名曲「イフ・アイ・クド」。親から子供へのメッセージを託した傑作曲で、僕自身の大フェヴァリットでもある。この曲は何度聴いても、いつ誰の歌で聴いても感動する。僕は最初カール・アンダーソンのヴァージョンで知ったが、その後ナンシー・ウィルソン、レジーナ・ベル、そして、バーブラ・ストライサンドのヴァージョンも知った。そして、レジーナのヴァージョンが一番ソウルフルで熱い。
そういえば、「フィール・ザ・ファイアー」、リクエストするの、また忘れた。ほかに「ネヴァー・ソウ・ア・ミラクル」とかも聴いてみたい。
「イフ・アイ・クド」のいい話。これを読んでからこの曲を聴くと感激も新たになります。
(明日以降のブログで「イフ・アイ・クド」誕生秘話をソングライターのケン・ハーシュへのインタヴューをもとにお送りします)
■ カール・アンダーソンの「イフ・アイ・クド」物語~「人生で一番高い買い物」
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/story/anderson199501.html
そのカールも2004年に亡くなっている。
2004/02/27 (Sat)
Carl Anderson Dies At 58: The Most Memorable Interview I’ve Ever Done
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040227.html
もちろんアンコールで、いつものようにピーボは1ダースのバラを女性に配った。
そういえば、昨年来たときにサム・クックのCDをたくさんピーボにプレゼントしたのだが、けっこうよく聴いていると言っていた。いつかピーボの歌でサム・クックの曲を何曲か聴きたい。絶対あうと思う。
ピーボにサム・クックの話を振ると必ず返ってくるのが、「映画の主演の話が来るのをずっと待ち続けてるよ」という答え。ピーボはやる気まんまんなのだ。なんか顔立ちとかも似てきそう。僕が映画のプロデューサーだったらサム・クックの伝記映画に絶対ピーボをキャスティングする。
カマサミさんとピーボは旧知の仲で、カマサミがピーボを寿司に連れて行ったり、一緒にゴルフもしたことがあるそうだ。
左からタニア、ピーボ、吉岡、DJカマサミ・コングさん
サム・クック~ハーレム・スクエア
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AO4NJU/soulsearchiho-22/ref=nosim/
手ごろのベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009N1ZV/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ピーボ過去ライヴ評
ピーボ・ブライソン、デボラ・コックス・ライヴ~サーヴィス精神満点のライヴ
2012年02月01日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11151252573.html
2011年09月16日(金)
デイヴ・コーズ&ピーボ・ブライソン~稀代のエンタテイナー2人が共演
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11018778223.html
2010年01月31日(日)
ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル・ライヴ(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10446839019.html#main
2010年02月10日(水)
ピーボ・ブライソン(パート2)~テディーとマイケルを語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10455090009.html
(ここに過去関連記事多数)
■メンバー
Peabo Bryson(vo)
ピーボ・ブライソン(ヴォーカル)
Regina Belle(vo)
レジーナ・ベル(ヴォーカル)
Kristie White(back vo)
クリスティ・ホワイト(バック・ヴォーカル)
Kim Cage Riley(back vo)
キム・ケイジ・ライリー(バック・ヴォーカル)
Michael Hoskin(sax,per)
マイケル・ホスキン(サックス、パーカッション)
Diana Dentino(key)
ダイアナ・デンティーノ(キーボード)
Dave Iwataki(key)
デイヴ・イワタキ(キーボード)
Derec Scott(g)
デレク・スコット(ギター)
Dwight Watkins(b, vo)
ドゥワイト・ワトキンス(ベース、ヴォーカル)
Dwight Smith(ds)
ドゥワイト・スミス(ドラム)
■ セットリスト:ピーボ・ブライソン+レジーナ・ベル
Setlist: Peabo Bryson, Regina Belle January 31, 2013
[ ]=original artist ( )=singers
show started 21:43
00.Intro- (shake hands with all the audiences)
01.By The Time The Night Is Over
02.If Ever You’re In My Arms Again
03.Tonight I Celebrate My Love (+Kristie)
04.If You Love Somebody [Sting]
05.Can You Stop The Rain
06.King Of Sorrow [Sade]
07.Just The Two Of Us (今回初)[Grover Washington Jr.]
---Regina Belle on the stage
08.For The Love Of You [Isley Brothers]
09.If I Could
10.Baby Come To Me – a riff of Freddie’s Dead
---Peabo Bryson back on the stage
11.Whole New World (Peabo +Regina)
Enc. Ain’t Nobody [Rufus]
Show ended 23:16
(2013年1月31日木曜、東京ブルーノート、ピーボ・ブライソン+レジーナ・ベル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bryson, Peabo & Belle, Regina
■ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000E6EHH2/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001N1OTW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
レジーナのベスト。「イフ・アイ・クド」も収録。中古なら安い
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G96R/soulsearchiho-22/ref=nosim/
□ 第55回 グラミー賞予想~発表は日本時間2月11日午前10時から
2013年2月7日 音楽□ 第55回 グラミー賞予想~発表は日本時間2月11日午前10時から
【55th Grammy Prediction】
予想。
「スーパーボール」が終わると、次はグラミー。さらにアカデミーと続く。アメリカ・エンタテインメント業界はこの時期何かと忙しい。
去る2012年12月5日、第55回グラミー賞のノミネートがナッシュヴィルのブリジストン・アリーナで発表された。昨年のグラミーはその前年109部門から78部門に大幅に減らしたが、今年は3部門復活し計81部門へ。恒例、その中からソウル・サーチャーは47部門を予想。主要4部門のノミネートはユーチューブの動画をつけました。
勝者は2013年2月10日(日)(日本時間11日午前10時から)ロスアンジェルスのステイプルズ・センターで発表される。全米ではCBSが生中継。日本では有料衛星チャンネル・ワウワウ(WOWOW)が生中継。今回のノミネートの資格は2011年10月から2012年9月までに全米で一般発売されたもの。
今回最も多くノミネートされたのは、6部門のファン、ジェイ・Z(ズィー)、マムフォード&ソンズ、フランク・オーシャン、カニエ・ウェスト。5部門のザ・ブラック・キーズ、チック・コーリア、ミゲル。さらに4部門のジェフ・バスカー、ボブ・ラドウィグ、ナス、ケリー・クラークソン。また、ザ・ブラック・キーズのダン・アウアバックは個人でプロデューサー部門にノミネートされたので、ブラック・キーズの5部門に加え彼も6部門のノミネートになる。
大きな注目は、主要4部門(アルバム、ソング、レコード、新人)すべてでノミネートされたファン。これに続くのがフランク・オーシャンで、3部門(アルバム、レコード、新人)。この両者の一騎打ちという構図だ。
ブラック・キーズもアルバム、レコード、さらにフロントマンのダンがプロデューサー・オブ・ジ・イヤーにもノミネートされている。
ちなみに新人賞のフランク・オーシャンは25歳のラッパー/シンガー。自らゲイであることを発表している。アラバマ・シェイクスはブルーズ・ロック・グループ、ハンター・ヘイズはカントリー、ルミニアーズはフォーク・ロック。
また、ロック・グループ、フーが生涯功労賞を受賞する。
ライヴ・パフォーマンスが予定されているアーティストは次の通り。
Dierks Bentley and Miranda Lambert
The Black Keys
Kelly Clarkson
Fun.
Elton John and Ed Sheeran
The Lumineers
Maroon 5 and Alicia Keys
Bruno Mars, Rihanna and Sting
Mumford & Sons
Frank Ocean
Rihanna
Taylor Swift
Justin Timberlake
Carrie Underwood
Jack White
81部門ノミネートの完全リストはこちら。
http://www.grammy.com/nominees
■グラミー賞ノミネート、主要な部門(81部門のうち49部門、予想は47部門)
(下記1~49のナンバーは当ソウルサーチンで適宜つけたものです。NARAS発表のノミネート番号とは必ずしも同じではありません。また本命・対抗の表記なきものは予想していません。また、2週間ほど前に別のメディアで主要4部門だけ予想したのですが、その後何度もいろいろ聴いたり考えたりして、レコード、ソング、アルバムを若干変更しました。こちらをファイナル・アンサーとさせてください。今年はかなりむずかしい)
Grammy Awards Predicitions
: List of Nominations for 2013 Grammys
1. Record Of The Year
対抗 Lonely Boy – The Black Keys
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
本命 We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
Somebody That I Used to Know – Gotye Featuring Kimbra
Thinkin Bout You – Frank Ocean
We Are Never Ever Getting Back Together – Taylor Swift
(本命をテイラーをやめてファンにしました)
http://youtu.be/a_426RiwST8
http://youtu.be/Xn676-fLq7I
http://youtu.be/Sv6dMFF_yts
http://youtu.be/8UVNT4wvIGY
http://youtu.be/WA4iX5D9Z64
2. Album Of The Year
El Camino – The Black Keys
Some Nights – Fun.
本命Babel – Mumford & Sons
Channel Orange – Frank Ocean
対抗Blunderbuss – Jack White
(本命と対抗を逆にしました)
3. Song Of The Year
本命The A Team – Ed Sheeran, songwriter (Ed Sheeran)
Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Call Me Maybe – Tavish Crowe, Carly Rae Jepsen & Josh Ramsay, songwriters (Carly Rae Jepsen)
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Jörgen Elofsson, David Gamson, Greg Kurstin & Ali Tamposi, songwriters (Kelly Clarkson)
対抗We Are Young – Jack Antonoff, Jeff Bhasker, Andrew Dost & Nate Ruess, songwriters (Fun. featuring Janelle Monáe)
(対抗をケリーからファンにしました)
http://youtu.be/UAWcs5H-qgQ
http://youtu.be/8dM5QYdTo08
http://youtu.be/fWNaR-rxAic
4. Best New Artist
本命Alabama Shakes
Fun.
Hunter Hayes
The Lumineers
対抗Frank Ocean
(これで本命がすべて来た場合、4部門すべてばらけることになります)
http://youtu.be/Le-3MIBxQTw
http://youtu.be/ruyaKdPfTN4
http://youtu.be/zvCBSSwgtg4
http://youtu.be/F15IjgyHd60
+++++
5. Best R&B Performance
Thank You – Estelle
対抗Gonna Be Alright (f.t.b.) – Robert Glasper Experiment featuring Ledisi
I Want You – Luke James
本命Adorn – Miguel
Climax – Usher
6. Best Traditional R&B Performance
Lately – Anita Baker
本命Love On Top – Beyoncé
対抗Wrong Side Of A Love Song – Melanie Fiona
Real Good Hands – Gregory Porter
If Only You Knew – Swv
7. Best R&B Song
本命Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Beautiful Surprise – Tamia Hill, Claude Kelly & Salaam Remi, songwriters
(Tamia)
Heart Attack – Benjamin Levin, Rico Love & Tremaine Neverson,
songwriters (Trey Songz)
対抗Pray For Me – Antonio Dixon, Kenny Edmonds, Anthony Hamilton & Patrick
“jque” Smith, songwriters (Anthony Hamilton)
Refill – Darhyl “dj” Camper, Elle Varner & Andrew “pop” Wansel,
songwriters (Elle Varner)
8. Best Urban Contemporary Album
Fortune – Chris Brown
対抗Kaleidoscope Dream – Miguel
本命Channel Orange – Frank Ocean
9. Best R&B Album
対抗Black Radio – Robert Glasper Experiment
Back To Love – Anthony Hamilton
本命Write Me Back – R. Kelly
Beautiful Surprise – Tamia
Open Invitation – Tyrese
10. Best Rap Performance
Hyfr (Hell Ya … Right) – Drake Featuring Lil’ Wayne
本命Ni**as In Paris – The Throne Jay-z & Kanye West
Daughters – Nas
対抗Mercy – Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2 Chainz
I Do – Young Jeezy featuring Jay-z & André 3000
11. Best Rap/Sung Collaboration
Wild Ones – Flo Rida Featuring Sia
本命No Church In The Wild – Jay-z & Kanye West featuring Frank Ocean &
The-dream
Tonight (Best You Ever Had) – John Legend Featuring Ludacris
対抗Cherry Wine – Nas Featuring Amy Winehouse
Talk That Talk – Rihanna Featuring Jay-Z
12. Best Rap Song
Daughters – Nasir Jones & Ernest Wilson, songwriters (Patrick Adams,
Gary Decarlo, Dale Frashuer & Paul Leka, songwriters) (Nas) Track From: Life
Is Good
Lotus Flower Bomb – Olubowale Akintimehin, S. Joseph Dew, Jerrin Howard,
Walker Johnson & Miguel Jontel Pimentel, songwriters (Wale Featuring Miguel)
本命Mercy – Sean Anderson, Tauheed Epps, Stephan Taft, James Thomas, Terrence
Thornton & Kanye West, songwriters (Denzie Beagle, Winston Riley &
Reggie Williams, songwriters) (Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2
Chainz)
The Motto – Dwayne Carter, Aubrey Graham & Tyler Williams, songwriters
(Drake Featuring Lil’ Wayne)
対抗 N**as In Paris – Shawn Carter, Mike Dean, Chauncey Hollis & Kanye West,
Songwriters (W.A. Donaldson, songwriter) (Jay-Z & Kanye West)
Young, Wild & Free – Calvin Broadus, Chris Brody Brown, Philip Lawrence,
Ari Levine, Peter Hernandez & Cameron Thomaz, songwriters (t. Bluechel, M.
Borrow, T. Griffin, K. Jackson, N. Lee & M. Newman, songwriters) (Snoop Dogg
& Wiz Khalifa featuring Bruno Mars
13. Best Rap Album
本命Take Care – Drake
Food & Liquor II: The Great American Rap Album, Pt. 1 – Lupe Fiasco
対抗Life Is Good – Nas
Undun – The Roots
God Forgives, I Don’t – Rick Ross
Based On A T.r.u. Story – 2 Chainz
~~ジャズ部門~~
14. Best Improvised Jazz Solo
Cross Roads – Ravi Coltrane, soloist
本命Hot House – Gary Burton & Chick Corea, soloists
対抗Alice In Wonderland – Chick Corea, soloist
J. Mac – Kenny Garrett, soloist
Ode – Brad Mehldau, soloist
15. Best Jazz Vocal Album
Soul Shadows – Denise Donatelli
1619 Broadway: The Brill Building Project – Kurt Elling
対抗Live – Al Jarreau (and The Metropole Orkest)
The Book Of Chet – Luciana Souza
本命Radio Music Society – Esperanza Spalding
16. Best Jazz Instrumental Album
Further Explorations – Chick Corea, Eddie Gomez & Paul Motian
本命Hot House – Chick Corea & Gary Burton
Seeds From The Underground – Kenny Garrett
Blue Moon – Ahmad Jamal
対抗Unity Band – Pat Metheny Unity Band
17. Best Large Jazz Ensemble Album
本命Centennial: Newly Discovered Works Of Gil Evans – Gil Evans Project
対抗For The Moment – Bob Mintzer Big Band
Dear Diz (Every Day I Think Of You) – Arturo Sandoval
18. Best Gospel/Contemporary Christian Music Performance
Jesus, Friend Of Sinners – Casting Crowns
Take Me To The King – Tamela Mann
本命Go Get It – Mary Mary
10,000 Reasons (bless The Lord) – Matt Redman
対抗My Testimony – Marvin Sapp
~~ゴスペル関連~~
19. Best Gospel Song
本命Go Get It – Erica Campbell, Tina Campbell & Warryn Campbell, Songwriters
(Mary Mary)
Hold On – Cheryl Fortune, James Fortune & Terence Vaughn, songwriters
(James Fortune & Fiya, Monica & Fred Hammond)
I Feel Good – Phillip Feaster, Fred Hammond, Jonathan Miller & Calvin
Rodgers, songwriters (Fred Hammond)
対抗My Testimony – Aaron Lindsey & Marvin Sapp, songwriters (Marvin Sapp)
Released – Donald Lawrence, songwriter (Bill Winston & Living Word
Featuring Donald Lawrence)
20. Best Contemporary Christian Music Song
対抗Jesus, Friend Of Sinners – Mark Hall & Matthew West, songwriters
(Casting Crowns)
10,000 Reasons (Bless The Lord) – Jonas Myrin & Matt Redman, songwriters
(Matt Redman)
When Mercy Found Me – Jeff Pardo & Rhett Walker, songwriters (Rhett
Walker Band)
White Flag – Jason Ingram, Matt Maher, Matt Redman & Chris Tomlin,
songwriters (Passion & Chris Tomlin)
本命Your Presence Is Heaven – Israel Houghton & Micah Massey, songwriters
(Israel & New Breed)
21. Best Gospel Album
Identity – James Fortune & Fiya
本命Jesus At The Center Live – Israel & New Breed
Gravity – Lecrae
対抗I Win – Marvin Sapp
Worship Soul – Anita Wilson
Best Contemporary Christian Music Album
対抗Come To The Well – Casting Crowns
Where I Find You – Kari Jobe
Gold – Britt Nicole
Eye On It – Tobymac
本命Into The Light – Matthew West
~~ポップ部門~~
22. Best Pop Solo Performance
対抗Set Fire To The Rain [live] – Adele
本命Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
Call Me Maybe – Carly Rae Jepsen
Wide Awake – Katy Perry
Where Have You Been – Rihanna
23. Best Pop Duo/Group Performance
Shake It Out – Florence & the Machine
本命We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
対抗Somebody That I Used To Know – Gotye Featuring Kimbra
Sexy And I Know It – Lmfao
Payphone – Maroon 5 & Wiz Khalifa
24. Best Pop Instrumental Album
24/7 – Gerald Albright & Norman Brown
対抗Impressions – Chris Botti
本命Four Hands & A Heart Volume One – Larry Carlton
Live At The Blue Note Tokyo – Dave Koz
Rumbadoodle – Arun Shenoy
25. Best Pop Vocal Album
Stronger – Kelly Clarkson
対抗Ceremonials – Florence & the Machine
本命Some Nights – Fun.
Overexposed – Maroon 5
The Truth About Love – Pink
~~ダンス部門、ロック部門~~
26. Best Dance Recording
Levels – Avicii
本命Let’s Go – Calvin Harris Featuring Ne-yo
対抗Bangarang – Skrillex Featuring Sirah
Don’t You Worry Child – Swedish House Mafia Featuring John Martin
I Can’t Live Without You – Al Walser
27. Best Dance/Electronica Album
Wonderland – Steve Aoki
Don’t Think – The Chemical Brothers
対抗Album Title Goes Here– Deadmau5
Fire & Ice – Kaskade
本命Bangarang – Skrillex
28. Best Traditional Pop Vocal Album
Christmas – Michael Bublé
対抗 A Holiday Carole – Carole King
本命Kisses On The Bottom – Paul McCartney
29. Best Rock Performance
本命Hold On – Alabama Shakes
Lonely Boy – The Black Keys
Charlie Brown – Coldplay
対抗I Will Wait – Mumford & Sons
We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen
30. Best Rock Song
Freedom At 21 – Jack White, songwriter (Jack White)
I Will Wait – Ted Dwane, Ben Lovett, Winston Marshall & Marcus Mumford,
songwriters (mumford & Sons)
本命Lonely Boy – Dan Auerbach, Brian Burton & Patrick Carney, songwriters
(the Black Keys)
Madness – Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
対抗We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen, songwriter (Bruce Springsteen)
31. Best Rock Album
本命 El Camino – The Black Keys
Mylo Xyloto – Coldplay
The 2nd Law – Muse
対抗 Wrecking Ball – Bruce Springsteen
Blunderbuss – Jack White
32. Best Alternative Music Album
対抗The Idler Wheel Is Wiser Than The Driver Of The Screw And Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do – Fiona Apple
Biophilia – Björk
本命 Making Mirrors – Gotye
Hurry Up, We’re Dreaming. – M83
Bad As Me – Tom Waits
33. Best Blues Album
33 1/3 – Shemekia Copeland
対抗Locked Down – Dr. John
本命Let It Burn – Ruthie Foster
And Still I Rise – Heritage Blues Orchestra
Bring It On Home – Joan Osborne
34. Best Reggae Album
Rebirth – Jimmy Cliff
本命Miracle – The Original Wailers
Tomahawk Technique – Sean Paul
対抗New Legend – Jamaica 50th Edition – Sly & Robbie & The Jam Masters
Reggae Got Soul: Unplugged On Strawberry Hill – Toots And The Maytals
35. Best World Music Album
Folila – Amadou & Mariam
On A Gentle Island Breeze – Daniel Ho
対抗Jabulani – Hugh Masekela
Traveller – Anoushka Shankar
本命The Living Room Sessions Part 1 – Ravi Shankar
36. Best Spoken Word Album (Includes Poetry, Audio Books &
Storytelling)
本命American Grown (Michelle Obama) – (Various Artists) Scott Creswell & Dan
Zitt, producers
対抗Back To Work: Why We Need Smart Government For A Strong Economy – Bill
Clinton
Drift: The Unmooring Of American Military – Rachel Maddow
Seriously… I’m Kidding – Ellen Degeneres
Society’s Child: My Autobiography – Janis Ian
++++
37. Best Instrumental Composition
December Dream – Chuck Loeb, Composer (fourplay)
本命 Mozart Goes Dancing – Chick Corea, Composer (Chick Corea & Gary Burton)
対抗Music Of Ansel Adams: America – Chris Brubeck & Dave Brubeck, Composers
(Temple University Symphony Orchestra)
Overture, Waltz And Rondo – Bill Cunliffe, Composer (Temple University
Symphony Orchestra)
Without A Paddle – Bill Holman, Composer (Tall & Small)
38. Best Instrumental Arrangement
Afro-Cuban Jazz Suite For Ellington – Michael Philip Mossman, Arranger
(Bobby Sanabria Big Band)
本命How About You – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project)
Irrequieto – Bob Mintzer, Arranger (Bob Mintzer Big Band)
対抗A Night In Tunisia (Actually An Entire Weekend!) – Wally Minko, Arranger
(Arturo Sandoval)
Salt Peanuts! (Mani Salado) – Gordon Goodwin, Arranger (Arturo Sandoval)
39. Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s)
本命City Of Roses – Thara Memory & Esperanza Spalding, Arrangers (Esperanza
Spalding)
Look To The Rainbow – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project And Luciana
Souza)
Out There – Shelly Berg, Arranger (Lorraine Feather)
対抗Spain (I Can Recall) – Vince Mendoza, Arranger (Al Jarreau And The Metropole
Orkest)
Wild Is The Wind – Nan Schwartz, Arranger (Whitney Claire Kaufman And Andrew
Playfoot)
40. Best Recording Package
Biophilia – Michael Amzalag & Mathias Augustyniak, Art Directors (Björk)
本命Boys & Girls – Brett Kilroe, Art Director (Alabama Shakes)
Charmer – Gail Marowitz, Art Director (aimee Mann)
対抗Love This Giant – Noah Wall, Art Director (David Byrne & St. Vincent)
Swing Lo Magellan – David Longstreth, Art Director (Dirty Projectors)
41. Best Boxed Or Special Limited Edition Package
The Girl With The Dragon Tattoo (soundtrack From The Motion Picture) – Rob
Sheridan, Art Director (Trent Reznor & Atticus Ross)
Go Fly A Kite – Liz Kweller, Art Director (Ben Kweller)
本命Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Simon Earith
& James Musgrave, Art Directors (Paul And Linda McCartney)
対抗Some Girls: Super Deluxe Edition – Stephen Kennedy, Art Director (The
Rolling Stones)
Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Fritz Klaetke, Art
Director (Woody Guthrie)
42. Best Album Notes
Banjo Diary: Lessons From Tradition – Stephen Wade, Album Notes Writer
(Stephen Wade)
本命First Recordings: 50th Anniversary Edition – Hans Olof Gottfridsson, Album
Notes Writer (The Beatles With Tony Sheridan)
対抗The Pearl Sessions – Holly George-warren, Album Notes Writer (Janis Joplin)
Piazzolla In Brooklyn – Fernando Gonzalez, Album Notes Writer (Pablo Aslan
Quintet)
43. Best Historical Album
He Is My Story: The Sanctified Soul Of Arizona Dranes – Josh Rosenthal,
Compilation Producer; Bryan Hoffa & Christopher King, Mastering Engineers
(Arizona Dranes)
Old-time Smoky Mountain Music: 34 Historic Songs, Ballads, And Instrumentals
Recorded In The Great Smoky Mountains By “song Catcher” Joseph S. Hall – Kent
Cave, Michael Montgomery & Ted Olson, Compilation Producers; John Fleenor
& Steve Kemp, Mastering Engineers (Various Artists)
Opika Pende: Africa At 78 Rpm – Steven Lance Ledbetter & Jonathan Ward,
Compilation Producers; Michael Graves, Mastering Engineer (Various Artists)
対抗Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Paul McCartney,
Compilation Producer; Simon Gibson, Guy Massey & Steve Rooke, Mastering
Engineers (Paul And Linda McCartney)
本命 The Smile Sessions (Deluxe Box Set) – Alan Boyd, Mark Linett, Brian Wilson
& Dennis Wolfe, Compilation Producers; Mark Linett, Mastering Engineer (The
Beach Boys)
Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Jeff Place &
Robert Santelli, Compilation Producers; Pete Reiniger, Mastering Engineer (Woody
Guthrie)
44. Best Engineered Album, Non-classical
対抗 The Absence – Moogie Canazio & Al Schmitt, Engineers; Bernie Grundman,
Mastering Engineer (Melody Gardot)
Ashes & Fire – Glyn Johns, Engineer; Bob Ludwig, Mastering Engineer
(Ryan Adams)
The Goat Rodeo Sessions – Richard King, Engineer; Richard King, Mastering
Engineer (Yo-Yo Ma, Stuart Duncan, Edgar Meyer & Chris Thile)
Love Is A Four Letter Word – Joe Chiccarelli, Steve Churchyard, Lars Fox,
Graham Hope, Tony Maserati & Morgan Stratton, Engineers; Bob Ludwig,
Mastering Engineer (Jason Mraz)
本命Slingshot – Helik Hadar, Engineer; Bernie Grundman, Mastering Engineer
(Rebecca Pidgeon)
45. Producer Of The Year, Non-classical
Dan Auerbach
本命Jeff Bhasker
Diplo
Markus Dravs
対抗Salaam Remi
+++
48. Short Form Music Video
対抗Houdini – Foster The People | Daniels, Video Directors; Gaetano Crupi, Video
Producer
本命No Church In The Wild – Jay-Z & Kanye West Featuring Frank Ocean &
The-dream | Romain Gervais, Video Director; Mourad Belkeddan, Video Producer
Bad Girls – M.I.A | Romain Gavras, Video Director; Romain Gavras, Video
Producer
We Found Love – Rihanna Featuring Calvin Harris | Melina Matsoukas, Video
Director; Juliette Larthe & Ben Sullivan, Video Producers
Run Boy Run – Woodkid | Yoann Lemoine, Video Director; Roman Pichon, Video
Producer
AWARD>GRAMMY>55 >Nomination
【55th Grammy Prediction】
予想。
「スーパーボール」が終わると、次はグラミー。さらにアカデミーと続く。アメリカ・エンタテインメント業界はこの時期何かと忙しい。
去る2012年12月5日、第55回グラミー賞のノミネートがナッシュヴィルのブリジストン・アリーナで発表された。昨年のグラミーはその前年109部門から78部門に大幅に減らしたが、今年は3部門復活し計81部門へ。恒例、その中からソウル・サーチャーは47部門を予想。主要4部門のノミネートはユーチューブの動画をつけました。
勝者は2013年2月10日(日)(日本時間11日午前10時から)ロスアンジェルスのステイプルズ・センターで発表される。全米ではCBSが生中継。日本では有料衛星チャンネル・ワウワウ(WOWOW)が生中継。今回のノミネートの資格は2011年10月から2012年9月までに全米で一般発売されたもの。
今回最も多くノミネートされたのは、6部門のファン、ジェイ・Z(ズィー)、マムフォード&ソンズ、フランク・オーシャン、カニエ・ウェスト。5部門のザ・ブラック・キーズ、チック・コーリア、ミゲル。さらに4部門のジェフ・バスカー、ボブ・ラドウィグ、ナス、ケリー・クラークソン。また、ザ・ブラック・キーズのダン・アウアバックは個人でプロデューサー部門にノミネートされたので、ブラック・キーズの5部門に加え彼も6部門のノミネートになる。
大きな注目は、主要4部門(アルバム、ソング、レコード、新人)すべてでノミネートされたファン。これに続くのがフランク・オーシャンで、3部門(アルバム、レコード、新人)。この両者の一騎打ちという構図だ。
ブラック・キーズもアルバム、レコード、さらにフロントマンのダンがプロデューサー・オブ・ジ・イヤーにもノミネートされている。
ちなみに新人賞のフランク・オーシャンは25歳のラッパー/シンガー。自らゲイであることを発表している。アラバマ・シェイクスはブルーズ・ロック・グループ、ハンター・ヘイズはカントリー、ルミニアーズはフォーク・ロック。
また、ロック・グループ、フーが生涯功労賞を受賞する。
ライヴ・パフォーマンスが予定されているアーティストは次の通り。
Dierks Bentley and Miranda Lambert
The Black Keys
Kelly Clarkson
Fun.
Elton John and Ed Sheeran
The Lumineers
Maroon 5 and Alicia Keys
Bruno Mars, Rihanna and Sting
Mumford & Sons
Frank Ocean
Rihanna
Taylor Swift
Justin Timberlake
Carrie Underwood
Jack White
81部門ノミネートの完全リストはこちら。
http://www.grammy.com/nominees
■グラミー賞ノミネート、主要な部門(81部門のうち49部門、予想は47部門)
(下記1~49のナンバーは当ソウルサーチンで適宜つけたものです。NARAS発表のノミネート番号とは必ずしも同じではありません。また本命・対抗の表記なきものは予想していません。また、2週間ほど前に別のメディアで主要4部門だけ予想したのですが、その後何度もいろいろ聴いたり考えたりして、レコード、ソング、アルバムを若干変更しました。こちらをファイナル・アンサーとさせてください。今年はかなりむずかしい)
Grammy Awards Predicitions
: List of Nominations for 2013 Grammys
1. Record Of The Year
対抗 Lonely Boy – The Black Keys
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
本命 We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
Somebody That I Used to Know – Gotye Featuring Kimbra
Thinkin Bout You – Frank Ocean
We Are Never Ever Getting Back Together – Taylor Swift
(本命をテイラーをやめてファンにしました)
http://youtu.be/a_426RiwST8
http://youtu.be/Xn676-fLq7I
http://youtu.be/Sv6dMFF_yts
http://youtu.be/8UVNT4wvIGY
http://youtu.be/WA4iX5D9Z64
2. Album Of The Year
El Camino – The Black Keys
Some Nights – Fun.
本命Babel – Mumford & Sons
Channel Orange – Frank Ocean
対抗Blunderbuss – Jack White
(本命と対抗を逆にしました)
3. Song Of The Year
本命The A Team – Ed Sheeran, songwriter (Ed Sheeran)
Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Call Me Maybe – Tavish Crowe, Carly Rae Jepsen & Josh Ramsay, songwriters (Carly Rae Jepsen)
Stronger (What Doesn’t Kill You) – Jörgen Elofsson, David Gamson, Greg Kurstin & Ali Tamposi, songwriters (Kelly Clarkson)
対抗We Are Young – Jack Antonoff, Jeff Bhasker, Andrew Dost & Nate Ruess, songwriters (Fun. featuring Janelle Monáe)
(対抗をケリーからファンにしました)
http://youtu.be/UAWcs5H-qgQ
http://youtu.be/8dM5QYdTo08
http://youtu.be/fWNaR-rxAic
4. Best New Artist
本命Alabama Shakes
Fun.
Hunter Hayes
The Lumineers
対抗Frank Ocean
(これで本命がすべて来た場合、4部門すべてばらけることになります)
http://youtu.be/Le-3MIBxQTw
http://youtu.be/ruyaKdPfTN4
http://youtu.be/zvCBSSwgtg4
http://youtu.be/F15IjgyHd60
+++++
5. Best R&B Performance
Thank You – Estelle
対抗Gonna Be Alright (f.t.b.) – Robert Glasper Experiment featuring Ledisi
I Want You – Luke James
本命Adorn – Miguel
Climax – Usher
6. Best Traditional R&B Performance
Lately – Anita Baker
本命Love On Top – Beyoncé
対抗Wrong Side Of A Love Song – Melanie Fiona
Real Good Hands – Gregory Porter
If Only You Knew – Swv
7. Best R&B Song
本命Adorn – Miguel Pimentel, songwriter (Miguel)
Beautiful Surprise – Tamia Hill, Claude Kelly & Salaam Remi, songwriters
(Tamia)
Heart Attack – Benjamin Levin, Rico Love & Tremaine Neverson,
songwriters (Trey Songz)
対抗Pray For Me – Antonio Dixon, Kenny Edmonds, Anthony Hamilton & Patrick
“jque” Smith, songwriters (Anthony Hamilton)
Refill – Darhyl “dj” Camper, Elle Varner & Andrew “pop” Wansel,
songwriters (Elle Varner)
8. Best Urban Contemporary Album
Fortune – Chris Brown
対抗Kaleidoscope Dream – Miguel
本命Channel Orange – Frank Ocean
9. Best R&B Album
対抗Black Radio – Robert Glasper Experiment
Back To Love – Anthony Hamilton
本命Write Me Back – R. Kelly
Beautiful Surprise – Tamia
Open Invitation – Tyrese
10. Best Rap Performance
Hyfr (Hell Ya … Right) – Drake Featuring Lil’ Wayne
本命Ni**as In Paris – The Throne Jay-z & Kanye West
Daughters – Nas
対抗Mercy – Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2 Chainz
I Do – Young Jeezy featuring Jay-z & André 3000
11. Best Rap/Sung Collaboration
Wild Ones – Flo Rida Featuring Sia
本命No Church In The Wild – Jay-z & Kanye West featuring Frank Ocean &
The-dream
Tonight (Best You Ever Had) – John Legend Featuring Ludacris
対抗Cherry Wine – Nas Featuring Amy Winehouse
Talk That Talk – Rihanna Featuring Jay-Z
12. Best Rap Song
Daughters – Nasir Jones & Ernest Wilson, songwriters (Patrick Adams,
Gary Decarlo, Dale Frashuer & Paul Leka, songwriters) (Nas) Track From: Life
Is Good
Lotus Flower Bomb – Olubowale Akintimehin, S. Joseph Dew, Jerrin Howard,
Walker Johnson & Miguel Jontel Pimentel, songwriters (Wale Featuring Miguel)
本命Mercy – Sean Anderson, Tauheed Epps, Stephan Taft, James Thomas, Terrence
Thornton & Kanye West, songwriters (Denzie Beagle, Winston Riley &
Reggie Williams, songwriters) (Kanye West featuring Big Sean, Pusha T & 2
Chainz)
The Motto – Dwayne Carter, Aubrey Graham & Tyler Williams, songwriters
(Drake Featuring Lil’ Wayne)
対抗 N**as In Paris – Shawn Carter, Mike Dean, Chauncey Hollis & Kanye West,
Songwriters (W.A. Donaldson, songwriter) (Jay-Z & Kanye West)
Young, Wild & Free – Calvin Broadus, Chris Brody Brown, Philip Lawrence,
Ari Levine, Peter Hernandez & Cameron Thomaz, songwriters (t. Bluechel, M.
Borrow, T. Griffin, K. Jackson, N. Lee & M. Newman, songwriters) (Snoop Dogg
& Wiz Khalifa featuring Bruno Mars
13. Best Rap Album
本命Take Care – Drake
Food & Liquor II: The Great American Rap Album, Pt. 1 – Lupe Fiasco
対抗Life Is Good – Nas
Undun – The Roots
God Forgives, I Don’t – Rick Ross
Based On A T.r.u. Story – 2 Chainz
~~ジャズ部門~~
14. Best Improvised Jazz Solo
Cross Roads – Ravi Coltrane, soloist
本命Hot House – Gary Burton & Chick Corea, soloists
対抗Alice In Wonderland – Chick Corea, soloist
J. Mac – Kenny Garrett, soloist
Ode – Brad Mehldau, soloist
15. Best Jazz Vocal Album
Soul Shadows – Denise Donatelli
1619 Broadway: The Brill Building Project – Kurt Elling
対抗Live – Al Jarreau (and The Metropole Orkest)
The Book Of Chet – Luciana Souza
本命Radio Music Society – Esperanza Spalding
16. Best Jazz Instrumental Album
Further Explorations – Chick Corea, Eddie Gomez & Paul Motian
本命Hot House – Chick Corea & Gary Burton
Seeds From The Underground – Kenny Garrett
Blue Moon – Ahmad Jamal
対抗Unity Band – Pat Metheny Unity Band
17. Best Large Jazz Ensemble Album
本命Centennial: Newly Discovered Works Of Gil Evans – Gil Evans Project
対抗For The Moment – Bob Mintzer Big Band
Dear Diz (Every Day I Think Of You) – Arturo Sandoval
18. Best Gospel/Contemporary Christian Music Performance
Jesus, Friend Of Sinners – Casting Crowns
Take Me To The King – Tamela Mann
本命Go Get It – Mary Mary
10,000 Reasons (bless The Lord) – Matt Redman
対抗My Testimony – Marvin Sapp
~~ゴスペル関連~~
19. Best Gospel Song
本命Go Get It – Erica Campbell, Tina Campbell & Warryn Campbell, Songwriters
(Mary Mary)
Hold On – Cheryl Fortune, James Fortune & Terence Vaughn, songwriters
(James Fortune & Fiya, Monica & Fred Hammond)
I Feel Good – Phillip Feaster, Fred Hammond, Jonathan Miller & Calvin
Rodgers, songwriters (Fred Hammond)
対抗My Testimony – Aaron Lindsey & Marvin Sapp, songwriters (Marvin Sapp)
Released – Donald Lawrence, songwriter (Bill Winston & Living Word
Featuring Donald Lawrence)
20. Best Contemporary Christian Music Song
対抗Jesus, Friend Of Sinners – Mark Hall & Matthew West, songwriters
(Casting Crowns)
10,000 Reasons (Bless The Lord) – Jonas Myrin & Matt Redman, songwriters
(Matt Redman)
When Mercy Found Me – Jeff Pardo & Rhett Walker, songwriters (Rhett
Walker Band)
White Flag – Jason Ingram, Matt Maher, Matt Redman & Chris Tomlin,
songwriters (Passion & Chris Tomlin)
本命Your Presence Is Heaven – Israel Houghton & Micah Massey, songwriters
(Israel & New Breed)
21. Best Gospel Album
Identity – James Fortune & Fiya
本命Jesus At The Center Live – Israel & New Breed
Gravity – Lecrae
対抗I Win – Marvin Sapp
Worship Soul – Anita Wilson
Best Contemporary Christian Music Album
対抗Come To The Well – Casting Crowns
Where I Find You – Kari Jobe
Gold – Britt Nicole
Eye On It – Tobymac
本命Into The Light – Matthew West
~~ポップ部門~~
22. Best Pop Solo Performance
対抗Set Fire To The Rain [live] – Adele
本命Stronger (What Doesn’t Kill You) – Kelly Clarkson
Call Me Maybe – Carly Rae Jepsen
Wide Awake – Katy Perry
Where Have You Been – Rihanna
23. Best Pop Duo/Group Performance
Shake It Out – Florence & the Machine
本命We Are Young – Fun. featuring Janelle Monáe
対抗Somebody That I Used To Know – Gotye Featuring Kimbra
Sexy And I Know It – Lmfao
Payphone – Maroon 5 & Wiz Khalifa
24. Best Pop Instrumental Album
24/7 – Gerald Albright & Norman Brown
対抗Impressions – Chris Botti
本命Four Hands & A Heart Volume One – Larry Carlton
Live At The Blue Note Tokyo – Dave Koz
Rumbadoodle – Arun Shenoy
25. Best Pop Vocal Album
Stronger – Kelly Clarkson
対抗Ceremonials – Florence & the Machine
本命Some Nights – Fun.
Overexposed – Maroon 5
The Truth About Love – Pink
~~ダンス部門、ロック部門~~
26. Best Dance Recording
Levels – Avicii
本命Let’s Go – Calvin Harris Featuring Ne-yo
対抗Bangarang – Skrillex Featuring Sirah
Don’t You Worry Child – Swedish House Mafia Featuring John Martin
I Can’t Live Without You – Al Walser
27. Best Dance/Electronica Album
Wonderland – Steve Aoki
Don’t Think – The Chemical Brothers
対抗Album Title Goes Here– Deadmau5
Fire & Ice – Kaskade
本命Bangarang – Skrillex
28. Best Traditional Pop Vocal Album
Christmas – Michael Bublé
対抗 A Holiday Carole – Carole King
本命Kisses On The Bottom – Paul McCartney
29. Best Rock Performance
本命Hold On – Alabama Shakes
Lonely Boy – The Black Keys
Charlie Brown – Coldplay
対抗I Will Wait – Mumford & Sons
We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen
30. Best Rock Song
Freedom At 21 – Jack White, songwriter (Jack White)
I Will Wait – Ted Dwane, Ben Lovett, Winston Marshall & Marcus Mumford,
songwriters (mumford & Sons)
本命Lonely Boy – Dan Auerbach, Brian Burton & Patrick Carney, songwriters
(the Black Keys)
Madness – Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
対抗We Take Care Of Our Own – Bruce Springsteen, songwriter (Bruce Springsteen)
31. Best Rock Album
本命 El Camino – The Black Keys
Mylo Xyloto – Coldplay
The 2nd Law – Muse
対抗 Wrecking Ball – Bruce Springsteen
Blunderbuss – Jack White
32. Best Alternative Music Album
対抗The Idler Wheel Is Wiser Than The Driver Of The Screw And Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do – Fiona Apple
Biophilia – Björk
本命 Making Mirrors – Gotye
Hurry Up, We’re Dreaming. – M83
Bad As Me – Tom Waits
33. Best Blues Album
33 1/3 – Shemekia Copeland
対抗Locked Down – Dr. John
本命Let It Burn – Ruthie Foster
And Still I Rise – Heritage Blues Orchestra
Bring It On Home – Joan Osborne
34. Best Reggae Album
Rebirth – Jimmy Cliff
本命Miracle – The Original Wailers
Tomahawk Technique – Sean Paul
対抗New Legend – Jamaica 50th Edition – Sly & Robbie & The Jam Masters
Reggae Got Soul: Unplugged On Strawberry Hill – Toots And The Maytals
35. Best World Music Album
Folila – Amadou & Mariam
On A Gentle Island Breeze – Daniel Ho
対抗Jabulani – Hugh Masekela
Traveller – Anoushka Shankar
本命The Living Room Sessions Part 1 – Ravi Shankar
36. Best Spoken Word Album (Includes Poetry, Audio Books &
Storytelling)
本命American Grown (Michelle Obama) – (Various Artists) Scott Creswell & Dan
Zitt, producers
対抗Back To Work: Why We Need Smart Government For A Strong Economy – Bill
Clinton
Drift: The Unmooring Of American Military – Rachel Maddow
Seriously… I’m Kidding – Ellen Degeneres
Society’s Child: My Autobiography – Janis Ian
++++
37. Best Instrumental Composition
December Dream – Chuck Loeb, Composer (fourplay)
本命 Mozart Goes Dancing – Chick Corea, Composer (Chick Corea & Gary Burton)
対抗Music Of Ansel Adams: America – Chris Brubeck & Dave Brubeck, Composers
(Temple University Symphony Orchestra)
Overture, Waltz And Rondo – Bill Cunliffe, Composer (Temple University
Symphony Orchestra)
Without A Paddle – Bill Holman, Composer (Tall & Small)
38. Best Instrumental Arrangement
Afro-Cuban Jazz Suite For Ellington – Michael Philip Mossman, Arranger
(Bobby Sanabria Big Band)
本命How About You – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project)
Irrequieto – Bob Mintzer, Arranger (Bob Mintzer Big Band)
対抗A Night In Tunisia (Actually An Entire Weekend!) – Wally Minko, Arranger
(Arturo Sandoval)
Salt Peanuts! (Mani Salado) – Gordon Goodwin, Arranger (Arturo Sandoval)
39. Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s)
本命City Of Roses – Thara Memory & Esperanza Spalding, Arrangers (Esperanza
Spalding)
Look To The Rainbow – Gil Evans, Arranger (Gil Evans Project And Luciana
Souza)
Out There – Shelly Berg, Arranger (Lorraine Feather)
対抗Spain (I Can Recall) – Vince Mendoza, Arranger (Al Jarreau And The Metropole
Orkest)
Wild Is The Wind – Nan Schwartz, Arranger (Whitney Claire Kaufman And Andrew
Playfoot)
40. Best Recording Package
Biophilia – Michael Amzalag & Mathias Augustyniak, Art Directors (Björk)
本命Boys & Girls – Brett Kilroe, Art Director (Alabama Shakes)
Charmer – Gail Marowitz, Art Director (aimee Mann)
対抗Love This Giant – Noah Wall, Art Director (David Byrne & St. Vincent)
Swing Lo Magellan – David Longstreth, Art Director (Dirty Projectors)
41. Best Boxed Or Special Limited Edition Package
The Girl With The Dragon Tattoo (soundtrack From The Motion Picture) – Rob
Sheridan, Art Director (Trent Reznor & Atticus Ross)
Go Fly A Kite – Liz Kweller, Art Director (Ben Kweller)
本命Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Simon Earith
& James Musgrave, Art Directors (Paul And Linda McCartney)
対抗Some Girls: Super Deluxe Edition – Stephen Kennedy, Art Director (The
Rolling Stones)
Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Fritz Klaetke, Art
Director (Woody Guthrie)
42. Best Album Notes
Banjo Diary: Lessons From Tradition – Stephen Wade, Album Notes Writer
(Stephen Wade)
本命First Recordings: 50th Anniversary Edition – Hans Olof Gottfridsson, Album
Notes Writer (The Beatles With Tony Sheridan)
対抗The Pearl Sessions – Holly George-warren, Album Notes Writer (Janis Joplin)
Piazzolla In Brooklyn – Fernando Gonzalez, Album Notes Writer (Pablo Aslan
Quintet)
43. Best Historical Album
He Is My Story: The Sanctified Soul Of Arizona Dranes – Josh Rosenthal,
Compilation Producer; Bryan Hoffa & Christopher King, Mastering Engineers
(Arizona Dranes)
Old-time Smoky Mountain Music: 34 Historic Songs, Ballads, And Instrumentals
Recorded In The Great Smoky Mountains By “song Catcher” Joseph S. Hall – Kent
Cave, Michael Montgomery & Ted Olson, Compilation Producers; John Fleenor
& Steve Kemp, Mastering Engineers (Various Artists)
Opika Pende: Africa At 78 Rpm – Steven Lance Ledbetter & Jonathan Ward,
Compilation Producers; Michael Graves, Mastering Engineer (Various Artists)
対抗Ram – Paul McCartney Archive Collection (Deluxe Edition) – Paul McCartney,
Compilation Producer; Simon Gibson, Guy Massey & Steve Rooke, Mastering
Engineers (Paul And Linda McCartney)
本命 The Smile Sessions (Deluxe Box Set) – Alan Boyd, Mark Linett, Brian Wilson
& Dennis Wolfe, Compilation Producers; Mark Linett, Mastering Engineer (The
Beach Boys)
Woody At 100: The Woody Guthrie Centennial Collection – Jeff Place &
Robert Santelli, Compilation Producers; Pete Reiniger, Mastering Engineer (Woody
Guthrie)
44. Best Engineered Album, Non-classical
対抗 The Absence – Moogie Canazio & Al Schmitt, Engineers; Bernie Grundman,
Mastering Engineer (Melody Gardot)
Ashes & Fire – Glyn Johns, Engineer; Bob Ludwig, Mastering Engineer
(Ryan Adams)
The Goat Rodeo Sessions – Richard King, Engineer; Richard King, Mastering
Engineer (Yo-Yo Ma, Stuart Duncan, Edgar Meyer & Chris Thile)
Love Is A Four Letter Word – Joe Chiccarelli, Steve Churchyard, Lars Fox,
Graham Hope, Tony Maserati & Morgan Stratton, Engineers; Bob Ludwig,
Mastering Engineer (Jason Mraz)
本命Slingshot – Helik Hadar, Engineer; Bernie Grundman, Mastering Engineer
(Rebecca Pidgeon)
45. Producer Of The Year, Non-classical
Dan Auerbach
本命Jeff Bhasker
Diplo
Markus Dravs
対抗Salaam Remi
+++
48. Short Form Music Video
対抗Houdini – Foster The People | Daniels, Video Directors; Gaetano Crupi, Video
Producer
本命No Church In The Wild – Jay-Z & Kanye West Featuring Frank Ocean &
The-dream | Romain Gervais, Video Director; Mourad Belkeddan, Video Producer
Bad Girls – M.I.A | Romain Gavras, Video Director; Romain Gavras, Video
Producer
We Found Love – Rihanna Featuring Calvin Harris | Melina Matsoukas, Video
Director; Juliette Larthe & Ben Sullivan, Video Producers
Run Boy Run – Woodkid | Yoann Lemoine, Video Director; Roman Pichon, Video
Producer
AWARD>GRAMMY>55 >Nomination
◇○ 40年前のサンタナのライヴ・ドキュメンタリー映像発見される
2013年2月6日 音楽◇○ 40年前のサンタナのライヴ・ドキュメンタリー映像発見される
【Santana’s 1973 Film Is Discovered】
発見。
「シュガーマン」の発見も偉業なら、この1973年のサンタナ・ドキュメンタリー・ライヴ映像の発見も世紀の大発見ではないだろうか。
今から40年前、1973年、サンタナが初来日したときに当時のCBSソニーのスタッフがサンタナを追って膨大な量のフィルムに残していた。70分余に編集したこのドキュメンタリー・フィルムは当時、一部がレコード店頭やフィルムコンサートなどで公開されたらしいが、その存在はほとんど忘れられていた。
今回このフィルムを発見したのは現在の担当ディレクター白木さん。2006年、静岡の倉庫に眠っているものを探し出した。ところが、そのフィルムには音が入っていなかった。するとその撮影者がフィルムのコピーを持っており、フィルムの質は悪かったが音は完璧に残されていた。そこでそのコピーの音ときれいなマスター映像をあわせ一本の作品に蘇らせ、完成させた。
映像は大阪、東京の武道館、ホテル、飛行場などあらゆるところが映されている。内容と曲目は下記の通り。
そして、2013年2月1日(金)東京・渋谷公会堂でこの試写会が一般のファンの人を招待し開かれた。さすがサンタナ・ファンということで団塊の世代中心だが、40代50代もいたような気がする。男女比は8-2か9-1で男性が多い。50代~60代で9割だろう。公会堂では、発見されたフィルムの缶、当時のチケット、パンフレットなどが展示されていた。
映画上映前に20分ほどのトークショー。その冒頭で司会の大友さんが、このサンタナ初来日を見に行かれた方挙手を、というとけっこうな数の手があがった。50~100人くらいはいたか。(前に座っていたので、後ろのほうと2階はわからないが)
この映画を見ての最初の感想は綺麗な映像、そして、ちゃんとした音で聴けるということ。40年前のものがこんなクオリティーで見られるなんてすごく感心した。
これはお金をかけてデジタル・リマスターしたらもっとすごいものになる。元のフィルムがあれば、さらに再構築もできるかと思うが、このアーカイブ、権利関係のクリアは相当大変だとは思うが、なんとかアメリカや日本でも一般リリースしてグラミー賞ノミネートを狙っていただきたい。今年一年かけて権利関係クリアして、来年リリースして、再来年のグラミーのノミネートとか、どうでしょう。カテゴリーは音楽ショートフィルムの部門かなあ。
撮影された1973年から40年。フィルムが発見されてから6年。アーカイブを掘り起こすということはとても手間隙がかかることだ。
しかし、これを見て思いました。「とにかく、何でもとっておくことが大事。断捨離なんていって捨てちゃいけない」。とっておくとは、撮影してキープ、録音してキープ、文字データ、資料をキープということ。(←これは、物を捨てられない僕の言い訳・・・) いやあ、こういう発掘物語はほんとにいつでも大興奮する。白木さん、グッド・ジョブ以上のグレイト・ジョブ! 素晴らしい!
当時のチケットや、そのフィルムも展示
■このフィルムを発見、上映会までもっていった白木さんのブログ。詳細がでています。
2012-12-28
これぞ「宝」!サンタナ1973年初来日超貴重映像発掘!特別上映会決定!入場無料
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11436945373.html
2013-02-02
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その1
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462323126.html#main
2013-02-02 22:33:05
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その2
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462377501.html#main
2013-02-03 13:24:56
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その3
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462691906.html#main
2013-02-03 14:07:25
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その4
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462735352.html#main
■ 収録曲(1973年7月3日・4日 大阪厚生年金会館 ライヴ音源収録)
01. GOING HOME (From “Welcome”- 1973-11)
02. EVERY STEP OF THE WAY (From”Caravanserai”- 1972)
03. BLACK MAGIC WOMAN (From “Abraxas” 1970)
04. GYPSY QUEEN (From “Abraxas”)
05. MANTRA (From “Lotus”- 1973, recorded in Japan)
06. LIGHT OF LIFE (From “Welcome”- 1973-11)
07. SE A CABO (From “Abraxas”)
08. SAMBA PA TI (From “Abraxas”)
09. INCIDENT AT NESHABUR (From “Abraxas”)
■ コンサート以外の収録映像
ホテルの部屋で祈りを捧げるカルロス
楽屋でのジャムセッション
当時としては珍しかった自家用飛行機での移動/機内の様子
ドラムスを叩くカルロス
武道館で誕生日を迎えたマイケル・シュリーヴ(ドラムス)
ソニーからのゴールドディスク進呈式/パーティ
自分でチューニングするカルロス(今ではほぼあり得ない)
空港などでのファンとの交流
■2013年2月1日・『1973サンタナの軌跡』特別上映会 トーク・イヴェント出演者 @渋谷公会堂
磯田秀人氏(元CBSソニー・担当ディレクター)
田島照久氏(元CBSソニー・デザイナー)22面体のジャケットを作ったデザイナー
井出情児氏(フィルム撮影者)
鈴木智雄氏(サウンドエンジニア)日本でこの来日時に録音されたアルバム『ロータスの伝説』の録音エンジニアも担当
白木哲也氏(サンタナ現・担当者)
大友博氏(司会)
■サンタナ2013年3月来日
2013年3月11日(月) 大阪城ホール
3月12日(火) 日本武道館
3月13日(水) 国際フォーラム(追加公演)
招聘元 ウドー音楽事務所
http://www.udo.co.jp/Artists/Santana/index.html
■ 今回来日予定メンバー
CARLOS SANTANA / カルロス・サンタナ (g)
ANDY VARGAS / アンディ・ヴァルガス (vo)
TONY LINDSAY / トニー・リンゼイ (vo)
THOMAS MAESTU / トーマス・マエストゥ (g)
BENNY RIETVELD / ベニー・リートヴェルド (b)
DENNIS CHAMBERS / デニス・チェンバース (ds)
CINDY BLACKMAN SANTANA / シンディ・ブラックマン・サンタナ (ds)
DAVID K. MATHEWS / デヴィッド・K・マシューズ (key)
KARL PERAZZO / カール・ペラッゾ (per)
RAUL REKOW / ラウル・リコウ (per)
BILL ORTIZ / ビル / オーティス (tp)
JEFF CRESSMAN / ジェフ・クレスマン (tb)
■ロータスの伝説(22面体ジャケット)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EWBC42/soulsearchiho-22/ref=nosim/
輸入盤(2枚組み)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026FVC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MOVIE>Santana
ENT>ARTIST>Santana
【Santana’s 1973 Film Is Discovered】
発見。
「シュガーマン」の発見も偉業なら、この1973年のサンタナ・ドキュメンタリー・ライヴ映像の発見も世紀の大発見ではないだろうか。
今から40年前、1973年、サンタナが初来日したときに当時のCBSソニーのスタッフがサンタナを追って膨大な量のフィルムに残していた。70分余に編集したこのドキュメンタリー・フィルムは当時、一部がレコード店頭やフィルムコンサートなどで公開されたらしいが、その存在はほとんど忘れられていた。
今回このフィルムを発見したのは現在の担当ディレクター白木さん。2006年、静岡の倉庫に眠っているものを探し出した。ところが、そのフィルムには音が入っていなかった。するとその撮影者がフィルムのコピーを持っており、フィルムの質は悪かったが音は完璧に残されていた。そこでそのコピーの音ときれいなマスター映像をあわせ一本の作品に蘇らせ、完成させた。
映像は大阪、東京の武道館、ホテル、飛行場などあらゆるところが映されている。内容と曲目は下記の通り。
そして、2013年2月1日(金)東京・渋谷公会堂でこの試写会が一般のファンの人を招待し開かれた。さすがサンタナ・ファンということで団塊の世代中心だが、40代50代もいたような気がする。男女比は8-2か9-1で男性が多い。50代~60代で9割だろう。公会堂では、発見されたフィルムの缶、当時のチケット、パンフレットなどが展示されていた。
映画上映前に20分ほどのトークショー。その冒頭で司会の大友さんが、このサンタナ初来日を見に行かれた方挙手を、というとけっこうな数の手があがった。50~100人くらいはいたか。(前に座っていたので、後ろのほうと2階はわからないが)
この映画を見ての最初の感想は綺麗な映像、そして、ちゃんとした音で聴けるということ。40年前のものがこんなクオリティーで見られるなんてすごく感心した。
これはお金をかけてデジタル・リマスターしたらもっとすごいものになる。元のフィルムがあれば、さらに再構築もできるかと思うが、このアーカイブ、権利関係のクリアは相当大変だとは思うが、なんとかアメリカや日本でも一般リリースしてグラミー賞ノミネートを狙っていただきたい。今年一年かけて権利関係クリアして、来年リリースして、再来年のグラミーのノミネートとか、どうでしょう。カテゴリーは音楽ショートフィルムの部門かなあ。
撮影された1973年から40年。フィルムが発見されてから6年。アーカイブを掘り起こすということはとても手間隙がかかることだ。
しかし、これを見て思いました。「とにかく、何でもとっておくことが大事。断捨離なんていって捨てちゃいけない」。とっておくとは、撮影してキープ、録音してキープ、文字データ、資料をキープということ。(←これは、物を捨てられない僕の言い訳・・・) いやあ、こういう発掘物語はほんとにいつでも大興奮する。白木さん、グッド・ジョブ以上のグレイト・ジョブ! 素晴らしい!
当時のチケットや、そのフィルムも展示
■このフィルムを発見、上映会までもっていった白木さんのブログ。詳細がでています。
2012-12-28
これぞ「宝」!サンタナ1973年初来日超貴重映像発掘!特別上映会決定!入場無料
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11436945373.html
2013-02-02
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その1
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462323126.html#main
2013-02-02 22:33:05
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その2
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462377501.html#main
2013-02-03 13:24:56
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その3
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462691906.html#main
2013-02-03 14:07:25
サンタナ幻のフィルムコンサート「1973サンタナの軌跡」(渋谷公会堂)レポート~その4
http://ameblo.jp/high-hopes/entry-11462735352.html#main
■ 収録曲(1973年7月3日・4日 大阪厚生年金会館 ライヴ音源収録)
01. GOING HOME (From “Welcome”- 1973-11)
02. EVERY STEP OF THE WAY (From”Caravanserai”- 1972)
03. BLACK MAGIC WOMAN (From “Abraxas” 1970)
04. GYPSY QUEEN (From “Abraxas”)
05. MANTRA (From “Lotus”- 1973, recorded in Japan)
06. LIGHT OF LIFE (From “Welcome”- 1973-11)
07. SE A CABO (From “Abraxas”)
08. SAMBA PA TI (From “Abraxas”)
09. INCIDENT AT NESHABUR (From “Abraxas”)
■ コンサート以外の収録映像
ホテルの部屋で祈りを捧げるカルロス
楽屋でのジャムセッション
当時としては珍しかった自家用飛行機での移動/機内の様子
ドラムスを叩くカルロス
武道館で誕生日を迎えたマイケル・シュリーヴ(ドラムス)
ソニーからのゴールドディスク進呈式/パーティ
自分でチューニングするカルロス(今ではほぼあり得ない)
空港などでのファンとの交流
■2013年2月1日・『1973サンタナの軌跡』特別上映会 トーク・イヴェント出演者 @渋谷公会堂
磯田秀人氏(元CBSソニー・担当ディレクター)
田島照久氏(元CBSソニー・デザイナー)22面体のジャケットを作ったデザイナー
井出情児氏(フィルム撮影者)
鈴木智雄氏(サウンドエンジニア)日本でこの来日時に録音されたアルバム『ロータスの伝説』の録音エンジニアも担当
白木哲也氏(サンタナ現・担当者)
大友博氏(司会)
■サンタナ2013年3月来日
2013年3月11日(月) 大阪城ホール
3月12日(火) 日本武道館
3月13日(水) 国際フォーラム(追加公演)
招聘元 ウドー音楽事務所
http://www.udo.co.jp/Artists/Santana/index.html
■ 今回来日予定メンバー
CARLOS SANTANA / カルロス・サンタナ (g)
ANDY VARGAS / アンディ・ヴァルガス (vo)
TONY LINDSAY / トニー・リンゼイ (vo)
THOMAS MAESTU / トーマス・マエストゥ (g)
BENNY RIETVELD / ベニー・リートヴェルド (b)
DENNIS CHAMBERS / デニス・チェンバース (ds)
CINDY BLACKMAN SANTANA / シンディ・ブラックマン・サンタナ (ds)
DAVID K. MATHEWS / デヴィッド・K・マシューズ (key)
KARL PERAZZO / カール・ペラッゾ (per)
RAUL REKOW / ラウル・リコウ (per)
BILL ORTIZ / ビル / オーティス (tp)
JEFF CRESSMAN / ジェフ・クレスマン (tb)
■ロータスの伝説(22面体ジャケット)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EWBC42/soulsearchiho-22/ref=nosim/
輸入盤(2枚組み)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026FVC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MOVIE>Santana
ENT>ARTIST>Santana
○ ◎ 2013年、ビヨンセ「スーパーボール」で圧巻のパフォーマンスからツアー開始告知
【Beyonce: Announced Mrs. Carter World Tour】
スーパーボール。
オバマ大統領二期目就任式での国歌斉唱、スーパーボール・ハーフタイム・ショーでの熱唱。そして同日、全米・全欧ツアー日程発表。ビヨンセのここ数週間の動きは今年のタイムテーブルを綿密に計画し、このスーパーボールでのパフォーマンス、露出を最大のピークにもってきているようだ。
それにしても、このスーパーボールのハーフタイム・ショーはここ20年くらい、特に1993年のマイケル・ジャクソン以降、アメリカ・エンタテインメント業界から最大級のイヴェントとして見られるようになった。
ビヨンセは、床のLEDパネルをときに立てて壁にしたり、アイデアとお金をふんだんに使って最高の見世物を提供した。また、ケリーとミッシェルが途中登場し、デスティニーズ・チャイルドの再結成という話題も作った。
Beyonce Super Bowl Performance 2013 XLVII Halftime Show
(本編に入る前のアメリカで放映されたペプシのCMから入ってます。こんな形でビヨンセになっていったんですね)
http://youtu.be/V5plHXIpnPc
まあ、万一仮にリップシンク(口パク)でもこれだけやってくれれば、僕は文句は言いません(笑) 事前の記者会見では『スーパーボールは生で歌う』とコメントしたそうだ。
そして、アメリカの広告業界でもっとも単価が高いといわれる時間帯のCMのひとつがこれ。日本では流れていないモデル、ケイト・アプトンのセクシー・メルセデス・カーウォッシュのCM。
http://youtu.be/XekiPd3U9Eg
もうひとつメルセデスのCM。ストーンズの「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」を使用
http://youtu.be/oPNr0_6MnDo
■ワールド・ツアー、初期分発表
第一弾。
さらに、同日ビヨンセは「ザ・ミセス・カーター・ショー・ワールド・ツアー」という題の世界ツアーの初期分、アメリカ、ヨーロッパでの日程を発表。チケット販売を告知した。ビヨンセのツアーは、2009年から2010年にかけて行われた『アイ・アム・・・ワールド・ツアー』に続くもの。ちなみに「ミセス・カーター」とは、彼女の夫ジェイZの本名、ショーン・コーリー・カーターにちなんでいる。つまり、ビヨンセはカーター夫人ということだ。
http://www.beyonce.com/tour-dates
ツアーは2013年4月15日(月)セルビア共和国ベルグレードから始まり、クロアチア、フランス、イギリスなどを回り5月29日(水)スウェーデン・ストックホルムまで24本が第一弾(ファースト・レッグ)。続いて6月28日(金)ロスアンジェルスから8月3日(土)までカナダを含む22本の北米ツアー。さらに9月13日(金)ブラジル・リオデジャネイロまで計47本が発表された。この後、ラテン・アメリカ、オーストラリア、アジアの日程が詳細が決まり次第発表される。
DateCityCountryVenue
Europe
April 15, 2013BelgradeSerbiaKombank Arena
April 17, 2013ZagrebCroatiaArena Zagreb
April 19, 2013BratislavaSlovakiaSlovnaft Arena
April 22, 2013AmsterdamNetherlandsZiggo Dome
April 24, 2013ParisFrancePalais Omnisports de Paris-Bercy
April 25, 2013 ParisFrancePalais Omnisports de Paris-Bercy
April 26, 2013BirminghamEnglandLG Arena
April 29, 2013LondonThe O2 Arena
April 30, 2013 LondonThe O2 Arena
May 1, 2013 LondonThe O2 Arena
May 3, 2013 LondonThe O2 Arena
May 7, 2013ManchesterManchester Arena
May 11, 2013DublinIrelandThe O2
May 12,2013 DublinIrelandThe O2
May 14, 2013AntwerpBelgiumSportpaleis
May 17, 2013ZurichSwitzerlandHallenstadion
May 18, 2013MilanItalyMediolanum Forum
May 20, 2013MontpellierFrancePark&Suites Arena
May 22, 2013MunichGermanyOlympiahalle
May 24, 2013BerlinO2 World
May 25, 2013WarsawPolandNational Stadium
May 27, 2013CopenhagenDenmarkForum Copenhagen
May 28, 2013BærumNorwayTelenor Arena
May 29, 2013StockholmSwedenEricsson Globe
North America
June 28, 2013Los AngelesUnited StatesStaples Center
June 29, 2013Las VegasMGM Grand Garden Arena
July 2, 2013San JoseHP Pavilion at San Jose
July 5, 2013Oklahoma CityChesapeake Energy Arena
July 6, 2013DallasAmerican Airlines Center
July 9, 2013Sunrise BB&TCenter
July 10, 2013MiamiAmerican Airlines Arena
July 12, 2013DuluthArena at Gwinnett Center
July 13, 2013NashvilleBridgestone Arena
July 15, 2013HoustonToyota Center
July 17, 2013ChicagoUnited Center
July 18, 2013Saint PaulXcel Energy Center
July 20, 2013Auburn HillsThe Palace of Auburn Hills
July 21, 2013TorontoCanadaAir Canada Centre
July 22, 2013Montreal CanadaBell Centre
July 23, 2013BostonUnited StatesTD Garden
July 25, 2013PhiladelphiaWells Fargo Center
July 26, 2013Atlantic CityBoardwalk Hall
July 27, 2013CharlotteTime Warner Cable Arena
July 29, 2013Washington, D.C.Verizon Center
August 2, 2013UncasvilleMohegan Sun Arena
August 3, 2013New York CityBarclays Center
South America
September 13, 2013Rio de JaneiroBrazilParque Olímpico Cidade do Rock
■ビヨンセ過去記事
ビヨンセ・ライヴ~『アイ・アム…ツアー』絶好調
2009年10月19日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10368093572.html
前回「アイ・アム…ツアー」ライヴ評
April 11, 2007
Beyonce Rock The Dome: Dangerously In Live
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070411.html
(前回来日ライヴ評)
April 12, 2007
【ビヨンセがステージにいる瞬間、瞬きはするな】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070412.html
April 13, 2007
【ビヨンセ~『ドリームガールズ』】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070413.html
August 11, 2009
ビヨンセが映画『キャデラック・レコード』で歌う3曲
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10318565402.html
September 05, 2006
Beyonce: B’Day Party
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200609/2006_09_05.html
April 16, 2005
Past, Present & Future Of R&B: Destiny’s Child Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/000042.html
デスティニー・チャイルド(Destiny Child) 前回ライヴ評
「“デスティニーズ・チャイルド=運命の子供”の正体」(2001年6月)
http://www.barks.jp/feature/?id=52247987
December 20, 2006
Musical Movie "Dreamgirls": Born In 1981
【映画『ドリームガールズ』~1981年に生まれて】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_20.html
December 22, 2006
"Dreamgirls"(Part 2) : Between Fiction And Non-Fiction
(12月20日付け日記の続き)
【フィクションとノンフィクションの間で】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_22.html
■ビヨンセ・オフィシャル
http://www.beyonce.com/news
■スーパーボール・セットリスト
Setlist: Beyonce at Superbowl 47, February 3rd, 2013 @ Super Doom
M1 "Love on Top" (Beyoncé)
M2 "Crazy in Love" (Beyoncé)
M3 "End of Time" (Beyoncé)
M4 "Baby Boy" (Beyoncé)
M5 "Bootylicious" (Destiny’s Child)
M6 "Independent Women (Part 1)" (Destiny’s Child)
M7 "Single Ladies (Put a Ring On It)" (Beyoncé with Kelly Rowland and Michelle Williams)
M8 "Halo" (Beyoncé)
about 13 minutes long
(2013年2月3日日曜=現地時間、アメリカ・ニューオーリンズ・スーパードーム、ビヨンセ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Beyonce
ENT>ANNOUNCEMENT>Tour>Beyonce
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Y2X6WS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0050CQY1W/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001QL3586/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
前回ワールドツアー (ブルーレイ盤)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0046MOV8U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009KMEO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
同輸入盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000099T2L/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000H0MKGA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
【Beyonce: Announced Mrs. Carter World Tour】
スーパーボール。
オバマ大統領二期目就任式での国歌斉唱、スーパーボール・ハーフタイム・ショーでの熱唱。そして同日、全米・全欧ツアー日程発表。ビヨンセのここ数週間の動きは今年のタイムテーブルを綿密に計画し、このスーパーボールでのパフォーマンス、露出を最大のピークにもってきているようだ。
それにしても、このスーパーボールのハーフタイム・ショーはここ20年くらい、特に1993年のマイケル・ジャクソン以降、アメリカ・エンタテインメント業界から最大級のイヴェントとして見られるようになった。
ビヨンセは、床のLEDパネルをときに立てて壁にしたり、アイデアとお金をふんだんに使って最高の見世物を提供した。また、ケリーとミッシェルが途中登場し、デスティニーズ・チャイルドの再結成という話題も作った。
Beyonce Super Bowl Performance 2013 XLVII Halftime Show
(本編に入る前のアメリカで放映されたペプシのCMから入ってます。こんな形でビヨンセになっていったんですね)
http://youtu.be/V5plHXIpnPc
まあ、万一仮にリップシンク(口パク)でもこれだけやってくれれば、僕は文句は言いません(笑) 事前の記者会見では『スーパーボールは生で歌う』とコメントしたそうだ。
そして、アメリカの広告業界でもっとも単価が高いといわれる時間帯のCMのひとつがこれ。日本では流れていないモデル、ケイト・アプトンのセクシー・メルセデス・カーウォッシュのCM。
http://youtu.be/XekiPd3U9Eg
もうひとつメルセデスのCM。ストーンズの「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」を使用
http://youtu.be/oPNr0_6MnDo
■ワールド・ツアー、初期分発表
第一弾。
さらに、同日ビヨンセは「ザ・ミセス・カーター・ショー・ワールド・ツアー」という題の世界ツアーの初期分、アメリカ、ヨーロッパでの日程を発表。チケット販売を告知した。ビヨンセのツアーは、2009年から2010年にかけて行われた『アイ・アム・・・ワールド・ツアー』に続くもの。ちなみに「ミセス・カーター」とは、彼女の夫ジェイZの本名、ショーン・コーリー・カーターにちなんでいる。つまり、ビヨンセはカーター夫人ということだ。
http://www.beyonce.com/tour-dates
ツアーは2013年4月15日(月)セルビア共和国ベルグレードから始まり、クロアチア、フランス、イギリスなどを回り5月29日(水)スウェーデン・ストックホルムまで24本が第一弾(ファースト・レッグ)。続いて6月28日(金)ロスアンジェルスから8月3日(土)までカナダを含む22本の北米ツアー。さらに9月13日(金)ブラジル・リオデジャネイロまで計47本が発表された。この後、ラテン・アメリカ、オーストラリア、アジアの日程が詳細が決まり次第発表される。
DateCityCountryVenue
Europe
April 15, 2013BelgradeSerbiaKombank Arena
April 17, 2013ZagrebCroatiaArena Zagreb
April 19, 2013BratislavaSlovakiaSlovnaft Arena
April 22, 2013AmsterdamNetherlandsZiggo Dome
April 24, 2013ParisFrancePalais Omnisports de Paris-Bercy
April 25, 2013 ParisFrancePalais Omnisports de Paris-Bercy
April 26, 2013BirminghamEnglandLG Arena
April 29, 2013LondonThe O2 Arena
April 30, 2013 LondonThe O2 Arena
May 1, 2013 LondonThe O2 Arena
May 3, 2013 LondonThe O2 Arena
May 7, 2013ManchesterManchester Arena
May 11, 2013DublinIrelandThe O2
May 12,2013 DublinIrelandThe O2
May 14, 2013AntwerpBelgiumSportpaleis
May 17, 2013ZurichSwitzerlandHallenstadion
May 18, 2013MilanItalyMediolanum Forum
May 20, 2013MontpellierFrancePark&Suites Arena
May 22, 2013MunichGermanyOlympiahalle
May 24, 2013BerlinO2 World
May 25, 2013WarsawPolandNational Stadium
May 27, 2013CopenhagenDenmarkForum Copenhagen
May 28, 2013BærumNorwayTelenor Arena
May 29, 2013StockholmSwedenEricsson Globe
North America
June 28, 2013Los AngelesUnited StatesStaples Center
June 29, 2013Las VegasMGM Grand Garden Arena
July 2, 2013San JoseHP Pavilion at San Jose
July 5, 2013Oklahoma CityChesapeake Energy Arena
July 6, 2013DallasAmerican Airlines Center
July 9, 2013Sunrise BB&TCenter
July 10, 2013MiamiAmerican Airlines Arena
July 12, 2013DuluthArena at Gwinnett Center
July 13, 2013NashvilleBridgestone Arena
July 15, 2013HoustonToyota Center
July 17, 2013ChicagoUnited Center
July 18, 2013Saint PaulXcel Energy Center
July 20, 2013Auburn HillsThe Palace of Auburn Hills
July 21, 2013TorontoCanadaAir Canada Centre
July 22, 2013Montreal CanadaBell Centre
July 23, 2013BostonUnited StatesTD Garden
July 25, 2013PhiladelphiaWells Fargo Center
July 26, 2013Atlantic CityBoardwalk Hall
July 27, 2013CharlotteTime Warner Cable Arena
July 29, 2013Washington, D.C.Verizon Center
August 2, 2013UncasvilleMohegan Sun Arena
August 3, 2013New York CityBarclays Center
South America
September 13, 2013Rio de JaneiroBrazilParque Olímpico Cidade do Rock
■ビヨンセ過去記事
ビヨンセ・ライヴ~『アイ・アム…ツアー』絶好調
2009年10月19日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10368093572.html
前回「アイ・アム…ツアー」ライヴ評
April 11, 2007
Beyonce Rock The Dome: Dangerously In Live
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070411.html
(前回来日ライヴ評)
April 12, 2007
【ビヨンセがステージにいる瞬間、瞬きはするな】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070412.html
April 13, 2007
【ビヨンセ~『ドリームガールズ』】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070413.html
August 11, 2009
ビヨンセが映画『キャデラック・レコード』で歌う3曲
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10318565402.html
September 05, 2006
Beyonce: B’Day Party
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200609/2006_09_05.html
April 16, 2005
Past, Present & Future Of R&B: Destiny’s Child Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/000042.html
デスティニー・チャイルド(Destiny Child) 前回ライヴ評
「“デスティニーズ・チャイルド=運命の子供”の正体」(2001年6月)
http://www.barks.jp/feature/?id=52247987
December 20, 2006
Musical Movie "Dreamgirls": Born In 1981
【映画『ドリームガールズ』~1981年に生まれて】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_20.html
December 22, 2006
"Dreamgirls"(Part 2) : Between Fiction And Non-Fiction
(12月20日付け日記の続き)
【フィクションとノンフィクションの間で】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_22.html
■ビヨンセ・オフィシャル
http://www.beyonce.com/news
■スーパーボール・セットリスト
Setlist: Beyonce at Superbowl 47, February 3rd, 2013 @ Super Doom
M1 "Love on Top" (Beyoncé)
M2 "Crazy in Love" (Beyoncé)
M3 "End of Time" (Beyoncé)
M4 "Baby Boy" (Beyoncé)
M5 "Bootylicious" (Destiny’s Child)
M6 "Independent Women (Part 1)" (Destiny’s Child)
M7 "Single Ladies (Put a Ring On It)" (Beyoncé with Kelly Rowland and Michelle Williams)
M8 "Halo" (Beyoncé)
about 13 minutes long
(2013年2月3日日曜=現地時間、アメリカ・ニューオーリンズ・スーパードーム、ビヨンセ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Beyonce
ENT>ANNOUNCEMENT>Tour>Beyonce
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Y2X6WS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0050CQY1W/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001QL3586/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
前回ワールドツアー (ブルーレイ盤)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0046MOV8U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009KMEO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
同輸入盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000099T2L/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000H0MKGA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
◎ 「ビート・コネクション」でマギー司郎さんに会う~人生初の大規模会場ライヴ
2013年2月4日 音楽◎「ビート・コネクション」でマギー司郎さんに会う~人生初の大規模会場ライヴ
【Meeting Maggie Shirou : Biggest Venue That Ever He Played】
マジック。
「ビート・コネクション」は、アーティストのラインアップが、ヒップホップも含めるなど、全体的に若い感じに設定されている。登場アーティスト中、久保田利伸が一番の長老・・・かと思いきや、一番の長老は、なんと久保田ショーの中で登場したマジシャンのマギー司郎さん(66歳)であった。
僕も以前から思っていたが、ソウルとお笑いは実はとても相性がよいのだ。マギーさんはお笑いではなくマジックか? (そこはおいといて) ジェームス・ブラウン・ショーだって、マジシャンを登場させたことがあったほどだ。
楽屋での軽い打ち上げでたまたまマギー司郎さんの近くになった。そこで思い切って声をかけてみた。そうしたら、ものすごく腰の低い低姿勢の方でこちらが大変恐縮してしまった。
僕。「おもしろいですねえ」
マギー。「いやあ、こんな席に呼んでいただいてほんと、感謝感激ですよ」
「あのお、二度出てきたのには腰抜かしました。最高です。まさか二度出てくるとは思いませんでした」
マギー。「そうでしょう。久保田さんのアイデアです。あと久保田さんからは、最後に『ではバンドのみなさん、お願いします』とだけ言ってください、それでバンドが曲をはじめますから、とそれだけ言われていました」
「今日、(横浜アリーナには)1万人とか1万5千人とか入ってるかもしれませんが、これくらい大きな会場でやったことは?」
マギー。「ありませんよ、もちろん。こんな大きなところで。普段は寄席のようなところですから、そうですね、せいぜい300席くらいのところでしょうか」
「では、武道館は?」
マギー。(手を横に振りながら)「めっそうもありません、ありません」
「ではNHKホールは?」
マギー。「NHKホールはありませんねえ」
「じゃあ、渋谷公会堂?」
マギー。「あ、それはあるかもしれません。でもめったにありません」
「お客さん、目の前にいらしたと思うんですが、みんなスタンディングだったんですよ。見えました?」
マギー。「いいえ、上がっちゃって、お客さん全然見えなかったんですよ~~」
「あがってた?」
マギー。「ええ、こんな大きなところでやるっていうんで、心臓どきどきですよ」
「ええ、いつもやってるのに、上がるんですか? 信じられない」
マギー。「上がって、手が乾燥しちゃうとネタがうまくできなくなったりするんです。だから乾燥したらやだなあ、と思ってあがっちゃうんです」
「それでも、こんな席に呼んでいただいてほんと感謝ですよ。自分をこういう形で出していただいて感謝です」
10年くらい前に、久保田さんが九州でライヴをやりその打ち上げの席にお呼びがかかって、それ以来のつきあいだという。
なにしろあの茨城訛りのトークとマジックのコンビネーションが昭和昭和してて、たまらない。
この日のマジックは、マギーさん芸歴46年にして初めて、人生最大の会場で行なったマジック・ショーであった。1万人以上人生初というところがすごい。そしてマギーさんにこんな人生初をプレゼントした久保田さんもかっこいい。次は東京ドームか。(笑)
写真。
楽屋にて。
ENTERTAINMENT>LIVE>Maggie Shirou
【Meeting Maggie Shirou : Biggest Venue That Ever He Played】
マジック。
「ビート・コネクション」は、アーティストのラインアップが、ヒップホップも含めるなど、全体的に若い感じに設定されている。登場アーティスト中、久保田利伸が一番の長老・・・かと思いきや、一番の長老は、なんと久保田ショーの中で登場したマジシャンのマギー司郎さん(66歳)であった。
僕も以前から思っていたが、ソウルとお笑いは実はとても相性がよいのだ。マギーさんはお笑いではなくマジックか? (そこはおいといて) ジェームス・ブラウン・ショーだって、マジシャンを登場させたことがあったほどだ。
楽屋での軽い打ち上げでたまたまマギー司郎さんの近くになった。そこで思い切って声をかけてみた。そうしたら、ものすごく腰の低い低姿勢の方でこちらが大変恐縮してしまった。
僕。「おもしろいですねえ」
マギー。「いやあ、こんな席に呼んでいただいてほんと、感謝感激ですよ」
「あのお、二度出てきたのには腰抜かしました。最高です。まさか二度出てくるとは思いませんでした」
マギー。「そうでしょう。久保田さんのアイデアです。あと久保田さんからは、最後に『ではバンドのみなさん、お願いします』とだけ言ってください、それでバンドが曲をはじめますから、とそれだけ言われていました」
「今日、(横浜アリーナには)1万人とか1万5千人とか入ってるかもしれませんが、これくらい大きな会場でやったことは?」
マギー。「ありませんよ、もちろん。こんな大きなところで。普段は寄席のようなところですから、そうですね、せいぜい300席くらいのところでしょうか」
「では、武道館は?」
マギー。(手を横に振りながら)「めっそうもありません、ありません」
「ではNHKホールは?」
マギー。「NHKホールはありませんねえ」
「じゃあ、渋谷公会堂?」
マギー。「あ、それはあるかもしれません。でもめったにありません」
「お客さん、目の前にいらしたと思うんですが、みんなスタンディングだったんですよ。見えました?」
マギー。「いいえ、上がっちゃって、お客さん全然見えなかったんですよ~~」
「あがってた?」
マギー。「ええ、こんな大きなところでやるっていうんで、心臓どきどきですよ」
「ええ、いつもやってるのに、上がるんですか? 信じられない」
マギー。「上がって、手が乾燥しちゃうとネタがうまくできなくなったりするんです。だから乾燥したらやだなあ、と思ってあがっちゃうんです」
「それでも、こんな席に呼んでいただいてほんと感謝ですよ。自分をこういう形で出していただいて感謝です」
10年くらい前に、久保田さんが九州でライヴをやりその打ち上げの席にお呼びがかかって、それ以来のつきあいだという。
なにしろあの茨城訛りのトークとマジックのコンビネーションが昭和昭和してて、たまらない。
この日のマジックは、マギーさん芸歴46年にして初めて、人生最大の会場で行なったマジック・ショーであった。1万人以上人生初というところがすごい。そしてマギーさんにこんな人生初をプレゼントした久保田さんもかっこいい。次は東京ドームか。(笑)
写真。
楽屋にて。
ENTERTAINMENT>LIVE>Maggie Shirou
■今日の「ソウル・サーチン・レイディオ」はシュガーフット追悼
2013年2月3日 音楽■今日の「ソウル・サーチン・レイディオ」はシュガーフット追悼
【A Tribute To Sugarfoot Of Ohio Players On Soul Searchin Radio】
追悼。
今日(2013年2月3日)の『ソウル・ブレンズ』(インターFM76.1mhz、午後1時~3時)内「ソウル・サーチン」(午後2時半~)では、先週の放送で速報を流した1月26日に死去したオハイオ・プレイヤーズのギター/ヴォーカル、リロイ・シュガーフット・ボナーの追悼特集をします。
オハイオ・プレイヤーズの曲をかけながら、シュガーフットらのインタヴュー時の話などをします。
関東地区の方はパソコンの方は、ラジコで。
http://radiko.jp/#
■オハイオ・プレイヤーズ、シュガーフット過去関連記事
(速報) オハイオ・プレイヤーズのシュガーフット死去
2013年01月27日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11457787580.html
シュガーフット(オハイオ・プレイヤーズ)69歳で死去~「オハイオ・ファンク」の雄
2013年01月29日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11458904759.html
オハイオ・プレイヤーズ~シュガーフット追悼
2013年01月30日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11459061962.html
オハイオ・プレイヤーズ・ライヴ
2010年06月06日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10554930961.html
シュガーフット・トークス
シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズ(パート2)
2010年06月07日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10556046804.html
シュガーフットとの会話の様子。
■シュガーフットと(2010年6月)
■Love Rollercoaster (Studio Version)
この2分33秒あたりに悲鳴風の声。しかし、実はこれはメンバーのビリー・ベックだという。
http://youtu.be/etebeZDt7Eo
■ Love Rollercoaster 『ミッドナイト・スペシャル』でのライヴ・ヴァージョン。リロイがギターを弾きながら声を出すのが映っている
http://youtu.be/aBkVV9xxCHE
■ 2枚組ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068FUN/soulsearchiho-22/ref=nosim/
名盤 ハニー (各アルバムが600円以下なので3枚買っても1800円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
同じく名盤 スキン・タイト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G03/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
名盤 ファイアー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G05/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003TOAXGK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>Soul Searchin Radio>Sugarfoot
【A Tribute To Sugarfoot Of Ohio Players On Soul Searchin Radio】
追悼。
今日(2013年2月3日)の『ソウル・ブレンズ』(インターFM76.1mhz、午後1時~3時)内「ソウル・サーチン」(午後2時半~)では、先週の放送で速報を流した1月26日に死去したオハイオ・プレイヤーズのギター/ヴォーカル、リロイ・シュガーフット・ボナーの追悼特集をします。
オハイオ・プレイヤーズの曲をかけながら、シュガーフットらのインタヴュー時の話などをします。
関東地区の方はパソコンの方は、ラジコで。
http://radiko.jp/#
■オハイオ・プレイヤーズ、シュガーフット過去関連記事
(速報) オハイオ・プレイヤーズのシュガーフット死去
2013年01月27日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11457787580.html
シュガーフット(オハイオ・プレイヤーズ)69歳で死去~「オハイオ・ファンク」の雄
2013年01月29日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11458904759.html
オハイオ・プレイヤーズ~シュガーフット追悼
2013年01月30日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11459061962.html
オハイオ・プレイヤーズ・ライヴ
2010年06月06日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10554930961.html
シュガーフット・トークス
シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズ(パート2)
2010年06月07日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10556046804.html
シュガーフットとの会話の様子。
■シュガーフットと(2010年6月)
■Love Rollercoaster (Studio Version)
この2分33秒あたりに悲鳴風の声。しかし、実はこれはメンバーのビリー・ベックだという。
http://youtu.be/etebeZDt7Eo
■ Love Rollercoaster 『ミッドナイト・スペシャル』でのライヴ・ヴァージョン。リロイがギターを弾きながら声を出すのが映っている
http://youtu.be/aBkVV9xxCHE
■ 2枚組ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068FUN/soulsearchiho-22/ref=nosim/
名盤 ハニー (各アルバムが600円以下なので3枚買っても1800円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
同じく名盤 スキン・タイト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G03/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
名盤 ファイアー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G05/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003TOAXGK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>Soul Searchin Radio>Sugarfoot
◎第二回「ビート・コネクション」盛大に~最後は「ゴー・ゴー」で締め
2013年2月2日 音楽◎第二回「ビート・コネクション」盛大に~最後は「ゴー・ゴー」で締め
【Second “Beat Connection”】
グルーヴ。
グルーヴとビートの元にワン・ネーション。多くのアーティストがひとつになる---それが「ビート・コネクション」というイヴェントだ。2010年11月に一度行なわれたイヴェントの第2回。2年2ヶ月ぶりの開催ということになる。ブラック・ミュージック、ヒップホップを軸にそうした音楽にゆかりのあるアーティストをラインアップして2日にわたって見せるというもの。豪華なラインアップで昼過ぎから夜まで長時間、ライヴは続く。
僕は2日目の久保田利伸さんと彼がまとめる「ジャム」を見た。前日はヴァーバルが「ジャム」のコーナー・プロデューサーだった。
久保田ライヴのバンドは、その前に登場するクレバのバックも務めた。ラルフ、ガクシ、柿崎さんら。
ライヴが終わると久保田さんは、楽屋ですれちがうなり「チャック・ブラウンが亡くなったんで、『ゴー・ゴー・サウンド』でやりました」と、「ジャム」最後のマーヴィン・ゲイの「マーシー・マーシー・ミー」について説明した。まさにこれは延々と続くゴー・ゴーのリズムにのって「マーシー・マーシー・ミー」をオールスターで歌ったもの。久保田さんのようなブラック・ミュージックを愛する存在が、こうしてわかりやすく日本の多くのファンにそのエッセンスを伝えていくのは、こういうイヴェントの中でも重要な部分といえるだろう。たとえそれが1割のファンにしか届かないとしても、大いに意義がある。
この「ビート・コネクション」がそうしたアメリカやイギリスのリアルなブラック・ミュージックとのコネクションをどんどんと見せていってくれることを願う。
■ チャック・ブラウン死去~ゴー・ゴー・サウンドの先駆者~
2012年05月18日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11253828647.html
■セットリスト 久保田利伸
2013年1月27日(日曜)「ビート・コネクション」横浜アリーナ
1.流星のサドル
2.La La La Love Song
3.Tick Tock
4.Cymbals
5.Bring Me Up!
6.Love Rain ~恋の雨~
■セットリスト ~ジャム
1.JAM Opening
2.I’m Every Woman [YURI~福原美穂 / Tarantula(Spontania)]
3.Magic show 1[マギー司郎]
4.Right Here / Human Nature[三浦大知/多和田えみ]
5.Breakdance [STEEZ/ISSEI]
6.Sukiyaki [久保田利伸 / Human Beat Boxer Daichi]
7.I Want To Be Your Man [Woddyfunk /Zeebra]
8.Magic Show 2[マギー司郎]
9.La La La Love Song [BENI/VERBAL]
10.Mercy Mercy Me [久保田利伸・Zeebra・Tarantula(Spontania)・多和田えみ・超新星・2AM・VERBAL・福原美穂・BENI・三浦大知・Ms.OOJA(50音順)]
ジャムは、久保田さんと縁のあるアーティストをふんだんに招き、次々と贅沢なコラボレーションを展開した。
トークボックスのウッディーファンクが横浜アリーナの大舞台に登場したのはなかなか衝撃だった。柿崎さんとのダブル・トークボックスも見物だった。
■ウッディーファンク最新ミニアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00A7WV9PG/soulsearchiho-22/ref=nosim
■エムオン(M-ON!)で放送
有料テレビ、エムオン(M-ON!)で2013年2月27日(水)、28日(木)午後7時から午後9時まで二日間にわたって放送。27日が初日分を編集して、28日が2日目分を編集して放送。
「Beat Connection 2013 LIVE SPECIAL」
Day 1 → 2月27日(水)19:00-21:00
Day 2 → 2月28日(木)19:00-21:00
■ビートコネクション・オフィシャル
http://www.beatconnection.jp/
https://www.facebook.com/BeatConnectionOfficial
■ビート・コネクション第一回
ビート・コネクション第1回(第一日目)セットリスト
2010年11月30日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10721784801.html
(この項つづく)
ENT>LIVE>Beat Connection
【Second “Beat Connection”】
グルーヴ。
グルーヴとビートの元にワン・ネーション。多くのアーティストがひとつになる---それが「ビート・コネクション」というイヴェントだ。2010年11月に一度行なわれたイヴェントの第2回。2年2ヶ月ぶりの開催ということになる。ブラック・ミュージック、ヒップホップを軸にそうした音楽にゆかりのあるアーティストをラインアップして2日にわたって見せるというもの。豪華なラインアップで昼過ぎから夜まで長時間、ライヴは続く。
僕は2日目の久保田利伸さんと彼がまとめる「ジャム」を見た。前日はヴァーバルが「ジャム」のコーナー・プロデューサーだった。
久保田ライヴのバンドは、その前に登場するクレバのバックも務めた。ラルフ、ガクシ、柿崎さんら。
ライヴが終わると久保田さんは、楽屋ですれちがうなり「チャック・ブラウンが亡くなったんで、『ゴー・ゴー・サウンド』でやりました」と、「ジャム」最後のマーヴィン・ゲイの「マーシー・マーシー・ミー」について説明した。まさにこれは延々と続くゴー・ゴーのリズムにのって「マーシー・マーシー・ミー」をオールスターで歌ったもの。久保田さんのようなブラック・ミュージックを愛する存在が、こうしてわかりやすく日本の多くのファンにそのエッセンスを伝えていくのは、こういうイヴェントの中でも重要な部分といえるだろう。たとえそれが1割のファンにしか届かないとしても、大いに意義がある。
この「ビート・コネクション」がそうしたアメリカやイギリスのリアルなブラック・ミュージックとのコネクションをどんどんと見せていってくれることを願う。
■ チャック・ブラウン死去~ゴー・ゴー・サウンドの先駆者~
2012年05月18日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11253828647.html
■セットリスト 久保田利伸
2013年1月27日(日曜)「ビート・コネクション」横浜アリーナ
1.流星のサドル
2.La La La Love Song
3.Tick Tock
4.Cymbals
5.Bring Me Up!
6.Love Rain ~恋の雨~
■セットリスト ~ジャム
1.JAM Opening
2.I’m Every Woman [YURI~福原美穂 / Tarantula(Spontania)]
3.Magic show 1[マギー司郎]
4.Right Here / Human Nature[三浦大知/多和田えみ]
5.Breakdance [STEEZ/ISSEI]
6.Sukiyaki [久保田利伸 / Human Beat Boxer Daichi]
7.I Want To Be Your Man [Woddyfunk /Zeebra]
8.Magic Show 2[マギー司郎]
9.La La La Love Song [BENI/VERBAL]
10.Mercy Mercy Me [久保田利伸・Zeebra・Tarantula(Spontania)・多和田えみ・超新星・2AM・VERBAL・福原美穂・BENI・三浦大知・Ms.OOJA(50音順)]
ジャムは、久保田さんと縁のあるアーティストをふんだんに招き、次々と贅沢なコラボレーションを展開した。
トークボックスのウッディーファンクが横浜アリーナの大舞台に登場したのはなかなか衝撃だった。柿崎さんとのダブル・トークボックスも見物だった。
■ウッディーファンク最新ミニアルバム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00A7WV9PG/soulsearchiho-22/ref=nosim
■エムオン(M-ON!)で放送
有料テレビ、エムオン(M-ON!)で2013年2月27日(水)、28日(木)午後7時から午後9時まで二日間にわたって放送。27日が初日分を編集して、28日が2日目分を編集して放送。
「Beat Connection 2013 LIVE SPECIAL」
Day 1 → 2月27日(水)19:00-21:00
Day 2 → 2月28日(木)19:00-21:00
■ビートコネクション・オフィシャル
http://www.beatconnection.jp/
https://www.facebook.com/BeatConnectionOfficial
■ビート・コネクション第一回
ビート・コネクション第1回(第一日目)セットリスト
2010年11月30日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10721784801.html
(この項つづく)
ENT>LIVE>Beat Connection
◇映画『シュガーマン 奇跡に愛された男~Searching For Sugar Man』
【Documentary Movie ”Searching For Sugar Man”】
ドキュメンタリー。
湯川れい子先生のご紹介で映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』の試写を見た。湯川さんが熱いツイートをされていたのでとても興味を持った。
1970年3月、一枚のアルバムがロスのサセックス・レコードからリリースされた。同レーベルの記念すべき第一弾アルバムだ。ロドリゲスというシンガーの『コールド・ファクト』という作品だ。レコードは、デトロイト・サウンドの要でもあるデニス・コーフィーとマイク・セオドアー・コンビによるプロデュース。彼らがデトロイトで「発見」したシンガーのいわゆる「セオ・コフ・プロダクション」の作品だ。一言で言えば、ボブ・ディラン・ミーツ・ホセ・フェリシアーノといったタイプの作品で、そこそこ予算もかけられ、宣伝も打たれたが、アメリカではまったく売れなかった。ところが、このアルバムが南アフリカで1971年にリリースされるとじわじわと売れ、30年近くかけて大ベストセラーになる。
南アフリカでは大ヒットしたこの作品、アーティストについて、誰も知らない。噂が噂を呼び、このロドリゲス愛称シュガーマンを探そうと人物が現れた。南アフリカで熱心に彼を探そうとした2人の音楽マニアだった。ステージで自殺したという噂もあった。すでに死んでるのではないかとも言われた。彼らは1996年から1997年にかけて探す作業をし、この話に興味を持ったスウェーデン人マリク・ベンジュール監督が一連の流れを2006年から約3年かけて制作、映画化した。
この過程が実におもしろい。途中いろいろな関係者にあたって話を聞く。最初にでてくるのが、デニス・コーフィーとマイク・セオドアーだ。どちらもデトロイトで活躍するミュージシャン/アレンジャー。多数の作品にそのクレジットがある。
そして、このアルバムを出したサセックス・レコードのオウナーだったソウル業界の重鎮クラレンス・エイヴォント。サセックスではビル・ウィザース、ドーン、デニス・コーフィーのヒットなどを生み出すが、その後タブー設立、モータウンの社長就任など、ブラック・ミュージック業界で重要な地位を転々としている大物だ。
映画の中でインタヴューアーに「俺を怒らせたいのか」とすごむところなど、手練手管のやり手だ。ただクラレンスもロドリゲスについては評価していて取材にも協力的だったそうだ。
アメリカではまったく売れず南アフリカで大スターになったロドリゲスというシンガーを探すというこのテーマがはっきりしている。こうやって謎を深く掘り下げて、調べていき、目的地にたどり着けるというのはその過程がものすごくおもしろい。
なんとサンダンスなどいくつもの映画賞を取り、こんどのアカデミー賞ドキュメンタリー部門でもノミネートされている。映画はスウェーデンとイギリスの合作。2012年作品。
監督のマリク・ベンジェルールに機会があれば尋ねたいことがひとつある。それは、「クラレンス・エイヴォントのインタヴューにギャラを払ったか。払ったのであれば、いくら払ったのか」。エイヴォントはただでインタヴュー受けるような人物ではないはずなのだが・・・ (笑)
(この映画については、3月に入ったら公開間近に「ソウル・サーチン・レイディオ」でも紹介しましょう)
(2月1日・午後12時半追記情報は、五十嵐正さんからいただきました。ありがとうございます)
『シュガーマン 奇跡に愛された男』2013年3月16日(土)から角川シネマ有楽町などでロードショー公開
映画公式ホームページ。予告編など。
http://www.sugarman.jp/
■サントラ:ロドリゲスの歌が入ってます
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AAKVWZM/soulsearchiho-22/ref=nosim
■ロドリゲスの幻のデビュー・アルバム 『コールド・ファクト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BKVWYG/soulsearchiho-22/ref=nosim
■ロドリゲスの2作目『カミング・フロム・リアリティー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TCHDPS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デニス・コーフィー:ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004H0B0E4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
MOVIE>Searching For Sugar Man
【Documentary Movie ”Searching For Sugar Man”】
ドキュメンタリー。
湯川れい子先生のご紹介で映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』の試写を見た。湯川さんが熱いツイートをされていたのでとても興味を持った。
1970年3月、一枚のアルバムがロスのサセックス・レコードからリリースされた。同レーベルの記念すべき第一弾アルバムだ。ロドリゲスというシンガーの『コールド・ファクト』という作品だ。レコードは、デトロイト・サウンドの要でもあるデニス・コーフィーとマイク・セオドアー・コンビによるプロデュース。彼らがデトロイトで「発見」したシンガーのいわゆる「セオ・コフ・プロダクション」の作品だ。一言で言えば、ボブ・ディラン・ミーツ・ホセ・フェリシアーノといったタイプの作品で、そこそこ予算もかけられ、宣伝も打たれたが、アメリカではまったく売れなかった。ところが、このアルバムが南アフリカで1971年にリリースされるとじわじわと売れ、30年近くかけて大ベストセラーになる。
南アフリカでは大ヒットしたこの作品、アーティストについて、誰も知らない。噂が噂を呼び、このロドリゲス愛称シュガーマンを探そうと人物が現れた。南アフリカで熱心に彼を探そうとした2人の音楽マニアだった。ステージで自殺したという噂もあった。すでに死んでるのではないかとも言われた。彼らは1996年から1997年にかけて探す作業をし、この話に興味を持ったスウェーデン人マリク・ベンジュール監督が一連の流れを2006年から約3年かけて制作、映画化した。
この過程が実におもしろい。途中いろいろな関係者にあたって話を聞く。最初にでてくるのが、デニス・コーフィーとマイク・セオドアーだ。どちらもデトロイトで活躍するミュージシャン/アレンジャー。多数の作品にそのクレジットがある。
そして、このアルバムを出したサセックス・レコードのオウナーだったソウル業界の重鎮クラレンス・エイヴォント。サセックスではビル・ウィザース、ドーン、デニス・コーフィーのヒットなどを生み出すが、その後タブー設立、モータウンの社長就任など、ブラック・ミュージック業界で重要な地位を転々としている大物だ。
映画の中でインタヴューアーに「俺を怒らせたいのか」とすごむところなど、手練手管のやり手だ。ただクラレンスもロドリゲスについては評価していて取材にも協力的だったそうだ。
アメリカではまったく売れず南アフリカで大スターになったロドリゲスというシンガーを探すというこのテーマがはっきりしている。こうやって謎を深く掘り下げて、調べていき、目的地にたどり着けるというのはその過程がものすごくおもしろい。
なんとサンダンスなどいくつもの映画賞を取り、こんどのアカデミー賞ドキュメンタリー部門でもノミネートされている。映画はスウェーデンとイギリスの合作。2012年作品。
監督のマリク・ベンジェルールに機会があれば尋ねたいことがひとつある。それは、「クラレンス・エイヴォントのインタヴューにギャラを払ったか。払ったのであれば、いくら払ったのか」。エイヴォントはただでインタヴュー受けるような人物ではないはずなのだが・・・ (笑)
(この映画については、3月に入ったら公開間近に「ソウル・サーチン・レイディオ」でも紹介しましょう)
(2月1日・午後12時半追記情報は、五十嵐正さんからいただきました。ありがとうございます)
『シュガーマン 奇跡に愛された男』2013年3月16日(土)から角川シネマ有楽町などでロードショー公開
映画公式ホームページ。予告編など。
http://www.sugarman.jp/
■サントラ:ロドリゲスの歌が入ってます
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AAKVWZM/soulsearchiho-22/ref=nosim
■ロドリゲスの幻のデビュー・アルバム 『コールド・ファクト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BKVWYG/soulsearchiho-22/ref=nosim
■ロドリゲスの2作目『カミング・フロム・リアリティー』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TCHDPS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デニス・コーフィー:ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004H0B0E4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
MOVIE>Searching For Sugar Man
◆● ジェフ・リー・ジョンソン死去~ソウル・サーチンもろもろ
2013年1月31日 音楽◆● ジェフ・リー・ジョンソン死去~ソウル・サーチンもろもろ
【Soul Searchin Bits & Pieces】
まとめ。
ちょっとたてこんでいるので、ツイートをまとめます。このほかに「ビート・コネクション」で久保田さん見た、マギー司郎さんに会ったなどもまとめる予定です。
■フィリー・ギタリスト・ジェフ・リー・ジョンソン死去
訃報。
フィラデルフィア出身のギタリスト、ジェフ・リー・ジョンソン、Jef Lee Johnson 糖尿病の合併症で2013年1月28日死去。ジョージ・デューク、ディアンジェロ、エスペランザ・スポールディングなどとも共演。 http://bit.ly/114m7Zz RIP
Jef Lee Johnson の約1時間の2009年ライヴ映像がアップされてます。
http://bit.ly/126dGfi
なお、ジェフは1959年2月末前後の生まれと見られ享年53と思われます。まだ若い。クエストラヴ、ジョージ・デュークもすでに追悼コメント。
ジェフ・リー・ジョンソン Jef Lee Johnson は2011年3月のジョージ・デューク・ライヴ、2012年9月東京ジャズ、エスペランサ・スポールディングでも来日していた。
日本でもソウル系シンガーのズーコが一緒にレコーディングしていた。
ジャズだけでなく、ブルーズ、ソウル、ファンク、ロックあらゆるジャンルを超越したプレイを聴かせていた。
フィリー・コム誌(ウェッブ)版
http://www.philly.com/philly/obituaries/20130130_Jef_Lee_Johnson__54__undeground_Philly_jazz_legend.html
ここでは54歳と書いている。1958年生まれなのか、あるいは1959年1月生まれなのか。
■サマソニにアース登場。
今年のサマーソニック(2013年8月10日、11日)にアース・ウィンド&ファイアー、シンディー・ローパーなど参加。
http://bit.ly/T8zMdn
■ヤマハ125周年イヴェント
ヤマハの創立125周年イヴェントが2013年1月25日(日本時間26日午後)ロスアンジェルスで行われ、その模様がユーストリームで生中継された。
アース、エルトン・ジョンら豪華なラインアップだった。
ヤマハ125周年記念イヴェント(ロスアンジェルス)、ライヴ・生ストリーム
http://bit.ly/WBAttP
日本時間午後1時からスタート
■ブロードウェイ・ミュージカル『モータウン:ザ・ミュージカル』2013年3月公開
2013年3月公開のブロードウェイ・ミュージカル『モータウン:ザ・ミュージカル』とスポンサー、クライスラーとのタイアップCMにベリーー・ゴーディーが登場。
http://bit.ly/WjzFvE
ミュージカル予告編。
http://bit.ly/Y2pTgq これは楽しみ
■プリンス、新しいウェッブサイト公開
プリンス Prince が新しいウェッブサイト公開。
http://20pr1nc3.com/
新曲「スクリュー・ドライヴァー」PVなど3本の映像を公開。一本はアンディ・アロの静止画。
ENT>Soul Searchin
■ジェフ・リー・ジョンソン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0032CJ3J2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0032CJ3JC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005QVKS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
【Soul Searchin Bits & Pieces】
まとめ。
ちょっとたてこんでいるので、ツイートをまとめます。このほかに「ビート・コネクション」で久保田さん見た、マギー司郎さんに会ったなどもまとめる予定です。
■フィリー・ギタリスト・ジェフ・リー・ジョンソン死去
訃報。
フィラデルフィア出身のギタリスト、ジェフ・リー・ジョンソン、Jef Lee Johnson 糖尿病の合併症で2013年1月28日死去。ジョージ・デューク、ディアンジェロ、エスペランザ・スポールディングなどとも共演。 http://bit.ly/114m7Zz RIP
Jef Lee Johnson の約1時間の2009年ライヴ映像がアップされてます。
http://bit.ly/126dGfi
なお、ジェフは1959年2月末前後の生まれと見られ享年53と思われます。まだ若い。クエストラヴ、ジョージ・デュークもすでに追悼コメント。
ジェフ・リー・ジョンソン Jef Lee Johnson は2011年3月のジョージ・デューク・ライヴ、2012年9月東京ジャズ、エスペランサ・スポールディングでも来日していた。
日本でもソウル系シンガーのズーコが一緒にレコーディングしていた。
ジャズだけでなく、ブルーズ、ソウル、ファンク、ロックあらゆるジャンルを超越したプレイを聴かせていた。
フィリー・コム誌(ウェッブ)版
http://www.philly.com/philly/obituaries/20130130_Jef_Lee_Johnson__54__undeground_Philly_jazz_legend.html
ここでは54歳と書いている。1958年生まれなのか、あるいは1959年1月生まれなのか。
■サマソニにアース登場。
今年のサマーソニック(2013年8月10日、11日)にアース・ウィンド&ファイアー、シンディー・ローパーなど参加。
http://bit.ly/T8zMdn
■ヤマハ125周年イヴェント
ヤマハの創立125周年イヴェントが2013年1月25日(日本時間26日午後)ロスアンジェルスで行われ、その模様がユーストリームで生中継された。
アース、エルトン・ジョンら豪華なラインアップだった。
ヤマハ125周年記念イヴェント(ロスアンジェルス)、ライヴ・生ストリーム
http://bit.ly/WBAttP
日本時間午後1時からスタート
■ブロードウェイ・ミュージカル『モータウン:ザ・ミュージカル』2013年3月公開
2013年3月公開のブロードウェイ・ミュージカル『モータウン:ザ・ミュージカル』とスポンサー、クライスラーとのタイアップCMにベリーー・ゴーディーが登場。
http://bit.ly/WjzFvE
ミュージカル予告編。
http://bit.ly/Y2pTgq これは楽しみ
■プリンス、新しいウェッブサイト公開
プリンス Prince が新しいウェッブサイト公開。
http://20pr1nc3.com/
新曲「スクリュー・ドライヴァー」PVなど3本の映像を公開。一本はアンディ・アロの静止画。
ENT>Soul Searchin
■ジェフ・リー・ジョンソン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0032CJ3J2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0032CJ3JC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005QVKS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
● オハイオ・プレイヤーズ~シュガーフット追悼
2013年1月30日 音楽● オハイオ・プレイヤーズ~シュガーフット追悼
(昨日からの続き)
【A Tribute To Sugarfoot: Ohio Players】
基地。
オハイオ・プレイヤーズは、ファンク軍団の中でも別格だ。あの洗練されたジャジーな長尺の曲、そして、グルーヴ感溢れるサウンド。ねばっこいヴォーカル。オハイオたちはアース、クール、Pファンクたちとも違う独自路線を切り開いてきた。これら4グループは、こうしたファンク・グループの中でもずば抜けていた。
彼らを初めて見たのが1980年1月。米軍横田基地のUSOクラブ(ユーエスオークラブ)だった。やはりソウル好きの誰かがオハイオ・プレイヤーズが基地に来るらしいということで、なんとか入れるように手配して、はるばる横田まで行った。チケット代は10ドルもしなかったと思う。ただ1980年だと1ドル230円くらいしていたので、2300円くらいにはなる。それでも日本で見るよりはかなり安いはずだ。
横田基地の中に入るのも初めてだったので、何もかも目を見張るような体験だった。なにしろ、基地の中は道が広くまるでアメリカのようだった。ドリンク代もドルで払う。会場のクラブは広いホールのようなところで、特段おしゃれな感じではないが、一段高いところにステージがあり、客はテーブルで食事や飲んだりしてライヴを見る。無造作にテーブルが並べられていて、テーブルとテーブルの間で余裕で踊れる感じだった。
オハイオ・プレイヤーズはばりばりの全盛期でもあったので、彼らの演奏はワイルドでファンキーだったことは覚えている。ただ「スイート・スティッキー・シング」を彼らが演奏しているときに、チーク・ダンスを客が踊っていたかどうかは覚えていない。さすがにセットリストは書き記していないので、何をどれくらいやったかは、もうほとんど覚えていない。
その後、僕はもう2-3度横田基地に入ることになる。1982年4月、FENを取材する機会に恵まれたときとアトランティック・スターをやはり基地内で見ることになったときだ。このときはUSOクラブではなく、飛行機の格納庫だった。他にコメディアン、シンバッドを見たがこれが横田か横須賀がはっきり覚えていない。このあたりの話はまた別の機会に。
オハイオ・プレイヤーズは、1970年代中期六本木のディスコ、エンバシーで週末DJをやっていたときに、本当によくヘヴィー・ローテーションでかけた。彼らのヒットのアップテンポの曲、「ファイアー」や「ラヴ・ローラーコースター」あたりははブラザーたちも日本人も踊った。だが、「スイート・スティッキー・シング」なんて、ブラザーたちは腰をくねらせながらゆっくりリズムに乗って踊っていが、あれは日本人は踊れなかった。もちろんチークを踊る場合もあったが。
噂。
アルバム『ハニー』が出たときのこと。アルバム・ジャケットは裸の女性モデルが蜂蜜をたっぷり口にいれようとしているところを撮影したものになっている。このジャケットを広げると見開きで蜂蜜にまみれたそのモデルが映っている。プレイボーイ誌で月刊プレイメイトになったというモデルをジャケットに起用していた。
しばらくしてこんな噂が出回った。この蜂蜜まみれのモデルが、撮影中に体中に蜂蜜を塗ったために皮膚呼吸ができなくなり、窒息死したという。そして、このアルバムからの大ヒット「ラヴ・ローラーコースター」の途中にそのときの悲鳴が入っているというストーリーだ。別のストーリーではスタジオでレコーディング中にこのモデルがナイフで刺されて死んだというもの。ジェット誌あたりにも載り、ケイシー・ケイスンも『アメリカン・トップ40』でその噂を紹介したほどだが、確かに「ラヴ・ローラーコースター」の中には女性の悲鳴風の声が入っている。(下記ユーチューブで2分33秒くらいのところ)
これが一時話題になったが、結局、モデルが死んだということはなく、メンバーがその噂を否定して決着する。おそらく、レコード会社あたりが、話題作りのためにそうしたネタを作ってうまくリークしたのだろう。当時はこれが広まるのにけっこう時間がかかったが、今だったらツイッターで1日もあれば、噂は全世界に広がるにちがいない。
「ラヴ・ローラーコースター」はその後レッド・ホット・チリ・ペッパーズがカヴァーしている。オハイオ・プレイヤーズ作品のヒップホップ・アーティストによるサンプリングは200件以上超えているという。
その後何度か来日し、1991年3月、今度は横浜バードでのライヴでやってきたときに横浜のホテルでメンバー3人にロング・インタヴューをした。シュガーフット、ジェームス・ダイアモンド・ウィリアムス、クラレンス・ウィルスの3人だ。比較的細かいことにも答えてくれ、これを元にオハイオ・プレイヤーズ・ストーリーを後に出るボックス・セットに書いた。
そして、2010年6月。シュガーフットと再会。ごきげんな爺さんになっていた。ドラムスのジェームス・ダイアモンドは、TV-ONEの『アンサング』の中で、シュガーフットがフロントマンになったことを指して、「彼は我々のミック・ジャガーみたいなものだ」と言った。
ご冥福をお祈りします。
■アメリカTV-ONEの『UNSUNG』(オハイオ・プレイヤーズの回)(約40分、英語)
http://www.dailymotion.com/video/xsdlou_unsung-documentary-the-ohio-players-generation-soul-disco-funk_music?start=248#.UQenxx003AU
■次回「ソウル・サーチン・レイディオ」(インターFM、76.1mhz日曜午後2時半~)では、シュガーフット追悼オハイオ・プレイヤーズをお送りする予定です。
■Love Rollercoaster (Studio Version)
この2分33秒あたりに悲鳴風の声。しかし、実はこれはメンバーのビリー・ベックだという。
http://youtu.be/etebeZDt7Eo
■ Love Rollercoaster 『ミッドナイト・スペシャル』でのライヴ・ヴァージョン。リロイがギターを弾きながら声を出すのが映っている
http://youtu.be/aBkVV9xxCHE
■記事
Ohio Players frontman, Leroy ‘Sugarfoot’ Bonner, is dead at 69
Voice behind ’Love Rollercoaster’ and other hits dominated ’70s funk
BY JIM FARBER / DAILY NEWS MUSIC CRITIC
PUBLISHED: MONDAY, JANUARY 28, 2013, 11:36 AM
UPDATED: MONDAY, JANUARY 28, 2013, 1:44 PM
http://www.nydailynews.com/news/national/ohio-player-dead-article-1.1249522#ixzz2JIaQ3wfi
http://www.nydailynews.com/news/national/ohio-player-dead-article-1.1249522
■噂が飛び出た『ハニー』
Honey
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Bonner, “Sugarfoot”, Leroy, (March 13, 1943 – January 26, 2013, 69 Year-old)
(昨日からの続き)
【A Tribute To Sugarfoot: Ohio Players】
基地。
オハイオ・プレイヤーズは、ファンク軍団の中でも別格だ。あの洗練されたジャジーな長尺の曲、そして、グルーヴ感溢れるサウンド。ねばっこいヴォーカル。オハイオたちはアース、クール、Pファンクたちとも違う独自路線を切り開いてきた。これら4グループは、こうしたファンク・グループの中でもずば抜けていた。
彼らを初めて見たのが1980年1月。米軍横田基地のUSOクラブ(ユーエスオークラブ)だった。やはりソウル好きの誰かがオハイオ・プレイヤーズが基地に来るらしいということで、なんとか入れるように手配して、はるばる横田まで行った。チケット代は10ドルもしなかったと思う。ただ1980年だと1ドル230円くらいしていたので、2300円くらいにはなる。それでも日本で見るよりはかなり安いはずだ。
横田基地の中に入るのも初めてだったので、何もかも目を見張るような体験だった。なにしろ、基地の中は道が広くまるでアメリカのようだった。ドリンク代もドルで払う。会場のクラブは広いホールのようなところで、特段おしゃれな感じではないが、一段高いところにステージがあり、客はテーブルで食事や飲んだりしてライヴを見る。無造作にテーブルが並べられていて、テーブルとテーブルの間で余裕で踊れる感じだった。
オハイオ・プレイヤーズはばりばりの全盛期でもあったので、彼らの演奏はワイルドでファンキーだったことは覚えている。ただ「スイート・スティッキー・シング」を彼らが演奏しているときに、チーク・ダンスを客が踊っていたかどうかは覚えていない。さすがにセットリストは書き記していないので、何をどれくらいやったかは、もうほとんど覚えていない。
その後、僕はもう2-3度横田基地に入ることになる。1982年4月、FENを取材する機会に恵まれたときとアトランティック・スターをやはり基地内で見ることになったときだ。このときはUSOクラブではなく、飛行機の格納庫だった。他にコメディアン、シンバッドを見たがこれが横田か横須賀がはっきり覚えていない。このあたりの話はまた別の機会に。
オハイオ・プレイヤーズは、1970年代中期六本木のディスコ、エンバシーで週末DJをやっていたときに、本当によくヘヴィー・ローテーションでかけた。彼らのヒットのアップテンポの曲、「ファイアー」や「ラヴ・ローラーコースター」あたりははブラザーたちも日本人も踊った。だが、「スイート・スティッキー・シング」なんて、ブラザーたちは腰をくねらせながらゆっくりリズムに乗って踊っていが、あれは日本人は踊れなかった。もちろんチークを踊る場合もあったが。
噂。
アルバム『ハニー』が出たときのこと。アルバム・ジャケットは裸の女性モデルが蜂蜜をたっぷり口にいれようとしているところを撮影したものになっている。このジャケットを広げると見開きで蜂蜜にまみれたそのモデルが映っている。プレイボーイ誌で月刊プレイメイトになったというモデルをジャケットに起用していた。
しばらくしてこんな噂が出回った。この蜂蜜まみれのモデルが、撮影中に体中に蜂蜜を塗ったために皮膚呼吸ができなくなり、窒息死したという。そして、このアルバムからの大ヒット「ラヴ・ローラーコースター」の途中にそのときの悲鳴が入っているというストーリーだ。別のストーリーではスタジオでレコーディング中にこのモデルがナイフで刺されて死んだというもの。ジェット誌あたりにも載り、ケイシー・ケイスンも『アメリカン・トップ40』でその噂を紹介したほどだが、確かに「ラヴ・ローラーコースター」の中には女性の悲鳴風の声が入っている。(下記ユーチューブで2分33秒くらいのところ)
これが一時話題になったが、結局、モデルが死んだということはなく、メンバーがその噂を否定して決着する。おそらく、レコード会社あたりが、話題作りのためにそうしたネタを作ってうまくリークしたのだろう。当時はこれが広まるのにけっこう時間がかかったが、今だったらツイッターで1日もあれば、噂は全世界に広がるにちがいない。
「ラヴ・ローラーコースター」はその後レッド・ホット・チリ・ペッパーズがカヴァーしている。オハイオ・プレイヤーズ作品のヒップホップ・アーティストによるサンプリングは200件以上超えているという。
その後何度か来日し、1991年3月、今度は横浜バードでのライヴでやってきたときに横浜のホテルでメンバー3人にロング・インタヴューをした。シュガーフット、ジェームス・ダイアモンド・ウィリアムス、クラレンス・ウィルスの3人だ。比較的細かいことにも答えてくれ、これを元にオハイオ・プレイヤーズ・ストーリーを後に出るボックス・セットに書いた。
そして、2010年6月。シュガーフットと再会。ごきげんな爺さんになっていた。ドラムスのジェームス・ダイアモンドは、TV-ONEの『アンサング』の中で、シュガーフットがフロントマンになったことを指して、「彼は我々のミック・ジャガーみたいなものだ」と言った。
ご冥福をお祈りします。
■アメリカTV-ONEの『UNSUNG』(オハイオ・プレイヤーズの回)(約40分、英語)
http://www.dailymotion.com/video/xsdlou_unsung-documentary-the-ohio-players-generation-soul-disco-funk_music?start=248#.UQenxx003AU
■次回「ソウル・サーチン・レイディオ」(インターFM、76.1mhz日曜午後2時半~)では、シュガーフット追悼オハイオ・プレイヤーズをお送りする予定です。
■Love Rollercoaster (Studio Version)
この2分33秒あたりに悲鳴風の声。しかし、実はこれはメンバーのビリー・ベックだという。
http://youtu.be/etebeZDt7Eo
■ Love Rollercoaster 『ミッドナイト・スペシャル』でのライヴ・ヴァージョン。リロイがギターを弾きながら声を出すのが映っている
http://youtu.be/aBkVV9xxCHE
■記事
Ohio Players frontman, Leroy ‘Sugarfoot’ Bonner, is dead at 69
Voice behind ’Love Rollercoaster’ and other hits dominated ’70s funk
BY JIM FARBER / DAILY NEWS MUSIC CRITIC
PUBLISHED: MONDAY, JANUARY 28, 2013, 11:36 AM
UPDATED: MONDAY, JANUARY 28, 2013, 1:44 PM
http://www.nydailynews.com/news/national/ohio-player-dead-article-1.1249522#ixzz2JIaQ3wfi
http://www.nydailynews.com/news/national/ohio-player-dead-article-1.1249522
■噂が飛び出た『ハニー』
Honey
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Bonner, “Sugarfoot”, Leroy, (March 13, 1943 – January 26, 2013, 69 Year-old)
● シュガーフット(オハイオ・プレイヤーズ)69歳で死去~「オハイオ・ファンク」の雄
2013年1月29日 音楽●シュガーフット(オハイオ・プレイヤーズ)69歳で死去~「オハイオ・ファンク」の雄
【Leroy “Sugarfoot” Bonner Dies At 69】
訃報。
「オハイオ・ファンク」を代表するグループ、オハイオ・プレイヤーズのヴォーカル、ギター担当のシュガーフットことリロイ・ボナーが2013年1月26日(土)朝、オハイオ州デイトン・トロットウッドで死去した。69歳。癌を患っていた。親しい友人たちには単に「シュガー」「フット」とも呼ばれていた。シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズのオフィシャル・フェイスブックに続いてオハイオのメディアでも27日に発表(日本時間28日)された。
Ohio Players frontman Leroy ‘Sugarfoot’ Bonner dies日本時間2013年1月28日(月)午前11時44分配信
http://www.daytondailynews.com/news/news/local/ohio-players-frontman-leroy-sugarfoot-bonner-dies/nT8BJ/
(速報) オハイオ・プレイヤーズのシュガーフット死去
2013年01月27日(日) 12時45分
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11457787580.html
オハイオ・プレイヤーズは、1970年代中期に「ファイアー」「ラヴ・ローラーコースター」などのファンク作品で大ヒットを放ち、一世を風靡した。オハイオ出身のファンク・バンドたちによる「オハイオ・ファンク」のシーンをリードしたバンド。また多くの作品がのちのヒップ・ホップ・アーティストによってサンプリングされている。ファンクの歴史の中でも一ページを記す重要なグループのひとつとなった。特にオハイオ・プレイヤーズは、ファンクとジャズの要素を巧みにブレンドしたサウンドがひじょうに特徴的でオハイオ・プレイヤーズの個性を形作った。
前回来日評↓
オハイオ・プレイヤーズ・ライヴ
2010年06月06日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10554930961.html
シュガーフット・トークス
シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズ(パート2)
2010年06月07日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10556046804.html
シュガーフットとの会話の様子。
評伝。
「シュガーフット」ことリロイ・ボナーは、オハイオ・プレイヤーズの顔とも言える人物。1943年3月14日オハイオ生まれ。
オハイオ・プレイヤーズは1959年(昭和34年)、地元オハイオ州デイトンでロバート・ワード、マーシャル・ジョーンズ、クラレンス・サッチェル、ラルフ・ピーウィー・ミドルブルックス、コーネリアス・コンソンによって結成されたオハイオ・アンタッチャブルズが前身。1962年1月、オハイオ・アンタッチャブルズはロバート・ワードの親類が始めた「ルパイン・レコード」所属のファルコンズの「アイ・ファウンド・ア・ラヴ」のレコーディングでバックを務め、これは1962年6月にソウル・チャートで6位を記録。このファルコンズのリード・シンガーは、後に「ダンス天国」などの大ヒットを放つウィルソン・ピケットである。
オハイオ・アンタッチャブルズはルパインの他のアーティストのバックを録音したり、自らシングルを録音する。しかしヒットには至らず、ロバートはソロになり、一旦グループ活動は消滅する。
この頃残ったミドルブック、ジョーンズ、サッチェルの3人は新たにアンドリュー・ノーラン、グレッグ・ウェブスター、リロイ・シュガーフット・ボナー、ジョー・ハリスを迎え再度グループを結成。これを機にグループはオハイオ・プレイヤーズと改名。以来この名前で活動を続けた。
シュガーはこれ以降、オハイオ・プレイヤーズの主要メンバーとして活躍していく。
1967年、ジョニー・ブラントレーというマネージャーの尽力でコンパス・レコードと契約。ここからのシングル「トレスパッシング」が1968年にはソウル・チャート入り。シングルをもう一枚とアルバムをリリース。その後キャピトルに移籍、1969年、ここでもアルバムを出す。
シュガーフットによれば、彼らがここで録音した「オーヴァー・ザ・レインボウ」はジュディー・ガーランドの葬儀でかけられた」という。
1971年、デトロイトのインディ・レーベル、ウェストバウンドに移籍。1972年1月、アルバム「ペイン」をリリース。リード・ヴォーカルは、ウォルター・ジュニー・モリソン、他のメンバーはグレッグ・ウェブスター、アンドリュー・ノーランド、マーシャル・ジョーンズ、リロイ・ボナー、ラルフ・ミドルトン、ブルーズ・ネピア、マーヴィン・ピアース。このアルバム・ジャケットでは大胆に女性のヌード写真を採用。この路線が大成功の大きな要因のひとつにもなる。
以後ウェストバウンドで「ファンキー・ウォーム」などコンスタントにヒットを放ち、オハイオ・プレイヤーズは全国的な人気を高めていく。しかし、1973年までに金銭面でレコード会社ともめ、ウェストバウンドを辞め、1974年、マーキュリーに移籍。
マーキュリー。
1974年4月「ジャイヴ・ターキー」がリリースされすぐにヒット。これまでよりもはるかに大きなレヴェルで大ヒットが出るようになる。さらに、「スキン・タイト」がミリオン・セラーになり、「ファイアー」は全米1位を獲得。「ラヴ・ローラーコースター」、バラードの傑作「スイート・スティッキー・シングス」などが次々と大ヒット。当時はクール&ザ・ギャング、アース・ウィンド&ファイアーなどの大型グループが全盛だったこともあり、そうした流れの中で彼らも人気となった。
以後、1979年アリスタ、1981年ボードウォークなどレーベルを転々とするようになる。
1979年、ダイアモンド、クラレンス・チェット・ウィリス、ビリー・ベックの3人はオハイオ・プレイヤーズを脱退、シャドウを結成、3枚のアルバムをエレクトラからリリース。
一方、シュガーフットはザップのロジャーらとセッションの仕事をしたり、ビリーもシャーリー・マードックの「アズ・ウィ・レイ」(1986年)を共作したりとオハイオ・ファンク・シーンで活躍を続けた。1985年、ワーナーからシュガーフット名義のソロ・アルバム『シュガー・キス』も出した。これはザップ・ファミリーのサポートを得ている。
アルバム『スキン・タイト』収録の「ヘヴン・マスト・ビー・ライク・ディス」は後にディアンジェロがカヴァー。
シュガーフットはオハイオ・プレイヤーズから長く離れており、数年前に自身のバンドを再結成するときに、名前としてはオリジナル創始メンバーが持っていた「オハイオ・プレイヤーズ」が使えず、「シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズ」という名義で活動するようになった。
オハイオ・プレイヤーズは1980年1月米軍横田基地のライヴで初来日。その後一般公演で1988年10月芝浦インクスティック、1989年か90年頃有明エムザ、1991年3月横浜バード(のちのベイホール)、1992年4月大阪ブルーノート、1995年9月日比谷野外音楽堂の「レッツ・グルーヴ95」。2010年6月ビルボード東京・大阪に来日。
過去在籍したメンバーで次の人たちが逝去している。
クラレンス・サッチ・サッチェル (サックス/ギター)(1940年4月15日~1995年12月30日)
ラルフ・ピー・ウィー・ミドルブルックス(トランペット/トロンボーン)(1939年8月20日~1997年11月15日)
ロバート・ワード (ヴォーカル/ギター)(1938年10月15日~2008年12月25日)
コーネリアス・ジョンソン(ドラムス)(1937年7月12日~2009年2月1日)
リロイ・シュガーフット・ボナー (ギター/ヴォーカル)(1943年3月14日~2013年1月26日)
■映像
Ohio Players – Fire シュガーフットがギターを弾きながらライヴで歌っているヴァージョン。これは長尺でなかなかすごい。テレビ番組『ミッドナイト・スペシャル』から。
http://youtu.be/Y47G-Wa4qfs
Ohio Players - Skin Tight 1975
http://youtu.be/K_M0k9ez_uI
Ohio Players "Love Rollercoaster"
http://youtu.be/aBkVV9xxCHE
Funky Worm
http://youtu.be/NEscJWErZ0I
■シュガーフット・ソロ『シュガーフット・キス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004ODXUWY/soulsearchiho-22/ref=nosim
Skin Tight
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G03/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Honey
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Fire
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G05/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Angel + Jass-Ay-Lay=Dee の2枚を1枚のCDにしたもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0039L1JF2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ウェストバウンド時代の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0083Q2K7Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Bonner, “Sugarfoot”, Leroy, (March 13, 1943 – January 26, 2013, 69 Year-old)
【Leroy “Sugarfoot” Bonner Dies At 69】
訃報。
「オハイオ・ファンク」を代表するグループ、オハイオ・プレイヤーズのヴォーカル、ギター担当のシュガーフットことリロイ・ボナーが2013年1月26日(土)朝、オハイオ州デイトン・トロットウッドで死去した。69歳。癌を患っていた。親しい友人たちには単に「シュガー」「フット」とも呼ばれていた。シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズのオフィシャル・フェイスブックに続いてオハイオのメディアでも27日に発表(日本時間28日)された。
Ohio Players frontman Leroy ‘Sugarfoot’ Bonner dies日本時間2013年1月28日(月)午前11時44分配信
http://www.daytondailynews.com/news/news/local/ohio-players-frontman-leroy-sugarfoot-bonner-dies/nT8BJ/
(速報) オハイオ・プレイヤーズのシュガーフット死去
2013年01月27日(日) 12時45分
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11457787580.html
オハイオ・プレイヤーズは、1970年代中期に「ファイアー」「ラヴ・ローラーコースター」などのファンク作品で大ヒットを放ち、一世を風靡した。オハイオ出身のファンク・バンドたちによる「オハイオ・ファンク」のシーンをリードしたバンド。また多くの作品がのちのヒップ・ホップ・アーティストによってサンプリングされている。ファンクの歴史の中でも一ページを記す重要なグループのひとつとなった。特にオハイオ・プレイヤーズは、ファンクとジャズの要素を巧みにブレンドしたサウンドがひじょうに特徴的でオハイオ・プレイヤーズの個性を形作った。
前回来日評↓
オハイオ・プレイヤーズ・ライヴ
2010年06月06日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10554930961.html
シュガーフット・トークス
シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズ(パート2)
2010年06月07日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10556046804.html
シュガーフットとの会話の様子。
評伝。
「シュガーフット」ことリロイ・ボナーは、オハイオ・プレイヤーズの顔とも言える人物。1943年3月14日オハイオ生まれ。
オハイオ・プレイヤーズは1959年(昭和34年)、地元オハイオ州デイトンでロバート・ワード、マーシャル・ジョーンズ、クラレンス・サッチェル、ラルフ・ピーウィー・ミドルブルックス、コーネリアス・コンソンによって結成されたオハイオ・アンタッチャブルズが前身。1962年1月、オハイオ・アンタッチャブルズはロバート・ワードの親類が始めた「ルパイン・レコード」所属のファルコンズの「アイ・ファウンド・ア・ラヴ」のレコーディングでバックを務め、これは1962年6月にソウル・チャートで6位を記録。このファルコンズのリード・シンガーは、後に「ダンス天国」などの大ヒットを放つウィルソン・ピケットである。
オハイオ・アンタッチャブルズはルパインの他のアーティストのバックを録音したり、自らシングルを録音する。しかしヒットには至らず、ロバートはソロになり、一旦グループ活動は消滅する。
この頃残ったミドルブック、ジョーンズ、サッチェルの3人は新たにアンドリュー・ノーラン、グレッグ・ウェブスター、リロイ・シュガーフット・ボナー、ジョー・ハリスを迎え再度グループを結成。これを機にグループはオハイオ・プレイヤーズと改名。以来この名前で活動を続けた。
シュガーはこれ以降、オハイオ・プレイヤーズの主要メンバーとして活躍していく。
1967年、ジョニー・ブラントレーというマネージャーの尽力でコンパス・レコードと契約。ここからのシングル「トレスパッシング」が1968年にはソウル・チャート入り。シングルをもう一枚とアルバムをリリース。その後キャピトルに移籍、1969年、ここでもアルバムを出す。
シュガーフットによれば、彼らがここで録音した「オーヴァー・ザ・レインボウ」はジュディー・ガーランドの葬儀でかけられた」という。
1971年、デトロイトのインディ・レーベル、ウェストバウンドに移籍。1972年1月、アルバム「ペイン」をリリース。リード・ヴォーカルは、ウォルター・ジュニー・モリソン、他のメンバーはグレッグ・ウェブスター、アンドリュー・ノーランド、マーシャル・ジョーンズ、リロイ・ボナー、ラルフ・ミドルトン、ブルーズ・ネピア、マーヴィン・ピアース。このアルバム・ジャケットでは大胆に女性のヌード写真を採用。この路線が大成功の大きな要因のひとつにもなる。
以後ウェストバウンドで「ファンキー・ウォーム」などコンスタントにヒットを放ち、オハイオ・プレイヤーズは全国的な人気を高めていく。しかし、1973年までに金銭面でレコード会社ともめ、ウェストバウンドを辞め、1974年、マーキュリーに移籍。
マーキュリー。
1974年4月「ジャイヴ・ターキー」がリリースされすぐにヒット。これまでよりもはるかに大きなレヴェルで大ヒットが出るようになる。さらに、「スキン・タイト」がミリオン・セラーになり、「ファイアー」は全米1位を獲得。「ラヴ・ローラーコースター」、バラードの傑作「スイート・スティッキー・シングス」などが次々と大ヒット。当時はクール&ザ・ギャング、アース・ウィンド&ファイアーなどの大型グループが全盛だったこともあり、そうした流れの中で彼らも人気となった。
以後、1979年アリスタ、1981年ボードウォークなどレーベルを転々とするようになる。
1979年、ダイアモンド、クラレンス・チェット・ウィリス、ビリー・ベックの3人はオハイオ・プレイヤーズを脱退、シャドウを結成、3枚のアルバムをエレクトラからリリース。
一方、シュガーフットはザップのロジャーらとセッションの仕事をしたり、ビリーもシャーリー・マードックの「アズ・ウィ・レイ」(1986年)を共作したりとオハイオ・ファンク・シーンで活躍を続けた。1985年、ワーナーからシュガーフット名義のソロ・アルバム『シュガー・キス』も出した。これはザップ・ファミリーのサポートを得ている。
アルバム『スキン・タイト』収録の「ヘヴン・マスト・ビー・ライク・ディス」は後にディアンジェロがカヴァー。
シュガーフットはオハイオ・プレイヤーズから長く離れており、数年前に自身のバンドを再結成するときに、名前としてはオリジナル創始メンバーが持っていた「オハイオ・プレイヤーズ」が使えず、「シュガーフットズ・オハイオ・プレイヤーズ」という名義で活動するようになった。
オハイオ・プレイヤーズは1980年1月米軍横田基地のライヴで初来日。その後一般公演で1988年10月芝浦インクスティック、1989年か90年頃有明エムザ、1991年3月横浜バード(のちのベイホール)、1992年4月大阪ブルーノート、1995年9月日比谷野外音楽堂の「レッツ・グルーヴ95」。2010年6月ビルボード東京・大阪に来日。
過去在籍したメンバーで次の人たちが逝去している。
クラレンス・サッチ・サッチェル (サックス/ギター)(1940年4月15日~1995年12月30日)
ラルフ・ピー・ウィー・ミドルブルックス(トランペット/トロンボーン)(1939年8月20日~1997年11月15日)
ロバート・ワード (ヴォーカル/ギター)(1938年10月15日~2008年12月25日)
コーネリアス・ジョンソン(ドラムス)(1937年7月12日~2009年2月1日)
リロイ・シュガーフット・ボナー (ギター/ヴォーカル)(1943年3月14日~2013年1月26日)
■映像
Ohio Players – Fire シュガーフットがギターを弾きながらライヴで歌っているヴァージョン。これは長尺でなかなかすごい。テレビ番組『ミッドナイト・スペシャル』から。
http://youtu.be/Y47G-Wa4qfs
Ohio Players - Skin Tight 1975
http://youtu.be/K_M0k9ez_uI
Ohio Players "Love Rollercoaster"
http://youtu.be/aBkVV9xxCHE
Funky Worm
http://youtu.be/NEscJWErZ0I
■シュガーフット・ソロ『シュガーフット・キス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004ODXUWY/soulsearchiho-22/ref=nosim
Skin Tight
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G03/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Honey
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G07/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Fire
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G05/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Angel + Jass-Ay-Lay=Dee の2枚を1枚のCDにしたもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0039L1JF2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ウェストバウンド時代の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0083Q2K7Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Bonner, “Sugarfoot”, Leroy, (March 13, 1943 – January 26, 2013, 69 Year-old)
◆大貫憲章さんとソウル・コーヒーでお茶するの巻
2013年1月28日 音楽◆大貫憲章さんとソウル・コーヒーでお茶するの巻
【Soul Coffee With Mr.Ohnuki】
接点。
イギリス・ロックのオーソリティー、音楽評論家、イヴェント・オルガナイザー、大貫憲章さんと自由が丘の珈琲屋さん、アンセーニュダングルでお茶をした。
大貫さんがツイッターでお茶をしているところの写真を載せたのを見て、すぐにアンセーニュとわかり、メールでやりとりをして、じゃあこんどここでお茶しましょう、と言ってから1年くらいは経ってしまったかもしれないが、やっとそれが実現した。ここに至るまではずいぶんと時間がかかったが(笑)。
このカフェについてはこれまでに2回ほど書いている。
2002/12/15 (Sun)
Enseigned’angle Where the soul coffee is
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021215.html
自由が丘のおしゃれな珈琲屋アンセーニュダングルのマスターのジェームス・ブラウンとの出会い。こんな風に影響を受けた人が世界中にいるはずです。(内容に訂正あり)
January 20, 2007
A Toast To Soul Coffee: Real Thing Is Here To Stay
【ソウル・コーヒーに乾杯】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001526.html
大貫さんもこのアンセーニュはときどき利用していたが、「実はそこのマスター、ジェームス・ブラウン好きなんですよ」というのを教えたところ、カウンターで音楽談義に花が咲いたそう。なんとここには、やはり近くにお住まいのピーター・バラカンさんも来店したことがあるらしい。なにしろ、普段クラシックばかりかかっている店内と営業後の掃除タイムのBGM(大体ソウル系、ときにストーンズなどもかかるらしい)の落差に大貫さんも度肝を抜かれたという。
ただ雑談なんだが、マスターも交えてしゃべるしゃべる。(笑) 自ら「僕は無口なんで」というマスターが、ジェームス・ブラウンのことになると、けっこうしゃべるんです。
若干の訂正があります。
マスターがジェームス・ブラウンの「アイ・ガッタ・ア・フィーリング」(「アイ・フィール・グッド」ではなかった)を聴いて、がぜんやる気を出すわけだが、それは喫茶店ではなくて、立ち食い蕎麦屋で有線で聴いたとのこと。無料のネギを山ほど蕎麦の中にいれて食べていたときのことだという。ただ聴いたその日は、誰のなんという曲かはわからず、何度もレコード屋に行って、尋ねてはわからず、いろいろ探してはわからず、やっとの思いでシングル盤を見つけ出したそうだ。
すると、大貫さんもジェームス・ブラウンの最初の衝撃はこの「アイ・ガッタ・ア・フィーリング」で奇しくも同じ曲だった。
アンセーニュの原宿店のオープンは1975年(昭和50年)、広尾店は1979年(昭和54年)、そして自由が丘店は1984年(昭和59年)だ。原宿店に初めて行った日は覚えていないが、広尾はオープン直後から行っているので、かれこれ30年以上は通ってる計算にはなる。
マスターは、パソコン一切やらず、携帯電話さえももたない。「僕はアナグロですから」「えっ? アナログですね」(笑) 「あ、そうそう、アナログ」
多岐にわたった話題。大貫さんが中学生の頃からACB(アシベ)などのライヴハウス(ジャズ喫茶)に通い、グループ・サウンズを見ていたこと、かなりグループ・サウンズ系に詳しい。大貫さんの相棒であるDJカッチンがパンクから最近突然ノーザン・ソウルに目覚めて7インチを集め始めている、ということなど。これはおもしろかったなあ。
■ノーザン・ソウルについて
「ノーザン・ソウル」とは~フローレッツ・ライヴから(パート2)
2012年11月16日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11404710578.html
2時間半以上しゃべってたと思うが、大貫さん曰く「これ、もったいないよねえ、ユーストかなんかできるよね。月一くらいでまたお茶しようよ」。そうしましょう。ユーストも出来ると思います。
僕と大貫さんは音楽的にほとんど接点がないのだが、西麻布のトミーズでお互いDJをやっていて、妙に接点がある。1980年頃のことだ。そうそう、ジミー・ウォーカーからニッカボッカーズの話になり、そこからオールディーズ番組の話になり、えらく最後に盛り上がった。この話はまた詳細、後日におとどけします。
写真:左から大貫さん、マスター・林さん、吉岡。マスターの顔が小さいのは、遠近法のため。一応念のため。マスターは僕たち二人がしゃべってる間も豆を挽き黙々と珈琲をいれている
■ ジェームス・ブラウンの「アイ・ゴット・ザ・フィーリング」で人生を変えられたマスター
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G1E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ニッカボッカーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000009QJD/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ESSAY>Ohnuki
【Soul Coffee With Mr.Ohnuki】
接点。
イギリス・ロックのオーソリティー、音楽評論家、イヴェント・オルガナイザー、大貫憲章さんと自由が丘の珈琲屋さん、アンセーニュダングルでお茶をした。
大貫さんがツイッターでお茶をしているところの写真を載せたのを見て、すぐにアンセーニュとわかり、メールでやりとりをして、じゃあこんどここでお茶しましょう、と言ってから1年くらいは経ってしまったかもしれないが、やっとそれが実現した。ここに至るまではずいぶんと時間がかかったが(笑)。
このカフェについてはこれまでに2回ほど書いている。
2002/12/15 (Sun)
Enseigned’angle Where the soul coffee is
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021215.html
自由が丘のおしゃれな珈琲屋アンセーニュダングルのマスターのジェームス・ブラウンとの出会い。こんな風に影響を受けた人が世界中にいるはずです。(内容に訂正あり)
January 20, 2007
A Toast To Soul Coffee: Real Thing Is Here To Stay
【ソウル・コーヒーに乾杯】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001526.html
大貫さんもこのアンセーニュはときどき利用していたが、「実はそこのマスター、ジェームス・ブラウン好きなんですよ」というのを教えたところ、カウンターで音楽談義に花が咲いたそう。なんとここには、やはり近くにお住まいのピーター・バラカンさんも来店したことがあるらしい。なにしろ、普段クラシックばかりかかっている店内と営業後の掃除タイムのBGM(大体ソウル系、ときにストーンズなどもかかるらしい)の落差に大貫さんも度肝を抜かれたという。
ただ雑談なんだが、マスターも交えてしゃべるしゃべる。(笑) 自ら「僕は無口なんで」というマスターが、ジェームス・ブラウンのことになると、けっこうしゃべるんです。
若干の訂正があります。
マスターがジェームス・ブラウンの「アイ・ガッタ・ア・フィーリング」(「アイ・フィール・グッド」ではなかった)を聴いて、がぜんやる気を出すわけだが、それは喫茶店ではなくて、立ち食い蕎麦屋で有線で聴いたとのこと。無料のネギを山ほど蕎麦の中にいれて食べていたときのことだという。ただ聴いたその日は、誰のなんという曲かはわからず、何度もレコード屋に行って、尋ねてはわからず、いろいろ探してはわからず、やっとの思いでシングル盤を見つけ出したそうだ。
すると、大貫さんもジェームス・ブラウンの最初の衝撃はこの「アイ・ガッタ・ア・フィーリング」で奇しくも同じ曲だった。
アンセーニュの原宿店のオープンは1975年(昭和50年)、広尾店は1979年(昭和54年)、そして自由が丘店は1984年(昭和59年)だ。原宿店に初めて行った日は覚えていないが、広尾はオープン直後から行っているので、かれこれ30年以上は通ってる計算にはなる。
マスターは、パソコン一切やらず、携帯電話さえももたない。「僕はアナグロですから」「えっ? アナログですね」(笑) 「あ、そうそう、アナログ」
多岐にわたった話題。大貫さんが中学生の頃からACB(アシベ)などのライヴハウス(ジャズ喫茶)に通い、グループ・サウンズを見ていたこと、かなりグループ・サウンズ系に詳しい。大貫さんの相棒であるDJカッチンがパンクから最近突然ノーザン・ソウルに目覚めて7インチを集め始めている、ということなど。これはおもしろかったなあ。
■ノーザン・ソウルについて
「ノーザン・ソウル」とは~フローレッツ・ライヴから(パート2)
2012年11月16日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11404710578.html
2時間半以上しゃべってたと思うが、大貫さん曰く「これ、もったいないよねえ、ユーストかなんかできるよね。月一くらいでまたお茶しようよ」。そうしましょう。ユーストも出来ると思います。
僕と大貫さんは音楽的にほとんど接点がないのだが、西麻布のトミーズでお互いDJをやっていて、妙に接点がある。1980年頃のことだ。そうそう、ジミー・ウォーカーからニッカボッカーズの話になり、そこからオールディーズ番組の話になり、えらく最後に盛り上がった。この話はまた詳細、後日におとどけします。
写真:左から大貫さん、マスター・林さん、吉岡。マスターの顔が小さいのは、遠近法のため。一応念のため。マスターは僕たち二人がしゃべってる間も豆を挽き黙々と珈琲をいれている
■ ジェームス・ブラウンの「アイ・ゴット・ザ・フィーリング」で人生を変えられたマスター
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G1E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ニッカボッカーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000009QJD/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ESSAY>Ohnuki