●シルヴィア・ロビンソン死去~シュガーヒル・ギャング生みの親
2011年10月1日 音楽●シルヴィア・ロビンソン死去~シュガーヒル・ギャング生みの親
【Sylvia Robinson Dies】
訃報。
ニュージャージーを拠点に長く音楽活動を行ってきたシルヴィア・ロビンソンが2011年9月29日午前6時28分ニュージャージー州セコーカスの病院で鬱血(性)心不全のため死去。76歳だった。当初、75歳という報道もある。3人の子供と孫、ひ孫多数によって送られる。シルヴィアは自身もシンガーとして「ピロー・トーク」などのヒットもあるが、最近では「ヒップホップの母」などとも呼ばれる。世界で最初のラップレコードの一枚「ラッパーズ・デライト」を1979年にリリースし、その後のラップ、ヒップホップの隆盛の歴史の第一歩を作り出した。スタング・オールプラチナム・レコードの設立、シュガーヒル・レーベルの設立、チェス・レコードの買収など、音楽起業家としても成功を収めた。
シルヴィアは、シルヴィア・ヴァンダープールとして1935年(1936年?)3月6日ニューヨークに生まれた。シルヴィアは、1950年代からソウル・デュオ、ミッキー&シルヴィアとして「ラヴ・イズ・ストレンジ」が1957年に大ヒット。1964年、ジョー・ロビンソンと結婚。シルヴィア・ロビンソンとなった。1968年にニュージャージーでスタング/オールプラチナム・レコードを設立。モーメンツ、ホワットノウツ、リムショッツ、ダニー・エルバートなど多くのソウル・ヒットを放った。モーメンツは「ラヴ・オン・ア・トゥー・ウェイ・ストリート」などのヒットを放ち、その後79年にレイ・グッドマン&ブラウンと名前を変え、活躍。また自らもシルヴィア・ロビンソンとして1973年セクシーな「ピロー・トーク」の大ヒットを生み出している。
1979年、地元のクラブで黒人の若者がやっていたいわゆるラップをレコード化することを思いつき、地元で見つけた3人組みをシュガーヒル・ギャングとして15分近くの「ラッパーズ・デライト」をレコーディング。トラックはシックの大ヒット曲「グッドタイムス」のベースラインを拝借し、12インチでリリースしたところ、これが大ヒット。このとき作ったレーベルがシュガーヒル・レーベルで、ラップ/ヒップホップ専門レーベルとして最初のものとなり、以後多数のラップレコードを輩出した。この「ラッパーズ・デライト」は、これをラップしている3人にシルヴィアがある金曜日に出会い、週明けの月曜にワンテークで録音したものだという。
その後、シュガーヒルからはファンキー・フォー・プラス・ワン、トリーチャーラス・スリー、特にグランドマスター・フラッシュ&フューリアス・ファイヴの「ザ・メッセージ」などは大ヒットし、ヒップホップ史上でも重要な作品となった。
これらの資金を背景にシュガーヒルはチェス・レコードのカタログなどを買収、リリースしたりした。
■シルヴィア・ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000AFAX/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ベスト・オブ・シュガーヒル・ギャング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000566SY/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Robinson, Sylvia (March 6th, 1935 or 1936 – September 29, 2011, 75 or 76 year old)
【Sylvia Robinson Dies】
訃報。
ニュージャージーを拠点に長く音楽活動を行ってきたシルヴィア・ロビンソンが2011年9月29日午前6時28分ニュージャージー州セコーカスの病院で鬱血(性)心不全のため死去。76歳だった。当初、75歳という報道もある。3人の子供と孫、ひ孫多数によって送られる。シルヴィアは自身もシンガーとして「ピロー・トーク」などのヒットもあるが、最近では「ヒップホップの母」などとも呼ばれる。世界で最初のラップレコードの一枚「ラッパーズ・デライト」を1979年にリリースし、その後のラップ、ヒップホップの隆盛の歴史の第一歩を作り出した。スタング・オールプラチナム・レコードの設立、シュガーヒル・レーベルの設立、チェス・レコードの買収など、音楽起業家としても成功を収めた。
シルヴィアは、シルヴィア・ヴァンダープールとして1935年(1936年?)3月6日ニューヨークに生まれた。シルヴィアは、1950年代からソウル・デュオ、ミッキー&シルヴィアとして「ラヴ・イズ・ストレンジ」が1957年に大ヒット。1964年、ジョー・ロビンソンと結婚。シルヴィア・ロビンソンとなった。1968年にニュージャージーでスタング/オールプラチナム・レコードを設立。モーメンツ、ホワットノウツ、リムショッツ、ダニー・エルバートなど多くのソウル・ヒットを放った。モーメンツは「ラヴ・オン・ア・トゥー・ウェイ・ストリート」などのヒットを放ち、その後79年にレイ・グッドマン&ブラウンと名前を変え、活躍。また自らもシルヴィア・ロビンソンとして1973年セクシーな「ピロー・トーク」の大ヒットを生み出している。
1979年、地元のクラブで黒人の若者がやっていたいわゆるラップをレコード化することを思いつき、地元で見つけた3人組みをシュガーヒル・ギャングとして15分近くの「ラッパーズ・デライト」をレコーディング。トラックはシックの大ヒット曲「グッドタイムス」のベースラインを拝借し、12インチでリリースしたところ、これが大ヒット。このとき作ったレーベルがシュガーヒル・レーベルで、ラップ/ヒップホップ専門レーベルとして最初のものとなり、以後多数のラップレコードを輩出した。この「ラッパーズ・デライト」は、これをラップしている3人にシルヴィアがある金曜日に出会い、週明けの月曜にワンテークで録音したものだという。
その後、シュガーヒルからはファンキー・フォー・プラス・ワン、トリーチャーラス・スリー、特にグランドマスター・フラッシュ&フューリアス・ファイヴの「ザ・メッセージ」などは大ヒットし、ヒップホップ史上でも重要な作品となった。
これらの資金を背景にシュガーヒルはチェス・レコードのカタログなどを買収、リリースしたりした。
■シルヴィア・ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000AFAX/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ベスト・オブ・シュガーヒル・ギャング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000566SY/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Robinson, Sylvia (March 6th, 1935 or 1936 – September 29, 2011, 75 or 76 year old)
◎ ナタリー・コール~父の年齢を追い抜いて
2011年9月30日 音楽◎ナタリー・コール~父の年齢を追い抜いて
【Natalie Cole : Passing Over Her Father’s Age】
奇跡。
「こんばんは、みなさん」という流暢な日本語を話すのは奥さんが日本人というキーボードのアレックス。まずインストゥルメンタルで暖めてから。大体、このインスト曲は、バンドメンバーの誰かの曲が交互にプレイされる。ジョッシュの曲だったり、アレックスの曲だったり、この日はベースのエドウィンの書いた曲だった。知らない曲だったので、本人に聞くとタイトルは、「ワン・ナイト・イン・六本木」。どうやら前回(2010年5月)来日したときに思いついて書いたという。
そして、2曲目はバックコーラス、リン・フィンドモントの歌うデニース・ウィリアムスのヒット「フリー」。これは、ナイス・サプライズ。リンは前回のパティー・オースティン、ベイビーフェイス、スティーヴィーなどでも来日しており、個人的にもかなり昔から知っているシンガーなので、これは嬉しかった。
いよいよ、今夜のクイーン登場。ナタリー、2010年5月以来1年4ヶ月ぶりの来日だ。彼女のライヴは、雰囲気が大人のディナー・ショーという感じ。観客の年齢層も高い。彼女の場合も大体のセットリストは決まっていても、その場で本人の気分で変えることがある。今回も、そんな感じでノリで曲が決まっていた。
ナタリーのマイ・マイクは綺麗にデコレーションされたデコ・マイク。そして彼女が歌う楽曲の多様性には驚かされる。ジャズスタンダードから、ロック、サザン・ロック、ソウル、フォーク調の曲まで。何でも歌える。しかも自分のスタイルで。
セットリストは毎日変わるようだが、この日の下記11「スマイル」~「アンフォーゲッタブル」~「ラヴ」の流れは最高だ。「スマイル」の途中で、バックのスクリーンが降りてきて、勘のいいファンは次の曲がわかる。今は亡き父ナット・キング・コールとのゴースト・デュエットだ。「ラヴ」は前日はマーチンで聴き、この日はナタリーで聴いた。二日連続だった。
ナタリーの「アンフォーゲッタブル」は、ひときわ熱い拍手をもらう。父のナット・キング・コールがこれを録音した1951年、ナットは32歳だった。娘ナタリーが1991年にレコーディングしたとき、すでに41歳。その時点で、娘は父親の年齢を抜いていた。この日、ナットの映像は相変わらず32歳くらいで、娘は61歳を迎えていた。これも、音楽の奇跡だ。
■過去関連記事
ナタリー・コール(パート1)奇跡の完全復活~
2010年5月20日付けブログ↓
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100520.html
2010年05月24日(月)
ナタリー・コール(パート2):レパートリーは800曲以上
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100524.html
2008年06月28日(土)
ナタリー・コール満身創痍のステージ(part 1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10110678041.html
(前回来日時ライヴ評)
2008年07月19日(土)
ナタリー・コール(part 2) C型肝炎を明かす
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10117732847.html#main
2003/06/17 (Tue)
Bittersweet Voice That Turned Blue Note A Desert
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030617.html
2003年来日時のライヴ評。
【2002年5月28日火曜・ブルーノート東京】
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/natalie20020528.html
2002年来日時ライヴ評。
『ソウル・サーチン』(吉岡正晴・著)第7話 ナタリー・コール NATALIE COLE ~二度のグラミーのはざまで~
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/7.html
ナタリー・コール紆余曲折のソウル・サーチン・ストーリー。
■『アンフォーゲッタブル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HECA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
スティル・アンフォーゲッタブル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DDNAOQ/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
ナタリー・コール(ヴォーカル)Natalie Cole(vo)
ゲイル・ディードリック(ミュージカルディレクター、キーボード)Gail Deadrick(MD,key)
ジョシュ・ネルソン(ピアノ)Josh Nelson(p)
アレックス・アレッサンドローニ(キーボード)Alex Alessandroni(key)
ブレイディー・コーハン(ギター)Brady Cohan(g)
エドウィン・リヴィングストン(ベース) Edwin Livingston(b)
ロバート・ミラー(ドラムス)Robert Miller(ds)
ロバート・ヤンシー(パーカッション)Robert Yancy (per)
シャノン・ピアソン(バック・ヴォーカル) Shannon Pearson(back vo)
リン・フィドモント(バック・ヴォーカル)Lynne Fiddmont(back vo)
■セットリスト
Setlist : Natalie Cole @ Blue Note, September 28, 2011 (Wednesday)
show started 21:35
01.One Night In Roppongi (instrumental) (Edwin Livingston -bass- song)
02.Free (Lynne Fiddmont) [Deniece Williams]
03.Fever [Little Willie John, Peggy Lee]
04.Summer Sun [Koop]
05.I’m Beginning To See The Light [Duke Ellington]
06.Mr. Paganini [Ella Fitzgerald]
07.Nice ‘N’ Easy [Frank Sinatra]
08.What A Difference A Day Makes [Dinah Washington]
09.Besame Mucho [Lucho Gatica]
10.Lollipops & Roses [Jack Jones]
11.Smile [Charlie Chaplin]
12.Unforgettable (with Nat King Cole on the screen)
13.Love [Nat King Cole]
14.Lady’s Mercy [Judy Collins, Leonard Cohen]
15.Old Man [Neil Young]
Enc. The Weight [Allman Brothers Band, Aretha Franklin]
Show ended 22:57
(2011年9月28日水曜、東京ブルーノート=ナタリー・コール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Cole, Natalie
2011-
【Natalie Cole : Passing Over Her Father’s Age】
奇跡。
「こんばんは、みなさん」という流暢な日本語を話すのは奥さんが日本人というキーボードのアレックス。まずインストゥルメンタルで暖めてから。大体、このインスト曲は、バンドメンバーの誰かの曲が交互にプレイされる。ジョッシュの曲だったり、アレックスの曲だったり、この日はベースのエドウィンの書いた曲だった。知らない曲だったので、本人に聞くとタイトルは、「ワン・ナイト・イン・六本木」。どうやら前回(2010年5月)来日したときに思いついて書いたという。
そして、2曲目はバックコーラス、リン・フィンドモントの歌うデニース・ウィリアムスのヒット「フリー」。これは、ナイス・サプライズ。リンは前回のパティー・オースティン、ベイビーフェイス、スティーヴィーなどでも来日しており、個人的にもかなり昔から知っているシンガーなので、これは嬉しかった。
いよいよ、今夜のクイーン登場。ナタリー、2010年5月以来1年4ヶ月ぶりの来日だ。彼女のライヴは、雰囲気が大人のディナー・ショーという感じ。観客の年齢層も高い。彼女の場合も大体のセットリストは決まっていても、その場で本人の気分で変えることがある。今回も、そんな感じでノリで曲が決まっていた。
ナタリーのマイ・マイクは綺麗にデコレーションされたデコ・マイク。そして彼女が歌う楽曲の多様性には驚かされる。ジャズスタンダードから、ロック、サザン・ロック、ソウル、フォーク調の曲まで。何でも歌える。しかも自分のスタイルで。
セットリストは毎日変わるようだが、この日の下記11「スマイル」~「アンフォーゲッタブル」~「ラヴ」の流れは最高だ。「スマイル」の途中で、バックのスクリーンが降りてきて、勘のいいファンは次の曲がわかる。今は亡き父ナット・キング・コールとのゴースト・デュエットだ。「ラヴ」は前日はマーチンで聴き、この日はナタリーで聴いた。二日連続だった。
ナタリーの「アンフォーゲッタブル」は、ひときわ熱い拍手をもらう。父のナット・キング・コールがこれを録音した1951年、ナットは32歳だった。娘ナタリーが1991年にレコーディングしたとき、すでに41歳。その時点で、娘は父親の年齢を抜いていた。この日、ナットの映像は相変わらず32歳くらいで、娘は61歳を迎えていた。これも、音楽の奇跡だ。
■過去関連記事
ナタリー・コール(パート1)奇跡の完全復活~
2010年5月20日付けブログ↓
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100520.html
2010年05月24日(月)
ナタリー・コール(パート2):レパートリーは800曲以上
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100524.html
2008年06月28日(土)
ナタリー・コール満身創痍のステージ(part 1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10110678041.html
(前回来日時ライヴ評)
2008年07月19日(土)
ナタリー・コール(part 2) C型肝炎を明かす
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10117732847.html#main
2003/06/17 (Tue)
Bittersweet Voice That Turned Blue Note A Desert
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030617.html
2003年来日時のライヴ評。
【2002年5月28日火曜・ブルーノート東京】
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/natalie20020528.html
2002年来日時ライヴ評。
『ソウル・サーチン』(吉岡正晴・著)第7話 ナタリー・コール NATALIE COLE ~二度のグラミーのはざまで~
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/7.html
ナタリー・コール紆余曲折のソウル・サーチン・ストーリー。
■『アンフォーゲッタブル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HECA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
スティル・アンフォーゲッタブル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DDNAOQ/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
ナタリー・コール(ヴォーカル)Natalie Cole(vo)
ゲイル・ディードリック(ミュージカルディレクター、キーボード)Gail Deadrick(MD,key)
ジョシュ・ネルソン(ピアノ)Josh Nelson(p)
アレックス・アレッサンドローニ(キーボード)Alex Alessandroni(key)
ブレイディー・コーハン(ギター)Brady Cohan(g)
エドウィン・リヴィングストン(ベース) Edwin Livingston(b)
ロバート・ミラー(ドラムス)Robert Miller(ds)
ロバート・ヤンシー(パーカッション)Robert Yancy (per)
シャノン・ピアソン(バック・ヴォーカル) Shannon Pearson(back vo)
リン・フィドモント(バック・ヴォーカル)Lynne Fiddmont(back vo)
■セットリスト
Setlist : Natalie Cole @ Blue Note, September 28, 2011 (Wednesday)
show started 21:35
01.One Night In Roppongi (instrumental) (Edwin Livingston -bass- song)
02.Free (Lynne Fiddmont) [Deniece Williams]
03.Fever [Little Willie John, Peggy Lee]
04.Summer Sun [Koop]
05.I’m Beginning To See The Light [Duke Ellington]
06.Mr. Paganini [Ella Fitzgerald]
07.Nice ‘N’ Easy [Frank Sinatra]
08.What A Difference A Day Makes [Dinah Washington]
09.Besame Mucho [Lucho Gatica]
10.Lollipops & Roses [Jack Jones]
11.Smile [Charlie Chaplin]
12.Unforgettable (with Nat King Cole on the screen)
13.Love [Nat King Cole]
14.Lady’s Mercy [Judy Collins, Leonard Cohen]
15.Old Man [Neil Young]
Enc. The Weight [Allman Brothers Band, Aretha Franklin]
Show ended 22:57
(2011年9月28日水曜、東京ブルーノート=ナタリー・コール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Cole, Natalie
2011-
◎マーチン、フル・オーケストラをバックに華麗に歌う
2011年9月29日 音楽◎マーチン、フル・オーケストラをバックに華麗に歌う
【Suzuki Masayuki Sings With Full Orchestara】
豪華絢爛。
指折り数えるとなんと24人ものストリングス・フル・オーケストラが舞台狭しと座っている。これに、もちろん基本バンド、パーカッション(ドラムス)、キーボード、ギター、ベース、サックスの5人。前回ビッグバンドでやったので、今回はCDでもアレンジを担当した服部隆之指揮によるフル・オーケストラ。毎回、さまざまなアイデアを繰り出してくるアイデアマン、鈴木雅之ならではだ。さすがにこの大オーケストラをバックに歌うマーチンは本当に気持ちよさそうだ。温かみのある生の音、リアルなサウンド、それはそれはリッチなひとときだった。
日本語で歌われた数多くの名曲をカヴァーした最新作『ディスカヴァー・ジャパン(DISCOVER JAPAN)』をリリースした鈴木雅之が、そのアルバムで披露したように豪華絢爛リッチなフル・オーケストラをバックに歌うコンサートを行った。このアルバムは、実はマーチンが大好きなアイズレイ・ブラザースのリード・ヴォーカリスト、ロナルド・アイズレーがバート・バカラックと作った傑作『アイズレー・ミーツ・バカラック』を念頭に置いて作った、という。パンフレットの写真の一枚にちゃんとそのジャケットがさりげなく置かれている。このあたりの隠し味がマーチンらしい。
アンコールで、今回のその『ディスカヴァー・ジャパン』で歌われたナット・キング・コールの「ラヴ」。イントロのストリングスが流れてきた瞬間、ぞくっとした。マーチンはこれを「マーヴィン(・ゲイ)越し」(ナットの歌をマーヴィンがカヴァーしたものを聞いて)に親しんできたという。
マーチンはあいさつで、「リアルな生音でやれると温かいサウンドになって、普段とは違う。今回のライヴは、まさに手作り感覚。もともと3月の震災をきっかけに、カヴァー・アルバムを作ることになり、そこでは誰もが知っている曲を25年目のヴォーカリスト鈴木雅之として再発見したい、ということでした」と話した。
前半フル・オーケストラで。中盤バンドと4ストリングスで、アンコールで再びフル・オーケストラ。途中「夢」2曲で、サプライズゲストでスクープのタケ、松下優也が登場。MCでも言っていたが、「オールド・スクール、ミドル・スクール、ニュー・スクールの3ショット」は、なかなか絵になっていた。
毎回感じることだが、マーチンの「セルフ・プロデュース」のうまさが各企画ごとに出ている。今度はどのように自分を見せるか、どのように新しいサプライズの鈴木雅之をファンに提示できるか。そのあたりの出し方が実にうまい。
ちなみにツアーは、4弦(ストリングス)を帯同して行う。
あ、マーチンに聞くの忘れた。「ところで、なんで葛飾なの?」。今度会ったら聞こうっと。
■「LOVE」ナットキング・コールの日本語訳
April 11, 2005
Nat King Cole Sings "Love" In Japanese In A Beautiful Way
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_11.html
■鈴木雅之 DISCOVER JAPAN(初回生産限定盤)(DVD付)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005E35LPM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
上記アルバムについてのマーチンの解説。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/masayukisuzuki/0916suzuki/
■アイズレー・ミーツ・バカラック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00013YRQY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
小松秀行(ベース)
知念輝行(ギター)
コーイチロー(KO-ICHIRO)(キーボード)
スパム春日井(パーカッション)
竹野昌邦(サックス)
吉田翔平(ヴァイオリン)
村井俊朗(ヴァイオリン)
館泉礼一(ヴィオラ)
ロビン・デュプイ(チェロ)
東京:ラッシュ・ストリングス(加藤高志)
音楽監督・指揮:服部隆之
20名
加藤高志、押鐘貴之、伊能修、松本亜土、渡辺一雄、西本幸弘、武田幸治、加藤亜希子、杉野裕、納富彩歌、入江茜、阿部憲、秋山俊行、渡部安見子、桑田穣、丸山泰雄、岩永知樹、木村隆哉、齋藤順、赤池光治
■セットリスト
Setlist : Suzuki Masayuki @Katsushika Symphony Hills Hall
show started
01.幻想曲 第25楽章~A Quarter Century Of Discovery
02.熱き心に
03.愛燦燦
04.私の願い
05.別れの街
06.さよならいとしのBaby Blues
07.路~交差点
08.ラヴ・イズ・オーヴァー
09.そっとおやすみ
10.ヘイヘイブギ
11.So Long
12.夢の中で会えるでしょう
13.夢で逢えたら
14.ガラス越しに消えた夏
15.I’m Here
アンコール
16.LOVE
17.恋人
18.愛し君へ
show ended 21:29
(2011年9月27日火曜、かつしかシンフォニーヒルズ・大ホール、鈴木雅之ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Suzuki, Masayuki
2011-
【Suzuki Masayuki Sings With Full Orchestara】
豪華絢爛。
指折り数えるとなんと24人ものストリングス・フル・オーケストラが舞台狭しと座っている。これに、もちろん基本バンド、パーカッション(ドラムス)、キーボード、ギター、ベース、サックスの5人。前回ビッグバンドでやったので、今回はCDでもアレンジを担当した服部隆之指揮によるフル・オーケストラ。毎回、さまざまなアイデアを繰り出してくるアイデアマン、鈴木雅之ならではだ。さすがにこの大オーケストラをバックに歌うマーチンは本当に気持ちよさそうだ。温かみのある生の音、リアルなサウンド、それはそれはリッチなひとときだった。
日本語で歌われた数多くの名曲をカヴァーした最新作『ディスカヴァー・ジャパン(DISCOVER JAPAN)』をリリースした鈴木雅之が、そのアルバムで披露したように豪華絢爛リッチなフル・オーケストラをバックに歌うコンサートを行った。このアルバムは、実はマーチンが大好きなアイズレイ・ブラザースのリード・ヴォーカリスト、ロナルド・アイズレーがバート・バカラックと作った傑作『アイズレー・ミーツ・バカラック』を念頭に置いて作った、という。パンフレットの写真の一枚にちゃんとそのジャケットがさりげなく置かれている。このあたりの隠し味がマーチンらしい。
アンコールで、今回のその『ディスカヴァー・ジャパン』で歌われたナット・キング・コールの「ラヴ」。イントロのストリングスが流れてきた瞬間、ぞくっとした。マーチンはこれを「マーヴィン(・ゲイ)越し」(ナットの歌をマーヴィンがカヴァーしたものを聞いて)に親しんできたという。
マーチンはあいさつで、「リアルな生音でやれると温かいサウンドになって、普段とは違う。今回のライヴは、まさに手作り感覚。もともと3月の震災をきっかけに、カヴァー・アルバムを作ることになり、そこでは誰もが知っている曲を25年目のヴォーカリスト鈴木雅之として再発見したい、ということでした」と話した。
前半フル・オーケストラで。中盤バンドと4ストリングスで、アンコールで再びフル・オーケストラ。途中「夢」2曲で、サプライズゲストでスクープのタケ、松下優也が登場。MCでも言っていたが、「オールド・スクール、ミドル・スクール、ニュー・スクールの3ショット」は、なかなか絵になっていた。
毎回感じることだが、マーチンの「セルフ・プロデュース」のうまさが各企画ごとに出ている。今度はどのように自分を見せるか、どのように新しいサプライズの鈴木雅之をファンに提示できるか。そのあたりの出し方が実にうまい。
ちなみにツアーは、4弦(ストリングス)を帯同して行う。
あ、マーチンに聞くの忘れた。「ところで、なんで葛飾なの?」。今度会ったら聞こうっと。
■「LOVE」ナットキング・コールの日本語訳
April 11, 2005
Nat King Cole Sings "Love" In Japanese In A Beautiful Way
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_11.html
■鈴木雅之 DISCOVER JAPAN(初回生産限定盤)(DVD付)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005E35LPM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
上記アルバムについてのマーチンの解説。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/masayukisuzuki/0916suzuki/
■アイズレー・ミーツ・バカラック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00013YRQY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
小松秀行(ベース)
知念輝行(ギター)
コーイチロー(KO-ICHIRO)(キーボード)
スパム春日井(パーカッション)
竹野昌邦(サックス)
吉田翔平(ヴァイオリン)
村井俊朗(ヴァイオリン)
館泉礼一(ヴィオラ)
ロビン・デュプイ(チェロ)
東京:ラッシュ・ストリングス(加藤高志)
音楽監督・指揮:服部隆之
20名
加藤高志、押鐘貴之、伊能修、松本亜土、渡辺一雄、西本幸弘、武田幸治、加藤亜希子、杉野裕、納富彩歌、入江茜、阿部憲、秋山俊行、渡部安見子、桑田穣、丸山泰雄、岩永知樹、木村隆哉、齋藤順、赤池光治
■セットリスト
Setlist : Suzuki Masayuki @Katsushika Symphony Hills Hall
show started
01.幻想曲 第25楽章~A Quarter Century Of Discovery
02.熱き心に
03.愛燦燦
04.私の願い
05.別れの街
06.さよならいとしのBaby Blues
07.路~交差点
08.ラヴ・イズ・オーヴァー
09.そっとおやすみ
10.ヘイヘイブギ
11.So Long
12.夢の中で会えるでしょう
13.夢で逢えたら
14.ガラス越しに消えた夏
15.I’m Here
アンコール
16.LOVE
17.恋人
18.愛し君へ
show ended 21:29
(2011年9月27日火曜、かつしかシンフォニーヒルズ・大ホール、鈴木雅之ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Suzuki, Masayuki
2011-
★スライ・ストーン、ヴァンで生活中~仕事をくれと語る
2011年9月28日 音楽★スライ・ストーン、ヴァンで生活中~仕事をくれと語る
【Funk Legend Sly Stone Lives In Van】
レジェンド。
ファンク・レジェンドとして絶大なる人気を誇るスライ・ストーンがこのところロスアンジェルスのクレンショー・エリアで車の中で生活していると、ニューヨーク・ポスト紙が2011年9月25日付けで報じた。
Funk legend Sly Stone homeless and living in a van in LA
By WILLEM ALKEMA and REED TUCKER
Last Updated: 12:10 PM, September 26, 2011
Posted: 2:05 AM, September 25, 2011
http://www.nypost.com/p/news/national/the_rise_and_fall_of_sly_stone_qijyKoYzmAqer1PA0YogSJ/0
この記事によると、一時期はロスアンジェルスの高級住宅地ベル・エアにある4ベッドルームの豪邸に住んでいたが、現在は確たる収入もなく、白いヴァンで生活しているという。これを止めている地区はロスのブラックが多く住むクレンショー地区。近くの友人夫妻がシャワーを貸したり、食事を出したりして面倒を見ている。この地区は映画『ボーイズ・ン・ザ・フッド』の舞台となったところだ。
彼の経済状況が悪くなったのは、自身が持つ音楽出版権やレコードの原盤権などを売却してしまい、その印税などが入ってこなくなってしまったため。単発で来るライヴ仕事の現金ギャラだけになっている。スライは元マネージャーで資金を管理していたジェリー・ゴールドスティーンに対して過去20年分の印税など5000万ドルを支払うよう訴えている。ちなみに、スライ本人は1984年に、スライの音楽著作権をマイケル・ジャクソンに当時の金額で100万ドルで売却している。
現在、スライはその白いヴァンの中で、ラップトップのコンピューターを使って音楽制作をしているそうだ。
彼の墜落の大きな理由はドラッグであることは間違いなく、この記事の中で1970年代に息子のためにクリスマスプレゼントを買おうと2500ドル用意していたが、店に行くまでにその金すべてをドラッグにつぎ込んでしまい、家に帰って息子に謝った、というエピソードを披露している。
また一時期、車にも凝っていて、ジャガー、ハマーなどを自分の好きな色に変えたり、カスタマイズして楽しみ、お金を車に湯水の如くつぎ込んでいた。
そして、スライはこの記者に、「みんなに言ってくれ。俺に仕事をくれ、俺に音楽をプレイさせてくれ、こんなクソみたいな生活には飽き飽きなんだ」と言っている。「レディー・ガガあたりに、俺を呼んでくれと伝えてくれ」とも。
今年、スライは自身で自身の作品を新しい若手アーティストとコラボレーションしたアルバム『アイム・バック』を出した。日本ではユニバーサルからリリース。しかし、メジャーなレコード会社を信用できない彼は、その後も制作を続けているが、今後のリリース先は決まっていない。
+++++
ちなみにこのスライの状況について、ブッツィー・コリンズの友人、ランディー・オースティンという人物が、「ブッツィー、スライは大丈夫だ。僕の両親が彼の面倒をみている」とブッツィーのフェースブックに書き込んでいる。
スライ・ストーンは2006年2月に行われたグラミー賞授賞式の席にほんの2分ほど登場。ここでカンバックをアピールし、その後2007年にバンドを結成し、ヨーロッパ・ツアーを敢行。その流れで2008年9月に東京ジャズとブルーノート出演のため初来日した。その後、2010年1月、ルーファスのゲストとして単独で再度来日している。(来日時ライヴ評などは下記過去記事参照)
■スライ・ストーン最新作『アイム・バック』日本盤
アイム・バック!posted with amazlet at 11.09.27スライ・ストーン アン・ウィルソン ジョニー・ウィンター ブーツィー・コリンズ ユニバーサル インターナショナル (2011-08-31)売り上げランキング: 32603Amazon.co.jp で詳細を見る
スライ・ストーン『アイム・バック』輸入盤
I’m Back! Family & Friendsposted with amazlet at 11.09.27Sly Stone Cleopatra (2011-08-16)売り上げランキング: 4487Amazon.co.jp で詳細を見る
■スライ・ストーン関連 過去記事
2011年04月05日(火)
スライ・ストーンがツイッター開始
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10851629101.html
2010年01月17日(日)
ルーファス&スライ・ストーン、ライヴ@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10436078971.html
2009年09月10日(木)
スライ・ストーン今年も来日していた 衝撃情報
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10338859350.html
2008年09月03日(水)
スライ&ファミリー・ストーン@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10134870915.html
September 01, 2008
Sly Stone @ Tokyo Jazz (Part 1) : 36 Minutes Long On The Stage
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10133999546.html
8月31日の国際フォーラム・ライヴ評。
August 29, 2008
Brenda Will Sing For Sam Moore,: Are You Ready For Sly?
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10132829691.html
スライは8月31日、何分ステージにいるかのアンケート。
June 19, 2008
Sly & The Family Stone’s Live Review 2007
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10107754472.html
2007年スライ&ファミリー・ストーン・ヨーロッパでのライヴ評。
June 18, 2008
What If Sly Stone Would Show Up The Stage
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10107430498.html#main
June 17, 2008
Sly & TheFamily Stone Will Coming To Japan August
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10107102979.html#main
スライ&ザ・ファミリー・ストーン初来日決定
July 04, 2007
Sly & Family Stone Reunion: Hit The European Tour
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10038715448.html
2007年ヨーロッパツアー開始
May 07, 2007
Why "Family Stone"? : Are There Black Hippies?
http://blog.soulsearchin.com/archives/001759.html
May 05, 2007
Back In 1968: When LP Records Were New
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032883816.html
May 04, 2007
Sly & Family Stone’s Paper Sleeve Jackets CD Released
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032636181.html#main
スライ&ファミリー・ストーン紙ジャケット発売
ENT>ARTIST>Stone, Sly
【Funk Legend Sly Stone Lives In Van】
レジェンド。
ファンク・レジェンドとして絶大なる人気を誇るスライ・ストーンがこのところロスアンジェルスのクレンショー・エリアで車の中で生活していると、ニューヨーク・ポスト紙が2011年9月25日付けで報じた。
Funk legend Sly Stone homeless and living in a van in LA
By WILLEM ALKEMA and REED TUCKER
Last Updated: 12:10 PM, September 26, 2011
Posted: 2:05 AM, September 25, 2011
http://www.nypost.com/p/news/national/the_rise_and_fall_of_sly_stone_qijyKoYzmAqer1PA0YogSJ/0
この記事によると、一時期はロスアンジェルスの高級住宅地ベル・エアにある4ベッドルームの豪邸に住んでいたが、現在は確たる収入もなく、白いヴァンで生活しているという。これを止めている地区はロスのブラックが多く住むクレンショー地区。近くの友人夫妻がシャワーを貸したり、食事を出したりして面倒を見ている。この地区は映画『ボーイズ・ン・ザ・フッド』の舞台となったところだ。
彼の経済状況が悪くなったのは、自身が持つ音楽出版権やレコードの原盤権などを売却してしまい、その印税などが入ってこなくなってしまったため。単発で来るライヴ仕事の現金ギャラだけになっている。スライは元マネージャーで資金を管理していたジェリー・ゴールドスティーンに対して過去20年分の印税など5000万ドルを支払うよう訴えている。ちなみに、スライ本人は1984年に、スライの音楽著作権をマイケル・ジャクソンに当時の金額で100万ドルで売却している。
現在、スライはその白いヴァンの中で、ラップトップのコンピューターを使って音楽制作をしているそうだ。
彼の墜落の大きな理由はドラッグであることは間違いなく、この記事の中で1970年代に息子のためにクリスマスプレゼントを買おうと2500ドル用意していたが、店に行くまでにその金すべてをドラッグにつぎ込んでしまい、家に帰って息子に謝った、というエピソードを披露している。
また一時期、車にも凝っていて、ジャガー、ハマーなどを自分の好きな色に変えたり、カスタマイズして楽しみ、お金を車に湯水の如くつぎ込んでいた。
そして、スライはこの記者に、「みんなに言ってくれ。俺に仕事をくれ、俺に音楽をプレイさせてくれ、こんなクソみたいな生活には飽き飽きなんだ」と言っている。「レディー・ガガあたりに、俺を呼んでくれと伝えてくれ」とも。
今年、スライは自身で自身の作品を新しい若手アーティストとコラボレーションしたアルバム『アイム・バック』を出した。日本ではユニバーサルからリリース。しかし、メジャーなレコード会社を信用できない彼は、その後も制作を続けているが、今後のリリース先は決まっていない。
+++++
ちなみにこのスライの状況について、ブッツィー・コリンズの友人、ランディー・オースティンという人物が、「ブッツィー、スライは大丈夫だ。僕の両親が彼の面倒をみている」とブッツィーのフェースブックに書き込んでいる。
スライ・ストーンは2006年2月に行われたグラミー賞授賞式の席にほんの2分ほど登場。ここでカンバックをアピールし、その後2007年にバンドを結成し、ヨーロッパ・ツアーを敢行。その流れで2008年9月に東京ジャズとブルーノート出演のため初来日した。その後、2010年1月、ルーファスのゲストとして単独で再度来日している。(来日時ライヴ評などは下記過去記事参照)
■スライ・ストーン最新作『アイム・バック』日本盤
アイム・バック!posted with amazlet at 11.09.27スライ・ストーン アン・ウィルソン ジョニー・ウィンター ブーツィー・コリンズ ユニバーサル インターナショナル (2011-08-31)売り上げランキング: 32603Amazon.co.jp で詳細を見る
スライ・ストーン『アイム・バック』輸入盤
I’m Back! Family & Friendsposted with amazlet at 11.09.27Sly Stone Cleopatra (2011-08-16)売り上げランキング: 4487Amazon.co.jp で詳細を見る
■スライ・ストーン関連 過去記事
2011年04月05日(火)
スライ・ストーンがツイッター開始
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10851629101.html
2010年01月17日(日)
ルーファス&スライ・ストーン、ライヴ@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10436078971.html
2009年09月10日(木)
スライ・ストーン今年も来日していた 衝撃情報
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10338859350.html
2008年09月03日(水)
スライ&ファミリー・ストーン@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10134870915.html
September 01, 2008
Sly Stone @ Tokyo Jazz (Part 1) : 36 Minutes Long On The Stage
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10133999546.html
8月31日の国際フォーラム・ライヴ評。
August 29, 2008
Brenda Will Sing For Sam Moore,: Are You Ready For Sly?
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10132829691.html
スライは8月31日、何分ステージにいるかのアンケート。
June 19, 2008
Sly & The Family Stone’s Live Review 2007
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10107754472.html
2007年スライ&ファミリー・ストーン・ヨーロッパでのライヴ評。
June 18, 2008
What If Sly Stone Would Show Up The Stage
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10107430498.html#main
June 17, 2008
Sly & TheFamily Stone Will Coming To Japan August
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10107102979.html#main
スライ&ザ・ファミリー・ストーン初来日決定
July 04, 2007
Sly & Family Stone Reunion: Hit The European Tour
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10038715448.html
2007年ヨーロッパツアー開始
May 07, 2007
Why "Family Stone"? : Are There Black Hippies?
http://blog.soulsearchin.com/archives/001759.html
May 05, 2007
Back In 1968: When LP Records Were New
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032883816.html
May 04, 2007
Sly & Family Stone’s Paper Sleeve Jackets CD Released
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032636181.html#main
スライ&ファミリー・ストーン紙ジャケット発売
ENT>ARTIST>Stone, Sly
☆○マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ12月に大々的に開催
2011年9月27日 音楽☆○マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ12月に大々的に開催
【Michael Jackson Tribute Event】
トリビュート。
来る2011年12月13日(火曜)、14日(水曜)国立代々木第一体育館でマイケル・ジャクソン・トリビュート・イヴェントが行われる。これは、昨年(2010年)11月、AIのライヴコンサートの席上で発表されたものが、いよいよ実現するもの。当初の秋口から少し遅れて12月になった。
(そのときの記事↓)
2010年11月30日(火)
(速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年秋、東京で開催
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101130.html
この内容とは、その後さまざまな紆余曲折があり、メンバーなどが若干変更されそうだが、さらにスケールアップした企画内容になりそうだ。ジャーメインの参加は微妙。今後出演アーティストなどについては、順次正式に発表される。
なお、一足先にソウルサーチンのツイッターで先行予約(抽選)の情報をお伝えしたが、これは25日に締め切られた。
現在のところ発表されている参加アーティストはAI、ダンスの部分でケント・モリ、トラヴィス・ペインが決まっている。
このイヴェントは元々2010年1月に日本のテレビ局M-On TVがAIをホストにマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー番組を制作、その過程でAIがジャクソン家のメンバーと親しくなったことから話が始まったもの。今回は、マイケル・ジャクソン・エステートにも了解を取ったイヴェントとなる。
■ダンサーを公募
そして、このコンサートでケント・モリ、トラヴィス・ペインらとともにマイケル楽曲を踊るダンサーを公募する。応募は次のサイトから申し込む。まずはマイケルの作品「ドリル」のダンス(映画『ディス・イズ・イット』でも紹介されているシーン)をトラヴィスがこのビデオでレクチャーしており、これをオーディション会場で踊ってもらい、ケントとトラヴィスらが審査する。合格すると、12月のステージでケントたちと踊ることになる。参加費2000円。
オーディションは2011年11月2日(水)武道館、11月6日(日)大阪・堂島リバーフォーラムで行われる。
http://www.movement.ne.jp/movement/aud_michael.html
Instructional Video from seegee on Vimeo.
ANNOUNCEMENT>Jackson, Michael Tribute
MICHAEL JACKSON>Tribute Event>Tokyo
【Michael Jackson Tribute Event】
トリビュート。
来る2011年12月13日(火曜)、14日(水曜)国立代々木第一体育館でマイケル・ジャクソン・トリビュート・イヴェントが行われる。これは、昨年(2010年)11月、AIのライヴコンサートの席上で発表されたものが、いよいよ実現するもの。当初の秋口から少し遅れて12月になった。
(そのときの記事↓)
2010年11月30日(火)
(速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年秋、東京で開催
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101130.html
この内容とは、その後さまざまな紆余曲折があり、メンバーなどが若干変更されそうだが、さらにスケールアップした企画内容になりそうだ。ジャーメインの参加は微妙。今後出演アーティストなどについては、順次正式に発表される。
なお、一足先にソウルサーチンのツイッターで先行予約(抽選)の情報をお伝えしたが、これは25日に締め切られた。
現在のところ発表されている参加アーティストはAI、ダンスの部分でケント・モリ、トラヴィス・ペインが決まっている。
このイヴェントは元々2010年1月に日本のテレビ局M-On TVがAIをホストにマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー番組を制作、その過程でAIがジャクソン家のメンバーと親しくなったことから話が始まったもの。今回は、マイケル・ジャクソン・エステートにも了解を取ったイヴェントとなる。
■ダンサーを公募
そして、このコンサートでケント・モリ、トラヴィス・ペインらとともにマイケル楽曲を踊るダンサーを公募する。応募は次のサイトから申し込む。まずはマイケルの作品「ドリル」のダンス(映画『ディス・イズ・イット』でも紹介されているシーン)をトラヴィスがこのビデオでレクチャーしており、これをオーディション会場で踊ってもらい、ケントとトラヴィスらが審査する。合格すると、12月のステージでケントたちと踊ることになる。参加費2000円。
オーディションは2011年11月2日(水)武道館、11月6日(日)大阪・堂島リバーフォーラムで行われる。
http://www.movement.ne.jp/movement/aud_michael.html
Instructional Video from seegee on Vimeo.
ANNOUNCEMENT>Jackson, Michael Tribute
MICHAEL JACKSON>Tribute Event>Tokyo
◎ジノ・ヴァネリ・ライヴ
2011年9月26日 音楽◎ジノ・ヴァネリ・ライヴ
【Gino Vannelli Live: 59/59】
ロックンロール。
なんと13年ぶりの来日ということで音楽ファンの話題を集めていたカナダ出身のジノ・ヴァネリのライヴ。初来日は1991年。日本では、いわゆる「AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)」という言葉で紹介されることが多いが、これは日本製英語。アメリカでは、しいてこれに相当するジャンルを言う言葉としては「AC」(アダルト・コンテンポラリー)になる。そして、ライヴを見た感想は、AOR、ACというよりロック・アーティストのライヴという印象だった。
ドラムス、ギター、ベース、キーボードにサックスとトランペット、これにジノ・ヴァネリ本人という計7人編成。トランペットは日本在住ミュージシャン、湯本さん。
驚いたのは、その声が実に力強いということ。そして、サウンドはロック。日本で言うAORのイメージとはまったく違う。声が太くよく通る。しかし、ミックスのせいか、声の低音部分が異様に出すぎで、ハウリング寸前まで低音がでていて、中音域はとても聞きやすかったが、ちょっと圧迫感があった。それにしてもレコード(CD)のイメージとライヴのイメージがこれほど違うとは思わなかった。なんとなく、マイケル・フランクス風のイメージを持っていたのだが、それは僕の大きな間違いだった。
会場は、熱心なヴァネリ・ファンで満杯。中には、アルバム・ジャケットを掲げて、ヴァネリにアピールする人も。アンコール「ピープル・ガッタ・ムーヴ」では観客が総立ちになった。一番のお目当て楽曲「アイ・ジャスト・ウォナ・ストップ」はもう少し丁寧にレコード(CD)に忠実にやって欲しかったなあ。雰囲気が、エルヴィス・プレスリーとイギリスのジャミロクワイのジェイソン・ケイを足して2で割ったようなところもちょっと感じられた。
エネルギーに満ちたライヴだったが、アンコール含めて59分はちょっと短かった。僕はセカンドは見られなかったが、ファーストでやらなかった曲を4曲ほどやったそう。このファーストに4曲足してワンセットでもちょうどいいかもしれない。
1952年6月16日生まれの現在59歳。59歳で59分のライヴ。現在はポートランド在住で、ミュージシャンはみなポートランドの仲間たちだそう。そして熱狂的ファンはこのステージに号泣。いずれの回もファンの熱狂振りは素晴らしかったようで、ジノ本人は大変ご満悦で来年また戻ってきたいとステージでも言っていた。
■ジノ・ヴァネリ/アルティメート・コレクション
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000TANL2/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Gino Vannelli(vo),
Patrick Lamb(sax),
Greg Goebel(key)
Jay Koder(g),
Damian Erskine(b),
Reinhardt Melz(ds)
湯本淳希(tp)
■セットリスト ジノ・ヴァネリ@2011年9月19日月曜コットンクラブ
Setlist : Gino Vannelli
show started 16:59
01. Openning:Crazy Life
02. Stay With Me
03. Wild Horses
04. Living Inside Myself
05. Black Cars
06. A Good Thing
07. Appaloosa
08. I Just Wanna Stop
09. Brother To Brother
Enc. People Gotta Move
Show ended 17:58
(2011年9月19日月曜・祝日、丸の内コットンクラブ、ジノ・ヴァネリ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Vannelli, Gino
2011-125
【Gino Vannelli Live: 59/59】
ロックンロール。
なんと13年ぶりの来日ということで音楽ファンの話題を集めていたカナダ出身のジノ・ヴァネリのライヴ。初来日は1991年。日本では、いわゆる「AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)」という言葉で紹介されることが多いが、これは日本製英語。アメリカでは、しいてこれに相当するジャンルを言う言葉としては「AC」(アダルト・コンテンポラリー)になる。そして、ライヴを見た感想は、AOR、ACというよりロック・アーティストのライヴという印象だった。
ドラムス、ギター、ベース、キーボードにサックスとトランペット、これにジノ・ヴァネリ本人という計7人編成。トランペットは日本在住ミュージシャン、湯本さん。
驚いたのは、その声が実に力強いということ。そして、サウンドはロック。日本で言うAORのイメージとはまったく違う。声が太くよく通る。しかし、ミックスのせいか、声の低音部分が異様に出すぎで、ハウリング寸前まで低音がでていて、中音域はとても聞きやすかったが、ちょっと圧迫感があった。それにしてもレコード(CD)のイメージとライヴのイメージがこれほど違うとは思わなかった。なんとなく、マイケル・フランクス風のイメージを持っていたのだが、それは僕の大きな間違いだった。
会場は、熱心なヴァネリ・ファンで満杯。中には、アルバム・ジャケットを掲げて、ヴァネリにアピールする人も。アンコール「ピープル・ガッタ・ムーヴ」では観客が総立ちになった。一番のお目当て楽曲「アイ・ジャスト・ウォナ・ストップ」はもう少し丁寧にレコード(CD)に忠実にやって欲しかったなあ。雰囲気が、エルヴィス・プレスリーとイギリスのジャミロクワイのジェイソン・ケイを足して2で割ったようなところもちょっと感じられた。
エネルギーに満ちたライヴだったが、アンコール含めて59分はちょっと短かった。僕はセカンドは見られなかったが、ファーストでやらなかった曲を4曲ほどやったそう。このファーストに4曲足してワンセットでもちょうどいいかもしれない。
1952年6月16日生まれの現在59歳。59歳で59分のライヴ。現在はポートランド在住で、ミュージシャンはみなポートランドの仲間たちだそう。そして熱狂的ファンはこのステージに号泣。いずれの回もファンの熱狂振りは素晴らしかったようで、ジノ本人は大変ご満悦で来年また戻ってきたいとステージでも言っていた。
■ジノ・ヴァネリ/アルティメート・コレクション
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000TANL2/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Gino Vannelli(vo),
Patrick Lamb(sax),
Greg Goebel(key)
Jay Koder(g),
Damian Erskine(b),
Reinhardt Melz(ds)
湯本淳希(tp)
■セットリスト ジノ・ヴァネリ@2011年9月19日月曜コットンクラブ
Setlist : Gino Vannelli
show started 16:59
01. Openning:Crazy Life
02. Stay With Me
03. Wild Horses
04. Living Inside Myself
05. Black Cars
06. A Good Thing
07. Appaloosa
08. I Just Wanna Stop
09. Brother To Brother
Enc. People Gotta Move
Show ended 17:58
(2011年9月19日月曜・祝日、丸の内コットンクラブ、ジノ・ヴァネリ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Vannelli, Gino
2011-125
● R&Bシンガー、ヴェスタ・ウィリアムス53歳で死去
2011年9月25日 音楽●R&Bシンガー、ヴェスタ・ウィリアムス53歳で死去
【R&B Singer, Vesta Williams Dies At 53】
訃報。
R&Bシンガー、ヴェスタ・ウィリアムスが2011年9月22日、ロスアンジェルスのホテルで死亡しているのが発見された。53歳だった。(年齢については48歳と報じているものが多いが、本人のインタヴューで53歳と言っているものがあるので、48歳ではなく53歳が正しい) ロスアンジェルス空港近くエルセグンドにあるホテルで西部時間帯同日午6時15分頃発見された。目だった外傷などはなく睡眠中に死去する自然死とみられる。ただ、錠剤の入っていた小さなビンが空で部屋に残されており、薬の過剰摂取の可能性もある。検死をして死因を特定する。ヴェスタは新しい部屋を探すためにしばらくホテルに滞在していたという。
シャカ・カーンのバック・コーラスを担当していたことから、デビュー時には「第二のシャカ・カーン」として注目された。シャカと声質も似ていることもあり、同じようにシャウトする唱法がシャカを思わせたのが特徴。
ヴェスタは2011年10月22日ウィルシャー・イーベル劇場で行われる第21回『ディーヴァズ・シンプリー・シンギング!』というイヴェントで歌うことになっていた。これは、エンタテイナーとして活躍するシェリル・リー・ラルフが20年以上行っているもので、エイズへのチャリティーも兼ねている。同イヴェントの前回(20回)で歌ったティーナ・マリーが急逝したため、今年は「ティーナのトリビュート」を行うことになっていたが、急遽、ヴェスタのトリビュートも行うことに決めた。今年はこのほかにケリー・プライス、ジェニファー・ルイス、フレンチー・デイヴィス、ニーシー・ナッシュなどが出演。また、オリジナル・ブロードウェイ・メンバーを含む『ドリームガールズ』を、ラルフ、ジェニファー・ホリデイ、ロレッタ・デヴァインを再現する。
■ヴェスタ・ウィリアムス、今日「ソウルブレンズ」内「ソウル・サーチン」(午後2時半~インターFM76.1mhz)でトリビュートします。
関東地区の方は、ラジコを通じて、インターネットで聴けます。下記アドレスにアクセスしてみてください。
http://radiko.jp/player/player.html#INT
評伝。
ヴェスタは1957年12月1日、オハイオ州コショクトンという街に3姉妹の長女として誕生。
父親がラジオのDJで、母はダンサー。7歳頃、父親がロスアンジェルスの人気R&B局KJFJでの仕事を得たため、引越し、以後ロスを本拠に。教会で歌いはじめると同時に地元のバンドなどに参加。姉妹で「ウィリアム・シスターズ」と名乗り活動した。14歳頃、再びオハイオに戻り祖母の家で暮らす。21歳ごろ(1978~79年)にチャンスを求めてロスに。ここでもいくつかのバンド活動をしながら、オーディションを受け、CMソングや多くのアーティストのバックグラウンド・ヴォーカルの仕事を得た。この時期、バックを務めたアーティストには、シャカ・カーン、ボビー・ウーマック、コモドアーズ、クルセイダーズ、ジェフリー・オズボーン、ジャーメイン・ジャクソン、フリオ・イグレシアス、レイ・パーカー、グラディス・ナイトなどそうそうたるメンバーがいる。
1984年5月のシャカ・カーンのコンサートでヴェスタも来日。またクルセイダーズでも来日している。1985年、A&Mのディレクター、ジョン・マクレインと知り合い、1986年同レーベルからアルバム『ヴェスタ』でデビュー。このアルバムは、ブライアン・ローレン、ビリー・ヴァレンタイン、デイヴ・クロフォードらがプロデュース。シングル「ワンス・ビトン・トゥワイス・シャイ」がソウルチャートで9位を記録。以後、ソロ名義で1993年まで計12曲のヒットを生んだ。1986年の映画『ソウル・マン』ではサントラで「サドンリー・イッツ・マジック」を提供したが、ヒットにはいたっていない。最大のヒットは、1991年の「スペシャル」。ほかにも「ドント・ブロー・ア・グッド・シング」や「コングラッチュレーションズ」など。1993年にマリオ・ヴァン・ピーブルズ監督・主演の映画『ポッシー(邦題、黒豹のバラード)』でシンガー役でいい味をだしていた。1998年にポリグラムからアルバムを出した後は、目だった活動はなかった。この時期、肥満に悩み、ダイエットなどを積極的に行い、ピーク時から100ポンド(約45キロ)体重を落としたともいう。
最後のアルバムは、2007年シャナキーから出た『リレイションシップス』。作品としては2010年12月にスティミュリ・レコードから出した「ディケイテッド・トゥ・ユー」。
リリースしたアルバムは次の6枚。
1986VestaA&M
1988Vesta 4 U
1991Special
1993Everything-N-More
1998RelationshipsPolyGram
2007Distant LoverShanachie
最新作 Dedicated To You
http://youtu.be/ew3JUKZ8cHs
2010年12月7日収録のインタヴュー (この中で、自分は53歳と話しているので、2011年9月現在53歳ということになる)
http://youtu.be/xk-DkQZnKbA
年齢について。1986年デビュー作のライナーを筆者が書いたとき、1986年10月の時点で25歳(1960年生まれ)といっていたが、バイオなどを精査すると1956年か1957年生まれと推定した。年齢を言うとき、本人はだいたい若く言う。1957年生まれであれば現在53歳。だいたいつじつまがあう。また、おもしろかったのが、当初ウィッキに1963年3月18日生まれと書いてあったが、これは、スペルの似ているVanessa Williamsの誕生日。たぶん、VanessaとVesta を見間違えたのだろう。今は1957年12月1日に正しくなっている。
ヴェスタには1987年11月と1989年5月、2度ロスでインタヴューした。このあたりの話はまた後日。
(この項、続くかも)
■ヴェスタ・フォー・ユー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GI9/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Williams, Vesta (December 1, 1957 – September 22, 2011, 53 year old)
【R&B Singer, Vesta Williams Dies At 53】
訃報。
R&Bシンガー、ヴェスタ・ウィリアムスが2011年9月22日、ロスアンジェルスのホテルで死亡しているのが発見された。53歳だった。(年齢については48歳と報じているものが多いが、本人のインタヴューで53歳と言っているものがあるので、48歳ではなく53歳が正しい) ロスアンジェルス空港近くエルセグンドにあるホテルで西部時間帯同日午6時15分頃発見された。目だった外傷などはなく睡眠中に死去する自然死とみられる。ただ、錠剤の入っていた小さなビンが空で部屋に残されており、薬の過剰摂取の可能性もある。検死をして死因を特定する。ヴェスタは新しい部屋を探すためにしばらくホテルに滞在していたという。
シャカ・カーンのバック・コーラスを担当していたことから、デビュー時には「第二のシャカ・カーン」として注目された。シャカと声質も似ていることもあり、同じようにシャウトする唱法がシャカを思わせたのが特徴。
ヴェスタは2011年10月22日ウィルシャー・イーベル劇場で行われる第21回『ディーヴァズ・シンプリー・シンギング!』というイヴェントで歌うことになっていた。これは、エンタテイナーとして活躍するシェリル・リー・ラルフが20年以上行っているもので、エイズへのチャリティーも兼ねている。同イヴェントの前回(20回)で歌ったティーナ・マリーが急逝したため、今年は「ティーナのトリビュート」を行うことになっていたが、急遽、ヴェスタのトリビュートも行うことに決めた。今年はこのほかにケリー・プライス、ジェニファー・ルイス、フレンチー・デイヴィス、ニーシー・ナッシュなどが出演。また、オリジナル・ブロードウェイ・メンバーを含む『ドリームガールズ』を、ラルフ、ジェニファー・ホリデイ、ロレッタ・デヴァインを再現する。
■ヴェスタ・ウィリアムス、今日「ソウルブレンズ」内「ソウル・サーチン」(午後2時半~インターFM76.1mhz)でトリビュートします。
関東地区の方は、ラジコを通じて、インターネットで聴けます。下記アドレスにアクセスしてみてください。
http://radiko.jp/player/player.html#INT
評伝。
ヴェスタは1957年12月1日、オハイオ州コショクトンという街に3姉妹の長女として誕生。
父親がラジオのDJで、母はダンサー。7歳頃、父親がロスアンジェルスの人気R&B局KJFJでの仕事を得たため、引越し、以後ロスを本拠に。教会で歌いはじめると同時に地元のバンドなどに参加。姉妹で「ウィリアム・シスターズ」と名乗り活動した。14歳頃、再びオハイオに戻り祖母の家で暮らす。21歳ごろ(1978~79年)にチャンスを求めてロスに。ここでもいくつかのバンド活動をしながら、オーディションを受け、CMソングや多くのアーティストのバックグラウンド・ヴォーカルの仕事を得た。この時期、バックを務めたアーティストには、シャカ・カーン、ボビー・ウーマック、コモドアーズ、クルセイダーズ、ジェフリー・オズボーン、ジャーメイン・ジャクソン、フリオ・イグレシアス、レイ・パーカー、グラディス・ナイトなどそうそうたるメンバーがいる。
1984年5月のシャカ・カーンのコンサートでヴェスタも来日。またクルセイダーズでも来日している。1985年、A&Mのディレクター、ジョン・マクレインと知り合い、1986年同レーベルからアルバム『ヴェスタ』でデビュー。このアルバムは、ブライアン・ローレン、ビリー・ヴァレンタイン、デイヴ・クロフォードらがプロデュース。シングル「ワンス・ビトン・トゥワイス・シャイ」がソウルチャートで9位を記録。以後、ソロ名義で1993年まで計12曲のヒットを生んだ。1986年の映画『ソウル・マン』ではサントラで「サドンリー・イッツ・マジック」を提供したが、ヒットにはいたっていない。最大のヒットは、1991年の「スペシャル」。ほかにも「ドント・ブロー・ア・グッド・シング」や「コングラッチュレーションズ」など。1993年にマリオ・ヴァン・ピーブルズ監督・主演の映画『ポッシー(邦題、黒豹のバラード)』でシンガー役でいい味をだしていた。1998年にポリグラムからアルバムを出した後は、目だった活動はなかった。この時期、肥満に悩み、ダイエットなどを積極的に行い、ピーク時から100ポンド(約45キロ)体重を落としたともいう。
最後のアルバムは、2007年シャナキーから出た『リレイションシップス』。作品としては2010年12月にスティミュリ・レコードから出した「ディケイテッド・トゥ・ユー」。
リリースしたアルバムは次の6枚。
1986VestaA&M
1988Vesta 4 U
1991Special
1993Everything-N-More
1998RelationshipsPolyGram
2007Distant LoverShanachie
最新作 Dedicated To You
http://youtu.be/ew3JUKZ8cHs
2010年12月7日収録のインタヴュー (この中で、自分は53歳と話しているので、2011年9月現在53歳ということになる)
http://youtu.be/xk-DkQZnKbA
年齢について。1986年デビュー作のライナーを筆者が書いたとき、1986年10月の時点で25歳(1960年生まれ)といっていたが、バイオなどを精査すると1956年か1957年生まれと推定した。年齢を言うとき、本人はだいたい若く言う。1957年生まれであれば現在53歳。だいたいつじつまがあう。また、おもしろかったのが、当初ウィッキに1963年3月18日生まれと書いてあったが、これは、スペルの似ているVanessa Williamsの誕生日。たぶん、VanessaとVesta を見間違えたのだろう。今は1957年12月1日に正しくなっている。
ヴェスタには1987年11月と1989年5月、2度ロスでインタヴューした。このあたりの話はまた後日。
(この項、続くかも)
■ヴェスタ・フォー・ユー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GI9/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Williams, Vesta (December 1, 1957 – September 22, 2011, 53 year old)
◎ニューヨーク・ミニット・ライヴ
2011年9月24日 音楽◎ニューヨーク・ミニット・ライヴ
【New York Minute Live】
ライヴ。
「ソウル・サーチン」でも大活躍のわれらがケイリブ・ジェームスの別ユニット、「ニューヨーク・ミニット」の2011年2月以来約7ヶ月ぶりのライヴ。3連休前ということもあってか、ほぼ満員。
これは、ケイリブとギターのカウボーイことディッキーが中心となったソウル・ファンク・バンド。今回は6人バンド編成。会場が彼らにとって初めての渋谷Jポップカフェ。
相変わらず、踊らせるファンク・バンドで、実にグルーヴ感が素晴らしい。2セットでバラードは、「エンド・オブ・ザ・ロード」、ゆったり系が「ザッツ・ザ・ウェイ・ラヴ・ゴーズ」くらいであとはすべて踊れる曲ばかり。ドラムス、ベース、ギター、キーボードらが醸し出すバンドサウンドが実に決まる。
日本でこれだけ正統派ファンク、ソウルができるバンドがいるってことがなかなかすごいことだと思う。ただ気をつけなければならないのが、ただのカヴァー・バンドになること。ディスコのハコバンド的な雰囲気にならないよう、しっかりとグループの個性を打ち出したいところ。まあ、いつでも何かしらオリジナリティーのあるアレンジを付け加え、自分を出すことに余念がないケイリブのことだから、間違いないのだが。
しかし、タイムの「ジャングル・ラヴ」を生演奏で聴けるなんてところが、こういうバンドの魅了だ。
今回器用にサックスとヴォーカルをこなしていた人物にどこかで会ったことあるなあ、と思ったら、なんと銀座のNBクラブで週一で歌っていたグレンだった。
ケイリブのジェームス・ブラウンのまねがけっこう似ていて、おもしろかった。芸達者だなあ。そして、MCにスムース・トークなカマサミ・コングがトークで盛り上げに一役かっていた。
いっそのことファースト、セカンド・セットともに、ノー・トーク、ノン・ストップで45分くらいやれたら、観客の熱気も大爆発すると思う。
ニューヨーク・ミニットは、2009年10月に初めてのライヴを行って以来、今回が通算8回目のライヴになる。次回以降、ブルース・アレイでやってもいいかもしれない。あるいは「ソウル・イヴェント」のゲスト・バンドとか。いろいろできるような気がする。
■ニューヨーク・ミニット・ライヴ履歴
01.2009年10月15日(木)東京メインダイニング
02.2009年11月26日(木)クロコダイル
03.2010年1月22日(金) 東京メインダイニング
04.2010年3月5日(金) 東京メインダイニング
05.2010年5月7日(金) 東京メインダイニング
06.2010年12月23日(祝・木)川崎ラチッタデラ(無料ライヴ)
07.2011年2月10日(木) 東京メインダイニング
08.2011年9月22日(木)渋谷・Jポップカフェ
■過去記事
2010年05月08日(土)
ニューヨーク・ミニット・ライヴ@シダックス・東京メインダイニング
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10528839092.html
2010年01月23日(土)
ニューヨーク・ミニット・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10440645707.html
■ ニューヨーク・ミニット・ウェッブ
http://www.newyorkminute.jp/index.html
■メンバー
Kaleb James (Vocal / Keyboards)
The Cowboy (Dicky Fukuda)(guitar)
Lawrence Daniels (bass)
Jay-Stixx (Drums)
Glenn M. Ray (Vocal / Sax)
Anthony Johnson (keyboards)
■セットリスト
Setlist : New York Minute @ J Pop Cafe, Shibuya, September 22,2011
[ ] denotes original artists
show started 19:39
01.Superstition [Stevie Wonder]
02.~ What’s Going On [Marvin Gaye]
03.~ Long Train Runnin [Doobie Brothers]
04.That’s The Way Love Goes [Janet Jackson]
05.The Groove Line [Heatwave]
06.~ Word Up [Cameo]
07.~Sex Machine [James Brown]
show ended 20:34
show started 21:08
00.MC: Kamasami Kong
01.My Prerogative [Bobby Brown]
02. ~ Single Life [Cameo]~ a riff of I Love Music [O’Jays]
03.End Of The Road [Boys II Men]
04.Shine On [George Duke]
05.Got To Be Enough [Con Funk Shun]
06.Jungle Love [Time]
Enc. Play That Funky Music [Wild Cherry] ~ a riff of Purple Haze [Jimi Hendrix]
Show ended 22:07
(2011年9月22日木曜、渋谷Jポップカフェ、ニューヨーク・ミニット・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>New York Minute
2011-
【New York Minute Live】
ライヴ。
「ソウル・サーチン」でも大活躍のわれらがケイリブ・ジェームスの別ユニット、「ニューヨーク・ミニット」の2011年2月以来約7ヶ月ぶりのライヴ。3連休前ということもあってか、ほぼ満員。
これは、ケイリブとギターのカウボーイことディッキーが中心となったソウル・ファンク・バンド。今回は6人バンド編成。会場が彼らにとって初めての渋谷Jポップカフェ。
相変わらず、踊らせるファンク・バンドで、実にグルーヴ感が素晴らしい。2セットでバラードは、「エンド・オブ・ザ・ロード」、ゆったり系が「ザッツ・ザ・ウェイ・ラヴ・ゴーズ」くらいであとはすべて踊れる曲ばかり。ドラムス、ベース、ギター、キーボードらが醸し出すバンドサウンドが実に決まる。
日本でこれだけ正統派ファンク、ソウルができるバンドがいるってことがなかなかすごいことだと思う。ただ気をつけなければならないのが、ただのカヴァー・バンドになること。ディスコのハコバンド的な雰囲気にならないよう、しっかりとグループの個性を打ち出したいところ。まあ、いつでも何かしらオリジナリティーのあるアレンジを付け加え、自分を出すことに余念がないケイリブのことだから、間違いないのだが。
しかし、タイムの「ジャングル・ラヴ」を生演奏で聴けるなんてところが、こういうバンドの魅了だ。
今回器用にサックスとヴォーカルをこなしていた人物にどこかで会ったことあるなあ、と思ったら、なんと銀座のNBクラブで週一で歌っていたグレンだった。
ケイリブのジェームス・ブラウンのまねがけっこう似ていて、おもしろかった。芸達者だなあ。そして、MCにスムース・トークなカマサミ・コングがトークで盛り上げに一役かっていた。
いっそのことファースト、セカンド・セットともに、ノー・トーク、ノン・ストップで45分くらいやれたら、観客の熱気も大爆発すると思う。
ニューヨーク・ミニットは、2009年10月に初めてのライヴを行って以来、今回が通算8回目のライヴになる。次回以降、ブルース・アレイでやってもいいかもしれない。あるいは「ソウル・イヴェント」のゲスト・バンドとか。いろいろできるような気がする。
■ニューヨーク・ミニット・ライヴ履歴
01.2009年10月15日(木)東京メインダイニング
02.2009年11月26日(木)クロコダイル
03.2010年1月22日(金) 東京メインダイニング
04.2010年3月5日(金) 東京メインダイニング
05.2010年5月7日(金) 東京メインダイニング
06.2010年12月23日(祝・木)川崎ラチッタデラ(無料ライヴ)
07.2011年2月10日(木) 東京メインダイニング
08.2011年9月22日(木)渋谷・Jポップカフェ
■過去記事
2010年05月08日(土)
ニューヨーク・ミニット・ライヴ@シダックス・東京メインダイニング
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10528839092.html
2010年01月23日(土)
ニューヨーク・ミニット・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10440645707.html
■ ニューヨーク・ミニット・ウェッブ
http://www.newyorkminute.jp/index.html
■メンバー
Kaleb James (Vocal / Keyboards)
The Cowboy (Dicky Fukuda)(guitar)
Lawrence Daniels (bass)
Jay-Stixx (Drums)
Glenn M. Ray (Vocal / Sax)
Anthony Johnson (keyboards)
■セットリスト
Setlist : New York Minute @ J Pop Cafe, Shibuya, September 22,2011
[ ] denotes original artists
show started 19:39
01.Superstition [Stevie Wonder]
02.~ What’s Going On [Marvin Gaye]
03.~ Long Train Runnin [Doobie Brothers]
04.That’s The Way Love Goes [Janet Jackson]
05.The Groove Line [Heatwave]
06.~ Word Up [Cameo]
07.~Sex Machine [James Brown]
show ended 20:34
show started 21:08
00.MC: Kamasami Kong
01.My Prerogative [Bobby Brown]
02. ~ Single Life [Cameo]~ a riff of I Love Music [O’Jays]
03.End Of The Road [Boys II Men]
04.Shine On [George Duke]
05.Got To Be Enough [Con Funk Shun]
06.Jungle Love [Time]
Enc. Play That Funky Music [Wild Cherry] ~ a riff of Purple Haze [Jimi Hendrix]
Show ended 22:07
(2011年9月22日木曜、渋谷Jポップカフェ、ニューヨーク・ミニット・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>New York Minute
2011-
◎ マル=ファイヤー・リリー=FireLilyライヴ
2011年9月23日 音楽◎マル=ファイヤー・リリー=FireLilyライヴ
【Maru=FireLily Live】
風格。
メジャー・デビューしすっかり風格もでてきたマルことファイヤー・リリーの渋谷JZブラットでのライヴ。つい先日も「ソウル・サーチン~マイケル・ジャクソン」で、ゴスペラーズの黒沢薫さんと「アイ・ジャスト・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」を熱唱してくれた。
ソロ単独ライヴとしては半年振りということもあってか、会場も始まる前からかなりの期待が渦巻いていた。この日は、サウンドがちょっとロックっぽく感じられた。どうやら楽曲がロックぽい曲が多かったので、そうなったらしい。
この日は、エイミー・ワインハウスの「リハブ」をカヴァー。なかなかタイムリーな選曲だ。「トゥルー・トゥー・マイ・ハート」を終えると、観客から「名曲!」の掛け声。最近ではよくライヴをやっていて、月一回大阪でやっているそう。
ファースト本編最後の「ビューティフル・ライフ」について、MCで「京都の円山公園の桜をみて書いた」といった説明をしていたが、こういう説明をしてからその曲を聞くと、円山公園に行ったことがある人は、けっこう感情移入が強くなって印象深くなるに違いない。実際、そこに親友と行ったことを思い出し胸が込み上げてきた、というファンもいたようだ。「ビューティフル・ライフ」や「エターナル・ストーリー」のようなバラード系がこのところ目だってよくなっているような気もするが、アップテンポのノリノリの曲もやはりいい。
第二部で黒沢さんとのデュエットがあったのだが、残念ながら僕は次のマサコハマに行ってしまい、見ることができなかった。
あ、「ファイアー・リリー」ではなく、「ファイヤー・リリー」です。はい。
■過去記事
2010年10月31日(日)
ファイヤー・リリー・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101031.html
(ここに過去記事一覧も)
■FireLilyこんごのライヴ
2011年9/25(日)@場所未定(Root Soulに出演予定)
2011年10/9(日) @渋谷PLUG(セッションスタイル)
2011年10/12(水)@三軒茶屋グレープフルーツムーン(Soul Seekers feat.Roomer)ソウル・シーカーズの一員として、ルーマー名義で登場。ソウル・ヒットを歌う
(問)03-3487-8159
2011年10/30(日)@代官山LOOP (出演FireLily,Tina)
(問)03-6277-5032
詳しくはHPまでwww.firelily.info
マルのブログhttp://ameblo.jp/marumeetsfirelily/
■Eternal Story
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0044VNCRO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Fire Lily =MARU(vo)
Daisuke(vo)
Lyn(vo)
Gakushi(key)
田中"Tak"拓也(g)
滝元堅志(b)
浜野 滋(ds)
■セットリスト
Setlist : Maru=FireLily @ JZ Brat, September 16, 2011
1st.set
show started 19:47
1.Intro
2.やさしいKISSで答えて
3.Eternal Story
4.Butterfly
5.Rehab [Amy Winehouse]
6.True To My Heart
7.Beautiful Life
show ended 20:34
2nd.set
1.Ascesion (Intro)
2.Can’t Stop This Love
3.1.2.3.4.U
4.23時55分
5.片想い (with 黒沢 薫)
6.You Are The Universe~
7.Golden Boy~Never Too much~Golden Boy
アンコール
8.MARU with Hanah
9.手紙
(2011年9月16日金、渋谷・ジェイジー・ブラット[JZ Brat]、ファイヤー・リリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Maru, FireLily
2011-
【Maru=FireLily Live】
風格。
メジャー・デビューしすっかり風格もでてきたマルことファイヤー・リリーの渋谷JZブラットでのライヴ。つい先日も「ソウル・サーチン~マイケル・ジャクソン」で、ゴスペラーズの黒沢薫さんと「アイ・ジャスト・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」を熱唱してくれた。
ソロ単独ライヴとしては半年振りということもあってか、会場も始まる前からかなりの期待が渦巻いていた。この日は、サウンドがちょっとロックっぽく感じられた。どうやら楽曲がロックぽい曲が多かったので、そうなったらしい。
この日は、エイミー・ワインハウスの「リハブ」をカヴァー。なかなかタイムリーな選曲だ。「トゥルー・トゥー・マイ・ハート」を終えると、観客から「名曲!」の掛け声。最近ではよくライヴをやっていて、月一回大阪でやっているそう。
ファースト本編最後の「ビューティフル・ライフ」について、MCで「京都の円山公園の桜をみて書いた」といった説明をしていたが、こういう説明をしてからその曲を聞くと、円山公園に行ったことがある人は、けっこう感情移入が強くなって印象深くなるに違いない。実際、そこに親友と行ったことを思い出し胸が込み上げてきた、というファンもいたようだ。「ビューティフル・ライフ」や「エターナル・ストーリー」のようなバラード系がこのところ目だってよくなっているような気もするが、アップテンポのノリノリの曲もやはりいい。
第二部で黒沢さんとのデュエットがあったのだが、残念ながら僕は次のマサコハマに行ってしまい、見ることができなかった。
あ、「ファイアー・リリー」ではなく、「ファイヤー・リリー」です。はい。
■過去記事
2010年10月31日(日)
ファイヤー・リリー・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101031.html
(ここに過去記事一覧も)
■FireLilyこんごのライヴ
2011年9/25(日)@場所未定(Root Soulに出演予定)
2011年10/9(日) @渋谷PLUG(セッションスタイル)
2011年10/12(水)@三軒茶屋グレープフルーツムーン(Soul Seekers feat.Roomer)ソウル・シーカーズの一員として、ルーマー名義で登場。ソウル・ヒットを歌う
(問)03-3487-8159
2011年10/30(日)@代官山LOOP (出演FireLily,Tina)
(問)03-6277-5032
詳しくはHPまでwww.firelily.info
マルのブログhttp://ameblo.jp/marumeetsfirelily/
■Eternal Story
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0044VNCRO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
Fire Lily =MARU(vo)
Daisuke(vo)
Lyn(vo)
Gakushi(key)
田中"Tak"拓也(g)
滝元堅志(b)
浜野 滋(ds)
■セットリスト
Setlist : Maru=FireLily @ JZ Brat, September 16, 2011
1st.set
show started 19:47
1.Intro
2.やさしいKISSで答えて
3.Eternal Story
4.Butterfly
5.Rehab [Amy Winehouse]
6.True To My Heart
7.Beautiful Life
show ended 20:34
2nd.set
1.Ascesion (Intro)
2.Can’t Stop This Love
3.1.2.3.4.U
4.23時55分
5.片想い (with 黒沢 薫)
6.You Are The Universe~
7.Golden Boy~Never Too much~Golden Boy
アンコール
8.MARU with Hanah
9.手紙
(2011年9月16日金、渋谷・ジェイジー・ブラット[JZ Brat]、ファイヤー・リリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Maru, FireLily
2011-
☆マイケルのドキュメンタリー、12月2日日本発売
2011年9月22日 音楽☆マイケルのドキュメンタリー、12月2日日本発売
【Michael Jackson : Life Of An Icon Will Be Released December 2】
ドキュメンタリー。
マイケル・ジャクソンと生前親しかった友人、仕事関係者らの多くにインタヴューしてマイケル・ジャクソンの人となり、さまざまなトピックにテーマをフォーカスしたドキュメンタリー作品『マイケル・ジャクソン・ザ・ライフ・オブ・アン・アイコン(Michael Jackson: The Life Of An Icon)(邦題、マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて)の日本語版が2011年12月2日、ブルーレイ、通常DVD、特典映像付きの3種類のパターンで発売される。
予告編
http://youtu.be/IFKxN7rDhpU
発売元・ユニバーサル・ジェネオンのサイト
http://www.geneonuniversal.jp/movie/sp/mj/index.html
このドキュメンタリー作品は、マイケルの幼馴染だったデイヴィッド・ゲストが中心となり、マイケルの関係者にていねいに取材をし、そのインタヴューからマイケル・ジャクソンがどのような人物だったか、さまざまなエピソードを浮き彫りにする。マイケルの死後登場したドキュメンタリーとしては、一番しっかりとした作りになっている。
本編は約156分、特典映像は約107分。ブルーレイでは1枚に収まるが、DVDだと2枚になる。すべて見ると4時間超になる大変なヴォリュームだ。
本作でもっとも中心となっているのは、母キャサリン・ジャクソンと兄ティト・ジャクソン、姉リビー・ジャクソン、マイケルの親友デイヴィッド・ゲスト、そして、マイケルの自伝を書き、30年来のマイケルの友人でもあるJランディー・トラボレリら5人を軸に、元マネージャーでつい先ごろ亡くなったフランク・ディレオ、エピック時代の社長、ロン・アレクサンバーグ、ジャクソン5を発掘し、モータウン初期にもっとも力をいれて面倒をみていたボビー・テイラー、ギャンブル&ハフなども登場。さらに、アシュフォード&シンプソン、昨年のアルバム『マイケル』で登場したエディー・カシオの兄、フランク・カシオも出てくる。モータウン関係者、シンガー、プロデューサーなども次々とでてきて、まったく予期せぬアーティストなども登場する。中心となる5人のインタヴューはやはりマイケルを本当に詳しくよく知っているだけに、抜群におもしろい。あまり知られていない細かいネタがひじょうに興味深い。
これまでに明かされていなかったペプシのやけどの詳細、どのような手術をしたか、モータウンと契約するまでの詳細、してからのボビー・テイラーの働き、二度の裁判のこと、話を聞いているだけでマイケルのことが徐々に浮かび上がる。
特典映像は、本編で紹介しきれなかったインタヴューがかなり出てくる。
ちなみに、インタヴューされた一人にソウル・シンガー、ピーボ・ブライソンがいるが、彼が明かしたエピソードもおもしろい。先日彼が来日したときに、話を聞いたところ、インタヴューはイギリスのリヴァプールで昨年だったかに行われ、ピーボは約40分ほどしゃべったという。そのうちのほんの数分が本編で使われている。たぶん、出演者の多くも同じように小一時間ずつは話を聴いているはず。ティトやキャサリンは複数回インタヴュー・セッションが行われた。
なお、本作品で日本語版字幕の監修と、解説原稿を書かせていただくことになった。
■マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて
ブルーレイ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005MNE3C6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
DVD コレクターズエディション
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005MNE3BW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
通常DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005MNE3CQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
MICHAEL JACKSON>DVD
【Michael Jackson : Life Of An Icon Will Be Released December 2】
ドキュメンタリー。
マイケル・ジャクソンと生前親しかった友人、仕事関係者らの多くにインタヴューしてマイケル・ジャクソンの人となり、さまざまなトピックにテーマをフォーカスしたドキュメンタリー作品『マイケル・ジャクソン・ザ・ライフ・オブ・アン・アイコン(Michael Jackson: The Life Of An Icon)(邦題、マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて)の日本語版が2011年12月2日、ブルーレイ、通常DVD、特典映像付きの3種類のパターンで発売される。
予告編
http://youtu.be/IFKxN7rDhpU
発売元・ユニバーサル・ジェネオンのサイト
http://www.geneonuniversal.jp/movie/sp/mj/index.html
このドキュメンタリー作品は、マイケルの幼馴染だったデイヴィッド・ゲストが中心となり、マイケルの関係者にていねいに取材をし、そのインタヴューからマイケル・ジャクソンがどのような人物だったか、さまざまなエピソードを浮き彫りにする。マイケルの死後登場したドキュメンタリーとしては、一番しっかりとした作りになっている。
本編は約156分、特典映像は約107分。ブルーレイでは1枚に収まるが、DVDだと2枚になる。すべて見ると4時間超になる大変なヴォリュームだ。
本作でもっとも中心となっているのは、母キャサリン・ジャクソンと兄ティト・ジャクソン、姉リビー・ジャクソン、マイケルの親友デイヴィッド・ゲスト、そして、マイケルの自伝を書き、30年来のマイケルの友人でもあるJランディー・トラボレリら5人を軸に、元マネージャーでつい先ごろ亡くなったフランク・ディレオ、エピック時代の社長、ロン・アレクサンバーグ、ジャクソン5を発掘し、モータウン初期にもっとも力をいれて面倒をみていたボビー・テイラー、ギャンブル&ハフなども登場。さらに、アシュフォード&シンプソン、昨年のアルバム『マイケル』で登場したエディー・カシオの兄、フランク・カシオも出てくる。モータウン関係者、シンガー、プロデューサーなども次々とでてきて、まったく予期せぬアーティストなども登場する。中心となる5人のインタヴューはやはりマイケルを本当に詳しくよく知っているだけに、抜群におもしろい。あまり知られていない細かいネタがひじょうに興味深い。
これまでに明かされていなかったペプシのやけどの詳細、どのような手術をしたか、モータウンと契約するまでの詳細、してからのボビー・テイラーの働き、二度の裁判のこと、話を聞いているだけでマイケルのことが徐々に浮かび上がる。
特典映像は、本編で紹介しきれなかったインタヴューがかなり出てくる。
ちなみに、インタヴューされた一人にソウル・シンガー、ピーボ・ブライソンがいるが、彼が明かしたエピソードもおもしろい。先日彼が来日したときに、話を聞いたところ、インタヴューはイギリスのリヴァプールで昨年だったかに行われ、ピーボは約40分ほどしゃべったという。そのうちのほんの数分が本編で使われている。たぶん、出演者の多くも同じように小一時間ずつは話を聴いているはず。ティトやキャサリンは複数回インタヴュー・セッションが行われた。
なお、本作品で日本語版字幕の監修と、解説原稿を書かせていただくことになった。
■マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて
ブルーレイ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005MNE3C6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
DVD コレクターズエディション
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005MNE3BW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
通常DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005MNE3CQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
MICHAEL JACKSON>DVD
◆「スクエア・ビズ」の意味
2011年9月21日 音楽◆「スクエア・ビズ」の意味
【The Meaning Of Square Biz】
スラング。
ティーナ・マリーの1981年の大ヒット「スクエア・ビズ」。アルバム『イット・マスト・ビー・ラヴ』からのシングル・ヒットだが、これが昨日の「ソウル・ブレンズ」でかかったとき、DJのマーヴィンが「本当のことです」とその意味を説明した。スラングでそういう意味ということを知らなかったので、曲がかかっている間、マーヴィンに詳しく聞いた。
それによると、real thing, really ほんと、ほんとに、本物、といったニュアンスを意味する1970年代後期から1980年代初期に流行ったスラングだそう。
マーヴィン曰く、「もう、いまはほとんど使われてないと思う」。
そこで家に戻り、スラング辞典をチェック。
アーバン・ディクショナリーでは。
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=Square%20Biz
1. Square Biz
Used like "for real?" or "really" would be.
"Square biz, where?" 「何かがどこかで行われた」と相手に言われ、「ほんと、どこで?」といった具合に聞き返すように使う。
2. Square Biz
When someone is being very real. Serious. Straight talk.
とても本当なことを表わす。ストレート・トーク。歯に衣着せぬトーク。
別のサイトでも。
http://www.inthe70s.com/generated/terms.shtml
Square Biz
In agreement with, or in unison with another person’s statement.
相手の意見に同意すること。「その通り」といったニュアンス。
つまり、曲のサビの部分
I’m talkin’ Square Biz to you, baby
これは、私はあなたに本当に本当のことを言ってるのよ、という意味だ。
ちなみに「スクエア(square)」は、型にはまった、四角四面の、融通の利かない、普通のサラリーマンみたいな、普通の、というスラング。堅苦しい人、真面目人間、古臭い人、などの意味。He’s squareというと、彼は堅物だからな、とか、融通利かないからな、といったニュアンス。
何気に聴いている曲でも、曲のタイトルも、スラングあたりだとわからないもの。勉強になるなあ、『ソウル・ブレンズ』(笑)。
■「スクエア・ビズ」が入った『イット・マスト・ビー・ラヴ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000078JLP/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ESSAY>English Slang>Square Biz
【The Meaning Of Square Biz】
スラング。
ティーナ・マリーの1981年の大ヒット「スクエア・ビズ」。アルバム『イット・マスト・ビー・ラヴ』からのシングル・ヒットだが、これが昨日の「ソウル・ブレンズ」でかかったとき、DJのマーヴィンが「本当のことです」とその意味を説明した。スラングでそういう意味ということを知らなかったので、曲がかかっている間、マーヴィンに詳しく聞いた。
それによると、real thing, really ほんと、ほんとに、本物、といったニュアンスを意味する1970年代後期から1980年代初期に流行ったスラングだそう。
マーヴィン曰く、「もう、いまはほとんど使われてないと思う」。
そこで家に戻り、スラング辞典をチェック。
アーバン・ディクショナリーでは。
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=Square%20Biz
1. Square Biz
Used like "for real?" or "really" would be.
"Square biz, where?" 「何かがどこかで行われた」と相手に言われ、「ほんと、どこで?」といった具合に聞き返すように使う。
2. Square Biz
When someone is being very real. Serious. Straight talk.
とても本当なことを表わす。ストレート・トーク。歯に衣着せぬトーク。
別のサイトでも。
http://www.inthe70s.com/generated/terms.shtml
Square Biz
In agreement with, or in unison with another person’s statement.
相手の意見に同意すること。「その通り」といったニュアンス。
つまり、曲のサビの部分
I’m talkin’ Square Biz to you, baby
これは、私はあなたに本当に本当のことを言ってるのよ、という意味だ。
ちなみに「スクエア(square)」は、型にはまった、四角四面の、融通の利かない、普通のサラリーマンみたいな、普通の、というスラング。堅苦しい人、真面目人間、古臭い人、などの意味。He’s squareというと、彼は堅物だからな、とか、融通利かないからな、といったニュアンス。
何気に聴いている曲でも、曲のタイトルも、スラングあたりだとわからないもの。勉強になるなあ、『ソウル・ブレンズ』(笑)。
■「スクエア・ビズ」が入った『イット・マスト・ビー・ラヴ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000078JLP/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ESSAY>English Slang>Square Biz
◎エリック・ベネイ・ライヴ~「スパニッシュ・フライは不要。ベネイのアルバムさえあればよい」と彼は言う
【Eric Benet: You Don’t Need Spanish Fly, Just Have Eric Benet Album】
ムードメイカー。
1997年7月に初来日して以来、1999年7月、2005年9月、2007年9月、2009年2月、2009年12月に続いて通算7回目の来日。1年空けず9ヶ月ぶりの来日だ。
いつもながら女性ファンが圧倒的多数を占めるエリック。この日曜セカンドは、超満員で立ち見も出るほど。3連休の中日ということもあるのか。なんとこの日は、アル・マッケイ・オールスターズのヴォーカル、ティムとデゥヴィエーがライヴを見に来ていた。ちょうど僕の隣に座ったティムはエリックのデビュー前からLAで知っているという。
そしてそのエリックを求める熱気はいつになく熱い。そのためか、もう1曲目から席の前方のほうではお客さんが立ち上がっている。これまで1曲目から立ち上がるなんてあっただろうか。今回はドラムスが前回と同じだけで、他が新しくなり、しかも前回よりギタリストが加わり、ぐっとバンド・サウンドがよくなった。これであとコーラスが1人か2人加われば完璧だ。
それにしても、この歌のうまさと色気をどう文字にすればいいのか。「僕はこの東京が大好きだ!」と言い、観客からやんやの喝采を浴びる。
「スパニッシュ・フライ」はラテン調で観客から女性を一人ステージに上げて、一緒に踊る。この曲の解説をエリックはした。なんと「スパニッシュ・フライ」とは、ヴァイアグラのような精力増力薬だという。「だが、あなたが女性とそういう風になりたければ、スパニッシュ・フライは必要ない。エリック・ベネイのレコードがあれば、それで万全だ」と。そう、女性を口説くのにエリック・ベネイのラヴソングがあればいい。以前だったら、その役割をマーヴィン・ゲイやテディー・ペンダグラスが担っていた。
この日珍しいと思った選曲が「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」とアイズレイ・ブラザーズの大ヒット「フットステップス・イン・ザ・ダーク」。アイズレイも、ベネイの流れの源にあるアーティストだ。エリックが「ビトウィーン・ザ・シーツ」など歌ったら、超はまりまくるだろう。アイズレイ、マーヴィン、テディーあたりをメドレーでやられたら、観客は卒倒間違いなしだ。ぜひこの路線で徹底的に行って欲しい。
エリック・ベネイは、まさにムードメイカー。
ライヴは水曜まで、ブルーノート東京で。
https://reserve.bluenote.co.jp/bn-reserve/reserve2/BC0100_zaseki.jsp?event_id=1559
■過去関連記事
2009年12月23日(水)
エリック・ベネイ・ライヴ~クリスマスのカップルのために
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10417357640.html
September 30, 2005
Eric Benet Live: Best Live Show At Venue Under 500, This Year
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_09_30.html
October 02, 2005
Eric Benet: A Man At Crossroad (Part 1 of 2 Parts)
【人生の交差点】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_10_02.html
Eric Benet: A Man At Crossroad (Part 2 of 2 Parts)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_10_03.html
October 04, 2005
A Chat With Eric Benet: Reveals Real Age
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200510/2005_10_04.html
June 21, 2005
Eric Benet’s New Album "Hurricane" Portrays His Soul Searchin’ Story
http://blog.soulsearchin.com/archives/000339.html
July 27, 2005
Eric Benet Will Be Coming To Japan On September
http://blog.soulsearchin.com/archives/000412.html
■最新盤 『ロスト・イン・タイム』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00450XPDK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■『Lost In Time』アメリカ盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0047Z72IC/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■2008年リリース 『愛すること、生きること』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001C0U5ZC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
エリック・ベネイ(ヴォーカル)Eric Benét(vo)
ジョン・リッチ(キーボード)Jon Rych(key)
ジョン・ジョンソン(ギター)John Johnson(g)
アフトン・ジョンソン(ベース)Afton Johnson(b)
ジョン“スティックス”マクヴィッカー(ドラム)John "Stixx" McVicker(ds)
■セットリスト
Setlist : Eric Benet; Blue Note Tokyo, September 18, 2011/09/19
(ブルーノートのセットリストには、Spend My Life With Youが書いてあるが、実際はやらなかった)
show started 20:46
01.Intro: Love Don’t Love Me
02.The Hunger
03.Spiritual Thang
04.Chocolate Legs
05.Spanish Fly
06.Don’t Let Go
07.Sometimes I Cry
08.You’ve Got A Friend [James Taylor, Carol King, Donny Hathaway]
09.Footsteps In The Dark [Isley Brothers]
10.You’re The Only One
Enc. Georgy Porgy [Toto]
Show ended 21:58
(2011年9月18日日曜、ブルーノート東京、エリック・ベネイ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Benet, Eric
2011-124
【Eric Benet: You Don’t Need Spanish Fly, Just Have Eric Benet Album】
ムードメイカー。
1997年7月に初来日して以来、1999年7月、2005年9月、2007年9月、2009年2月、2009年12月に続いて通算7回目の来日。1年空けず9ヶ月ぶりの来日だ。
いつもながら女性ファンが圧倒的多数を占めるエリック。この日曜セカンドは、超満員で立ち見も出るほど。3連休の中日ということもあるのか。なんとこの日は、アル・マッケイ・オールスターズのヴォーカル、ティムとデゥヴィエーがライヴを見に来ていた。ちょうど僕の隣に座ったティムはエリックのデビュー前からLAで知っているという。
そしてそのエリックを求める熱気はいつになく熱い。そのためか、もう1曲目から席の前方のほうではお客さんが立ち上がっている。これまで1曲目から立ち上がるなんてあっただろうか。今回はドラムスが前回と同じだけで、他が新しくなり、しかも前回よりギタリストが加わり、ぐっとバンド・サウンドがよくなった。これであとコーラスが1人か2人加われば完璧だ。
それにしても、この歌のうまさと色気をどう文字にすればいいのか。「僕はこの東京が大好きだ!」と言い、観客からやんやの喝采を浴びる。
「スパニッシュ・フライ」はラテン調で観客から女性を一人ステージに上げて、一緒に踊る。この曲の解説をエリックはした。なんと「スパニッシュ・フライ」とは、ヴァイアグラのような精力増力薬だという。「だが、あなたが女性とそういう風になりたければ、スパニッシュ・フライは必要ない。エリック・ベネイのレコードがあれば、それで万全だ」と。そう、女性を口説くのにエリック・ベネイのラヴソングがあればいい。以前だったら、その役割をマーヴィン・ゲイやテディー・ペンダグラスが担っていた。
この日珍しいと思った選曲が「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」とアイズレイ・ブラザーズの大ヒット「フットステップス・イン・ザ・ダーク」。アイズレイも、ベネイの流れの源にあるアーティストだ。エリックが「ビトウィーン・ザ・シーツ」など歌ったら、超はまりまくるだろう。アイズレイ、マーヴィン、テディーあたりをメドレーでやられたら、観客は卒倒間違いなしだ。ぜひこの路線で徹底的に行って欲しい。
エリック・ベネイは、まさにムードメイカー。
ライヴは水曜まで、ブルーノート東京で。
https://reserve.bluenote.co.jp/bn-reserve/reserve2/BC0100_zaseki.jsp?event_id=1559
■過去関連記事
2009年12月23日(水)
エリック・ベネイ・ライヴ~クリスマスのカップルのために
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10417357640.html
September 30, 2005
Eric Benet Live: Best Live Show At Venue Under 500, This Year
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_09_30.html
October 02, 2005
Eric Benet: A Man At Crossroad (Part 1 of 2 Parts)
【人生の交差点】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_10_02.html
Eric Benet: A Man At Crossroad (Part 2 of 2 Parts)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_10_03.html
October 04, 2005
A Chat With Eric Benet: Reveals Real Age
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200510/2005_10_04.html
June 21, 2005
Eric Benet’s New Album "Hurricane" Portrays His Soul Searchin’ Story
http://blog.soulsearchin.com/archives/000339.html
July 27, 2005
Eric Benet Will Be Coming To Japan On September
http://blog.soulsearchin.com/archives/000412.html
■最新盤 『ロスト・イン・タイム』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00450XPDK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■『Lost In Time』アメリカ盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0047Z72IC/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■2008年リリース 『愛すること、生きること』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001C0U5ZC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
エリック・ベネイ(ヴォーカル)Eric Benét(vo)
ジョン・リッチ(キーボード)Jon Rych(key)
ジョン・ジョンソン(ギター)John Johnson(g)
アフトン・ジョンソン(ベース)Afton Johnson(b)
ジョン“スティックス”マクヴィッカー(ドラム)John "Stixx" McVicker(ds)
■セットリスト
Setlist : Eric Benet; Blue Note Tokyo, September 18, 2011/09/19
(ブルーノートのセットリストには、Spend My Life With Youが書いてあるが、実際はやらなかった)
show started 20:46
01.Intro: Love Don’t Love Me
02.The Hunger
03.Spiritual Thang
04.Chocolate Legs
05.Spanish Fly
06.Don’t Let Go
07.Sometimes I Cry
08.You’ve Got A Friend [James Taylor, Carol King, Donny Hathaway]
09.Footsteps In The Dark [Isley Brothers]
10.You’re The Only One
Enc. Georgy Porgy [Toto]
Show ended 21:58
(2011年9月18日日曜、ブルーノート東京、エリック・ベネイ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Benet, Eric
2011-124
★ オリジナル・タイム、ザ・ファミリー再結成~タイムは21年ぶりのアルバム発売へ
2011年9月19日 音楽★オリジナル・タイム、ザ・ファミリー再結成~タイムは21年ぶりのアルバム発売へ
【Original Time Re-formed】
再結成。
プリンスに詳しいツナさん情報提供による、プリンス周辺の情報を不定期でお届けする「不定期プリンス情報」。今回の最大のニューズは、あの「ザ・タイム」の再結成。
1981年、「ゲット・イット・アップ」でセンセーショナルにデビューしたプリンス・キャンプの名物グループ、ザ・タイムが紆余曲折を経て再結成し、21年ぶりの新作アルバム『コンデンセイト』を出す。
また、そのタイムに在籍していたジェリービーン・ジョンソン(ドラムス)がジェローム・ベントン、セント・ポール・ピーターソン、エリック・リーズ、スザンヌ・メルヴォイン、ミコ・ウィーヴァー(サポート・メンバー)らと、これまた紆余曲折を経てザ・ファミリーを結成。その彼らが、エフデラックス(fDeluxe)と名前を変え、活動を開始。アルバム『ガスライト』をリリースしている。彼らはこれにともない2011年9月16日、ミネアポリスのローリング・シアターでお披露目ライヴを行った。
http://fdeluxe.com/
まず、タイムについて。
ザ・タイムは
モーリス・デイ (ヴォーカル)
ジミー・ジャム (キーボード)
テリー・ルイス (ベース)
ジェシー・ジョンソン (ギター)
ジェリービーン・ジョンソン (ドラムス)
モンテ・モア (キーボード)
ジェローム・ベントン (お付の人)
の7人から成るバンド。
モーリス・デイとジェロームのコミカルなキャラクターが、ひじょうに印象深いイメージを持つグループだが、このバンドのジャム&ルイスは後に大ヒット・プロデューサーになる。元々は、プリンスが自身の音楽とは別の音楽を作ろうとすでにミネアポリスにあった「フライト・タイム」というグループをリクルートし、若干メンバー・チェンジし、デビューさせたもの。レコードでは、ほとんどの楽器、楽曲をプリンスがレコーディングしている。
ザ・タイムはアルバムを4枚だし、4枚目の『パンデモニアム』は1990年のリリース。それ以来のアルバムということで21年ぶりとなる。アルバムは2011年10月18日にリリースされる。先行シングル「# Trendin」(発音がよくわからないが、ナンバー・トレンディンか?)が一部試聴できるが、9月20日からデジタル・リリースとなる。あるいは、ツイッター用のハッシュタグで、曲名としては、ただ単に「トレンディン」かもしれない。
今回、このザ・タイムは、ジ・オリジナル・セヴン(表記は、The Original 7Ven)と名前を変えている。
すでにサイトができている。
http://www.theoriginaltimeband.com/
ここでは、The Band Formerly Known As The Time と表記されている。
ザ・タイムは、『パンデモニアム』の後、再度解散。その後1995年、メンバーを少し入れ替え、「モーリス・デイ&ザ・タイム」として、いくつかライヴを行った。このあたりからアルバム制作のうわさが出ていたが、その後2008年2月のグラミー賞授賞式で、オリジナル・メンバーでザ・タイムが再結成され、この模様は全世界に中継された。これを受け、オリジナルのラインアップで6月から7月にかけ、ラスヴェガスでライヴが行われた。2010年6月にもライヴが行われ、このときに、アルバムは9割がたできている、と発言していた。
グラミーのときの映像。
http://www.dailymotion.com/video/x4c7e5_rihanna-time-umbrella-don-t-stop-th_shortfilms
(若干映像が悪いですが)
タイムは、すでにツイッターで独自のアカウントを取っている。IDは、@theoriginal7ven 当初は @theoriginaltime だったようだが、今はなくなっている。
+++++
2011年9月24日(土) 恵比寿でプリンス・パーティー開催
日時 2011年9月24日(土)15:00~20:00
場所 恵比寿vibe (東京都渋谷区恵比寿1-22-15 )
http://atnd.org/events/19370
電話 03-6450-2043
>恵比寿東口出て、坂を下りる。道なり→五差路・恵比寿東口の交差点をゼストの方に比較的広い道を進む。(少しだけ右方向に直進)→右手にキムカツなど→ 道なり→左手のゼストを超えてすぐの恵比寿四丁目の交差点を左折すぐ左側。
料金 2000円1ドリンク(当日券のみ)
出演DJ DJ:Terry Ueda TUNA DJ Kebi
+++++
(ツナさん、いつも情報ありがとうございます。そして、ツナさんは昨日=9月18日がお誕生日でした。お誕生日おめでとうございます)
■パンデモニアム (解説・吉岡正晴)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006526E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ホワット・タイム・イズ・イット・ナウ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KXX/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ANNOUNCEMENT>Prince Information
【Original Time Re-formed】
再結成。
プリンスに詳しいツナさん情報提供による、プリンス周辺の情報を不定期でお届けする「不定期プリンス情報」。今回の最大のニューズは、あの「ザ・タイム」の再結成。
1981年、「ゲット・イット・アップ」でセンセーショナルにデビューしたプリンス・キャンプの名物グループ、ザ・タイムが紆余曲折を経て再結成し、21年ぶりの新作アルバム『コンデンセイト』を出す。
また、そのタイムに在籍していたジェリービーン・ジョンソン(ドラムス)がジェローム・ベントン、セント・ポール・ピーターソン、エリック・リーズ、スザンヌ・メルヴォイン、ミコ・ウィーヴァー(サポート・メンバー)らと、これまた紆余曲折を経てザ・ファミリーを結成。その彼らが、エフデラックス(fDeluxe)と名前を変え、活動を開始。アルバム『ガスライト』をリリースしている。彼らはこれにともない2011年9月16日、ミネアポリスのローリング・シアターでお披露目ライヴを行った。
http://fdeluxe.com/
まず、タイムについて。
ザ・タイムは
モーリス・デイ (ヴォーカル)
ジミー・ジャム (キーボード)
テリー・ルイス (ベース)
ジェシー・ジョンソン (ギター)
ジェリービーン・ジョンソン (ドラムス)
モンテ・モア (キーボード)
ジェローム・ベントン (お付の人)
の7人から成るバンド。
モーリス・デイとジェロームのコミカルなキャラクターが、ひじょうに印象深いイメージを持つグループだが、このバンドのジャム&ルイスは後に大ヒット・プロデューサーになる。元々は、プリンスが自身の音楽とは別の音楽を作ろうとすでにミネアポリスにあった「フライト・タイム」というグループをリクルートし、若干メンバー・チェンジし、デビューさせたもの。レコードでは、ほとんどの楽器、楽曲をプリンスがレコーディングしている。
ザ・タイムはアルバムを4枚だし、4枚目の『パンデモニアム』は1990年のリリース。それ以来のアルバムということで21年ぶりとなる。アルバムは2011年10月18日にリリースされる。先行シングル「# Trendin」(発音がよくわからないが、ナンバー・トレンディンか?)が一部試聴できるが、9月20日からデジタル・リリースとなる。あるいは、ツイッター用のハッシュタグで、曲名としては、ただ単に「トレンディン」かもしれない。
今回、このザ・タイムは、ジ・オリジナル・セヴン(表記は、The Original 7Ven)と名前を変えている。
すでにサイトができている。
http://www.theoriginaltimeband.com/
ここでは、The Band Formerly Known As The Time と表記されている。
ザ・タイムは、『パンデモニアム』の後、再度解散。その後1995年、メンバーを少し入れ替え、「モーリス・デイ&ザ・タイム」として、いくつかライヴを行った。このあたりからアルバム制作のうわさが出ていたが、その後2008年2月のグラミー賞授賞式で、オリジナル・メンバーでザ・タイムが再結成され、この模様は全世界に中継された。これを受け、オリジナルのラインアップで6月から7月にかけ、ラスヴェガスでライヴが行われた。2010年6月にもライヴが行われ、このときに、アルバムは9割がたできている、と発言していた。
グラミーのときの映像。
http://www.dailymotion.com/video/x4c7e5_rihanna-time-umbrella-don-t-stop-th_shortfilms
(若干映像が悪いですが)
タイムは、すでにツイッターで独自のアカウントを取っている。IDは、@theoriginal7ven 当初は @theoriginaltime だったようだが、今はなくなっている。
+++++
2011年9月24日(土) 恵比寿でプリンス・パーティー開催
日時 2011年9月24日(土)15:00~20:00
場所 恵比寿vibe (東京都渋谷区恵比寿1-22-15 )
http://atnd.org/events/19370
電話 03-6450-2043
>恵比寿東口出て、坂を下りる。道なり→五差路・恵比寿東口の交差点をゼストの方に比較的広い道を進む。(少しだけ右方向に直進)→右手にキムカツなど→ 道なり→左手のゼストを超えてすぐの恵比寿四丁目の交差点を左折すぐ左側。
料金 2000円1ドリンク(当日券のみ)
出演DJ DJ:Terry Ueda TUNA DJ Kebi
+++++
(ツナさん、いつも情報ありがとうございます。そして、ツナさんは昨日=9月18日がお誕生日でした。お誕生日おめでとうございます)
■パンデモニアム (解説・吉岡正晴)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006526E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ホワット・タイム・イズ・イット・ナウ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KXX/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ANNOUNCEMENT>Prince Information
◎ マサ小浜スペシャル・パート5
2011年9月18日 音楽◎マサ小浜スペシャル・パート5
【Masa Kohama Special Part 5】
選曲。
「ソウル・サーチン」イヴェントでも大活躍していただいているギタリスト、マサ小浜名義のライヴ第5弾。早い時間はマル(ファイヤーリリー)を渋谷のジェイジー・ブラット(Jzbrat)で見て、セカンドから参加。毎回音楽好きなファンがたくさん集まる。マサ小浜スペシャルとしては、7月以来約2ヵ月半ぶり。いつも選曲がいいので、楽しんでいる。
編成はシンプルで、ドラムス(ジェイ・スティックス)、ベース(今回はジーノ)、キーボード(ケイリブ)にマサ小浜の4人。4人だけでしっかりした音が、ファンキーにタイトに出てくる。「PYT」は、ソウル・サーチャーズの演奏とはまた違った雰囲気になって、これもよかった。
ジャズ、フュージョン、いわゆるブラック・コンテンポラリー、最近のR&B、ポップ、ロック、ソウル、そしてブルーズまでマサ小浜とその仲間の好きなさまざまなジャンルの音楽が繰り広げられる。
本編最後のルーサーの「ネヴァー・トゥ・マッチ」なんかも、ルーサーのレコードを思わせる出来。そして、アンコール「パープル・レイン」でのマサの客席にでてきてのソロ・プレイは観客を圧倒。これを聴いて見ていると、次の「ソウル・サーチン」はプリンスかなあ、と思わせられる。
この日はファーストでナイル・ロジャーズ特集ということで、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」とデイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」をやって、かなり好評だったそう。
マサに、これだけのクオリティーのものができるなら、それこそライヴ後、翌日にItunesでの配信なんかもおもしろいんじゃない、と提案してみた。
「ソウル・サーチン」のイヴェントでマサ小浜の存在を知ったファンたちが、新たにこのライヴにやってきてくれた。イヴェント主催者としては嬉しい限りです。
ケイリブに次回の「ソウル・サーチン」来年6月にプリンスでどうかとしばらく前から言ってるが、なかなか色よい返事がこない。「9ヶ月も先じゃないかあ。う~~ん」と。(笑) 果たしてどうなるかな。
■マサ小浜ウェッブ
http://masakohama.com/
■関連記事(一部)
2011年07月09日(土)
マサ小浜スペシャルVol 4
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10946888458.html
2011年06月07日(火)
ユリ・マサ・ライヴ~自由度の高いライヴ:Juju、トータス松本さん飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10915057661.html
2011年03月12日(土)
マサ小浜3回目のライヴ~「レッド・マサ・スペシャル」、アツシ飛び入りも
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10827190545.html
2010年07月09日(金)
マサ小浜、初ソロ・ライヴ~ソウルとファンクとスムース・ジャズと
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10584972682.html
■セットリスト マサ小浜 ブルース・アレイ
Setlist
01.Cross Road [Robert Johnson]
02.So Sick [Neyo]
03.That’s The Way Love Goes [Janet Jackson]
04.Red Light Special [TLC]
05.For The Love Of You [Isley Brothers]
06.Like A Virgin [Madonna]
07.Let’s Dance [David Bowie]
08.Never Can Say Goodbye [Jackson 5]
09.Little Wing [Jimi Hendricks]
Set 2
Show started 21:26
01.I Got A Woman [Ray Charles]
02.Another Sad Love Song [Toni Braxton]
03.PYT [Michael Jackson]
04.I Get Lonely [Janet Jackson]
05.Angel [Sarah McLachlan]
06.Nothing But A Party [George Benson]
07.Do Wrong Woman Blues [Johnny Guitar Watson]
08.Never Too Much [Luther Vandross]
Enc. Purple Rain [Prince]
Show ended 22:48
(2011年9月16日金曜、目黒・ブルースアレイ、マサ小浜ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kohama, Masa
2011-
【Masa Kohama Special Part 5】
選曲。
「ソウル・サーチン」イヴェントでも大活躍していただいているギタリスト、マサ小浜名義のライヴ第5弾。早い時間はマル(ファイヤーリリー)を渋谷のジェイジー・ブラット(Jzbrat)で見て、セカンドから参加。毎回音楽好きなファンがたくさん集まる。マサ小浜スペシャルとしては、7月以来約2ヵ月半ぶり。いつも選曲がいいので、楽しんでいる。
編成はシンプルで、ドラムス(ジェイ・スティックス)、ベース(今回はジーノ)、キーボード(ケイリブ)にマサ小浜の4人。4人だけでしっかりした音が、ファンキーにタイトに出てくる。「PYT」は、ソウル・サーチャーズの演奏とはまた違った雰囲気になって、これもよかった。
ジャズ、フュージョン、いわゆるブラック・コンテンポラリー、最近のR&B、ポップ、ロック、ソウル、そしてブルーズまでマサ小浜とその仲間の好きなさまざまなジャンルの音楽が繰り広げられる。
本編最後のルーサーの「ネヴァー・トゥ・マッチ」なんかも、ルーサーのレコードを思わせる出来。そして、アンコール「パープル・レイン」でのマサの客席にでてきてのソロ・プレイは観客を圧倒。これを聴いて見ていると、次の「ソウル・サーチン」はプリンスかなあ、と思わせられる。
この日はファーストでナイル・ロジャーズ特集ということで、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」とデイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」をやって、かなり好評だったそう。
マサに、これだけのクオリティーのものができるなら、それこそライヴ後、翌日にItunesでの配信なんかもおもしろいんじゃない、と提案してみた。
「ソウル・サーチン」のイヴェントでマサ小浜の存在を知ったファンたちが、新たにこのライヴにやってきてくれた。イヴェント主催者としては嬉しい限りです。
ケイリブに次回の「ソウル・サーチン」来年6月にプリンスでどうかとしばらく前から言ってるが、なかなか色よい返事がこない。「9ヶ月も先じゃないかあ。う~~ん」と。(笑) 果たしてどうなるかな。
■マサ小浜ウェッブ
http://masakohama.com/
■関連記事(一部)
2011年07月09日(土)
マサ小浜スペシャルVol 4
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10946888458.html
2011年06月07日(火)
ユリ・マサ・ライヴ~自由度の高いライヴ:Juju、トータス松本さん飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10915057661.html
2011年03月12日(土)
マサ小浜3回目のライヴ~「レッド・マサ・スペシャル」、アツシ飛び入りも
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10827190545.html
2010年07月09日(金)
マサ小浜、初ソロ・ライヴ~ソウルとファンクとスムース・ジャズと
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10584972682.html
■セットリスト マサ小浜 ブルース・アレイ
Setlist
01.Cross Road [Robert Johnson]
02.So Sick [Neyo]
03.That’s The Way Love Goes [Janet Jackson]
04.Red Light Special [TLC]
05.For The Love Of You [Isley Brothers]
06.Like A Virgin [Madonna]
07.Let’s Dance [David Bowie]
08.Never Can Say Goodbye [Jackson 5]
09.Little Wing [Jimi Hendricks]
Set 2
Show started 21:26
01.I Got A Woman [Ray Charles]
02.Another Sad Love Song [Toni Braxton]
03.PYT [Michael Jackson]
04.I Get Lonely [Janet Jackson]
05.Angel [Sarah McLachlan]
06.Nothing But A Party [George Benson]
07.Do Wrong Woman Blues [Johnny Guitar Watson]
08.Never Too Much [Luther Vandross]
Enc. Purple Rain [Prince]
Show ended 22:48
(2011年9月16日金曜、目黒・ブルースアレイ、マサ小浜ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kohama, Masa
2011-
◎ 不変の普遍~アル・マッケイ
2011年9月17日 音楽◎不変の普遍~アル・マッケイ
【Never Changing Al McKay】
普遍。
いいものはいつ見てもいい。いいものは何度見てもいい。アル・マッケイ・オールスターズのライヴは、どんなに同じものでも完成度が高いので、何度見てもいい。
ソリッドなリズム、迫力あるホーン・セクション、そして3人いるヴォーカルのパワー。確実に刻まれるアルのギター。アースがもっともアースらしく生き生きしていた頃のサウンドを見事なまでに再現する。
なんとセットリストは昨年の完璧な再現。曲順曲目すべて同じだ。ただし、1曲アンコールで「ブギー・ワンダーランド」がなかっただけ。特に「イン・ザ・ストーン」から「セプテンバー」までのノンストップ、いけいけ、メドレーは上がる上がる。観客も総立ちになって踊る踊る。
メンバー総勢13人がステージに乗るとステージが狭い狭い。ヴォーカル3人がちょっとした振り付けで踊ろうとしても、なかなかスペースが狭くて大変だ。それでも彼らは踊る。ヒット曲をそのまま忠実に再現するということがいかにファンを喜ばせることができるか。
バラード「リーズン」の後半では、エド・ウィンの長尺ソロとリードのひとり、ティム(ドレッドのロングヘア)とのかけあいが素晴らしい。ティムはファルセットも歌い、フィリップ・ベイリー役を演じる。「マジック・マインド」の4人のブラスセクションの歯切れのいいリフは何度聴いても最高だ。
「セプテンバー」では、客席の観客がみんなジャンプ、ジャンプ。そして、ライヴ終了後はメンバー数人が集まり、サイン会。
ライヴ後、カマサミ・コングさんと一緒に少しアルと話をした。「今度来るときは、少し新しい曲をやろうかと思ってるんだ。『マイティー・マイティー』とか『シャイニング・スター』『シング・ア・ソング』とか」 そこで、僕は再び「バック・オン・ザ・ロード」をやってください、と強く押した。
(この項、続くかも)
■アース特集のワックスポエティックス最新号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861134323/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
■アースは、もし1枚だけなら、このエッセンスが比較的お勧め
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54OQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
あるいは、各アルバムを揃えるなら『暗黒への挑戦』から『黙示録』『フェイセス』あたりまで。これら6枚は無敵です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54MI/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54MS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54N2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54NC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001ZX66O/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54NM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■アル・マッケイ関連・過去記事
2010年12月30日(木)
アル・マッケイ・オールスターズ~アースがもっとも輝いていた時代を再現するシャイニング・スターた
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10751727965.html
2009年12月30日(水)
マイケル・ジャクソン~三浦大知~アル・マッケイ・オールスターズ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091230.html
同記事の英語版がアル・マッケイのウェッブに掲載されています
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=42&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=
April 29, 2009
アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ、タイトにファンキーに灼熱の狂宴
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090429.html
同記事の英語版がアル・マッケイのウェッブに掲載されています
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=36&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=
March 21, 2008
Al McKay Allstars Live : Big Party Is Happening On The Stage
【アル・マッケイ・オールスターズ~ステージ上は大パーティー騒ぎ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_03_21.html
同記事の英語版がアル・マッケイのウェッブに掲載されています
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=35&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=
April 14, 2008
Some Times, A Piece Might Influenced Somebody
【時にひとつの文章が、誰かに影響を与えることもある】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_04_14.html
◎アース・ウインド・アンド・ファイアーの名ギタリスト、アル・マッケイの挑戦 (インタヴュー記事)お勧めです
http://www.barks.jp/feature/?id=52241463
◎アル・マッケイ・オールスターズ・ライナーノーツ
『ライヴ・アット・マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル2002』
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/mccay20030723.html
2003/06/12 (Thu)
Crash Between Maurice White And Al McKay
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200306/diary20030612.html
◎アース・ウィンド&ファイアー『ライヴ・イン・リオ』(アル・マッケイ在籍のアースのライナーノーツ)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/earth20030326.html
January 19, 2006
Earth, Wind & Fire: Live At Budoukan, Why They Didn’t Play Encore Song?
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_19.html
(ここにアース関連・過去記事一覧)
■メンバー
アル・マッケイ / Al McKay (Lead Guitar)
ティム・オーウェンズ / Tim Owens(Vocals)(ドレッドのロングヘア)
クロード・ウッズ / Claude Woods(Vocals)(キャップを被っていた)
ディヴィア・デュケット / DeVere Duckett(Vocals)(アフロっぽいパーマ)
マイケル・ハリス / Michael Harris(Trumpet)(オリジナル・フェニックス・ホーンズ)
マット・フロンク / Matt Fronke(Trumpet)
エド・ウィン / Ed Wynne(Saxophone)(「リーズン」の長尺ソロ)
ジャスティン・カーク / Justin Kirk(Trombone)
ベン・ダウリング / Ben Dowling(Keyboards)
ディーン・ガント / Dean Gant(Keyboards)
フレディー・フルウェレン / Freddie Flewelen (Bass)
アーロン・ハガティ / Aaron Haggerty(Drums)
デイヴィッド・リーチ / David Leach(Percussion)
■セットリスト アル・マッケイ・オールスターズ、2011年9月15日(木)
Setlist: Al McKay All Stars @ Billboard Live Tokyo, September 15, 2011
show started 21:30
00. Intro: On The Way Up
01. Serpentin Fire
02. Got To Get You Into My Life
03. Can’t Let Go
04. Saturday Nite
05. After The Love Has Gone
06. Reasons
07. In The Stone
08. Fantasy
09. Jupiter
10. Getaway
11. Magic Mind
12. Let your Feelings Show
13. Can’t Hide Love
14. That’s The Way Of The World
15. September
Enc. Let’s Groove
show ended 22:50
(2011年9月15日(木)、ビルボードライブ東京=アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>McKay, Al All Stars
2011-
【Never Changing Al McKay】
普遍。
いいものはいつ見てもいい。いいものは何度見てもいい。アル・マッケイ・オールスターズのライヴは、どんなに同じものでも完成度が高いので、何度見てもいい。
ソリッドなリズム、迫力あるホーン・セクション、そして3人いるヴォーカルのパワー。確実に刻まれるアルのギター。アースがもっともアースらしく生き生きしていた頃のサウンドを見事なまでに再現する。
なんとセットリストは昨年の完璧な再現。曲順曲目すべて同じだ。ただし、1曲アンコールで「ブギー・ワンダーランド」がなかっただけ。特に「イン・ザ・ストーン」から「セプテンバー」までのノンストップ、いけいけ、メドレーは上がる上がる。観客も総立ちになって踊る踊る。
メンバー総勢13人がステージに乗るとステージが狭い狭い。ヴォーカル3人がちょっとした振り付けで踊ろうとしても、なかなかスペースが狭くて大変だ。それでも彼らは踊る。ヒット曲をそのまま忠実に再現するということがいかにファンを喜ばせることができるか。
バラード「リーズン」の後半では、エド・ウィンの長尺ソロとリードのひとり、ティム(ドレッドのロングヘア)とのかけあいが素晴らしい。ティムはファルセットも歌い、フィリップ・ベイリー役を演じる。「マジック・マインド」の4人のブラスセクションの歯切れのいいリフは何度聴いても最高だ。
「セプテンバー」では、客席の観客がみんなジャンプ、ジャンプ。そして、ライヴ終了後はメンバー数人が集まり、サイン会。
ライヴ後、カマサミ・コングさんと一緒に少しアルと話をした。「今度来るときは、少し新しい曲をやろうかと思ってるんだ。『マイティー・マイティー』とか『シャイニング・スター』『シング・ア・ソング』とか」 そこで、僕は再び「バック・オン・ザ・ロード」をやってください、と強く押した。
(この項、続くかも)
■アース特集のワックスポエティックス最新号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861134323/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
■アースは、もし1枚だけなら、このエッセンスが比較的お勧め
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54OQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
あるいは、各アルバムを揃えるなら『暗黒への挑戦』から『黙示録』『フェイセス』あたりまで。これら6枚は無敵です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54MI/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54MS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54N2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54NC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001ZX66O/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002J54NM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■アル・マッケイ関連・過去記事
2010年12月30日(木)
アル・マッケイ・オールスターズ~アースがもっとも輝いていた時代を再現するシャイニング・スターた
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10751727965.html
2009年12月30日(水)
マイケル・ジャクソン~三浦大知~アル・マッケイ・オールスターズ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091230.html
同記事の英語版がアル・マッケイのウェッブに掲載されています
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=42&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=
April 29, 2009
アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ、タイトにファンキーに灼熱の狂宴
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090429.html
同記事の英語版がアル・マッケイのウェッブに掲載されています
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=36&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=
March 21, 2008
Al McKay Allstars Live : Big Party Is Happening On The Stage
【アル・マッケイ・オールスターズ~ステージ上は大パーティー騒ぎ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_03_21.html
同記事の英語版がアル・マッケイのウェッブに掲載されています
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=35&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=
April 14, 2008
Some Times, A Piece Might Influenced Somebody
【時にひとつの文章が、誰かに影響を与えることもある】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_04_14.html
◎アース・ウインド・アンド・ファイアーの名ギタリスト、アル・マッケイの挑戦 (インタヴュー記事)お勧めです
http://www.barks.jp/feature/?id=52241463
◎アル・マッケイ・オールスターズ・ライナーノーツ
『ライヴ・アット・マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル2002』
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/mccay20030723.html
2003/06/12 (Thu)
Crash Between Maurice White And Al McKay
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200306/diary20030612.html
◎アース・ウィンド&ファイアー『ライヴ・イン・リオ』(アル・マッケイ在籍のアースのライナーノーツ)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/earth20030326.html
January 19, 2006
Earth, Wind & Fire: Live At Budoukan, Why They Didn’t Play Encore Song?
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_19.html
(ここにアース関連・過去記事一覧)
■メンバー
アル・マッケイ / Al McKay (Lead Guitar)
ティム・オーウェンズ / Tim Owens(Vocals)(ドレッドのロングヘア)
クロード・ウッズ / Claude Woods(Vocals)(キャップを被っていた)
ディヴィア・デュケット / DeVere Duckett(Vocals)(アフロっぽいパーマ)
マイケル・ハリス / Michael Harris(Trumpet)(オリジナル・フェニックス・ホーンズ)
マット・フロンク / Matt Fronke(Trumpet)
エド・ウィン / Ed Wynne(Saxophone)(「リーズン」の長尺ソロ)
ジャスティン・カーク / Justin Kirk(Trombone)
ベン・ダウリング / Ben Dowling(Keyboards)
ディーン・ガント / Dean Gant(Keyboards)
フレディー・フルウェレン / Freddie Flewelen (Bass)
アーロン・ハガティ / Aaron Haggerty(Drums)
デイヴィッド・リーチ / David Leach(Percussion)
■セットリスト アル・マッケイ・オールスターズ、2011年9月15日(木)
Setlist: Al McKay All Stars @ Billboard Live Tokyo, September 15, 2011
show started 21:30
00. Intro: On The Way Up
01. Serpentin Fire
02. Got To Get You Into My Life
03. Can’t Let Go
04. Saturday Nite
05. After The Love Has Gone
06. Reasons
07. In The Stone
08. Fantasy
09. Jupiter
10. Getaway
11. Magic Mind
12. Let your Feelings Show
13. Can’t Hide Love
14. That’s The Way Of The World
15. September
Enc. Let’s Groove
show ended 22:50
(2011年9月15日(木)、ビルボードライブ東京=アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>McKay, Al All Stars
2011-
◎ 稀代のエンタテイナー2人が共演
2011年9月16日 音楽◎稀代のエンタテイナー2人が共演
【Dave Koz & Peabo Bryson: Two Top Entertainer On The Stage】
達者。
どちらもエンタテイナー、どちらも日本が大好きで、日本語も達者という組み合わせによるエンタテインメント・ショー。デイヴ・コーズは2009年10月、2010年10月以来11ヶ月ぶり。ピーボは、2010年1月、2011年2月以来7ヶ月ぶり。
最初がデイヴ、途中でピーボがゲストで入り5曲、またデイヴ、最後みんなで一緒に、という構成。バンドはデイヴのバンド。ドラムス、キーボード2人、ギター、ベース、そして、サックス、デイヴという編成。
それにしても、デイヴのライヴは、インストゥルメンタルなのに曲に振り付けがついていて、いちいちおもしろい。セットリスト4の「エニシング・パッシブル」なんてギター、ベースと3人で並んで揃って踊る。というか、振りをつける。インスト・バンドでここまでやってくれるのは、ジェームス・ブラウンのバックバンド、JBズや、タワー・オブ・パワー、インコグニートがちょっとくらい。おおげさにこうした動きがあると、ほんとに楽しくなる。まさに彼らのライヴは目をつぶって聴くのではなく、一挙手一投足を凝視しながら楽しむといい。
そして、デイヴは必ずセットリストの中に日本の曲を1曲含める。今回は、坂本九の「見上げてごらん、夜の星を」(作詞・永六輔、作曲・いずみたく)。
ピーボは今回、石井竜也、小柳ゆきらとサントリー・ホールなどでコンサートをやってきていて、その後半にデイヴとのギグをいれたそうだ。これは知らなかった。ほかに広島、鹿児島などでもやってきたという。
さすがにこの日はゲストということもあってか、登場のとき全員と握手とはいかなかったが、それでも通路の人たちとは握手をしてステージに登場。いつもの美声をしっかり聴かせた。デュエットの相手は、イギリスで活躍していた411というグループに一時期所属していたタニヤ・ボニフェース。実にきれいな子で、ピーボと歌った「トゥナイト・アイ・セレブレート・マイ・ラヴ」や「ホール・ニュー・ワールド」あたりは、愛があふれる感じだ。(笑) 日本に来るのは何度目かだが、ピーボとステージに上がるのは今回が初めてだそう。
1曲目ちょっとリヴァーヴが少ないなと思ったら、ピーボ1曲目が終わるなりいきなり、「もう少しリヴァーヴをあげてくれ」とスタッフに言った。ぐっとよくなった。彼の場合、ライヴで歌ってても、絶対にはずすことはない。その安定感は抜群だ。そしてその歌のうまさで観客をぐっとひきつける。この正統派っぷりはシンガーの王道だ。
最近のハイライト曲のひとつ「ミッシング・ユー」。「次の曲は、どこかの場所、誰か、ある場所でのあるとき、そうしたものを失ったことへの曲です。僕の場合は、母と姉を失くしました。みなさんに捧げます」と言ってピーボはしっとりと情熱的に歌いこむ。
アンコールでは、ピーボも親交のあったマイケル・ジャクソンの「ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ」を全員で。途中で客に「セイ・マ・マ・マ・マッコサ」と「スターティン・サムシン」の一部をまぜて歌わせる。
このアンコールが終わった後も、観客はさらなるアンコールを求めて、拍手を続けていた。ちなみにこの日はアル・マッケイ・オールスターズで来日していたキーボード奏者、ディーン・ガントも客席で見ていた。
(この項、続く。ピーボと少し話をしたので、そのあたりは後日)(もちろん、次回来日時に「フィール・ザ・ファイアー」を歌ってくれと強くリクエストしておきました(笑))
■過去関連記事
2009年11月03日(火)
デイヴ・コーズ&ジョナサン・バトラー・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10379509561.html
April 07, 2006
Dave Koz & Kirk Whalum Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/000935.html
2010年01月31日(日)
ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル・ライヴ(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10446839019.html#main
2010年02月10日(水)
ピーボ・ブライソン(パート2)~テディーとマイケルを語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10455090009.html
■ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001N1OTW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■「フィール・ザ・ファイアー」含めベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B19B7Q/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デイヴ・コーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CRGTYQ/soulsearchiho-22/ref=nosim
■メンバー
デイヴ・コーズ(サックス) Dave Koz(sax)
ピーボ・ブライソン(ヴォーカル)Peabo Bryson(vo)
ブライアン・シンプソン(キーボード)Brian Simpson(key)
ティオ・バンクス(キーボード)Tio Banks(key)
ランディ・ジェイコブス(ギター)Randy Jacobs(g)
アンドレ・ベリー(ベース)Andre Berry(b)
ジェイ・ウィリアムス(ドラムス)Jay Williams(ds)
タニヤ・ボニフェース(バック・ヴォーカル) Tanya Boniface (vocal)
■セットリスト デイヴ・コーズ&ピーボ・ブライソン ブルーノート東京、2011年9月14日(水)
Setlist: Dave Koz & Peabo Bryson Live
Show started 21:31
00.Intro Tape
01.What You Leave Behind
02.Life In The Fast Lane
03.Honeydipped
04.Anything’s Possible ~ a riff of Higher Ground
05.見上げてごらん、夜の星を (Miagete Goran, Yoru No Hoshi-wo)
06.Silverlining
>Peabo Bryson & Tanya Boniface on the stage]
07.By The Time This Night Is Over
08.Missing You
09.Tonight I Celebrate My Life (+Tanya Boniface)
10.Show & Tell
11.Whole New World (+Dave) (+Tanya Boniface)
>Peabo + Tanya left stage
12.Give It Up (Getaway)
13.Smile
Enc. Don’t Stop Till You Get Enough (All)
Show ended 23:01
(2011年9月14日水曜、デイヴ・コーズ、ピーボ・ブライソン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Koz, Dave / Bryson Peabo
◎ ブッカーT、オーティスの残り香を漂わせ
2011年9月15日 音楽◎ブッカーT、オーティスの残り香を漂わせ
【Booker T. Jones: Remains Perfume Of Otis】
残り香。
たとえば、ソウル・サーチャーとしてもはや絶対見ることができないソウル・アーティストのライヴへの思いを馳せるとき、その関連アーティストのライヴを見て、ふとその亡きアーティストを思い浮かべることがある。
このブッカーTやサム・ムーア、ブルース・ブラザーズのライヴを見ていると、自然と今は亡きソウル・シンガー、オーティス・レディングを思い起こさせる瞬間が何度かある。オーティスを見ることはかなわないが、その残り香を、このブッカーTで嗅ぐことはできるわけだ。サム・ムーアも、ブッカーTも、オーティスも、みな同じレコード会社、スタックスにいたから、サウンドが似ているのだ。
前回から約1年6ヶ月ぶりの来日。前々回とはブッカーT以外はメンバーが若手に変更。ほぼ前回同様メンバー。しかし、このシンプルな40年前と変わらない「不変性」はブルーノートをジュークジョイントに変え、ハモンドB3の音の響きは、観客を瞬時に1960年代へトリップさせてくれる。
驚いたのが下記セットリストの3、ブッカーTがウィリアム・ベルと一緒に曲を書き、アルバート・キングでヒットさせた「ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン」を、オルガンからステージ中央に出てきてギターを弾いて歌ったこと。まあ、ギターは愛嬌だが、そのサーヴィス精神に驚いた。
そして、オーティスの名曲「ドック・オブ・ザ・ベイ」では最後の口笛のところを、観客とちょっとしたコール&レスポンスを繰り広げた。口笛のやりとりはめったにないことだったのでおもしろかった。
さらに驚いたのが、「ドック・・・」から続けて、いきなりビル・ウィザースでおなじみの「エイント・ノー・サンシャイン」を歌い始めたこと。で、よく考えてみたら、ビル・ウィザースのこれを含むファースト・アルバムは、ブッカーTがプロデュースしていた。
ライヴ後、ちょっとだけ本人に会えた。
ビルの「エイント・ノー・サンシャイン」について尋ねると、「これを歌ったのは、今回の来日で、今日のこのセットだけ。やった理由? 特にないよ。ビルとは6ヶ月くらい前に電話で話したよ」という。
彼がライヴをやってくれないことについてふれると、「そうなんだ、彼はもう音楽業界にはいない。いくつか不動産を持っていて、まあ、ビジネスマンだな。人前では絶対に歌わないんだよな。僕も(ライヴを)やろうよって誘ったことはあるんだけど」
前々回はスティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダンらと来日だったが前回からは、新メンバー。「このバンドではもう2-3年やってくるかな。年にそう、5-60本程度のライヴをやっている」
今年はオーティスが生誕70周年で、今週オーティスの誕生日だというと、「おう、そうだったか。彼とはとてもよい友達だったよ」と返って来た。スーツを来たとてもきちんとしたしっかりした教育を受けた紳士という印象を持った。
楽屋のテーブルには何枚ものアナログ・アルバムがブッカーTのサインを待ちわびていた。
■前回来日ライヴ評
2010年02月08日(月)
ブッカーTライヴ@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10453461454.html#main
2008年11月21日(金)
忌野清志郎、ブッカーT&ザ・MGズライヴにまたまた飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081121.html
2008年11月24日(月)
忌野清志郎、MGズに3度目の登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081124.html
■最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004OUK2OG/soulsearchiho-22/ref=nosim
ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QUCXKE/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ブッカーTがプロデュースしたビル・ウィザースのファースト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0035NO81Q/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
ブッカー・T.ジョーンズ(オルガン、ギター、ヴォーカル)Booker T. Jones(organ,g,vo)
ヴァーノン・アイス・ブラック(ギター)Vernon Ice Black(g)
ジェレミー・カーティス(ベース)Jeremy Curtis(b)
ダリアン・グレイ(ドラムス)Darian Gray(ds)
■setlist
セットリスト
show started 21:34
01.Harlem House
02.Walking Papers
03.Born Under A Bad Sign [Albert King]
04.Take Me To The River [Al Green]
05.Green Onion
06.Soul Limbo
07.Jamaica Song
08.Knocking On Heaven’s Door [Bob Dylan]
09.Oh, Pretty Woman
10.Dock Of The Bay [Otis Redding]
11.Ain’t No Sunshine [Bill Withers]
12.Melting Pot
13.Hip Hug Her
14.Hang Em High
Enc. Hey Ya [Outcast]
Enc. I’ve Been Loving You Too Long [Otis Redding]
Show ended 23:08
(2011年9月13日火曜、ブルーノート東京、ブッカーTジョーンズ)
ENT>MUSIC>LIVE> Jones, Booker T.
【Booker T. Jones: Remains Perfume Of Otis】
残り香。
たとえば、ソウル・サーチャーとしてもはや絶対見ることができないソウル・アーティストのライヴへの思いを馳せるとき、その関連アーティストのライヴを見て、ふとその亡きアーティストを思い浮かべることがある。
このブッカーTやサム・ムーア、ブルース・ブラザーズのライヴを見ていると、自然と今は亡きソウル・シンガー、オーティス・レディングを思い起こさせる瞬間が何度かある。オーティスを見ることはかなわないが、その残り香を、このブッカーTで嗅ぐことはできるわけだ。サム・ムーアも、ブッカーTも、オーティスも、みな同じレコード会社、スタックスにいたから、サウンドが似ているのだ。
前回から約1年6ヶ月ぶりの来日。前々回とはブッカーT以外はメンバーが若手に変更。ほぼ前回同様メンバー。しかし、このシンプルな40年前と変わらない「不変性」はブルーノートをジュークジョイントに変え、ハモンドB3の音の響きは、観客を瞬時に1960年代へトリップさせてくれる。
驚いたのが下記セットリストの3、ブッカーTがウィリアム・ベルと一緒に曲を書き、アルバート・キングでヒットさせた「ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン」を、オルガンからステージ中央に出てきてギターを弾いて歌ったこと。まあ、ギターは愛嬌だが、そのサーヴィス精神に驚いた。
そして、オーティスの名曲「ドック・オブ・ザ・ベイ」では最後の口笛のところを、観客とちょっとしたコール&レスポンスを繰り広げた。口笛のやりとりはめったにないことだったのでおもしろかった。
さらに驚いたのが、「ドック・・・」から続けて、いきなりビル・ウィザースでおなじみの「エイント・ノー・サンシャイン」を歌い始めたこと。で、よく考えてみたら、ビル・ウィザースのこれを含むファースト・アルバムは、ブッカーTがプロデュースしていた。
ライヴ後、ちょっとだけ本人に会えた。
ビルの「エイント・ノー・サンシャイン」について尋ねると、「これを歌ったのは、今回の来日で、今日のこのセットだけ。やった理由? 特にないよ。ビルとは6ヶ月くらい前に電話で話したよ」という。
彼がライヴをやってくれないことについてふれると、「そうなんだ、彼はもう音楽業界にはいない。いくつか不動産を持っていて、まあ、ビジネスマンだな。人前では絶対に歌わないんだよな。僕も(ライヴを)やろうよって誘ったことはあるんだけど」
前々回はスティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダンらと来日だったが前回からは、新メンバー。「このバンドではもう2-3年やってくるかな。年にそう、5-60本程度のライヴをやっている」
今年はオーティスが生誕70周年で、今週オーティスの誕生日だというと、「おう、そうだったか。彼とはとてもよい友達だったよ」と返って来た。スーツを来たとてもきちんとしたしっかりした教育を受けた紳士という印象を持った。
楽屋のテーブルには何枚ものアナログ・アルバムがブッカーTのサインを待ちわびていた。
■前回来日ライヴ評
2010年02月08日(月)
ブッカーTライヴ@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10453461454.html#main
2008年11月21日(金)
忌野清志郎、ブッカーT&ザ・MGズライヴにまたまた飛び入り
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081121.html
2008年11月24日(月)
忌野清志郎、MGズに3度目の登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081124.html
■最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004OUK2OG/soulsearchiho-22/ref=nosim
ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QUCXKE/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ブッカーTがプロデュースしたビル・ウィザースのファースト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0035NO81Q/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
ブッカー・T.ジョーンズ(オルガン、ギター、ヴォーカル)Booker T. Jones(organ,g,vo)
ヴァーノン・アイス・ブラック(ギター)Vernon Ice Black(g)
ジェレミー・カーティス(ベース)Jeremy Curtis(b)
ダリアン・グレイ(ドラムス)Darian Gray(ds)
■setlist
セットリスト
show started 21:34
01.Harlem House
02.Walking Papers
03.Born Under A Bad Sign [Albert King]
04.Take Me To The River [Al Green]
05.Green Onion
06.Soul Limbo
07.Jamaica Song
08.Knocking On Heaven’s Door [Bob Dylan]
09.Oh, Pretty Woman
10.Dock Of The Bay [Otis Redding]
11.Ain’t No Sunshine [Bill Withers]
12.Melting Pot
13.Hip Hug Her
14.Hang Em High
Enc. Hey Ya [Outcast]
Enc. I’ve Been Loving You Too Long [Otis Redding]
Show ended 23:08
(2011年9月13日火曜、ブルーノート東京、ブッカーTジョーンズ)
ENT>MUSIC>LIVE> Jones, Booker T.
◎もっとも予期せぬパフォーマンス賞=DMS~スーパー・ソウル・ジャズ・サミット
2011年9月14日 音楽◎もっとも予期せぬパフォーマンス賞=DMS~スーパー・ソウル・ジャズ・サミット
【TMUS= The Most Unexpected Award Given To DMS】
DMS。
このユニットの名前はDMS。これは、ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、デイヴィッド・サンボーンの頭文字を取った3人を中心としたバンドの名前。フュージョン、ソウル、ブラック・ミュージック界でそれぞれ自身の名前を冠したライヴをやって観客を動員できる実力・人気ともにあるアーティストが3人も揃ったスーパー・ユニットだ。このライヴが大阪、東京のビルボードで行われた。東京最終日を見た。
そもそもこのDMSのアイデアは、マーカスとデイヴィッドが、しばらくライヴを一緒にやっていなかったので何か一緒にやろう、ということから始まった。だが、やるにはもう一人必要だ、そうしたら、ジョージがちょうどあいてた、そこで出来ることになった、という。マーカスとデイヴィッド、そして、ジョージもみな、スーパー・セッション・プレイヤーで旧知の仲。このメンバーで今年1月に「スムース・ジャズ・クルーズ」というイヴェントで一度プレイしていたことも追い風になった。マーカス、デイヴィッドはニューヨークのテレビ『サタデイ・ナイト・ライヴ』で一緒にやっていた仲だ。
2011年5月28日フロリダから始まったこのツアーは日本に来る前にすでに19本をこなしていた。それは、がっちりタイトに固まるはずである。
最初の音からがつーんと来る。1曲目ではジョージ・デュークが手持ちキーボードで歩きながらファンキーにプレイ。サンボーンはセンター、向かって右手(上手)にマーカス。彼ら3人のバックにドラムスと第二キーボードがいる。
3人の持ち歌を適当にまぜあわせて、それぞれにソロ・パートを存分に出し、圧倒的な演奏力で観客を打ちのめす。メロディー部分をサンボーンが、ファンク部分をマーカスが支える。ひとつ感じられるのが、サンボーンが単独のライヴで見せるより、一歩黒くなるということだ。彼自身のライヴより、むしろこういうサンボーンが僕は一番好きだ。
基本はインストだが、曲によってジョージが歌ったり、ドラムスのルイス・ケイトーも声をだす。マーカスが一番のった感じがしたのは、本編最後の「ブラスト」、ジョージは「スイート・ベイビー」かな。サンボーンは、「シカゴ・ソング」、MCでは「トウキョウ・ソング」と言っていた。そのあたりが輝く瞬間だ。
セットリストは基本同じで、最後の「ブラスト」が、「リーチ・フォー・イット」になったり、若干の入れ替えがある程度。演奏された下記セットリスト以外では、「リサ」「ノー・ライム」「スネイクス」「リーチ・フォー・イット」が予備曲としてセットリストに入っている。
しかし、何よりも一番驚いたのが、アンコールでマーカスが書いたワシントンDCの「ゴー・ゴー・サウンド」EUの大ヒット、「ダ・バット」をやったこと。それだけではない、そのヴォーカルを、ふだんはまず歌わない、デイヴィッド・サンボーンがのりのりで歌ったのだ。マーカスは、本編を終え、アンコールに出てくると、「ノー・モア・ジャズ!(もうジャズはおしまい)と言ってこの「ゴー・ゴー」をやりだした。このサウンド、このノリは最高で、こんなファンキーな曲をセットリストの7割ぐらいやってくれたら、もうたまらない。ソウル・サーチンから今年の「もっとも予期せぬパフォーマンス賞」を差し上げたい。
ライヴ後、マーカスになぜこの曲をと訊いたら、「僕が書いた曲だけど、もともとのアイデアはデイヴィッドだよ。彼がやりたがったんだ。で、やってもいいけど、やるなら、あなたが歌ってくれないとダメだ、と言って、デイヴィッドが歌うことになった。おもしろいだろ」という。
このスーパーユニットは、一回だけのツアーではもったいない。また再演して欲しい。スーパー・ソウル・ジャズ・サミットの名前もふさわしい。
■メンバー
ジョージ・デューク / George Duke(Keyboards)
マーカス・ミラー / Marcus Miller(Bass, Bass Clarinet)
デイヴィッド・サンボーン / David Sanborn(Alto Saxophone)
フェデリコ・ゴンザレス・ペニャ / Federico Gonzalez Peña(Keyboards)
ルイス・ケイトー / Louis Cato (Drums)
■セットリスト DMS @ ビルボードライブ東京、2011年9月12日(月)
Setlist : DMS @ Billboard Live Tokyo, September 12, 2011
Show started 21:41
01.Run For Cover
02.Straight To The Heart
03.Brazilian Love Affair
04.Maputo
05.Chicago Song (Tokyo Song)
06.Cobra
07.Tutu
08.Sweet Baby
09.Blast
Encore Da Butt (from Spike Lee movie School Daze) [E.U.]
Show ended 23:05
(2011年9月12日月曜、ビルボードライブ東京、DMSライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>DMS
2011-
【TMUS= The Most Unexpected Award Given To DMS】
DMS。
このユニットの名前はDMS。これは、ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、デイヴィッド・サンボーンの頭文字を取った3人を中心としたバンドの名前。フュージョン、ソウル、ブラック・ミュージック界でそれぞれ自身の名前を冠したライヴをやって観客を動員できる実力・人気ともにあるアーティストが3人も揃ったスーパー・ユニットだ。このライヴが大阪、東京のビルボードで行われた。東京最終日を見た。
そもそもこのDMSのアイデアは、マーカスとデイヴィッドが、しばらくライヴを一緒にやっていなかったので何か一緒にやろう、ということから始まった。だが、やるにはもう一人必要だ、そうしたら、ジョージがちょうどあいてた、そこで出来ることになった、という。マーカスとデイヴィッド、そして、ジョージもみな、スーパー・セッション・プレイヤーで旧知の仲。このメンバーで今年1月に「スムース・ジャズ・クルーズ」というイヴェントで一度プレイしていたことも追い風になった。マーカス、デイヴィッドはニューヨークのテレビ『サタデイ・ナイト・ライヴ』で一緒にやっていた仲だ。
2011年5月28日フロリダから始まったこのツアーは日本に来る前にすでに19本をこなしていた。それは、がっちりタイトに固まるはずである。
最初の音からがつーんと来る。1曲目ではジョージ・デュークが手持ちキーボードで歩きながらファンキーにプレイ。サンボーンはセンター、向かって右手(上手)にマーカス。彼ら3人のバックにドラムスと第二キーボードがいる。
3人の持ち歌を適当にまぜあわせて、それぞれにソロ・パートを存分に出し、圧倒的な演奏力で観客を打ちのめす。メロディー部分をサンボーンが、ファンク部分をマーカスが支える。ひとつ感じられるのが、サンボーンが単独のライヴで見せるより、一歩黒くなるということだ。彼自身のライヴより、むしろこういうサンボーンが僕は一番好きだ。
基本はインストだが、曲によってジョージが歌ったり、ドラムスのルイス・ケイトーも声をだす。マーカスが一番のった感じがしたのは、本編最後の「ブラスト」、ジョージは「スイート・ベイビー」かな。サンボーンは、「シカゴ・ソング」、MCでは「トウキョウ・ソング」と言っていた。そのあたりが輝く瞬間だ。
セットリストは基本同じで、最後の「ブラスト」が、「リーチ・フォー・イット」になったり、若干の入れ替えがある程度。演奏された下記セットリスト以外では、「リサ」「ノー・ライム」「スネイクス」「リーチ・フォー・イット」が予備曲としてセットリストに入っている。
しかし、何よりも一番驚いたのが、アンコールでマーカスが書いたワシントンDCの「ゴー・ゴー・サウンド」EUの大ヒット、「ダ・バット」をやったこと。それだけではない、そのヴォーカルを、ふだんはまず歌わない、デイヴィッド・サンボーンがのりのりで歌ったのだ。マーカスは、本編を終え、アンコールに出てくると、「ノー・モア・ジャズ!(もうジャズはおしまい)と言ってこの「ゴー・ゴー」をやりだした。このサウンド、このノリは最高で、こんなファンキーな曲をセットリストの7割ぐらいやってくれたら、もうたまらない。ソウル・サーチンから今年の「もっとも予期せぬパフォーマンス賞」を差し上げたい。
ライヴ後、マーカスになぜこの曲をと訊いたら、「僕が書いた曲だけど、もともとのアイデアはデイヴィッドだよ。彼がやりたがったんだ。で、やってもいいけど、やるなら、あなたが歌ってくれないとダメだ、と言って、デイヴィッドが歌うことになった。おもしろいだろ」という。
このスーパーユニットは、一回だけのツアーではもったいない。また再演して欲しい。スーパー・ソウル・ジャズ・サミットの名前もふさわしい。
■メンバー
ジョージ・デューク / George Duke(Keyboards)
マーカス・ミラー / Marcus Miller(Bass, Bass Clarinet)
デイヴィッド・サンボーン / David Sanborn(Alto Saxophone)
フェデリコ・ゴンザレス・ペニャ / Federico Gonzalez Peña(Keyboards)
ルイス・ケイトー / Louis Cato (Drums)
■セットリスト DMS @ ビルボードライブ東京、2011年9月12日(月)
Setlist : DMS @ Billboard Live Tokyo, September 12, 2011
Show started 21:41
01.Run For Cover
02.Straight To The Heart
03.Brazilian Love Affair
04.Maputo
05.Chicago Song (Tokyo Song)
06.Cobra
07.Tutu
08.Sweet Baby
09.Blast
Encore Da Butt (from Spike Lee movie School Daze) [E.U.]
Show ended 23:05
(2011年9月12日月曜、ビルボードライブ東京、DMSライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>DMS
2011-
◎ May J. ファミリー・パーティー
2011年9月13日 音楽◎May J ファミリー・パーティー
【May J Family Party】
交流。
「ソウル・パワー」などにも登場し、鈴木雅之と「エンドレス・ラヴ」をデュエットしたシンガー、メイJがファンクラブの人たち向けの限定プレミアムライヴを目黒ブルース・アレイで行った。この日は100人限定。ファンは男性8女性2くらい。年齢層も17歳から50代まで実に幅広い。50代はNHK『Jmelo(Jメロ)』効果か。エイベックス移籍第一弾のダウンロードが100万を越えたとか人気上昇中だ。
この日は通常のライヴとは違い、ファンのためのパーティー。メイJがたくさんいろいろな話をし、ファンと交流し、ライヴはアコースティック・ギターとピアノで軽いものを聴かせた。熱心なファンが場を盛り上げていた。本人によれば、自分は人見知りであまり自分の気持ちを外に出すのは苦手で、今日、これだけしゃべって自分のことを話すのは相当がんばってる、とのこと。これだけしゃべれればファンも大喜びだ。この日のファンは男性が圧倒的に多かったが、このようなトークだったら、女子の人気ももっと伸びると思った。
昨年はクラブのイヴェントなどで100本以上のライヴをこなしたという。ステージ慣れは十分。歌声もしっかり届く。そういえば、「ソウル・パワー」でマーチンと歌った「エンドレス・ラヴ」でも堂々としていたのを思い出した。
ライヴのアコースティック・セットは、歌がしっかりしているだけに堂々としたもので、ギターと二人だけでも、3人になっても何も問題ない。
このタイプのファンクラブ・パーティーは今後も続けていくという。
■カラーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0049R8T80/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■メンバー
メイJ(May J)
上條頌 (guitar)
Lee (piano)
Whip Cream (DJ)
■セットリスト
show started 17:05
00.talk
01.One More Kiss
02.Believe
03.Dear…
04.風になりたい
05.Beautiful Days
Second set
00.Ask & Tell (ファンからの質問に答えるコーナー)
01.Quiz (メイJに関するクイズ。正解者に賞品)
01.Colors
02.旅立つ君に
03.手をつないで
04.君のとなりに
05.One In A Million
06.If I Ain’t Got You [Alicia Keys]
07.Be Mine
08.Garden
09.ありがとう
show ended 20:41
(2011年9月11日日曜、目黒ブルース・アレイ、メイJライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>May J
2011-
【May J Family Party】
交流。
「ソウル・パワー」などにも登場し、鈴木雅之と「エンドレス・ラヴ」をデュエットしたシンガー、メイJがファンクラブの人たち向けの限定プレミアムライヴを目黒ブルース・アレイで行った。この日は100人限定。ファンは男性8女性2くらい。年齢層も17歳から50代まで実に幅広い。50代はNHK『Jmelo(Jメロ)』効果か。エイベックス移籍第一弾のダウンロードが100万を越えたとか人気上昇中だ。
この日は通常のライヴとは違い、ファンのためのパーティー。メイJがたくさんいろいろな話をし、ファンと交流し、ライヴはアコースティック・ギターとピアノで軽いものを聴かせた。熱心なファンが場を盛り上げていた。本人によれば、自分は人見知りであまり自分の気持ちを外に出すのは苦手で、今日、これだけしゃべって自分のことを話すのは相当がんばってる、とのこと。これだけしゃべれればファンも大喜びだ。この日のファンは男性が圧倒的に多かったが、このようなトークだったら、女子の人気ももっと伸びると思った。
昨年はクラブのイヴェントなどで100本以上のライヴをこなしたという。ステージ慣れは十分。歌声もしっかり届く。そういえば、「ソウル・パワー」でマーチンと歌った「エンドレス・ラヴ」でも堂々としていたのを思い出した。
ライヴのアコースティック・セットは、歌がしっかりしているだけに堂々としたもので、ギターと二人だけでも、3人になっても何も問題ない。
このタイプのファンクラブ・パーティーは今後も続けていくという。
■カラーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0049R8T80/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■メンバー
メイJ(May J)
上條頌 (guitar)
Lee (piano)
Whip Cream (DJ)
■セットリスト
show started 17:05
00.talk
01.One More Kiss
02.Believe
03.Dear…
04.風になりたい
05.Beautiful Days
Second set
00.Ask & Tell (ファンからの質問に答えるコーナー)
01.Quiz (メイJに関するクイズ。正解者に賞品)
01.Colors
02.旅立つ君に
03.手をつないで
04.君のとなりに
05.One In A Million
06.If I Ain’t Got You [Alicia Keys]
07.Be Mine
08.Garden
09.ありがとう
show ended 20:41
(2011年9月11日日曜、目黒ブルース・アレイ、メイJライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>May J
2011-
◆911と311と46分
2011年9月12日 音楽◆911と311と46分
【Tragedy of 46 Minute: 911,311 & 117】
鎮魂。
今年(2011年)の9月11日は、特別な節目だ。日本では3月11日の東日本大震災からちょうど半年、アメリカでは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロからちょうど10年。
そうした中で予期せぬ人生を終えた方々には、鎮魂の祈りを捧げたい。
しかし、数字の偶然とは奇妙なものだ。すでにどこかでお読みになった方もいると思うが、僕もこれらの符号を不思議に思う。
911テロの最初の飛行機がワールド・トレード・センター(WTC)に衝突したのが、ニューヨーク時間午前8時46分(日本時間午後9時46分)、311の大震災は午後2時46分、そして、1995年1月17日の阪神淡路大震災が午前5時46分発生。46分の悲劇だ。
911の第一報を聞いたのは車でうちに帰宅する際のラジオだった。恵比寿のコンビニ、ローソンの前あたりで、コンビニに立ち寄ろうかと思っていたところ、Jウェイヴの番組が「ニューヨークのワールド・トレード・センターに飛行機が衝突した模様」といったことを報じていた。それを聴いたときは、最初、飛行機事故かと思った。
まもなくうちに戻りNHKのテレビをつけると、煙をあげているWTCが映っていた。あとは、朝までテレビを食い入るように見続けた。一体何がなんだかわからなかった。徐々にこれがテロらしいということがわかり慄然とした。
117は、朝早かったせいか、たぶんその瞬間はうちで寝ていた。起きて、普通にテレビをつけたら、これもまたすごいことになっていた。
そして、311もうちにいた。揺れた。揺れが長かった。これまでにない恐怖を覚えた。うちは停電にはならず、テレビをつけっぱなしにしたが、徐々にこれまたすごいことになっていた。
911も311も117も、予想だにしない形で訪れる。本当に人生ははかない。今日明日死んでも悔いのないように生きなければと思うが、なかなかそう思うようにいかないのも、また人生だ。
ESSAY>
【Tragedy of 46 Minute: 911,311 & 117】
鎮魂。
今年(2011年)の9月11日は、特別な節目だ。日本では3月11日の東日本大震災からちょうど半年、アメリカでは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロからちょうど10年。
そうした中で予期せぬ人生を終えた方々には、鎮魂の祈りを捧げたい。
しかし、数字の偶然とは奇妙なものだ。すでにどこかでお読みになった方もいると思うが、僕もこれらの符号を不思議に思う。
911テロの最初の飛行機がワールド・トレード・センター(WTC)に衝突したのが、ニューヨーク時間午前8時46分(日本時間午後9時46分)、311の大震災は午後2時46分、そして、1995年1月17日の阪神淡路大震災が午前5時46分発生。46分の悲劇だ。
911の第一報を聞いたのは車でうちに帰宅する際のラジオだった。恵比寿のコンビニ、ローソンの前あたりで、コンビニに立ち寄ろうかと思っていたところ、Jウェイヴの番組が「ニューヨークのワールド・トレード・センターに飛行機が衝突した模様」といったことを報じていた。それを聴いたときは、最初、飛行機事故かと思った。
まもなくうちに戻りNHKのテレビをつけると、煙をあげているWTCが映っていた。あとは、朝までテレビを食い入るように見続けた。一体何がなんだかわからなかった。徐々にこれがテロらしいということがわかり慄然とした。
117は、朝早かったせいか、たぶんその瞬間はうちで寝ていた。起きて、普通にテレビをつけたら、これもまたすごいことになっていた。
そして、311もうちにいた。揺れた。揺れが長かった。これまでにない恐怖を覚えた。うちは停電にはならず、テレビをつけっぱなしにしたが、徐々にこれまたすごいことになっていた。
911も311も117も、予想だにしない形で訪れる。本当に人生ははかない。今日明日死んでも悔いのないように生きなければと思うが、なかなかそう思うようにいかないのも、また人生だ。
ESSAY>