○ドラムライン・ライヴ : Drumline Live:
2009年4月24日 音楽○【ドラムライン・ライヴ@国際フォーラム】
物量。
音が出るものは、メインのドラムス、マーチング用ドラムスとあとは管楽器だけ。(キーボードが一瞬使われるが) 楽器奏者と歌手ダンサーたち総勢30名以上(37名)による、ドラムを軸にブラック・ミュージックを俯瞰する感じのエンタテインメント。
2004年の映画『ドラムライン』には感銘を受けたが、このライヴは、その映画からコンセプトを取って「ライヴ化」したもの。ライヴというかエンタテインメント・ショーというか。30余名のミュージシャン、ダンサーがこれでもかこれでもかという感じでドラムビート中心の音楽を奏でる。まさに物量作戦で観客を圧倒する作戦だ。昨年日本に来た「シング・ハーレム・シング」とかぶる部分もある。
音楽的にはソウルあり、ファンクあり、ゴスペルあり、スイングあり、そしてもちろんマーチング・バンドありということでさまざまなブラック・ミュージックの要素をドラムという切り口で聴かせる。出演者の中に特に目立つスターはいないが、総合パッケージでコンセプトを見せる。彼らの観客を楽しませようという意気込みは大変なもので、すぐに客席に降りてきて演奏をする。
テンプテーションズの「マイ・ガール」のところでは、観客からひとりを選び、ステージに上げ、あの独特のテンプテーションズ・ウォークのステップを教え、やらせるという趣向も。一応、下記セットリスト、ソウル・メイツのところでは歌もあります。
下記セットリストは、わかったものだけ。4曲目でアースの「イン・ザ・ストーン」の演奏が始まると、あの映画のオープニングが蘇った。
■ 過去関連記事
2004/05/02 (Sun)
Movie "Drumline": Another Field Of Dreams
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040502-1.html
映画『ドラムライン』評
■ メンバー
Host: Slater Thorpe III, Piccolo/Flute: Jerome Spencer, Sax: Larry Smith, Euphonium: Raunal Pierre, Malik Newton, French Horn: Anthony Scott, Trombone: Edwin Blakely, Steven Camp, Jarrod Deverney, Reuben Ahukanna, Terry Jones, Jr., Roy Lancaster, Trumpet: Yamin Mustafa, Aheisha Duke, Eddy Falcon, Anton Landers, K.D. Morley, Julian K Smith, Jr., Charles Madison, Donla Willis III, Percussion: Rasaq Adeyemi, Deodrick Jackson, Tovah Lovely, Anthony Pasquini, Jason Price, Charles Moore, Delarry Sanders, Bernard Smith, Tuba: Brian Snell, Aaron Knox, Umar Taqqee, Trenton Wright, Dancers: Jacques Bell, Fachon Allen, Alicia Dixon, Cormesha Johnson, Chilecia Strickland, Tekeyla Willis,
■セットリスト ドラムライン・ライヴ
Setlist: Drumline Live; April 22, 2009 @ Tokyo Kokusai Forum A
show started 19:05
01. [The Drumline Is Born] Intro
02. With Cane
03. [Shout It Out] (All)
04. In The Stone -- Do I Do -- Sir Duke
05. Pink Panther
06. [Soul Mates] Soul Hits Medley:
Tina Turner: Proud Mary
Diana Ross & The Supremes: Baby Love
Temptations: My Girl
Ray Charles: Night Time Is Right Time
James Brown: I Got The Felling
07. Percussion Solo
08. Fluorescent Ink (Green Light)
09. Trumpet Solo: Amazing Grace
10. Ragtime -- Amen
11. [Gospel Celebration] Gospel Time: If You Can Done All Night(?)
show ended 19:50
second
show started 20:08
00. Jam On The Ailes
01, Skate
02. [Swing Town USA] Swing Medley: In The Mood
Sing, Sing, Sing
Georgia On My Mind
It Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing)
03. [Halftime] Drums Battle 2 on 2, followed by 1 on 1
04. Medley : Get Ready
I Heard The Rumor
Between The Sheets
Shining Star
05. Drum Solo: African
06. Do I Do (Jump On It)
07. (all)
08. Member introducing: When The Saint Go Marching In
show ended 20:55
(2009年4月22日水曜、東京国際フォーラムA=ドラムライン)
ENT>MUSIC>LIVE>Drumline Live
物量。
音が出るものは、メインのドラムス、マーチング用ドラムスとあとは管楽器だけ。(キーボードが一瞬使われるが) 楽器奏者と歌手ダンサーたち総勢30名以上(37名)による、ドラムを軸にブラック・ミュージックを俯瞰する感じのエンタテインメント。
2004年の映画『ドラムライン』には感銘を受けたが、このライヴは、その映画からコンセプトを取って「ライヴ化」したもの。ライヴというかエンタテインメント・ショーというか。30余名のミュージシャン、ダンサーがこれでもかこれでもかという感じでドラムビート中心の音楽を奏でる。まさに物量作戦で観客を圧倒する作戦だ。昨年日本に来た「シング・ハーレム・シング」とかぶる部分もある。
音楽的にはソウルあり、ファンクあり、ゴスペルあり、スイングあり、そしてもちろんマーチング・バンドありということでさまざまなブラック・ミュージックの要素をドラムという切り口で聴かせる。出演者の中に特に目立つスターはいないが、総合パッケージでコンセプトを見せる。彼らの観客を楽しませようという意気込みは大変なもので、すぐに客席に降りてきて演奏をする。
テンプテーションズの「マイ・ガール」のところでは、観客からひとりを選び、ステージに上げ、あの独特のテンプテーションズ・ウォークのステップを教え、やらせるという趣向も。一応、下記セットリスト、ソウル・メイツのところでは歌もあります。
下記セットリストは、わかったものだけ。4曲目でアースの「イン・ザ・ストーン」の演奏が始まると、あの映画のオープニングが蘇った。
■ 過去関連記事
2004/05/02 (Sun)
Movie "Drumline": Another Field Of Dreams
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040502-1.html
映画『ドラムライン』評
■ メンバー
Host: Slater Thorpe III, Piccolo/Flute: Jerome Spencer, Sax: Larry Smith, Euphonium: Raunal Pierre, Malik Newton, French Horn: Anthony Scott, Trombone: Edwin Blakely, Steven Camp, Jarrod Deverney, Reuben Ahukanna, Terry Jones, Jr., Roy Lancaster, Trumpet: Yamin Mustafa, Aheisha Duke, Eddy Falcon, Anton Landers, K.D. Morley, Julian K Smith, Jr., Charles Madison, Donla Willis III, Percussion: Rasaq Adeyemi, Deodrick Jackson, Tovah Lovely, Anthony Pasquini, Jason Price, Charles Moore, Delarry Sanders, Bernard Smith, Tuba: Brian Snell, Aaron Knox, Umar Taqqee, Trenton Wright, Dancers: Jacques Bell, Fachon Allen, Alicia Dixon, Cormesha Johnson, Chilecia Strickland, Tekeyla Willis,
■セットリスト ドラムライン・ライヴ
Setlist: Drumline Live; April 22, 2009 @ Tokyo Kokusai Forum A
show started 19:05
01. [The Drumline Is Born] Intro
02. With Cane
03. [Shout It Out] (All)
04. In The Stone -- Do I Do -- Sir Duke
05. Pink Panther
06. [Soul Mates] Soul Hits Medley:
Tina Turner: Proud Mary
Diana Ross & The Supremes: Baby Love
Temptations: My Girl
Ray Charles: Night Time Is Right Time
James Brown: I Got The Felling
07. Percussion Solo
08. Fluorescent Ink (Green Light)
09. Trumpet Solo: Amazing Grace
10. Ragtime -- Amen
11. [Gospel Celebration] Gospel Time: If You Can Done All Night(?)
show ended 19:50
second
show started 20:08
00. Jam On The Ailes
01, Skate
02. [Swing Town USA] Swing Medley: In The Mood
Sing, Sing, Sing
Georgia On My Mind
It Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing)
03. [Halftime] Drums Battle 2 on 2, followed by 1 on 1
04. Medley : Get Ready
I Heard The Rumor
Between The Sheets
Shining Star
05. Drum Solo: African
06. Do I Do (Jump On It)
07. (all)
08. Member introducing: When The Saint Go Marching In
show ended 20:55
(2009年4月22日水曜、東京国際フォーラムA=ドラムライン)
ENT>MUSIC>LIVE>Drumline Live
(十分注意して書いていますが、若干ネタばれになります。これからごらんになる方はあなたのリスクにおいてお読みください)
◆【人生のファイナル・アンサーを問いかける『スラムドッグ$ミリオネア』】
運命。
日本でもみのもんたの司会で大人気となったテレビ番組『クイズ・ミリオネア』。これは元々イギリスの制作会社が生み出した世界的大ヒット番組だが、テレビの舞台を貧困と富の格差が劇的に激しいインドにして、18歳の男を主人公に据え、見事なドラマを盛り込んだストーリーを作った。アカデミー賞8部門受賞も納得だ。
主人公ジャマール・マリクはインド・ムンバイの極貧のスラム生まれ。兄のサリームと一緒に育つが、ろくな教育も受けず、母親とも死に別れ、厳しいストリートでふたりだけで生き延びてこなければならなかった。ひょんなことから、同じく孤児の女の子ラティカとともに行動を共にするようになる。
紆余曲折あってジャマールは、インドで人気のテレビ番組『クイズ・ミリオネア』に出演する。そこで、次々とクイズに正解していくが、教育もない彼がなぜ正解できていくのか。
A/インチキだった
B/ついていた
C/天才だった
D/運命だった
さて、どれだろう。それぞれのクイズの答えに至るまで、実はジャマールには過去18年生き延びてきた中で経験したことが役立っていた。1000ルピー札に描かれている人物の名前は知らないが、なぜアメリカの100ドル紙幣に描かれている人物の名前を知っているのか。クイズが進むごとに、ジャマールの過去がフラッシュバックし、彼がいかにしてここに至ったのかが徐々に明らかにされていく。見る側が映画にどんどんと入り込んでしまう見事な構成だ。
司会者は、インドのみのもんたということになるが、これがなかなか曲者。内心スラム出身のジャマールが次々正解していくのがおもしろくない。
ジャマール、兄サリーム、司会者、ラティカ、悪いギャングたち、などキャラクターがそれぞれはっきりしていてわかりやすい。そして、このクイズ番組からこれだけのストーリーを作ってしまうのだから、脚本、編集、監督らの技ありの1本だ。他のどこにもなかった斬新な着目点がお見事。
そして、ジャマールは人生のファイナル・アンサーを獲得できるのか。
ところで最後まで疑問が残ったのが、15問目の答え=文字通りファイナル・アンサーをジャマールは本当に知らなかったのだろうか。正解を答えるのが、運命だったのか。いやあ、『クイズ・ミリオネア』を見ているようなドキドキ感と、映画内の3人のストーリーのドキドキ感がかけ合わさって、思い切り肩に力はいって見てしまいました。
でもね、司会はみのさんのほうが、数段いいね! みのさんの、正解か不正解か言わないあの「間」が、この司会者にはないもの。(笑) でもね、司会役のアニル・カプール、司会者としてはちょっとやな奴だけど、実生活では、この出演料を全額インドの出生登録プロジェクトのためのNGOに寄付したそうだ。すごくいい人なのだ。
■映画『スラムドッグ$ミリオネア』全国各地でロードショー中。
ENT>MOVIE>Slumdog $ Millionaire
◆【人生のファイナル・アンサーを問いかける『スラムドッグ$ミリオネア』】
運命。
日本でもみのもんたの司会で大人気となったテレビ番組『クイズ・ミリオネア』。これは元々イギリスの制作会社が生み出した世界的大ヒット番組だが、テレビの舞台を貧困と富の格差が劇的に激しいインドにして、18歳の男を主人公に据え、見事なドラマを盛り込んだストーリーを作った。アカデミー賞8部門受賞も納得だ。
主人公ジャマール・マリクはインド・ムンバイの極貧のスラム生まれ。兄のサリームと一緒に育つが、ろくな教育も受けず、母親とも死に別れ、厳しいストリートでふたりだけで生き延びてこなければならなかった。ひょんなことから、同じく孤児の女の子ラティカとともに行動を共にするようになる。
紆余曲折あってジャマールは、インドで人気のテレビ番組『クイズ・ミリオネア』に出演する。そこで、次々とクイズに正解していくが、教育もない彼がなぜ正解できていくのか。
A/インチキだった
B/ついていた
C/天才だった
D/運命だった
さて、どれだろう。それぞれのクイズの答えに至るまで、実はジャマールには過去18年生き延びてきた中で経験したことが役立っていた。1000ルピー札に描かれている人物の名前は知らないが、なぜアメリカの100ドル紙幣に描かれている人物の名前を知っているのか。クイズが進むごとに、ジャマールの過去がフラッシュバックし、彼がいかにしてここに至ったのかが徐々に明らかにされていく。見る側が映画にどんどんと入り込んでしまう見事な構成だ。
司会者は、インドのみのもんたということになるが、これがなかなか曲者。内心スラム出身のジャマールが次々正解していくのがおもしろくない。
ジャマール、兄サリーム、司会者、ラティカ、悪いギャングたち、などキャラクターがそれぞれはっきりしていてわかりやすい。そして、このクイズ番組からこれだけのストーリーを作ってしまうのだから、脚本、編集、監督らの技ありの1本だ。他のどこにもなかった斬新な着目点がお見事。
そして、ジャマールは人生のファイナル・アンサーを獲得できるのか。
ところで最後まで疑問が残ったのが、15問目の答え=文字通りファイナル・アンサーをジャマールは本当に知らなかったのだろうか。正解を答えるのが、運命だったのか。いやあ、『クイズ・ミリオネア』を見ているようなドキドキ感と、映画内の3人のストーリーのドキドキ感がかけ合わさって、思い切り肩に力はいって見てしまいました。
でもね、司会はみのさんのほうが、数段いいね! みのさんの、正解か不正解か言わないあの「間」が、この司会者にはないもの。(笑) でもね、司会役のアニル・カプール、司会者としてはちょっとやな奴だけど、実生活では、この出演料を全額インドの出生登録プロジェクトのためのNGOに寄付したそうだ。すごくいい人なのだ。
■映画『スラムドッグ$ミリオネア』全国各地でロードショー中。
ENT>MOVIE>Slumdog $ Millionaire
★【ローラ・イジボア:強烈猛烈な新人女性ソウル・シンガー】
強烈。
強烈な新人がデビューする。アリシア・キーズ+メアリーJブライジ、ローリン・ヒル、ジル・スコット、それにジョス・ストーン、エイミー・ワインハウス風味の果実を全部足してジューサーにかけてでてきたものすごくおいしいジュースという感じの新人がデビューする。その名はローラ・イジボア。Iziborというスペル、本人が「ローラ・イズィボア」と言っていますね。
全11曲収録のデビュー作『レット・ザ・トゥルース・ビー・トールド』がものすごくいい感じだ。声もいいし、曲調も昔のソウルから21世紀のR&Bまでをうまく縦断して自分のものにしていて、聴きやすい。これがアメリカで2009年4月28日発売、本国アイルランド、イギリスで5月15日、そして、日本では6月24日にリリースされる。(日本でも輸入盤が4月21日にリリース)
ローラ・イジボアは1987年5月アイルランドのダブリン生まれ。5人兄弟の一人で、裕福な家ではなく普通のワーキング・クラスの子だった。下に3歳の弟がいるという。アイルランド人で黒人だと多くの人は驚くそうだが、本人は特に気にしていないそうだ。15歳(2002年)のときにラジオ局主催のコンテスト『2FMソング・コンテスト』で優勝。その後現在のレコード会社と契約、デビュー・アルバムを約4年かけて制作。アルバムは、アイルランドだけでなく、ニューヨーク、フィラデルフィア、アトランタなどでも録音され、やっと完成し満を持してのリリースとなる。
声質はアリシアやメアリーJ的な実に落ち着いた声で聴きやすい。曲調はどこかエイミー風の、つまりイギリス・ソウル風のところも感じられる。6曲目の「パーフェクト・ワールド」は、アリシアにもジェームス・ブラウンを元に作った曲があったように、これもまたジェームス・ブラウン作品(「マンズ・ワールド」)をベースに作ったような感じのもの。「シャイン」はどこか60年代風、エイミー風。ピアノの弾き語りはアリシア風。「フロム・マイ・ハート・トゥ・ユアーズ」は、ヒップホップの要素もある初期メアリー・Jブライジ風。
彼女は最初にマーヴィン・ゲイ、オーティス・レディングなどの本物のソウル・ミュージックに魅了され、ソウルの奥深い世界に入り込んでいったという。彼女の好きなアーティストはスティーヴィー、アレサ、ロバータ、ジェームス・ブラウン、そして、キャンディ・ステイトンなど。普通誰も名前を挙げないようなキャンディ・ステイトンを言うところなどひじょうにおもしろい。13歳くらいから音楽に目覚めた。「生涯見た中で最高のコンサートは」の問いに「アレサ・フランクリン」と答えている。
ここでビデオやいくつかの曲が聴けます
http://www.lauraizibor.com/
2009年4月16日付けの彼女のブログ(上記オフィシャルから見られます)では、なんとスティーヴィー・ワンダーがDJをしている番組にゲストで出て、アルバム収録曲「ザ・ワースト・イズ・オーヴァー」を歌ったそうだ。しかも、そこにはやはり飛び入りでインディア・アリーも遊びに来ていたという。この曲もピアノの弾き語りなので、スタジオで即席でやるにはうってつけだ。実にいい曲だ。スティーヴィーは彼女がスタジオに入ってくるときに、イギリスで最初のシングルとなった「フロム・マイ・ハート・トゥ・ユアーズ」を歌いながら迎えたというのだから、これは大変なもの。
イギリスはもとより、すでにアメリカ、イタリア、カナダなど精力的にプロモーション、ライヴなどに動いており、今年前半の大旋風新人のひとりになりそうだ。アメリカではジョン・レジェンドのオープニング、インディア・アリーのオープニングなどもつとめているようで、アメリカ・アトランティックもかなり本気で売り出そうとしている。
先に上げたアーティストたちのいい所取りだが、アリシア・キーズが登場したとき以来のセンセーションを感じる。これからしばらく注目していきたい。かなりの確率で少なくとも来年のグラミー新人賞、うまくいけば、その他の部門の候補にもなると僕は見た。
■ ローラ・イジボア 『素顔のローラ』 (2009年6月24日発売、輸入盤4月21日発売予定)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VOD59C/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>ARTIST>Izibor, Laura
強烈。
強烈な新人がデビューする。アリシア・キーズ+メアリーJブライジ、ローリン・ヒル、ジル・スコット、それにジョス・ストーン、エイミー・ワインハウス風味の果実を全部足してジューサーにかけてでてきたものすごくおいしいジュースという感じの新人がデビューする。その名はローラ・イジボア。Iziborというスペル、本人が「ローラ・イズィボア」と言っていますね。
全11曲収録のデビュー作『レット・ザ・トゥルース・ビー・トールド』がものすごくいい感じだ。声もいいし、曲調も昔のソウルから21世紀のR&Bまでをうまく縦断して自分のものにしていて、聴きやすい。これがアメリカで2009年4月28日発売、本国アイルランド、イギリスで5月15日、そして、日本では6月24日にリリースされる。(日本でも輸入盤が4月21日にリリース)
ローラ・イジボアは1987年5月アイルランドのダブリン生まれ。5人兄弟の一人で、裕福な家ではなく普通のワーキング・クラスの子だった。下に3歳の弟がいるという。アイルランド人で黒人だと多くの人は驚くそうだが、本人は特に気にしていないそうだ。15歳(2002年)のときにラジオ局主催のコンテスト『2FMソング・コンテスト』で優勝。その後現在のレコード会社と契約、デビュー・アルバムを約4年かけて制作。アルバムは、アイルランドだけでなく、ニューヨーク、フィラデルフィア、アトランタなどでも録音され、やっと完成し満を持してのリリースとなる。
声質はアリシアやメアリーJ的な実に落ち着いた声で聴きやすい。曲調はどこかエイミー風の、つまりイギリス・ソウル風のところも感じられる。6曲目の「パーフェクト・ワールド」は、アリシアにもジェームス・ブラウンを元に作った曲があったように、これもまたジェームス・ブラウン作品(「マンズ・ワールド」)をベースに作ったような感じのもの。「シャイン」はどこか60年代風、エイミー風。ピアノの弾き語りはアリシア風。「フロム・マイ・ハート・トゥ・ユアーズ」は、ヒップホップの要素もある初期メアリー・Jブライジ風。
彼女は最初にマーヴィン・ゲイ、オーティス・レディングなどの本物のソウル・ミュージックに魅了され、ソウルの奥深い世界に入り込んでいったという。彼女の好きなアーティストはスティーヴィー、アレサ、ロバータ、ジェームス・ブラウン、そして、キャンディ・ステイトンなど。普通誰も名前を挙げないようなキャンディ・ステイトンを言うところなどひじょうにおもしろい。13歳くらいから音楽に目覚めた。「生涯見た中で最高のコンサートは」の問いに「アレサ・フランクリン」と答えている。
ここでビデオやいくつかの曲が聴けます
http://www.lauraizibor.com/
2009年4月16日付けの彼女のブログ(上記オフィシャルから見られます)では、なんとスティーヴィー・ワンダーがDJをしている番組にゲストで出て、アルバム収録曲「ザ・ワースト・イズ・オーヴァー」を歌ったそうだ。しかも、そこにはやはり飛び入りでインディア・アリーも遊びに来ていたという。この曲もピアノの弾き語りなので、スタジオで即席でやるにはうってつけだ。実にいい曲だ。スティーヴィーは彼女がスタジオに入ってくるときに、イギリスで最初のシングルとなった「フロム・マイ・ハート・トゥ・ユアーズ」を歌いながら迎えたというのだから、これは大変なもの。
イギリスはもとより、すでにアメリカ、イタリア、カナダなど精力的にプロモーション、ライヴなどに動いており、今年前半の大旋風新人のひとりになりそうだ。アメリカではジョン・レジェンドのオープニング、インディア・アリーのオープニングなどもつとめているようで、アメリカ・アトランティックもかなり本気で売り出そうとしている。
先に上げたアーティストたちのいい所取りだが、アリシア・キーズが登場したとき以来のセンセーションを感じる。これからしばらく注目していきたい。かなりの確率で少なくとも来年のグラミー新人賞、うまくいけば、その他の部門の候補にもなると僕は見た。
■ ローラ・イジボア 『素顔のローラ』 (2009年6月24日発売、輸入盤4月21日発売予定)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VOD59C/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>ARTIST>Izibor, Laura
▲Spooky Is The Name Of The New Group
2009年4月21日 音楽▲【スプーキーという名のグループ、東京ライヴ初登場】
スプーキー。
東京ジャズ界で活躍するドラムスの藤井伸昭らが核となり、ベース日野賢二、ギター小沼ようすけ、キーボードにハクエイ・キム、そしてヴォーカルにシャンティを迎えたユニット、その名も「スプーキー」が誕生した。
これはしばらく前に九州でのライヴ・イヴェントをきっかけにジャム・セッションをする感じで結成されたもので、ジャズ、ソウル、ポップスのヒット曲を独自の解釈で楽しんで演奏しようという雰囲気でゆるく始まったユニット。九州だけで終わらせるのももったいないというので、東京でもやってみようということでお披露目の意味も込めてやった。
これだけのメンバーが揃えばある程度しっかりしたものが出来上がりそうな気配がする。演奏曲もそれぞれが持ち寄って選曲し、なかなかヴァラエティーに富んだものになっている。(下記セットリスト参照)
2曲目は小沼さん選曲。元々盲目のシンガー・ソングライター、ホセ・フェリシアーノが演奏したものをジョージ・ベンソンが1976年傑作アルバム『ブリージン』でカヴァーした曲。それを聴いて、小沼さんは自分もギターをやろうと思ったという、彼の記念すべき思い出の1曲だそうだ。ハクエイ・キムさんは初めて見たが、最初の1-2曲ではローズのせいか、ハービー・ハンコック風のパフォーマンスを思わせた。
5曲目は、チャールズ・ミンガス楽曲にジョニ・ミッチェルが歌詞をつけたというもの。かなりむずかしい歌によくチャレンジした。
セカンド2曲目は、ジョー・サンプル作品でリズ・ライトが歌った曲で、シャンティはかなり歌ってきている。これなど彼女によくフィットしている。
セカンドのインスト曲では、今回のライヴを仕切った池袋のライヴ・ハウス、マイルス・カフェのオウナーがマイルス張りのトランペットで飛び入り、さらに、同じくトランペットで市原ひかりさんも飛び入りで色を添えた。
グループ名にもなった「スプーキー」は、クラシックス・フォーというアメリカのポップ・グループが1967年暮れからヒットさせた曲。直接的な意味は、「お化けのような」「薄気味の悪い」といったもの。これがかなり明るい曲調なので、なんともいえないポップさが漂う。
まだ今後の展開は何も決まっていないようだが、TKOのようにしっかりサウンドと方向性を固めてやるといいかもしれない。
■ メンバー
藤井伸昭(dr)小沼ようすけ(gt) 日野"JINO"賢二(b)Hakuei Kim (rhodes) Shanti (Vo)
■ セットリスト スプーキー@池袋アムラックス・ホール、2009年4月19日(日)
Setlist : Spooky @ Amlux Hall, Ikebukuro, Apirl 19, 2009
[ ] denotes original artists
First set
show started 18:07
01. Quack!!! [24th Street Band (Hiram Bullock)] (Instrumental)
02. Affirmation [Jose Feliciano / George Benson] (Instrumental)
03. Flying Easy [Donny Hathaway]
04. Let’s Live In The Light [Shanti]
05. Goodbye Pork Pie Hat [Charles Mingus + Joni Mitchell]
06. Color Me [Hiram Bullock]
show ended 19:01
second
show started 19:20
01. Wake Up To The Sun [Shanti]
02. No One But Myself To Blame [Joe Sample/Liz Wright]
03. Teen Town [Jaco Pastorius] (Instrumental)
04. Oleo [Miles Davis] (+Miles cafe owner, +Ichihara Hikari) (Instrumental)
05. Share My Air [Shanti]
06. Spooky [Classic IV]
Enc. Feel Like Making Love [Roberta Flack, Marlena Shaw]
show ended 20:40
(2009年4月19日日曜、池袋アムラックス・ホール=スプーキー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Spooky
2009-27
スプーキー。
東京ジャズ界で活躍するドラムスの藤井伸昭らが核となり、ベース日野賢二、ギター小沼ようすけ、キーボードにハクエイ・キム、そしてヴォーカルにシャンティを迎えたユニット、その名も「スプーキー」が誕生した。
これはしばらく前に九州でのライヴ・イヴェントをきっかけにジャム・セッションをする感じで結成されたもので、ジャズ、ソウル、ポップスのヒット曲を独自の解釈で楽しんで演奏しようという雰囲気でゆるく始まったユニット。九州だけで終わらせるのももったいないというので、東京でもやってみようということでお披露目の意味も込めてやった。
これだけのメンバーが揃えばある程度しっかりしたものが出来上がりそうな気配がする。演奏曲もそれぞれが持ち寄って選曲し、なかなかヴァラエティーに富んだものになっている。(下記セットリスト参照)
2曲目は小沼さん選曲。元々盲目のシンガー・ソングライター、ホセ・フェリシアーノが演奏したものをジョージ・ベンソンが1976年傑作アルバム『ブリージン』でカヴァーした曲。それを聴いて、小沼さんは自分もギターをやろうと思ったという、彼の記念すべき思い出の1曲だそうだ。ハクエイ・キムさんは初めて見たが、最初の1-2曲ではローズのせいか、ハービー・ハンコック風のパフォーマンスを思わせた。
5曲目は、チャールズ・ミンガス楽曲にジョニ・ミッチェルが歌詞をつけたというもの。かなりむずかしい歌によくチャレンジした。
セカンド2曲目は、ジョー・サンプル作品でリズ・ライトが歌った曲で、シャンティはかなり歌ってきている。これなど彼女によくフィットしている。
セカンドのインスト曲では、今回のライヴを仕切った池袋のライヴ・ハウス、マイルス・カフェのオウナーがマイルス張りのトランペットで飛び入り、さらに、同じくトランペットで市原ひかりさんも飛び入りで色を添えた。
グループ名にもなった「スプーキー」は、クラシックス・フォーというアメリカのポップ・グループが1967年暮れからヒットさせた曲。直接的な意味は、「お化けのような」「薄気味の悪い」といったもの。これがかなり明るい曲調なので、なんともいえないポップさが漂う。
まだ今後の展開は何も決まっていないようだが、TKOのようにしっかりサウンドと方向性を固めてやるといいかもしれない。
■ メンバー
藤井伸昭(dr)小沼ようすけ(gt) 日野"JINO"賢二(b)Hakuei Kim (rhodes) Shanti (Vo)
■ セットリスト スプーキー@池袋アムラックス・ホール、2009年4月19日(日)
Setlist : Spooky @ Amlux Hall, Ikebukuro, Apirl 19, 2009
[ ] denotes original artists
First set
show started 18:07
01. Quack!!! [24th Street Band (Hiram Bullock)] (Instrumental)
02. Affirmation [Jose Feliciano / George Benson] (Instrumental)
03. Flying Easy [Donny Hathaway]
04. Let’s Live In The Light [Shanti]
05. Goodbye Pork Pie Hat [Charles Mingus + Joni Mitchell]
06. Color Me [Hiram Bullock]
show ended 19:01
second
show started 19:20
01. Wake Up To The Sun [Shanti]
02. No One But Myself To Blame [Joe Sample/Liz Wright]
03. Teen Town [Jaco Pastorius] (Instrumental)
04. Oleo [Miles Davis] (+Miles cafe owner, +Ichihara Hikari) (Instrumental)
05. Share My Air [Shanti]
06. Spooky [Classic IV]
Enc. Feel Like Making Love [Roberta Flack, Marlena Shaw]
show ended 20:40
(2009年4月19日日曜、池袋アムラックス・ホール=スプーキー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Spooky
2009-27
■【キース・スウェット、来年も戻ってくるとステージで表明】
セクシー。
セクシー・シンガー、キース・スウェット、前回が17年ぶりの来日だったのでかなり「待った感」があったが、今回は2007年10月以来1年半ぶり、3度目の来日。ファン層は相変わらず、ブラコン好きの若干年齢層高め。バブル時代は思い切り遊びました風の人たち多め。
ステージにソファ、その横に赤いバラが一束。ドラムス周りにはアクリル板。今回はドラムス、キーボード2、コーラス2プラスラップ1の編成。白のスーツに身を包んだキースのエロエロ度合いはまったく衰えていなかった。
僕はこの3ヶ月以上マーヴィン・ゲイにひたっているせいか、男性R&Bシンガーを見ると、これがもしマーヴィンだったらどうするだろうか、などということを勝手に考えてしまう。マーヴィンもある意味でセックスを売りにしたシンガーだったが、このキースなども完璧にその路線。
マーヴィン・ゲイとキース・スウェットとの一番の違いは、エロエロ度がすごいのは同じだが、マーヴィンがこれをやるのを大嫌いでしかたがなかったが、金のためにやっていたのに対し、キースはけっこう好きで楽しんでやってるように見えるところだ。そして一緒に楽しみながら観客をエンタテインする。そこが潔し。
冒頭ニュー・ジャック・スウィングで目いっぱい乗らせ、途中でバラードでうっとり、また、ニュー・ジャック・スウィングで踊らせ、また、バラード、とまさに出したり引いたり(これを英語でプッシュ&プールという)、観客を自在に操る。目の前の外人と日本人?のカップルがなんどもなんども抱きついてキスしてるんで目のやり場に困った。(笑) まあ、これもキース・スウェットのラヴラヴライヴならではだ。
「ノーバディー」のところでは、客席に降りてくるだけでなく、2階のところまで上がってきて、さらに一周してファンに大サーヴィス。MCでは、「今日は今回の最終日。日本にまた呼んでくれてありがとう。俺はまた来年、ここに戻ってくるよ」と高らかに宣言した。
■ 『ベスト・オブ・キース・スゥエット』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000UYGCB2/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ 過去関連記事
キース・スウェットCD『ディドゥント・シー・ミー・カミング』ライナーノーツ(2000年11月リリース)
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/linernotes/keith20001122.html
ソウル・サーチン・ブログ October 30, 2007
Keith Sweat Live At Billboard: Great Singer Sings Only Sex & Soul
http://blog.soulsearchin.com/archives/002112.html
(前回来日ライヴ評)
October 31, 2007
Keith Sweat: For Ladies Only
http://blog.soulsearchin.com/archives/002113.html
(前回来日ライヴ評)
■メンバー
キース・スウェット / Keith Sweat(Vocals)
マシャンダ・ハスキー / Mashanda Huskey(Background Vocals)
ルイス・ヒル / Lewis Hill(Rapper)
カランドラ・グレン / Calandra Glenn(Background Vocals)
アダム・レジスター / Adam Ledgister(Keyboards)
アンドレ・ハリス / Andre Harris(Keyboards/Bass)
ランディー・ハッチンソン / Randy Hutchinson(Drums)
■ Setlist: Keith Sweat Live At Billboard Live, April 19, 2009
セットリスト: キース・スウェット
Show started 21:06
00. Intro
01. Something Just Ain’t Right
02. Don’t Stop Your Love
03. Merry Go Round
04. Just Got Paid
05. Keep It Coming
06. Yumi
07. My Body
08. Make You Sweat
09. Get Up On It
10. How Do You Like It
11. Nobody
12. Interlude (MC) ~ Alonzo’s rap (snippet)
13. Twisted
Enc. I Want Her
show ended 22:25
(2009年04月19日日曜、六本木・ビルボード・ライヴ=キース・スウェット・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Sweat, Keith
2009-28
セクシー。
セクシー・シンガー、キース・スウェット、前回が17年ぶりの来日だったのでかなり「待った感」があったが、今回は2007年10月以来1年半ぶり、3度目の来日。ファン層は相変わらず、ブラコン好きの若干年齢層高め。バブル時代は思い切り遊びました風の人たち多め。
ステージにソファ、その横に赤いバラが一束。ドラムス周りにはアクリル板。今回はドラムス、キーボード2、コーラス2プラスラップ1の編成。白のスーツに身を包んだキースのエロエロ度合いはまったく衰えていなかった。
僕はこの3ヶ月以上マーヴィン・ゲイにひたっているせいか、男性R&Bシンガーを見ると、これがもしマーヴィンだったらどうするだろうか、などということを勝手に考えてしまう。マーヴィンもある意味でセックスを売りにしたシンガーだったが、このキースなども完璧にその路線。
マーヴィン・ゲイとキース・スウェットとの一番の違いは、エロエロ度がすごいのは同じだが、マーヴィンがこれをやるのを大嫌いでしかたがなかったが、金のためにやっていたのに対し、キースはけっこう好きで楽しんでやってるように見えるところだ。そして一緒に楽しみながら観客をエンタテインする。そこが潔し。
冒頭ニュー・ジャック・スウィングで目いっぱい乗らせ、途中でバラードでうっとり、また、ニュー・ジャック・スウィングで踊らせ、また、バラード、とまさに出したり引いたり(これを英語でプッシュ&プールという)、観客を自在に操る。目の前の外人と日本人?のカップルがなんどもなんども抱きついてキスしてるんで目のやり場に困った。(笑) まあ、これもキース・スウェットのラヴラヴライヴならではだ。
「ノーバディー」のところでは、客席に降りてくるだけでなく、2階のところまで上がってきて、さらに一周してファンに大サーヴィス。MCでは、「今日は今回の最終日。日本にまた呼んでくれてありがとう。俺はまた来年、ここに戻ってくるよ」と高らかに宣言した。
■ 『ベスト・オブ・キース・スゥエット』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000UYGCB2/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ 過去関連記事
キース・スウェットCD『ディドゥント・シー・ミー・カミング』ライナーノーツ(2000年11月リリース)
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/linernotes/keith20001122.html
ソウル・サーチン・ブログ October 30, 2007
Keith Sweat Live At Billboard: Great Singer Sings Only Sex & Soul
http://blog.soulsearchin.com/archives/002112.html
(前回来日ライヴ評)
October 31, 2007
Keith Sweat: For Ladies Only
http://blog.soulsearchin.com/archives/002113.html
(前回来日ライヴ評)
■メンバー
キース・スウェット / Keith Sweat(Vocals)
マシャンダ・ハスキー / Mashanda Huskey(Background Vocals)
ルイス・ヒル / Lewis Hill(Rapper)
カランドラ・グレン / Calandra Glenn(Background Vocals)
アダム・レジスター / Adam Ledgister(Keyboards)
アンドレ・ハリス / Andre Harris(Keyboards/Bass)
ランディー・ハッチンソン / Randy Hutchinson(Drums)
■ Setlist: Keith Sweat Live At Billboard Live, April 19, 2009
セットリスト: キース・スウェット
Show started 21:06
00. Intro
01. Something Just Ain’t Right
02. Don’t Stop Your Love
03. Merry Go Round
04. Just Got Paid
05. Keep It Coming
06. Yumi
07. My Body
08. Make You Sweat
09. Get Up On It
10. How Do You Like It
11. Nobody
12. Interlude (MC) ~ Alonzo’s rap (snippet)
13. Twisted
Enc. I Want Her
show ended 22:25
(2009年04月19日日曜、六本木・ビルボード・ライヴ=キース・スウェット・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Sweat, Keith
2009-28
●【イチローの世界記録は2016年?】
頂。
シアトル・マリナーズのイチロー選手が、2009年4月16日(現地時間=日本では17日)、マリナーズの本拠地で日本の安打製造機、張本勲氏が持つ日本における最多安打記録3085を超え、日米通算3086本目のヒットを放った。
そのヒットを打った後のインタヴューで、「(その日本記録の)頂(いただき)がどんなものか見てみたかった。そして、それは素晴らしいものでした」と語った。このあたりがものすごくイチローっぽいなと思う。そして何より素晴らしいのが、彼が本当に1本1本を大切に積み上げてこの地に到達しているということだ。地道に、継続していくことの素晴らしさを表している。
それにしても、張本さんが1995年春の時点で「俺の記録を抜くのはお前しかいない」と言ったというのは、本当に慧眼(けいがん)だ。言われたイチロー本人もその時点では、「何を言ってるんだ、このオッサンは」と思ったというのだから、素晴らしい。それから14年経って、その信じられないような予言が見事、現実のものとなったのだ。まるで水も石に穴をあけるを地で行くようなストーリーで感動する。
さて、次の目標、ピート・ローズの持つ大リーグ記録4256本まであと1170本。今年を含め3年は200本ずつ打ってもらって、残る570本を5-6年かけてやってもらうというのはどうだろう。ざっと取らぬ狸の皮算用をしてみると~~
2009年終了時 3286(203)
2010年終了時 3486(200)
2011年終了時 3686(200)
2012年終了時 3846(160)
2013年終了時 3986(140)
2014年終了時 4106(120)
2015年終了時 4206(100)
2016年終了時 4306(100)
2017年終了時 4386(80)
2011年まではなんとか年間200本打ってもらって、その後からは徐々にペースが落ち、2012年は160本、次が140本…。
そう、ソウル・サーチャーはイチローの安打世界記録は早ければ2016年後半あたりに達成されると予言したい。おっと、この年にはうまく行けば、東京オリンピック開催? すると東京オリンピックと、イチローの安打世界記録なんて、日本のスポーツ界大賑わいではないか。
ENT>SPORTS>BASEBALL>Ichiro
頂。
シアトル・マリナーズのイチロー選手が、2009年4月16日(現地時間=日本では17日)、マリナーズの本拠地で日本の安打製造機、張本勲氏が持つ日本における最多安打記録3085を超え、日米通算3086本目のヒットを放った。
そのヒットを打った後のインタヴューで、「(その日本記録の)頂(いただき)がどんなものか見てみたかった。そして、それは素晴らしいものでした」と語った。このあたりがものすごくイチローっぽいなと思う。そして何より素晴らしいのが、彼が本当に1本1本を大切に積み上げてこの地に到達しているということだ。地道に、継続していくことの素晴らしさを表している。
それにしても、張本さんが1995年春の時点で「俺の記録を抜くのはお前しかいない」と言ったというのは、本当に慧眼(けいがん)だ。言われたイチロー本人もその時点では、「何を言ってるんだ、このオッサンは」と思ったというのだから、素晴らしい。それから14年経って、その信じられないような予言が見事、現実のものとなったのだ。まるで水も石に穴をあけるを地で行くようなストーリーで感動する。
さて、次の目標、ピート・ローズの持つ大リーグ記録4256本まであと1170本。今年を含め3年は200本ずつ打ってもらって、残る570本を5-6年かけてやってもらうというのはどうだろう。ざっと取らぬ狸の皮算用をしてみると~~
2009年終了時 3286(203)
2010年終了時 3486(200)
2011年終了時 3686(200)
2012年終了時 3846(160)
2013年終了時 3986(140)
2014年終了時 4106(120)
2015年終了時 4206(100)
2016年終了時 4306(100)
2017年終了時 4386(80)
2011年まではなんとか年間200本打ってもらって、その後からは徐々にペースが落ち、2012年は160本、次が140本…。
そう、ソウル・サーチャーはイチローの安打世界記録は早ければ2016年後半あたりに達成されると予言したい。おっと、この年にはうまく行けば、東京オリンピック開催? すると東京オリンピックと、イチローの安打世界記録なんて、日本のスポーツ界大賑わいではないか。
ENT>SPORTS>BASEBALL>Ichiro
△"Me & You & A Dog Named Bo"
2009年4月18日 音楽△【ボーという名の犬】
ボー。
ちょっと遅れてしまったが、オバマ大統領一家に愛犬が来て、その名前が「ボー」という。(2009年4月12日発のニュース。日本では13日) それも、ロックン・ローラー「ボ・ディドリー」から来ているらしい。オバマ大統領夫人ミッシェルさんのお父さんは「ディドリー」というので、子犬に「ボー」となった。
そのオリジネイター、ボ・ディドリーは昨年死去している。
June 06, 2008
Bo Diddley Dies At 79
【ロックン・ロール・オリジネイター、ボ・ディドリー死去】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_06_06.html
オバマ家に犬のニュース
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=103008021
で、この「ボー」の読み方について、渡辺祐さんが「ボ」にしたほうがいい、と提案している。
2009-04-13■[MIF通信]大統領の犬は四角いギターを弾く犬だ 21:28
http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/20090413
確かに、そうだ。今まで、ずっと「ボ・ディドリー」(アーティスト)、「ボ・ディドリー」(楽曲)って長年表記されてきた。おそらく過去50年、半世紀。しかも語源がボ・ディドリーだとなおさら。ただ、Boがボーなのか、ボなのか、発音としてはどっちなんだ? 「ボー」が近いのかな。(笑)
ところで「Bo」を「ボ」とするか「ボー」とするかというのは、マスコミのどこで決めるんですか。新聞社やテレビ・ラジオ局が集まった表記委員会みたいのが、毎日開かれてるんでしょうか。
「新聞協会用語懇談会」というのがあって、漢字やフリガナについていろいろ決めてるんですが、やはりここが新しい外国語のカタカナ表記も緊急会議とか開いて決めてるんでしょうか。
ボーもいいですが、僕はこのニュースを見て、その昔ロボというアーティストが1972年にヒットさせた"Me & You & A Dog Named Boo" という曲を思い出した。タイトルの意味は「僕と君とブーという名の犬」。ここでは、「ブー」という名前の犬だ。Booは、ブー、Boだとボー。カタカナ表記は、永遠のテーマ…。
NEWS ITEMS>Dog Named Bo
ボー。
ちょっと遅れてしまったが、オバマ大統領一家に愛犬が来て、その名前が「ボー」という。(2009年4月12日発のニュース。日本では13日) それも、ロックン・ローラー「ボ・ディドリー」から来ているらしい。オバマ大統領夫人ミッシェルさんのお父さんは「ディドリー」というので、子犬に「ボー」となった。
そのオリジネイター、ボ・ディドリーは昨年死去している。
June 06, 2008
Bo Diddley Dies At 79
【ロックン・ロール・オリジネイター、ボ・ディドリー死去】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_06_06.html
オバマ家に犬のニュース
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=103008021
で、この「ボー」の読み方について、渡辺祐さんが「ボ」にしたほうがいい、と提案している。
2009-04-13■[MIF通信]大統領の犬は四角いギターを弾く犬だ 21:28
http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/20090413
確かに、そうだ。今まで、ずっと「ボ・ディドリー」(アーティスト)、「ボ・ディドリー」(楽曲)って長年表記されてきた。おそらく過去50年、半世紀。しかも語源がボ・ディドリーだとなおさら。ただ、Boがボーなのか、ボなのか、発音としてはどっちなんだ? 「ボー」が近いのかな。(笑)
ところで「Bo」を「ボ」とするか「ボー」とするかというのは、マスコミのどこで決めるんですか。新聞社やテレビ・ラジオ局が集まった表記委員会みたいのが、毎日開かれてるんでしょうか。
「新聞協会用語懇談会」というのがあって、漢字やフリガナについていろいろ決めてるんですが、やはりここが新しい外国語のカタカナ表記も緊急会議とか開いて決めてるんでしょうか。
ボーもいいですが、僕はこのニュースを見て、その昔ロボというアーティストが1972年にヒットさせた"Me & You & A Dog Named Boo" という曲を思い出した。タイトルの意味は「僕と君とブーという名の犬」。ここでは、「ブー」という名前の犬だ。Booは、ブー、Boだとボー。カタカナ表記は、永遠のテーマ…。
NEWS ITEMS>Dog Named Bo
☆【エモーショナル・エモーションズ】
アカペラ。
マーヴィンの2回目の校正が7時過ぎに一段落したので、急遽エモーションズへ。
シカゴ出身のハッチンソン姉妹、エモーションズの2006年11月以来2年5ヶ月ぶりの来日ライヴ。(前回ライヴ評は下記に) 日本では「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」とアース・ウィンド&ファイアーとのコラボ曲「ブギー・ワンダーランド」などのダンス・ヒットで有名だ。ゴスペル、ジャズ、ソウル、ブルーズ、あらゆるブラック・ミュージックの要素を存分に歌唱の中に聞かせる。セットリスト1から6まではほぼノンストップで、一気に観客を煽る。ちょこちょこっと振りみたいなものを交え、「さあ、みんなパーティーしましょう」と宣言。
姉妹上からワンダ(髪の毛がいちばんフワっとしてる)、シーラ(金髪)、パメラで、ワンダとシーラがリードを取ることが多いが、3人のハーモニーになるとやはり、「エモーションズ!」という感じがする。圧巻だ。
驚くのが1977年のアルバム『リジョイス』から6曲も歌われたこと。よほど彼女たちにとって大きな意味のあったアルバムだったのだろう。
ちょうど偶然隣に、西麻布トミーズ・ハウスのオウナーだったトミーがイッセイ・ミヤケの帯川さんと登場、数年ぶりに再会。僕もその昔DJをしていた店だ。「フラワーズ」がかかっているところで、トミー曰く「いやあ、涙がでるなあ、これ、ほんとよくかけたなあ…」と感慨深け。僕は「ショー・ミー・ハウ」あたりで、今は亡き勝本さんが六本木エンバシーでしつこくかけていたことを思い出す。ハモンド風のオルガン音(実際はキーボードから)でゆったりした雰囲気で最高にこの曲を盛り上げる。
今回聴かせたのは、ショー中盤のアカペラ・コーナー。その昔、お父さんが私たちにいろいろと歌を教えてくれ、そんな頃は、姉妹でアカペラで歌っていた、というような説明をして、4曲ほどアカペラで歌った。ゴスペル、ソウル、ポップと何でも歌えるエモーションズという感じだ。エモーションズの来日、2年半ぶりでもついこの間来たような感覚がある。これくらいのローテーションがちょうどよいのかもしれない。
■ 『リジョイス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G8QH/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ 過去関連記事
November 02, 2006
Emotions Live At Cotton Club
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_02.html
■ メンバー ジ・エモーションズ
Wanda Vaughan(vo), Sheila Hutchinson(vo), Pamela Hutchinson(vo), Henry Brewer(key), Daniel Diaz(g), Kenneth Gray(b), Fred Dinkins(ds)
■ Setlist; Emotions @ Cotton Club, April 16, 2009
セットリスト エモーションズ コットンクラブ
Second Set
show started 21:33
01. Rejoice (1977-LP Rejoice cut)
02. I Don’t Wanna Lose Your Love (1976)
03. A Feeling Is (1977- Rejoice LP cut)
04. So I Can Love You (1969)
05. Show Me How (1971)
06. Flowers (1976)
07. A Cappella Section: In The Evening, By The Moonlight ~
Ain’t Got Time To Cry ~
Love Is A Many Splendid Thing~
??
08. Key To My Heart (1977- Rejoice LP cut)
09. Blessed (1977- Rejoice LP cut)
10. Don’t Ask My Neighbors (1977 Rejoice)
11. Boogie Wonderland (1979)
Enc. Best Of My Love (1977 Rejoice)
show ended 22:48
(2009年04月16日木曜、丸の内コットンクラブ=エモーションズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Emotions
2009-26
アカペラ。
マーヴィンの2回目の校正が7時過ぎに一段落したので、急遽エモーションズへ。
シカゴ出身のハッチンソン姉妹、エモーションズの2006年11月以来2年5ヶ月ぶりの来日ライヴ。(前回ライヴ評は下記に) 日本では「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」とアース・ウィンド&ファイアーとのコラボ曲「ブギー・ワンダーランド」などのダンス・ヒットで有名だ。ゴスペル、ジャズ、ソウル、ブルーズ、あらゆるブラック・ミュージックの要素を存分に歌唱の中に聞かせる。セットリスト1から6まではほぼノンストップで、一気に観客を煽る。ちょこちょこっと振りみたいなものを交え、「さあ、みんなパーティーしましょう」と宣言。
姉妹上からワンダ(髪の毛がいちばんフワっとしてる)、シーラ(金髪)、パメラで、ワンダとシーラがリードを取ることが多いが、3人のハーモニーになるとやはり、「エモーションズ!」という感じがする。圧巻だ。
驚くのが1977年のアルバム『リジョイス』から6曲も歌われたこと。よほど彼女たちにとって大きな意味のあったアルバムだったのだろう。
ちょうど偶然隣に、西麻布トミーズ・ハウスのオウナーだったトミーがイッセイ・ミヤケの帯川さんと登場、数年ぶりに再会。僕もその昔DJをしていた店だ。「フラワーズ」がかかっているところで、トミー曰く「いやあ、涙がでるなあ、これ、ほんとよくかけたなあ…」と感慨深け。僕は「ショー・ミー・ハウ」あたりで、今は亡き勝本さんが六本木エンバシーでしつこくかけていたことを思い出す。ハモンド風のオルガン音(実際はキーボードから)でゆったりした雰囲気で最高にこの曲を盛り上げる。
今回聴かせたのは、ショー中盤のアカペラ・コーナー。その昔、お父さんが私たちにいろいろと歌を教えてくれ、そんな頃は、姉妹でアカペラで歌っていた、というような説明をして、4曲ほどアカペラで歌った。ゴスペル、ソウル、ポップと何でも歌えるエモーションズという感じだ。エモーションズの来日、2年半ぶりでもついこの間来たような感覚がある。これくらいのローテーションがちょうどよいのかもしれない。
■ 『リジョイス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G8QH/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ 過去関連記事
November 02, 2006
Emotions Live At Cotton Club
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_02.html
■ メンバー ジ・エモーションズ
Wanda Vaughan(vo), Sheila Hutchinson(vo), Pamela Hutchinson(vo), Henry Brewer(key), Daniel Diaz(g), Kenneth Gray(b), Fred Dinkins(ds)
■ Setlist; Emotions @ Cotton Club, April 16, 2009
セットリスト エモーションズ コットンクラブ
Second Set
show started 21:33
01. Rejoice (1977-LP Rejoice cut)
02. I Don’t Wanna Lose Your Love (1976)
03. A Feeling Is (1977- Rejoice LP cut)
04. So I Can Love You (1969)
05. Show Me How (1971)
06. Flowers (1976)
07. A Cappella Section: In The Evening, By The Moonlight ~
Ain’t Got Time To Cry ~
Love Is A Many Splendid Thing~
??
08. Key To My Heart (1977- Rejoice LP cut)
09. Blessed (1977- Rejoice LP cut)
10. Don’t Ask My Neighbors (1977 Rejoice)
11. Boogie Wonderland (1979)
Enc. Best Of My Love (1977 Rejoice)
show ended 22:48
(2009年04月16日木曜、丸の内コットンクラブ=エモーションズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Emotions
2009-26
◎Mr. Tokumitsu Talks About MC
2009年4月16日 音楽◎【『未来創造堂』で徳光さん、ムード歌謡、司会者を語る】
意見。
マーヴィンで缶詰で、作業中はテレビを音を消してつけていたりする。そんな中でちょっとおもしろそうだと、音を出して聴いてみる。2009年4月10日(金)夜、日本テレビ系列で放送されている『未来創造堂』(毎週金曜23時~23時30分)というとんねるずの木梨憲武が司会の番組に徳光さんが出ていた。テーマは、「ムード歌謡」。そのイントロに乗せたMCの話や、女目線の歌詞を男が歌うという歌謡のよさとか、いろいろな話をしていた。徳光さんがムード歌謡をこんなに好きとは知らなかった。
イントロ乗せ曲紹介なんかも、軽くアドリブで出来てしまうらしい。たぶん、普段から様々な歌手のことをよく知っていて、そういう情報を豊富に持っているからだろう。それに加えて、独自の表現力を磨く訓練をしている。ヴォキャブラリーをたくさん持っているのだ。正確ではないかもしれないが、昔、「電車に乗って、見える景色を実況して練習した」なんてことを言っていたような気がする。
ある物を見て、それをどう表現し、どう伝えるか。それは放送言葉も、文字言葉も基本は同じだ。表現力を養うのに近道はないのだろう。
そんな中、最後に徳光さんが最近、昼のワイドのコメンテーターになった話しになった。普段は自分が司会者という立場で番組を仕切ってきたので、自分が意見を言うということはなかった。それがコメンテーターという立場でいろいろと意見を言わなければならないので、正直戸惑っている、と言ったあとこんなことを言った。「司会者というのは、意見を言わないものでしょう。そういう風に思ってたんですよ。みのとか、小倉とかしゃべりすぎだと思うんだよね」(周りが爆笑)
受けた!
■未来創造堂 オフィシャル・ウェッブ
http://www.ntv.co.jp/mirai/
ENT>TV>Mirai Souzoudou
意見。
マーヴィンで缶詰で、作業中はテレビを音を消してつけていたりする。そんな中でちょっとおもしろそうだと、音を出して聴いてみる。2009年4月10日(金)夜、日本テレビ系列で放送されている『未来創造堂』(毎週金曜23時~23時30分)というとんねるずの木梨憲武が司会の番組に徳光さんが出ていた。テーマは、「ムード歌謡」。そのイントロに乗せたMCの話や、女目線の歌詞を男が歌うという歌謡のよさとか、いろいろな話をしていた。徳光さんがムード歌謡をこんなに好きとは知らなかった。
イントロ乗せ曲紹介なんかも、軽くアドリブで出来てしまうらしい。たぶん、普段から様々な歌手のことをよく知っていて、そういう情報を豊富に持っているからだろう。それに加えて、独自の表現力を磨く訓練をしている。ヴォキャブラリーをたくさん持っているのだ。正確ではないかもしれないが、昔、「電車に乗って、見える景色を実況して練習した」なんてことを言っていたような気がする。
ある物を見て、それをどう表現し、どう伝えるか。それは放送言葉も、文字言葉も基本は同じだ。表現力を養うのに近道はないのだろう。
そんな中、最後に徳光さんが最近、昼のワイドのコメンテーターになった話しになった。普段は自分が司会者という立場で番組を仕切ってきたので、自分が意見を言うということはなかった。それがコメンテーターという立場でいろいろと意見を言わなければならないので、正直戸惑っている、と言ったあとこんなことを言った。「司会者というのは、意見を言わないものでしょう。そういう風に思ってたんですよ。みのとか、小倉とかしゃべりすぎだと思うんだよね」(周りが爆笑)
受けた!
■未来創造堂 オフィシャル・ウェッブ
http://www.ntv.co.jp/mirai/
ENT>TV>Mirai Souzoudou
○Marvin’s Book; Final Touch
2009年4月15日 音楽○【第二校正もうすぐ終了】
佳境。
いやいやいや、ほんとに佳境です。マーヴィン・ゲイ。昨日もジーノのライヴなんか行きたかったんだが、二回目の校正が終わらず。これがあと3分の1。それにしても英文のカタカナ表記は本当にむずかしくて、迷うなあ。どこかでぱっと割り切るしかない。
そして、ペーパーバック版の表4の推薦文を軽く訳し、あと超大作となった「訳者あとがき」をほぼ仕上げた。登場人物一覧と、ディスコグラフィーと、年表も送った。あとは第二校正から戻ってきたものから、索引を作る作業だ。
マーヴィンの作業をするときは、その作業で語られている作品を聴いていたが、今日はしばし、『ヴァルネラブル』をかけた。これは、もともとは1967年にトラックが録音され、ずっと放置され、1978年暮れから1979年初めにかけてヴォーカルが録音されたアルバムだ。マーヴィンがナット・キング・コールや、フランク・シナトラを目指してバラードを歌うというコンセプトのものだった。日本でも1997年にアルバムがリリースされている。(その後2009年5月に紙ジャケットでリリースされる)
彼のポピュラー・シンガーとしての魅力が垣間見られる作品で、僕なんかからすると、何かしながら流しておくにはちょうどいい作品なのだ。「いそしぎ」「ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー」など多くのスタンダードが、しっとりとした歌唱で歌われる。「ホワッツ・ゴーイング・オン」や「レッツ・ゲット・イット・オン」でマーヴィンを知る人にとっては驚嘆のアルバムである。
こういう作品を聴くと、マーヴィンのアーティストとしての幅の広さに驚かされる。しかし、別の言葉で言えば、マーヴィンの迷い、優柔不断ぶりを如実に表しているということにもなる。
1970年代に僕がこのアルバムを聴いたら、一度かけただけで、あとは埃をかぶっただろう。不思議なものだ。でも、今はBGMとして聴ける。聴く側も、音楽的趣向や許容範囲が広がるのかもしれない。(笑)実に気持ちよくかけて、楽しんでいる。マーヴィンのポピュラー・シンガーとしての魅力を味わいたい人にはぜひお勧め。
■ 『ヴァルネラブル』(紙ジャケット仕様が2009年5月20日に発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA11VA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Gaye, Marvin
佳境。
いやいやいや、ほんとに佳境です。マーヴィン・ゲイ。昨日もジーノのライヴなんか行きたかったんだが、二回目の校正が終わらず。これがあと3分の1。それにしても英文のカタカナ表記は本当にむずかしくて、迷うなあ。どこかでぱっと割り切るしかない。
そして、ペーパーバック版の表4の推薦文を軽く訳し、あと超大作となった「訳者あとがき」をほぼ仕上げた。登場人物一覧と、ディスコグラフィーと、年表も送った。あとは第二校正から戻ってきたものから、索引を作る作業だ。
マーヴィンの作業をするときは、その作業で語られている作品を聴いていたが、今日はしばし、『ヴァルネラブル』をかけた。これは、もともとは1967年にトラックが録音され、ずっと放置され、1978年暮れから1979年初めにかけてヴォーカルが録音されたアルバムだ。マーヴィンがナット・キング・コールや、フランク・シナトラを目指してバラードを歌うというコンセプトのものだった。日本でも1997年にアルバムがリリースされている。(その後2009年5月に紙ジャケットでリリースされる)
彼のポピュラー・シンガーとしての魅力が垣間見られる作品で、僕なんかからすると、何かしながら流しておくにはちょうどいい作品なのだ。「いそしぎ」「ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー」など多くのスタンダードが、しっとりとした歌唱で歌われる。「ホワッツ・ゴーイング・オン」や「レッツ・ゲット・イット・オン」でマーヴィンを知る人にとっては驚嘆のアルバムである。
こういう作品を聴くと、マーヴィンのアーティストとしての幅の広さに驚かされる。しかし、別の言葉で言えば、マーヴィンの迷い、優柔不断ぶりを如実に表しているということにもなる。
1970年代に僕がこのアルバムを聴いたら、一度かけただけで、あとは埃をかぶっただろう。不思議なものだ。でも、今はBGMとして聴ける。聴く側も、音楽的趣向や許容範囲が広がるのかもしれない。(笑)実に気持ちよくかけて、楽しんでいる。マーヴィンのポピュラー・シンガーとしての魅力を味わいたい人にはぜひお勧め。
■ 『ヴァルネラブル』(紙ジャケット仕様が2009年5月20日に発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA11VA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Gaye, Marvin
◆【ゴスペル・ジャイアント、ドニー・マクラーキン5月に来日】
ゴスペル。
ゴスペル界の大物アーティストのひとりで、グラミー賞も獲得しているドニー・マクラーキンが、5月に来日、ゴスペル・ワークショップ、さらに一般向けのコンサートを行う。ドニーの来日は3年ぶり。ゴスペル・ワークショップのほうは、ドニーや他の講師がゴスペルに関してさまざまな分科会で教えるもの。これはすでに定員になっているが、ドニー自身のコンサートは一般発売されており入場券を買えば誰でも見られる。コンサートは2009年5月5日(火曜=祝日)午後6時から三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂で行われる。
ドニー・マクラーキンは、これまでにアルバム8枚を出しいずれもゴスペル界でヒットさせている実力派。ここまでの人生は、壮絶そのものと言ってもいい。
ドニー・マクラーキンは1959年11月9日、ニューヨーク州アミティヴィル生まれ。ドニーが7歳の時、当時2歳だった弟が交通事故で死去、マクラーキンのファミリーに大きな衝撃を与えた。しかし、さらなる衝撃が弟の葬儀で起こる。なんとドニーの叔父がドニーをレイプしたのだ。家庭内暴力とドラッグがマクラーキン・ファミリーに蔓延し、彼の子供時代の成長環境は悲惨を極めた。ドニーが13歳のとき(1972年~73年)、今度は先の叔父の息子、すなわち、ドニーの従兄弟(いとこ)にまたまたレイプされてしまう。この二度の事件によって、ドニーの心はずたずたにされた。その救いを求めるかのように、叔母が参加していたゴスペルの世界に入る。
叔母はゴスペル界の大物アンドレ・クロウチのバック・コーラスを歌っていた。十代でアンドレのバックにつき、ピアノを弾くようになり、その後、1989年、同じくゴスペル界の大御所、マーヴィン・ワイナンズの副牧師に抜擢された。その後、ワイナンズなどのつてでワーナー・ゴスペルと契約。1996年、テイク6のマーク・キブル、アンドレ・クロウチらのプロデュースでデビュー。翌年第48回グラミー賞で「トラディショナル・ソウル・ゴスペル」部門を受賞。ゴスペル界で着々と実績を積み上げ、今では押しも押されぬゴスペル界のスーパースターとなっている。
ドニーは、レイプされた影響があったのか、一時期ゲイであることを明らかにしていたが、最近では「元ゲイ」であり、現在はゲイではないとしている。
今回のライヴ、ワークショップ(すでに定員に達している)の詳細は、次のサイトにある。
http://www.donnie2009.com
クワイアーの480名は、それまで3日間(5月1日にオリエンテーション、2日から4日までの分科会)行われるワークショップでドニーらからレッスンを受けた生徒たちが、2グループに分かれて参加する。
ドニーの最新作『ウイ・アー・オール・ワン(ライヴ・イン・デトロイト)』で2009年3月、ジャイヴ・レコードからリリースされている。
■ ドニー・マクラーキン ドニー・マクラーキン ~1998年の作品 (なんとプレミアがついています。輸入盤が入手しやすいかもしれません)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000GBJ4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ オフィシャル・サイト
http://www.donniemcclurkin.com/
(音なども聴けます。リンクをクリックすると音がでます)
これまでのアルバムは次の通り。
1996 Donnie McClurkin Warner Alliance
2000 ’Tis So Sweet Atlantic
2000 Live in London and More... Verity
2003 Donnie McClurkin Again Verity
2004 Psalms, Hymns and Spiritual Songs [live] Verity
2005 ...Again [DualDisc] Verity
2008 Valley of God Camoon
2008 Live in Detroit Zomba
■ ライヴ概要
タイトル: ゴスペルコンサート2009 Donnie McClurkin With Workshop Choir
日時: 2009年5月5日(祝)開場午後5時、開演午後6時
出演: ドニー・マクラーキン・ウィズ・ワークショップ・クワイアー (約480名)
会場: 昭和女子大学人見記念講堂大ホール (三軒茶屋より徒歩7分)
東京都世田谷区太子1-7 電話03-3411-5120
http://www.smu.ac.jp/hall/
チケット: 3800円(前売り) 4300円(当日) ともに税込み
ローソンチケット: Lコード 77891
電話予約 0570-084-003(要Lコード)
主催: ドニー・マクラーキン ゴスペル・ワークショップ実行委員会
http://www.donnie2009.com
問い合わせ: ライフ・ミュージック 電話03-5341-6927 info@donnie2009.com
ENT>ANNOUNCEMENT>McClurkin, Donnie
ゴスペル。
ゴスペル界の大物アーティストのひとりで、グラミー賞も獲得しているドニー・マクラーキンが、5月に来日、ゴスペル・ワークショップ、さらに一般向けのコンサートを行う。ドニーの来日は3年ぶり。ゴスペル・ワークショップのほうは、ドニーや他の講師がゴスペルに関してさまざまな分科会で教えるもの。これはすでに定員になっているが、ドニー自身のコンサートは一般発売されており入場券を買えば誰でも見られる。コンサートは2009年5月5日(火曜=祝日)午後6時から三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂で行われる。
ドニー・マクラーキンは、これまでにアルバム8枚を出しいずれもゴスペル界でヒットさせている実力派。ここまでの人生は、壮絶そのものと言ってもいい。
ドニー・マクラーキンは1959年11月9日、ニューヨーク州アミティヴィル生まれ。ドニーが7歳の時、当時2歳だった弟が交通事故で死去、マクラーキンのファミリーに大きな衝撃を与えた。しかし、さらなる衝撃が弟の葬儀で起こる。なんとドニーの叔父がドニーをレイプしたのだ。家庭内暴力とドラッグがマクラーキン・ファミリーに蔓延し、彼の子供時代の成長環境は悲惨を極めた。ドニーが13歳のとき(1972年~73年)、今度は先の叔父の息子、すなわち、ドニーの従兄弟(いとこ)にまたまたレイプされてしまう。この二度の事件によって、ドニーの心はずたずたにされた。その救いを求めるかのように、叔母が参加していたゴスペルの世界に入る。
叔母はゴスペル界の大物アンドレ・クロウチのバック・コーラスを歌っていた。十代でアンドレのバックにつき、ピアノを弾くようになり、その後、1989年、同じくゴスペル界の大御所、マーヴィン・ワイナンズの副牧師に抜擢された。その後、ワイナンズなどのつてでワーナー・ゴスペルと契約。1996年、テイク6のマーク・キブル、アンドレ・クロウチらのプロデュースでデビュー。翌年第48回グラミー賞で「トラディショナル・ソウル・ゴスペル」部門を受賞。ゴスペル界で着々と実績を積み上げ、今では押しも押されぬゴスペル界のスーパースターとなっている。
ドニーは、レイプされた影響があったのか、一時期ゲイであることを明らかにしていたが、最近では「元ゲイ」であり、現在はゲイではないとしている。
今回のライヴ、ワークショップ(すでに定員に達している)の詳細は、次のサイトにある。
http://www.donnie2009.com
クワイアーの480名は、それまで3日間(5月1日にオリエンテーション、2日から4日までの分科会)行われるワークショップでドニーらからレッスンを受けた生徒たちが、2グループに分かれて参加する。
ドニーの最新作『ウイ・アー・オール・ワン(ライヴ・イン・デトロイト)』で2009年3月、ジャイヴ・レコードからリリースされている。
■ ドニー・マクラーキン ドニー・マクラーキン ~1998年の作品 (なんとプレミアがついています。輸入盤が入手しやすいかもしれません)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000GBJ4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ オフィシャル・サイト
http://www.donniemcclurkin.com/
(音なども聴けます。リンクをクリックすると音がでます)
これまでのアルバムは次の通り。
1996 Donnie McClurkin Warner Alliance
2000 ’Tis So Sweet Atlantic
2000 Live in London and More... Verity
2003 Donnie McClurkin Again Verity
2004 Psalms, Hymns and Spiritual Songs [live] Verity
2005 ...Again [DualDisc] Verity
2008 Valley of God Camoon
2008 Live in Detroit Zomba
■ ライヴ概要
タイトル: ゴスペルコンサート2009 Donnie McClurkin With Workshop Choir
日時: 2009年5月5日(祝)開場午後5時、開演午後6時
出演: ドニー・マクラーキン・ウィズ・ワークショップ・クワイアー (約480名)
会場: 昭和女子大学人見記念講堂大ホール (三軒茶屋より徒歩7分)
東京都世田谷区太子1-7 電話03-3411-5120
http://www.smu.ac.jp/hall/
チケット: 3800円(前売り) 4300円(当日) ともに税込み
ローソンチケット: Lコード 77891
電話予約 0570-084-003(要Lコード)
主催: ドニー・マクラーキン ゴスペル・ワークショップ実行委員会
http://www.donnie2009.com
問い合わせ: ライフ・ミュージック 電話03-5341-6927 info@donnie2009.com
ENT>ANNOUNCEMENT>McClurkin, Donnie
★【三宿のソウル・バー、ソウル・ナッツ4周年イヴェント】
4周年。
三宿のソウル・バー、ソウル・ナッツが2005年4月のオープンしてはや4年。4周年を記念して2009年5月10日(日曜)に二子玉川のイヴェント会場「ピンク・ノイズ」でイヴェントを行う。ソウル・ナッツのマイケル鶴岡氏、恵子さんが主宰して行うイヴェント「スーパー・フライ」の第4弾。
イヴェント名 「スーパー・フライ第4弾」
場所 二子玉川 ピンク・ノイズ 世田谷区玉川3-20-11 マノア高川第一B1
電話 03-3707-9911
日時 2009年5月10日(日曜)18時~23時
料金 前売り3500円、当日券4000円
ライヴ出演 レディー・キューブ、シュガー・ピンプス、ワンダラーズ・レヴュー
DJ ケイコ、ガーリック ゲストDJ、マッキー
ダンス ユキ&マイケル
問い合わせ先 ソウル・ナッツ 世田谷区池尻3-28-6-2A 電話03-3487-3493
■ ソウル・ナッツのオープンを伝える記事、関連記事
April 20, 2005
The Soul Nuts Open: Watch Out For Your Head
http://blog.soulsearchin.com/archives/000050.html
January 25, 2006
Soul Nuts Will Have Winter Vacation Between Feb.1 Through Feb.12: And Why?
http://blog.soulsearchin.com/archives/000794.html
March 09, 2006
Soul General Dropped By Soul Nuts
http://blog.soulsearchin.com/archives/000879.html
ENT>ANNOUNCEMENT>Soul Nuts
SOUL BARS>Soul Nuts
4周年。
三宿のソウル・バー、ソウル・ナッツが2005年4月のオープンしてはや4年。4周年を記念して2009年5月10日(日曜)に二子玉川のイヴェント会場「ピンク・ノイズ」でイヴェントを行う。ソウル・ナッツのマイケル鶴岡氏、恵子さんが主宰して行うイヴェント「スーパー・フライ」の第4弾。
イヴェント名 「スーパー・フライ第4弾」
場所 二子玉川 ピンク・ノイズ 世田谷区玉川3-20-11 マノア高川第一B1
電話 03-3707-9911
日時 2009年5月10日(日曜)18時~23時
料金 前売り3500円、当日券4000円
ライヴ出演 レディー・キューブ、シュガー・ピンプス、ワンダラーズ・レヴュー
DJ ケイコ、ガーリック ゲストDJ、マッキー
ダンス ユキ&マイケル
問い合わせ先 ソウル・ナッツ 世田谷区池尻3-28-6-2A 電話03-3487-3493
■ ソウル・ナッツのオープンを伝える記事、関連記事
April 20, 2005
The Soul Nuts Open: Watch Out For Your Head
http://blog.soulsearchin.com/archives/000050.html
January 25, 2006
Soul Nuts Will Have Winter Vacation Between Feb.1 Through Feb.12: And Why?
http://blog.soulsearchin.com/archives/000794.html
March 09, 2006
Soul General Dropped By Soul Nuts
http://blog.soulsearchin.com/archives/000879.html
ENT>ANNOUNCEMENT>Soul Nuts
SOUL BARS>Soul Nuts
閉店。
大阪の老舗ソウル・バー、ディスコ「ソウル・ファクトリー」が来る2009年5月6日にクローズすることがわかった。ただし今回のクローズは、次の移転先を見つけるまでの一時的なものとのこと。また、5月6日は一応暫定的な閉店日で若干ずれる可能性もある、という。
「ソウル・ファクトリー」は1992年オープン。17年大阪にソウルの灯をともしつづけてきた。海外のソウル系アーティストなども多数来店してきた。しばらくは、イヴェント「ソウル・ファクトリー・ナイト」などを行い、新しい場所を見つけ次第、心機一転再オープンする予定だ。
最近クローズしたソウル・バーには、2008年1月、横浜シュガーシャック、2009年1月、渋谷バー・ルームなどがある。
■ソウル・ファクトリー・ウェッブ
http://www.soulfucktry.com/home.shtml
SOUL FUCKTRY
大阪市西区南堀江1-9-14 フィメールアベニューB1F
電話06-6539-1032
・携帯版HP↓
http://www.soulfucktry.com/mobile.shtml
・PC版HP↓
http://www.soulfucktry.com
・通販ショップ↓
http://soulfucktry.jp/
◎近日中のイヴェント:小学生限定の1オン1(ワン・オン・ワン)フリー・バトル・コンテスト「キッズフルサンデーVOL.9」
タイトル キッズ・ワン・オン・ワン・フリー・バトル・コンテスト「キッズフルサンデーVOL.9」
日時 2009年4月26日(日)開場13時、開始14時、終了19時
会場 ソウル・ファクトリー
住所 大阪府大阪市西区南堀江1-9-14 フィメールアベニューB1F
入場料 2000円
ショーケース出演 夏みかん、マシン・ゴーン・ファンク、Jスムース&キッド・ブギー、リキッド・ソウル
※参加者、来場者全員にキッズフルサンデーステッカーをプレゼント!
優勝賞品 トロフィーと2万円のギフト券
準優勝賞品 1万円のギフト券
3位賞品 5000円のギフト券
そのほか賞品多数
コンテストルール 32名限定のトーナメント制で行い、時間内で2ムーブずつ踊って頂きます。
問い合わせ kids_full_sunday@sdpro.co.jp または、ファクス番号 06-4800-0208
バトル・ジャッジ マユネイ(リキッド・ソウル)、ナオミ (N2O)、サッシェ(ボトム・バウンス)
特別審査員 テディー・ダン(ドクター・ソウル)
司会 沢田 DJ バツ、ナカタ
◎ 同様のイヴェントが2009年6月7日(日曜)にも行われる。
ENT>ANNOUNCEMENT>Soul Fucktory
SOUL BARS>Soul Fucktory
大阪の老舗ソウル・バー、ディスコ「ソウル・ファクトリー」が来る2009年5月6日にクローズすることがわかった。ただし今回のクローズは、次の移転先を見つけるまでの一時的なものとのこと。また、5月6日は一応暫定的な閉店日で若干ずれる可能性もある、という。
「ソウル・ファクトリー」は1992年オープン。17年大阪にソウルの灯をともしつづけてきた。海外のソウル系アーティストなども多数来店してきた。しばらくは、イヴェント「ソウル・ファクトリー・ナイト」などを行い、新しい場所を見つけ次第、心機一転再オープンする予定だ。
最近クローズしたソウル・バーには、2008年1月、横浜シュガーシャック、2009年1月、渋谷バー・ルームなどがある。
■ソウル・ファクトリー・ウェッブ
http://www.soulfucktry.com/home.shtml
SOUL FUCKTRY
大阪市西区南堀江1-9-14 フィメールアベニューB1F
電話06-6539-1032
・携帯版HP↓
http://www.soulfucktry.com/mobile.shtml
・PC版HP↓
http://www.soulfucktry.com
・通販ショップ↓
http://soulfucktry.jp/
◎近日中のイヴェント:小学生限定の1オン1(ワン・オン・ワン)フリー・バトル・コンテスト「キッズフルサンデーVOL.9」
タイトル キッズ・ワン・オン・ワン・フリー・バトル・コンテスト「キッズフルサンデーVOL.9」
日時 2009年4月26日(日)開場13時、開始14時、終了19時
会場 ソウル・ファクトリー
住所 大阪府大阪市西区南堀江1-9-14 フィメールアベニューB1F
入場料 2000円
ショーケース出演 夏みかん、マシン・ゴーン・ファンク、Jスムース&キッド・ブギー、リキッド・ソウル
※参加者、来場者全員にキッズフルサンデーステッカーをプレゼント!
優勝賞品 トロフィーと2万円のギフト券
準優勝賞品 1万円のギフト券
3位賞品 5000円のギフト券
そのほか賞品多数
コンテストルール 32名限定のトーナメント制で行い、時間内で2ムーブずつ踊って頂きます。
問い合わせ kids_full_sunday@sdpro.co.jp または、ファクス番号 06-4800-0208
バトル・ジャッジ マユネイ(リキッド・ソウル)、ナオミ (N2O)、サッシェ(ボトム・バウンス)
特別審査員 テディー・ダン(ドクター・ソウル)
司会 沢田 DJ バツ、ナカタ
◎ 同様のイヴェントが2009年6月7日(日曜)にも行われる。
ENT>ANNOUNCEMENT>Soul Fucktory
SOUL BARS>Soul Fucktory
■【フィリップ・ウー、アリ・オリ・ウッドソンのバックに抜擢】
抜擢。
ジャパンズ・ファンキエスト・キーボード奏者(Japan’s Funkiest Keyboards Player)、われらがフィリップ・ウーがなんと7月にまたまた来日するアリ・オリ・ウッドソンのバンドマスター(音楽ディレクター)に抜擢された。アリ・オリのライヴは2009年7月4日(土曜)、5日(日曜)に丸の内コットン・クラブ、7月7日(火)に名古屋ブルーノートで行われる。
アリ・オリはこれまでに1988年9月にテンプスの一員として初来日。以後テンプスで計3回、ソロで3回、アル・マッケイで1回、デニス・エドワーズのテンプスで1回、計8回来日している。昨年12月、デニス・エドワーズのテンプスで来日する予定だったが、急病で急遽来日が中止になっていた。今回は通算9回目、2008年6月以来の約1年1ヶ月ぶりの来日となる。
アリ・オリは昨年『ネヴァー・ギヴ・アップ』をリリースしており、そこからの楽曲が披露されるかもしれない。
アリ・オリの前回のソロ・ライヴ評。
June 16, 2008
Ali Ollie Woodson Live At Kentos
http://blog.soulsearchin.com/archives/002578.html
(前回のセットリスト、アリ・オリ過去関連記事一覧があります)
今回のアリ・オリ・ライヴは純粋にソロ・シンガーのライヴになる模様。前回は4人のコーラスを帯同していて、若干テンプス風の雰囲気を出していたが、今回はテンプス風にはならないのだろう。フィリップ以外のバンド・メンバーは、ギターにハンク西山、ベースにクリフォード・アーチャー、ドラムスが未定、バックコーラスにティファニー・マーティンとタイニース。
フィリップによると、セットリストと音源をもらい、2日前までにバンドでリハーサルをして音を固めておき、前日までにアリ・オリとあわせリハを行うという。
■フィリップ・ウーのオフィシャル・ホームページ
http://philipwoo.jp/default.aspx
というわけで、水曜、シック・ライヴから一緒にいたフィリップから、アリ・オリのバックをやるニュースと、ブルース・アレイのライヴの告知をしてくださいと頼まれたので、早速。
フィリップ・ウー本人のリーダー・ライヴが5月1日に目黒・ブルース・アレイで行われる。今回のタイトルは「ゴールデン・ウィーク・ソウル」。メイズのヒットに「Golden Time Of Day」という曲があるよね。>ねえ、フィリップ。(笑) メンバーはいつものクリフ、ハンク、ドラムにジェイ・スティックス、そして、ヴォーカルにブレンダ・ヴォーンらが集う最強の布陣。
フィリップに演奏して欲しいソウル・ナンバーがあったら、フィリップ本人にメールしてみたはいかがだろうか。上記ホームページからメールが送れます。
○ フィリップ・ウーとは何者か?
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
フィリップがロイとの出会いを語る
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_08.html
October 09, 2006
Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 2)
フィリップ・ウー・ヒストリー
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_09.html
■Philip Woo Band presents “Golden Week Soul”
メンバー(NY.STEINWAY/FenderRhodes1970/Hammond A-100/Leslie147) Philip Woo (Vo)Brenda Vaughn (B)Cliff Archer (G)西山Hank史翁 (Ds)Jay Stixx
日時 2009年5月1日金曜 7時半から 2セット入れ替えなし
会場 目黒・ブルース・アレイ http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
行き方 JR山手線・目黒駅西口を降りて、恵比寿方向へ進み目黒通り(一方通行)を左折、100メートル弱・坂を降りた右側。地下一階。駅から徒歩3分。
地図 http://www.bluesalley.co.jp/
料金 前売券 テーブル席(指定)\4,500 立見(自由)\4,000当日券は各料金\500UP (各税込) このほかにテーブルチャージが525円かかります。
http://www.bluesalley.co.jp/reservation/index.html
■ アリ・オリ・ウッドソン・フォーマー・リード・シンガー・オブ・ザ・テンプテーションズ
メンバー Ali Ollie Woodson(vo), Philip Woo(key), Hank Nishiyama(g), Cliff Archer(b), Tyffany Martin(back vo), Tynice(back vo), 他メンバー未定
日時 2009年7月4日(土曜)午後7時、9時半(入れ替え制)
2009年7月5日(日曜)午後5時、8時(入れ替え制)
料金 自由席/テーブル席 : ¥8,000 指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥10,000 BOX B (2名席) : お1人様¥9,500 BOX S (2名席) : お1人様¥9,500 SEAT C (2名席) : お1人様¥9,000
会場 丸の内コットン・クラブ
〒100-6402 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F
予約方法など
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/reservation/
問い合わせ電話 03-3215-1555 (受付時間 午前11時~午後11時、日曜のみ午後9時まで)
ENT>ANNOUNCEMENT>Woo, Philip
抜擢。
ジャパンズ・ファンキエスト・キーボード奏者(Japan’s Funkiest Keyboards Player)、われらがフィリップ・ウーがなんと7月にまたまた来日するアリ・オリ・ウッドソンのバンドマスター(音楽ディレクター)に抜擢された。アリ・オリのライヴは2009年7月4日(土曜)、5日(日曜)に丸の内コットン・クラブ、7月7日(火)に名古屋ブルーノートで行われる。
アリ・オリはこれまでに1988年9月にテンプスの一員として初来日。以後テンプスで計3回、ソロで3回、アル・マッケイで1回、デニス・エドワーズのテンプスで1回、計8回来日している。昨年12月、デニス・エドワーズのテンプスで来日する予定だったが、急病で急遽来日が中止になっていた。今回は通算9回目、2008年6月以来の約1年1ヶ月ぶりの来日となる。
アリ・オリは昨年『ネヴァー・ギヴ・アップ』をリリースしており、そこからの楽曲が披露されるかもしれない。
アリ・オリの前回のソロ・ライヴ評。
June 16, 2008
Ali Ollie Woodson Live At Kentos
http://blog.soulsearchin.com/archives/002578.html
(前回のセットリスト、アリ・オリ過去関連記事一覧があります)
今回のアリ・オリ・ライヴは純粋にソロ・シンガーのライヴになる模様。前回は4人のコーラスを帯同していて、若干テンプス風の雰囲気を出していたが、今回はテンプス風にはならないのだろう。フィリップ以外のバンド・メンバーは、ギターにハンク西山、ベースにクリフォード・アーチャー、ドラムスが未定、バックコーラスにティファニー・マーティンとタイニース。
フィリップによると、セットリストと音源をもらい、2日前までにバンドでリハーサルをして音を固めておき、前日までにアリ・オリとあわせリハを行うという。
■フィリップ・ウーのオフィシャル・ホームページ
http://philipwoo.jp/default.aspx
というわけで、水曜、シック・ライヴから一緒にいたフィリップから、アリ・オリのバックをやるニュースと、ブルース・アレイのライヴの告知をしてくださいと頼まれたので、早速。
フィリップ・ウー本人のリーダー・ライヴが5月1日に目黒・ブルース・アレイで行われる。今回のタイトルは「ゴールデン・ウィーク・ソウル」。メイズのヒットに「Golden Time Of Day」という曲があるよね。>ねえ、フィリップ。(笑) メンバーはいつものクリフ、ハンク、ドラムにジェイ・スティックス、そして、ヴォーカルにブレンダ・ヴォーンらが集う最強の布陣。
フィリップに演奏して欲しいソウル・ナンバーがあったら、フィリップ本人にメールしてみたはいかがだろうか。上記ホームページからメールが送れます。
○ フィリップ・ウーとは何者か?
October 08, 2006
Philip Woo Will Be At Cotton Club With Roy Ayers: Reunion First In 28 Years : Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 1)
フィリップがロイとの出会いを語る
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_08.html
October 09, 2006
Philip Reveals His First Encounter With Roy (Part 2)
フィリップ・ウー・ヒストリー
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_10_09.html
■Philip Woo Band presents “Golden Week Soul”
メンバー(NY.STEINWAY/FenderRhodes1970/Hammond A-100/Leslie147) Philip Woo (Vo)Brenda Vaughn (B)Cliff Archer (G)西山Hank史翁 (Ds)Jay Stixx
日時 2009年5月1日金曜 7時半から 2セット入れ替えなし
会場 目黒・ブルース・アレイ http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話 03-5740-6041(予約専用電話)当日のお店の番号03-5496-4381
行き方 JR山手線・目黒駅西口を降りて、恵比寿方向へ進み目黒通り(一方通行)を左折、100メートル弱・坂を降りた右側。地下一階。駅から徒歩3分。
地図 http://www.bluesalley.co.jp/
料金 前売券 テーブル席(指定)\4,500 立見(自由)\4,000当日券は各料金\500UP (各税込) このほかにテーブルチャージが525円かかります。
http://www.bluesalley.co.jp/reservation/index.html
■ アリ・オリ・ウッドソン・フォーマー・リード・シンガー・オブ・ザ・テンプテーションズ
メンバー Ali Ollie Woodson(vo), Philip Woo(key), Hank Nishiyama(g), Cliff Archer(b), Tyffany Martin(back vo), Tynice(back vo), 他メンバー未定
日時 2009年7月4日(土曜)午後7時、9時半(入れ替え制)
2009年7月5日(日曜)午後5時、8時(入れ替え制)
料金 自由席/テーブル席 : ¥8,000 指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥10,000 BOX B (2名席) : お1人様¥9,500 BOX S (2名席) : お1人様¥9,500 SEAT C (2名席) : お1人様¥9,000
会場 丸の内コットン・クラブ
〒100-6402 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F
予約方法など
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/reservation/
問い合わせ電話 03-3215-1555 (受付時間 午前11時~午後11時、日曜のみ午後9時まで)
ENT>ANNOUNCEMENT>Woo, Philip
●After The Dance, Dance, Dance...
2009年4月10日 音楽●【「ダンス・ダンス・ダンス」の後に~シック・ライヴの余韻】
余韻。
シックの熱狂の最終ステージが終わっても、観客のその熱は冷めることがない。人々がミュージシャンめがけて寄っていったり、一挙に喧騒が深まる。そんな中、日本一のブッツィー・コリンズ・ファンの増野さんから声をかけられた。なんでも、ブッツィー関連のレストランか何かがオープンするそうで、そのレセプションに誘われ、近々クリーヴランドへ出向くという。さすが日本一。そんな話をしたので、早速ブッツィー好きの久保田さんをご紹介。すると「じゃあ僕は日本2番目のブッツィー好きということで…(笑)」とのやりとり。
かなりバタバタしてきたので、フィリップ・ウーらとともに、ラルフ・ロールが待つ楽屋へ。フィリップもメンバーを何人か知っていて、みんなとハグ。フィリップはナイルとニューヨーク時代からお互いよく知っているという。ただ同じバンドで共演したことはないそうだ。
ナイル・ロジャースと久保田さんは、久保田さんがニューヨークにいた時代にナイルに何曲かプレイしてもらった仲。ナイルが「もちろん、覚えているよ! ひさしぶりだな」と久保田さんと話す。そこに、こちらはナイル・ロジャースに関しては日本一の人見さんがいて、なんと久保田さんのその12インチを持っていて、サインをお願いします、とのこと。久保田さんもびっくりしつつ、サインを快諾し、さらにナイルのサインも書いてもらう。
久保田さん主催でラルフや久保田バンドのメンバーと集合するので一緒にいかがと誘われたのでついていくことに。都内のレストランに移動すると、なんとそこにはすでにユリさん、有坂美香さん、ギターの石成正人さん、ダンサー・マサコさんらが待機していた。これに久保田さん、ラルフ・ロール、フィリップらが参加。久保田バンドのリユニオンだ。
それにしても、ラルフのひょうきんなことったらない。なんでも「ミュージシャンかコメディアンになりたかった」というだけあって、やることなすこと、みんなおもしろくて、全員を笑わせている。ふとそのぽっちゃりした顔立ちを見ていたら、あのルーファス・トーマスに似ているなと思って彼に直接「ルーファス・トーマスに似ているね」と言ったら、一言、「サンキュー! コール・ミー・ルーファス」。
そのうち他のお客さんがいなくなり、ギャップ・バンドをかけてくれ、スティーヴィーをかけてくれ、ダニー・ハサウェイをかけてくれ、とリクエストを立て続けに言い、それにあわせてみんな歌ったりして楽しいひとときを過ごした。
しかし、久保田バンドのメンバーもみんな芸達者だなあ。当たり前か。ラルフ、相当よっぱらって、最後一言。「明日の飛行機はキャンセルだ。トシのうちに泊めてくれ」。
ENT>MUSIC>LIVE>Chic
余韻。
シックの熱狂の最終ステージが終わっても、観客のその熱は冷めることがない。人々がミュージシャンめがけて寄っていったり、一挙に喧騒が深まる。そんな中、日本一のブッツィー・コリンズ・ファンの増野さんから声をかけられた。なんでも、ブッツィー関連のレストランか何かがオープンするそうで、そのレセプションに誘われ、近々クリーヴランドへ出向くという。さすが日本一。そんな話をしたので、早速ブッツィー好きの久保田さんをご紹介。すると「じゃあ僕は日本2番目のブッツィー好きということで…(笑)」とのやりとり。
かなりバタバタしてきたので、フィリップ・ウーらとともに、ラルフ・ロールが待つ楽屋へ。フィリップもメンバーを何人か知っていて、みんなとハグ。フィリップはナイルとニューヨーク時代からお互いよく知っているという。ただ同じバンドで共演したことはないそうだ。
ナイル・ロジャースと久保田さんは、久保田さんがニューヨークにいた時代にナイルに何曲かプレイしてもらった仲。ナイルが「もちろん、覚えているよ! ひさしぶりだな」と久保田さんと話す。そこに、こちらはナイル・ロジャースに関しては日本一の人見さんがいて、なんと久保田さんのその12インチを持っていて、サインをお願いします、とのこと。久保田さんもびっくりしつつ、サインを快諾し、さらにナイルのサインも書いてもらう。
久保田さん主催でラルフや久保田バンドのメンバーと集合するので一緒にいかがと誘われたのでついていくことに。都内のレストランに移動すると、なんとそこにはすでにユリさん、有坂美香さん、ギターの石成正人さん、ダンサー・マサコさんらが待機していた。これに久保田さん、ラルフ・ロール、フィリップらが参加。久保田バンドのリユニオンだ。
それにしても、ラルフのひょうきんなことったらない。なんでも「ミュージシャンかコメディアンになりたかった」というだけあって、やることなすこと、みんなおもしろくて、全員を笑わせている。ふとそのぽっちゃりした顔立ちを見ていたら、あのルーファス・トーマスに似ているなと思って彼に直接「ルーファス・トーマスに似ているね」と言ったら、一言、「サンキュー! コール・ミー・ルーファス」。
そのうち他のお客さんがいなくなり、ギャップ・バンドをかけてくれ、スティーヴィーをかけてくれ、ダニー・ハサウェイをかけてくれ、とリクエストを立て続けに言い、それにあわせてみんな歌ったりして楽しいひとときを過ごした。
しかし、久保田バンドのメンバーもみんな芸達者だなあ。当たり前か。ラルフ、相当よっぱらって、最後一言。「明日の飛行機はキャンセルだ。トシのうちに泊めてくれ」。
ENT>MUSIC>LIVE>Chic
△【シック最終日: 桜とファンクが満開】
超熱気。
最終日セカンドは、かなりシックのリピーターがいた。始まる前から熱気がむんむんの超満員。開演前、レジ前の椅子に座るとなんととなりに久保田利伸さん。今回のシックのドラマー、ラルフ・ロールが久保田バンドを十数年やっているので旧知の仲だ。この日は1曲目から観客総立ち。ナイルは赤のヴェルサーチのスーツで決めている。あとでナイルに聞くと1997年ヴェルサーチ死去後、4年ほどしてから、送られてきたそうだ。ちゃんと採寸して仕立てられている。ステージ衣装には最高だ。そして、それにあわせるようにシルヴァー、フォラーミも赤いドレスで華を添える。
一気に煽ったあと、スローダウンしキーボードのスイートチェリーを紹介。さらにゆったりとした「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」へ流れる。だがこれが後半ファンキーに。このあたりの流れの作り方は実にうまい。すると、今日のギター・コンテストのMCを担当するケイ・グラントさんが僕らの席のところに来てセイ・ハロー。体調もすっかりよくなり、完全復帰だ。おめでとうございます。
観客からのリクエストに応じる「ティーザー(曲の一部だけ)」コーナー、「ノトーリアス」「ドゥ・ダット・ダンス」などの珍しい曲を一節(ひとふし)、そして、「シンキング・オブ・ユー」がけっこう長くなっていた。さらに、ダイアナ・ロスのヒットなどをメドレーで。これでもかという感じでヒットが続く。それにしても、このギター・カッティングとジェリー・バーンズのベース、なかなかのコンビネーションだ。気づけば、ラルフのドラムスもパーカッション同様かなり暴れている。そして、「ウィ・アー・ファミリー」の演奏中、フィリップ・ウーがやってきて、一緒に観戦。ラルフ=フィリップ=久保田はファミリーだ。ノン・ストップで次々とやられ、天井からは大きなミラー・ボールが光り、ブルーノートがディスコに大変身、ファンク桜も満開だ。
そして、余興タイムのギター・コンテスト。5日目までに予選を勝ち抜いてきたギター奏者が、この日は7人決勝に。7人の他に、その場でさらに2人を募集し、計9人が演奏した。月曜日にシルヴァー風の赤毛のかつらをかぶっていたサクライ・タケオさんが、キャラが立っていて受けたのか一番多くの拍手を取って、見事にギターをゲット。その後、2-3歳くらいのベイビーが小さなギターを持ってステージに上がり、ナイルの音にあわせてギターを弾く真似を見せた。ギターを弾くのかと思ったがただの弾き真似だったので肩透かし。これは、はっきりいって必要なし。
「ル・フリーク」~シック恒例(トラディション)写真撮影、アンコールへ。観客はギター・コンテスト時以外はほとんど立ちっぱなしだ。観客はアラフォー多数だが、ギター・コンテスト出場者の友人関係が多かったせいか、若い人もけっこういた。10分にわたる「グッドタイムス」で大団円を迎えると11時40分をまわっていた。ナイルは通路で人にもみくちゃにされ、なかなか前に進めない。それにしても観客熱い。ブルーノートの桜も満開。
■ 過去関連記事(一部)
April 07, 2009
Nile Rodgers & Chic Live At Blue Note
"Soul Searchin" (Nile Rodgers & Bernard Edwards)
http://blog.soulsearchin.com/archives/002882.html
(過去記事一覧ここに)
拙著『ソウル・サーチン~友情という名のメロディー~ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ・ストーリー』(2000年7月発表)
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-1.html
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-2.html
■メンバー
ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers (g,vo)
シルヴァー・ローガン・シャープ(ヴォーカル)Sylver "Logan" Sharp (vo)
フォラミ・トンプソン(ヴォーカル)Folami Thompson (vo)
ビル・ホロマン(トランペット、サックス)Bill Holloman (tp,sax)
カート・ラム(トランペット)Curt Ramm (tp)
“スウィート”シェリー・ミッチェル(キーボード、バックヴォーカル)"Sweet" Cherie Mitchel (key,back vo)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton (key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes (b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle (ds)
ジェラルド・ヴェレス(パーカッション)Gerardo Velez (per)
■Setlist : Nile Rodgers & Chic @ Blue Note Tokyo, April 08, 2009
セットリスト ナイル・ロジャース&シック @ブルーノート東京
(" ") indicates the album song taken from
transcribed by yoshioka.masaharu
show started 21:53
01. Open Up ("Real People" - 1980)
02. Everybody Dance ("Chic" - 1977)
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) ("Chic" - 1977)
--. Member introducing : A riff of "Fur Elise"(エリーゼのために)
04. I Want Your Love ("C’est Chic" - 1978)
05. Teaser Section : Little Bit Of Nile’s Hits: Request From The Audiences
Teaser of "Let’s Dance", "Notorious", "Like A Virgin", "Do That Dance", "Thinking Of You"
06. Medley : I’m Coming Out ("Diana"/Diana Ross - 1980)
Upside Down ("Diana"/Diana Ross - 1980)
He’s The Greatest Dancer ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
We Are Family ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
07. Guitar Contest (Using riff of "Le Freak")(9 entries)
08. Baby guitar player on the stage for few seconds
09. Chic Cheer ("C’est Chic" - 1978)
10. My Forbidden Lover ("Risque" - 1979)
11. Le Freak ("C’est Chic" - 1978)
> Chic Tradition: Official Photo Session
Enc. Good Times including rap of "Rappers Delight" ("Risque" - 1979)
show ended 23:41
(2009年4月8日水曜、東京ブルーノート=ナイル・ロジャース&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodgers, Nile & Chic
2009-23
超熱気。
最終日セカンドは、かなりシックのリピーターがいた。始まる前から熱気がむんむんの超満員。開演前、レジ前の椅子に座るとなんととなりに久保田利伸さん。今回のシックのドラマー、ラルフ・ロールが久保田バンドを十数年やっているので旧知の仲だ。この日は1曲目から観客総立ち。ナイルは赤のヴェルサーチのスーツで決めている。あとでナイルに聞くと1997年ヴェルサーチ死去後、4年ほどしてから、送られてきたそうだ。ちゃんと採寸して仕立てられている。ステージ衣装には最高だ。そして、それにあわせるようにシルヴァー、フォラーミも赤いドレスで華を添える。
一気に煽ったあと、スローダウンしキーボードのスイートチェリーを紹介。さらにゆったりとした「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」へ流れる。だがこれが後半ファンキーに。このあたりの流れの作り方は実にうまい。すると、今日のギター・コンテストのMCを担当するケイ・グラントさんが僕らの席のところに来てセイ・ハロー。体調もすっかりよくなり、完全復帰だ。おめでとうございます。
観客からのリクエストに応じる「ティーザー(曲の一部だけ)」コーナー、「ノトーリアス」「ドゥ・ダット・ダンス」などの珍しい曲を一節(ひとふし)、そして、「シンキング・オブ・ユー」がけっこう長くなっていた。さらに、ダイアナ・ロスのヒットなどをメドレーで。これでもかという感じでヒットが続く。それにしても、このギター・カッティングとジェリー・バーンズのベース、なかなかのコンビネーションだ。気づけば、ラルフのドラムスもパーカッション同様かなり暴れている。そして、「ウィ・アー・ファミリー」の演奏中、フィリップ・ウーがやってきて、一緒に観戦。ラルフ=フィリップ=久保田はファミリーだ。ノン・ストップで次々とやられ、天井からは大きなミラー・ボールが光り、ブルーノートがディスコに大変身、ファンク桜も満開だ。
そして、余興タイムのギター・コンテスト。5日目までに予選を勝ち抜いてきたギター奏者が、この日は7人決勝に。7人の他に、その場でさらに2人を募集し、計9人が演奏した。月曜日にシルヴァー風の赤毛のかつらをかぶっていたサクライ・タケオさんが、キャラが立っていて受けたのか一番多くの拍手を取って、見事にギターをゲット。その後、2-3歳くらいのベイビーが小さなギターを持ってステージに上がり、ナイルの音にあわせてギターを弾く真似を見せた。ギターを弾くのかと思ったがただの弾き真似だったので肩透かし。これは、はっきりいって必要なし。
「ル・フリーク」~シック恒例(トラディション)写真撮影、アンコールへ。観客はギター・コンテスト時以外はほとんど立ちっぱなしだ。観客はアラフォー多数だが、ギター・コンテスト出場者の友人関係が多かったせいか、若い人もけっこういた。10分にわたる「グッドタイムス」で大団円を迎えると11時40分をまわっていた。ナイルは通路で人にもみくちゃにされ、なかなか前に進めない。それにしても観客熱い。ブルーノートの桜も満開。
■ 過去関連記事(一部)
April 07, 2009
Nile Rodgers & Chic Live At Blue Note
"Soul Searchin" (Nile Rodgers & Bernard Edwards)
http://blog.soulsearchin.com/archives/002882.html
(過去記事一覧ここに)
拙著『ソウル・サーチン~友情という名のメロディー~ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ・ストーリー』(2000年7月発表)
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-1.html
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-2.html
■メンバー
ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers (g,vo)
シルヴァー・ローガン・シャープ(ヴォーカル)Sylver "Logan" Sharp (vo)
フォラミ・トンプソン(ヴォーカル)Folami Thompson (vo)
ビル・ホロマン(トランペット、サックス)Bill Holloman (tp,sax)
カート・ラム(トランペット)Curt Ramm (tp)
“スウィート”シェリー・ミッチェル(キーボード、バックヴォーカル)"Sweet" Cherie Mitchel (key,back vo)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton (key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes (b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle (ds)
ジェラルド・ヴェレス(パーカッション)Gerardo Velez (per)
■Setlist : Nile Rodgers & Chic @ Blue Note Tokyo, April 08, 2009
セットリスト ナイル・ロジャース&シック @ブルーノート東京
(" ") indicates the album song taken from
transcribed by yoshioka.masaharu
show started 21:53
01. Open Up ("Real People" - 1980)
02. Everybody Dance ("Chic" - 1977)
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) ("Chic" - 1977)
--. Member introducing : A riff of "Fur Elise"(エリーゼのために)
04. I Want Your Love ("C’est Chic" - 1978)
05. Teaser Section : Little Bit Of Nile’s Hits: Request From The Audiences
Teaser of "Let’s Dance", "Notorious", "Like A Virgin", "Do That Dance", "Thinking Of You"
06. Medley : I’m Coming Out ("Diana"/Diana Ross - 1980)
Upside Down ("Diana"/Diana Ross - 1980)
He’s The Greatest Dancer ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
We Are Family ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
07. Guitar Contest (Using riff of "Le Freak")(9 entries)
08. Baby guitar player on the stage for few seconds
09. Chic Cheer ("C’est Chic" - 1978)
10. My Forbidden Lover ("Risque" - 1979)
11. Le Freak ("C’est Chic" - 1978)
> Chic Tradition: Official Photo Session
Enc. Good Times including rap of "Rappers Delight" ("Risque" - 1979)
show ended 23:41
(2009年4月8日水曜、東京ブルーノート=ナイル・ロジャース&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodgers, Nile & Chic
2009-23
☆【マーヴィン物故者高額所得番付に13位で初登場】
初登場。
本コラムでも過去にご紹介しているアメリカの経済誌フォーブスが毎年発表する「物故者高額所得番付」の2008年度分が、2008年10月27日に発表されていた。そのとき、どうやらニュースを見落としたようで、ちょうどマーヴィン・ゲイのことをいろいろ調べていたら、彼が2008年度分でなんと13位に初登場したことがわかった。おもしろいのでご紹介しよう。2001年から始まったこのランキングは今回で8回目。今回のランキングは次の通り。
Top-Earning Dead Celebrities: Forbe’s Magazine, (October 27th, 2008)
The Lucky 13
01. Elvis Presley (52 million)
02. Charles M. Schulz
03. (new) Heath Ledger (Australian actor, 28) (20 million) (2008/1/22)
04. Albert Einstein
05. Aaron Spelling
06. Dr. Seuss (Theodor Geisel)
07. John Lennon
08. Andy Warhol
09. Marilyn Monroe (6 million)
10. Steve McQueen
11. (new) Paul Newman (died in September, 83) (5 million) (2008/9/26)
12. James Dean (5 million)
13. (new) Marvin Gaye (3.5 million)
今年のランキングも13位までで、この13人の1年間の推定収入合計は、1億9400万ドル(約194億円)。今年もトップはエルヴィスで5200万ドル(52億円)。現役エンタテイナーであるジャスティン・ティンバレークの年収は4400万ドル(44億円)、マドンナで4000万ドル(40億円)というから、現役スターよりも死して稼ぐということだ。ちょうど前年2007年が、エルヴィス死後30周年ということもあったとの解説がされている。エルヴィスは2001年以来、2006年だけカート・コベインに1位を取られただけで、すべて1位。2006年は2位だった。一方昨年ランクインしていたジェームス・ブラウン、ボブ・マーリーは消えた。
■2001年から前回までのランキング
January 07, 2008
Top-Earning Dead Celebrities: Elvis Number One Again
【物故者セレブ長者番付】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002247.html
1月に28歳で亡くなったオーストラリアの俳優ヒース・レジャーは、映画『ダーク・ナイト』出演のほか、映画から派生するマーチャンタイズの権利も持っていて、2000万ドル(20億円)の収入がありそうだという。9月に亡くなったポール・ニューマンは俳優業のほか、ニューマンのドレッシングなど精力的に事業を展開しておりその収益が500万ドル(5億円)と推定された。
そして今年初登場のマーヴィン・ゲイは、350万ドル(3億5000万円)。モータウン50周年とも関連し、再発が活発化したこと、また多くの若手アーティストたちがマーヴィンの作品をサンプリングしたりしてその使用料が多数発生していること、また現在2本の映画企画が持ち上がり、その映画化権料などでランク入りした。ただしこの映画化の話は、若干停滞しているようだ。
マーヴィンは生前、ずっとお金の問題に悩まされた。IRS(国税局)から税の追徴されたり、別れた2人の妻への慰謝料・養育費に四苦八苦したりといった具合だ。彼のドラッグへの浪費も原因のひとつだった。
常に金がなく、経済的に苦しくなっていたことも、彼を自暴自棄にした一因かもしれないが、そんなマーヴィンが死後25年を経て、ミリオンを稼ぐというのも実に皮肉なものだ。
■フォーブスの記事
http://www.forbes.com/2008/10/27/top-dead-celebrity-biz-media-deadcelebs08-cz_ph_1027celeb.html
ENT>ARTIST>Gaye, Marvin
初登場。
本コラムでも過去にご紹介しているアメリカの経済誌フォーブスが毎年発表する「物故者高額所得番付」の2008年度分が、2008年10月27日に発表されていた。そのとき、どうやらニュースを見落としたようで、ちょうどマーヴィン・ゲイのことをいろいろ調べていたら、彼が2008年度分でなんと13位に初登場したことがわかった。おもしろいのでご紹介しよう。2001年から始まったこのランキングは今回で8回目。今回のランキングは次の通り。
Top-Earning Dead Celebrities: Forbe’s Magazine, (October 27th, 2008)
The Lucky 13
01. Elvis Presley (52 million)
02. Charles M. Schulz
03. (new) Heath Ledger (Australian actor, 28) (20 million) (2008/1/22)
04. Albert Einstein
05. Aaron Spelling
06. Dr. Seuss (Theodor Geisel)
07. John Lennon
08. Andy Warhol
09. Marilyn Monroe (6 million)
10. Steve McQueen
11. (new) Paul Newman (died in September, 83) (5 million) (2008/9/26)
12. James Dean (5 million)
13. (new) Marvin Gaye (3.5 million)
今年のランキングも13位までで、この13人の1年間の推定収入合計は、1億9400万ドル(約194億円)。今年もトップはエルヴィスで5200万ドル(52億円)。現役エンタテイナーであるジャスティン・ティンバレークの年収は4400万ドル(44億円)、マドンナで4000万ドル(40億円)というから、現役スターよりも死して稼ぐということだ。ちょうど前年2007年が、エルヴィス死後30周年ということもあったとの解説がされている。エルヴィスは2001年以来、2006年だけカート・コベインに1位を取られただけで、すべて1位。2006年は2位だった。一方昨年ランクインしていたジェームス・ブラウン、ボブ・マーリーは消えた。
■2001年から前回までのランキング
January 07, 2008
Top-Earning Dead Celebrities: Elvis Number One Again
【物故者セレブ長者番付】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002247.html
1月に28歳で亡くなったオーストラリアの俳優ヒース・レジャーは、映画『ダーク・ナイト』出演のほか、映画から派生するマーチャンタイズの権利も持っていて、2000万ドル(20億円)の収入がありそうだという。9月に亡くなったポール・ニューマンは俳優業のほか、ニューマンのドレッシングなど精力的に事業を展開しておりその収益が500万ドル(5億円)と推定された。
そして今年初登場のマーヴィン・ゲイは、350万ドル(3億5000万円)。モータウン50周年とも関連し、再発が活発化したこと、また多くの若手アーティストたちがマーヴィンの作品をサンプリングしたりしてその使用料が多数発生していること、また現在2本の映画企画が持ち上がり、その映画化権料などでランク入りした。ただしこの映画化の話は、若干停滞しているようだ。
マーヴィンは生前、ずっとお金の問題に悩まされた。IRS(国税局)から税の追徴されたり、別れた2人の妻への慰謝料・養育費に四苦八苦したりといった具合だ。彼のドラッグへの浪費も原因のひとつだった。
常に金がなく、経済的に苦しくなっていたことも、彼を自暴自棄にした一因かもしれないが、そんなマーヴィンが死後25年を経て、ミリオンを稼ぐというのも実に皮肉なものだ。
■フォーブスの記事
http://www.forbes.com/2008/10/27/top-dead-celebrity-biz-media-deadcelebs08-cz_ph_1027celeb.html
ENT>ARTIST>Gaye, Marvin
◎【ナイル・ロジャース&シック、ライヴ@ブルーノート】
4月。
まさに桜満開の4月。青山墓地も桜の天井。車で抜けると、まるで桜のトンネルを突き抜けるよう。そんなとき、ブルーノートの店内も桜満開だった。このシックのために桜を客席の上の方に飾った。4月は、ナイル・ロジャースにとっても特別な月だ。今から13年前、1996年4月、ナイルとバーナードは「スーパー・プロデューサー・シリーズ」で来日、武道館などで公演を行った。その最終日の翌日、盟友バーナードはホテルの自室で亡くなっていた。あれから13年。
2007年6月以来1年10ヶ月ぶり9度目の来日公演。すっかり日本びいきのナイルとシック。1970年代のディスコ・ヒット「ル・フリーク」「グッドタイムス」「アイム・カミング・アウト」などダンサブルな曲が次々と演奏される。
今回と前回の違いは、ベースがジェリー・バーンズが戻り、ドラムスがオマー・ハキムからラルフ・ロール(日本では久保田利伸バンドで有名)へチェンジしている点。シックのバンドは、ドラマーも、オマー、ラルフ、もうひとりと常に要員がいて、そのときどきのスケジュールによって抜擢される。今回はオマーが別の仕事で来られずラルフになった。ベースは前回のバリー・ジョンソンがジェリーに戻ったり、またシンガー、ジェシカがキッド・ロックのツアーでこちらに来られなかったために新しいシンガー、フォラミをオーディションで選んできたり、といった具合だ。
セットリストはほぼ前回と同じなのでライヴ評自体は前回のものを見ていただいてもかまわないが、この日はなぜか外人比率が多く、観客のノリがえらくよかった。団体できていた外国人軍団はかなりのシック・フリークのようで、下記セットリスト7での、赤毛のシルヴァと観客との「なにか聴きたい曲ある?」というやり取りの中で、次々とシック関連曲を叫んでいた。そして、それを聴いて、シルヴァが少し歌い、バンド演奏がそれについていき、ほんの数小節歌って見せる。まさにシルヴァ人間ジュークボックスだ。
それと今回はライヴ途中に観客のギター・コンテストを行うという余興がはさまった。最初の5日間で5~10人程度を選び、その場で「ル・フリーク」を数小節ほど弾いてもらい、観客の支持が高い人が決勝に残り、最終日の決勝戦で、優勝者2名にナイルのサイン入りギターをプレゼントするというもの。この日は5人が腕試しをしたが、なんと3人が最終日の決勝戦に進んだ。まあ、みんなでカラオケに行って、友達の歌を聴いたという感じのもの。改めてナイルのギタリストとしてのうまさが際立つことになった。
ナイルが普段使っている白のフェンダー・ギターは自身で「ヒットメイカー」と名前をつけていて、ここ30年近くスタジオでもライヴでも使っているという。この日もコンテストのときに、同じような白のフェンダーが参加者にその場で提供されたが、ナイルはこのときは別に用意した自分のものではないギターを貸し出していた。
さて、ライヴのほうは相変わらずのハイ・エナジー・ショーで、アップテンポの曲が続くので、観客もほとんど立ちっぱなし。毎度おなじみパーカッションのジェラルドの動きがめちゃくちゃ楽しい。ところで今回のセットリストも結果的には前回とほぼ一緒ということで、ヘヴィー・リピーターとしては、そろそろ違った曲を挟みこんで欲しいところ。(笑) この日、リクエストでちょろちょろっとやった「スープ・フォー・ワン」「ロスト・イン・ミュージック」などのほか、デイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」などはワンフレーズでも異様に盛り上がる。「リアル・ピープル」やこんなセットリストだったらリピーターでも、初めてシックのライヴを体験する人(略してハジシク)でも楽しめる、っていうセットリストを作って、ナイルに提案してみたいと思った。(笑)
Special Thanks to Mr. Hit-Me Yoshiyuki
■ブルーノート
http://www.bluenote.co.jp/jp/schedule/
ギター・コンテストの詳細なども。今回はシックのライヴとエモーションズのライヴ(コットン・クラブ)両方に行く方に朗報。CHIC featuring NILE RODGERS(4月8日まで)¥8,400 + THE EMOTIONS(4月15日~19日) ¥10,500=¥18,900 のところ¥13,000 で2公演をお楽しみいただけます。詳しくはブルーノート、コットン・クラブへ。上記の価格はすべて消費税込み。
※両公演ともテーブル席(自由席)でのご案内となります。
※数に限りがございますので予めご了承ください。
※CHIC featuring NILE RODGERS公演(ブルーノート東京)ご来店時にセット価格¥13,000(税込)をお支払いいただきます。
■ナイル・ロジャース・オフィシャル(英語)
http://www.nilerodgers.com/
■シック、ナイル・ロジャース 過去記事
June 14, 2007
Nile Rodgers & Chic Will Be At BN: 30th Anniversary Of Chic
【シック30周年、8回目の公演来日】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001827.html
前回来日公演。(ここに過去記事一覧があります)
June 16, 2007
Everybody Dance, Dance, Dance On Chic Music
http://blog.soulsearchin.com/archives/001829.html
June 18, 2007
Take Pictures And Send It To Nilerodgers.com
http://blog.soulsearchin.com/archives/001831.html
"Soul Searchin" (Nile Rodgers & Bernard Edwards)
拙著『ソウル・サーチン~友情という名のメロディー~ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ・ストーリー』(2000年7月発表)
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-1.html
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-2.html
2003/04/15 (Tue)
Chic Chic Chic
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030415.html
2004/05/17 (Mon)
Nile Rodgers Explosion!
『ソウル・ブレンズ』にゲストで出演
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040517.html
2004/05/20 (Thu)
Let’s Groove 2004, Live At Kokusai Forum: Don’t You Miss It Back In The Day?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040520.html
January 13, 2006
Like The Show Must Go On, The Story Must Go On (Part 1 of 2 Parts)
シックに影響を受けた大西さんのストーリー
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_13.html
January 14, 2006
The Show Must Go On: The Story Must Go On (Part 2 of 2 Parts)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_14.html
2006年1月12日付け
その時のマルターノ大西さんの日記
http://martano.exblog.jp/m2006-01-01/#3008158
April 12, 2006
Nile Rodgers & Chic Live: One Small Step For A Man...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200604/2006_04_12.html
マルターノ日記=2006年4月12日付け
Field of Dreams
http://martano.exblog.jp/m2006-04-01/#3470666
September 13, 2006
Watch Out For New Martano’s Wall Painting
【マルターノの壁画】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001266.html
January 10, 2007
It Was Diva Great Show: Every Songs Are Her Song
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_10.html
■メンバー
ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers (g,vo)
シルヴァー・ローガン・シャープ(ヴォーカル)Sylver "Logan" Sharp (vo)
フォラミ・トンプソン(ヴォーカル)Folami Thompson (vo)
ビル・ホロマン(トランペット、サックス)Bill Holloman (tp,sax)
カート・ラム(トランペット)Curt Ramm (tp)
“スウィート”シェリー・ミッチェル(キーボード、バックヴォーカル)"Sweet" Cherie Mitchel (key,back vo)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton (key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes (b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle (ds)
ジェラルド・ヴェレス(パーカッション)Gerardo Velez (per)
■Setlist : Nile Rodgers & Chic, @ Blue Note Tokyo, April 06, 2009
セットリスト ナイル・ロジャース&シック @ブルーノート東京
(" ") indicates the album song taken from
transcribed by yoshioka.masaharu
show started 21:46
01. Open Up ("Real People" - 1980)
02. Everybody Dance ("Chic" - 1977)
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) ("Chic" - 1977)
--. Member introducing : A riff of "Fur Elise"(エリーゼのために)
04. I Want Your Love ("C’est Chic" - 1978)
05. Medley: I’m Coming Out ("Diana"/Diana Ross - 1980)
Upside Down ("Diana"/Diana Ross - 1980)
He’s The Greatest Dancer ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
We Are Family ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
06. Guitar Contest (Using riff of "Le Freak")
07. Little Bit Of Nile’s Hits: Request From The Audiences
A Riff of "Soup For One", "I’m Thinking Of You", "Lost In Music", "Let’s Dance", "Like A Virgin"
08. Chic Cheer ("C’est Chic" - 1978)
09. My Forbidden Lover ("Risque" - 1979)
10. Le Freak ("C’est Chic" - 1978)
Enc. Good Times including rap of "Rappers Delight" ("Risque" - 1979)
show ended 23:24
(2009年4月6日月曜、東京ブルーノート=ナイル・ロジャース&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodgers, Nile & Chic
2009-22
4月。
まさに桜満開の4月。青山墓地も桜の天井。車で抜けると、まるで桜のトンネルを突き抜けるよう。そんなとき、ブルーノートの店内も桜満開だった。このシックのために桜を客席の上の方に飾った。4月は、ナイル・ロジャースにとっても特別な月だ。今から13年前、1996年4月、ナイルとバーナードは「スーパー・プロデューサー・シリーズ」で来日、武道館などで公演を行った。その最終日の翌日、盟友バーナードはホテルの自室で亡くなっていた。あれから13年。
2007年6月以来1年10ヶ月ぶり9度目の来日公演。すっかり日本びいきのナイルとシック。1970年代のディスコ・ヒット「ル・フリーク」「グッドタイムス」「アイム・カミング・アウト」などダンサブルな曲が次々と演奏される。
今回と前回の違いは、ベースがジェリー・バーンズが戻り、ドラムスがオマー・ハキムからラルフ・ロール(日本では久保田利伸バンドで有名)へチェンジしている点。シックのバンドは、ドラマーも、オマー、ラルフ、もうひとりと常に要員がいて、そのときどきのスケジュールによって抜擢される。今回はオマーが別の仕事で来られずラルフになった。ベースは前回のバリー・ジョンソンがジェリーに戻ったり、またシンガー、ジェシカがキッド・ロックのツアーでこちらに来られなかったために新しいシンガー、フォラミをオーディションで選んできたり、といった具合だ。
セットリストはほぼ前回と同じなのでライヴ評自体は前回のものを見ていただいてもかまわないが、この日はなぜか外人比率が多く、観客のノリがえらくよかった。団体できていた外国人軍団はかなりのシック・フリークのようで、下記セットリスト7での、赤毛のシルヴァと観客との「なにか聴きたい曲ある?」というやり取りの中で、次々とシック関連曲を叫んでいた。そして、それを聴いて、シルヴァが少し歌い、バンド演奏がそれについていき、ほんの数小節歌って見せる。まさにシルヴァ人間ジュークボックスだ。
それと今回はライヴ途中に観客のギター・コンテストを行うという余興がはさまった。最初の5日間で5~10人程度を選び、その場で「ル・フリーク」を数小節ほど弾いてもらい、観客の支持が高い人が決勝に残り、最終日の決勝戦で、優勝者2名にナイルのサイン入りギターをプレゼントするというもの。この日は5人が腕試しをしたが、なんと3人が最終日の決勝戦に進んだ。まあ、みんなでカラオケに行って、友達の歌を聴いたという感じのもの。改めてナイルのギタリストとしてのうまさが際立つことになった。
ナイルが普段使っている白のフェンダー・ギターは自身で「ヒットメイカー」と名前をつけていて、ここ30年近くスタジオでもライヴでも使っているという。この日もコンテストのときに、同じような白のフェンダーが参加者にその場で提供されたが、ナイルはこのときは別に用意した自分のものではないギターを貸し出していた。
さて、ライヴのほうは相変わらずのハイ・エナジー・ショーで、アップテンポの曲が続くので、観客もほとんど立ちっぱなし。毎度おなじみパーカッションのジェラルドの動きがめちゃくちゃ楽しい。ところで今回のセットリストも結果的には前回とほぼ一緒ということで、ヘヴィー・リピーターとしては、そろそろ違った曲を挟みこんで欲しいところ。(笑) この日、リクエストでちょろちょろっとやった「スープ・フォー・ワン」「ロスト・イン・ミュージック」などのほか、デイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」などはワンフレーズでも異様に盛り上がる。「リアル・ピープル」やこんなセットリストだったらリピーターでも、初めてシックのライヴを体験する人(略してハジシク)でも楽しめる、っていうセットリストを作って、ナイルに提案してみたいと思った。(笑)
Special Thanks to Mr. Hit-Me Yoshiyuki
■ブルーノート
http://www.bluenote.co.jp/jp/schedule/
ギター・コンテストの詳細なども。今回はシックのライヴとエモーションズのライヴ(コットン・クラブ)両方に行く方に朗報。CHIC featuring NILE RODGERS(4月8日まで)¥8,400 + THE EMOTIONS(4月15日~19日) ¥10,500=¥18,900 のところ¥13,000 で2公演をお楽しみいただけます。詳しくはブルーノート、コットン・クラブへ。上記の価格はすべて消費税込み。
※両公演ともテーブル席(自由席)でのご案内となります。
※数に限りがございますので予めご了承ください。
※CHIC featuring NILE RODGERS公演(ブルーノート東京)ご来店時にセット価格¥13,000(税込)をお支払いいただきます。
■ナイル・ロジャース・オフィシャル(英語)
http://www.nilerodgers.com/
■シック、ナイル・ロジャース 過去記事
June 14, 2007
Nile Rodgers & Chic Will Be At BN: 30th Anniversary Of Chic
【シック30周年、8回目の公演来日】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001827.html
前回来日公演。(ここに過去記事一覧があります)
June 16, 2007
Everybody Dance, Dance, Dance On Chic Music
http://blog.soulsearchin.com/archives/001829.html
June 18, 2007
Take Pictures And Send It To Nilerodgers.com
http://blog.soulsearchin.com/archives/001831.html
"Soul Searchin" (Nile Rodgers & Bernard Edwards)
拙著『ソウル・サーチン~友情という名のメロディー~ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ・ストーリー』(2000年7月発表)
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-1.html
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-2.html
2003/04/15 (Tue)
Chic Chic Chic
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030415.html
2004/05/17 (Mon)
Nile Rodgers Explosion!
『ソウル・ブレンズ』にゲストで出演
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040517.html
2004/05/20 (Thu)
Let’s Groove 2004, Live At Kokusai Forum: Don’t You Miss It Back In The Day?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040520.html
January 13, 2006
Like The Show Must Go On, The Story Must Go On (Part 1 of 2 Parts)
シックに影響を受けた大西さんのストーリー
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_13.html
January 14, 2006
The Show Must Go On: The Story Must Go On (Part 2 of 2 Parts)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_14.html
2006年1月12日付け
その時のマルターノ大西さんの日記
http://martano.exblog.jp/m2006-01-01/#3008158
April 12, 2006
Nile Rodgers & Chic Live: One Small Step For A Man...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200604/2006_04_12.html
マルターノ日記=2006年4月12日付け
Field of Dreams
http://martano.exblog.jp/m2006-04-01/#3470666
September 13, 2006
Watch Out For New Martano’s Wall Painting
【マルターノの壁画】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001266.html
January 10, 2007
It Was Diva Great Show: Every Songs Are Her Song
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_10.html
■メンバー
ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers (g,vo)
シルヴァー・ローガン・シャープ(ヴォーカル)Sylver "Logan" Sharp (vo)
フォラミ・トンプソン(ヴォーカル)Folami Thompson (vo)
ビル・ホロマン(トランペット、サックス)Bill Holloman (tp,sax)
カート・ラム(トランペット)Curt Ramm (tp)
“スウィート”シェリー・ミッチェル(キーボード、バックヴォーカル)"Sweet" Cherie Mitchel (key,back vo)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton (key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes (b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle (ds)
ジェラルド・ヴェレス(パーカッション)Gerardo Velez (per)
■Setlist : Nile Rodgers & Chic, @ Blue Note Tokyo, April 06, 2009
セットリスト ナイル・ロジャース&シック @ブルーノート東京
(" ") indicates the album song taken from
transcribed by yoshioka.masaharu
show started 21:46
01. Open Up ("Real People" - 1980)
02. Everybody Dance ("Chic" - 1977)
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) ("Chic" - 1977)
--. Member introducing : A riff of "Fur Elise"(エリーゼのために)
04. I Want Your Love ("C’est Chic" - 1978)
05. Medley: I’m Coming Out ("Diana"/Diana Ross - 1980)
Upside Down ("Diana"/Diana Ross - 1980)
He’s The Greatest Dancer ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
We Are Family ("We Are Family"/Sister Sledge - 1979)
06. Guitar Contest (Using riff of "Le Freak")
07. Little Bit Of Nile’s Hits: Request From The Audiences
A Riff of "Soup For One", "I’m Thinking Of You", "Lost In Music", "Let’s Dance", "Like A Virgin"
08. Chic Cheer ("C’est Chic" - 1978)
09. My Forbidden Lover ("Risque" - 1979)
10. Le Freak ("C’est Chic" - 1978)
Enc. Good Times including rap of "Rappers Delight" ("Risque" - 1979)
show ended 23:24
(2009年4月6日月曜、東京ブルーノート=ナイル・ロジャース&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodgers, Nile & Chic
2009-22
○【リアリスティックス『サンデイ・ソングブック』でシングル両面オンエア】
両面。
いつものように日曜午後『サンデイ・ソングブック』(午後2時~東京FM系全国ネット)を聴いていると、山下達郎さんが最近手に入れて嬉しかった1枚ということで、リアリスティックスというグループのシングルを紹介した。
REALISTICS : So Sad / The Magic That You Do (UK)(Epic 5723)
最初「ザ・マジック・ザット・ユー・ドゥ」をかけた。達郎さんが番組内でも言っていたが、好きな作曲家のひとりケン・ゴールドの作品で、何か一緒にやってみたいと思ったくらいお気に入りで趣味もあうソングライター、とのこと。そこでこれを聴くと、ギターのカッティングや曲調まで、達郎さんテイストで驚いた。
そうしたら、なんとシングルのもう片面までかけてしまった。シングルを両面かけるなんて、チョー受ける。(笑) 僕はリアリスティックスというとシカゴのブランズウィック・レーベルから出ているグループしかしらなかったが、これは同名異グループということらしい。この片面もいい曲だ。
で、『サンデイ・ソングブック』のホームページで曲目リストを見て、シングル盤の盤面を見ると、「ソー・サッド」がこのシングルではA面になっている。ところが、「ザ・マジック…」のほうは、これが出る前にシングルA面になっていた。
いろいろ調べてみると、このリアリスティックスは、最初1977年4月にイギリス・エピックから「Someone Oughta Write A Song」(英Epic 5156)を出していて、自分のリストをひっくり返してみたら、僕もこのシングルを持っていた。その次にでたのが、「The Magic That You Do b/w Love Vibration」(英Epic 5439)、さらにその次が「So Sad / The Magic That You Do」(英Epic 5723) で、達郎さんはこのEpic 5723を使用してかけた。前からシングル盤は持っていたが、キズがついていて、とてもかけられる音質のものではなく、今回きれいな盤が手にはいってさっそくかけたと紹介していた。
番組内で達郎さんは、イギリスのソングライターの資料はなかなか集まらないと嘆いていた。確かにケン・ゴールド作品集なんてあったら、かなりマニア受けしていいと思う。ケン・ゴールドで一番印象に残っているのはデレゲーションだがたぶん他にもたくさんやっているのだろう。
ENT>ARTIST>Realstics
両面。
いつものように日曜午後『サンデイ・ソングブック』(午後2時~東京FM系全国ネット)を聴いていると、山下達郎さんが最近手に入れて嬉しかった1枚ということで、リアリスティックスというグループのシングルを紹介した。
REALISTICS : So Sad / The Magic That You Do (UK)(Epic 5723)
最初「ザ・マジック・ザット・ユー・ドゥ」をかけた。達郎さんが番組内でも言っていたが、好きな作曲家のひとりケン・ゴールドの作品で、何か一緒にやってみたいと思ったくらいお気に入りで趣味もあうソングライター、とのこと。そこでこれを聴くと、ギターのカッティングや曲調まで、達郎さんテイストで驚いた。
そうしたら、なんとシングルのもう片面までかけてしまった。シングルを両面かけるなんて、チョー受ける。(笑) 僕はリアリスティックスというとシカゴのブランズウィック・レーベルから出ているグループしかしらなかったが、これは同名異グループということらしい。この片面もいい曲だ。
で、『サンデイ・ソングブック』のホームページで曲目リストを見て、シングル盤の盤面を見ると、「ソー・サッド」がこのシングルではA面になっている。ところが、「ザ・マジック…」のほうは、これが出る前にシングルA面になっていた。
いろいろ調べてみると、このリアリスティックスは、最初1977年4月にイギリス・エピックから「Someone Oughta Write A Song」(英Epic 5156)を出していて、自分のリストをひっくり返してみたら、僕もこのシングルを持っていた。その次にでたのが、「The Magic That You Do b/w Love Vibration」(英Epic 5439)、さらにその次が「So Sad / The Magic That You Do」(英Epic 5723) で、達郎さんはこのEpic 5723を使用してかけた。前からシングル盤は持っていたが、キズがついていて、とてもかけられる音質のものではなく、今回きれいな盤が手にはいってさっそくかけたと紹介していた。
番組内で達郎さんは、イギリスのソングライターの資料はなかなか集まらないと嘆いていた。確かにケン・ゴールド作品集なんてあったら、かなりマニア受けしていいと思う。ケン・ゴールドで一番印象に残っているのはデレゲーションだがたぶん他にもたくさんやっているのだろう。
ENT>ARTIST>Realstics
◆【中村梅雀さん、ジャコのベースを入手】
マニア。
先日、またまたNHKの『スタジオパーク』(毎週月曜から金曜午後1時5分~)をつけていたら、俳優の中村梅雀さんがでていて、趣味の話をしていた。そうしたら彼はベースを弾き、しかもCDまで出しているという。プロ顔負けのベース奏者とのこと。それで、いろいろな話の中で、「最近、ジャコ・パストリアスというベースの神様みたいな人がいるんですが、その人が実際に使っていたベースが僕の手元にやってきたんです。手に入ったんです」とめちゃくちゃ目を輝かせながら話していた。
おっと、それはすごい話しだな、と思いつつ、テレビに目をやる。ジャコが使っていた現物となると、かなり高いのではないかと思ったが、案の定アナウンサーもその質問をした。そうしたら「かなり高かった…」とだけ述べて、実際の金額は言わなかった。そこで、彼のウェッブ・ページを見に行ったら、その入手の顛末(てんまつ)が書かれていた。
その顛末↓
http://www.baijaku.com/bassno.0/kaisetu/no0_02.htm
いやあ、この顛末を読むと、本当に梅雀さんのこのベースへの揺れる心が手に取るようにわかってすごくおもしろい。ていうか、音楽好き、楽器好きだったら、この気持ちは痛いほどわかるだろう。(笑) もうひとりかふたり興味を示した有名バンドのベース奏者って誰なんだろう。それと、元の持ち主としてノーマン・ハリスという人の名前がでている。これって、フィラデルフィアの有名なギアリストのノーマン・ハリスなのだろうか。彼は1987年に死去しているので、それで彼が持っていたとすると、徐々に流れに流れて、ここにたどり着いたのか。でも、よく考えると違うのかもしれない。これも本当にご縁だ。
このホームページには彼の本職の俳優としての仕事振りも詳細に紹介されているが、なんと自分のベース・コレクション、ギター・コレクションが綺麗な写真とともにアップされている。ベースは29本、ギターも12本、それぞれ番号を振って写真と簡単な解説が書かれている。
ベースとギターのコレクション紹介↓
http://www.baijaku.com/instruments.htm
たぶん、これまでにこつこつ集めてきたベースやギターを写真とともにアップしたのだろう。しかし、彼にとって今回入手したジャコのベースがどれくらいインパクトがあったかというと、その通し番号1の前に0としてこのジャコのベースを紹介しているのだ。
ちなみに梅雀さんホームページ・トップページ↓
http://www.baijaku.com/
しかし、『スタジオパーク』は、この前の光石研さんといいこの中村梅雀さんといい、音楽趣味の人をよく紹介しているなあ。
ENT>MUSICIANS>Nakamura, Baijaku
マニア。
先日、またまたNHKの『スタジオパーク』(毎週月曜から金曜午後1時5分~)をつけていたら、俳優の中村梅雀さんがでていて、趣味の話をしていた。そうしたら彼はベースを弾き、しかもCDまで出しているという。プロ顔負けのベース奏者とのこと。それで、いろいろな話の中で、「最近、ジャコ・パストリアスというベースの神様みたいな人がいるんですが、その人が実際に使っていたベースが僕の手元にやってきたんです。手に入ったんです」とめちゃくちゃ目を輝かせながら話していた。
おっと、それはすごい話しだな、と思いつつ、テレビに目をやる。ジャコが使っていた現物となると、かなり高いのではないかと思ったが、案の定アナウンサーもその質問をした。そうしたら「かなり高かった…」とだけ述べて、実際の金額は言わなかった。そこで、彼のウェッブ・ページを見に行ったら、その入手の顛末(てんまつ)が書かれていた。
その顛末↓
http://www.baijaku.com/bassno.0/kaisetu/no0_02.htm
いやあ、この顛末を読むと、本当に梅雀さんのこのベースへの揺れる心が手に取るようにわかってすごくおもしろい。ていうか、音楽好き、楽器好きだったら、この気持ちは痛いほどわかるだろう。(笑) もうひとりかふたり興味を示した有名バンドのベース奏者って誰なんだろう。それと、元の持ち主としてノーマン・ハリスという人の名前がでている。これって、フィラデルフィアの有名なギアリストのノーマン・ハリスなのだろうか。彼は1987年に死去しているので、それで彼が持っていたとすると、徐々に流れに流れて、ここにたどり着いたのか。でも、よく考えると違うのかもしれない。これも本当にご縁だ。
このホームページには彼の本職の俳優としての仕事振りも詳細に紹介されているが、なんと自分のベース・コレクション、ギター・コレクションが綺麗な写真とともにアップされている。ベースは29本、ギターも12本、それぞれ番号を振って写真と簡単な解説が書かれている。
ベースとギターのコレクション紹介↓
http://www.baijaku.com/instruments.htm
たぶん、これまでにこつこつ集めてきたベースやギターを写真とともにアップしたのだろう。しかし、彼にとって今回入手したジャコのベースがどれくらいインパクトがあったかというと、その通し番号1の前に0としてこのジャコのベースを紹介しているのだ。
ちなみに梅雀さんホームページ・トップページ↓
http://www.baijaku.com/
しかし、『スタジオパーク』は、この前の光石研さんといいこの中村梅雀さんといい、音楽趣味の人をよく紹介しているなあ。
ENT>MUSICIANS>Nakamura, Baijaku