▲【松尾潔氏『サウンド・ミュージアム』21日登場、『一日ソウル・ミュージック三昧』23日に8時間生放送】
クリスマス。
NHK-FMで今日12月21日(日)19時20分から22時まで2時間40分にわたって『サウンド・ミュージアム』という番組に、松尾潔さんが登場、ソウルのクリスマス・ソング特集を行う。この番組は、月1回毎月末に特集をしているという。今回はソウル系のクリスマス・ソングを集めて選曲している。クリスマスといえば、松尾さんはイグザイルの「ラスト・クリスマス」の日本語盤の歌詞を書きプロデュースしている。
http://www.nhk.or.jp/sound-m/
このホームページに選曲の予定表などが丁寧にでている。
+++++
『一日ソウル三昧』。
一方、毎週木曜日夜にNHK-FMでレギュラー放送されている『ザ・ソウル・ミュージック』の拡大版がまた放送される。12月23日(火曜=祝日)に16時30分から翌午前0時30分まで(途中18時50分~19時20分のニュース中断あり)8時間の生放送が行われる。今回はいわゆる『一日~三昧(ざんまい)』枠。ゲストにゴスペラーズ、ズーコ、ツヨシ、グッチ裕三&グッチーズなどが出演。司会はオダイジュンコとグッチ裕三。この『一日ソウル・ミュージック三昧』は前回は2006年11月4日に行われた。
また『ソウル・ミュージック』のライヴ・ヴァージョンは、2003年12月21日から始まった。以後、2004年12月2日、2005年4月29日、2005年12月23日、2006年11月4日(『一日~三昧』枠)と来て、今回は6回目。木曜レギュラー枠をライヴにして、多くのライヴ・ミュージシャンが実際にスタジオで生演奏を繰り広げてきた。今回も上記アーティストらのライヴが聴かれる予定。2004年放送分では、今は亡きオリトなども生歌声を聴かせた。(今回は7回目だそうです。2002年か、2003年にもう1回あるのかもしれません。訂正します)
なにしろ、夕方4時半からニュース中断30分はあるものの、8時間の長時間生放送。これをコマーシャルなしで、どーんとできるNHKの底力は本当にすごい。リクエストはファクス、メールなどで受け付ける。なおスタジオ見学は募集していたがすでに締め切られている。
▽リクエストFAX受付番号:03-3465-9930
(当日後4:00-後10:30)
▽E-mailでのリクエストは番組HP
http://www.nhk.or.jp/zanmai/index.html
+++++
ハッピー・ホリデイズ。
日本ではまだ「メリー・クリスマス」という言葉が主流だと思うが、このところ欧米ではこれを「ハッピー・ホリデイズ」と言い換えるようになっている。これはクリスマスが特定の宗教のお祝いということで、その宗派でない人には関係ないため、一般的な言葉として「ハッピー・ホリデイズ」を使うそうだ。いわゆる「ポリティカリー・コレクト(政治的に正しい言い換え)だ。クリスマス・ツリーはなんと言うか。おわかり?
「ホリデイ・ツリー」だそうだ。う~~む。
ENT>RADIO>ANNOUNCEMENT>
クリスマス。
NHK-FMで今日12月21日(日)19時20分から22時まで2時間40分にわたって『サウンド・ミュージアム』という番組に、松尾潔さんが登場、ソウルのクリスマス・ソング特集を行う。この番組は、月1回毎月末に特集をしているという。今回はソウル系のクリスマス・ソングを集めて選曲している。クリスマスといえば、松尾さんはイグザイルの「ラスト・クリスマス」の日本語盤の歌詞を書きプロデュースしている。
http://www.nhk.or.jp/sound-m/
このホームページに選曲の予定表などが丁寧にでている。
+++++
『一日ソウル三昧』。
一方、毎週木曜日夜にNHK-FMでレギュラー放送されている『ザ・ソウル・ミュージック』の拡大版がまた放送される。12月23日(火曜=祝日)に16時30分から翌午前0時30分まで(途中18時50分~19時20分のニュース中断あり)8時間の生放送が行われる。今回はいわゆる『一日~三昧(ざんまい)』枠。ゲストにゴスペラーズ、ズーコ、ツヨシ、グッチ裕三&グッチーズなどが出演。司会はオダイジュンコとグッチ裕三。この『一日ソウル・ミュージック三昧』は前回は2006年11月4日に行われた。
また『ソウル・ミュージック』のライヴ・ヴァージョンは、2003年12月21日から始まった。以後、2004年12月2日、2005年4月29日、2005年12月23日、2006年11月4日(『一日~三昧』枠)と来て、今回は6回目。木曜レギュラー枠をライヴにして、多くのライヴ・ミュージシャンが実際にスタジオで生演奏を繰り広げてきた。今回も上記アーティストらのライヴが聴かれる予定。2004年放送分では、今は亡きオリトなども生歌声を聴かせた。(今回は7回目だそうです。2002年か、2003年にもう1回あるのかもしれません。訂正します)
なにしろ、夕方4時半からニュース中断30分はあるものの、8時間の長時間生放送。これをコマーシャルなしで、どーんとできるNHKの底力は本当にすごい。リクエストはファクス、メールなどで受け付ける。なおスタジオ見学は募集していたがすでに締め切られている。
▽リクエストFAX受付番号:03-3465-9930
(当日後4:00-後10:30)
▽E-mailでのリクエストは番組HP
http://www.nhk.or.jp/zanmai/index.html
+++++
ハッピー・ホリデイズ。
日本ではまだ「メリー・クリスマス」という言葉が主流だと思うが、このところ欧米ではこれを「ハッピー・ホリデイズ」と言い換えるようになっている。これはクリスマスが特定の宗教のお祝いということで、その宗派でない人には関係ないため、一般的な言葉として「ハッピー・ホリデイズ」を使うそうだ。いわゆる「ポリティカリー・コレクト(政治的に正しい言い換え)だ。クリスマス・ツリーはなんと言うか。おわかり?
「ホリデイ・ツリー」だそうだ。う~~む。
ENT>RADIO>ANNOUNCEMENT>
★Ali Ollie Has Been Hospitalized
2008年12月22日 音楽★【アリ・オリ入院】
緊急。
24日から始まるテンプテーションズ・レヴューに来日予定だったアリ・オリが急病のために来日中止となり、代わって元スピナーズのGCキャメロンがリード・シンガーのひとりとして来日することになったが、アリ・オリが自身のホームページで入院したことを明らかにした。
「アリ・オリ・ウッドソンは入院しましたが、現在快方に向かっており、まもなく活動を開始します」というメッセージで、病名などについての詳細はない。また、寄付、カードなどは次のアドレスへと記されている。
アリ・オリの公式ウェッブ。入院のお知らせ。
http://www.aliolliewoodson.com/
お見舞い、カード、寄付などの送り先。
Ali Woodson
c/o Hi C Management
7375 SE 12th Circle
Ocala, FL 34480
(守島さん、情報ありがとうございます)
+++++
アリ・オリは昨年のテンプス・レヴューに来日、また今年も6月に・シンガーとしてアリ・オリ・ウッドソン名義でケントスに来日している。アリ・オリは1951年9月12日デトロイト生まれ、現在57歳だ。
これまでに1988年9月にテンプスの一員として初来日。以後テンプスで計3回、ソロで3回、アル・マッケイで1回、デニス・エドワーズのテンプスで1回、計8回来日している。今回が9回目の来日となるはずだった。
早期回復を祈りたい。
ENT>ANNOUNCEMENT
緊急。
24日から始まるテンプテーションズ・レヴューに来日予定だったアリ・オリが急病のために来日中止となり、代わって元スピナーズのGCキャメロンがリード・シンガーのひとりとして来日することになったが、アリ・オリが自身のホームページで入院したことを明らかにした。
「アリ・オリ・ウッドソンは入院しましたが、現在快方に向かっており、まもなく活動を開始します」というメッセージで、病名などについての詳細はない。また、寄付、カードなどは次のアドレスへと記されている。
アリ・オリの公式ウェッブ。入院のお知らせ。
http://www.aliolliewoodson.com/
お見舞い、カード、寄付などの送り先。
Ali Woodson
c/o Hi C Management
7375 SE 12th Circle
Ocala, FL 34480
(守島さん、情報ありがとうございます)
+++++
アリ・オリは昨年のテンプス・レヴューに来日、また今年も6月に・シンガーとしてアリ・オリ・ウッドソン名義でケントスに来日している。アリ・オリは1951年9月12日デトロイト生まれ、現在57歳だ。
これまでに1988年9月にテンプスの一員として初来日。以後テンプスで計3回、ソロで3回、アル・マッケイで1回、デニス・エドワーズのテンプスで1回、計8回来日している。今回が9回目の来日となるはずだった。
早期回復を祈りたい。
ENT>ANNOUNCEMENT
◆Stylistics : Shows That Same Way Of 40 Years
2008年12月23日 音楽(内容に触れます。これからごらんになる方で、事前情報を知りたくない方はご注意ください)
◆【スタイリスティックス~ザット・セイム・ウェイ】
おじぎ。
彼らの何曲かごとに、曲が終わったところでする「おじぎ」が深く、直角で、長い。お客さんを楽しませてなんぼのもの。徹底したエンタテイナー。MC役ハーブ・マレルは軽快なトークで語る。「ちょうど僕たちは、グループを結成して40年。(拍手)いつでもここ日本に来られてとても嬉しい」 クリスマス時期のスタイリスティックスは月曜から土曜まで6日間、12ステージがすでに満員。28日には横浜のホテルでディナー・ショーまで組まれている。
全21曲、ほぼおなじみの曲がほぼノンストップで歌われる。1曲1曲が短く、テンポよくたたみかけてくる。どれもおなじみの曲ばかりだが、今回はちょうど出た新作『ザット・セイム・ウェイ』から新曲「サッド・トゥモロウ」と「エボニー・アイズ2008」を披露。前者はエアリオン・ラヴが書いた曲で、歌に入るイントロのところで、「これは数年前、僕の兄が亡くなったときに書いた曲です。この歌詞は、誰かを失った誰にでもあてはまる曲だと思います」と一言いれて歌い始めた。
「涙も、悲しみも、痛みもいらない。言葉にできない気持ちが体から抜け出た。一緒に過ごした思い出ももう語れない。一日の終わりを迎えるのが恐い。さよならをいうことなく、あなたは去っていってしまった。もっと多くを語りたかった~ときが経てば痛みも消えることはわかっている。でも、愛は決してなくならない」(大意)
なるほど、ここでいう「あなたyou」は恋人ではなく、彼の「兄」(もしくは弟)だったのだ。もちろん、聴く者によっては、恋人、あるいは両親、親友でもあてはまるだろう。
歌って、踊り、びしっと振り付けがついて、深いおじぎをして。その40年の歴史に、帽子を取って敬意を表しよう。アンコールを終えてステージを降りると、ファンが彼らの元に殺到した。
ライヴ後楽屋に挨拶に行った。楽屋入口で待っていると、ポジティヴのモーリスから声をかけられた。「久しぶり。元気そうね。よくビルボードで会うね」「おおっ、これは、久しぶり。次のプロジェクトは何?」と尋ねると「ジャネットだ。キョウドウ横浜と一緒にやるよ」。
中に入ると、いきなり、エアリオンが持っていたCDを見るなり、「ライナーノーツを友達に訳してもらって読んだよ。いいことを書いてくれてありがとう」と言われた。こちらがびっくり。ハーブにはメールでいくつか質問をして答えをもらったので、そのお礼も言ったら、彼にも「いい記事をありがとう」と言われた。「日本ではどれがシングルになっている?」と聞かれ、「う~ん、日本では今はシングル盤は切られないですねえ。ラジオは、アルバムからの曲をかけていると思いますよ。たぶん、1曲目のタイトル曲が一番かかってるんじゃないかな」「最近地元(フィラデルフィア)ではアルバムから『エボニー・アイズ2008』がかかっていて、これがシングルになるらしい。だから、今回ステージで歌ったんだ」「なるほど」
すると、ヴァン・フィールズが「『ペインテッド・オン・ザ・スカイ』もすごくいい曲だよ。全曲、気にいってるけど、これはチェックしてくれ」と言う。
彼らは12月11日から、福岡3日、札幌1日、大阪4日、そして、東京6日、最後にディナー・ショー。超ハードワークだ。あと一週間、喉、お大事に。
◎スタイリスティックス~ビルボード・ライヴで12月27日(土)まで毎日2ステージ
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=6589&shop=1
■ 最新作『ザット・セイム・ウェイ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001GM7A7M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
『スタイリスティックス・クリスマス』(新装発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001GM7A7W/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ 過去関連記事
April 16, 2008
Stylistics : Magic Of The Song
【「愛がすべて」、その魔力のすべて】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002457.html
前々回来日時ライヴ評。
December 22, 2007
Stylistics : Take Me Back To The 70s
【スタイリスティックス・ライヴ~70年代のあのころへフラッシュバック~】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200712/2007_12_22.html
(ここに過去関連記事一覧)
前回12月来日時ライヴ評。
December 24, 2007
Stylistics : They Love Japan, Japan Love Stylistics
【スタイリスティックス、日本を愛す、日本人、スタイリスティックスを愛す】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_12_24.html
■メンバー
エアリオン・ラヴ/Airrion Love(Vocals)
ハーバート・マレル/Herbert Murrell(Vocals)
ハロルド‘イーバン’ブラウン/Harold ’Eban’ Brown(Vocals)
ヴァン・フィールズ/Van Fields(Vocals)
ハーヴィー・ペリー/Harvey Perry(Keyboards/ Musical Director)
ジェノ・メイヤー/Jeno Meyer(Keyboards)
テディー・ディヴィス/Teddy Davis(Keyboards)
ラザフォード・ゲイ/Rutherford Gay(Guitar)
グレゴリー・ヘンダーソン/Gregory Henderson(Drums)
テツロー/Tetsuro (From Hi-Jack) (Bass)
■セットリスト
Setlist : Stylistics @ Billboard Live, December 22, 2008
show started 21:39
01. Intro
02. Heavy Fallin’ Out
03. I’m Stone In Love With You
04. Betcha By Golly, Wow
05. Break Up To Make Up
06. Stop, Look, Listen
07. You Are Everything
08. Sad Tomorrows (Aaron)
09. Sixteen Bars
10. Disco Baby
11. Thank You Baby
12. Mine Au Mine (From CD "Closer Than Close"-1980)
13. Sing Baby Sing
14. Introducing Members On: Funkin’ For Jamaica (N.Y.) [Tom Browne]
15. First Impressions
16. You Make Me Feel Like Brand New
17. Funky Weekend
Enc. Ebony Eyes 2008
Enc. Silent Night
Enc. Have Yourself A Merry Little Christmas
Enc. Can’t Give You Anything (But My Love)
show ended 23:07
(2008年12月22日月曜、六本木ビルボード・ライヴ=スタイリスティックス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Stylistics
2008-205
◆【スタイリスティックス~ザット・セイム・ウェイ】
おじぎ。
彼らの何曲かごとに、曲が終わったところでする「おじぎ」が深く、直角で、長い。お客さんを楽しませてなんぼのもの。徹底したエンタテイナー。MC役ハーブ・マレルは軽快なトークで語る。「ちょうど僕たちは、グループを結成して40年。(拍手)いつでもここ日本に来られてとても嬉しい」 クリスマス時期のスタイリスティックスは月曜から土曜まで6日間、12ステージがすでに満員。28日には横浜のホテルでディナー・ショーまで組まれている。
全21曲、ほぼおなじみの曲がほぼノンストップで歌われる。1曲1曲が短く、テンポよくたたみかけてくる。どれもおなじみの曲ばかりだが、今回はちょうど出た新作『ザット・セイム・ウェイ』から新曲「サッド・トゥモロウ」と「エボニー・アイズ2008」を披露。前者はエアリオン・ラヴが書いた曲で、歌に入るイントロのところで、「これは数年前、僕の兄が亡くなったときに書いた曲です。この歌詞は、誰かを失った誰にでもあてはまる曲だと思います」と一言いれて歌い始めた。
「涙も、悲しみも、痛みもいらない。言葉にできない気持ちが体から抜け出た。一緒に過ごした思い出ももう語れない。一日の終わりを迎えるのが恐い。さよならをいうことなく、あなたは去っていってしまった。もっと多くを語りたかった~ときが経てば痛みも消えることはわかっている。でも、愛は決してなくならない」(大意)
なるほど、ここでいう「あなたyou」は恋人ではなく、彼の「兄」(もしくは弟)だったのだ。もちろん、聴く者によっては、恋人、あるいは両親、親友でもあてはまるだろう。
歌って、踊り、びしっと振り付けがついて、深いおじぎをして。その40年の歴史に、帽子を取って敬意を表しよう。アンコールを終えてステージを降りると、ファンが彼らの元に殺到した。
ライヴ後楽屋に挨拶に行った。楽屋入口で待っていると、ポジティヴのモーリスから声をかけられた。「久しぶり。元気そうね。よくビルボードで会うね」「おおっ、これは、久しぶり。次のプロジェクトは何?」と尋ねると「ジャネットだ。キョウドウ横浜と一緒にやるよ」。
中に入ると、いきなり、エアリオンが持っていたCDを見るなり、「ライナーノーツを友達に訳してもらって読んだよ。いいことを書いてくれてありがとう」と言われた。こちらがびっくり。ハーブにはメールでいくつか質問をして答えをもらったので、そのお礼も言ったら、彼にも「いい記事をありがとう」と言われた。「日本ではどれがシングルになっている?」と聞かれ、「う~ん、日本では今はシングル盤は切られないですねえ。ラジオは、アルバムからの曲をかけていると思いますよ。たぶん、1曲目のタイトル曲が一番かかってるんじゃないかな」「最近地元(フィラデルフィア)ではアルバムから『エボニー・アイズ2008』がかかっていて、これがシングルになるらしい。だから、今回ステージで歌ったんだ」「なるほど」
すると、ヴァン・フィールズが「『ペインテッド・オン・ザ・スカイ』もすごくいい曲だよ。全曲、気にいってるけど、これはチェックしてくれ」と言う。
彼らは12月11日から、福岡3日、札幌1日、大阪4日、そして、東京6日、最後にディナー・ショー。超ハードワークだ。あと一週間、喉、お大事に。
◎スタイリスティックス~ビルボード・ライヴで12月27日(土)まで毎日2ステージ
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=6589&shop=1
■ 最新作『ザット・セイム・ウェイ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001GM7A7M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
『スタイリスティックス・クリスマス』(新装発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001GM7A7W/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ 過去関連記事
April 16, 2008
Stylistics : Magic Of The Song
【「愛がすべて」、その魔力のすべて】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002457.html
前々回来日時ライヴ評。
December 22, 2007
Stylistics : Take Me Back To The 70s
【スタイリスティックス・ライヴ~70年代のあのころへフラッシュバック~】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200712/2007_12_22.html
(ここに過去関連記事一覧)
前回12月来日時ライヴ評。
December 24, 2007
Stylistics : They Love Japan, Japan Love Stylistics
【スタイリスティックス、日本を愛す、日本人、スタイリスティックスを愛す】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_12_24.html
■メンバー
エアリオン・ラヴ/Airrion Love(Vocals)
ハーバート・マレル/Herbert Murrell(Vocals)
ハロルド‘イーバン’ブラウン/Harold ’Eban’ Brown(Vocals)
ヴァン・フィールズ/Van Fields(Vocals)
ハーヴィー・ペリー/Harvey Perry(Keyboards/ Musical Director)
ジェノ・メイヤー/Jeno Meyer(Keyboards)
テディー・ディヴィス/Teddy Davis(Keyboards)
ラザフォード・ゲイ/Rutherford Gay(Guitar)
グレゴリー・ヘンダーソン/Gregory Henderson(Drums)
テツロー/Tetsuro (From Hi-Jack) (Bass)
■セットリスト
Setlist : Stylistics @ Billboard Live, December 22, 2008
show started 21:39
01. Intro
02. Heavy Fallin’ Out
03. I’m Stone In Love With You
04. Betcha By Golly, Wow
05. Break Up To Make Up
06. Stop, Look, Listen
07. You Are Everything
08. Sad Tomorrows (Aaron)
09. Sixteen Bars
10. Disco Baby
11. Thank You Baby
12. Mine Au Mine (From CD "Closer Than Close"-1980)
13. Sing Baby Sing
14. Introducing Members On: Funkin’ For Jamaica (N.Y.) [Tom Browne]
15. First Impressions
16. You Make Me Feel Like Brand New
17. Funky Weekend
Enc. Ebony Eyes 2008
Enc. Silent Night
Enc. Have Yourself A Merry Little Christmas
Enc. Can’t Give You Anything (But My Love)
show ended 23:07
(2008年12月22日月曜、六本木ビルボード・ライヴ=スタイリスティックス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Stylistics
2008-205
○【千住明氏ソウルを語る】
言い換え。
NHK-FMで2008年12月23日(火曜=祝日)午後4時半から8時間にわたって生放送された『一日ソウル・ミュージック三昧』。スタジオに見に行こうと思っていたのだが、どうにも翻訳の作業が遅れているので仕事しながらFMを聴くことにした。番組で、クラシック系の仕事で知られる千住明さんがゲストの1人として登場。彼のソウル・ミュージックの原点を語った。
彼とソウルとの原点は、赤坂のムゲンあたりにあるという話は、下記講演会で聴いていた。改めて下記エントリーを読むと、感激も新ただが、この日は番組で彼の思い出のソウル・ヒットについて語り、かけていた。
May 22, 2005
Senju Akira Talks (Part 1): Native Speaker Of Music
【音楽のネイティヴ・スピーカーによる『音楽のすゝめ』】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000278.html
May 23, 2005
Senju Akira Talks (Part 2): Baton Was Passed On To Son
【渡されたバトン】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000281.html
彼が選んだのは、オージェイズのゴスペル・ヴァージョンの「エモーショナリー・ユアーズ」(千住さんコメント・以下同=分厚いゴスペル隊には、まいった)、スリー・ディグリーズの「ホエン・ウィル・アイ・シー・ユー・アゲイン(天使のささやき)」(ディスコでよく聴いた。東京音楽祭で優勝)、クインシー・ジョーンズの「アイアンサイドのテーマ」(モードという手法を使ったジャズのアレンジ、それがソウル風になっていたところに衝撃を受けた)、アイザック・ヘイズの「シャフト」(今でも、この曲は好きで自分がアレンジの仕事などで煮詰まったりすると、よく聴いたりする)。この選曲はおもしろかった。
彼のクラシックあるいはテレビ音楽、ドラマなどの仕事ぶりから、こうしたものが原点的にあったというのは、ムゲンに通ったことを知っても、さらに想定外だった。音楽家っていうのは、ふだん作って多くの人に親しまれているタイプの音楽とはまったく違うところに、お気に入りがあったりするものなのかもしれない。
オージェイズはゴスペル・ヴァージョン。20数人のクワイアーを従えた素晴らしいヴァージョンで、当時ライナーを書いたことを思い出した。
ソウル・ミュージックについては、千住さんはたくさんのことを語った。たとえば、「譜面にない音がでてくる」「ソウル・シンガーの声の出方は、空気が震える、違う」「みんなが一緒にひとつの音楽をやるところが素晴らしい」などなど。
しかも彼がソウル・ミュージックのことを話すときに、夢中になって、熱くなってしゃべっていたところがおもしろかった。その勢いで、「赤坂ムゲン」「コーク」などの固有名詞がぽんぽんと飛び出た。
NHKでは、ご存知の通り、固有名詞について、販売促進につながるものは、言い換えするように指導される。「赤坂ムゲン」などは、もうすでになくなっており、また、もはや文化のひとつとして定着しているので、言い換えする必要もないと思うが、途中でスタッフから注意されたのか、いきなり、千住さんが「Mゲン(エムゲン)」と発音して、同席のゴスペラーズ、村上さんが「エムゲンね」と苦笑していた。僕も最初、何のことかと思ったが、「Mゲン」と言い直したのが笑えた。さすがにNHK的には「コーク(コカ・コーラ)」は「炭酸清涼飲料水」あたりになるかとオダイさん。そういえば、山口百恵の『プレイバックPART 2』の歌詞にでてくる「真っ赤なポルシェ」はNHKで歌われるときに、「真っ赤な車」に言い換えられていた。
ちょっと前にスピナーズの「イッツ・ア・シェーム」がかかっていたが、そのリードシンガー、GCキャメロンがテンプスで来るという情報は、オダイさんのところには行ってなかったのかな。
8時間、生放送、おつかれさま~。
(なお、この『ソウル・ミュージック』のライヴ形式は今回が7回目とのこと。2005年4月が4回目だそうで、2002年頃に1回目があったのかな。前回記事で6回目と書いてしまったので、訂正します)
Playlist: NHK Soul Music, All Soul Music Day :December 23, 2008
Live And Direct from Studio 501
DJ: Odai Junko, Guchi Yuzo
program started 16:30
001:「Thank You…」 Real Blood
002:「Too Late To Turn Back Now」 Cornelius Brothers & Sister Rose
003:「Every Year Every Christmas」 Luther Vandross
004:「Super Fly」 Orito & Freefunk [2004年10月2日 ライブ・ザ・ソウル・ミュージックから]
005:「Let’s Stay Together」 Orito & Freefunk [2004年10月2日 ライブ・ザ・ソウル・ミュージックから]
006:「感謝の歌」 Orito & Freefunk [2004年10月2日 ライブ・ザ・ソウル・ミュージックから]
007:「Santa Claus Go Straight to the Ghetto」 James Brown
008:「Let There Be Peace On Earth」 Voyceboxing
009:「Stay With Me」 Al Green
010:「Ooooh」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
011:「Every Year Every Christmas」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
012:「All The Things」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
013:「優しい涙」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
014:「ヒカリアビテ」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
015:「For The Love Of You」 The Isley Brothers
016:「Angel」 Zooco [スタジオライブ]
017:「You Are So Beautiful」 Zooco [スタジオライブ]
018:「青空」 Zooco [スタジオライブ]
ended 18:50
intermission
started 19:20
019:「I Wanna Be Wrapped in Your Arms This Christmas」 The Stylistics
020:「Soul Man」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
021:「1,2,3 for 5」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
022:「永遠に」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
023:「Between The Sheets」 村上涙香 [スタジオライブ]
024:「This Christmas」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
025:「新大阪」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
026:「東京スヰート」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
027:「Stop,Look,Listen (To Your Heart) 」 Diana Ross & Marvin Gaye
028:「Emotionally Yours (Gospel Version)」 The O’Jays
029:「When Will I See You Again」 Three Degrees
029b「Theme From Ironside」 Quincy Jones
030:「黒いジャガーのテーマ -Theme From Shaft-」 Isaac Hayes
031:「Reunited(恋の仲直り)」 Peaches & Herb
032:「Santa Claus Is Coming To Town」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
033:「The Christmas Song」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
034:「Beyond The Sea」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
035:「Can’t Give You Anything(But My Love)」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
036:「Gloria」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
037:「What A Wonderful World」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
038:「Only You」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
039:「Another Star」 Stevie Wonder
040:「Half Crazy」 Johnny Gill
041:「Angels We Have Heard On High」 Aretha Franklin
042:「This Christmas (Could Be The One)」 Ledisi
043:「I Can Hardly Wait ’Till Christmas」 The O’Jays
044:「Everyday Should Be Christmas」 NeeNa Lee
045:「Black Christmas」 The Emotions
046:「It’s Christmas Time」 Smokey Robinson & The Miracles
047:「The Days Before Christmas」 The Dramatics
048:「Santa Claus Is Coming To Town」 The Whispers
049:「The Christmas Song」 The Dramatics
050:「Silent Night」 The Temptations
051:「Christmas Without You」 Xscape
052:「What Do The Lonely Do At Christmas」 The Emotions
053:「My Gift To You」 Alexander O’neal
054:「I’m In Love」 The Isley Brothers feat. Ronald Isley
055:「Can I Jingle Your Bell?」 Da Problem Solvas
056:「Silver Bells」 SWV
057:「White Christmas」 Diana Ross & The Supremes
058:「It Came Upon A Midnight Clear」 Gladys Knight
059:「Reach Out I’ll Be There」 Four Tops
060:「It’s A Shame」 The Spinners
061:「(I Know) I’m Losing You」 Rare Earth
062:「If You Don’t Know Me By Now」 Harold Melvin & The Blue Notes
063:「Lets Get It On」 Marvin Gaye
064:「I’ll Make Love To You」 Boyz II Men
065:「Sweet Sticky Thing」 Ohio Players
066:「Closer」 Ne-Yo
067:「You Don’t Know My Name」 Alicia Keys
program ended 0:30
ENT>RADIO>Soul Music
言い換え。
NHK-FMで2008年12月23日(火曜=祝日)午後4時半から8時間にわたって生放送された『一日ソウル・ミュージック三昧』。スタジオに見に行こうと思っていたのだが、どうにも翻訳の作業が遅れているので仕事しながらFMを聴くことにした。番組で、クラシック系の仕事で知られる千住明さんがゲストの1人として登場。彼のソウル・ミュージックの原点を語った。
彼とソウルとの原点は、赤坂のムゲンあたりにあるという話は、下記講演会で聴いていた。改めて下記エントリーを読むと、感激も新ただが、この日は番組で彼の思い出のソウル・ヒットについて語り、かけていた。
May 22, 2005
Senju Akira Talks (Part 1): Native Speaker Of Music
【音楽のネイティヴ・スピーカーによる『音楽のすゝめ』】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000278.html
May 23, 2005
Senju Akira Talks (Part 2): Baton Was Passed On To Son
【渡されたバトン】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000281.html
彼が選んだのは、オージェイズのゴスペル・ヴァージョンの「エモーショナリー・ユアーズ」(千住さんコメント・以下同=分厚いゴスペル隊には、まいった)、スリー・ディグリーズの「ホエン・ウィル・アイ・シー・ユー・アゲイン(天使のささやき)」(ディスコでよく聴いた。東京音楽祭で優勝)、クインシー・ジョーンズの「アイアンサイドのテーマ」(モードという手法を使ったジャズのアレンジ、それがソウル風になっていたところに衝撃を受けた)、アイザック・ヘイズの「シャフト」(今でも、この曲は好きで自分がアレンジの仕事などで煮詰まったりすると、よく聴いたりする)。この選曲はおもしろかった。
彼のクラシックあるいはテレビ音楽、ドラマなどの仕事ぶりから、こうしたものが原点的にあったというのは、ムゲンに通ったことを知っても、さらに想定外だった。音楽家っていうのは、ふだん作って多くの人に親しまれているタイプの音楽とはまったく違うところに、お気に入りがあったりするものなのかもしれない。
オージェイズはゴスペル・ヴァージョン。20数人のクワイアーを従えた素晴らしいヴァージョンで、当時ライナーを書いたことを思い出した。
ソウル・ミュージックについては、千住さんはたくさんのことを語った。たとえば、「譜面にない音がでてくる」「ソウル・シンガーの声の出方は、空気が震える、違う」「みんなが一緒にひとつの音楽をやるところが素晴らしい」などなど。
しかも彼がソウル・ミュージックのことを話すときに、夢中になって、熱くなってしゃべっていたところがおもしろかった。その勢いで、「赤坂ムゲン」「コーク」などの固有名詞がぽんぽんと飛び出た。
NHKでは、ご存知の通り、固有名詞について、販売促進につながるものは、言い換えするように指導される。「赤坂ムゲン」などは、もうすでになくなっており、また、もはや文化のひとつとして定着しているので、言い換えする必要もないと思うが、途中でスタッフから注意されたのか、いきなり、千住さんが「Mゲン(エムゲン)」と発音して、同席のゴスペラーズ、村上さんが「エムゲンね」と苦笑していた。僕も最初、何のことかと思ったが、「Mゲン」と言い直したのが笑えた。さすがにNHK的には「コーク(コカ・コーラ)」は「炭酸清涼飲料水」あたりになるかとオダイさん。そういえば、山口百恵の『プレイバックPART 2』の歌詞にでてくる「真っ赤なポルシェ」はNHKで歌われるときに、「真っ赤な車」に言い換えられていた。
ちょっと前にスピナーズの「イッツ・ア・シェーム」がかかっていたが、そのリードシンガー、GCキャメロンがテンプスで来るという情報は、オダイさんのところには行ってなかったのかな。
8時間、生放送、おつかれさま~。
(なお、この『ソウル・ミュージック』のライヴ形式は今回が7回目とのこと。2005年4月が4回目だそうで、2002年頃に1回目があったのかな。前回記事で6回目と書いてしまったので、訂正します)
Playlist: NHK Soul Music, All Soul Music Day :December 23, 2008
Live And Direct from Studio 501
DJ: Odai Junko, Guchi Yuzo
program started 16:30
001:「Thank You…」 Real Blood
002:「Too Late To Turn Back Now」 Cornelius Brothers & Sister Rose
003:「Every Year Every Christmas」 Luther Vandross
004:「Super Fly」 Orito & Freefunk [2004年10月2日 ライブ・ザ・ソウル・ミュージックから]
005:「Let’s Stay Together」 Orito & Freefunk [2004年10月2日 ライブ・ザ・ソウル・ミュージックから]
006:「感謝の歌」 Orito & Freefunk [2004年10月2日 ライブ・ザ・ソウル・ミュージックから]
007:「Santa Claus Go Straight to the Ghetto」 James Brown
008:「Let There Be Peace On Earth」 Voyceboxing
009:「Stay With Me」 Al Green
010:「Ooooh」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
011:「Every Year Every Christmas」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
012:「All The Things」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
013:「優しい涙」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
014:「ヒカリアビテ」 Tsuyoshi [スタジオライブ]
015:「For The Love Of You」 The Isley Brothers
016:「Angel」 Zooco [スタジオライブ]
017:「You Are So Beautiful」 Zooco [スタジオライブ]
018:「青空」 Zooco [スタジオライブ]
ended 18:50
intermission
started 19:20
019:「I Wanna Be Wrapped in Your Arms This Christmas」 The Stylistics
020:「Soul Man」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
021:「1,2,3 for 5」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
022:「永遠に」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
023:「Between The Sheets」 村上涙香 [スタジオライブ]
024:「This Christmas」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
025:「新大阪」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
026:「東京スヰート」 ゴスペラーズ [スタジオライブ]
027:「Stop,Look,Listen (To Your Heart) 」 Diana Ross & Marvin Gaye
028:「Emotionally Yours (Gospel Version)」 The O’Jays
029:「When Will I See You Again」 Three Degrees
029b「Theme From Ironside」 Quincy Jones
030:「黒いジャガーのテーマ -Theme From Shaft-」 Isaac Hayes
031:「Reunited(恋の仲直り)」 Peaches & Herb
032:「Santa Claus Is Coming To Town」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
033:「The Christmas Song」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
034:「Beyond The Sea」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
035:「Can’t Give You Anything(But My Love)」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
036:「Gloria」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
037:「What A Wonderful World」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
038:「Only You」 グッチ裕三&グッチーズ [スタジオライブ]
039:「Another Star」 Stevie Wonder
040:「Half Crazy」 Johnny Gill
041:「Angels We Have Heard On High」 Aretha Franklin
042:「This Christmas (Could Be The One)」 Ledisi
043:「I Can Hardly Wait ’Till Christmas」 The O’Jays
044:「Everyday Should Be Christmas」 NeeNa Lee
045:「Black Christmas」 The Emotions
046:「It’s Christmas Time」 Smokey Robinson & The Miracles
047:「The Days Before Christmas」 The Dramatics
048:「Santa Claus Is Coming To Town」 The Whispers
049:「The Christmas Song」 The Dramatics
050:「Silent Night」 The Temptations
051:「Christmas Without You」 Xscape
052:「What Do The Lonely Do At Christmas」 The Emotions
053:「My Gift To You」 Alexander O’neal
054:「I’m In Love」 The Isley Brothers feat. Ronald Isley
055:「Can I Jingle Your Bell?」 Da Problem Solvas
056:「Silver Bells」 SWV
057:「White Christmas」 Diana Ross & The Supremes
058:「It Came Upon A Midnight Clear」 Gladys Knight
059:「Reach Out I’ll Be There」 Four Tops
060:「It’s A Shame」 The Spinners
061:「(I Know) I’m Losing You」 Rare Earth
062:「If You Don’t Know Me By Now」 Harold Melvin & The Blue Notes
063:「Lets Get It On」 Marvin Gaye
064:「I’ll Make Love To You」 Boyz II Men
065:「Sweet Sticky Thing」 Ohio Players
066:「Closer」 Ne-Yo
067:「You Don’t Know My Name」 Alicia Keys
program ended 0:30
ENT>RADIO>Soul Music
(ライヴの内容に触れます。これからごらんになる方で、事前に内容を知りたくない方はご注意ください)
◎【テンプテーションズ&G.C.キャメロン】
伝統。
およそ1年1ヶ月ぶりのデニス・エドワーズのテンプテーションズ・レヴュー・ライヴ。東京は、24日のオークラでのディナー・ショーから始まった。40年以上のヴェテラン・ヴォーカル・グループ、テンプテーションズ、今回はリード・シンガーのひとりアリ・オリが急病で入院し、その代打で元スピナーズのリード・シンガー、G.C.キャメロンが急遽登場。
GCは、2000年ごろからデニスのではないテンプスに参加していたので、一応、ステップや歌はすべて知っている。ひょっとして、GCが入ることで、彼のヒット「イッツ・ア・シェーム」や「イッツ・ソー・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ」などは歌われるのだろうかとの期待も膨らむ。
ディナー・ショー会場は「平安の間」。天井も高い宴会場だけに、かなり広い印象だ。約300人で満席。この日はワン・ショーだけ。普段コットンなどにライヴに来る観客層とはちょっと違う。さすがホテル・オークラの顧客という感じだ。
ショー構成は基本的には昨年同様、リード・シンガーが代わる代わるテンプスの大ヒット曲を歌い続け、観客を盛り上げる。歌い、踊り、踊り、歌いの約90分。セットリストは1曲目から15曲目まで昨年と同じ。もうこのパターンで完璧に作りこまれているということだろう。オープニングで「スタンディング・オン・ザ・トップ」が始まると、まさにリングのゴングが鳴り響き、ハイ・エナジーなショーの始まりだ。もうショー進行は手馴れたもの。
さてアリ・オリの代表作「レディー・ソウル」は、誰が歌うのかと思ったら、デイヴィッド・シーが堂々の歌唱を見せた。デニスは、「アリ・オリが急病になったとき、私は古い友人に電話をしました。ご紹介しましょう。ミスター・G.C.キャメロン!」といってGCを紹介した。そして、GCは、やはりアリ・オリが歌った「サム・エンチャンテッド・イヴニング」、そして、「トリート・ハー・ライク・ア・レイディー」を堂々と歌った。
ただGCは最近テンプス・ステップを踊っていなかったせいか、さすがに振り付けの動きが1人だけ、ワンテンポ遅れるのが愛嬌。それでも彼はそんなことは関係ないというような満面の笑みでパフォーマンスを続けるので、「ま、いいか」という気持ちになってしまう。(笑)僕はけっこう彼の一挙手一投足を見守ってしまった。
さて、クリスマス時期なので、最後にはデイヴィッド、マイク、デニスとリードを回す「サイレント・ナイト」が歌われた。この日は名古屋から移動してのライヴだったので、若干疲れ気味だったかもしれないが、明日一日休むので金曜(12月26日)からのコットン公演はまたまた熱気あふれるものになりそうだ。典型的なR&Bヴォーカル・グループの最高峰、テンプスの伝統は今年も受け継がれる。ちなみにデニスは1943年生まれで、GCは1945年生まれ。2歳しか違わない。
ライヴ後すぐにホワイエに出てきて、5人全員が揃ってのサイン会。みんなに「メリー・クリスマス」と言ってサインをしていた。
○テンプス、今後のライヴはコットン・クラブで12月26日(金)から28日(水)まで1日2回。29日は休み。30日、31日は1日ワン・ショー。時間などが日によって違いますので、下記ウェッブをごらんください。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■ 過去ライヴ評
November 26, 2007
It’s The Temptations’ Week With The Temptation Walk (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_26.html
(パート1から4まであります)
■メンバー ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), GC Cameron(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo),
John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell=Earl Van Dyke Jr.(key), Mike Price(tp), Raymond Harris(tb), 川村裕司(sax), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
■セットリスト
Setlist : The Temptations Review Featuring Dennis Edwards @ Hotel Okura December 24, 2008
[ ] indicates first lead vocalist
Show started 19:35
01. Intro
02. Standing On The Top [Dennis]
03. Get Ready [Chris]
04. Ain’t Too Proud To Beg [David]
05. Lady Soul [David]
06. Papa Was A Rolling Stone [David – Dennis- Chris]
07. Rainy Night In Georgia [Mike]
08. Some Enchanted Evening [GC]
09. Cloud Nine [Dennis]
10. I Can’t Get Next To You [Dennis]
11. Ball Of Confusion [Chris]
12. Beauty Is Only Skin Deep [David]
13. The Way You Do The Things You Do [Chris]
14. I Wish It Would Rain [David]
15. Treat Her Like A Lady [GC]
Enc. Introducing Members
Enc. Wish You A Merry Christmas -- Silent Night [David - Mike - Dennis]
Enc. My Girl [Dennis – David]~Just My Imagination [Chris]~My Girl [Dennis – David]
Show ended 21:01
(2008年12月24日・水曜、ホテル・オークラ=テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Review Featuring Dennis Edwards
2008-206
◎【テンプテーションズ&G.C.キャメロン】
伝統。
およそ1年1ヶ月ぶりのデニス・エドワーズのテンプテーションズ・レヴュー・ライヴ。東京は、24日のオークラでのディナー・ショーから始まった。40年以上のヴェテラン・ヴォーカル・グループ、テンプテーションズ、今回はリード・シンガーのひとりアリ・オリが急病で入院し、その代打で元スピナーズのリード・シンガー、G.C.キャメロンが急遽登場。
GCは、2000年ごろからデニスのではないテンプスに参加していたので、一応、ステップや歌はすべて知っている。ひょっとして、GCが入ることで、彼のヒット「イッツ・ア・シェーム」や「イッツ・ソー・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ」などは歌われるのだろうかとの期待も膨らむ。
ディナー・ショー会場は「平安の間」。天井も高い宴会場だけに、かなり広い印象だ。約300人で満席。この日はワン・ショーだけ。普段コットンなどにライヴに来る観客層とはちょっと違う。さすがホテル・オークラの顧客という感じだ。
ショー構成は基本的には昨年同様、リード・シンガーが代わる代わるテンプスの大ヒット曲を歌い続け、観客を盛り上げる。歌い、踊り、踊り、歌いの約90分。セットリストは1曲目から15曲目まで昨年と同じ。もうこのパターンで完璧に作りこまれているということだろう。オープニングで「スタンディング・オン・ザ・トップ」が始まると、まさにリングのゴングが鳴り響き、ハイ・エナジーなショーの始まりだ。もうショー進行は手馴れたもの。
さてアリ・オリの代表作「レディー・ソウル」は、誰が歌うのかと思ったら、デイヴィッド・シーが堂々の歌唱を見せた。デニスは、「アリ・オリが急病になったとき、私は古い友人に電話をしました。ご紹介しましょう。ミスター・G.C.キャメロン!」といってGCを紹介した。そして、GCは、やはりアリ・オリが歌った「サム・エンチャンテッド・イヴニング」、そして、「トリート・ハー・ライク・ア・レイディー」を堂々と歌った。
ただGCは最近テンプス・ステップを踊っていなかったせいか、さすがに振り付けの動きが1人だけ、ワンテンポ遅れるのが愛嬌。それでも彼はそんなことは関係ないというような満面の笑みでパフォーマンスを続けるので、「ま、いいか」という気持ちになってしまう。(笑)僕はけっこう彼の一挙手一投足を見守ってしまった。
さて、クリスマス時期なので、最後にはデイヴィッド、マイク、デニスとリードを回す「サイレント・ナイト」が歌われた。この日は名古屋から移動してのライヴだったので、若干疲れ気味だったかもしれないが、明日一日休むので金曜(12月26日)からのコットン公演はまたまた熱気あふれるものになりそうだ。典型的なR&Bヴォーカル・グループの最高峰、テンプスの伝統は今年も受け継がれる。ちなみにデニスは1943年生まれで、GCは1945年生まれ。2歳しか違わない。
ライヴ後すぐにホワイエに出てきて、5人全員が揃ってのサイン会。みんなに「メリー・クリスマス」と言ってサインをしていた。
○テンプス、今後のライヴはコットン・クラブで12月26日(金)から28日(水)まで1日2回。29日は休み。30日、31日は1日ワン・ショー。時間などが日によって違いますので、下記ウェッブをごらんください。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■ 過去ライヴ評
November 26, 2007
It’s The Temptations’ Week With The Temptation Walk (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_26.html
(パート1から4まであります)
■メンバー ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), GC Cameron(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo),
John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell=Earl Van Dyke Jr.(key), Mike Price(tp), Raymond Harris(tb), 川村裕司(sax), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
■セットリスト
Setlist : The Temptations Review Featuring Dennis Edwards @ Hotel Okura December 24, 2008
[ ] indicates first lead vocalist
Show started 19:35
01. Intro
02. Standing On The Top [Dennis]
03. Get Ready [Chris]
04. Ain’t Too Proud To Beg [David]
05. Lady Soul [David]
06. Papa Was A Rolling Stone [David – Dennis- Chris]
07. Rainy Night In Georgia [Mike]
08. Some Enchanted Evening [GC]
09. Cloud Nine [Dennis]
10. I Can’t Get Next To You [Dennis]
11. Ball Of Confusion [Chris]
12. Beauty Is Only Skin Deep [David]
13. The Way You Do The Things You Do [Chris]
14. I Wish It Would Rain [David]
15. Treat Her Like A Lady [GC]
Enc. Introducing Members
Enc. Wish You A Merry Christmas -- Silent Night [David - Mike - Dennis]
Enc. My Girl [Dennis – David]~Just My Imagination [Chris]~My Girl [Dennis – David]
Show ended 21:01
(2008年12月24日・水曜、ホテル・オークラ=テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Review Featuring Dennis Edwards
2008-206
☆【元シュープリームスの女性たち~天空をバックに】
窓ラウンジ。
六本木ヒルズのマドラウンジでのイヴェントに、元シュープリームスのメンバーが結成したその名も「ザ・フォーマー・レディーズ・オブ・ザ・シュープリームス」が登場。このシュープリームスは今回7回目の来日ということだが、僕は初めて見る。今回のメンバーは、シェリー・ペイン、リンダ・ローレンス、フレディー・ポールの3人。
赤のおそろいのドレスで登場。バックには地上52階から見られる東京の夜景が広がる。基本はスタンディングのイヴェントなので、全員最初から総立ち。(笑)アップ・テンポの曲を、ちょっとした振りをつけて歌う。カラオケではあるが、3人の存在感が大きいので、意外と気にならない。
リードの中心は小柄なシェリー・ペイン。「ベイビー・ラヴ」が歌われてきたとき、後ろから「これってアムロちゃん?」という声が。なるほど、そういう時代2008年。最初向かって左側に立っていたリンダが、「スキヤキ」の一番を日本語で歌った。「上を向いて~~」という歌声が出ると、一斉に「うおおおおっ」という声が上がった。歌はみなしっかりしている。また、後半アレサ・フランクリンの「レスペクト」を歌ったところなど、客を1人舞台に上げてのりのりだ。
しばらく見ていると、舞台袖にジョン・アビー氏の姿が。そうか、そういえば、前回会ったときに、このシュープリームスを日本に連れてくると言っていた。
それにしても、同じ週にテンプテーションズ、シュープリームス、そして、スタイリスティックスを見られる東京という街、世界でも屈指の「ソウル・タウン」だ。
次のDJとしてスタンバっていたのは、クリスマス服に派手に身を包んだDJアトム。他にDJ小山、DJアキラらがこの日のDJであった。
■ メンバー
シェリー・ペイン Sherrie Payne
リンダ・ロウレンス Lynda Laurence
フレディー・ポール Freddi Poole
メンバーについての詳細は、2008年12月10日付本ブログをごらんください。
December 10, 2008
Former Ladies of The Supremes Show Will Be At 52nd Floor
http://blog.soulsearchin.com/archives/002761.html
■セットリスト: フォーマー・レディーズ・オブ・ザ・シュープリームス
Setlist: Former Ladies Of The Supremes : Mado Lounge, Roppongi Hills, December 25th, 2008
show started 23:19
01. Hold On I’m Coming [Sam & Dave]
02. You Keep Me Hanging On
03. Stop In The Name Of Love
04. Introducing Members
05. Reflections (Linda)
06. Where Did Our Love Go
07. Baby Love
08. My World Is Empty Without You
09. Respect [Aretha Franklin]
10. Sukiyaki (Linda→Sherrie→Freddie) [Sakamoto Kyu]
11. Stoned Love (Freddi)
Enc. We Wish You A Merry Christmas
Enc. You Can’t Hurry Love
show ended 23:58
(2008年12月25日木曜、六本木ヒルズ・マドラウンジ=フォーマー・レディーズ・オブ・ザ・シュープリームス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Former Ladies Of The Supremes
2008-206
窓ラウンジ。
六本木ヒルズのマドラウンジでのイヴェントに、元シュープリームスのメンバーが結成したその名も「ザ・フォーマー・レディーズ・オブ・ザ・シュープリームス」が登場。このシュープリームスは今回7回目の来日ということだが、僕は初めて見る。今回のメンバーは、シェリー・ペイン、リンダ・ローレンス、フレディー・ポールの3人。
赤のおそろいのドレスで登場。バックには地上52階から見られる東京の夜景が広がる。基本はスタンディングのイヴェントなので、全員最初から総立ち。(笑)アップ・テンポの曲を、ちょっとした振りをつけて歌う。カラオケではあるが、3人の存在感が大きいので、意外と気にならない。
リードの中心は小柄なシェリー・ペイン。「ベイビー・ラヴ」が歌われてきたとき、後ろから「これってアムロちゃん?」という声が。なるほど、そういう時代2008年。最初向かって左側に立っていたリンダが、「スキヤキ」の一番を日本語で歌った。「上を向いて~~」という歌声が出ると、一斉に「うおおおおっ」という声が上がった。歌はみなしっかりしている。また、後半アレサ・フランクリンの「レスペクト」を歌ったところなど、客を1人舞台に上げてのりのりだ。
しばらく見ていると、舞台袖にジョン・アビー氏の姿が。そうか、そういえば、前回会ったときに、このシュープリームスを日本に連れてくると言っていた。
それにしても、同じ週にテンプテーションズ、シュープリームス、そして、スタイリスティックスを見られる東京という街、世界でも屈指の「ソウル・タウン」だ。
次のDJとしてスタンバっていたのは、クリスマス服に派手に身を包んだDJアトム。他にDJ小山、DJアキラらがこの日のDJであった。
■ メンバー
シェリー・ペイン Sherrie Payne
リンダ・ロウレンス Lynda Laurence
フレディー・ポール Freddi Poole
メンバーについての詳細は、2008年12月10日付本ブログをごらんください。
December 10, 2008
Former Ladies of The Supremes Show Will Be At 52nd Floor
http://blog.soulsearchin.com/archives/002761.html
■セットリスト: フォーマー・レディーズ・オブ・ザ・シュープリームス
Setlist: Former Ladies Of The Supremes : Mado Lounge, Roppongi Hills, December 25th, 2008
show started 23:19
01. Hold On I’m Coming [Sam & Dave]
02. You Keep Me Hanging On
03. Stop In The Name Of Love
04. Introducing Members
05. Reflections (Linda)
06. Where Did Our Love Go
07. Baby Love
08. My World Is Empty Without You
09. Respect [Aretha Franklin]
10. Sukiyaki (Linda→Sherrie→Freddie) [Sakamoto Kyu]
11. Stoned Love (Freddi)
Enc. We Wish You A Merry Christmas
Enc. You Can’t Hurry Love
show ended 23:58
(2008年12月25日木曜、六本木ヒルズ・マドラウンジ=フォーマー・レディーズ・オブ・ザ・シュープリームス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Former Ladies Of The Supremes
2008-206
(ライヴの内容に触れます。これからごらんになる方で、事前に内容を知りたくない方はご注意ください)
▽【テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ】
一体化。
客席も熱く盛り上がり、ステージの今宵のスターに熱い視線を投げかける。イントロに引き続きアップ・テンポの「スタンディング・オン・ザ・トップ」で始まると、アリーナの観客の一部が早くも立ち上がった。アーティストと観客の距離が近いというのは、一体感を生み出すのに重要な要素だ。
デニス・エドワーズがしわがれ声で言う。「昨年日本に来ることになったとき、ワイフに来るかというと、来ないと言った。だが、(結局一緒に)来てみると、日本にはとても綺麗な女性がたくさんいることがわかった。だから、もう彼女は僕を1人で来させてくれないんだ。(笑)」
5人お揃いのオレンジ色のジャケットに白のパンツ。同時に同じステップと振りをつけ、歌う。アリ・オリの持ち歌「レディー・ソウル」をデイヴィッド・シーが自信たっぷりに歌う。そのデイヴィッドは途中から舞台左側から客席に降りて客席の女性に向かって歌った。とろける。
前半のハイライト「パパ・ウォズ・ア・ローリング・ストーン」はソリッドなリズムと5人のきびきびした振り付けが印象的。これ、じっくり見ていたら、デニス→クリス→マイク→GCとリードを引き継いでいた。これは声のヴァリエーションも素晴らしい。
デニスが叫ぶ。「Can I turn it loose?」(のりのりで行っていいか?) 客席から「オーイエー」という声と拍手。客席と一体化したライヴだ。今回、急遽アリ・オリの代打で登場のGC、相変わらず、振り付けがワンテンポ遅れて愛嬌なのだが、ひょっとして、全部覚えてもこうなのかな、とも思ってしまった。(笑)そのGC、「サム・エンチャンテッド・イヴニング」ではここぞとばかりに熱唱する。
バラードでのハイライトは、「アイ・ウィッシュ・イット・ウド・レイン(雨に願いを)」。デイヴィッドの熱い歌唱がコットンに響く。アンコールの「マイ・ガール」では、ミラーボールが周る。しかし、テンプスのようなグループのライヴは何度見てもいい。
○テンプス、今後のライヴはコットン・クラブで12月27日(土)と28日(日)が1日2回。29日は休み。30日、31日は1日ワン・ショー。時間などが日によって違いますので、下記ウェッブをごらんください。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■ 過去ライヴ評
December 25, 2008
Temptations Featuring Dennis Edwards Live: GC Is Here
http://blog.soulsearchin.com/archives/002776.html
(東京初日ライヴ評)
November 26, 2007
It’s The Temptations’ Week With The Temptation Walk (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_26.html
(昨年ライヴ評、パート1から4まであります)
■メンバー ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), GC Cameron(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo),
John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell=Earl Van Dyke Jr.(key), Mike Price(tp), Raymond Harris(tb), 川村裕司(sax), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
■セットリスト
Setlist : The Temptations Review Featuring Dennis Edwards @ Cotton Club, December 26, 2008
[ ] indicates first lead vocalist
Show started 21:30
01. Intro
02. Standing On The Top [Dennis]
03. Get Ready [Chris]
04. Ain’t Too Proud To Beg [David]
05. Lady Soul [David]
06. Papa Was A Rolling Stone [Dennis- Chris-Mike-GC]
07. Rainy Night In Georgia [Mike]
08. Some Enchanted Evening [GC]
09. Beauty Is Only Skin Deep [David]
10. The Way You Do The Things You Do [Chris]
11. I Wish It Would Rain [David]
12. Treat Her Like A Lady [GC]
Enc. Happy Birth (To Earl Van Dyke Jr.) -- Introducing Members
Enc. My Girl [Dennis – David]~Just My Imagination [Chris]~My Girl [Dennis – David]
Show ended 22:44
(2008年12月26日・金曜、丸の内コットン・クラブ=テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Review Featuring Dennis Edwards
2008-208
▽【テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ】
一体化。
客席も熱く盛り上がり、ステージの今宵のスターに熱い視線を投げかける。イントロに引き続きアップ・テンポの「スタンディング・オン・ザ・トップ」で始まると、アリーナの観客の一部が早くも立ち上がった。アーティストと観客の距離が近いというのは、一体感を生み出すのに重要な要素だ。
デニス・エドワーズがしわがれ声で言う。「昨年日本に来ることになったとき、ワイフに来るかというと、来ないと言った。だが、(結局一緒に)来てみると、日本にはとても綺麗な女性がたくさんいることがわかった。だから、もう彼女は僕を1人で来させてくれないんだ。(笑)」
5人お揃いのオレンジ色のジャケットに白のパンツ。同時に同じステップと振りをつけ、歌う。アリ・オリの持ち歌「レディー・ソウル」をデイヴィッド・シーが自信たっぷりに歌う。そのデイヴィッドは途中から舞台左側から客席に降りて客席の女性に向かって歌った。とろける。
前半のハイライト「パパ・ウォズ・ア・ローリング・ストーン」はソリッドなリズムと5人のきびきびした振り付けが印象的。これ、じっくり見ていたら、デニス→クリス→マイク→GCとリードを引き継いでいた。これは声のヴァリエーションも素晴らしい。
デニスが叫ぶ。「Can I turn it loose?」(のりのりで行っていいか?) 客席から「オーイエー」という声と拍手。客席と一体化したライヴだ。今回、急遽アリ・オリの代打で登場のGC、相変わらず、振り付けがワンテンポ遅れて愛嬌なのだが、ひょっとして、全部覚えてもこうなのかな、とも思ってしまった。(笑)そのGC、「サム・エンチャンテッド・イヴニング」ではここぞとばかりに熱唱する。
バラードでのハイライトは、「アイ・ウィッシュ・イット・ウド・レイン(雨に願いを)」。デイヴィッドの熱い歌唱がコットンに響く。アンコールの「マイ・ガール」では、ミラーボールが周る。しかし、テンプスのようなグループのライヴは何度見てもいい。
○テンプス、今後のライヴはコットン・クラブで12月27日(土)と28日(日)が1日2回。29日は休み。30日、31日は1日ワン・ショー。時間などが日によって違いますので、下記ウェッブをごらんください。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■ 過去ライヴ評
December 25, 2008
Temptations Featuring Dennis Edwards Live: GC Is Here
http://blog.soulsearchin.com/archives/002776.html
(東京初日ライヴ評)
November 26, 2007
It’s The Temptations’ Week With The Temptation Walk (Part 1)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_26.html
(昨年ライヴ評、パート1から4まであります)
■メンバー ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), GC Cameron(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo),
John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell=Earl Van Dyke Jr.(key), Mike Price(tp), Raymond Harris(tb), 川村裕司(sax), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
■セットリスト
Setlist : The Temptations Review Featuring Dennis Edwards @ Cotton Club, December 26, 2008
[ ] indicates first lead vocalist
Show started 21:30
01. Intro
02. Standing On The Top [Dennis]
03. Get Ready [Chris]
04. Ain’t Too Proud To Beg [David]
05. Lady Soul [David]
06. Papa Was A Rolling Stone [Dennis- Chris-Mike-GC]
07. Rainy Night In Georgia [Mike]
08. Some Enchanted Evening [GC]
09. Beauty Is Only Skin Deep [David]
10. The Way You Do The Things You Do [Chris]
11. I Wish It Would Rain [David]
12. Treat Her Like A Lady [GC]
Enc. Happy Birth (To Earl Van Dyke Jr.) -- Introducing Members
Enc. My Girl [Dennis – David]~Just My Imagination [Chris]~My Girl [Dennis – David]
Show ended 22:44
(2008年12月26日・金曜、丸の内コットン・クラブ=テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Review Featuring Dennis Edwards
2008-208
△Brenda Vaughn Live: Living Her Golden Life
2008年12月28日 音楽△【ゴールデン・ライフを生きて~ブレンダ・ヴォーン・ライヴ】
黄金。
ブルーズ・アレーでの2008年3月以来ブレンダ・ヴォーン・ソロ第4弾ライヴ。回を増すごとに本当に充実し素晴らしい内容になっていくブレンダのライヴ。回を増すごとに動員も増やしているが、今回は通路までかなりの立ち見が出た。4回で一番多くの観客が集まった。しかもメンバーも、強力なラインアップを揃え、セットリストも充実だ。これを続ければ観客は決して減ることはなく必ず増えていくだろう。
「私は50歳になります。恥ずかしいこと? そんなことはないわ。50年生きてきたことを誇りに思います」 ライヴの冒頭で堂々とブレンダは宣言した。誕生日は12月30日(1958年=戌年~いぬどしです)なので正確には3日後だが、盛大な誕生パーティーになった。今回のライヴのコンセプトは、ジル・スコットの作品「ゴールデン」から取った「自身の人生をゴールデン(黄金)のように生きて」というもの。まさに彼女の人生そのもののようだ。
見所もたくさんあったが、ジル・スコットの「ゴールデン」、イスラエルの「カム・イン…」など彼女が初めて歌う曲も実によい。木下航志を迎えたレイ・チャールズ曲でのからみあいなどは、航志&ブレンダが堂々と渡り合うところが驚く。航志はこうした黒人ばかりの中に入ると本当に影響されて、黒くなる。この日はジーノはもちろんのこと、マサ小浜のギターもいつになくファンキーに感じられた。
第一部で「ハッピー・バースデイ」の後に、ビデオが流されたが、ここで彼女の恩人の1人、ジェフリー・ピートさんの「50歳おめでとう。これからの50年も期待してるよ」というメッセージが流されると、ブレンダも涙を隠さなかった。このジェフリーはブレンダによると、彼女がオークランドにいた頃にすごくよくしてくれたライヴ・ハウスのオウナーで、彼の持つ「ジェフリーズ・イナー・サークル」という店でブレンダはレギュラーで歌い始め、大きなきっかけをつかんだという。その後、ブレンダはその場で涙を少しぬぐいながら、即興でケイリブのキーボードにあわせて、「アイ・サンキュー」と歌った。ブレンダによれば、「ケイリブが弾いていたコードにあわせてその場で出てきたメロディーと歌詞よ。早く忘れる前に書きとめておかなければ(笑)」と言う。
第二部で飛び入りで入ったドラムス、デイヴィッド・ハインズはフランク・マッコムのドラマー。所要で日本に来ていて、遊びに来た。彼は左利きだが、この日は右利き用ドラムで急遽プレイしたが、かなりのもの。彼はフランクのステージではいろいろな音がでるシンセ・ドラムみたいなのをやった人。
「ユー・ガット・ザ・ラヴ」「エイント・ノーバディー」などのシャカ・カーン曲を聴くと、まさにブレンダは「日本のシャカ」かと思う。そして、彼女がグラディスの「ニーザー・ワン・オブ・アス」を日本人男性3人を舞台に上げ、即席ピップスにして歌うのを聴くと、「日本のグラディス」かとも思う。もちろん、アレサの曲を歌えば、「日本のアレサ」になる。これはスタイルが似ているという以上の意味での褒め言葉として受け取ってもらっていい。僕は個人的には、パティー・ラベル的なブレンダの甲高い声より、グラディス系の落ち着いた低めの声の方がより彼女の魅力が増すのではないかと思う。
緩急取り混ぜてのセットリストは、聴かせ、躍らせ、ハッピーにさせ、ときにしんみりとさせる。第二部の圧巻は、カーク・フランクリンの「リーン・オン・ミー」。「今年、2008年はたくさんいいことがありました。そのひとつは、この曲をカーク・フランクリンと一緒に録音できたことです。ゴスペラーズとカークでの録音を、ガイドし共同プロデュースできました。ゴスペラーズのみなさんは、さきほど来てくれていました。ありがとう」
ケイリブ、ロビー、ブレンダらが少しずつソロを歌い、この日のコーラス隊、メロディー・セクストン、ロビー・ダンジー、ソニヤ・ロジャース(なんとハウスのCCロジャースの妹だそう!)を従え、遊びに来ていたアンソニー・ベイリー、ミーシャ、アル・マーティン、タイらが少しずつ客席から歌い、ステージに向かい、最後ステージには7人のゴスペル・クワイアが出来てしまった。20分に及んだこの「リーン・オン・ミー」はけっこう来た。
アンコールでの木下航志くんの「アメージング・グレイス」のソロは、周りのコーラス隊があきれるほど堂々としていた。この後、予期せずにブレンダが「ホワット・ア・ワンダフル・チャイルド」というゴスペルを歌い始め、バックがそれに急遽ついていくというハプニングも。
それにしても、バックバンドも強力で、今、東京ベースのミュージシャンで見られる最高のソウル・ショーと言っていいだろう。
充実の中身の濃いライヴだ。セカンドだけで1時間50分。たっぷりたっぷりである。最後は途中で紹介されたブレンダの大きなバースデイ・ケーキがお客さんに振舞われた。
ハッピー50th! 半世紀、おめでとう! そして、Thank you for your great music, as always. You’re living in your life like it’s golden.
ゴスぺラーズからは、黒沢さん、酒井さん、北山さんらが観戦。例の「1-2-3-For-5」がシングルに決定し、そのPV撮影が翌日(日曜)にあるそうだ。これは嬉しい!
■ 過去関連記事ブレンダ・ヴォーン
March 14, 2008
Brenda Vaughn’s Third Her Own Live Gig
http://blog.soulsearchin.com/archives/002381.html
(前回ライヴ評。ここに過去記事一覧があります)
■ メンバー
Brenda Vaughn Celebrates Her Birthday
Living Life Like It’s Golden!~
(Vo)Brenda Vaughn (B)日野JINO賢二 (G)マサ小浜 (Ds)Bert Adams (Key)Kaleb James、Penny-K (Cho)Sonya Rogers、Robbie Danzie、David King、Melodie Sexton
~GUEST MUSICIAN~(Vo/Rhodes)木下航志 (Pf)秋谷えりこ,
Jump in: Anthony Bailey, Al Martin, Misha, Ti, Chizuko Yoshihiro, Nobu&Fuki, David Haynes
■セットリスト ブレンダ・ヴォーン
Setlist: Brenda Vaughn Live At Blues Alley, December 27, 2008
[ ] indicates original artists
show started 19:45
01. Intro
02. Golden (I’m Living My Life Like Its Golden) [Jill Scott]
03. Come In From The Outside [Israel]
04. Night Time Is The Right Time [Ray Charles] (with Kishita Kohshi)
05. Ooh Child [Five Stairsteps]
06. Alright [Ledisi]
07. You Got The Love [Rufus & Chaka Khan]
08. (Soft Music Jam) ~ Happy Birthday To Brenda
> Video Message From Geoffrey Pete, Message from Brenda’s Family
09. (Adlib, Improvisation) I Thank You (Acapella)
10. Manzai (Nobu & Fuki)
show ended 20:55
show started 21:27
01. Chameleon [Herbie Hancock] (David Haynes on drums, Kaleb, Masa, Jino)
02. (Drawing by name cards) (Going Home=Jam)
03. Take Your Time [SOS Band]
04. Ain’t Nobody [Rufus & Chaka Khan]
05. In The Morning [Ledisi]
06. Neither One Of Us [Gladys Knight & The Pips]
07. Signed, Sealed, And Delivered I’m Yours [Stevie Wonder]
08. Lean On Me [Kirk Franklin] (Anthony, Micha, Al Martin, Ti)
Enc. Wonderful World [Louis Armstrong] (Erico on Keyboards)
Enc. Amazing Grace [Traditional] (Kishita, Sonya, Melodie, Robbie, Chizuko on keyboards, and all) ~ What A Wonderful Child [Gospel]
show ended 23:12
(2008年12月27日土曜=目黒ブルーズ・アレー=ブレンダ・ヴォーン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Vaughn, Brenda
2008-209
黄金。
ブルーズ・アレーでの2008年3月以来ブレンダ・ヴォーン・ソロ第4弾ライヴ。回を増すごとに本当に充実し素晴らしい内容になっていくブレンダのライヴ。回を増すごとに動員も増やしているが、今回は通路までかなりの立ち見が出た。4回で一番多くの観客が集まった。しかもメンバーも、強力なラインアップを揃え、セットリストも充実だ。これを続ければ観客は決して減ることはなく必ず増えていくだろう。
「私は50歳になります。恥ずかしいこと? そんなことはないわ。50年生きてきたことを誇りに思います」 ライヴの冒頭で堂々とブレンダは宣言した。誕生日は12月30日(1958年=戌年~いぬどしです)なので正確には3日後だが、盛大な誕生パーティーになった。今回のライヴのコンセプトは、ジル・スコットの作品「ゴールデン」から取った「自身の人生をゴールデン(黄金)のように生きて」というもの。まさに彼女の人生そのもののようだ。
見所もたくさんあったが、ジル・スコットの「ゴールデン」、イスラエルの「カム・イン…」など彼女が初めて歌う曲も実によい。木下航志を迎えたレイ・チャールズ曲でのからみあいなどは、航志&ブレンダが堂々と渡り合うところが驚く。航志はこうした黒人ばかりの中に入ると本当に影響されて、黒くなる。この日はジーノはもちろんのこと、マサ小浜のギターもいつになくファンキーに感じられた。
第一部で「ハッピー・バースデイ」の後に、ビデオが流されたが、ここで彼女の恩人の1人、ジェフリー・ピートさんの「50歳おめでとう。これからの50年も期待してるよ」というメッセージが流されると、ブレンダも涙を隠さなかった。このジェフリーはブレンダによると、彼女がオークランドにいた頃にすごくよくしてくれたライヴ・ハウスのオウナーで、彼の持つ「ジェフリーズ・イナー・サークル」という店でブレンダはレギュラーで歌い始め、大きなきっかけをつかんだという。その後、ブレンダはその場で涙を少しぬぐいながら、即興でケイリブのキーボードにあわせて、「アイ・サンキュー」と歌った。ブレンダによれば、「ケイリブが弾いていたコードにあわせてその場で出てきたメロディーと歌詞よ。早く忘れる前に書きとめておかなければ(笑)」と言う。
第二部で飛び入りで入ったドラムス、デイヴィッド・ハインズはフランク・マッコムのドラマー。所要で日本に来ていて、遊びに来た。彼は左利きだが、この日は右利き用ドラムで急遽プレイしたが、かなりのもの。彼はフランクのステージではいろいろな音がでるシンセ・ドラムみたいなのをやった人。
「ユー・ガット・ザ・ラヴ」「エイント・ノーバディー」などのシャカ・カーン曲を聴くと、まさにブレンダは「日本のシャカ」かと思う。そして、彼女がグラディスの「ニーザー・ワン・オブ・アス」を日本人男性3人を舞台に上げ、即席ピップスにして歌うのを聴くと、「日本のグラディス」かとも思う。もちろん、アレサの曲を歌えば、「日本のアレサ」になる。これはスタイルが似ているという以上の意味での褒め言葉として受け取ってもらっていい。僕は個人的には、パティー・ラベル的なブレンダの甲高い声より、グラディス系の落ち着いた低めの声の方がより彼女の魅力が増すのではないかと思う。
緩急取り混ぜてのセットリストは、聴かせ、躍らせ、ハッピーにさせ、ときにしんみりとさせる。第二部の圧巻は、カーク・フランクリンの「リーン・オン・ミー」。「今年、2008年はたくさんいいことがありました。そのひとつは、この曲をカーク・フランクリンと一緒に録音できたことです。ゴスペラーズとカークでの録音を、ガイドし共同プロデュースできました。ゴスペラーズのみなさんは、さきほど来てくれていました。ありがとう」
ケイリブ、ロビー、ブレンダらが少しずつソロを歌い、この日のコーラス隊、メロディー・セクストン、ロビー・ダンジー、ソニヤ・ロジャース(なんとハウスのCCロジャースの妹だそう!)を従え、遊びに来ていたアンソニー・ベイリー、ミーシャ、アル・マーティン、タイらが少しずつ客席から歌い、ステージに向かい、最後ステージには7人のゴスペル・クワイアが出来てしまった。20分に及んだこの「リーン・オン・ミー」はけっこう来た。
アンコールでの木下航志くんの「アメージング・グレイス」のソロは、周りのコーラス隊があきれるほど堂々としていた。この後、予期せずにブレンダが「ホワット・ア・ワンダフル・チャイルド」というゴスペルを歌い始め、バックがそれに急遽ついていくというハプニングも。
それにしても、バックバンドも強力で、今、東京ベースのミュージシャンで見られる最高のソウル・ショーと言っていいだろう。
充実の中身の濃いライヴだ。セカンドだけで1時間50分。たっぷりたっぷりである。最後は途中で紹介されたブレンダの大きなバースデイ・ケーキがお客さんに振舞われた。
ハッピー50th! 半世紀、おめでとう! そして、Thank you for your great music, as always. You’re living in your life like it’s golden.
ゴスぺラーズからは、黒沢さん、酒井さん、北山さんらが観戦。例の「1-2-3-For-5」がシングルに決定し、そのPV撮影が翌日(日曜)にあるそうだ。これは嬉しい!
■ 過去関連記事ブレンダ・ヴォーン
March 14, 2008
Brenda Vaughn’s Third Her Own Live Gig
http://blog.soulsearchin.com/archives/002381.html
(前回ライヴ評。ここに過去記事一覧があります)
■ メンバー
Brenda Vaughn Celebrates Her Birthday
Living Life Like It’s Golden!~
(Vo)Brenda Vaughn (B)日野JINO賢二 (G)マサ小浜 (Ds)Bert Adams (Key)Kaleb James、Penny-K (Cho)Sonya Rogers、Robbie Danzie、David King、Melodie Sexton
~GUEST MUSICIAN~(Vo/Rhodes)木下航志 (Pf)秋谷えりこ,
Jump in: Anthony Bailey, Al Martin, Misha, Ti, Chizuko Yoshihiro, Nobu&Fuki, David Haynes
■セットリスト ブレンダ・ヴォーン
Setlist: Brenda Vaughn Live At Blues Alley, December 27, 2008
[ ] indicates original artists
show started 19:45
01. Intro
02. Golden (I’m Living My Life Like Its Golden) [Jill Scott]
03. Come In From The Outside [Israel]
04. Night Time Is The Right Time [Ray Charles] (with Kishita Kohshi)
05. Ooh Child [Five Stairsteps]
06. Alright [Ledisi]
07. You Got The Love [Rufus & Chaka Khan]
08. (Soft Music Jam) ~ Happy Birthday To Brenda
> Video Message From Geoffrey Pete, Message from Brenda’s Family
09. (Adlib, Improvisation) I Thank You (Acapella)
10. Manzai (Nobu & Fuki)
show ended 20:55
show started 21:27
01. Chameleon [Herbie Hancock] (David Haynes on drums, Kaleb, Masa, Jino)
02. (Drawing by name cards) (Going Home=Jam)
03. Take Your Time [SOS Band]
04. Ain’t Nobody [Rufus & Chaka Khan]
05. In The Morning [Ledisi]
06. Neither One Of Us [Gladys Knight & The Pips]
07. Signed, Sealed, And Delivered I’m Yours [Stevie Wonder]
08. Lean On Me [Kirk Franklin] (Anthony, Micha, Al Martin, Ti)
Enc. Wonderful World [Louis Armstrong] (Erico on Keyboards)
Enc. Amazing Grace [Traditional] (Kishita, Sonya, Melodie, Robbie, Chizuko on keyboards, and all) ~ What A Wonderful Child [Gospel]
show ended 23:12
(2008年12月27日土曜=目黒ブルーズ・アレー=ブレンダ・ヴォーン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Vaughn, Brenda
2008-209
(ネタばれにならないように配慮して書きますが、これからご覧になる方は十分ご注意ください)
⊿ 【山下達郎~フェスティヴァル・ホール最後の日】
さよなら。
「ここを壊すということは、カーネギー・ホールを壊すようなものだ。ばかだ」と声高に主張した山下達郎さんの、その思い入れたっぷりの大阪フェスティヴァル・ホールでの最後のライヴが2008年12月28日(日)行われた。僕は、ここでライヴを見るのは初めてで、最後になる。
足を踏み入れて感じたことは、やはり、木を基調にした「いい気」のある素晴らしいホールだということ。とても品のある格調が感じられた。過去50年分の歴史の一部が廊下などに写真として貼られたりして、ホールのさよなら気分を盛り上げる。
そんな中、カラヤンとワグナー演奏会写真の間に、山下達郎・前回のライヴ写真が堂々と飾られていた。この並びを考えたのは、達郎さんライヴを初期からてがけてきた一人ソーゴーの源野さん。それぞれのミュージシャンとスタッフ、そして観客がこのフェスティヴァル・ホールに思い入れを持ち、その思い入れの塊がこの夜のライヴに乗り移ったようだった。ライヴ前にはドゥ・ワップのレコードが流れていた。
達郎さんは、アンコールの前に「小さなお願いがあります。最近はインターネットやブログですぐ情報がでますが、まだツアーも始まってまだ5分の1も終わっていません。そこのところ御配慮をお願いします」と述べた。なので、セットリストは本ツアー終了(2009年4月25日)までお預けということにする。そこでこの日だけのこと、また全体的な感想文を少し書いてみたい。
達郎さんが、このフェスティヴァル・ホールに初めて出たのが1980年5月27日のこと。以来この日で47回目の出場になった、という。ほかに大先輩方には、200回を超える人もいるとのことだが、それでも47回はかなりの数。奇しくも今回のツアーは全47本、そして、この日は9本目。
今回6年ぶりにツアーを始めた理由のひとつに、このフェスティヴァル・ホールがなくなるということがあった、という。また、もうひとつの理由として、自分のバンドのメンバーが他のミュージシャンのツアーにでていて、なかなかこちらに回ってこなかったためしびれをきらした、ということもあった。そこでドラムに24歳の小笠原拓海さん、第二キーボードに柴田俊文さんが入り新バンドが出来上がった。小笠原さんは、約2年かけて探していてやっと見つけた人材だという。「このバンドは、今までやってきた中で一番好きかもしれない」と達郎さんは言う。
ドラムス、ギター、ベース、キーボード2、コーラス3、サックスという9人のバックバンドに達郎さん本人、10人がオンステージ。
一言でいえば、3時間半超のライヴを行えるそのミュージシャン力にひたすらひれ伏すという感じだ。しかも、ミディアム調、アップテンポ、スロー・バラードでさえもしっかりとしたグルーヴがある。
今回僕が一番感じたことは、歌声の力強さはさることながら、ミュージシャンを含めステージ全体を掌握するバンド・マスター、プロデューサーとしての山下達郎の姿だ。特に各ミュージシャンにそれぞれのソロ・パートを存分に与え、それぞれのミュージシャンが応えるあたり、完全にバンド・ユニットとして機能している。おそらくリハーサルでは各ミュージシャンへ細かい指示がたくさん出ているのだろう。バンドは、ニューヨークのユニット、スタッフを思わせるようなタイトさ。そしてそれを仕切る達郎さんは、まるで、プロデューサー指揮者クインシー・ジョーンズ、しかも、歌うクインシー・ジョーンズというイメージを持った。達郎さんはクインシーは好きではないかもしれないが。(笑)
また、いくら曲が進んでも、やる側も聴く側も集中が切れないところがすばらしい。実際アンコールに入るまでの2時間40分があっという間に過ぎた。
達郎ツアーに大抜擢された小笠原さん。山下洋輔バンドなどで活躍してきた彼だが、ライヴ後、一瞬話す機会がありひとつだけ質問した。「20曲以上ある曲で、どの曲が一番難しいですか」「いやあ、(その質問は)難しいなあ。全部、難しいですよ。どれも簡単ではありません。何度も聞いて覚えて、必死です」「では(ライヴを)9本やってみて、最初よりこの部分は自分はうまくできた瞬間とかあります?」「う~ん、そこまではまだ言えないですが、他の(ミュージシャンの)音が聞こえるときは、自分もうまくプレイできるような気がします。でも、まだまだです」 いやいや、スター・ドラマーの誕生だ。
達郎さんはフェスティヴァル・ホールの思い出もいくつか語ったが、「ここを始めた頃は、新年のライヴがあって、2日~4日がジュリー(沢田研二)、5と6が僕で、7~9が杉良太郎さんとなってて、その3人が並んだポスターがあったんですが、(今僕のところに)ないんですよねえ」(笑)というのがおもしろかった。
4日あったフェスの最後ということで、竹内まりやさんが登場し、フェスでの思い出を語った後、「人生の扉」と「セプテンバー」を歌い大喝采を浴びた。さらにアンコール中も2曲ほど予定にない曲が歌われ、アンコール最後の1人アカペラ曲が終り、客電がつき、「ザッツ・マイ・デザイア」が流れた。しかし、観客のスタンディング・オヴェーションは止まらず、結局達郎さんもう一度ステージに。「あんたたち、俺を殺す気か(笑)」と言って、まりやさんを伴い二人で「本当に最後の1曲」を歌った。そして、再び、「ザッツ・マイ・デザイアー」。「こんなことは、20数年前にあったくらいだ」という。18時06分に始まったライヴが本当に終わったのは21時37分だった。
達郎さんは、この日何回「フェスティヴァル・ホールの神様」と言ったことだろう。本当に、このようなホールには音楽の神様がいると思う。ニューヨークのアポロ劇場、シカゴのリーガル劇場、フィラデルフィアのアップタウン劇場、それぞれの街にある、その地のアーティストたちの血と汗と魂(ソウル)が染みついた会場。そうした会場は、ただのハコではない。そこで歌ってきた、演奏してきた何千人あるいは何万人というアーティストたちの魂のかけらがそこに一粒ずつ落ちているのだ。このフェスティヴァル・ホールもそうだろう。
50年前に当時35億円をかけて作ったホール。今ならその10倍か20倍以上の貨幣価値になるかもしれない。ホール自体の周りに隙間があることによって、ホール自体が鳴るように設計されているそうだ。現在の建築基準法ではこの建て方では建てられないという。だったらなおさら壊すな、だろう。
達郎さんもミュージシャンも、観客もこの日ほどライヴが終わらなければいいのに、と思ったことはないにちがいない。
この日、ポピュラー系アーティストのトリを飾った山下達郎。フェスティヴァル・ホールの支配人がライヴを見て、「掛け値なく今まで見たライヴの中で最高のものでした」と言ったそうだ。
さよなら、フェスティヴァル・ホールの日~
しかし、山下達郎のツアーは、あと38本続く~
■ 過去山下達郎関連記事
May 07, 2008
Yamashita Tatsuro Live At Hamarikyu Asahi Hall
【山下達郎~素晴らしき人生】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_05_07.html
May 11, 2008
Yamashita Tatsuro Acoustic Mini Live @ Hamarikyu Asahi Hall
【山下達郎・アコースティック・ミニ・ライヴ・セットリスト】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_05_11.html
(2008年5月アコースティック・ミニ・ライヴ記事)
■メンバー 山下達郎2008~2009
山下達郎 (歌、ギター)
伊藤広規 (ベース)
難波弘之 (ピアノ、ローズ)
柴田俊文 (キーボード)
佐橋佳幸 (ギター)
土岐英史 (サックス)
小笠原拓海 (ドラムス)
国分友里恵 (バックヴォーカル)
佐々木久美 (バックヴォーカル)
三谷泰弘 (バックヴォーカル)
(2008年12月28日日曜、大阪フェスティヴァル・ホール=山下達郎・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Yamashita, Tatsuro
2008-210
⊿ 【山下達郎~フェスティヴァル・ホール最後の日】
さよなら。
「ここを壊すということは、カーネギー・ホールを壊すようなものだ。ばかだ」と声高に主張した山下達郎さんの、その思い入れたっぷりの大阪フェスティヴァル・ホールでの最後のライヴが2008年12月28日(日)行われた。僕は、ここでライヴを見るのは初めてで、最後になる。
足を踏み入れて感じたことは、やはり、木を基調にした「いい気」のある素晴らしいホールだということ。とても品のある格調が感じられた。過去50年分の歴史の一部が廊下などに写真として貼られたりして、ホールのさよなら気分を盛り上げる。
そんな中、カラヤンとワグナー演奏会写真の間に、山下達郎・前回のライヴ写真が堂々と飾られていた。この並びを考えたのは、達郎さんライヴを初期からてがけてきた一人ソーゴーの源野さん。それぞれのミュージシャンとスタッフ、そして観客がこのフェスティヴァル・ホールに思い入れを持ち、その思い入れの塊がこの夜のライヴに乗り移ったようだった。ライヴ前にはドゥ・ワップのレコードが流れていた。
達郎さんは、アンコールの前に「小さなお願いがあります。最近はインターネットやブログですぐ情報がでますが、まだツアーも始まってまだ5分の1も終わっていません。そこのところ御配慮をお願いします」と述べた。なので、セットリストは本ツアー終了(2009年4月25日)までお預けということにする。そこでこの日だけのこと、また全体的な感想文を少し書いてみたい。
達郎さんが、このフェスティヴァル・ホールに初めて出たのが1980年5月27日のこと。以来この日で47回目の出場になった、という。ほかに大先輩方には、200回を超える人もいるとのことだが、それでも47回はかなりの数。奇しくも今回のツアーは全47本、そして、この日は9本目。
今回6年ぶりにツアーを始めた理由のひとつに、このフェスティヴァル・ホールがなくなるということがあった、という。また、もうひとつの理由として、自分のバンドのメンバーが他のミュージシャンのツアーにでていて、なかなかこちらに回ってこなかったためしびれをきらした、ということもあった。そこでドラムに24歳の小笠原拓海さん、第二キーボードに柴田俊文さんが入り新バンドが出来上がった。小笠原さんは、約2年かけて探していてやっと見つけた人材だという。「このバンドは、今までやってきた中で一番好きかもしれない」と達郎さんは言う。
ドラムス、ギター、ベース、キーボード2、コーラス3、サックスという9人のバックバンドに達郎さん本人、10人がオンステージ。
一言でいえば、3時間半超のライヴを行えるそのミュージシャン力にひたすらひれ伏すという感じだ。しかも、ミディアム調、アップテンポ、スロー・バラードでさえもしっかりとしたグルーヴがある。
今回僕が一番感じたことは、歌声の力強さはさることながら、ミュージシャンを含めステージ全体を掌握するバンド・マスター、プロデューサーとしての山下達郎の姿だ。特に各ミュージシャンにそれぞれのソロ・パートを存分に与え、それぞれのミュージシャンが応えるあたり、完全にバンド・ユニットとして機能している。おそらくリハーサルでは各ミュージシャンへ細かい指示がたくさん出ているのだろう。バンドは、ニューヨークのユニット、スタッフを思わせるようなタイトさ。そしてそれを仕切る達郎さんは、まるで、プロデューサー指揮者クインシー・ジョーンズ、しかも、歌うクインシー・ジョーンズというイメージを持った。達郎さんはクインシーは好きではないかもしれないが。(笑)
また、いくら曲が進んでも、やる側も聴く側も集中が切れないところがすばらしい。実際アンコールに入るまでの2時間40分があっという間に過ぎた。
達郎ツアーに大抜擢された小笠原さん。山下洋輔バンドなどで活躍してきた彼だが、ライヴ後、一瞬話す機会がありひとつだけ質問した。「20曲以上ある曲で、どの曲が一番難しいですか」「いやあ、(その質問は)難しいなあ。全部、難しいですよ。どれも簡単ではありません。何度も聞いて覚えて、必死です」「では(ライヴを)9本やってみて、最初よりこの部分は自分はうまくできた瞬間とかあります?」「う~ん、そこまではまだ言えないですが、他の(ミュージシャンの)音が聞こえるときは、自分もうまくプレイできるような気がします。でも、まだまだです」 いやいや、スター・ドラマーの誕生だ。
達郎さんはフェスティヴァル・ホールの思い出もいくつか語ったが、「ここを始めた頃は、新年のライヴがあって、2日~4日がジュリー(沢田研二)、5と6が僕で、7~9が杉良太郎さんとなってて、その3人が並んだポスターがあったんですが、(今僕のところに)ないんですよねえ」(笑)というのがおもしろかった。
4日あったフェスの最後ということで、竹内まりやさんが登場し、フェスでの思い出を語った後、「人生の扉」と「セプテンバー」を歌い大喝采を浴びた。さらにアンコール中も2曲ほど予定にない曲が歌われ、アンコール最後の1人アカペラ曲が終り、客電がつき、「ザッツ・マイ・デザイア」が流れた。しかし、観客のスタンディング・オヴェーションは止まらず、結局達郎さんもう一度ステージに。「あんたたち、俺を殺す気か(笑)」と言って、まりやさんを伴い二人で「本当に最後の1曲」を歌った。そして、再び、「ザッツ・マイ・デザイアー」。「こんなことは、20数年前にあったくらいだ」という。18時06分に始まったライヴが本当に終わったのは21時37分だった。
達郎さんは、この日何回「フェスティヴァル・ホールの神様」と言ったことだろう。本当に、このようなホールには音楽の神様がいると思う。ニューヨークのアポロ劇場、シカゴのリーガル劇場、フィラデルフィアのアップタウン劇場、それぞれの街にある、その地のアーティストたちの血と汗と魂(ソウル)が染みついた会場。そうした会場は、ただのハコではない。そこで歌ってきた、演奏してきた何千人あるいは何万人というアーティストたちの魂のかけらがそこに一粒ずつ落ちているのだ。このフェスティヴァル・ホールもそうだろう。
50年前に当時35億円をかけて作ったホール。今ならその10倍か20倍以上の貨幣価値になるかもしれない。ホール自体の周りに隙間があることによって、ホール自体が鳴るように設計されているそうだ。現在の建築基準法ではこの建て方では建てられないという。だったらなおさら壊すな、だろう。
達郎さんもミュージシャンも、観客もこの日ほどライヴが終わらなければいいのに、と思ったことはないにちがいない。
この日、ポピュラー系アーティストのトリを飾った山下達郎。フェスティヴァル・ホールの支配人がライヴを見て、「掛け値なく今まで見たライヴの中で最高のものでした」と言ったそうだ。
さよなら、フェスティヴァル・ホールの日~
しかし、山下達郎のツアーは、あと38本続く~
■ 過去山下達郎関連記事
May 07, 2008
Yamashita Tatsuro Live At Hamarikyu Asahi Hall
【山下達郎~素晴らしき人生】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_05_07.html
May 11, 2008
Yamashita Tatsuro Acoustic Mini Live @ Hamarikyu Asahi Hall
【山下達郎・アコースティック・ミニ・ライヴ・セットリスト】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_05_11.html
(2008年5月アコースティック・ミニ・ライヴ記事)
■メンバー 山下達郎2008~2009
山下達郎 (歌、ギター)
伊藤広規 (ベース)
難波弘之 (ピアノ、ローズ)
柴田俊文 (キーボード)
佐橋佳幸 (ギター)
土岐英史 (サックス)
小笠原拓海 (ドラムス)
国分友里恵 (バックヴォーカル)
佐々木久美 (バックヴォーカル)
三谷泰弘 (バックヴォーカル)
(2008年12月28日日曜、大阪フェスティヴァル・ホール=山下達郎・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Yamashita, Tatsuro
2008-210
●【アーサ・キット、デラニー・ブラムレット死去】
訃報。
ブロードウェイなどで活躍した黒人シンガー、エンタテイナー、アーサ・キットが2008年12月25日、コネチカット州の病院で大腸がんのため死去した。81歳だった。
彼女は「セックス・キットゥン」(セクシーな子猫ちゃん)の愛称を持って、親しまれた。芸名のキットと子猫を意味するキットゥンをかけている。
アーサ・キットは1927年1月17日サウスキャロライナ州生まれ。母はチェロキーと黒人のハーフ、父はイギリスとオランダのハーフということで、さまざまな血が入った人物。また彼女は、自身がレイプされたことによって誕生したと自伝などで明かしている。1950年代から歌手として徐々に頭角を出し、いくつかのヒットを放った。その後ブロードウェイ、映画界にも進出、エンタテイナーとして知られるようになった。1960年代のテレビ映画『バットマン』第3シリーズでのキャット・ウーマンの役でも知られる。
レコード面では、1953年の「ウスカ・ダラ~ア・ターキッシュ・テール」がポップ・チャートで23位、他に「セッシ・ボン」(1953年)、「サンタ・ベイビー」(1953年=4位)などのヒットがある。また、1983年にニューヨークのストリートワイズ・レーベルからディスコ・ヒット「ホエア・イズ・マイ・マン」を出し、これがディスコ・チャートで7位を記録している。
彼女のターニング・ポイントは、1968年に当時のヴェトナム戦争に反対し、その声明をホワイトハウスの昼食会で宣言し、大きな論争を巻き起こしたとき。そのために、彼女はアメリカに居辛くなり、海外を拠点にするようになった。約10年を経て、1978年、彼女はブロードウェイに戻る。
12月25日の命日は、ご存知の通り、ジェームス・ブラウンと同じである。
+++++
デラニー・ブラムレット死去
ロック・ギタリストで多くの作品を残してきたデラニー・ブラムレットが2008年12月27日午前5時前、ロスアンジェルスの病院で死去した。胆嚢(たんのう)の手術をした後だった。妻によるとこの7ヶ月闘病していたという。
デラニーは、1939年7月1日ミシシッピー州ポントトック生まれ。南部のR&Bに根ざしたサザンロック系のアーティストとして活動。特にデラニー&ボニーとして活躍しヒットもある。テレビの音楽番組『シンディグ』のハウス・バンドの一員となり、その頃からJJケール、レオン・ラッセルらと音楽活動をするようになる。彼がかかわった作品では、レオン・ラッセルが歌った「スーパースター」(後に、カーペンターズ、ルーサー・ヴァンドロスなどの歌でも有名)、エリック・クラプトンが録音した「レット・イット・レイン」などがある。エリック・クラプトンは、元々デラニー、ボニー&フレンズに参加し、デラニーがクラプトンのファースト・アルバムを共同プロデュースしている。その他にも、エタ・ジェームス、エルヴィン・ビショップ、ドロシー・モリソン、ステイプル・シンガーズなどの作品もプロデュースしている。
ENT>OBITUARY>Kitt, Eartha (January 17, 1927 - December 25, 2008, 81)
ENT>OBITUARY>Bramlett, Delaney (July 1, 1939 - December 27, 2008. 69)
訃報。
ブロードウェイなどで活躍した黒人シンガー、エンタテイナー、アーサ・キットが2008年12月25日、コネチカット州の病院で大腸がんのため死去した。81歳だった。
彼女は「セックス・キットゥン」(セクシーな子猫ちゃん)の愛称を持って、親しまれた。芸名のキットと子猫を意味するキットゥンをかけている。
アーサ・キットは1927年1月17日サウスキャロライナ州生まれ。母はチェロキーと黒人のハーフ、父はイギリスとオランダのハーフということで、さまざまな血が入った人物。また彼女は、自身がレイプされたことによって誕生したと自伝などで明かしている。1950年代から歌手として徐々に頭角を出し、いくつかのヒットを放った。その後ブロードウェイ、映画界にも進出、エンタテイナーとして知られるようになった。1960年代のテレビ映画『バットマン』第3シリーズでのキャット・ウーマンの役でも知られる。
レコード面では、1953年の「ウスカ・ダラ~ア・ターキッシュ・テール」がポップ・チャートで23位、他に「セッシ・ボン」(1953年)、「サンタ・ベイビー」(1953年=4位)などのヒットがある。また、1983年にニューヨークのストリートワイズ・レーベルからディスコ・ヒット「ホエア・イズ・マイ・マン」を出し、これがディスコ・チャートで7位を記録している。
彼女のターニング・ポイントは、1968年に当時のヴェトナム戦争に反対し、その声明をホワイトハウスの昼食会で宣言し、大きな論争を巻き起こしたとき。そのために、彼女はアメリカに居辛くなり、海外を拠点にするようになった。約10年を経て、1978年、彼女はブロードウェイに戻る。
12月25日の命日は、ご存知の通り、ジェームス・ブラウンと同じである。
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デラニー・ブラムレット死去
ロック・ギタリストで多くの作品を残してきたデラニー・ブラムレットが2008年12月27日午前5時前、ロスアンジェルスの病院で死去した。胆嚢(たんのう)の手術をした後だった。妻によるとこの7ヶ月闘病していたという。
デラニーは、1939年7月1日ミシシッピー州ポントトック生まれ。南部のR&Bに根ざしたサザンロック系のアーティストとして活動。特にデラニー&ボニーとして活躍しヒットもある。テレビの音楽番組『シンディグ』のハウス・バンドの一員となり、その頃からJJケール、レオン・ラッセルらと音楽活動をするようになる。彼がかかわった作品では、レオン・ラッセルが歌った「スーパースター」(後に、カーペンターズ、ルーサー・ヴァンドロスなどの歌でも有名)、エリック・クラプトンが録音した「レット・イット・レイン」などがある。エリック・クラプトンは、元々デラニー、ボニー&フレンズに参加し、デラニーがクラプトンのファースト・アルバムを共同プロデュースしている。その他にも、エタ・ジェームス、エルヴィン・ビショップ、ドロシー・モリソン、ステイプル・シンガーズなどの作品もプロデュースしている。
ENT>OBITUARY>Kitt, Eartha (January 17, 1927 - December 25, 2008, 81)
ENT>OBITUARY>Bramlett, Delaney (July 1, 1939 - December 27, 2008. 69)
■The Last Day Of Martano: Kajiwara Jun Live
2008年12月31日 音楽■【マルターノ、梶原順ライヴで幕を閉じる】
閉店。
2006年9月に藤が丘にオープンしたピッツェリア、マルターノ(藤が丘店)が2008年12月30日をもって閉店する。その最終日、ギタリスト梶原順さんのライヴが行われた。梶原さんは一度本人名義でこのマルターノでもライヴを行ったり、ケイリブたちのライヴにゲストで登場したりしている。しばらく前のケイリブのライヴが最後の予定だったが、梶原さんが、最後の最後にぜひやりたいということで営業日最後に閉幕公演を行った。
マルターノの大西さんからご案内をいただいていたが、早い時間別の用事があって、それを早めに切り上げセカンド前に現地に到着。すると、な、なんと入り口に、山下達郎さんライヴでおなじみの小笠原拓海さんが。おととい会ったばかりだが。「ああれ」「あれえ~~?」 見に来たのかと思って「1人?」とか聞くと、「いえ、あの、今日、プレイしてるんですけど…」 「あ、あああっ、そうだったんだ(苦笑)」
梶原さんが、1年半ほど前にベースの川内啓史(かわうち・けいし)さんとギターの伊藤悠甫(いとう・はるとし)さんを抜擢しライヴをやったことがきっかけでつながりができ、さらに彼らと洗足大学時代同級生の小笠原さんにも声がかかった。彼ら3人は、ファブ・ボンド(Fab Bond)というユニットを組んで、ときどきライヴをやったりしていた。3人とも1984年組みの24歳だ。(1人、川内さんだけ、85年1月で来月24歳) ドラムス、ベース、ギターの3人がきっちりとしたサポートを繰り広げるので、これなら梶原さんもやりやすいだろう。そして、それにのって梶原さんがメインの職人ギターを聴かせる。小笠原さんのドラムは、実に軽やか。彼は同じ大学の先輩、市原ひかり(トランペット)さんに誘われ、別のバンド、ヒップ・シック(Hip Chick)というのも彼らとやっているそうだ。そうしたら、その市原さんがちょうど来ていて紹介され、11月に出たばかりのCD『JOY』を頂いた。(帰りの車で早速聞いたら、スティーヴィーの「マイ・シェリー・アムール」をいい感じでカヴァーしていた)
下記セカンドのセットリスト、アップテンポの「ユーヴ・ガット・ザ・リズム」などは、実にグルーヴ感があり、途中のベース・プレイも徐々にのりのりで、ソロ・パートも生き生きしてきた。4人で作るリズムが実に強固で洗練されたきれいなファンクという感じ。(なんか表現が変ですいません) この曲の後半部分など4人が集中して一体化して一瞬トランス状態化したかのよう。7曲目の「テイク・ア・ブレイク」もどんどん盛り上がった。マルターノでこんなに大きな音出していいのだろうか、というほど音が大きかった。
ということで、マルターノは12月30日で閉店。しかし、残念だなあ。1月8日から解体が始まる。もし、この店を引き継いでもいいという方がいらっしゃったら、至急ご連絡ください。(笑) ebs@st.rim.or.jp あるいはマルターノまで。大西さん、お疲れ様でした。またリヴェンジしましょう。
++++
ちょうどライヴが終わった後、レコード大賞が発表されていて、新人賞にジェロ、そして、大賞にエグザイルの「ティアモ」が受賞した。おめでとうございます。事前に僕は、新人賞はジェロ、大賞は「ティアモ」と何度も松尾さんに言ってましたが、めでたしめでたし。テレビの画面、メンバーの後ろで確認しました。
++++
2008年も大晦日。今年も、みなさまお世話になりました。また、来年もよろしくお願いします。
++++
■ メンバー
梶原順 (かじわら・じゅん)ギター
川内啓史(かわうち・けいし)ベース
伊藤悠甫(いとう・はるとし)ギター
小笠原拓海(おがさわら・たくみ)ドラムス
■ セットリスト
Setlist : Kajiwara Jun @ Martano, Fujigaoka, December 30, 2008
first
01. Have Some Fun (Original)
02. Window Shopping (Hiram Bullock)
03. Sleepwalk (Old blues, Elmore James?)
04. Tokyo Rose (Ohmura Kenji)
05. Work Song (Traditional, Blues)
second set
show started 20:30
01. Gift (Original)
02. Change The World (Eric Clapton)
03. Cactus (Hiram Bullock)
04. Cause We’ve Ended As Lovers (悲しみの恋人たち)(Jeff Beck)
05. You’ve Got The News (Original)
06. Woody’s Nap (Original)
07. Take A Break (Original)
Enc. (Blues=Roben Ford?)
show ended 21:49
(2008年12月30日火曜=藤が丘・マルターノ=梶原順ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kajiwara, Jun
2008-211
閉店。
2006年9月に藤が丘にオープンしたピッツェリア、マルターノ(藤が丘店)が2008年12月30日をもって閉店する。その最終日、ギタリスト梶原順さんのライヴが行われた。梶原さんは一度本人名義でこのマルターノでもライヴを行ったり、ケイリブたちのライヴにゲストで登場したりしている。しばらく前のケイリブのライヴが最後の予定だったが、梶原さんが、最後の最後にぜひやりたいということで営業日最後に閉幕公演を行った。
マルターノの大西さんからご案内をいただいていたが、早い時間別の用事があって、それを早めに切り上げセカンド前に現地に到着。すると、な、なんと入り口に、山下達郎さんライヴでおなじみの小笠原拓海さんが。おととい会ったばかりだが。「ああれ」「あれえ~~?」 見に来たのかと思って「1人?」とか聞くと、「いえ、あの、今日、プレイしてるんですけど…」 「あ、あああっ、そうだったんだ(苦笑)」
梶原さんが、1年半ほど前にベースの川内啓史(かわうち・けいし)さんとギターの伊藤悠甫(いとう・はるとし)さんを抜擢しライヴをやったことがきっかけでつながりができ、さらに彼らと洗足大学時代同級生の小笠原さんにも声がかかった。彼ら3人は、ファブ・ボンド(Fab Bond)というユニットを組んで、ときどきライヴをやったりしていた。3人とも1984年組みの24歳だ。(1人、川内さんだけ、85年1月で来月24歳) ドラムス、ベース、ギターの3人がきっちりとしたサポートを繰り広げるので、これなら梶原さんもやりやすいだろう。そして、それにのって梶原さんがメインの職人ギターを聴かせる。小笠原さんのドラムは、実に軽やか。彼は同じ大学の先輩、市原ひかり(トランペット)さんに誘われ、別のバンド、ヒップ・シック(Hip Chick)というのも彼らとやっているそうだ。そうしたら、その市原さんがちょうど来ていて紹介され、11月に出たばかりのCD『JOY』を頂いた。(帰りの車で早速聞いたら、スティーヴィーの「マイ・シェリー・アムール」をいい感じでカヴァーしていた)
下記セカンドのセットリスト、アップテンポの「ユーヴ・ガット・ザ・リズム」などは、実にグルーヴ感があり、途中のベース・プレイも徐々にのりのりで、ソロ・パートも生き生きしてきた。4人で作るリズムが実に強固で洗練されたきれいなファンクという感じ。(なんか表現が変ですいません) この曲の後半部分など4人が集中して一体化して一瞬トランス状態化したかのよう。7曲目の「テイク・ア・ブレイク」もどんどん盛り上がった。マルターノでこんなに大きな音出していいのだろうか、というほど音が大きかった。
ということで、マルターノは12月30日で閉店。しかし、残念だなあ。1月8日から解体が始まる。もし、この店を引き継いでもいいという方がいらっしゃったら、至急ご連絡ください。(笑) ebs@st.rim.or.jp あるいはマルターノまで。大西さん、お疲れ様でした。またリヴェンジしましょう。
++++
ちょうどライヴが終わった後、レコード大賞が発表されていて、新人賞にジェロ、そして、大賞にエグザイルの「ティアモ」が受賞した。おめでとうございます。事前に僕は、新人賞はジェロ、大賞は「ティアモ」と何度も松尾さんに言ってましたが、めでたしめでたし。テレビの画面、メンバーの後ろで確認しました。
++++
2008年も大晦日。今年も、みなさまお世話になりました。また、来年もよろしくお願いします。
++++
■ メンバー
梶原順 (かじわら・じゅん)ギター
川内啓史(かわうち・けいし)ベース
伊藤悠甫(いとう・はるとし)ギター
小笠原拓海(おがさわら・たくみ)ドラムス
■ セットリスト
Setlist : Kajiwara Jun @ Martano, Fujigaoka, December 30, 2008
first
01. Have Some Fun (Original)
02. Window Shopping (Hiram Bullock)
03. Sleepwalk (Old blues, Elmore James?)
04. Tokyo Rose (Ohmura Kenji)
05. Work Song (Traditional, Blues)
second set
show started 20:30
01. Gift (Original)
02. Change The World (Eric Clapton)
03. Cactus (Hiram Bullock)
04. Cause We’ve Ended As Lovers (悲しみの恋人たち)(Jeff Beck)
05. You’ve Got The News (Original)
06. Woody’s Nap (Original)
07. Take A Break (Original)
Enc. (Blues=Roben Ford?)
show ended 21:49
(2008年12月30日火曜=藤が丘・マルターノ=梶原順ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kajiwara, Jun
2008-211
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