48th Grammy Roundup: 

2006年2月10日
U2。

主要4部門の発表が最後に残り、一体どうなるかと思い固唾をのみながら見ていたが、内2部門はU2に行った。新人は予想通りジョン・レジェンドだが、3部門にマライアをいれていた僕としてはこれは、U2にしてやられたりという感じだ。U2は、本当に強い。スティング並みの強さだ。次回から、U2がノミネートされたら、みんな、そこに票をいれよう。(笑) 主要4部門は、本命1、対抗2、はずれ1で、どうなんですかねえ。自分的にははずれた感が強いですね。

結局、マライア関連は3部門の受賞。ただ、ひとつは「R&Bソング」なので受賞者はマライアではない。しかも、いずれの受賞シーンもCBSの生放送では中継されず、マライアの露出は最小限という感じになった。

一方で、ライブ・パフォーマンスは、みな見ごたえがあった。すべての発表が終った後のニューオーリーンズ・トリビュート・セッション、ポール・マッカートニーのライヴ、そして、R&Bファンにとっては、なんと言ってもカニエ軍団のおもしろいパフォーマンス、そしてスライ・ストーン・トリビュートと見所満載だった。

ちょうど、スライ・トリビュートのアルバムが日本でも2月22日に発売されるが、これがまた強力。ブラックアイド・ピーズ、ナイル・ロジャーズ、ジョン・レジェンドなどそうそうたるメンバーが、参加しているが、その何人かもここに登場。そして、最後にスライ本人がでてきたのには、本当にたまげた。生きていたんだ。(笑) さっと、去ってしまったが。まあ、愛嬌か。

ニューオーリーンズ・セッションでは、ドクター・ジョンを始め、アーマ・トーマス(WOWOWの字幕ではイルマ・トーマスとなっていた)、エルヴィス・コステロ、ブルース・スプリングスティーンなどが参加。動くアーマ・トーマスを見るのは初めてかもしれない。サム・ムーアとブルース・スプリングスティーンらが、今年亡くなったウィルソン・ピケットの「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」を一緒に歌った。

過去1年で亡くなった人たちの映像と楽曲が流れるところは、改めて、冥福を祈りたくなる。

昨日はグラミーをずっと見た後、夜、国際フォーラムでアンディー・ウィリアムスのコンサートを見た。そういえば、アンディーは、その昔、グラミーの司会をやっていた。

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