死去。

「ブギー・フィーヴァー」など数多くのダンスクラシックのヒットを放ったシルヴァーズのリード・シンガー、エドモンド・シルヴァーズが去る3月11日、肺がんのためヴァージニア州リッチモンドの病院で死去した。47歳だった。シルヴァーズはおよそ10ヶ月におよぶ闘病生活の末の他界だった。

エドモンド・セオドーア・シルヴァーズは、1957年1月25日ヴァージニア州生まれ。メンフィスに本拠を移し、兄弟たちが一足先にR&Bヴォーカルグループ、シルヴァーズを結成しており、72年、彼が15歳の時にグループに参加。72年、MGM傘下プライド・レコードから『シルヴァーズ 1』でデビュー。シングルヒットとなった「フールズ・パラダイス」他でリードをとっている。当初は7人組だったか、兄弟が徐々に増え、一時期は9人組にまでなった。代表的なヒットは「ブギー・フィーヴァー」(75年)、「ホットライン」(76年)、「ハイスクール・ダンス」(77年)など。

エドモンドは、1980年、ソロアルバム「ハヴ・ユー・ハード」をリリース。これはカサブランカからリリースされた。その後、アリスタでもう一枚アルバムがレコーディングされたが、発売されずに終った。彼の弟クリストファー・ジョセフは85年、17歳で死去している。

また、兄のレオン・シルヴァーズは、70年代後期からプロデューサーとして活躍し、ウィスパーズ、シャラマーなど多数のヒットを放っている。

ご冥福をお祈りしたい。