○★■「ソウル・サーチン」予習~スライ&ファミリー・ストーン (Part 2)
2012年3月21日 音楽○★■「ソウル・サーチン」予習~スライ&ファミリー・ストーン (Part 2)
【Soul Searchin – Sly & The Family Stone】
ファンク。
来週3月29日(木)「ソウル・サーチン」のイヴェントでとりあげるスライ&ザ・ファミリー・ストーン。彼らはしばしば「ブラック・ロック」「サイケデリック・ソウル」というジャンルで語られたり、また、ジェームス・ブラウンと並んでファンクの創始者としても語られる。その予習編第二弾。
彼らが人気を集め始めた1968年当時というと、黒人の公民権運動が盛り上がっていた時期で、また、彼らが本拠にしてたサンフランシスコという土地は、いわゆる「ヒッピー・ムーヴメント」「サイケデリック」の中心地でもあった。そうした自由な雰囲気と、白人も黒人も一緒にという空気がこの時代と場所に充満していたために、スライたちの音楽が従来のブラック・ミュージックと白人のロックが融合したものになっていってもなんら違和感はない。
そんな彼らのヒットからいくつか代表曲を聞いていこう。
Dance To The Music / Sly & The Family Stone (1968) (1968/1 : Pop #8, Soul #9)
http://youtu.be/4URogrXiKsI
これは、まさに当時でいうところの「サイケデリック・ソウル」のはしりともなった作品。この大ヒットを見た多くのアーティストが、こうした「サイケデリック・ソウル」的な作品を出すようになった。テンプテーションズの「サイケデリック・シャック」から一連のヒットなどだ。
Everyday People (1968/12, Pop #1, Soul #1)
http://youtu.be/GqzatgOvDKs
この「エヴリデイ・ピープル」は、当時の「ヒッピー文化」の色彩を色濃く反映している曲。訳詞と解説があるので、こちらをごらんください。
2004/10/04 (Mon)
Everyday People: Summer Of 69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200410/diary20041004.html
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのグループ名の由来。
2007年05月07日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032883816.html
そして、この曲はアレステッド・デヴェロップメントの「ピープル・エヴリデイ」にインスパイアーを与えた。
People Everyday : Arrested Development
http://youtu.be/dgtcTVDcjH0
プリンスがファミリー・ストーンとコラボして「エヴリデイ・ピープル」
Everyday People – The Family Stone & Prince
http://youtu.be/drHuzxLtq2k
I Want to Take You Higher – Sly & The Family Stone (1969/8 : Pop #38, Soul #24)
http://youtu.be/M6Fyn193gNE
すぐにアイク&ティナ・ターナーがカヴァーし、ヒットさせた。
I Wanna Take You Higher – Ike & Tina Turner (1972)
http://youtu.be/-lHtYsMGuVU
Medley : Hot Fun in the Summertime – Don’t Call Me Nigger, Whitey – I Want To Take You Higher (1969/8 : Hot Fun : Pop #2, Soul #3)
http://youtu.be/Q8f7MTvMET4
この「ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム」は、1968年8月17日ニューヨーク郊外ウッドストックで行われた「ウッドストック・ミュージック・アンド・アート・フェスティヴァル」で初めて披露された。その後、シングルとしてリリース。これはもともと次のアルバム『エヴリバディー・イズ・ア・スター』用にレコーディングされたが、そのアルバムは完成せず、結局、1970年リリースの『ザ・グレイテスト・ヒッツ』に収録されることになった。
この曲にインスパイアーされてフィル・コリンズはこんな曲を作った。
Phil Collins : Misunderstanding
http://youtu.be/e3zzsPwHMD0
そして、トトのこれも、同じく。
Toto : Hold The Line
http://youtu.be/ZcVEOc7ZYgk
そして、おまけにビーチ・ボーイズまでがカヴァー。
Hot Fun In The Summertime / Beach Boys
http://youtu.be/fAq0vvnjdJE
+++++
■CD『エッセンシャル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NVL96A/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■『ソウル・サーチン:ザ・セッション、Vol.11~ア・トリビュート・トゥ・スライ&ザ・ファミリー・ストーン』 予約について
日時 2012年3月29日(木) 開場午後6時、開演午後7時半、2セット入れ替えなし
場所 目黒・ブルース・アレイ
http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 電話番号03-5496-4381
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
料金 テーブル席(指定)5500円、立ち見5000円。当日券は500円アップ。(各税込み)ドリンク・フード・オーダーなどは別途。この他にテーブル席のシートチャージとして525円がかかります。飲食代などは当日精算。
【予約に関するお問合せ】
BLUES ALLEY JAPAN
電話:03-5740-6041(月~土/12:00~20:00)20時以降は店舗直接 03-5496-4381
(この項、つづく)
EVENT>SOUL SEARCHIN>Sly& The Family Stone
ARTIST>Sly & The Family Stone
【Soul Searchin – Sly & The Family Stone】
ファンク。
来週3月29日(木)「ソウル・サーチン」のイヴェントでとりあげるスライ&ザ・ファミリー・ストーン。彼らはしばしば「ブラック・ロック」「サイケデリック・ソウル」というジャンルで語られたり、また、ジェームス・ブラウンと並んでファンクの創始者としても語られる。その予習編第二弾。
彼らが人気を集め始めた1968年当時というと、黒人の公民権運動が盛り上がっていた時期で、また、彼らが本拠にしてたサンフランシスコという土地は、いわゆる「ヒッピー・ムーヴメント」「サイケデリック」の中心地でもあった。そうした自由な雰囲気と、白人も黒人も一緒にという空気がこの時代と場所に充満していたために、スライたちの音楽が従来のブラック・ミュージックと白人のロックが融合したものになっていってもなんら違和感はない。
そんな彼らのヒットからいくつか代表曲を聞いていこう。
Dance To The Music / Sly & The Family Stone (1968) (1968/1 : Pop #8, Soul #9)
http://youtu.be/4URogrXiKsI
これは、まさに当時でいうところの「サイケデリック・ソウル」のはしりともなった作品。この大ヒットを見た多くのアーティストが、こうした「サイケデリック・ソウル」的な作品を出すようになった。テンプテーションズの「サイケデリック・シャック」から一連のヒットなどだ。
Everyday People (1968/12, Pop #1, Soul #1)
http://youtu.be/GqzatgOvDKs
この「エヴリデイ・ピープル」は、当時の「ヒッピー文化」の色彩を色濃く反映している曲。訳詞と解説があるので、こちらをごらんください。
2004/10/04 (Mon)
Everyday People: Summer Of 69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200410/diary20041004.html
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのグループ名の由来。
2007年05月07日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032883816.html
そして、この曲はアレステッド・デヴェロップメントの「ピープル・エヴリデイ」にインスパイアーを与えた。
People Everyday : Arrested Development
http://youtu.be/dgtcTVDcjH0
プリンスがファミリー・ストーンとコラボして「エヴリデイ・ピープル」
Everyday People – The Family Stone & Prince
http://youtu.be/drHuzxLtq2k
I Want to Take You Higher – Sly & The Family Stone (1969/8 : Pop #38, Soul #24)
http://youtu.be/M6Fyn193gNE
すぐにアイク&ティナ・ターナーがカヴァーし、ヒットさせた。
I Wanna Take You Higher – Ike & Tina Turner (1972)
http://youtu.be/-lHtYsMGuVU
Medley : Hot Fun in the Summertime – Don’t Call Me Nigger, Whitey – I Want To Take You Higher (1969/8 : Hot Fun : Pop #2, Soul #3)
http://youtu.be/Q8f7MTvMET4
この「ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム」は、1968年8月17日ニューヨーク郊外ウッドストックで行われた「ウッドストック・ミュージック・アンド・アート・フェスティヴァル」で初めて披露された。その後、シングルとしてリリース。これはもともと次のアルバム『エヴリバディー・イズ・ア・スター』用にレコーディングされたが、そのアルバムは完成せず、結局、1970年リリースの『ザ・グレイテスト・ヒッツ』に収録されることになった。
この曲にインスパイアーされてフィル・コリンズはこんな曲を作った。
Phil Collins : Misunderstanding
http://youtu.be/e3zzsPwHMD0
そして、トトのこれも、同じく。
Toto : Hold The Line
http://youtu.be/ZcVEOc7ZYgk
そして、おまけにビーチ・ボーイズまでがカヴァー。
Hot Fun In The Summertime / Beach Boys
http://youtu.be/fAq0vvnjdJE
+++++
■CD『エッセンシャル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NVL96A/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■『ソウル・サーチン:ザ・セッション、Vol.11~ア・トリビュート・トゥ・スライ&ザ・ファミリー・ストーン』 予約について
日時 2012年3月29日(木) 開場午後6時、開演午後7時半、2セット入れ替えなし
場所 目黒・ブルース・アレイ
http://www.bluesalley.co.jp/
住所 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 電話番号03-5496-4381
ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
料金 テーブル席(指定)5500円、立ち見5000円。当日券は500円アップ。(各税込み)ドリンク・フード・オーダーなどは別途。この他にテーブル席のシートチャージとして525円がかかります。飲食代などは当日精算。
【予約に関するお問合せ】
BLUES ALLEY JAPAN
電話:03-5740-6041(月~土/12:00~20:00)20時以降は店舗直接 03-5496-4381
(この項、つづく)
EVENT>SOUL SEARCHIN>Sly& The Family Stone
ARTIST>Sly & The Family Stone