◆ほおずき市と四万六千日

【Chinese Lantern Plant Market and Fourty-Six Thousand Days】

四万六千日。

恒例白川会の分科会(スピンオフ)「浅草で鰻を食する会」第三回があり浅草にでかけた。そうしたら、ちょうどこの日(7月9日)と10日は浅草寺(せんそうじ)では、「四万六千日(ほおずき市)」が行なわれており、けっこうな人出だった。白川さん、佐藤善雄さん、デザイナーのマイク・スミス(関根)さんらと。「四万六千日」は「しまん・ろくせん・にち」と読む。

今回のうなぎは、やはり老舗の「小柳」。うなぎ・白焼きの前に食べた山形産の冷やしトマトが美味。うな重もおいしくいただいた。うなぎは比較的やわらかめ。白川さんが「四万六千日」の由来をおもしろおかしく懇切丁寧に説明してくれたのだが、もう忘れました。(笑) 

 
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うな重と冷やしトマト。トマトがとても美味しかったので、お店の人に頼んでお持ち帰り用に売ってもらった。特選お塩もつけてくれた

白川さん、さすがに地元だけあって、座敷の向こうの席にたまたまお知り合いが。そして「ほおずき市」帰りのほおずきを持ったお客さんも座敷にやってくる。そこでうなぎのあと、浅草寺におまいりにいくことに。

なんと、この日(7月9日と10日)に参拝すると4万6千日(約126年分)分参拝したご利益があることになるそうだ。ほおずきを鵜呑みにすると「大人は癪(しゃく)を切り、子どもは虫の気を去る」という薬草として評判だったそう。しかし、あんなに大きなのを鵜呑みできるのかなあ。通常は午後5時で閉堂だそうだが、「ほおずき市」の日は夜遅くまであいていた。

昨日僕も参拝したから、126年分参拝したことになったはず。途中道すがら、このあたりにはネコが多いことを発見。

四万六千日の(本当の)由来。(浅草寺のウェッブ)
http://www.senso-ji.jp/annual_event/shimanrokusennich.html

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参拝~これで4万6千日の参拝のご利益が! ほおずき市で夜遅くまで賑わう境内

関根さんが、日曜日に「ソウル・ブレンズ」にやってきたウッディーファンクのジャケットやフライヤーのデザインをしていることを知ってびっくり。善雄さんは翌日「ソウル・パワー」のリハだが、そのスタジオが自宅から車で10分もしない近いところらしい。9月のアースのライヴ、国際フォーラムの一番前でごらんになっていたそうだ。前過ぎて踊らずにはいられなかった、と。(笑)

うなぎの後はソウルバーとなるわけだが、近くのアイ・クラブ(AI Club)は、なんと月曜定休。近くでばったり見つけたカフェのようなところで、お茶して解散。白川さんも善雄さんも朝がめちゃはやい。

ほおずきは、調べてみたら、漢字表記もあり「酸漿」のほか「鬼灯」、中国では「金灯」「錦灯籠」とも書くそうだ。

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記録のために。うなぎ第1回は2011年9月30日「色川」、第2回は2011年11月22日「初小川」。次回通常白川会は第9回、9月上旬下北沢「しずおかや」の予定。

第7回白川会の様子
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11055677912.html
2011年10月23日(日)付けブログ

第8回ボビー・ウーマック来日にあわせて2012年2月21日しずおかやで開催。だが吉岡は軽い風邪のため大事をとって欠席。

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