◎ガッツ&ソウル・ネーション~元スクープ・コーヘイさん4年ぶりにカンバック

【Gats & Soul Nation: Kohey’s Just Come Back Since 4 Years】

復活。

ブルース・アレイのスケジュールを見ていておもしろそうだから行こうと思っていたら、ひさびさにガッツ直々にお誘いメール。時間ギリギリに行ったら、階段のところまで人があふれてる! 超満員、立ち見で200人超え。ガッツこと中澤信栄はこのところ一人だけのワンマン・ライヴもやっていたが、今回のは久々のバンドでのライヴ。グループ名「ソウル・ネーション」。すごい人気だ。

そして、ライヴはなかなかソウルフルで固いバンドになっていて驚いた。おなじみのオリジナルや、ソウルのカヴァー曲で、ガッツの声もいつも通りソウルフル。

特にオリトのカヴァー「デジャ・ヴー」など実にソウルフルな楽曲で、ガッツにあっている。そして、オリトも歌っていたアル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」などは、ガッツも何度も歌ってきているだけに、お手の物だ。いくつかの曲で松本圭司さんがオルガンをプレイしていて、これがまた実にソウルフルになっていた。

ドラムス。

ベースは清水興さんで、かなり大阪色強い。最初はわからなかったのだが、ドラムスに野上幸平さん。うん? そう、なんとあの元スクープ・オン・サムバディーのコーヘイさんだったのだ。驚いた。

ファースト終了後、楽屋に行くとコーヘイさんがいた。確か『ソウル・パワー』でインタヴューしたのが、2008年だから4年ぶり。あの年で辞めたそうで、「4年間、スティックさえ握ってなかったから、今回の(ガッツのライヴ)用に貸しスタジオに入って練習しました」とのこと。

ガッツによると、ガッツのワンマン・ライヴにコーヘイさんが遊びに来て、そのときにいろいろ話をしているうちに、ガッツが誘ったところ、ちょっとやってみようか、ということになったという。ただ別に大々的にカンバックということではなく、今はやるとしてもガッツだけということらしい。大阪でふだんは店をやっていて、この日は店を休みにして東京に来たそうだ。ガッツは以前スクープのバック・コーラスをやっていた関係で、コーヘイさんとは旧知の仲だ。

ライヴのステージでも「ガード下にいるところを、ガッツと(清水)興さんに拾ってもらってありがとうございます」などとコメントしていた。

ちなみに、ガッツは引き続き中澤信栄名義で活動するが、DCTレコードとの契約が切れ、ヴィヴィッド・サウンドに移籍。ほぼこのメンバーですでにレコーディングを開始。かなりリアル・ミュージシャンのソウルフルなアルバムを制作中とのことだ。

■メンバー

中澤信栄 「魂のワンマン“SOUL”ツアー」 ファイナルby The SOUL NATION

(Vo/G)中澤信栄 (G)松田肇 (B)清水興 (Ds)野上幸平 (Pf/Key)松本圭司
(Cho)高橋あずみ、柳義賢

■ セットリスト
Setlist : Soul Nation Featuring Nakazawa Nobuyoshi @ Blues Alley Meguro, July 28, 2012

Show started 19:43
01.マボロシ
02.アイシテイルよ
03.Déjà vu [Orito]
04.Let’s Stay Together [Al Green]
05.Ribbon In The Sky [Stevie Wonder]
06.夢物語
07.Looking For Chance (新曲)
show ended 20:39

2nd

01.I Want You – What’s Going On [Marvin Gaye]
02.I Don’t Know Much
03.People Get Ready [Curtis Mayfield]
04.地球に抱かれてる
05.君のいない世界
06.All For You
07.パノラマ
enc. 季節のなかで
enc. ありがとう

(2012年7月28日土曜、目黒ブルース・アレイ、ソウル・ネーション・フィーチャリング・中澤信栄)
ENT>MUSIC>LIVE>Soul Nation Featuring Nakazawa Nobuyoshi
2012-

○ジャクソンズ(ジャーメイン入り)、「ユニティー・ツアー」12月に来日決定

【Jacksons Unity Tour Will Be Coming To Japan December】

決定。

今年の6月から全米で行なわれていたジャクソンズの復活コンサート「ユニティー・ツアー」の来日公演が決まった。2012年12月6日(木)、7日(金)東京国際フォーラム、9日(日)大阪グランキューブ大阪の3本。招聘元キョードー東京から8月1日に発表され、同社サイトで先行予約の受付が始まった。

http://thejacksons-japantour.com/report.html

上記サイトには、湯川れい子さん、西寺郷太さんのライヴレポートも掲載されている。

ジャクソンズは、ジャーメイン・ジャクソンが入らない形で、昨年(2011年)12月、マイケル・トリビュートで38年ぶりに来日。ティト、マーロン、ジャッキーは1年ぶりの来日。ティトは8月1日からブルーノート公演があるので、昨年12月から数えると年に3回来日することになる。ジャーメイン入りのジャクソンズとしては、ジャクソン・ファイヴ時代の1973年以来39年ぶりの来日となる。(ジャーメインは単独来日あり)

今回のメンバーは、ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロンの4人プラス・ミュージシャン、ダンサーたち。末弟ランディーは参加しない。

ジャクソンズのツアーとしては、1984年7月から12月まで行われた「ヴィクトリー・ツアー」以来約28年ぶりのもの。

この「ユニティー・ツアー」は2012年6月20日、カナダのオンタリオから始まり7月29日のワシントン州まで計16本が北米で行なわれた。

行なわれた日程は次の通り。

2012/6/20WednesdayRama, ON, Canada Casino Rama
6/22FridayMerrillville, IN Star Plaza Theatre
6/23SaturdayDetroit, MI Fox Theatre
6/28ThursdayNew York, NY Apollo Theatre
6/29FridayAtlantic City, NJ Borgata Hotel Casino & Spa
6/30SaturdayEnglewood, NJ Bergen Performing Arts Center
7/1SundayBaltimore, MD Modell Performing Arts Center at the Lyric
7/8SundayAtlanta, GA Chastain Park Amphitheatre
7/17TuesdayAlbuquerque, NM Hard Rock Hotel & Casino
7/18WednesdayPhoenix, AZ Comerica Theatre
7/20FridayLas Vegas, NV The Club at Cannery Casino Hotel
7/21SaturdayValley Center, CA Harrah’s Rincon - Open Sky
7/22SundayLos Angeles, CA Greek Theatre
7/27FridaySaratoga, CA The Mountain Winery
7/28SaturdayLincoln City, OR Chinook Winds Casino Resort
7/29SundaySnoqualmie, WA

ジャクソンズ・ユニティー・ツアーの基本的なセットリストは次の通り。

Setlist

01. Can You Feel It
02. Blame It On The Boogie
03. I Wanna Be Where You Are
04. Rock With You
05. Show You The Way to Go
06. Lovely One
07. We’re Here To Entertain You (video interlude)
08. Good Times (+)
09. Looking Through The Windows
10. Time Waits For No One
11. Heaven Knows I Love You Girl
12. Push Me Away
13. Man Of War
14. Gone Too Soon(Jermain Solo)
15.Jackson Five Medley: I Want You Back – ABC - The Love You Save - Never Can Say Goodbye - All I Do Is Think Of You - I’ll Be There
16.Dynamite (Jermaine Jackson)
17.Let’s Get Serious (Jermaine Jackson)
18.Do What You Do (Jermaine Jackson)
19.Can’t Let Her Get Away (Michael Jackson)
20.This Place Hotel (Heartbreak Hotel)
21.Wanna Be Startin’ Somethin’ (Michael Jackson)
22.Don’t Stop ’Til You Get Enough (Michael Jackson)
23.Shake Your Body (Down To The Ground)

(+)当初は演奏されていたが、途中からはずれた可能性。

■ユニティー・ツアー発表についての記事

ジャクソンズ・ユニティー・ツアー発表
2012年04月06日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11214321438.html

■ ティト・ジャクソンは8月1日からブルーノート東京で公演

ジャクソン兄弟の次男ティト・ジャクソンがおよそ1年ぶりに東京ブルーノートのステージに立っている。8月1日から4日まで、1日2ステージ、7時と9時半。

詳細はこちら。
http://www.bluenote.co.jp/jp/index.html

■過去関連記事

ティト・ジャクソン・ライヴ&インタヴュー~『ディス・イズ・イット』は見ない
2011年07月17日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10954941744.html

2011年07月15日(金)
ティト・ジャクソン来日ライヴ・スタート~カマサミ・コング氏がインタヴュー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10953806871.html

2010年07月18日(日)
ティト・ジャクソン・ライヴ~父のレガシーを受け継いで
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10593211243.html
(前々回ライヴ評)

■ジャクソンズ・エッセンシャル

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003IGMJ3E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■デスティニー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003IGMJ0W/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ライヴ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003IGMJ1G/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ENT>LIVE
ANNOUNCEMENT>LIVE>Jacksons

◎黒沢薫~ラヴ・アンセム・フォープレイ・ライヴ

【Kurosawa Kaoru Live : Love Anthem Foreplay】

フォープレイ(前戯)。

2005年にソロ・アルバムを出したきり、自身のソロ・アルバムはないが、毎年コンスタントにソロ・ライヴを敢行しているゴスペラーズのリード・シンガー、黒沢薫の2012年ツアーが8月1日、東京六本木のビルボードライブから始まった。

この後、福岡、大阪、名古屋と計4箇所で行なわれる。セットリスト、ネタばれなどは、最終日公演名古屋が9日(木)に終わってからご紹介する。

ここでは軽く印象を。

前回ビルボードでやったのが2010年。黒沢さんによると、ビルボードということで何曲か洋楽カヴァーをやったが、今回は洋楽に頼らずビルボードの雰囲気を出す、というのがテーマだそう。

全体的なバンド・サウンドは、ソウルフルでセクシー。これは特にセットリスト中盤の4-6曲目あたりの作品群で顕著。黒の皮ジャンをはだけてみせ、がっと前面を広げる。すると、きっちり割れた6パックが。

なんと2月までのゴスペラーズ・ツアー後徹底的に身体を絞り、驚くなかれ9キロの減量に成功したという。専属のトレーナーについて6ヶ月弱でぐっと減らし、同時に食事もいろいろと考えたそうだ。

アメリカのR&Bシンガーで黒沢さんも大好きなジョーや、ケイシー&ジョジョのようなエロティック・ソウルをうまく日本語にしたオリジナル曲で、身体を張る。まさに今回のテーマの「フォープレイ」を表現している。この路線、もっともっと徹底してもおもしろいと思う。なかなかここまで歌と身体を張れるシンガーはいない。これが黒沢ソロのお約束になればいいのでは?

バンド演奏が一瞬止まるブレイクのところなど、アメリカだとやんやの喝采や、指笛などがヒューヒュー飛び交うだろうが、日本の場合まだちょっとおとなしい。もっとお客さんも騒いで、ちゃちゃをいれてもいいような気がする。このセクシー・ソウル路線は、黒沢さんに曲調があっている。それも「さわやかセクシー路線」だ。

途中でバックコーラス担当のファイヤー・リリーとデュエットする曲があったが、あのデュエットぶりを見ていると、黒沢薫は日本のピーボ・ブライソンになってもいいかな、とも思った。

今回初めて披露する曲、自身のライヴでは初めて歌う曲などがけっこうあり、これまでのライヴとずいぶんとセットリストは変わっている。

「昨年、311があって、歌うことの意味などに迷うこともありましたが、みなさんから歌うことの勇気をもらいました。ありがとうございます」とあいさつ。

そして、最後、「家に帰るまでがライヴ」と言って拍手喝さいを浴びた。

(この項、最終日以降へ続く)

~~~~~

■ これまでのソロ・ライヴ履歴。(関東地区のみ)

2005年10月24日 渋谷オーイースト
2006年3月23日 品川ステラボール (ベース故・青木智仁さん)
2007年9月6日 目黒ブルースアレイ(マーチンとエナメル・ブラザーズ。嵐の日)
2008年9月15日、16日 六本木スイートベイジル (カレー)
2009年9月21日 福岡ゲイト7
2010年4月9日 ビルボードライブ東京
2011年8月16日 横浜モーションブルー(ウクレレ)
2012年8月1日 ビルボードライブ東京、大阪ほか

■ 今後の公演 (基本的に売り切れてます。福岡だけ若干残っているそうです)

【福岡公演】
日  付 8月6日(月)
会  場 福岡・Gate’s7
時  間 1st 開場 17:30/開演 18:00
2nd 開場 20:00/開演 20:30
料  金 ¥5,000(税込/全自由席/整理番号入場/ドリンク代¥500別)
※小学生以下の方のご入場はご遠慮下さい。未成年者は保護者の同伴が必要です。
お問合せ TSUKUSU:092-771-9009(月~金/11:00~18:00)

【大阪公演】
日  付 8月8日(水)
会  場 ビルボードライブ大阪
時  間 1st 開場 17:30/開演 18:30
2nd 開場 20:30/開演 21:30
料  金 カジュアルエリア ¥5,300(税込)
サービスエリア(自由席) ¥6,800(税込)
小学生以下の方のご入場はご遠慮下さい。高校生以下は保護者の同伴が必要です。
発売方法 ビルボードライブ大阪 電話予約:06-6342-7722(11:00~)
ビルボードライブ インターネット予約 www.billboard-live.com
※WEBで購入後の予約キャンセルは不可。
お問合せ ビルボードライブ大阪:06-6342-7722(平日11:00~)

【名古屋公演】
日  付 8月9日(木)
会  場 名古屋ブルーノート
時  間 1st 開場 17:30/ 開演 18:30
2nd 開場 20:30/開演 21:15
料  金 ¥6,800(税込)
小学生以下の方のご入場はご遠慮下さい。高校生以下は保護者の同伴が必要です。
発売方法 名古屋ブルーノート 電話受付 052-961-6311(11:00〜20:00/土日祝日休業)
名古屋ブルーノート PC受付 http://www.nagoya-bluenote.com/
名古屋ブルーノート 携帯受付 http://www.nagoya-bluenote.com/i
※WEBで購入後の予約キャンセルは不可。
チケットぴあ0570-02-9999(Pコード:167-097)10:00〜
お問合せ 名古屋ブルーノート:052-961-6311(11:00〜20:00)

■黒沢薫公式ウェッブ

http://www.kaorukurosawa.com/

■唯一のソロ・アルバム、2005年10月発表

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BAV1KC/soulsearchiho-22/ref=nosim/


■過去 黒沢薫ソロ関連記事

黒沢薫~スパイシーK登場:ハワイの風をウクレレに乗せて
2011年08月18日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10988835044.html

2010年04月12日(月)
黒沢薫ソロ・ライヴ~スパイス・フォー・ラヴァーズ~全ての香辛料は愛に通ず
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10506335571.html

2008年09月16日(火)
黒沢薫ライヴ~ヴァーサタイルなソング・スタイリストを目指す
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10139851807.html

September 07, 2007
Kurosawa Kaoru: You Are In The Circle Of Destiny
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200709/2007_09_07.html

April 06, 2006
Kurosawa Kaoru Live "Love Unlimited"
http://blog.soulsearchin.com/archives/000934.html

March 24, 2006
Kurosawa Kaoru Solo Live; Knowing Main Ingredients Of Group
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_24.html

■メンバー

黒沢 薫 / Kaoru Kurosawa(Vocals)

松本 圭司 / Keiji Matsumoto(Piano, Keyboards, Musical Director)
太田 貴之 / Takayuki Ota(Guitar)
小松 秀行 / Hideyuki Komatsu(Bass)
田中 栄二 / Eiji Tanaka(Drums)
Fire Lily / Fire Lily(Chorus)
Daisuke / Daisuke(Chorus)

■ セットリスト
(2012年8月9日木曜、名古屋公演後にご紹介します)


(2012年8月1日火曜、六本木ビルボードライヴ東京、黒沢薫ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru
2012-
★ガッツ=中澤信栄、新たな出発~第二章へ

【Gatz=Nakazawa Nobuyoshi: Second Chapter】

第二章.

先日(2012年7月28日)超満員のブルース・アレイでライヴを行なったガッツ(Gats→Gatz)こと中澤信栄が、約3年在籍していたドリームズ・カム・トゥルーのDCTレコーズから卒業し、フリーでやっていくことになった。

本人も8月3日付けの自身のブログで詳しく説明している。

2012年08月03日(金)
DCT records 卒業!!
http://ameblo.jp/nakazawanobuyoshi/day-20120803.html

「グルーブグルーブ」さんのガッツ・ライヴ・レポート。(詳しいです)(2012年7月29日付け)
http://oguccho.at.webry.info/201207/article_3.html

今回のライヴ評でも少し触れたが、今回ライヴを行なった「ソウル・ネーション」のメンバーですでにレコーディングを終了。2012年11月7日、ヴィヴィッド・サウンド・レコードからアルバム『リアル・ネーション』(中澤信栄・名義)をリリースする。

今回のライヴ評。↓

ガッツ&ソウル・ネーション~元スクープ・コーヘイさん4年ぶりにカンバック
2012年08月01日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11316254383.html

これと同時にガッツがかつてガッツTKBショー名義でリリースしていた作品群からベストが編成され『GATS TKB SHOWゴールデンベスト~中澤信栄「GATS」時代のファンク道~』というタイトルでCDが発売される。

また、ザ・ソウル・ネーションの追加公演も決まった。

The SOUL NATION feat. 中澤信栄 追加公演、
一般発売8月4日。
◆公演詳細◆
2012年9月14日(金)心斎橋 Music Club JANUS
時間:開場18:00 開演19:00
料金:前売¥4,500 当日¥5,000(税込/ドリンク別)
チケット一般発売 8/4
出演:中澤信栄(Vo/G)、松田肇(Guitar)、清水興(Bass)、野上幸平(Drums)、松本圭司(Key)、 遠藤美菜子(B.Vo)、堀井研吾(B.Vo)
お問合せ:Music Club JANUS 06-6214-7255
場所:〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋2-4-30-5F
取り扱い:ぴあ/ローソン/e+/Music Club JANUS
e+受付URL:http://eplus.jp/tsnfn/ (PC&携帯)

ドリカムの中村さんのブログでも、ガッツについての記事が書かれている。

August 03, 2012
中澤信栄も、その先へ。
http://blog.dctgarden.com/2012/08/03/post_1089.html

■中澤信栄 DCTでの唯一のアルバム。他にシングル5枚もリリース

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005KLAB0I/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■ガッツ過去記事

ガッツとは2003年以来かあ。あっという間ですねえ。そういえば、火事っていう大事件がありました。

2009年09月14日(月)
中澤信栄(のぶよし)ライヴ@モーション・ブルー
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200909_ame/entry-10342143446.html

中澤信栄(のぶよし)=元Gatz=「夢物語」発売記念ライヴ
2009年05月22日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10265588486.html

ガッツ・ライヴ~雨にも負けず…
2008年10月24日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10155433996.html

May 15, 2008
Gatz Live At Blues Alley : He Isn’t “Rain Man” Anymore
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10096887577.html

April 01, 2008
Gatz Debut At Cotton Club
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10084553158.html

January 29, 2008
Gatz Live At Blues Alley: Tons Of Sparkling New Songs
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10068818841.html
(ここに2003年以来の膨大な量のガッツ過去記事一覧)

ENT>ARTIST>Gats / Nakazawa, Nobuyoshi
◎ディオンヌ・ワーウィック~余裕とクラスの贅沢な80分

【In A Class By Itself: 80 Minutes of Luxuary】

余裕。

ドラムス、ギター、ベース、キーボード、ピアノという5人編成のバックバンド・メンバーは全員蝶ネクタイに黒のタキシード。ちゃんとしたいでたちでまさにディナー・ショーの装いだ。テーブルの上にはシャンパーン。観客はさすがに50代より上でかなり年齢層が高い。まさに余裕の層だ。

ディオンヌがバート・バカラックのヒットを歌ってスターになったのが1960年代。そして、70年代、80年代もヒットを出し続けた。リアル・タイムで聞いてきた人は、それは40年以上ファンであるわけだから、年輪も深まり、中にはリタイアして悠々自適の方も多いだろう。

まさに品のあるヴェテラン・シンガーのショー。演じるほうも、これを見に来た観客のほうも、余裕の世界だ。

ディオンヌの声も実によく出ており、何よりステージ裁きが実に手馴れたもの。

次々と短くメドレーにして誰もが知っている曲を誰もが知っているように歌って見せる。これは、持ち歌がたくさんある人の真の特権だ。

そして、ディオンヌはまるで話すみたいに自由に歌う。かしこまって歌っている感じがない。これもまた長いキャリアから醸し出される余裕のひとつ。

そして、ブルーノートで饗されているディナーコースのコーヒーの香りが実にいい。

僕がかつてオーチャードで見たときは、ちょうど60分でショーを終えたが、この日は80分近くやってくれた。これは大満足。

■今日の「ソウル・ブレンズ」(インターFM76.1mhz、2時~4時)内「ソウル・サーチン」(午後3時半)でご紹介します。関東地区の方は、ラジコでも。
http://radiko.jp/player/player.html#INT

(8月5日午後6時追記)
上記「ソウルサーチン」ポッドキャスト、期間限定でアップしました。
http://soundcloud.com/soul_searchin_6/soul-searchin-radio-2012-08-05

■ディオンヌ・ワーウィック・ベスト (セプター時代のベスト。1960年代のヒット中心)(これは便利で超安い。5枚組で1622円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003097B9Q/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■こちらのベストは60年代から80年代までをバランスよく選曲して1枚に。ワーナー時代、アリスタ時代も収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000568KS/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


■ メンバー

Dionne Warwick(vo)
ディオンヌ・ワーウィック(ヴォーカル)
William Hunter(key)
ウィリアム・ハンター(キーボード)
Rob Shrock(p)
ロブ・シュロック(ピアノ)
Roger Wade Short(b)
ロジャー・ウェイド・ショート(ベース)
Jeffrey Lewis(ds)
ジェフリー・ルイス(ドラムス)
Renato Pereira(per)
レナート・ペレイラ(パーカッション)

■ セットリスト

show started 19:30
01.Close To You
02.Walk On By
03.Anyone Who Had A Heart
04.You’ll Never Get To Heaven (If You Want To Break My Heart)
05.I’ll Never Fall In Love Again
06.Message To Michael
07.This Girl’s In Love With You
08.I Say A Little Prayer
09.Alfie
10.Heartbreaker
11.Brazilian Medley:
12.Do You Know The Way To San Jose
13.Only Trust Your Heart
14.I’ll Never Ever Start Loving You
15.I’ll Never Love This Way Again
16.What The World Need Is Love
17.That’s What Friends Are For
Show ended 20:52

(2012年7月20日金曜、青山ブルーノート、ディオンヌ・ワーウィック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Warwick, Dionne
2012-
◎ティト・タイム! アゲイン&アゲイン

【Tito Time! Again】

アゲイン!

ちょうど1年前再来日したティトが再びブルーノートのステージに。ティトは2011年8月ブルーノートの後、12月にマイケル・トリビュートで再来日、それ以来なので、この1年間に3度来たことになる。そして今年12月、再びジャクソンズとして再来日する。

ティトのソロ・ショーは、基本はティトのブルーズ好き、ギター好きがよく出たショー。昨年とセットリストはほぼ同じで、前半がブルージーな曲中心。そして、後半がジャクソン・ファイヴ・メドレーなど。大方の人は後半をエンジョイするのだが、意外と「ドッグ」なんていうコミカルな曲も楽しい。女性コーラス3人ともやりとりしながら、ずいぶんとおもしろい見世物に仕上げている。

6曲目は、彼がジャマイカに行ったときにインスピレーションを得て書いた曲だそう。

そして怒涛のジャクソンズ・メドレー。なぜか、ティトは「1968年~」と叫んだが、ほんとは1969年のはず。(笑) 愛嬌、愛嬌。「アイ・ウォント・ユー・バック」から「ダンシング・マシーン」まで一気に。これは上がる。

女性コーラスは銀のキラキラの衣装。ティトが「レディーズ!」というと、彼女たちが一斉に「イエス・パパ・ティー」と答えるお約束がなかなか楽しい。

ライヴ後、ちらっとティトと話したが、「昨年アルバムが出来ていたがどうなった」と尋ねると、アルバムのレコーディングはすべて終了しているが、まだレコード会社が決まっていないそうだ。それでアメリカでも日本でもリリースされていない、とのこと。ちなみに、セットリスト2曲目の「ウィ・メイド・イット」がアルバムからの先行シングルになって配信だけされた。

■ジャクソンズ・ユニティー・ツアー、12月に来日

ジャクソンズ(ジャーメイン入り)、「ユニティー・ツアー」12月に来日決定
2012年08月02日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11317298545.html

■過去記事

ティト・タイム! 再び
2011年07月21日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10959694955.html

2011年07月15日(金)
ティト・ジャクソン来日ライヴ・スタート~カマサミ・コング氏がインタヴュー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10953806871.html

2011年07月17日(日)
ティト・ジャクソン・ライヴ&インタヴュー~『ディス・イズ・イット』は見ない
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10954941744.html

2010年07月18日(日)
ティト・ジャクソン・ライヴ~父のレガシーを受け継いで
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10593211243.html
(前々回ライヴ評)

■ジャクソンズ エッセンシャル

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003IGMJ3E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■メンバー

Tito Jackson(vo,g) ティト・ジャクソン(ヴォーカル、ギター)
Nicole Jackson(vo)ニコール・ジャクソン(ヴォーカル)
Nadine “Raffia” Ford(vo)ナディーン・ラフィーア・フォード(ヴォーカル)
Alex Nester(vo)アレックス・ネスター(ヴォーカル)
Michael Norfleet(key)マイケル・ノーフリート(キーボード)
Marcus Johnson(key)マーカス・ジョンソン(キーボード)
David Scott(g)デヴィッド・スコット(ギター)
Morris Rentie(b)モリス・レンティ(ベース)
Raymond Calhoun(ds)レイモンド・カルホーン(ドラムス)

■セットリスト:ティト・ジャクソン
Setlist: Tito Jackson @ Blue Note Tokyo, August 3, 2012

( ) denotes lead singers

Show started 21:31
01.Can You Feel It (Intro)
02.We Made It (New)
03.T Bone Shuffle
04.Steppin’ Out
05.Rockin’ Robin [Michael/Bobby Day]
06.Home Is Where The Heart Is (Reggae)
07.She’s Gotta Go (New)
08.Dawwg (Dog)
09.Jackson Five Medley: I Want You Back(Nicole) – ABC (Nadine Raffia) – The Love You Save (Alex + Nadine Raffia) – I’ll Be There (Nicole)
10.Heartbreak Hotel (Nadine Raffia)
11.Shake Your Body (Down To The Ground) (Nadine Raffia)
12.Dancing Machine (Alex)
Enc.  Caldonia
Show ended 22:45

(2012年8月3日金曜、ブルーノート東京、ティト・ジャクソン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jackson, Tito
2012-

◎パトリース・ラッシェン、自己名義初ライヴ

【Patrice Rushen Live】

自己初。

1970年代後期から1980年代以降、ずっとロスアンジェルスをベースに活躍するキーボード奏者、パトリース・ラッシェンの自己名義で初のライヴ。これまでにパトリースは何回か来日しており、前回はハーヴィー・メイソンのバンドで見かけた。

ハーヴィー・メイソン、パトリース・ラッシェンなど七変化のカメレオン・バンド
2010年07月16日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10591452490.html

今回、パトリースが連れてきたのは、まさに幼馴染だったり、昔からスタジオで一緒にやってきて超ヴェテランの超一流メンバーばかり。みなそれぞれが自分名義でアルバムを出すほどの実力者ばかりだ。ドラムス、ギター、ベース、サックスにパトリースのキーボード。彼女は音楽ディレクター兼MCも担当する。

メンバー全員がそれぞれソロ名義でライヴをすることも可能なほど皆売れっ子だが、それぞれに1曲ずつパートを与え、パトリースはプロデューサー的にこのライヴを仕切っていた。

まあ、全員まちがいないメンバーばかりなので、演奏はどれもきっちり、しっかり文句のつけようがない。ただしいていえば、もっとこのメンバーでやれば、もっと音がソリッドに固まるだろうと思った。

自己名義でブルーノートに来ていたサックスのエヴェレットの作品から3「マンディ・スピークス」、プリンス・バンドのベース、ジェフ・ベック・グループ、シーラEのCOEDなどにも参加したロンダ・スミスの4、ロスの売れっ子ギタリスト、ポール・ジャクソン・ジュニアの7、デイヴィッドTなどでも来ているドラマー、レオン・エンドゥグ・チャンスラーの8など。各ソロなどももりだくさん。

そして、パトリース本人も6や9の大ヒットでは、センターにでてきた歌も披露した。9の「フォーゲット・ミー・ノッツ(忘れな草)」は、最近では「メン・イン・ブラック」のテーマとして知られている。特にこれはトラックは打ち込みになっていたが、パトリースとエンドゥグのパーカッション・バトルなど見ていても楽しかった。ただ歌は別にプロではないので、ご愛嬌といったところ。

エンドゥグは終始全力全開でドラムスを叩くために、ものすごく音が大きい。当初は、ドラムスとその他の楽器、ヴォーカルとの音のバランスが必ずしもよくなかった。パトリースやロンダの歌がなかなか聞こえなかった。

パトリースとエンドゥグはハイスクールからの友人、ポール・ジャクソンとはお互い子供時代からご近所さんで知り合いだったという。

それぞれのソロをやる前に、パトリースが彼らの紹介をするのだが、エンドゥグの前に、「マイルス・デイヴィス、フランク・シナトラ、フレディー・ハバード、スタンリー・クラーク、ジョージ・デューク、ウェザー・リポート、そして、マイケル・ジャクソンなどとレコーディングしているエンドゥグ!」と紹介。マイケルの「ビリー・ジーン」のドラムスは彼と紹介。すると、エンドゥグが「ビリー・ジーン」のあのイントロを数小節叩いた。

そうだ。エンドゥグが「ビリー・ジーン」のドラムを叩いていたんだ。ジョン・ロビンソンかと思っていた。エンドゥグは終始笑顔でクビを振りながら、ハデにドラムスを叩く。かなり自己主張の強いドラムスだ。

エンドゥグにそのときのレコーディングの様子などをちらっと聞いた。「あのドラムは自分が好きなようにプレイしたのですか、それともクインシーに言われたように?」 「クインシーに言われたように叩いたよ」 「マイケルが作ったデモ・テープは聞いた?」 「もちろん、それにそって、プレイしたんだ」そしてあのイントロが生まれたわけだ。

ロンダのベースが特に印象的でよかった。またポール・ジャクソンの日本語が達者なのに驚いた。パトリースは実にファンキーなキーボードを聞かせてくれた。

ライヴ後はCD即売とサイン会。写真も撮っていた。全員、サーヴィス精神大旺盛! 

下記CDは、ライヴでやった曲の収録アルバムなど。

■「フォーゲット・ミー・ノッツ」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000003476/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■ベスト

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000AOT1/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ロンダ・スミス 「トゥ・ゲット・ウィズ・ユー」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JGCO0E/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■エヴェレット・ハープ 「マンデイ・スピークス」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EZ9160/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


■ポール・ジャクソン・ジュニア 「2フォー・テンサウザンド」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001I1LWQG/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■パトリース・ラッシェン『シグネチャー』、エンドゥグとパーカッション・バトルを繰り広げた「ワンネス」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RMJ59S/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ メンバー

Patrice Rushen (key,vo), Leon "Ndugu" Chancler (ds,per), Everette Harp (sax)
Paul Jackson Jr. (g), Rhonda Smith (b)

■セットリスト
Setlist : Patrice Rushen, August 5, 2012

Show started 20:02
01.Number One
02.The Hump
03.Monday Speaks
04.To Get With You
05.Days Gone By
06.Remind Me
07.2 for 10,000
08.Oneness
09.Forget Me Nots
Enc. Hang It Up
Show ended 21:18

(2012年8月5日日曜、丸の内コットンクラブ、パトリース・ラッシェン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rashen, Patrice

S オリンピック・メダル状況

【Olympic Medals So Far】

途中経過。

ロンドン・オリンピックも佳境。本ブログで予想した金メダルの結果がほぼでた。金13個を予想し、すべての結果がでた。結果2つということで大幅にはずれた。(笑) ただし、まだいくつか種目があるので、トータルの数はさらに増える可能性はある。なでしこには金をがんばってもらいたい。

金を予想した種目の確定したメダルは次の通り。
◎は金獲得、○=銀、●=銅 ×はメダルなし

○体操団体 結果・銀
◎個人総合・内村航平 結果・金
○床・内村 結果・銀
×柔道女子48キロ福見友子 メダルなし
×52キロで中村美里(みさと)メダルなし
◎57キロで松本薫(まつもと・かおり)結果・金
●63キロで上野順恵(うえの・よしえ) 結果・銅
×78キロで緒方亜香里 メダルなし
○78キロ以上で杉本美香 結果・銀
●男子柔道で66キロで海老沼匡(えびぬま・まさし) 結果・銅
●90キロで西山将士(にしやま・まさし) 結果・銅
×100キロで穴井隆将(あない・たかまさ)メダルなし
×トランポリン 伊藤 メダルなし

8月7日18時現在、メダル総数は金2-銀12-銅14で28個。この他にメダル確定が4つあり、総数30は超えている。

やはり大きな誤算は日本の柔道だ。NHKの刈屋解説委員(アテネ・オリンピックのときの体操実況「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」のアナ)が昨今の柔道は、審判(ジャッジ)にどうみられるかを重要視していて、一本の技を決めようとしない流れになっている、といったことを解説していた。それを聞いて、なるほど、と思った。

それから、今回はものすごくジャッジがいい加減だなあ、と感じた。体操団体もどたんばで4位から銅にあがったり、フェンシングの韓国戦も韓国選手側が判定を不服としている。柔道でも一本とみられるものが何も判定されなかったり。オリンピックなんだから、ちゃんとしてほしいところ。

さて残り5日、どうなるか。

ESSAY>Olympic>London 2012
SPORTS>Olumpic>London 2012
○■今日深夜1時から『ビッグ・スペシャル~真夏のディスコ・パーティー』

【Big Special : Disco Disco Disco】

ディスコ。

今日深夜(明けて明日8月9日)午前1時から毎度おなじみ東京FM系列全国ネットで放送される『ビッグ・スペシャル』で「ディスコ」特集をオンエアします。DJ吉岡正晴で生放送。

番組宛のメールはこちら。

直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94

関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
関東用のラジコ↓
http://radiko.jp/player/player.html#FMT

http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm

当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。

ハッシュ・タグはビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm

RADIO>Big Special>Disco

■◇今日「ビッグ・スペシャル」(東京FM系列・全国ネット)でディスコ大特集

【Big Special : Disco Disco Disco】

ディスコ。

今日、2012年8月9日(木)午前1時から毎度おなじみになっている東京FM系列全国ネットで放送される『ビッグ・スペシャル』で「ディスコ」特集を行なう。DJ吉岡正晴で生放送。

今回はディスコの歴史という感じで、ディスコ元年といわれる1974年からディスコが大全盛を迎え、ピークを過ぎる1980年代中盤までのヒット曲を中心にご紹介する。最初の部分では1974年以前のディスコティックについて、ニューヨーク、日本の状況などの話をする予定。

また、この日番組では先日発売され、吉岡もいくつかのコラムで執筆したディスコについての書籍『THE DIG Presents DISCO』をリスナーに抽選でプレゼントする。

一体ディスコの歴史はどのようなものか。ディスコ・ミュージックとは。ふだん中々まとまって紹介されないディスコの歴史にスポットをあてる。

~~~

番組宛のメールはこちら。

直接メールを送るフォームはこちら
http://www6.jfn.co.jp/mailforms/index/94

『ビッグ・スペシャル~真夏のディスコ特集』(東京FM・JFN系列全国ネット)。

2012年8月8日(水)深夜25時~28時。(8月9日木曜・午前1時~4時生放送)『ビッグ・スペシャル~真夏のディスコ特集』(東京FM・JFN系列全国ネット)。

関東地区は、関東のラジコで。その他の地区は各地区のラジコでも聞けます。
関東用のラジコ↓
http://radiko.jp/player/player.html#FMT

この『ビッグ・スペシャル』は、毎週月曜深夜25時(火曜午前1時)から木曜深夜(金曜午前)まで生放送しているもので、約30以上の局でネットされる。(番組ホームページでは35局のネット局名が出ている)
http://www.fmsounds.co.jp/production/program_detail.php?b=1&p=62&PHPSESSID=vvnqkbcm

当日は生放送ですので、リスナーからのメール、ツイッターでのメッセージなども受け付けます。

ハッシュ・タグは、次のようなものがあります。

ビッグ・スペシャル #bigsp 東京FM #tfm

当日番組からプレゼントするディスコ本。

THE DIG Presents DISCO (シンコー・ミュージックMOOK)


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401637186/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■ディスコのオムニバス 『ディスコ・ナイツ』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000065VNY/soulsearchiho-22/ref=nosim/

『レッツ・グルーヴ』(2枚組み)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0052PN7QM/soulsearchiho-22/ref=nosim/

RADIO>Big Special>Disco
BOOK>Disco

■『ビッグ・スペシャル~真夏のディスコ・パーティー』

【Big Special : Disco Party In The Summer】

ディスコ。

2012年8月9日午前1時から4時まで東京FM系列で放送された『ビッグ・スペシャル』で真夏のディスコ・パーティーの回を担当した。たくさんのメール、ツイッターでのメッセージありがとうございました。全部読みきれず、すいませんでした。

ディスコが注目を集めた1973年から、1985年くらいまでの時期にスポットをあてて、その時期のディスコ・ヒット、ディスコでかかっていたヒット31曲をプレイ。ディスコ・ヒットというくくりで言えば楽に1000曲くらい選曲できるので、逆に選ぶのに苦労した。

今回は、タイミングよくリリースされた『ディスコ』本に書いたディスコの歴史の原稿を元に、いくつかのキーワード/テーマにそって選曲してみた。

第一部が1973年以前、それから1973年から1978年『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』(全米では1977年12月公開)まで、そして、それ以降。この間にさまざまなタイプのディスコ・ミュージック、ダンス・ミュージックが生まれた。そのジャンルを簡単に分け、その誕生背景などを探ってみた。

ざっと振り返ると、1973年以前は、ニューヨークのディスコでは、ソウル、ファンク、そして、ロックでもビートの強いもの、そしてラテン系の作品がかかっていた。1974年、ディスコからブレイクしたヒットが生まれるようになると、ディスコを狙った作品がでるようになる。

そんな中登場したのが、ミュンヘンからのディスコ・ヒット。これを機にミュンヘン、パリ、ロンドン、イタリアなどヨーロッパからのディスコ・レコードが多数誕生する。

同時に、ソウル系アーティストもディスコを狙い、さらにはロック・アーティストもディスコ・ヒットを狙うようになる。

そうした流れは1977年12月全米公開の映画『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』で大ブレイク。以後しばらくディスコが世界的なブームとなった。これが1980年代に入ると一段落し、一方でディスコは細分化。様々なタイプのダンス・ミュージックが生まれる。テクノ、エレクトロ、ファンク、ヒップホップ、ユーロビート、ハイ・エナジーなどだ。

日本では1980年代中期以降、大箱のディスコから徐々にクラブという小さな箱に流れがかわっていく。

今回の特集はこのあたりまで。

~~

番組では、ちょうどリリースされたばかりのディスコ本を抽選で2名の方にプレゼントしました。

シンコー・ミュージックから7月28日発売されたTHE DIG Presents ディスコ (シンコー・ミュージックMOOK) 。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401637186/soulsearchiho-22/ref=nosim/"


~~~

番組でかかった曲は次のとおり。

Big Special – Disco
2012/08/08 Wednesday (08/09-1:00 am to 4:00am) T-FM + JFN Network
( ) indicates keyword.

01:00—

M1Le Freak / Chic (1978)

1)Early 70s Japanese Disco

M2 Get Ready / Rare Earth (1970)
M3Stop In The Name Of Love / Supremes (1965)
M4Reach Out I’ll Be There / Four Tops (1966)
M5(Get Up I Feel Like Being A) Sex Machine / James Brown (1970)

==CM=
01:30—

2)Disco Phenomenon breaks in New York in 1973

M6 Soul Makossa / Manu Dibango (1973)
M7Rock The Boat / Hues Corporation (1974)

3)Early New York Disco, First Disco Mix (Tom Moulton)

M8Do It/ BT Express (1974)
M9Kung Fu Fighting / Carl Douglas (1974)

=CM=

M10TSOP/ MFSB (1974)

2:00—

M11 Get Up And Boogie / Silver Convention (1976)

==CM==

4)Munich Sound, European Sound

M12Sunny/ Boney M (1976)
M13Romeo & Juliet / Alec Costandinos (1977)

5)Japanese Disco Hit

M14Soul Dracula / Hot Blood (1975)
M15Sexy Bus Stop / Oriental Express (1976)

==CM==
2:30—

6)12 Inch Disco Single

M1610%/ Double Exposure (1976)

7)Disco Queen

M17Never Can Say Goodbye / Gloria Gaynor (1974)
M18Doctors Order/ Carol Douglas (1974)

==CM==

M19Hot Stuff/ Donna Summer (1979)
M20Friday Night / Arabesque (1978)

3:00—

8)Gay Culture

M21YMCA/ Village People (1978)

==CM==

M22Pull Up To The Bumper / Grace Jones (1981)

9)New Dance & Disco

M23Hustle/ Van McCoy (1975)
M24Bump/ Commodores (1974)

10)Saturday Night Fever

M25You Should Be Dancing / Bee Gees (1976/1977)
M26That’s The Way I Like It / KC & The Sunshine Band (1976/1977)

==CM==
3:30—

11)Hi Energy / Stock Aitken Waterman

M27Can’t Take My Eyes Off Of You / Boys Town Gang (1982)
M28High Energy/ Everyn Thomas (1984)
M29Venus/ Bananarama (1986)
M30Never Gonna Give You Up / Rick Astley (1987)

==CM==

M31 Ai No Corrida/ Quincy Jones (1981)

RADIO>Big Special>Disco Party

◎黒沢薫ソロ・ライヴ終了~セットリスト発表~「アーバン・クロサワ」面目躍如

【Kurosawa Kaoru~ Urban Kurosawa】

フォールプレイ。

フォールプレイ(前戯)と題したソロ・ライヴ。ゴスペラーズの黒沢薫のソロ・ツアーが2012年8月9日終了した。今回のセットリストをご紹介する。

簡単にセットリストの曲解説。

今回の宇宙初披露は下記セットリストの1「Night Flight(ナイト・フライト)」、9「夏のベイビー」、11「そばにいて」の3曲。もちろんその他の曲もアレンジをやり直しているものもあり、よりシェイプアップしたサウンドに。

「ナイト・フライト」は、なかなかファンキーな曲で、マイケル・ジャクソンあたりがやりそうな雰囲気のアップテンポの曲。黒沢さんによると、かなり詞が覚えにくかった、とのこと。まさに黒沢さんの目指す日本人がやるコンテンポラリーでアーバンなソウル・ショーの幕開けには打ってつけだ。

9曲目「夏のベイビー」は今回新発表となったサザン・オールスターズのメンバー、関口さんのウクレレのアルバムにゲストで出た楽曲。11曲目「そばにいて」は完全な書き下ろしの新曲。

2曲目「流星」は、黒沢さんがジャズトロニックにゲストで出た曲。3曲目は若いシンガーで黒沢ソロ・ライヴでバック・コーラスをつけていたこともある冨永ユウスケに提供し、自身バック・コーラスも担当している曲。

「片思い」は、今回もバック・コーラスを担当しているマルことファイヤー・リリーのデビュー・アルバムに提供し、デュエットもした作品。これをファイヤー・リリーと堂々デュエット。6曲目と8曲目が黒沢薫2005年のソロ・アルバムから。

ズーコが作詞を担当した新曲「メイビー・ベイビー」。2010年公演で披露しているが、今回はよりコンテンポラリーにリアレンジ。これもなかなかファンキーな曲だ。そして、10曲目は鈴木雅之マーチンさんとのユニット、エナメル・ブラザーズのシングル。これをダイスケと歌ったが、最初の部分は一人二役。マーチンの声、歌い方を真似るところがさすが。

アンコール、「ドーナッツ・ソング」は、ウクレレで一番最初にやりだした曲のひとつ、山下達郎さんのカヴァー。この日はバンドで。そして、最後にお約束の「遠い約束」。

後押し。

洋楽カヴァーなしにビルボードっぽい雰囲気を演出したいということがコンセプト。そして、MCの中で「来年の夏に何かが起こる」という予言も。普通に考えると、2005年10月以来のソロ・アルバムが2013年夏にでるのかなあ、などと想像をめぐらせる。それで8年ぶりのアルバムとなるが、この間隔はスティーヴィー・ワンダー並みだ。(笑) 

今回ゴス・ツアー後9キロ減量して臨んだソロ・ツアーだったが、減量することによって声の出方がよくなるという。そのために、パーソナル・トレイナーがツアーにも帯同し、体のメンテナンスをみていた。

黒沢さんは、「シェイプアップしなおして臨むことができたので声も最後までちゃんと鳴らせました」と。そして、ツアー最後のMCでは、「去年は歌に対して気負い過ぎていたけれど、今年に入って少し楽になった。歌に出来る事は思い出に寄り添う事、彩る事。人の様々な気持ちをほんの少し後押しすること。そのくらいだ。そんなものでいいじゃないか。そんな歌を僕はこれからも歌って行こう」といった感じでショーを締めたという。

そして、彼がずっと目標にしていた日本人による日本人のためのソウル・ショーが出来たと自負しています、とも付け加えた。まさに「アーバン・クロサワ」の雰囲気全開なショーだった。

リハーサル。

今回は黒沢さんからリハからいかがですかとお誘いをいただき、前週に行なわれたリハーサルの模様も見た。キーボードの松本さんが音楽ディレクターで、いろいろな音源を作ったり、打ち込みをして下準備をしていた。リハーサルの雰囲気はとてもなごやかで、いい感じ。しかも、みなそれぞれが宿題をきっちりやってきているようで、リハーサル自体が本番への最終確認という感じだ。

「いやあ、小松さん、ベースいいっす。とても歌いやすいです」と黒沢さん。ミュージシャンたちは、ファーストとセカンド・セットの間もゆったり、ときに音楽談義も。そしてこの日はいつもよくしゃべるファイヤー・リリーが若干体調がよくなく静かだったとか。

■黒沢薫公式ウェッブ

http://www.kaorukurosawa.com/

■唯一のソロ・アルバム、2005年10月発表

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BAV1KC/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■過去 黒沢薫ソロ関連記事

黒沢薫~ラヴ・アンセム・フォープレイ・ライヴ
2012年08月03日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11318316912.html
(今ツアーの速報)

黒沢薫~スパイシーK登場:ハワイの風をウクレレに乗せて
2011年08月18日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10988835044.html

2010年04月12日(月)
黒沢薫ソロ・ライヴ~スパイス・フォー・ラヴァーズ~全ての香辛料は愛に通ず
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10506335571.html

2008年09月16日(火)
黒沢薫ライヴ~ヴァーサタイルなソング・スタイリストを目指す
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10139851807.html

September 07, 2007
Kurosawa Kaoru: You Are In The Circle Of Destiny
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200709/2007_09_07.html

April 06, 2006
Kurosawa Kaoru Live "Love Unlimited"
http://blog.soulsearchin.com/archives/000934.html

March 24, 2006
Kurosawa Kaoru Solo Live; Knowing Main Ingredients Of Group
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_24.html

■メンバー

黒沢 薫 / Kaoru Kurosawa(Vocals)

松本 圭司 / Keiji Matsumoto(Piano, Keyboards, Musical Director)
太田 貴之 / Takayuki Ota(Guitar)
小松 秀行 / Hideyuki Komatsu(Bass)
田中 栄二 / Eiji Tanaka(Drums)
Fire Lily / Fire Lily(Chorus)
Daisuke / Daisuke(Chorus)

■ セットリスト

show started 19:00
01.Night Flight (新曲。未録音)
02.流星 (ジャズトロニックにゲスト)
03.All I Need (冨永ユウスケに提供曲)
04.片思い(Duet With Fire Lily、ファイアー・リリーのアルバムに提供)
05.Interlude
06.電話の向こう (ファースト・アルバム『ラヴ・アンセム』収録)
07.Maybe, Baby (ズーコ歌詞、2010年ライヴで初披露。未録音)
08.Late Blooming (ファースト・アルバム『ラヴ・アンセム』収録)
09.夏のベイビー (関口和之アルバムへのゲスト参加曲)
10.She’s My Girl (エナメル・ブラザーズ)
11.そばにいて(新曲。未録音)
Enc. ドーナツソング(ウィズ・ウクレレ)(山下達郎のカヴァー)
Enc.  遠い約束 (ファースト・アルバム『ラヴ・アンセム』収録)
Show ended 20:17

(2012年8月1日火曜、六本木ビルボードライヴ東京、黒沢薫ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kurosawa, Kaoru
2012-
○「ハーレム・ナイツ10」今週開催~今日「ソウル・サーチン」でも紹介

【Harlem Nights #10 – Coming Up This Week】

ハーレム。

アメリカ・ニューヨークのハーレムから大挙してブラック・ミュージシャンとシンガー、パフォーマーが来日してステージを繰り広げるイヴェント「ハーレム・ナイツ」が今年で通算10回目を向かえ、今週水曜(8月15日)から19日(日)まで横浜のブリッツで行なわれる。

今日の『ソウル・ブレンズ』(インターFM76.1mhz 午後2時~4時)内「ソウル・サーチン」(午後3時半~)で、過去の「ハーレム・ナイツ」からの音源を入手、オンエアーする。

「ハーレム・ナイツ」は横浜のランドマーク内にあるランドマーク・ホールで1994年に第1回が行われ、2003年に第2回、以後毎年2010年まで計9回行われた。2011年は大震災のため休止。今回(2012年)は、およそ2年ぶりの開催となる。会場がランドマークから近くの横浜ブリッツへ。

今回は前回来日しなかったタップ・ダンスの人気アーティストで「ハーレム・ナイツ」のスター、オマー・エドワーズも参加する。キンバリー・ニコールは2009年以来、サックスのエズラ・ブラウンは前回(2010年)参加で、それ以来。ケントン・ロジャーズは2008年以来の来日。

「ソウル・サーチン」は関東地区の方は、次のラジコを通じてパソコンで聴ける。
関東地区のラジコ
http://radiko.jp/player/player.html#INT

~~~

「ハーレム・ナイツ第10回」開催概要

<出演者>

サーシャ・アレン(Sasha Allen/ハーレムの歌姫)
ケントン・ロジャーズ(Kenton Rogers /現役牧師、本格派シンガー)
キンバリー・ニコール(Kimberly Nichole /ハーレムのファッション・リーダー・シンガー)
オマー・エドワーズ(Omar Edwards /ハーレム・ナイツの顔、タップ・アーティスト)

Rob Lewis (ロブ・ルイス/キーボード、音楽監督)
Carlin White(ドラムス)
Rob Cureton(ベース)
Ezra Brown(サックス)

「ハーレム・ナイツ10」に関するお問い合わせは、(株)PMC まで
電話 03-3237-6890
Eメール pmcstaff@pmc-r.co.jp

Harlem Nights 10
2012年8月15日(水)~19日(日)
会場:横浜ブリッツ(「横浜駅」から徒歩7分、「新高島駅」すぐ)
○8月15日(水)19時~
○8月16日(木)19時~
○8月17日(金)19時~
○8月18日(土)①14時~ ②19時~
○ 8月19日(日)14時~
前売り券:5,500円
当日券:6,500円/全席自由席
(別途ワンドリンク500円必要)

★チケット購入はこちらから
http://www.harlem-nights.jp/ticket.html

★Facebookのハーレム・ナイツ・ファンページはこちら
http://www.facebook.com/pages/Harlem-Nights-jp/260815087349909

★Twitterのハーレム・ナイツ公式アカウントはこちら
https://twitter.com/#!/HarlemNightsJP

★ハーレム・ナイツ2012 公式ホームページはこちら
http://www.harlem-nights.jp/


■過去の「ハーレム・ナイツ」関連記事

「ハーレム・ナイツ」今年は開催~10回目に
2012年06月27日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11287585775.html

ハーレム・ナイツ第9回(パート1)~マイク・デイヴィスがトリ~モノマネ、ヴォイパありの多彩な2時間
2010年07月31日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10605177343.html

ハーレム・ナイツ第9回(パート2) ~ 出演者はすぐにサイン会
2010年08月01日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10605786422.html

2009年07月30日(木)
ハーレム・ナイツ8 (パート1)~オマー・エドワーズ、マイケルに捧げる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090730.html
2009年、前回のハーレム・ナイツの模様

2009年07月31日(金)
オマー、マイケル・ジャクソン、マーヴィン・ゲイを語る~ ハーレム・ナイツ(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090731.html
「ハーレム・ナイツ」第8回2009年のライヴ評

July 24, 2008
Harlem Nights Vol.7 Has Just Started
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080724.html
第7回2008年ライヴ評。

July 26, 2007
"Harlem Nights Vol.6" At Landmark Tower: "I Don’t Repeat" Says Omar
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070726.html
第6回2007年ライヴ評

July 28, 2006
Harlem Nights Vol.5: Alyson Williams Sings Wide Variety Of Music, Omar Edwards Taps With New Idea
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_28.html
第5回2006年ライヴ評

July 29, 2006
Alyson Talks, Omar Talks: Harlem Nights
http://blog.soulsearchin.com/archives/001164.html

July 29, 2005
Harlem Nights: Omar Edwards, Barefoot Tap Dancer
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200507/2005_07_29.html
第4回2005年ライヴ評

2004/07/31 (Sat)
Harlem Nights III: Bring Your Cake For Lonnie’s Birthday
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200407/diary20040731.html
第3回2004年ライヴ評

ANNOUNCEMENT>Harlem Nights>10

●シカゴ・ソウルの大物プロデューサー、カール・デイヴィス死去

【Chicago Soul Producer, Carl Davis Dies At 77】

訃報。

いわゆる「シカゴ・ソウル」サウンドを作り上げた大物プロデューサー、カール・デイヴィスが2012年8月9日、サウス・キャロライナ州の自宅で死去した。77歳。肺線維症を患っていた。デイヴィスは夫妻で2009年、地元シカゴからサウス・キャロライナに引っ越していた。

http://www.suntimes.com/entertainment/14373356-418/producer-carl-davis-architect-of-the-chicago-sound-dies-at-77.html

評伝。

カール・デイヴィスと言えば、「シカゴ・ソウル」の大物プロデューサー。シャイ・ライツ、ジーン・チャンドラー、カーティス・メイフィールド、ウォルター・ジャクソン、タイロン・デイヴィス、そして、ジャッキー・ウィルソンなどをてがけた人物だ。都会的に洗練されたソウル・ミュージックを作り上げた第一人者だ。

カール・デイヴィスは1934年9月19日シカゴ生まれ。ハイスクール卒業後、1951年から1954年までエアフォース(空軍)に入隊、その後1955年から地元のラジオ局WGESでDJのアシスタントを開始。そしてレコード会社で仕事をするようになる。地元のインディ・レーベル、ナット(Nat)でデイヴィスがプロデュースしたデューケイズの「ナイト・オウル」という曲がローカル・ヒットに。続いてプロデュースしたのが、デューケイズのリード・シンガー、ジーン・チャンドラーの「デューク・オブ・アール」でこれがシカゴのヴィージェイ・レコードから1962年初頭にリリースされ全米で大ヒット。ジーン・チャンドラーも、カール・デイヴィスも注目されることになった。

デイヴィスはその後、地元オーケイ・レコードでA&Rの仕事をスタート。ここで、メジャー・ランス(1963年、「モンキー・タイム」の大ヒットほか)、ビリー・バトラー、ウォルター・ジャクソンなどの作品をプロデュース。この頃カーティス・メイフィールドの作品をこうしたシンガーに歌わせていた。他にも、引き続きジーン・チャンドラー、ジ・アーティスティックス、モータウン後のメアリー・ウェルズなどをてがけ、1960年代後期からはやはり地元のブランズウィック・レコードで多くの仕事をするようになる。

ブランズウィックではジャッキー・ウィルソンのカンバックや、バーバラ・アクリン、シャイ・ライツ、タイロン・デイヴィス(「ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム」など)、ディスコ系ではハミルトン・ボハナンなどを世に送り出し、ヒットを生み出した。

ブランズウィック傘下のデイカー・レコードでもプロデュース仕事を多数おこない、こののち、1976年、自身でシャイ・サウンド・レコードを設立。引き続きウォルター・ジャクソン、ジーン・チャンドラー、無名時代のベイビーフェイスが参加していたマンチャイルドなどのレコードを出した。

シャイ・サウンドは、以後もクローズしたり、ときどきレコードをだしたりしていた。

~~

カール・デイヴィスと言えばシカゴ・サウンド。シカゴ・サウンドといえば、シャイ・ライツか

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00092QVH0/soulsearchiho-22/ref=nosim/

タイロン・デイヴィスも忘れられない

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R14C/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

OBITUARY>Davis, Carl (Septmeber 19, 1934 – August 9, 2012, 77 year old)

S ロンドン・オリンピック終了~閉会式セットリスト

【Farewell London Olympic】

終了。

2012年8月12日(日本時間13日未明)、ロンドン・オリンピックが無事終了した。閉会式のセットリストは下記に。

日本のメダルは金7、銀14、銅17の計38。このソウル・サーチン・ブログの予想では、13-9-8の計30だったので、金の数だけ半分程度だったが、総数では予想を大幅に上回る嬉しい誤算となった。この38という数字はそれまでの最多アテネの37を超え、新記録となった。メダル獲得された選手の方、本当におめでとうございます。

オリンピック・メダル状況
2012年08月08日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11321279211.html

ロンドン五輪開会式の解説
2012年07月31日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11315919141.html

ロンドン・オリンピック(2012)メダル予想
2012年07月24日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11309767541.html

オリンピック期間中は、もともと夜更かしの僕もさらに夜更かしになってしまった。サッカーをはじめいくつか朝方まで見てしまったものもある。男子サッカー決勝は2点目を取られたところで根落ち。

閉会式も途中まで見ていたが、録画して寝てしまった。そうしたら、なんとNHKの竹林宏・鈴木菜穂子アナに非難が殺到したそう。

モンティー・パイソンあたりのことを知らなかったり、ライヴ中にひたすら関係のない話をしていたことで非難が集中、ツイッターでは「#アナウンサー黙れ」のハッシュタグまで登場した。あれは2音声(副音声)にして、何も解説のない会場の音、歌・演奏だけを聴かせるように選択肢を設けるべきだろう。ただ元々の音も悪かった。

確かにあの一大イギリス文化集大成的エンタテインメントをすべて熟知している評論家などはなかなかいないと思うが、音楽、パフォーマンス、映画など、それぞれの分野で詳しい人はそれなりにいるはず。そういう解説は副音声で欲しい。(あれ、副音声がふたついる?(笑))

たとえば、エンタテインメント集団『ストンプ』のメンバーが出てきたときは、「ああ、あれはロンドンから出てきたんだ」と思い出した。あれを日本でも見てれば何か言えるだろうが、その存在しなければ、解説も感想も言えないだろう。

■思い出した『ストンプ』

『ストンプ』~舞台全体がグルーヴになる
2010年06月05日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10553780806.html

放送ではロンドンではこうした姿が休日の朝によく見られる、みたいなことを言ったようだが、そんなことはないような気がするが。(笑) でも、放送で言うにはなんらかのネタというか、情報源があるのだろう。ちょっと調べてみたい。しかし、閉会式のオオトリがフーというところに、ちょっとした驚きがあった。開会式をポール・マッカートニーだったので、それとのバランスか。

このような大イヴェントでは、直前まで秘密主義になるので、どこまで事前に資料がもらえるのかわからないのでなんともいえないが、それでも登場アーティスト名くらいは事前にわかっていたようなので、それを調べる時間はないのかな。

タグで言えば、女子サッカーの中継解説の川上直子が大バッシングを受けていた。確かに準決勝での解説の声は聴きづらく、放送向きではなかった。そうしたら、なんと彼女のブログ・コメント欄が炎上、500件のコメント数限界までコメントが寄せられてしまった。ツイッターでは「#川上うるさい」というタグまで登場。

ちょうどあの翌日僕は『ビッグ・スペシャル』の生放送だったが、担当のラジオ界の重鎮で「声」や「アナウンス」にうるさいUさんも、「川上の声はダメだ」と一刀両断。「音を消して聴いた」とおっしゃっていた。

そうしたら、決勝では意外と落ち着いたトーンになっていた。きっと、ディレクターなどが充分注意したのだろう。声そのものは生まれつきのものだが、しゃべり方でずいぶんと印象が変わるものだなあ、と思った。どこかで「(決勝で)一番修正したのは、川上だ」と見て思わず苦笑した。

一番印象に残ったコメントは、水泳チームの「(北島)康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」。あれは涙がでそうになった。

ま、オリンピックも終わって、これで寝不足も解消となりたい…。

■S ロンドン・オリンピック終了~閉会式セットリスト

【Farewell London Olympic】

終了。

2012年8月12日(日本時間13日未明)、ロンドン・オリンピックが無事終了した。閉会式のセットリストは下記に。

日本のメダルは金7、銀14、銅17の計38。このソウル・サーチン・ブログの予想では、13-9-8の計30だったので、金の数だけ半分程度だったが、総数では予想を大幅に上回る嬉しい誤算となった。この38という数字はそれまでの最多アテネの37を超え、新記録となった。メダル獲得された選手の方、本当におめでとうございます。

オリンピック・メダル状況
2012年08月08日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11321279211.html

ロンドン五輪開会式の解説
2012年07月31日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11315919141.html

ロンドン・オリンピック(2012)メダル予想
2012年07月24日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11309767541.html

オリンピック期間中は、もともと夜更かしの僕もさらに夜更かしになってしまった。サッカーをはじめいくつか朝方まで見てしまったものもある。男子サッカー決勝は2点目を取られたところで根落ち。

閉会式も途中まで見ていたが、録画して寝てしまった。そうしたら、なんとNHKの竹林宏・鈴木菜穂子アナに非難が殺到したそう。

モンティー・パイソンあたりのことを知らなかったり、ライヴ中にひたすら関係のない話をしていたことで非難が集中、ツイッターでは「#アナウンサー黙れ」のハッシュタグまで登場した。あれは2音声(副音声)にして、何も解説のない会場の音、歌・演奏だけを聴かせるように選択肢を設けるべきだろう。ただ元々の音も悪かった。

確かにあの一大イギリス文化集大成的エンタテインメントをすべて熟知している評論家などはなかなかいないと思うが、音楽、パフォーマンス、映画など、それぞれの分野で詳しい人はそれなりにいるはず。そういう解説は副音声で欲しい。(あれ、副音声がふたついる?(笑))

たとえば、エンタテインメント集団『ストンプ』のメンバーが出てきたときは、「ああ、あれはロンドンから出てきたんだ」と思い出した。あれを日本でも見てれば何か言えるだろうが、その存在しなければ、解説も感想も言えないだろう。

■思い出した『ストンプ』

『ストンプ』~舞台全体がグルーヴになる
2010年06月05日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10553780806.html

放送ではロンドンではこうした姿が休日の朝によく見られる、みたいなことを言ったようだが、そんなことはないような気がするが。(笑) でも、放送で言うにはなんらかのネタというか、情報源があるのだろう。ちょっと調べてみたい。しかし、閉会式のオオトリがフーというところに、ちょっとした驚きがあった。開会式をポール・マッカートニーだったので、それとのバランスか。

このような大イヴェントでは、直前まで秘密主義になるので、どこまで事前に資料がもらえるのかわからないのでなんともいえないが、それでも登場アーティスト名くらいは事前にわかっていたようなので、それを調べる時間はないのかな。

タグで言えば、女子サッカーの中継解説の川上直子が大バッシングを受けていた。確かに準決勝での解説の声は聴きづらく、放送向きではなかった。そうしたら、なんと彼女のブログ・コメント欄が炎上、500件のコメント数限界までコメントが寄せられてしまった。ツイッターでは「#川上うるさい」というタグまで登場。

ちょうどあの翌日僕は『ビッグ・スペシャル』の生放送だったが、担当のラジオ界の重鎮で「声」や「アナウンス」にうるさいUさんも、「川上の声はダメだ」と一刀両断。「音を消して聴いた」とおっしゃっていた。

そうしたら、決勝では意外と落ち着いたトーンになっていた。きっと、ディレクターなどが充分注意したのだろう。声そのものは生まれつきのものだが、しゃべり方でずいぶんと印象が変わるものだなあ、と思った。どこかで「(決勝で)一番修正したのは、川上だ」と見て思わず苦笑した。

一番印象に残ったコメントは、水泳チームの「(北島)康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」。あれは涙がでそうになった。

ま、オリンピックも終わって、これで寝不足も解消となりたい…。


■セットリスト(閉会式)
http://www.telegraph.co.uk/sport/olympics/london-2012/9470803/Olympics-closing-ceremony-playlist.htmlを基本に若干修正しました)
August 12, 2012, London Olympic Arena 夜9時(日本時間13日午前5時)頃からスタート
(どうも完全ではないような気がします。抜けているところの情報などありましたらお知らせください)

01.Emeli Sande – Read All About It
02.Urban Voices (gospel choir) – Because (by the Beatles) [Stomp]
03.Julian Lloyd Webber with London Symphony Orchestra – Elgar’s Salut D’Amour
04.LSO - God Save the Queen
05. Madness with Hackney Colliery Band – Our House
06. Household Division Ceremonial State Band – Parklife
07. Pet Shop Boys – West End Girls
08.One Direction – What Makes You Beautiful
09.Stomp – Stomp
10.Beatles – A Day in the Life (not live)
11.Ray Davies – Waterloo Sunset
12. Emeli Sande -
13. LSO – Parade of Athletes (written by David Arnold for the Ceremony)
14. Elbow – Open Arms
15. Elbow – One Day Like This
16. Kate Bush – Running Up That Hill (A Deal with God remix 2012)
17. Urban Voices Collective and the Dhol Foundation – Here Comes the Sun (by George Harrison)
18. Queen – Bohemian Rhapsody
19. John Lennon – Imagine (performed by Liverpool Philharmonic Youth Choir and Liverpool Signing Choir)
20. George Michael – Freedom ’90
21. George Michael – White Light
22. Kaiser Chiefs – Pinball Wizard
23. Annie Lennox – Little Bird
24. Ed Sheeran – Wish You Were Here (by Pink Floyd) with Nick Mason, Mike Rutherford and Richard Jones
25. David Bowie – Space Oddity / Changes / Ziggy Stardust / Jean Genie / Rebel Rebel / Diamond Dogs / Young Americans / Let’s Dance / Fashion (not live)
26. Russell Brand and Bond – Pure Imagination / I Am the Walrus
27. Fatboy Slim – Right Here, Right Now and Rockafeller Skank
28. Jessie J – Price Tag
29. Tinie Tempah – Written in the Stars
30. Taio Cruz – Dynamite
31. Bee Gees – You Should Be Dancing (recorded)
32. Spice Girls – – Wannabe - Spice Up Your Life
33. Beady Eye, with Liam Gallagher – Wonderwall
34. Electric Light Orchestra – Mr Blue Sky (recorded)
35. Eric Idle (Monty Python) – Always Look on the Bright Side of Life
36. Muse – Survival
37. Brian May and Roger Taylor – Brighton Rock
38. Brian May, Roger Taylor and Jessie J – We Will Rock You
39. London Philharmonic Orchestra – National Anthem of Greece
40. London Welsh Male Voice Choir and London Welsh Rugby Club Choir – Olympic Anthem
41.Brazilian Dancers -Renato Sorriso - Marie The Month : Bachianas Brasileiras – - BNegao :Maracatu Atomico - Alessandra Ambrosio - Seu Jorge: Nao Vem Que Nao Tem – Canto das Tres Racas - Marie The Month :Aquele Abraco Pelé
42.Speech
43. Take That - Rule The World
44. Dancers - Spirit Of The Flame
45.The Who – Baba O’Riley / See Me, Feel Me / Listening to You / My Generation

(8月15日午前2時、ブラジル部分を中原仁さんのブログの情報を元に追記しました。こちらです。http://blog.livedoor.jp/artenia/archives/52122962.html また、上院少太さんからも情報をいただきました。ありがとうございます)



~~~

日本語でセットリストと各アーティストの動画をはりつけたサイトも登場。これは便利。
http://www.gizmodo.jp/2012/08/post_10730.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter&utm_campaign=gizmodojapan

SPORTS>Olympic 2012
◎ソイソウル10周年記念ライヴにジェイムスら参加

【SOY SOUL 10th Anniversary Special】

10周年。

なんとズーコ率いるファンク・バンド、ソイソウルが今年で結成10周年を迎え、それを祝うイヴェントが、3バンドあわせて渋谷オンエアー・イーストで行なわれた。10周年ということもあり、新しいユニットの誕生などもあり、会場は立錐の余地もないほどの超満員。

まず謎の新ユニットは、ゴスペラーズから村上てつや、酒井雄二と大阪からジェイ公山の3人からなるグループ。3人の頭文字からJMSと書いて、「ジェイムス」と命名。この名付け親はズーコだそう。

ジェイさんが入ると実に熱いソウル・ヴォーカル・グループになる。ジェイさんの声が熱いからだ。タワー・オブ・パワーの「ホワット・イズ・ヒップ」などの「どソウル」っぷりは、なかなかのもの。3曲目の「ドント・ギヴ・イット・アップ」はこのライヴのために書き下ろした曲を3人アカペラで披露。「3人しかいないと、歌うところ多いから、ほんと疲れるんですよ(笑)」とメンバー。LTDのヒットのカヴァー「キッキン・バック」はジェイさんヴォイスを最大限に生かしたアップテンポのディスコ曲。これジェイ・ヴォイスに実にあってる。

酒井さんのナチュラル・ヴォイスに村上さんのファルセット・ヴォイス、そして、ジェイさんのテナー・ヴォイス、それぞれが際立った個性を持っていて、実にユニークな3人のハーモニーになる。そして、ジェイさんを軸にトークがいつもながらに爆笑になる。

この新人オープニング・アクトに続いて登場したのは、埼玉が誇るインストのファンク・バンド、マウンテン・モカキリマンジャロ。以前も見たり、取材もしたが、実にファンキーなサウンドを作る若手バンドだ。全員が黒のスーツに赤いチーフ。いわば「AJB」=AWBならぬアヴェレージ・ジャパニーズ・バンドという雰囲気だ。あるいは、日本のJBズ風という感じか。のりのいいグルーヴのある曲を次々と演奏していく。そんなインスト・バンドにヴォーカルが入ると、ぱっと華やぐ。ゲストでジェイムスが入り、サム・クック、ダニー・ハサウェイをカヴァー。一気にソウル度があがった。マウンテンたちも、1曲、たとえばAWBの「ピック・アップ・ザ・ピーセス」級のインスト大ヒットが出るといい。タイミングさえあえば、いつでも出せると思う。ぜひ一発あてていただきたい。あるいは、アルバムの中に1曲だけヴォーカル曲を入れるというパターンもありかもしれない。

そしてトリが10周年のソイソウル。もうそんなになるんだ。相変わらずズーコのトークはおもしろく、マルさんのベース・プレイはファンキーで、実にいい味をだしている。新曲、おなじみの曲なども含めてたっぷり1時間半。2曲目あたりは、ちょっと「ゴー・ゴー・サウンド」っぽいアレンジになっていた。中盤に「とこしえの花」で村上てつやを、「ベイビー・ユー」で酒井雄二を、「侍ファンク」でジェイ公山を迎え、ぜいたくなデュエット三昧だ。これはどれもなかなかの味わいだ。ズーコのシンガーとしてのキャパの広さを見せている感じ。8曲目の「ソイソウル」では、「got it」のところが、「ガリガリ(君)」に聞こえてしまった。ガリガリ君のCMに売り込んだらどう? 最後アンコールでは、今日の2バンド全員が登場し、なんとパーラメントの「ギヴ・アップ・ザ・ファンク」を堂々と。そして、この日もケイウォンはエロかった。(笑)

それにしても、これだけの黒っぽい音で3アーティストもまとめてしまうのだから、ズーコ・村上てつや・コンビ、すごいすごい。

焼肉のタレ。

ところで、ジェイムスのライヴ中、途中のMCでジェイさんが告知がある、と。何かと思えばこんど新しく焼肉のタレを発売する、という。9月22日、「ジェイさんの焼肉用キングだれ・ごくうま」315CCで580円で発売。レコ発ライヴならぬタレ発ライヴを行なうという。(笑) この焼肉のタレについては、改めてジャケ写ならぬ商品写真などが到着したら、ご紹介します。

■ジェイ公山こんごのライヴ

2012年8月26日(日)
タイトル: Tokyo Chitlin’ Circuit&Soul Togetherness Joint
JAYE&FREEFUNK  Live!!
日時:2012年8月26日(日)18:30 open 19:30 start
場所:高円寺 Jirokichi 東京都杉並区高円寺北2-3-4 高円寺ビルB1
料金:前売 ¥3,500- 当日 ¥4,000- 【ドリンク代別途必要】
出演:Free Funk、JAYE 他
お問い合わせ:JIROKICHI 03-3339-2727 (18:00~24:00) 
(株)エスイーエス:06-6131-1613
http://jirokichi.net/

2012年9月14日 (金)
JAYE’S Singin’
小倉Soul Bar Soul Heavenライブ!!
場所:福岡県 北九州市小倉北区紺屋町1-12 紺屋町会館B1
日時:1ST STAGE  
19:00 DOOR OPEN   20:00 LIVE START
2ND STAGE  
21:30 DOOR OPEN   22:00 LIVE START
料金¥3800 (WITH 1DRINK)
■1部、2部完全入れ替え制
※セカンド・ステージ終了後は、JAYEさんも加わり一般営業となります。
お問い合わせ:SOUL・HEAVEN 093-521-6353

ジェイ公山オフィシャル・ウェッブ
http://www.jayes-net.com/

■ゴスペラーズ・オフィシャル

http://www.5studio.net/
ツアー予定、その他ライヴ予定、メディア露出予定など詳細があります。

■ソイソウル次回のライヴ

SOY SOUL 10th anniversary
「May the Funk be with you」

日にち:2012年10月13日(土)
会場:目黒Blues Alley Japan
(東京都目黒区1-3-14 ホテルウィングインターナショナル目黒B1 / 03-5946-4381)
料金:テーブル席前売り(指定)¥4,500(税込)
立見前売り(自由)¥4,000/ 当日券は各料金¥500UP(税込)※オーダー別
※当日シートチャージ¥525が掛かります。
公演問い合わせ:目黒Blues Alley Japan(03-5740-6041 / 平日12:00~20:00)

☆SOY SOUL 10th anniversary 「FUNK UNIVERSITY WEST」☆

日にち:2012年10月8日(月・祝)
出演者:SOYSOUL、WOODY FUNK&セルジオムトウ / and more!
会場:アメリカ村FANJtwice(大阪市中央区西心斎橋2-18-10 / 06-6484-3880)
料金:前売り¥2,500(税込)/ 当日券は各料金¥500UP(税込)※1D別
問い合わせ:FANJtwice(06-6484-3880)、

◎一般発売:8月12日~ 
チケットぴあ e+
ローソンチケット(0570-084-005<Lコード:53586>)

ソイソウル、ズーコ・ウェッブ
http://www.zooco.tv/

~~~

■マウンテン・モカキリマンジャロの今後のライヴ

イヴェント名 ドゥアート(DoArt)
日時 2012年08月19日(日) 開場15時、開演16時半
会場 東京・恵比寿バティカBatica 渋谷区恵比寿南3-1-25 電話03-5734-1995
入場料 3300円(1ドリンク付き)当日500円アップ
出演者 マウンテン・モカキリマンジャロ、レガ、ソワーの3アーティストほかDJなど

他に2012年08月25日(土) 飯山さわごさ| 長野県飯山市、09月02日(日) 福岡県SUNSET LIVE 2012など。

詳細はマウンテンたちのウェッブ。
http://www.kilimanjaro.jp/

~~

ソイソウル~(2003年作品)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AVTKT/soulsearchiho-22/ref=nosim/

ソイソウル 『ストレート・ノー・チェイサー』(2005年作品)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007N371Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ズーコ・ソロ (2009年作品)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002C006HI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ズーコ・ソロ (2007年作品)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000XAMC3A/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ ライヴ・メンバー

=ザ・ジェイムス(The JMS)=

ジェイ公山
村上てつや
酒井雄二

ジミー橋詰(ドラムス)
井上"KB"幸法 (ギター)
大迫杏子(キーボード)
たきもとふゆき (ベース)??
寺内茂 (トランペット)
渡辺ファイアー (サックス)

=マウンテン・モカキリマンジャロMountain Mocha Kilimanjaro=

四方田 直人 (トランペット)
小林 直一 (ギター)
溝口 祐毅 (オルガン)
岡野 諭 (ドラムス)
大橋 邦充 (サックス)
近藤 祐介 (ベース)

=ソイソウルSoy Soul=

ズーコ(Zooco) (ヴォーカル)
ケイオン K-Won (ラップ)
丸本修 (ベース)
竹内勝 (ドラムス)
寺内茂 (トランペット)
渡辺ファイアー (サックス)
K武藤 (キーボード)
小倉 昌浩 (ギター)

■セットリスト ☆SOY SOUL『SOY SOUL 10th Anniversary Special 真夏のFUNK BOMB』☆

Setlist: At Shibuya, On Air West, August 12, 2012, Sunday
[ ] = denotes original artists

=The JMS=

show started 17:30
01.For The Love Of Money [O’Jays]
02.What Is Hip [Tower Of Power]
03.Don’t Give It Up (Acapella)
04.Real Tight
05.寄りそうように
06.Kickin’ Back [LTD]
07.Play Girl
Show ended 18:27

=Mountain Mocha Kilimanjaro=

show started18:46
01.It Must Be You
02.What Satisfies You f You Can’t Get Enough
03.Mud City (intro)
04.Stompin’ Joe
05.Baggy Pants (A riff of Billie Jean)
06.Lie On The Side
07.Bring It On Home To Me [Sam Cooke] (+JMS)
08.Little Ghetto Boy [Donny Hathaway] (+JMS)
09.Yesterday’s Delight
Show ended 19:30

=Soysoul=

show started 19:50
01.Super Fly
02.Save My Love
03.May The Funk Be With You
04.とこしえの花 (+村上てつや)
05.Baby You (+酒井雄二)
06.Samurai Funk (+Jay公山)
07.Why Don’t You
08.Soy Soul
Enc. Give Up The Funk [Parliament] (+All)
Enc. Can’t Stop
Show ended 21:19

(2012年8月12日日曜、渋谷オーイースト、ザ・ジェームス、マウンテン・モカキリマンジャロ、ソイソウル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>The JMS, Mountain MochaKilimanjara, Soy Soul
2012-

◎インコグニート、リオン・ウエアを招き11ヶ月ぶりの来日~期待値マックス

【Incognito & Leon Ware Live】

マックス(最大)。

日本でもひじょうに安定した人気を保つブルーイ率いるインコグニートが、約11ヶ月ぶりに登場。なんと今回は、あのセンシュアル・ソウルの大王、リオン・ウエアをゲストに迎えてのライヴ。

リオンはこれまでにも2度ほど東京でもライヴを行っているが、インコグニートをバックにすることによって、フルバンドでの歌となった。

今回はそういうこともあってか、いつになく超満員。毎年のように来ているインコグなのに、ライヴが始まる前から期待が爆発寸前の様相を呈していた。こういう空気は久しぶり。期待値マックスだ。

軽快なテンポで始まり、すぐに客席は熱気であふれる。そして、4曲目でリオンが呼び込まれると、まさに沸騰。ゆったりしたミディアム調の曲なのに、観客がほぼ立ち上がって身体をゆらす。リオンのバックにブラス・セクションが入るので、じつにぜいたくな雰囲気、サウンドがでる。人気曲3曲を歌い終えて、通路を帰るときもあちこちから拍手を求められ、なかなか楽屋に帰れない。

リオンは再度本編最後で戻ってきて、なんと「インサイド・マイ・ラヴ」(ミニー・リパートン)、マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」を歌った。これは本当にしびれる。そしてリオンはセクシーだった。

ポップなソウル・バンド、インコグニート。ちょうど東京に来る前に広島でライヴをやってきたそう。アンコールを終え、ブルーイは広島のこと、311ツナミのことにふれ、「毎日が特別な日。毎日、どんなつらいことがあっても、必ず太陽は登る。一緒に立て直そう。人種、肌の色関係なく、僕たちはグルーヴの元にひとつ」と叫ぶ。そして「ワン・ラヴ」が流れ始めショーは終わる。

ブルーイたちはライヴが終わるとすぐにサイン会へ。この徹底したサーヴィス精神が彼らの日本での人気の秘密のひとつだ。

ここまで日本に骨を埋めてる感のある海外アーティストはめったにいない。日本人ファンとしては嬉しい限りだ。

(この項続く。どのような経緯でリオンとブルーイが一緒になることになったのか、などをご紹介する予定です)

■リオン・ウエア、シャンテ・ムーアとのデュエットで、2012年12月8日(土)、9日(日)来日決定

リオン・ウエアが12月にブルーノート東京に再来日。今回はゲストにシャンテ・ムーアを迎え、さらなるッセンシュアルな夜を演出する。

■インコグニート 最新作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007BNQ5PS/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■過去記事

>リオン・ウエア関連

August 25, 2009
ソングライター、リオン・ウエア戻ってくると宣言
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090825.html
前々回ライヴ評

October 16, 2009
グレイト・ストーリーテラー、リオン・ウエアはノンストップでしゃべる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091016.html
レオン・インタヴューの一部

>インコグニート関連

インコグニート、6ヶ月ぶりの来日
2011年09月05日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11007174695.html

インコグニート「イッショニタテナオソー!」
2011年04月03日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10849158923.html

2010年11月20日(土)
インコグニート・ライヴ~匿名性からほとばしり出るグループとしての独自性
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10711972464.html

2008年03月04日(火)
インコグニートは親日家
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080304.html

2008年03月06日(木)
インコグニートのブルーイ語る
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080306.html

2002/11/26(TUE)
Grandfather’s lesson
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200211/diary20021126.html

インコグニート(ジャン・ポール・ブルーイ・モニーク)インタヴュー
『トラヴェリング・ミュージシャンのソウル』(2002年12月10日)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/incognito20021210.html

2002/12/19 (Thu)
One Nation Under A Groove
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200212/diary20021219.html

■メンバー

ジャン・ポール "ブルーイ" モニック(ギター、バックヴォーカル)Jean-Paul "Bluey" Maunick(g, back vo)

リオン・ウエア(ヴォーカル、スペシャル・ゲスト)Leon Ware(vo, special guest)

ヴァネッサ・ヘインズ(ヴォーカル)Vanessa Haynes(vo)
モー・ブランディス(ヴォーカル)Mo Brandis(vo)
ナタリー・ウィリアムス(ヴォーカル)Natalie Williams(vo)

マット・クーパー(キーボード)Matt Cooper(key)
フランシス・ヒルトン(ベース)Francis Hylton(b)
フランチェスコ・メンドリア(ドラムス)Francesco Mendolia(ds)
ジョァオ・カエタノ(パーカッション)João Caetano(per)
シド・ゴウルド(トランペット)Sid Gauld(tp)
ジェイミー・アンダーソン(サックス)Jamie Anderson(sax)
ニコール・トムソン(トロンボーン)Nichol Thomson(tb)

セットリスト
Setlist: Incognito + Leon Ware, August 10, 2012, Friday @Bluenote, Tokyo

show started 21:47
01.Talkin’ Loud
02.N.O.T.
03.Can’t Get You Out Of My Head
Leon Ware:
04.Miracle
05.Rockin’ You Eternally
06.Why I Came To California
Leon out
07.Goodbye To Yesterday
08.Above The Night
09.Ain’t It Time
10.Supersonic Lord Sumo
11.The Stars From Here
12.Still A Friend Of Mine
13.Inside My Love
14.I Want You
CD One Love / Bob Marley & Wailers
Show ended 23:34

(2012年8月10日・金、ブルーノート東京、インコグニート/リオン・ウエア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Incognito, Ware, Leon
2012-
◎ハーレム・ナイツ10~サーシャ・アレンが初登場

【10th Anniversary】

10回目。

ニューヨーク・ハーレムの息吹をそのまま伝える音楽イヴェント『ハーレム・ナイツ』、その10回目が2012年8月15日(水)から横浜ブリッツで始まった。1994年に横浜ランドマーク・タワーの開業一周年記念イヴェントと始まり、2003年に第2回、以降毎年続いていた。昨年(2011年)、311大震災のため中止となり、今年は2年ぶりの開催、ちょうど10回目となった。

今回は、「ハーレム・ナイツ」の顔とも言うべきタップ・ダンスのオマー・エドワーズが8回以来カンバック(3年ぶり)。ケントン・ロジャーズ、キンバリー・ニコールが再登場という強力な布陣で10回目に臨んだ。

今回目を引いたのが初登場のサーシャ・アレン。実にかわいらしく、しかもしっかりとした歌唱を聴かせる。これまでにもアリシア・キーズやジョン・レジェンドなどのバックコーラスも担当してきたという。人気ミュージカル『ヘアー』のロンドン公演にも出演し注目された。そういう経緯もあり、自身のセットリストの中に「アクエリアス~レット・ザ・サンシャイン・イン」があった。サーシャが歌ったホイットニーの2曲(「セイヴィング・オール・マイ・ラヴ」と「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー」)は、この日一番多くの拍手を得ていたかもしれない。曲がおなじみということもあるかもしれないが、それ以上に立派な堂々とした歌唱を聴かせたからだろう。キーボードのロブの元に寄って二人だけでやった彼女の「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」もよかった。

キムは現代風なファッションで、キャブ・キャロウェイのスタンダードを歌ったかと思えば、シーロー・グリーンのポップな曲を聴かせたり、ちょっとロック色もあるなかなかユニークな選曲をみせた。

ケントンはヴェテランらしく落ち着いた風格を見せた。ゴスペル・シンガーらしく、ゴスペル色のある曲はお手の物という感じだ。

タップのオマー・エドワーズは、最初、足元に光がつくシューズで登場。おもしろい演出を見せた。今回もやはり彼が360度回転するときに飛び散る汗のしぶきは、観客席から見ていても確認できた。

大体王道の選曲で来るので、ソウル、R&Bのファン、歌物のファン、ゴスペルに興味を持つ人だったら、充分楽しめるラインアップになっていると思う。ハーレム風の黒い空気がたっぷりエンジョイできる2時間余だ。

~~

今回はニューヨークでアーティストをピックアップし、日本側に送り出しているハーレムの有名人、トミー富田さんも帯同して来日している。

サーシャが登場する『ヘア』についての動画。
http://youtu.be/ttkNObcOD3g



「ハーレム・ナイツ」についての紹介・ブログ→ 
http://amba.to/MQ6Ogy

内容を紹介したポッドキャスト(期間限定)
http://soundcloud.com/soul_searchin_7/soul-searchin-2012-08-12

チケット購入はこちらから
http://www.harlem-nights.jp/ticket.html
日曜まで毎日横浜ブリッツ。当日券あります。
○8月17日(金)19時~
○8月18日(土)①14時~ ②19時~
○ 8月19日(日)14時~
前売り券:5,500円 当日券:6,500円/全席自由席(別途ワンドリンク500円必要)

ハーレム・ナイツのブッキングを担当している『トミー・トミタさんのハーレム便り(ブログ)』サーシャの紹介
http://tommyny.exblog.jp/17854302/

■『ハーレム・ナイツ』について、3回目から9回目までのライヴ評

「ハーレム・ナイツ」今年は開催~10回目に
2012年06月27日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11287585775.html

ハーレム・ナイツ第9回(パート1)~マイク・デイヴィスがトリ~モノマネ、ヴォイパありの多彩な2時間
2010年07月31日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10605177343.html

ハーレム・ナイツ第9回(パート2) ~ 出演者はすぐにサイン会
2010年08月01日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10605786422.html

2009年07月30日(木)
ハーレム・ナイツ8 (パート1)~オマー・エドワーズ、マイケルに捧げる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090730.html
2009年、前回のハーレム・ナイツの模様

2009年07月31日(金)
オマー、マイケル・ジャクソン、マーヴィン・ゲイを語る~ ハーレム・ナイツ(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090731.html
「ハーレム・ナイツ」第8回2009年のライヴ評

July 24, 2008
Harlem Nights Vol.7 Has Just Started
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080724.html
第7回2008年ライヴ評。

July 26, 2007
"Harlem Nights Vol.6" At Landmark Tower: "I Don’t Repeat" Says Omar
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070726.html
第6回2007年ライヴ評

July 28, 2006
Harlem Nights Vol.5: Alyson Williams Sings Wide Variety Of Music, Omar Edwards Taps With New Idea
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_28.html
第5回2006年ライヴ評

July 29, 2006
Alyson Talks, Omar Talks: Harlem Nights
http://blog.soulsearchin.com/archives/001164.html

July 29, 2005
Harlem Nights: Omar Edwards, Barefoot Tap Dancer
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200507/2005_07_29.html
第4回2005年ライヴ評

2004/07/31 (Sat)
Harlem Nights III: Bring Your Cake For Lonnie’s Birthday
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200407/diary20040731.html
第3回2004年ライヴ評

■メンバー

Kenton Rogers (Vocal)
Sasha Allen (Vocal)
Kimberly Nichole (Vocal)

Omar Edwards (Tap Dance)

Rob Lewis (Keyboards, Musical Director)
Rob Cureton (Bass)
Carlin White (Drums)
Ezra Brown (Sax)

■セットリスト
Setlist : Harlem Nigths 10, @Yokohama Blitz, August 15, 2012

[ ] denotes original

1st set
show started 19:06
01.Fantasy (Band Only Instrumental) [Earth Wind & Fire]
~~Kenton Rogers~~
02.Celebration [Kool & The Gang]
03.I Believe I Can Fly [R.Kelly]
04.I’ll Take You There [Staple Singers]
05.Total Praise [Gospel]
06.Oh Happy Day [Edwin Hawkins]
~~Kimberly Nichole~~
07.Minnie The Moocher [Cab Calloway]
08.Forget You [Cee Lo Green]
09.Dirty Diana [Michael Jackson]
10.We Are Champions [Queen]
~~Omar Edwards, Tap Dance~~
11.Intro
12.CD: ~~ + Ezra Sax
13.Improvisation
14.Omar Solo: Improvisation
15.Get Up Stand Up [Bob Marley]
Performance ended 20:03

Second Set:
Performance started 20:26
~~Omar Edwards~~
01.CD I Wanna Dance With Somebody [Whitney Houston]
02.Improvisation with Bass Player (“Somebody There I Used Know”??)
03.Improvisation with Drum Player
04.You Make Me Smile (with Kimberly Nichole)
05.Improvisation
~~Sasha Allen~~
06.Aquarius Let The Sunshine In(From the “Hair” musical) [Fifth Dimension]
07.Summertime [Standard]
08.Saving All My Love [Whitney Houston]
09.I Will Always Love You [Whitney Houston]
10.God Bless Our Child [Billie Holiday]
11.I Will Survive [Gloria Gaynor]
~~Duet~~
12.Bridge Over Troubled Water [Simon & Garfunkel] (Kenton + Sasha)
13.Time After Time [Cyndi Lauper] (Sasha + Kimberly)
14.For The Love Of You [Isley Brothers] (Kimberly + Sasha)
15.Ain’t No Mountain High Enough [Marvin Gaye & Tammi Terrell] (Kenton + Sasha + Kimberly)
Enc. Ain’t No Stoppin’ Us Now [McFadden & Whitehead] (Kenton + Sasha + Kimberly + Omar)
Show ended 21:27

(2012年8月15日水曜、横浜ブリッツ、ハーレム・ナイツ10ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Harlem Nights 10

◎高山広~『劇 励』

【Takayam Hiroshi :One Man Play】

一人芝居。

個人的には、2006年5月に知り合い、同年7月の『ソウル・サーチン:ザ・セッション』でルーサー・ヴァンドロスを演じていただいた一人芝居の高山さん。あれは涙と感動で本当にごらんいただいた方からも大絶賛をいただいた。もう6年も前になる。その後、2007年3月にアリサ・フランクリンを演じていただいた。

一人で何役でも演じる。一人で何にでもなる。物でも動物でも。それが特に違和感なく見る者に伝わるからその表現力はすごい。

コミカルな「溺れる男」、「蚊も泣く鱶(ふか)も泣く」など最高におもしろい。タイトルが斬新。そして、長編の「セミ・ファイナル」。最近の時事ネタも含めた構成が抜群だ。表現力、構成力、まちがいない。

夏の定番「いっしゅんの夏」は最後の花火が燃えるところが圧巻。火花が飛び散るのではなく、高山さんの汗が飛び散る。

セットリストのタイトルを見返すだけで、ふとにやりとしてしまう。

熱演1時間40分。会場も暗転してまっくらになるので、メリハリもついて、実に芝居に集中できる。

初めて見た方が「こんなに笑って、泣くとは思わなかった」と感想を述べていたが、誰でもそういうことになると思う。

ところで「可もなく、不可もなし」というのが正しい言い方なんですか。知りませんでした。(笑)

ちなみに、この会場となった「絵空箱」という場所、なんと2011年3月12日にオープンする予定だった、という。それが311大震災でオープンが大幅に遅れ、とあるご縁でここでやることになったそうだ。高山さんは出身が宮城ということもあり、積極的に現地に出向き復興支援を行なっている。

たまたま高山さんのライヴを自身のレストランで行なった大西さんとばったり会ったが、大西さんは一度、高山さんを連れて支援ライヴを行なったこともある。

ふと思いついたのですが、高山さんの「ルーサー物語」なんとか、ユーチューブにでもアップできたらいいなあ、と思った。ちょっと考えよう。

■高山広オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/okimochi

■高山広・ソウル・サーチン過去関連記事

高山広~引き続き復興支援公演、3月31日に
2012年03月26日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11200819879.html

2010年01月20日(水)
高山広ライヴ:「ねずぶり」~「ねずぶり」とは、そしてそのメッセージは
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100120.html

2008年09月09日(火)
高山広・一人芝居~20周年中年
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080909.html

November 07, 2007
Takayama Hiroshi @ Martano : He Made “Away” Home
http://blog.soulsearchin.com/archives/002129.html
マルターノでのライヴ。

March 30, 2007
Soul Searchin: The Session (Part 4): "Day Dreaming -- I’m Thinking Of You"
http://blog.soulsearchin.com/archives/001677.html
『ソウル・サーチン』でアレサ・フランクリンを演じたときの評。

August 28, 2006
Takayam Hiroshi One Man Play: Portrays All Things In The Universe
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200608/2006_08_28.html

July 23, 2006
Takayama Hiroshi: Like A Virgin; Hot, Hot, Hot
http://blog.soulsearchin.com/archives/001151.html

July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_07.html
『ソウル・サーチン』でルーサーと父を演じたときの評。

July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin’: The Session Vol.1"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_02.html

May 22, 2006
Takayama Hiroshi One Man Stage Play
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_22.html

■出演

高山広 (作・演出・出演)

(スタッフ)
スライド 映像 小田史一
音響 亀井俊彦
照明 岩城保

■セットリスト
Setlist : Takayama Hiroshi: One Man Play
2012年8月14日(火)絵空箱(新宿区山吹町)
高山広ひとり芝居 おキモチ作戦『劇 励』

show started 19:39
※「~ウェルカム アクト~ ほんとにありそで怖い話」 
1.「溺れた男」
2.「セミFINAL ~老人とセミ~」
3.「セミFINAL ~少年とセミ~」
4.「公園デヴュー」(シリーズ日曜劇場)
5.「蚊も泣く 鱶(ふか)も泣く」
6.「いっしゅんの夏」(Flash Of Summer)
~スロー フラッシュバック~
※スライド エンドロール
カーテンコール
show ended 21:20

(2012年8月14日水曜、絵空箱、高山広ライヴ)
ANNOUNCEMENT>Takayama Hiroshi

◎エレクトリック・エンパイアー、4人でソウル・エッセンスを抽出

【Electric Empire : Essence Of Soul】

エッセンス。

まさに1970年代のソウルのエッセンスをうまく抽出し、それを今の時代に反映する4人組、エレクトリック・エンパイアー。今年の2月のデビュー公演に続いて、半年で日本に戻ってきた。

この日はファーストの始まる前、ファーストとセカンドの間、セカンド終わった後の3回、松尾潔さんのDJが入った。なんと十数年ぶり、今世紀に入って初めてのDJだという。CDJの機材も買い揃え、万全の体制で臨んだそう。ライヴ後もゆったりと客席を楽しませていた。

東京は1日だけの公演というわけか、ほぼ満員。ただし横浜モーション・ブルーが8月20日(月)にある。今回は3曲の新曲も含む構成。ポップなソウル調の曲で80分余を演出した。軽い感じで、重くないグルーヴで日本人にほんとにちょうどよい感じ。スロー・ジャムからミディアム調の踊れる曲まで洗練されたサウンドが響いた。

「オールウェイズ」あたりは、スティーヴィー・ワンダーの影響が色濃く出ている。MCで現在新作をレコーディング中で、年内には完成させたい、と言っていた。日本盤は来年あたりか。

ライヴ後はメンバー全員でサイン会。ファン・サーヴィスもぬかりない。彼らはみな日本人に好かれる。

■過去記事

2011年12月18日(日)
「70年代ソウルを彷彿」「オージー・ソウル」のエレクトリック・エンパイアー、2012年2月初来日
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/201112_ame/entry-11109696620.html

■エレクトリック・エンパイアー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006LQAI40/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■メンバー

デニス・ダウラット(ギター、ヴォーカル)Dennis Dowlut(g,vo)
アーロン・メンドーサ(キーボード、ヴォーカル)Aaron Mendoza(key,vo)
ジェイソン・ヒーラア(ドラムス、ヴォーカル)Jason Heerah(ds,vo)
サイモン・オルセン(ベース)Simon Olsen(b)

DJ=KIYOSHI MATSUO

■セットリスト
Setlist: Electric Empire @ Bluenote Tokyo, August 17, 2012

show started 20:45
01.Everything I Am
02.Brother
03.Have You Around
04.I Just Wanna Give It
05.Then It’s Over
06.Changin’ (new)
07.Life Again
08.Hello Mr. Mornin’ (new)
09.Little Things
10.Yes I Will
11.Baby Your Lovin’
12.Always
Enc. Love
Enc. Take My Higher (new)
Show ended 22:04

(2012年8月17日木曜、ブルーノート東京、エレクトリック・エンパイアー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Electric Empire
2012-

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