☆マイケル・ジャクソン新作アルバム『マイケル』試聴会
2010年12月1日 音楽☆マイケル・ジャクソン新作アルバム『マイケル』試聴会
【Michael Jackson New Album “Michael” Due December 15, 2010】
試聴。
マイケル・ジャクソンの2010年12月15日に発売される未発表音源を集めた新作『マイケル』のマスコミ媒体向け試聴会が、11月30日午後6時から行われた。
2010年11月13日(土)
マイケル・ジャクソン新作トラック・リスティング公開~その内容
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101113.html
マイケル・ジャクソン・ドットコム↓
http://breakingnews.michaeljackson.com/JP/
MICHAEL ALBUM TRACKLISTING:
1.Hold My Hand (Duet with Akon)
2.Hollywood Tonight
3.Keep Your Head Up
4.(I Like) The Way You Love Me
5.Monster (Featuring 50 Cent)
6.Best Of Joy
7.Breaking News
8.(I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9.Behind The Mask
10.Much Too Soon
今回は音源・資料などの管理体制がかなり厳しく、試聴会で配られた歌詞カードなどは、その場で回収、音源の録音禁止、流出もさせないなどの誓約書にサインをしなければならない。作詞作曲家クレジットなども、情報解禁日までは正確には発表できない、とのこと。なお、現状の情報解禁日は、2010年12月12日夜で、それ以降には詳しい情報などが流せることになりそうだ。12日夜以降にアルバムからの音源が一般公開されることになる。
ここでは簡単な感想、印象だけをご紹介する。
全体的には、かなり『デンジャラス』『ヒストリー』の延長線上にあるサウンドでまとめられたという感じがする。いわゆる2007年頃制作されたというカシオ・トラックは3曲目、5曲目、7曲目の3曲。「キープ・ユア・ヘッド・アップ」(3曲目)、「モンスター」(5曲目)、そして最初にインターネットで発表された「ブレイキング・ニュース」(7曲目)。また、一足先に同様に一般公開されているエイコンとのデュエット「ホールド・マイ・ハンド」、また、アルバム『アルティメート』に収録された4曲目「ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」、グレッグ・フィリンゲインズのヴァージョンが知られる「ビハインド・ザ・マスク」以外が、まったく純粋に初めて聴く作品だ。
「ハリウッド・トゥナイト」は、テディー・ライリーがてがけた実にかっこいい曲。アルバムの中で個人的にアップテンポの作品で一番気に入った。BPMも125くらいで、おそらくアルバム中一番テンポが早く、ハイエナジーな作品。特に「シーズ・ゴーイング・ハリウッド」というサビの部分が繰り返されて、ひじょうに印象に残る。僕は、これが1曲目でもよかったのではないかと感じた。もちろん、ダンストラックとしてもいい。
「キープ・ユア・ヘッド・アップ」は、けっこう厚いコーラスが入った、メッセージも前向きな曲。そのメッセージの根っこでは、「ウィ・アー・ザ・ワールド」と通じるものがある。「アイ・ライク・ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」は、サウンドが「アルティメート・ヴァージョン」とは、かなり違っている。明らかにトラックを作り直してスケールアップしている。
50セントの入った「モンスター」は、コンセプト的には、楽曲の「スリラー」と相通じるものが感じられる。これもキャッチーで覚えやすい。「ベスト・オブ・ジョイ」は、サビの「アイ・アム・フォーエヴァー」というところが覚えやすい。ポップで明るい楽曲。BPMは100を切るあたりか。これはリズムが「ハリウッド」同様強力で、12インチ用リミックスなどを作ってもいいかもしれない。
レニー・クラヴィッツとの「アイ・キャント・メイク・イット、アナザー・デイ」は、かなりロックっぽい曲。しいていえば「ビート・イット」をもっとヘヴィー・ロックにした感じ。
「ビハインド・ザ・マスク」は、トラックは全面にやり直した感じで、グレッグが使っていたトラックはほとんど影を潜めた。多分、マイケルのヴォーカルだけを残し、他はすべてやり直したのではないか。僕は、元々この曲が好きなだけに、けっこう気に入った。ちょっと正確にはわからないが、グレッグのヴァージョンより少しテンポが速くなっているような気がした。
最後の「マッチ・トゥ・スーン」は、タイトルが示す通り「ゴーン・トゥ・スーン」に似ていた。違うタイプという情報もあったが、雰囲気はよく似ている。ただ、こちらが先にできている。これは、最後に入っているが、とてもいい曲でアルバム最後には最適かもしれない。タイトルのメッセージとしては、「僕は早く大人になりすぎた」という意味で、マイケルらしい作品。
各10曲の歌詞を、先日のトークショーで仕分けしたジャンルにしたがって仕分けしてみると、だいたい次のような感じになりそうだ。
1.Hold My Hand (Duet with Akon) [Love]
2.Hollywood Tonight [Fun][Life]少し[Attitude]
3.Keep Your Head Up [Story][Life][Message]
4.(I Like) The Way You Love Me [Love]
5.Monster (Featuring 50 Cent) [Injustice][Irony]
6.Best Of Joy [Life][Love]
7.Breaking News [Injustice] [Media]
8.(I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz) [Life]
9.Behind The Mask [Life][Entertainment]
10.Much Too Soon [Love][Life]
2度通しで聴いたが、総じて、いい楽曲が多く、しかも10曲40分程度という長さなので、ちょうど、『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』程度の長さで、すぐに聴けるのがいい。
僕が個人的に一番気に入ったのは、まず、「ハリウッド・トゥナイト」。なんで、これが最初のシングルではないのだろう。そして、バラードの「マッチ・トゥ・スーン」。僕はこの2曲がベストだ。2回聴いた限りでの結論としては、未発表曲ばかりを集めたアルバムとしては、けっこういい内容になったのではないかと思う。
なお、ジャケットの最初のヴァージョンでは、プリンスのマークがついていたが、すぐに本国からそれの入ってないヴァージョンに差し替えるよう指示が来て、今でているものは、プリンス・マークのないものになっている。
マイケルの声かどうか、という点は、とりあえず、全曲2度聴いて全曲マイケルのものに聴こえた。ここは、CDが出てから何度も聴いてみたい。
(この項、つづく)
■マイケル楽曲の仕分けについて↓
2010年11月27日(土)
マイケル・ジャクソン・トーク・イヴェント初日~マイケル訳詞をジャンルで「仕分け」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101127.html
2010年11月28日(日)
マイケルが遺した言葉・一旦終了イヴェント(2日目)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101128.html
■マイケル・ジャクソン『マイケル』(2010年12月15日発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン 『ヴィジョン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MICHAEL JACKSON
【Michael Jackson New Album “Michael” Due December 15, 2010】
試聴。
マイケル・ジャクソンの2010年12月15日に発売される未発表音源を集めた新作『マイケル』のマスコミ媒体向け試聴会が、11月30日午後6時から行われた。
2010年11月13日(土)
マイケル・ジャクソン新作トラック・リスティング公開~その内容
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101113.html
マイケル・ジャクソン・ドットコム↓
http://breakingnews.michaeljackson.com/JP/
MICHAEL ALBUM TRACKLISTING:
1.Hold My Hand (Duet with Akon)
2.Hollywood Tonight
3.Keep Your Head Up
4.(I Like) The Way You Love Me
5.Monster (Featuring 50 Cent)
6.Best Of Joy
7.Breaking News
8.(I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9.Behind The Mask
10.Much Too Soon
今回は音源・資料などの管理体制がかなり厳しく、試聴会で配られた歌詞カードなどは、その場で回収、音源の録音禁止、流出もさせないなどの誓約書にサインをしなければならない。作詞作曲家クレジットなども、情報解禁日までは正確には発表できない、とのこと。なお、現状の情報解禁日は、2010年12月12日夜で、それ以降には詳しい情報などが流せることになりそうだ。12日夜以降にアルバムからの音源が一般公開されることになる。
ここでは簡単な感想、印象だけをご紹介する。
全体的には、かなり『デンジャラス』『ヒストリー』の延長線上にあるサウンドでまとめられたという感じがする。いわゆる2007年頃制作されたというカシオ・トラックは3曲目、5曲目、7曲目の3曲。「キープ・ユア・ヘッド・アップ」(3曲目)、「モンスター」(5曲目)、そして最初にインターネットで発表された「ブレイキング・ニュース」(7曲目)。また、一足先に同様に一般公開されているエイコンとのデュエット「ホールド・マイ・ハンド」、また、アルバム『アルティメート』に収録された4曲目「ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」、グレッグ・フィリンゲインズのヴァージョンが知られる「ビハインド・ザ・マスク」以外が、まったく純粋に初めて聴く作品だ。
「ハリウッド・トゥナイト」は、テディー・ライリーがてがけた実にかっこいい曲。アルバムの中で個人的にアップテンポの作品で一番気に入った。BPMも125くらいで、おそらくアルバム中一番テンポが早く、ハイエナジーな作品。特に「シーズ・ゴーイング・ハリウッド」というサビの部分が繰り返されて、ひじょうに印象に残る。僕は、これが1曲目でもよかったのではないかと感じた。もちろん、ダンストラックとしてもいい。
「キープ・ユア・ヘッド・アップ」は、けっこう厚いコーラスが入った、メッセージも前向きな曲。そのメッセージの根っこでは、「ウィ・アー・ザ・ワールド」と通じるものがある。「アイ・ライク・ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」は、サウンドが「アルティメート・ヴァージョン」とは、かなり違っている。明らかにトラックを作り直してスケールアップしている。
50セントの入った「モンスター」は、コンセプト的には、楽曲の「スリラー」と相通じるものが感じられる。これもキャッチーで覚えやすい。「ベスト・オブ・ジョイ」は、サビの「アイ・アム・フォーエヴァー」というところが覚えやすい。ポップで明るい楽曲。BPMは100を切るあたりか。これはリズムが「ハリウッド」同様強力で、12インチ用リミックスなどを作ってもいいかもしれない。
レニー・クラヴィッツとの「アイ・キャント・メイク・イット、アナザー・デイ」は、かなりロックっぽい曲。しいていえば「ビート・イット」をもっとヘヴィー・ロックにした感じ。
「ビハインド・ザ・マスク」は、トラックは全面にやり直した感じで、グレッグが使っていたトラックはほとんど影を潜めた。多分、マイケルのヴォーカルだけを残し、他はすべてやり直したのではないか。僕は、元々この曲が好きなだけに、けっこう気に入った。ちょっと正確にはわからないが、グレッグのヴァージョンより少しテンポが速くなっているような気がした。
最後の「マッチ・トゥ・スーン」は、タイトルが示す通り「ゴーン・トゥ・スーン」に似ていた。違うタイプという情報もあったが、雰囲気はよく似ている。ただ、こちらが先にできている。これは、最後に入っているが、とてもいい曲でアルバム最後には最適かもしれない。タイトルのメッセージとしては、「僕は早く大人になりすぎた」という意味で、マイケルらしい作品。
各10曲の歌詞を、先日のトークショーで仕分けしたジャンルにしたがって仕分けしてみると、だいたい次のような感じになりそうだ。
1.Hold My Hand (Duet with Akon) [Love]
2.Hollywood Tonight [Fun][Life]少し[Attitude]
3.Keep Your Head Up [Story][Life][Message]
4.(I Like) The Way You Love Me [Love]
5.Monster (Featuring 50 Cent) [Injustice][Irony]
6.Best Of Joy [Life][Love]
7.Breaking News [Injustice] [Media]
8.(I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz) [Life]
9.Behind The Mask [Life][Entertainment]
10.Much Too Soon [Love][Life]
2度通しで聴いたが、総じて、いい楽曲が多く、しかも10曲40分程度という長さなので、ちょうど、『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』程度の長さで、すぐに聴けるのがいい。
僕が個人的に一番気に入ったのは、まず、「ハリウッド・トゥナイト」。なんで、これが最初のシングルではないのだろう。そして、バラードの「マッチ・トゥ・スーン」。僕はこの2曲がベストだ。2回聴いた限りでの結論としては、未発表曲ばかりを集めたアルバムとしては、けっこういい内容になったのではないかと思う。
なお、ジャケットの最初のヴァージョンでは、プリンスのマークがついていたが、すぐに本国からそれの入ってないヴァージョンに差し替えるよう指示が来て、今でているものは、プリンス・マークのないものになっている。
マイケルの声かどうか、という点は、とりあえず、全曲2度聴いて全曲マイケルのものに聴こえた。ここは、CDが出てから何度も聴いてみたい。
(この項、つづく)
■マイケル楽曲の仕分けについて↓
2010年11月27日(土)
マイケル・ジャクソン・トーク・イヴェント初日~マイケル訳詞をジャンルで「仕分け」
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101127.html
2010年11月28日(日)
マイケルが遺した言葉・一旦終了イヴェント(2日目)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101128.html
■マイケル・ジャクソン『マイケル』(2010年12月15日発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン 『ヴィジョン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MICHAEL JACKSON
◎AI デビュー10周年記念スペシャル・ライヴ「伝説ナイト」
2010年12月2日 音楽◎AI デビュー10周年記念スペシャル・ライヴ「伝説ナイト」
【AI 10th Anniversary Live】
10周年。
日本のR&Bシンガー、アイ(AI)がデビュー10周年を記念した一夜だけのスペシャル・ライヴを2010年11月29日(月)、武道館で行った。下記セットリストにあるように、17組のスペシャル・ゲストが次から次へと登場、その様相はまるで、AI周辺の「年末紅白」のようだった。特に多かったのは、ラッパー関連。数々のラッパーとのコラボをこなしてきたAIは、日本のヒップホッパー、まるでクイーン・ラティーファだ。
本編終了後、アンコール前に「ジャクソンズ再結成」の衝撃発表があり、その興奮冷めやらぬうちに、アンコールへ。(衝撃発表については、おとといのブログへ)
2010年11月30日(火)
(速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年10月、東京で開催
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101130.html
アンコールで登場したエグザイルのアツシは、先日アツシ・ソロ・ライヴへのアイ参加の返礼といったところ。彼が登場した瞬間、武道館が一番熱狂したように思う。この2人のデュエットは、なかなかいい感じなので、また別の曲でもやればいいと思う。そして、アイはそのままステージに残り、シャカ・カーンの名曲「スルー・ザ・ファイアー」を歌いだすと、途中から本物のシャカが後ろから登場。これにはたまげた。
それにしても、アイのデビュー前から知っていて、BMGからデビューし、BMGから離れ、しばらく何もできずに、デフジャムに移籍し、ブレイク。着実にヒットを出し、武道館のステージに立った。しかも、あのシャカ・カーンと同じステージで一緒にデュエットを歌っている。シャカと一緒に歌っているのを聴いているときには、夢のようでさすがに僕自身感無量になった。日本広しと言えども、今、シャカ・カーンと同ステージに立って堂々と互角に歌えるシンガーは、アイ意外に見当たらない。日本を代表するシンガーとして、彼女を誇りに思える。多数のゲストとともに、まさに「伝説ナイト」になった。
ところで、これまでの彼女のアルバム・タイトルには、すべてAIの文字が入っている。アルバム・タイトルはこうだ。『my name is AI』『ORIGINAL A.I.』『2004 A.I.』『MIC-A-HOLIC A.I.』『What’s goin’ on A.I. 』『DON’T STOP A.I.』『VIVA A.I.』『THE LAST A.I. 』。そして、最新アルバムのタイトルは、『Last A.I.』となっている。つまり、「最後のAI」という意味だ。果たして、これが意味するものは何か。まだわからない。
日本でデビューして10周年。次の10年、大きな目標に向かって羽ばたいてくれ。まずは、グラミーか。
(なお、この模様は当日、スカイパーフェクト・テレビで生中継されました)
■AI過去関連記事
2009年07月20日(月) 03時54分53秒
soulsearchinの投稿
●AI ヴィヴァAIジャパン・ツアー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10303328128.html
2009年07月21日(火)
AI VIVA A.I.ジャパン・ツアー・ファイナル
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10304016970.html
2009年07月22日(水)
AI VIVA A.I.ツアー 千穐楽&モア…
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10304631620.html
2008年05月29日(木)
アイ(AI)ライヴ@武道館
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10101034861.html
October 04, 2007
Oggi The 15th Anniversary Music On TV "The Basics"
【AIがホストを務め伊藤由奈らが登場】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002058.html
April 27, 2007
AI Sung For Don Katsumoto: Katsumoto & Brown Became Soul Brother Forever
http://blog.soulsearchin.com/archives/001735.html
December 14, 2006
AI Tour Ends: First Dream Came True, Go For Second Dream
【AI、次の夢へ向けて突っ走れ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_14.html
November 16, 2006
AI Tour Begins: The Best Is Yet To Come
http://blog.soulsearchin.com/archives/001392.html
February 17, 2006
AI Show Case: Reveals New Single & New Plan
http://blog.soulsearchin.com/archives/000838.html
May 08, 2005
After The Rain: Ai & John Legend Sing
http://blog.soulsearchin.com/archives/000245.html
2004/09/10 (Fri)
MACHIGAINAI: Ai Live At Ax
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040910.html
2004/06/26 (Sat)
Look Out For Number One: Ai Live At Duo
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040626.html
2003/09/13 (Sat)
What Is At The Top Of Stairway: AI Live At Quattro
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20030913.html
■AI最新盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0045FTR7I/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
AI (singer, rapper)
Naoto (Musical director) & Naoto Strings (21 members including bass)
Nanchan (Manipulator)
DJ Hirakatsu (DJ)
Penny K (Keyboards)
Yuri (background vocals)
Olivia Burrell (background vocals)
Gary Adkins (background vocals)
Guest artists:
Chaka Khan
Atsushi (of Exile)
Kazunori Kumagai: Tap Dance
Sphere
Dabo
Jesse
Corn Head
Boy-Ken
Afra
Char
Deli
Zeebra
Anty The Kunoichi, Tsuchiya Anna, Pushim
AK-69
Kato Miriya
■セットリスト アイ 武道館 2010年11月29日月曜
Setlist: AI 10th Anniversary Special Live, November 29,2010 @ Budoukan
( ) denotes guest artists
Show started 19:11
00.Opening (Kazunori Kumagai: Tap Dance)
01.I Wanna Know
02.Music
03.Believe
04.2 Hot (Sphere)
05.Playboy (Dabo)
06.おくりびと
07.Scream (Jesse)
08.Like A Bird (Corn Head)
09.エンジェル (Boy-Ken)
10.Watch Out (Afra)
11.Breath (Char)
12.Story
13.365 (Deli)
14.Get Up (Remix) (Zeebra, Sphere)
15.Butterfly (Anty The Kunoichi, Tsuchiya Anna, Pushim)
16.Still…(AK-69)
17.Stronger (Kato Miriya)
18.Wavin’ Flag
~Encore~
19.So Special (Atsushi of Exile)
20.Through The Fire (Chaka Khan)
21.One More Try (Chaka Khan)
22.最終宣告
show ended 21:42
(2010年11月29日月曜、日本武道館=AIライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>AI
【AI 10th Anniversary Live】
10周年。
日本のR&Bシンガー、アイ(AI)がデビュー10周年を記念した一夜だけのスペシャル・ライヴを2010年11月29日(月)、武道館で行った。下記セットリストにあるように、17組のスペシャル・ゲストが次から次へと登場、その様相はまるで、AI周辺の「年末紅白」のようだった。特に多かったのは、ラッパー関連。数々のラッパーとのコラボをこなしてきたAIは、日本のヒップホッパー、まるでクイーン・ラティーファだ。
本編終了後、アンコール前に「ジャクソンズ再結成」の衝撃発表があり、その興奮冷めやらぬうちに、アンコールへ。(衝撃発表については、おとといのブログへ)
2010年11月30日(火)
(速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年10月、東京で開催
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101130.html
アンコールで登場したエグザイルのアツシは、先日アツシ・ソロ・ライヴへのアイ参加の返礼といったところ。彼が登場した瞬間、武道館が一番熱狂したように思う。この2人のデュエットは、なかなかいい感じなので、また別の曲でもやればいいと思う。そして、アイはそのままステージに残り、シャカ・カーンの名曲「スルー・ザ・ファイアー」を歌いだすと、途中から本物のシャカが後ろから登場。これにはたまげた。
それにしても、アイのデビュー前から知っていて、BMGからデビューし、BMGから離れ、しばらく何もできずに、デフジャムに移籍し、ブレイク。着実にヒットを出し、武道館のステージに立った。しかも、あのシャカ・カーンと同じステージで一緒にデュエットを歌っている。シャカと一緒に歌っているのを聴いているときには、夢のようでさすがに僕自身感無量になった。日本広しと言えども、今、シャカ・カーンと同ステージに立って堂々と互角に歌えるシンガーは、アイ意外に見当たらない。日本を代表するシンガーとして、彼女を誇りに思える。多数のゲストとともに、まさに「伝説ナイト」になった。
ところで、これまでの彼女のアルバム・タイトルには、すべてAIの文字が入っている。アルバム・タイトルはこうだ。『my name is AI』『ORIGINAL A.I.』『2004 A.I.』『MIC-A-HOLIC A.I.』『What’s goin’ on A.I. 』『DON’T STOP A.I.』『VIVA A.I.』『THE LAST A.I. 』。そして、最新アルバムのタイトルは、『Last A.I.』となっている。つまり、「最後のAI」という意味だ。果たして、これが意味するものは何か。まだわからない。
日本でデビューして10周年。次の10年、大きな目標に向かって羽ばたいてくれ。まずは、グラミーか。
(なお、この模様は当日、スカイパーフェクト・テレビで生中継されました)
■AI過去関連記事
2009年07月20日(月) 03時54分53秒
soulsearchinの投稿
●AI ヴィヴァAIジャパン・ツアー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10303328128.html
2009年07月21日(火)
AI VIVA A.I.ジャパン・ツアー・ファイナル
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10304016970.html
2009年07月22日(水)
AI VIVA A.I.ツアー 千穐楽&モア…
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10304631620.html
2008年05月29日(木)
アイ(AI)ライヴ@武道館
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10101034861.html
October 04, 2007
Oggi The 15th Anniversary Music On TV "The Basics"
【AIがホストを務め伊藤由奈らが登場】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002058.html
April 27, 2007
AI Sung For Don Katsumoto: Katsumoto & Brown Became Soul Brother Forever
http://blog.soulsearchin.com/archives/001735.html
December 14, 2006
AI Tour Ends: First Dream Came True, Go For Second Dream
【AI、次の夢へ向けて突っ走れ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_14.html
November 16, 2006
AI Tour Begins: The Best Is Yet To Come
http://blog.soulsearchin.com/archives/001392.html
February 17, 2006
AI Show Case: Reveals New Single & New Plan
http://blog.soulsearchin.com/archives/000838.html
May 08, 2005
After The Rain: Ai & John Legend Sing
http://blog.soulsearchin.com/archives/000245.html
2004/09/10 (Fri)
MACHIGAINAI: Ai Live At Ax
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040910.html
2004/06/26 (Sat)
Look Out For Number One: Ai Live At Duo
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040626.html
2003/09/13 (Sat)
What Is At The Top Of Stairway: AI Live At Quattro
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20030913.html
■AI最新盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0045FTR7I/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
AI (singer, rapper)
Naoto (Musical director) & Naoto Strings (21 members including bass)
Nanchan (Manipulator)
DJ Hirakatsu (DJ)
Penny K (Keyboards)
Yuri (background vocals)
Olivia Burrell (background vocals)
Gary Adkins (background vocals)
Guest artists:
Chaka Khan
Atsushi (of Exile)
Kazunori Kumagai: Tap Dance
Sphere
Dabo
Jesse
Corn Head
Boy-Ken
Afra
Char
Deli
Zeebra
Anty The Kunoichi, Tsuchiya Anna, Pushim
AK-69
Kato Miriya
■セットリスト アイ 武道館 2010年11月29日月曜
Setlist: AI 10th Anniversary Special Live, November 29,2010 @ Budoukan
( ) denotes guest artists
Show started 19:11
00.Opening (Kazunori Kumagai: Tap Dance)
01.I Wanna Know
02.Music
03.Believe
04.2 Hot (Sphere)
05.Playboy (Dabo)
06.おくりびと
07.Scream (Jesse)
08.Like A Bird (Corn Head)
09.エンジェル (Boy-Ken)
10.Watch Out (Afra)
11.Breath (Char)
12.Story
13.365 (Deli)
14.Get Up (Remix) (Zeebra, Sphere)
15.Butterfly (Anty The Kunoichi, Tsuchiya Anna, Pushim)
16.Still…(AK-69)
17.Stronger (Kato Miriya)
18.Wavin’ Flag
~Encore~
19.So Special (Atsushi of Exile)
20.Through The Fire (Chaka Khan)
21.One More Try (Chaka Khan)
22.最終宣告
show ended 21:42
(2010年11月29日月曜、日本武道館=AIライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>AI
□第53回グラミー賞ノミネート発表
2010年12月3日 音楽□第53回グラミー賞ノミネート発表
【53rd Grammy Nominees Announced】
グラミー。
NARAS(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・サイエンス)から、2010年12月1日、第53回グラミー賞のノミネートがロスアンジェルスのノキア・シアターで発表された。グラミー賞は、2011年2月14日(日)(日本時間2月15日午前10時)から発表される。今回の中継は、CBS。日本では例年通り、WOWOWが生中継する。
今回もっともノミネートされたのは、ラッパーのエミネムで10部門、これに続いて新人のブルーノ・マーズが7部門、6部門がジェイZ、レディー・アンテベラム、レディ・ガガ。カントリーのレディー・アンテベラムは、「レコード」「ソング」「アルバム」の主要3部門すべてにノミネートされた。ノミネートされなかったアーティストとしての驚きは、ケーシャ。デビュー作品もひじょうによく売れ、シングル・ヒットも生まれていたが、一切ノミネートされなかった。ただし、ケーシャをプロデュースしたドクター・ルークは、「プロデューサー・オブ・ジ・イヤー」にノミネートされている。
また日本人でBズの松本孝が、ラリー・カールトンと一緒にレコーディングしたアルバム『テイク・ユア・ピック』が、「ポップ・アルバム」部門にノミネートされた。ほかに、グラミー・ノミネートの常連、喜多郎も「SACRED JOURNEY OF KU-KAI, VOLUME 4」で「ベスト・ニューエージ」部門にノミネートされている。
前回のグラミーは、テレビ中継の視聴者が5年ぶりにいい数字を記録。約2500万人が見た。その前年は1900万人。前回はビヨンセが10部門ノミネートされ、6部門を獲得。20歳のカントリー・センセーション、テイラー・スイフトが4部門を獲得、「アルバム・オブ・ジ・イヤー」を20歳で獲得、同部門受賞の最年少記録となった。
ソウル・サーチンでは、毎年、グラミー賞の予想を1月に実施、本年度も1月に予想を発表する。
昨年のグラミー予想など関連記事。
2010年02月01日(月)
(速報)★第52回グラミー賞決定(パート1)~ビヨンセは6部門、主要3部門は3者で分ける
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100201.html
これまで過去の予想とその結果は次の通り。(過去分はすべてソウル・サーチン・ダイアリーに予想と結果がでています)
2009年度(52回)(2010年1月31日発表)49部門 本命的中19 対抗的中11計30部門 .612
2008年度(51回)(2009年2月8日発表) 44部門 本命的中19 対抗的中15 計34 .773
2007年度(50回)(2008年2月10日発表) 46部門 本命的中24部門 対抗16部門 計40部門 .870
2006年度(49回)(2007年2月11日発表)42部門 本命的中19部門 対抗9部門 計28部門 .667
2005年度(48回)(2006年2月8日発表)42部門 本命的中18部門 対抗12部門 計30部門 .714
2004年度(第47回)(2005年2月14日発表)46部門 本命26部門 対抗7部門 計33部門 .717
2003年度(第46回)(2004年2月8日発表) 47部門 本命20部門 対抗14部門 計34部門 .723
2002年度(第45回)(2003年2月23日発表) 33部門 本命18部門 対抗5部門 計23部門 .696
(発表日は現地時間、日本時間はこの翌日にあたる)
今年(2010年度、第53回)の109部門の完全なノミネートリストは、次のNARASのサイトにある。
http://www.grammy.com/nominees
主なノミネートは次の通り。
GENERAL
Album Of The Year
The Suburbs -- Arcade Fire
Recovery -- Eminem
Need You Now -- Lady Antebellum
The Fame Monster -- Lady Gaga
Teenage Dream -- Katy Perry
Record Of The Year
"Nothin’ On You" -- B.o.B Featuring Bruno Mars
"Love The Way You Lie" -- Eminem Featuring Rihanna
".... You" -- Cee Lo Green
"Empire State Of Mind" -- Jay-Z & Alicia Keys
"Need You Now" -- Lady Antebellum
Best New Artist
Justin Bieber
Drake
Florence & The Machine
Mumford & Sons
Esperanza Spalding
Song Of The Year
"Beg Steal Or Borrow" -- Ray LaMontagne, songwriter (Ray LaMontagne And The Pariah Dogs)
"... You" -- Cee Lo Green, Philip Lawrence & Bruno Mars, songwriters (Cee Lo Green)
"The House That Built Me" --Tom Douglas & Allen Shamblin, songwriters (Miranda Lambert)
"Love The Way You Lie" -- Alexander Grant, Skylar Grey & Marshall Mathers, songwriters
(Eminem Featuring Rihanna)
"Need You Now" -- Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwriters (Lady Antebellum)
POP
Best Female Pop Vocal Performance
"King Of Anything" -- Sara Bareilles
"Halo (Live)" -- Beyoncé
"Chasing Pirates" -- Norah Jones
"Bad Romance" -- Lady Gaga
"Teenage Dream" -- Katy Perry
Best Male Pop Vocal Performance
"Haven’t Met You Yet" -- Michael Bublé
"This Is It" -- Michael Jackson
"Whataya Want From Me" -- Adam Lambert
"Just The Way You Are" -- Bruno Mars
"Half Of My Heart -- John Mayer
Best Pop Instrumental Performance
"Flow" -- Laurie Anderson
"Nessun Dorma" -- Jeff Beck
"No Mystery" -- Stanley Clarke
"Orchestral Intro" -- Gorillaz
"Sleepwalk" -- The Brian Setzer Orchestra
Best Pop Instrumental Album
"Pushing The Envelope" -- Gerald Albright
"Take Your Pick" -- Larry Carlton & Tak Matsumoto
"Heart And Soul" -- Kenny G
"Singularity" -- Robby Krieger
"Everything Is Everything: The Music Of Donny Hathaway" -- Kirk Whalum
Best Pop Vocal Album
"My World 2.0" -- Justin Bieber
"I Dreamed A Dream" -- Susan Boyle
"The Fame Monster" -- Lady Gaga
"Battle Studies" -- John Mayer
"Teenage Dream" -- Katy Perry
Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Don’t Stop Believin’ (Regionals Version)" -- "Glee" Cast
"Misery" -- Maroon 5
"The Only Exception" -- Paramore
"Babyfather" -- Sade
"Hey, Soul Sister (Live)" -- Train
Best Pop Collaboration With Vocals
"Airplanes II" -- B.o.B, Eminem & Hayley Williams
"Imagine" -- Herbie Hancock, Pink, India.Arie, Seal, Konono No. 1, Jeff Beck & Oumou Sangare
"If It Wasn’t For Bad" -- Elton John & Leon Russell
"Telephone" -- Lady Gaga & Beyoncé
"California Gurls" -- Katy Perry & Snoop Dogg
TRADITIONAL POP
Best Traditional Pop Vocal Album
"Crazy Love" -- Michael Bublé
"The Greatest Love Songs Of All Time" -- Barry Manilow
"Let It Be Me: Mathis In Nashville" -- Johnny Mathis
"Fly Me To The MoonÂ…The Great American Songbook: Volume V" -- Rod Stewart
"Love Is The Answer" -- Barbra Streisand
DANCE
Best Dance Recording
"Rocket" -- Goldfrapp
"In For The Kill" -- La Roux
"Dance In The Dark" -- Lady Gaga
"Only Girl (In The World)" -- Rihanna
"Dancing On My Own" -- Robyn
Best Electronic/Dance Album
"These Hopeful Machines" -- BT
"Further" -- The Chemical Brothers
"Head First" -- Goldfrapp
"Black Light" -- Groove Armada
"La Roux" -- La Roux
ROCK
Best Rock Song
"Angry World" -- Neil Young, songwriter (Neil Young)
"Little Lion Man" -- Ted Dwane, Ben Lovett, Marcus Mumford & Country Winston, songwriters (Mumford & Sons)
"Radioactive" -- Caleb Followill, Jared Followill, Matthew Followill & Nathan Followill, songwriters (Kings Of Leon)
"Resistance" -- Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
"Tighten Up" -- Dan Auerbach & Patrick Carney, songwriters (The Black Keys)
Best Rock Album
Emotion & Commotion -- Jeff Beck
"The Resistance" -- Muse
"Backspacer" -- Pearl Jam
"Mojo" -- Tom Petty And The Heartbreakers
"Le Noise" -- Neil Young
Best Solo Rock Vocal Performance
"Run Back To Your Side" -- Eric Clapton
"Crossroads" -- John Mayer
"Helter Skelter" -- Paul McCartney
"Silver Rider" -- Robert Plant
"Angry World" -- Neil Young
Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Ready To Start" -- Arcade Fire
"I Put A Spell On You" -- Jeff Beck & Joss Stone
"Tighten Up" -- The Black Keys
"Radioactive" -- Kings Of Leon
"Resistance" -- Muse
Best Hard Rock Performance
"A Looking In View" -- Alice In Chains
"Let Me Hear You Scream" -- Ozzy Osbourne
"Black Rain" -- Soundgarden
"Between The Lines" -- Stone Temple Pilots
"New Fang" -- Them Crooked Vultures
Best Rock Song
"Angry World" -- Neil Young, songwriter (Neil Young)
"Little Lion Man" -- Ted Dwane, Ben Lovett, Marcus Mumford & Country Winston, songwriters
(Mumford & Sons)
"Radioactive" -- Caleb Followill, Jared Followill, Matthew Followill & Nathan Followill, songwriters
(Kings Of Leon)
"Resistance" -- Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
"Tighten Up" -- Dan Auerbach & Patrick Carney, songwriter (The Black Keys)
Best Metal Performance
"El Dorado" -- Iron Maiden
"Let The Guilt Go" -- Korn
"In Your Words" -- Lamb Of God
"Sudden Death" -- Megadeth
"World Painted Blood" -- Slayer
Best Rock Instrumental Performance
"Hammerhead" -- Jeff Beck
"Black Mud" -- The Black Keys
"Do The Murray" -- Los Lobos
"Kundalini Bonfire" -- Dave Matthews & Tim Reynolds
"The Deathless Horsie" -- Dweezil Zappa
ALTERNATIVE
Best Alternative Music Album
The Suburbs -- Arcade Fire
Infinite Arms -- Band Of Horses
Brothers -- The Black Keys
Broken Bells -- Broken Bells
Contra -- Vampire Weekend
R&B
Best R&B Song
"Bittersweet" -- Charles Harmon & Claude Kelly, songwriters (Fantasia)
"Finding My Way Back" -- Ivan "Orthodox" Barias, Curt Chambers, Carvin "Ransum" Haggins, Jaheim Hoagland & Miquel Jontel, songwriters (Jaheim)
"Second Chance" -- E. Debarge & Mischke, songwriters (El DeBarge)
"Shine" -- John Stephens, songwriter (John Legend & The Roots)
"Why Would You Stay" -- K. Owens, songwriter (Kem)
Best R&B Album
The Love & War Masterpeace -- Raheem DeVaughn
Back To Me -- Fantasia
Another Round -- Jaheim
Wake Up! -- John Legend & The Roots
Still Standing -- Monica
Best Female R&B Vocal Performance
"Gone Already" -- Faith Evans
"Bittersweet" -- Fantasia
"Everything To Me" -- Monica
"Tired" -- Kelly Price
"Holding You Down (Going In Circles)" -- Jazmine Sullivan
Best Male R&B Vocal Performance
"Second Chance" -- El DeBarge
"Finding My Way Back" -- Jaheim
"Why Would You Stay" -- Kem
"We’re Still Friends" -- (Kirk Whalum &) Musiq Soulchild
"There Goes My Baby" -- Usher
Best Traditional R&B Vocal Performance
"When A Woman Loves" -- R. Kelly
"Hang On In There" -- John Legend & The Roots
"You’re So Amazing" -- Calvin Richardson
"In Between" -- Ryan Shaw
"Go [Live]" -- Betty Wright
Best Urban/Alternative Performance
"Little One" -- Bilal
"... You" -- Cee Lo Green
"Orion" -- Carolyn Malachi
"Tightrope" -- Janelle Monáe & Big Boi
"Still" -- Eric Roberson
Best R&B Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Take My Time" -- Chris Brown & Tank
"Love" -- Chuck Brown, Jill Scott & Marcus Miller
"You’ve Got A Friend" -- Ronald Isley & Aretha Franklin
"Shine" -- John Legend & The Roots
"Soldier Of Love" -- Sade
Best Contemporary R&B Album
Graffiti -- Chris Brown
Untitled -- R. Kelly
Transition -- Ryan Leslie
The ArchAndroid -- Janelle Monáe
Raymond V Raymond -- Usher
RAP
Best Rap Solo Performance
"Over" -- Drake
"Not Afraid" -- Eminem
"How Low" -- Ludacris
"I’m Back" -- T.I.
"Power" -- Kanye West
Best Rap Performance By A Duo Or Group
"Shutterbugg" -- Big Boi & Cutty
"Fancy" -- Drake, T.I. & Swizz Beatz
"On To The Next One" -- Jay-Z & Swizz Beatz
"My Chick Bad" -- Ludacris & Nicki Minaj
"Lose My Mind" -- Young Jeezy & Plies
Best Rap/Sung Collaboration
"Nothin’ On You" -- B.o.B Featuring Bruno Mars
"Deuces" -- Chris Brown, Tyga & Kevin McCall
"Love The Way You Lie" -- Eminem & Rihanna
"Empire State Of Mind" -- Jay-Z & Alicia Keys
"Wake Up! Everybody" -- John Legend, The Roots, Melanie Fiona & Common
Best Rap Song
"Empire State Of Mind" -- Shawn Carter, Angela Hunte, Burt Keyes, Alicia Keys, Jane’t "Jnay" Sewell-Ulepic & Alexander Shuckburgh, songwriters (Sylvia Robinson, songwriter) (Jay-Z & Alicia Keys)
"Love The Way You Lie" -- Alexander Grant, Skylar Grey & Marshall Mathers, songwriters
(Eminem & Rihanna)
"Not Afraid" -- M. Burnett, J. Evans, Marshall Mathers, L. Resto & M. Samuels, songwriters (Eminem)
"Nothin’ On You" -- Philip Lawrence, Ari Levine, Bruno Mars & Bobby Simmons Jr., songwriters (B.o.B Featuring Bruno Mars)
"On To The Next One" -- Shawn Carter, J. Chaton & K. Dean, songwriters (G. Auge & X. De Rosnay, songwriters) (Jay-Z & Swizz Beatz)
Best Rap Album
The Adventures Of Bobby Ray -- B.o.B
Thank Me Later -- Drake
Recovery -- Eminem
The Blueprint 3 -- Jay-Z
How I Got Over -- The Roots
COUNTRY
Best Country Song
"The Breath You Take" -- Casey Beathard, Dean Dillon & Jessie Jo Dillon, songwriters (George Strait)
"Free" -- Zac Brown, songwriter (Zac Brown Band)
"The House That Built Me" -- Tom Douglas & Allen Shamblin, songwriters (Miranda Lambert)
"I’d Love To Be Your Last" -- Rivers Rutherford, Annie Tate & Sam Tate, songwriters (Gretchen Wilson)
"If I Die Young" -- Kimberly Perry, songwriter (The Band Perry)
"Need You Now" -- Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwriters (Lady Antebellum)
Best Country Album
Up On The Ridge -- Dierks Bentley
You Get What You Give -- Zac Brown Band
The Guitar Song -- Jamey Johnson
Need You Now -- Lady Antebellum
Revolution -- Miranda Lambert
Best Female Country Vocal Performance
"Satisfied" -- Jewel
"The House That Built Me" -- Miranda Lambert
"Swingin’" -- LeAnn Rimes
"Temporary Home" -- Carrie Underwood
"I’d Love To Be Your Last" -- Gretchen Wilson
Best Male Country Vocal Performance
"Macon" -- Jamey Johnson
"Cryin’ For Me (Wayman’s Song)" -- Toby Keith
"Turning Home" -- David Nail
"’Til Summer Comes Around" -- Keith Urban
"Gettin’ You Home" -- Chris Young
Best Country Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Free" -- Zac Brown Band
"Elizabeth" -- Dailey & Vincent
"Need You Now" -- Lady Antebellum
"Little White Church" -- Little Big Town
"Where Rainbows Never Die" -- The SteelDrivers
Best Country Instrumental Performance
"Tattoo Of A Smudge" -- Cherryholmes
"Magic #9" -- The Infamous Stringdusters
"New Chance Blues" -- Punch Brothers
"Willow Creek" -- Darrell Scott
"Hummingbyrd" -- Marty Stuart
Best Country Collaboration With Vocals
"Bad Angel" -- Dierks Bentley, Miranda Lambert & Jamey Johnson
"Pride (In The Name Of Love)" -- Dierks Bentley, Del McCoury & The Punch Brothers
"As She’s Walking Away" -- Zac Brown Band & Alan Jackson
"Hillbilly Bone" -- Blake Shelton & Trace Adkins
"I Run To You" -- Marty Stuart & Connie Smith
Category 43
Best New Age Album Vocal or Instrumental.
1. OCEAN Michael Brant DeMaria [Ontos Music]
2. SACRED JOURNEY OF KU-KAI, VOLUME 4 Kitaro [Domo Records]
3. DANCING INTO SILENCE R. Carlos Nakai, William Eaton & Will Clipman [Canyon Records]
4. MIHO: JOURNEY TO THE MOUNTAIN Paul Winter Consort [Living Music]
5. INSTRUMENTAL OASIS, VOL. 4 Zamora [Z-Records]
Category 44
Best Contemporary Jazz Album
1. THE STANLEY CLARKE BANDThe Stanley Clarke Band [Heads Up International]
2. NEVER CAN SAY GOODBYE Joey DeFrancesco [HighNote Records]
3. NOW IS THE TIME Jeff Lorber Fusion [Heads Up International]
4. TO THE ONE John McLaughlin [Abstract Logix]
5. BACKATOWN Trombone Shorty [Verve Forecast]
Category 45
Best Jazz Vocal Album
1. ELEANORA FAGAN (1915-1959): TO BILLIE WITH LOVE
FROM DEE DEE Dee Dee Bridgewater [Emarcy]
2. FREDDY COLE SINGS MR. B Freddy Cole [HighNote Records]
3. WHEN LIGHTS ARE LOW Denise Donatelli [Savant Records]
4. AGES Lorraine Feather [Jazzed Media]
5. WATER Gregory Porter [Motéma Music]
Category 46
Best Improvised Jazz Solo
1. SOLAR Alan Broadbent, soloist Track from: Live At Giannelli Square: Volume 1 [Chilly Bin Records]
2. A CHANGE IS GONNA COME Herbie Hancock, soloist Track from: The Imagine Project [Hancock Records]
3. BODY AND SOUL Keith Jarrett, soloist Track from: Jasmine [ECM]
4. LONELY WOMAN Hank Jones, soloist Track from: Pleased To Meet You [Justin Time Records]
5. VAN GOGH Wynton Marsalis, soloist Track from: Portrait In Seven Shades (Jazz At Lincoln Center Orchestra) [Jazz At Lincoln Center]
Category 47
Best Jazz Instrumental Album, Individual or Group
1. POSITOOTLY! John Beasley [Resonance Records]
2. THE NEW SONG AND DANCE Clayton Brothers [ArtistShare]
3. HISTORICITY Vijay Iyer Trio [ACT Music + Vision]
4. MOODY 4B James Moody [IPO Recordings]
5. PROVIDENCIA Danilo Perez [Mack Avenue Records]
Category 48
Best Large Jazz Ensemble Album
1. INFERNAL MACHINES Darcy James Argue’s Secret Society [New Amsterdam Records]
AUTUMN: IN MOVING PICTURES JAZZ - CHAMBER
MUSIC VOL. 2
2. Billy Childs Ensemble Featuring The Ying String Quartet
[ArtistShare]
3. PATHWAYS Dave Holland Octet [Dare2 Records]
4. 54 Metropole Orkest, John Scofield & Vince Mendoza [Emarcy/Universal]
5. MINGUS BIG BAND LIVE AT JAZZ STANDARD Mingus Big Band [Jazz Workshop, Inc./Jazz Standard]
Category 49
Best Latin Jazz Album Vocal or Instrumental.
1. TANGO GRILL Pablo Aslan [ZOHO]
2. SECOND CHANCE Hector Martignon [Zoho]
3. PSYCHEDELIC BLUES Poncho Sanchez [Concord Picante]
4. CHUCHO’S STEPS Chucho Valdés And The Afro-Cuban Messengers [Four Quarters Entertainment]
5. ¡BIEN BIEN! Wayne Wallace Latin Jazz Quintet [Patois Records]
ENT>MUSIC>AWARD>Grammy>53rd
【53rd Grammy Nominees Announced】
グラミー。
NARAS(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・サイエンス)から、2010年12月1日、第53回グラミー賞のノミネートがロスアンジェルスのノキア・シアターで発表された。グラミー賞は、2011年2月14日(日)(日本時間2月15日午前10時)から発表される。今回の中継は、CBS。日本では例年通り、WOWOWが生中継する。
今回もっともノミネートされたのは、ラッパーのエミネムで10部門、これに続いて新人のブルーノ・マーズが7部門、6部門がジェイZ、レディー・アンテベラム、レディ・ガガ。カントリーのレディー・アンテベラムは、「レコード」「ソング」「アルバム」の主要3部門すべてにノミネートされた。ノミネートされなかったアーティストとしての驚きは、ケーシャ。デビュー作品もひじょうによく売れ、シングル・ヒットも生まれていたが、一切ノミネートされなかった。ただし、ケーシャをプロデュースしたドクター・ルークは、「プロデューサー・オブ・ジ・イヤー」にノミネートされている。
また日本人でBズの松本孝が、ラリー・カールトンと一緒にレコーディングしたアルバム『テイク・ユア・ピック』が、「ポップ・アルバム」部門にノミネートされた。ほかに、グラミー・ノミネートの常連、喜多郎も「SACRED JOURNEY OF KU-KAI, VOLUME 4」で「ベスト・ニューエージ」部門にノミネートされている。
前回のグラミーは、テレビ中継の視聴者が5年ぶりにいい数字を記録。約2500万人が見た。その前年は1900万人。前回はビヨンセが10部門ノミネートされ、6部門を獲得。20歳のカントリー・センセーション、テイラー・スイフトが4部門を獲得、「アルバム・オブ・ジ・イヤー」を20歳で獲得、同部門受賞の最年少記録となった。
ソウル・サーチンでは、毎年、グラミー賞の予想を1月に実施、本年度も1月に予想を発表する。
昨年のグラミー予想など関連記事。
2010年02月01日(月)
(速報)★第52回グラミー賞決定(パート1)~ビヨンセは6部門、主要3部門は3者で分ける
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100201.html
これまで過去の予想とその結果は次の通り。(過去分はすべてソウル・サーチン・ダイアリーに予想と結果がでています)
2009年度(52回)(2010年1月31日発表)49部門 本命的中19 対抗的中11計30部門 .612
2008年度(51回)(2009年2月8日発表) 44部門 本命的中19 対抗的中15 計34 .773
2007年度(50回)(2008年2月10日発表) 46部門 本命的中24部門 対抗16部門 計40部門 .870
2006年度(49回)(2007年2月11日発表)42部門 本命的中19部門 対抗9部門 計28部門 .667
2005年度(48回)(2006年2月8日発表)42部門 本命的中18部門 対抗12部門 計30部門 .714
2004年度(第47回)(2005年2月14日発表)46部門 本命26部門 対抗7部門 計33部門 .717
2003年度(第46回)(2004年2月8日発表) 47部門 本命20部門 対抗14部門 計34部門 .723
2002年度(第45回)(2003年2月23日発表) 33部門 本命18部門 対抗5部門 計23部門 .696
(発表日は現地時間、日本時間はこの翌日にあたる)
今年(2010年度、第53回)の109部門の完全なノミネートリストは、次のNARASのサイトにある。
http://www.grammy.com/nominees
主なノミネートは次の通り。
GENERAL
Album Of The Year
The Suburbs -- Arcade Fire
Recovery -- Eminem
Need You Now -- Lady Antebellum
The Fame Monster -- Lady Gaga
Teenage Dream -- Katy Perry
Record Of The Year
"Nothin’ On You" -- B.o.B Featuring Bruno Mars
"Love The Way You Lie" -- Eminem Featuring Rihanna
".... You" -- Cee Lo Green
"Empire State Of Mind" -- Jay-Z & Alicia Keys
"Need You Now" -- Lady Antebellum
Best New Artist
Justin Bieber
Drake
Florence & The Machine
Mumford & Sons
Esperanza Spalding
Song Of The Year
"Beg Steal Or Borrow" -- Ray LaMontagne, songwriter (Ray LaMontagne And The Pariah Dogs)
"... You" -- Cee Lo Green, Philip Lawrence & Bruno Mars, songwriters (Cee Lo Green)
"The House That Built Me" --Tom Douglas & Allen Shamblin, songwriters (Miranda Lambert)
"Love The Way You Lie" -- Alexander Grant, Skylar Grey & Marshall Mathers, songwriters
(Eminem Featuring Rihanna)
"Need You Now" -- Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwriters (Lady Antebellum)
POP
Best Female Pop Vocal Performance
"King Of Anything" -- Sara Bareilles
"Halo (Live)" -- Beyoncé
"Chasing Pirates" -- Norah Jones
"Bad Romance" -- Lady Gaga
"Teenage Dream" -- Katy Perry
Best Male Pop Vocal Performance
"Haven’t Met You Yet" -- Michael Bublé
"This Is It" -- Michael Jackson
"Whataya Want From Me" -- Adam Lambert
"Just The Way You Are" -- Bruno Mars
"Half Of My Heart -- John Mayer
Best Pop Instrumental Performance
"Flow" -- Laurie Anderson
"Nessun Dorma" -- Jeff Beck
"No Mystery" -- Stanley Clarke
"Orchestral Intro" -- Gorillaz
"Sleepwalk" -- The Brian Setzer Orchestra
Best Pop Instrumental Album
"Pushing The Envelope" -- Gerald Albright
"Take Your Pick" -- Larry Carlton & Tak Matsumoto
"Heart And Soul" -- Kenny G
"Singularity" -- Robby Krieger
"Everything Is Everything: The Music Of Donny Hathaway" -- Kirk Whalum
Best Pop Vocal Album
"My World 2.0" -- Justin Bieber
"I Dreamed A Dream" -- Susan Boyle
"The Fame Monster" -- Lady Gaga
"Battle Studies" -- John Mayer
"Teenage Dream" -- Katy Perry
Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Don’t Stop Believin’ (Regionals Version)" -- "Glee" Cast
"Misery" -- Maroon 5
"The Only Exception" -- Paramore
"Babyfather" -- Sade
"Hey, Soul Sister (Live)" -- Train
Best Pop Collaboration With Vocals
"Airplanes II" -- B.o.B, Eminem & Hayley Williams
"Imagine" -- Herbie Hancock, Pink, India.Arie, Seal, Konono No. 1, Jeff Beck & Oumou Sangare
"If It Wasn’t For Bad" -- Elton John & Leon Russell
"Telephone" -- Lady Gaga & Beyoncé
"California Gurls" -- Katy Perry & Snoop Dogg
TRADITIONAL POP
Best Traditional Pop Vocal Album
"Crazy Love" -- Michael Bublé
"The Greatest Love Songs Of All Time" -- Barry Manilow
"Let It Be Me: Mathis In Nashville" -- Johnny Mathis
"Fly Me To The MoonÂ…The Great American Songbook: Volume V" -- Rod Stewart
"Love Is The Answer" -- Barbra Streisand
DANCE
Best Dance Recording
"Rocket" -- Goldfrapp
"In For The Kill" -- La Roux
"Dance In The Dark" -- Lady Gaga
"Only Girl (In The World)" -- Rihanna
"Dancing On My Own" -- Robyn
Best Electronic/Dance Album
"These Hopeful Machines" -- BT
"Further" -- The Chemical Brothers
"Head First" -- Goldfrapp
"Black Light" -- Groove Armada
"La Roux" -- La Roux
ROCK
Best Rock Song
"Angry World" -- Neil Young, songwriter (Neil Young)
"Little Lion Man" -- Ted Dwane, Ben Lovett, Marcus Mumford & Country Winston, songwriters (Mumford & Sons)
"Radioactive" -- Caleb Followill, Jared Followill, Matthew Followill & Nathan Followill, songwriters (Kings Of Leon)
"Resistance" -- Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
"Tighten Up" -- Dan Auerbach & Patrick Carney, songwriters (The Black Keys)
Best Rock Album
Emotion & Commotion -- Jeff Beck
"The Resistance" -- Muse
"Backspacer" -- Pearl Jam
"Mojo" -- Tom Petty And The Heartbreakers
"Le Noise" -- Neil Young
Best Solo Rock Vocal Performance
"Run Back To Your Side" -- Eric Clapton
"Crossroads" -- John Mayer
"Helter Skelter" -- Paul McCartney
"Silver Rider" -- Robert Plant
"Angry World" -- Neil Young
Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Ready To Start" -- Arcade Fire
"I Put A Spell On You" -- Jeff Beck & Joss Stone
"Tighten Up" -- The Black Keys
"Radioactive" -- Kings Of Leon
"Resistance" -- Muse
Best Hard Rock Performance
"A Looking In View" -- Alice In Chains
"Let Me Hear You Scream" -- Ozzy Osbourne
"Black Rain" -- Soundgarden
"Between The Lines" -- Stone Temple Pilots
"New Fang" -- Them Crooked Vultures
Best Rock Song
"Angry World" -- Neil Young, songwriter (Neil Young)
"Little Lion Man" -- Ted Dwane, Ben Lovett, Marcus Mumford & Country Winston, songwriters
(Mumford & Sons)
"Radioactive" -- Caleb Followill, Jared Followill, Matthew Followill & Nathan Followill, songwriters
(Kings Of Leon)
"Resistance" -- Matthew Bellamy, songwriter (Muse)
"Tighten Up" -- Dan Auerbach & Patrick Carney, songwriter (The Black Keys)
Best Metal Performance
"El Dorado" -- Iron Maiden
"Let The Guilt Go" -- Korn
"In Your Words" -- Lamb Of God
"Sudden Death" -- Megadeth
"World Painted Blood" -- Slayer
Best Rock Instrumental Performance
"Hammerhead" -- Jeff Beck
"Black Mud" -- The Black Keys
"Do The Murray" -- Los Lobos
"Kundalini Bonfire" -- Dave Matthews & Tim Reynolds
"The Deathless Horsie" -- Dweezil Zappa
ALTERNATIVE
Best Alternative Music Album
The Suburbs -- Arcade Fire
Infinite Arms -- Band Of Horses
Brothers -- The Black Keys
Broken Bells -- Broken Bells
Contra -- Vampire Weekend
R&B
Best R&B Song
"Bittersweet" -- Charles Harmon & Claude Kelly, songwriters (Fantasia)
"Finding My Way Back" -- Ivan "Orthodox" Barias, Curt Chambers, Carvin "Ransum" Haggins, Jaheim Hoagland & Miquel Jontel, songwriters (Jaheim)
"Second Chance" -- E. Debarge & Mischke, songwriters (El DeBarge)
"Shine" -- John Stephens, songwriter (John Legend & The Roots)
"Why Would You Stay" -- K. Owens, songwriter (Kem)
Best R&B Album
The Love & War Masterpeace -- Raheem DeVaughn
Back To Me -- Fantasia
Another Round -- Jaheim
Wake Up! -- John Legend & The Roots
Still Standing -- Monica
Best Female R&B Vocal Performance
"Gone Already" -- Faith Evans
"Bittersweet" -- Fantasia
"Everything To Me" -- Monica
"Tired" -- Kelly Price
"Holding You Down (Going In Circles)" -- Jazmine Sullivan
Best Male R&B Vocal Performance
"Second Chance" -- El DeBarge
"Finding My Way Back" -- Jaheim
"Why Would You Stay" -- Kem
"We’re Still Friends" -- (Kirk Whalum &) Musiq Soulchild
"There Goes My Baby" -- Usher
Best Traditional R&B Vocal Performance
"When A Woman Loves" -- R. Kelly
"Hang On In There" -- John Legend & The Roots
"You’re So Amazing" -- Calvin Richardson
"In Between" -- Ryan Shaw
"Go [Live]" -- Betty Wright
Best Urban/Alternative Performance
"Little One" -- Bilal
"... You" -- Cee Lo Green
"Orion" -- Carolyn Malachi
"Tightrope" -- Janelle Monáe & Big Boi
"Still" -- Eric Roberson
Best R&B Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Take My Time" -- Chris Brown & Tank
"Love" -- Chuck Brown, Jill Scott & Marcus Miller
"You’ve Got A Friend" -- Ronald Isley & Aretha Franklin
"Shine" -- John Legend & The Roots
"Soldier Of Love" -- Sade
Best Contemporary R&B Album
Graffiti -- Chris Brown
Untitled -- R. Kelly
Transition -- Ryan Leslie
The ArchAndroid -- Janelle Monáe
Raymond V Raymond -- Usher
RAP
Best Rap Solo Performance
"Over" -- Drake
"Not Afraid" -- Eminem
"How Low" -- Ludacris
"I’m Back" -- T.I.
"Power" -- Kanye West
Best Rap Performance By A Duo Or Group
"Shutterbugg" -- Big Boi & Cutty
"Fancy" -- Drake, T.I. & Swizz Beatz
"On To The Next One" -- Jay-Z & Swizz Beatz
"My Chick Bad" -- Ludacris & Nicki Minaj
"Lose My Mind" -- Young Jeezy & Plies
Best Rap/Sung Collaboration
"Nothin’ On You" -- B.o.B Featuring Bruno Mars
"Deuces" -- Chris Brown, Tyga & Kevin McCall
"Love The Way You Lie" -- Eminem & Rihanna
"Empire State Of Mind" -- Jay-Z & Alicia Keys
"Wake Up! Everybody" -- John Legend, The Roots, Melanie Fiona & Common
Best Rap Song
"Empire State Of Mind" -- Shawn Carter, Angela Hunte, Burt Keyes, Alicia Keys, Jane’t "Jnay" Sewell-Ulepic & Alexander Shuckburgh, songwriters (Sylvia Robinson, songwriter) (Jay-Z & Alicia Keys)
"Love The Way You Lie" -- Alexander Grant, Skylar Grey & Marshall Mathers, songwriters
(Eminem & Rihanna)
"Not Afraid" -- M. Burnett, J. Evans, Marshall Mathers, L. Resto & M. Samuels, songwriters (Eminem)
"Nothin’ On You" -- Philip Lawrence, Ari Levine, Bruno Mars & Bobby Simmons Jr., songwriters (B.o.B Featuring Bruno Mars)
"On To The Next One" -- Shawn Carter, J. Chaton & K. Dean, songwriters (G. Auge & X. De Rosnay, songwriters) (Jay-Z & Swizz Beatz)
Best Rap Album
The Adventures Of Bobby Ray -- B.o.B
Thank Me Later -- Drake
Recovery -- Eminem
The Blueprint 3 -- Jay-Z
How I Got Over -- The Roots
COUNTRY
Best Country Song
"The Breath You Take" -- Casey Beathard, Dean Dillon & Jessie Jo Dillon, songwriters (George Strait)
"Free" -- Zac Brown, songwriter (Zac Brown Band)
"The House That Built Me" -- Tom Douglas & Allen Shamblin, songwriters (Miranda Lambert)
"I’d Love To Be Your Last" -- Rivers Rutherford, Annie Tate & Sam Tate, songwriters (Gretchen Wilson)
"If I Die Young" -- Kimberly Perry, songwriter (The Band Perry)
"Need You Now" -- Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwriters (Lady Antebellum)
Best Country Album
Up On The Ridge -- Dierks Bentley
You Get What You Give -- Zac Brown Band
The Guitar Song -- Jamey Johnson
Need You Now -- Lady Antebellum
Revolution -- Miranda Lambert
Best Female Country Vocal Performance
"Satisfied" -- Jewel
"The House That Built Me" -- Miranda Lambert
"Swingin’" -- LeAnn Rimes
"Temporary Home" -- Carrie Underwood
"I’d Love To Be Your Last" -- Gretchen Wilson
Best Male Country Vocal Performance
"Macon" -- Jamey Johnson
"Cryin’ For Me (Wayman’s Song)" -- Toby Keith
"Turning Home" -- David Nail
"’Til Summer Comes Around" -- Keith Urban
"Gettin’ You Home" -- Chris Young
Best Country Performance By A Duo Or Group With Vocals
"Free" -- Zac Brown Band
"Elizabeth" -- Dailey & Vincent
"Need You Now" -- Lady Antebellum
"Little White Church" -- Little Big Town
"Where Rainbows Never Die" -- The SteelDrivers
Best Country Instrumental Performance
"Tattoo Of A Smudge" -- Cherryholmes
"Magic #9" -- The Infamous Stringdusters
"New Chance Blues" -- Punch Brothers
"Willow Creek" -- Darrell Scott
"Hummingbyrd" -- Marty Stuart
Best Country Collaboration With Vocals
"Bad Angel" -- Dierks Bentley, Miranda Lambert & Jamey Johnson
"Pride (In The Name Of Love)" -- Dierks Bentley, Del McCoury & The Punch Brothers
"As She’s Walking Away" -- Zac Brown Band & Alan Jackson
"Hillbilly Bone" -- Blake Shelton & Trace Adkins
"I Run To You" -- Marty Stuart & Connie Smith
Category 43
Best New Age Album Vocal or Instrumental.
1. OCEAN Michael Brant DeMaria [Ontos Music]
2. SACRED JOURNEY OF KU-KAI, VOLUME 4 Kitaro [Domo Records]
3. DANCING INTO SILENCE R. Carlos Nakai, William Eaton & Will Clipman [Canyon Records]
4. MIHO: JOURNEY TO THE MOUNTAIN Paul Winter Consort [Living Music]
5. INSTRUMENTAL OASIS, VOL. 4 Zamora [Z-Records]
Category 44
Best Contemporary Jazz Album
1. THE STANLEY CLARKE BANDThe Stanley Clarke Band [Heads Up International]
2. NEVER CAN SAY GOODBYE Joey DeFrancesco [HighNote Records]
3. NOW IS THE TIME Jeff Lorber Fusion [Heads Up International]
4. TO THE ONE John McLaughlin [Abstract Logix]
5. BACKATOWN Trombone Shorty [Verve Forecast]
Category 45
Best Jazz Vocal Album
1. ELEANORA FAGAN (1915-1959): TO BILLIE WITH LOVE
FROM DEE DEE Dee Dee Bridgewater [Emarcy]
2. FREDDY COLE SINGS MR. B Freddy Cole [HighNote Records]
3. WHEN LIGHTS ARE LOW Denise Donatelli [Savant Records]
4. AGES Lorraine Feather [Jazzed Media]
5. WATER Gregory Porter [Motéma Music]
Category 46
Best Improvised Jazz Solo
1. SOLAR Alan Broadbent, soloist Track from: Live At Giannelli Square: Volume 1 [Chilly Bin Records]
2. A CHANGE IS GONNA COME Herbie Hancock, soloist Track from: The Imagine Project [Hancock Records]
3. BODY AND SOUL Keith Jarrett, soloist Track from: Jasmine [ECM]
4. LONELY WOMAN Hank Jones, soloist Track from: Pleased To Meet You [Justin Time Records]
5. VAN GOGH Wynton Marsalis, soloist Track from: Portrait In Seven Shades (Jazz At Lincoln Center Orchestra) [Jazz At Lincoln Center]
Category 47
Best Jazz Instrumental Album, Individual or Group
1. POSITOOTLY! John Beasley [Resonance Records]
2. THE NEW SONG AND DANCE Clayton Brothers [ArtistShare]
3. HISTORICITY Vijay Iyer Trio [ACT Music + Vision]
4. MOODY 4B James Moody [IPO Recordings]
5. PROVIDENCIA Danilo Perez [Mack Avenue Records]
Category 48
Best Large Jazz Ensemble Album
1. INFERNAL MACHINES Darcy James Argue’s Secret Society [New Amsterdam Records]
AUTUMN: IN MOVING PICTURES JAZZ - CHAMBER
MUSIC VOL. 2
2. Billy Childs Ensemble Featuring The Ying String Quartet
[ArtistShare]
3. PATHWAYS Dave Holland Octet [Dare2 Records]
4. 54 Metropole Orkest, John Scofield & Vince Mendoza [Emarcy/Universal]
5. MINGUS BIG BAND LIVE AT JAZZ STANDARD Mingus Big Band [Jazz Workshop, Inc./Jazz Standard]
Category 49
Best Latin Jazz Album Vocal or Instrumental.
1. TANGO GRILL Pablo Aslan [ZOHO]
2. SECOND CHANCE Hector Martignon [Zoho]
3. PSYCHEDELIC BLUES Poncho Sanchez [Concord Picante]
4. CHUCHO’S STEPS Chucho Valdés And The Afro-Cuban Messengers [Four Quarters Entertainment]
5. ¡BIEN BIEN! Wayne Wallace Latin Jazz Quintet [Patois Records]
ENT>MUSIC>AWARD>Grammy>53rd
◎デューク・エリントン/ブライアン・マクナイト・ライヴ
2010年12月4日 音楽◎デューク・エリントン/ブライアン・マクナイト・ライヴ
【Duke Ellington Orchestra & Brian McKnight】
伝統。
カウント・ベイシー、ベニー・グッドマンなどと並んで現存する人気楽団、デューク・エリントン楽団。1940年代から活躍し、当時は一世を風靡した。そんなバンドも、何代目かに世代交代しつつも、その伝統は受け継がれている。
このところコンスタントにやってくるこの楽団。今回、最大の目玉はゲスト・シンガーに人気の高いブライアン・マクナイトを抜擢したこと。バンドは、ディズニーのビッグバンドビートを大人にした感じのもので、楽しい。客席はほぼ満員。みんなビッグバンド目当てか、それともブライアン目当てか。果たして。
僕がこの楽団を見るのは、2005年ブルーノート、2008年ビルボード以来。今回2010年はコットンクラブ。2005年のフィーチャー・シンガーは、フレダ・ペインだったので、見に来たことを過去ブログを読んで思い出した。
ドラムス、ピアノ、ベースに12人のホーンセクション。これに、ゲスト・ヴォーカル、ブライアン・マクナイト。
5曲、演奏をした後、バンドリーダー、トミー・ジェンキンスがマイクを取り、ブライアン・マクナイトを紹介。ブライアンがおもむろに登場。ブライアンがこうしたスタンダードを歌うのを聴くのは初めてなので、新鮮は新鮮だ。ここまで歌がうまいと、何でも歌える。2曲スタンダードを歌った後は、ブライアンがピアノに向かいバック演奏なしの一人弾き語りで「バック・アット・ワン」。ちなみに、ブライアンの出番は本編で4曲で15分ちょうど、そして、アンコールで4分という感じ。アンコールの「Cジャムブルーズ」では、ブライアンは最初は歌い、途中からピアノを弾いた。ブライアン目当てに来た人にとっては、ちょっと物足りなかっただろう。
ビッグバンドの一番後ろの列、客席から見て左から2番目の人は、きっと風邪だと思う。よく顔を拭いたり、くしゃみをしていた。連日の仕事で風邪をこじらせなければいいが。
■過去関連記事 デューク・エリントン・ライヴ評
2008年02月23日(土)
デューク・エリントン楽団ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080223.html
April 17, 2005
Blue Note: The Night For Duke’s Place
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200504/2005_04_17.html
■
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006BGMT/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FGKG/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
■メンバー
Tommy James(p,conductor),
Brian McKnight(vo),
Charlie Young(as),
Mark Gross(as),
Patience Higgins(ts),
Bobby LaVelle(ts),
Morgan Price(bs),
Chris Albert(tp)
Kevin Bryan(tp),
James Zollar(tp),
Ravi Best(tp),
Stafford Hunter(tb)
Dion Tucker(tb),
Jack Jeffers(tb),
Hassan J.J. Shakur(b),
Marty Morell(ds)
■セットリスト デューク・エリントン・オーケストラ
setlist: Duke Ellington Orchestara, Nov. 24, 2010
show started 21:31
01.Take The “A” Train
02.Such Sweet Thunder~A riff of Sukiyaki
03.Don’t Get Around Much Anymore
04.I Got It Bad (That Ain’t Good)
05.The Minor Goes Muggin’
Brian McKnight↓
06.Satin Doll
07.Do Nothing Till You Hear from Me
08.Back At One
09.I’m Beginning To See The Lights
Brian ↑
10.Jack The Bear ~ a riff of Don’t Be Cruel, Sakura Sakura
11.Mood Indigo
12.Cottontails
Enc. C Jam Blues
Show ended 22:41
(2010年11月24日水曜、丸の内コットンクラブ=デューク・エリントン楽団、ブライアン・マクナイト)
ENT>MUSIC>LIVE>Duke Ellington Orch, featuring Brian McKnight
☆マイケル、ジャパン・プレミア
2010年12月5日 音楽☆マイケル、ジャパン・プレミア
【Michael Jackson Related News】
新作披露。
ソニー・ミュージック・ジャパンが、来る2010年12月12日(日)午後6時から、都内某所でマイケル・ジャクソンの未発表音源をまとめた新作『マイケル』を全曲公開するジャパン・プレミアを行う。無料イヴェントで、7日までに参加希望者を募集。応募者の中から抽選で250組500名を選び入場できるようにする。なお、当選しなくとも、会場の近くでその新作披露会を見学することができる。当選者には、白い手袋を持参するよう呼びかけている。会場は、当選者に通知、その後、一般発表する。
詳細は、こちら。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/MichaelJackson/premiumevent/index.html
☆エディー・カシオ・ファミリー、6日の『オプラ・ウィンフリー・ショー』へ登場
2010年12月15日にリリースされるアルバム『マイケル』に3曲を提供しているニュージャージーのカシオ・ファミリーが、12月6日放送の全米の人気トーク・ショー『オプラ・ウィンフリー・ショー』に登場し、話題となっている3曲について、また、マイケルとの関係などを語る。(放送時刻は、都市によって違うため、一概に言えないが、全米で6日の午後の時間帯。日本では7日の深夜になるものとみられる)
特に3曲のうち最初に公開された「ブレイキング・ニュース」も、いわゆるカシオ・トラック。このヴォーカルがマイケルのものではないのではないか、という声があがり、大きな話題となっている。そのあたりについての、カシオの見解がはっきり明かされるはずだ。
☆ジャッキーがジャパン・ツアーを否定のツイート
ジャクソンズの長男ジャッキー・ジャクソンが、日本時間2010年12月4日午前4時09分、自らのツイッターでツアーを否定した。
@JackieJackson5 The rumors about #TheJacksons touring in #Japan are false....
(ジャクソンズ日本ツアーのうわさは、間違いだ)
+++
このツイートには驚いた。ジャッキーは、AIの武道館でのライヴ本編終了後の発表ビデオの中でも、登場し、日本へ行くとコメントしている。
これは完全に憶測だが、いわゆる情報戦として、このツイートを上げ、様子をうかがっているのかもしれない。これで盛り上がって観客動員が増えていけば、ギャラ交渉もさらに有利に進められるという展開だ。あるいは、まだ正式調印前なので、正式発表の前ということで、とりあえず否定したのか。
それにしても、ツイッターというものがでてきて、アーティスト本人がこうして、直接、何かを発信できるとなると、さまざまな裏交渉などはやりにくくなるにちがいない。
前回の発表記事でも書いたように、この後、プロジェクトの完遂には、紆余曲折、相当な山アリ谷ありになると思われる。
☆マイケル・ジャクソン・ファン・イヴェント
マイケル・ジャクソンをリスペクトする日本在住のアーティストが集まり、マイケルにトリビュートするファン・イヴェントが、2010年12月30日(木)、東京渋谷のデュオで行われる。16時半から22時までの長尺イヴェント。出演はケイリブ・ジェームス、日野賢二、ブルーツリーなど。
詳細はこちら。
http://www.nichionkyo.or.jp/event/mj2010/index.html
■ヴィジョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
+++++
ENT> MICHAEL JACKSON
【Michael Jackson Related News】
新作披露。
ソニー・ミュージック・ジャパンが、来る2010年12月12日(日)午後6時から、都内某所でマイケル・ジャクソンの未発表音源をまとめた新作『マイケル』を全曲公開するジャパン・プレミアを行う。無料イヴェントで、7日までに参加希望者を募集。応募者の中から抽選で250組500名を選び入場できるようにする。なお、当選しなくとも、会場の近くでその新作披露会を見学することができる。当選者には、白い手袋を持参するよう呼びかけている。会場は、当選者に通知、その後、一般発表する。
詳細は、こちら。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/MichaelJackson/premiumevent/index.html
☆エディー・カシオ・ファミリー、6日の『オプラ・ウィンフリー・ショー』へ登場
2010年12月15日にリリースされるアルバム『マイケル』に3曲を提供しているニュージャージーのカシオ・ファミリーが、12月6日放送の全米の人気トーク・ショー『オプラ・ウィンフリー・ショー』に登場し、話題となっている3曲について、また、マイケルとの関係などを語る。(放送時刻は、都市によって違うため、一概に言えないが、全米で6日の午後の時間帯。日本では7日の深夜になるものとみられる)
特に3曲のうち最初に公開された「ブレイキング・ニュース」も、いわゆるカシオ・トラック。このヴォーカルがマイケルのものではないのではないか、という声があがり、大きな話題となっている。そのあたりについての、カシオの見解がはっきり明かされるはずだ。
☆ジャッキーがジャパン・ツアーを否定のツイート
ジャクソンズの長男ジャッキー・ジャクソンが、日本時間2010年12月4日午前4時09分、自らのツイッターでツアーを否定した。
@JackieJackson5 The rumors about #TheJacksons touring in #Japan are false....
(ジャクソンズ日本ツアーのうわさは、間違いだ)
+++
このツイートには驚いた。ジャッキーは、AIの武道館でのライヴ本編終了後の発表ビデオの中でも、登場し、日本へ行くとコメントしている。
これは完全に憶測だが、いわゆる情報戦として、このツイートを上げ、様子をうかがっているのかもしれない。これで盛り上がって観客動員が増えていけば、ギャラ交渉もさらに有利に進められるという展開だ。あるいは、まだ正式調印前なので、正式発表の前ということで、とりあえず否定したのか。
それにしても、ツイッターというものがでてきて、アーティスト本人がこうして、直接、何かを発信できるとなると、さまざまな裏交渉などはやりにくくなるにちがいない。
前回の発表記事でも書いたように、この後、プロジェクトの完遂には、紆余曲折、相当な山アリ谷ありになると思われる。
☆マイケル・ジャクソン・ファン・イヴェント
マイケル・ジャクソンをリスペクトする日本在住のアーティストが集まり、マイケルにトリビュートするファン・イヴェントが、2010年12月30日(木)、東京渋谷のデュオで行われる。16時半から22時までの長尺イヴェント。出演はケイリブ・ジェームス、日野賢二、ブルーツリーなど。
詳細はこちら。
http://www.nichionkyo.or.jp/event/mj2010/index.html
■ヴィジョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
+++++
ENT> MICHAEL JACKSON
☆『マイケル』アルバム、詳細、12月6日午後2時に情報解禁 : ジャクソンズ・リユニオン・ツアー情報について
【Michael & Jacksons News】
「マイケル」。
マイケル・ジャクソンの未発表曲を編纂・収録した新作『マイケル』(2010年12月15日日本発売)に関連して、その楽曲のクレジットなどの一部が12月6日(月曜)日本時間午後2時に解禁になる。作詞・作曲者、歌詞の内容などが公表される。音源自体の解禁は12月12日(日)午後6時。なお、すでにシングル曲「ホールド・マイ・ハンド」はオンエア解禁になっている。
試聴会の席では歌詞・作曲家クレジットなどの紙資料などは配られたが、退席時にすべて回収されていた。
+++++
☆ジャッキー・ジャクソンの声明
声明。
ジャッキー・ジャクソンは自らのウェッブ・サイトで、「ジャクソンズの日本ツアー」を否定する声明を12月3日(ロスアンジェルス)、発表した。同様の内容をツイッターでも、日本時間4日午前4時09分(ロスアンジェルスでは3日午前11時09分)に呟いた。
http://www.jackiejackson5.com/
False Rumor spreading about tour in Japan
December 3rd Los Angeles, CA. - In reaction to the rumors about the Jackson brothers reuniting for a tour in Japan next year, Jackie has released the following statement:
"The Jacksons have no plans to tour in Japan next year, nor is Japanese artists A.I.replacing my brother Michael."
+++++
ただ、この文面を見ると、AIがマイケル役をやることを否定、ジャクソンズが日本をツアーすることを否定している。前者は、そのような噂はなく、若干の情報・認識の行き違いがあるようだ。AIは、基本的にはホスト役を務める、という説明だった。もちろん、その中で1-2曲ジャクソンズとのコラボレートみたいなものは十分考えられるだろうが。
さまざまな情報が瞬時に世界中に伝わるインターネット。それまでだったら、おそらく出てこなかった情報、あるいは広くは伝わらなかった情報も、あっという間に広がり、大きなことになってしまう。まさに21世紀的な事象だ。
ジャッキーは、他の兄弟3人とともに、29日武道館で見せた発表ビデオで「日本に行く」と明言していた。こんご、さらなる調整、修正が行われることだろう。
+++++
☆ジャクソンズ・リユニオン・ツアー情報について
修正。
ジャクソンズ・リユニオン・ジャパンツアーに関して、CNNが2010年11月29日月曜夜に配信した記事(英語、日本語、中国語)の中にいくつか事実と違う部分があった。当サイトでも、2010年11月30日付け速報としてブログで、その記事を元にした情報を一部書いていたので、その当該部分を削除した。近日中に、主催者側から正式に発表があると思われる。この情報については、引き続き、新情報がわかり次第お伝えする。
ENT>MICHAEL JACKSON
【Michael & Jacksons News】
「マイケル」。
マイケル・ジャクソンの未発表曲を編纂・収録した新作『マイケル』(2010年12月15日日本発売)に関連して、その楽曲のクレジットなどの一部が12月6日(月曜)日本時間午後2時に解禁になる。作詞・作曲者、歌詞の内容などが公表される。音源自体の解禁は12月12日(日)午後6時。なお、すでにシングル曲「ホールド・マイ・ハンド」はオンエア解禁になっている。
試聴会の席では歌詞・作曲家クレジットなどの紙資料などは配られたが、退席時にすべて回収されていた。
+++++
☆ジャッキー・ジャクソンの声明
声明。
ジャッキー・ジャクソンは自らのウェッブ・サイトで、「ジャクソンズの日本ツアー」を否定する声明を12月3日(ロスアンジェルス)、発表した。同様の内容をツイッターでも、日本時間4日午前4時09分(ロスアンジェルスでは3日午前11時09分)に呟いた。
http://www.jackiejackson5.com/
False Rumor spreading about tour in Japan
December 3rd Los Angeles, CA. - In reaction to the rumors about the Jackson brothers reuniting for a tour in Japan next year, Jackie has released the following statement:
"The Jacksons have no plans to tour in Japan next year, nor is Japanese artists A.I.replacing my brother Michael."
+++++
ただ、この文面を見ると、AIがマイケル役をやることを否定、ジャクソンズが日本をツアーすることを否定している。前者は、そのような噂はなく、若干の情報・認識の行き違いがあるようだ。AIは、基本的にはホスト役を務める、という説明だった。もちろん、その中で1-2曲ジャクソンズとのコラボレートみたいなものは十分考えられるだろうが。
さまざまな情報が瞬時に世界中に伝わるインターネット。それまでだったら、おそらく出てこなかった情報、あるいは広くは伝わらなかった情報も、あっという間に広がり、大きなことになってしまう。まさに21世紀的な事象だ。
ジャッキーは、他の兄弟3人とともに、29日武道館で見せた発表ビデオで「日本に行く」と明言していた。こんご、さらなる調整、修正が行われることだろう。
+++++
☆ジャクソンズ・リユニオン・ツアー情報について
修正。
ジャクソンズ・リユニオン・ジャパンツアーに関して、CNNが2010年11月29日月曜夜に配信した記事(英語、日本語、中国語)の中にいくつか事実と違う部分があった。当サイトでも、2010年11月30日付け速報としてブログで、その記事を元にした情報を一部書いていたので、その当該部分を削除した。近日中に、主催者側から正式に発表があると思われる。この情報については、引き続き、新情報がわかり次第お伝えする。
ENT>MICHAEL JACKSON
●☆ウェルドン・マクドゥーガル3世死去~モータウンで初期マイケルをプローモート
2010年12月7日 音楽●☆ウェルドン・マクドゥーガル3世死去~モータウンで初期マイケルをプローモート
(このニュースは10月末のものですが、このほど入手しましたので、ここにアップします)
【Weldon McDougal Dies At 74: Promo Rep For Motown In The 60s】
訃報。
1960年代モータウン・レコードの地域プロモーションマンを務めたり、その後、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードを中心に、コンサルタントなどをてがけたウェルドン・マクドゥーガルWeldon Arthur McDougal IIIが、2010年10月21日(木)、フィラデルフィア郊外ランスドーンLansdowneですい臓癌のため死去した。74歳だった。
マクドゥーガルは、1936年頃、フィラデルフィア出身。十代の頃から友人と遊びでR&Bヴォーカル・グループを作っていた。ハイスクール時代の友人たちと結成したヴォーカル・グループはラークスLarksといい地元のインディにシングルを残した。ラークスはローカル・シングルを出し、「イッツ・アンビリーヴァブル」という曲はそこそこのヒットになった。これらを背景に、ラークスは週300ドルでニューヨークのアポロ劇場でのハコバンド的な仕事を得て、当時、シェップ&ザ・ライムライツ、フラミンゴスなどの前座を務めたという。
なお、ラークスと名乗るグループは数組おり、そのうちのひとつは「ジャーク」というヒットを放っているが、それらのラークスとは関係ない。グループは、ローカルヒットは放ったが、全国チャートに載るヒットは生まれず、マクダガルは地元フィラデルフィアでさまざまな仕事についた。そのうちのひとつに、『アメリカン・バンドスタンド』の収録スタジオでの、入り口のドアマンのような仕事もあった、という。
フィラデルフィアで、彼はハーソン・ダイノダイナミックスというインディ・レーベルをスタート。ここで、エディー・ホールマン、バーバラ・メイソン、ヴォルケイノスなどのレコードの制作にかかわり、いくつかのヒットに寄与した。中でも、彼がプロデュースしたメイソンの「イエス・アイム・レディー」は1965年に大ヒットしている。この曲は後に、テリー・デサリオ&KCで全米ポップチャートで2位になっている。
■ジャクソン5をプロモート
プロモート。
1969年3月、彼がモータウンの地域プロモーションを担当していた頃、シカゴのハイ・チャパラルというクラブで行われたタレント・コンテストで当時はまだ無名だったジャクソン5を見た。そのパフォーマンスが素晴らしかったので、彼は同じくモータウンのプロデューサーだったボビー・テイラーにその話をし、ボビーはジャクソン5と契約話をするようになった。ジャクソン5は結局、モータウンと契約、鳴り物入りでデビュー。
マクドゥーガルはモータウンの宣伝マン時代に、ジャクソン5のシングル、アルバムのプロモーションをしていたため、ジャクソン5、マイケルらとも近い存在だった。そこで、多くの時間を過ごしたので、さまざまなマイケル・ジャクソンらのエピソードを持っている。
そうしたエピソードやモータウン時代の写真を集めた写真集『マイケル・ジャクソン・スクラップブック』を1985年2月にエイヴォン・ブックスから出した。『スリラー』でスーパースターになったマイケルの写真集として売り出され、話題になった。この写真集はその後絶版になり、現在ではアメリカでも、日本でも高値がついている。
■ 海外の記事
http://www.eurweb.com/?p=60230
http://www.philly.com/philly/obituaries/20101029_Weldon_A__McDougal_III__singer__musical_producer__dies_at_74.html
■ウェルドン・マクドゥーガル著 マイケル・ジャクソン・スクラップブック (中古にとんでもない値段がついています)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0380895889/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
OBITUARY> McDougal, III, Weldon Arthur, (- October 21, 2010-74 year-old)
◎竹内まりや10年ぶりのライヴ~芳醇に色香を持つ楽曲の輝き
2010年12月8日 音楽◎竹内まりや10年ぶりのライヴ~芳醇に色香を持つ楽曲の輝き
【Takeuchi Mariya】
レア。
シンガー・ソングライター、という響きが今の時代に合うのかわからないが、竹内まりやの10年ぶりのライヴ。その10年前がまた18年ぶりだったというから、4年毎のオリンピックやワールドカップの比ではない。こんなレアなライヴはまずない。ラッキーなことに、ご縁あって、この貴重なライヴを拝見させていただいた。彼女のライヴを見るのは、初めて。
まりやさんのMCによると、1982年1月1日をもって休業に入ったので、2000年に18年ぶりライヴ、そして、2010年に10年ぶりライヴということのようだ。
オープニング・アクトで演奏した、まりやさんの先輩たちにあたるボックスは、ビートルズをそのまま日本版にしたようなバンドだった。ただし、メンバー4人に2人のサポートメンバーの計6人ステージにいたが。そのボックスが6曲のセットを終えて、場内が明るくなり、「これから20分の休憩が・・・」というアナウンスが流れた瞬間、いっせいに「ええええっ??」という驚きの声が上がったのは、受けた。
まりやさんは、MCの途中で、20代、30代~70代の人たちそれぞれに拍手してください、とアンケートを取ったが、圧倒的に40代、50代が多かった。70代、80代の方も若干だがいらしたようで、まさに老若男女、圧倒的なファン層。男女比もほぼ半々か。
まりやさんの力強い声が武道館に響いた。彼女の声は、何よりも、カレン・カーペンターのように誰にでも、まさに万人に愛される声だ。これは生まれもった天性のもの。そして、彼女の声の特質は、55歳になっても、まるで老けない。それは、あのロバータ・フラックの決して老けない声と同じだ。これはおそらく日ごろの体調を含めた声のメインテナンスの賜物だろう。そして、声力が強い。
真正三角形。
彼女の音楽は、正統派アメリカン・ポップスと従来からの日本の歌謡曲と、いわゆる最近のJポップと呼ばれるジャンルが完璧に正三角形を描いている。どれにも等距離でその正三角形は、真正だ。これだけの真正三角形を描けるシンガーは、今、いないのではないだろうか。そこだけをとっても、ワン&オンリー、唯一無比だ。
彼女はMCで言う。「(学校卒業したら)旅行会社の添乗員か、音楽雑誌の編集者かなにかになりたかったんです。だけど、フランス語を落として、卒業ができなくなり、RCAからデビューすることになりました。それは、(プロのシンガーとしてやっていく)覚悟のないデビューでした。ま、それも運命かな、と」
そうして、彼女はかつて自分の先輩で、この日オープニングを務めた杉真理さんが書いた「ウィスキーが、お好きでしょ」を歌った。MCから次に歌う楽曲へのもって行きかたも実にうまい。
まりやさんのすぐ後ろでほとんど一言もしゃべらず、黙々と、苦虫をつぶしたような渋い顔をしながらギターを弾き、バンド・マスターを務めていた夫の山下達郎氏。このツーショットがなんとも言えず、ほほえましく、しかも、最高の夫婦だなあ、とうらやましく思った。MCの中で、1970年代中ごろ、渋谷のヤマハ(年内で閉店です)でシュガーベイブのライヴがあるというので、見に行ったら、髪の毛の長い暗そうな人がいた、その人がそれから7年後に自分の夫になるなど夢にも思わなかった、といった昔話を披露し、客席から受けていた。また、アンコールの中での一こまだったか。客席から「可愛い!」という声がかかると、「この年になっても、『可愛い』と言われると嬉しいです」とはにかんだのが可愛かった。
芳醇。
山下達郎さんにせよ、竹内まりやさんにせよ、30年以上も音楽というひとつの道を歩んできた人々には、アーティストの成長とリンクして成長してきた観客という大きな財産がある。アーティストと観客が、同時に人生の時を重ねてきて、その結果密度の濃い時空が、ライヴ会場を覆う。
あるひとつの楽曲にアーティスト、シンガーの思いが込められ、一方でその楽曲へファンの100万通りの思いがかぶさっていく。だからこそ、その楽曲は年月を経て、ファンの思いという空気の中で、熟成していくワインのように誰に対しても芳醇になっていく。ヴェテランはそうした年代物のワインを何本も、何曲もワインセラーに寝かせている。
今日は何年物の楽曲のボトルを空けようか。この夜、たとえば、1979年物の「September」なんかが開いた。1980年物の「象牙海岸」も開けてしまおう。少し新し目、2007年産「人生の扉」のボトルも開けよう。何本も開けてしまうと、最後には酔いが回ってご機嫌になっている。この日武道館に集まったみんなが、次から次へと栓が開けられる多くのボトルに心地よく酔った夜だった。
■竹内まりや Expressions (通常盤)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DAIMZ6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
竹内まりや: Vocal, Guitars, Piano
山下達郎: Guitars, Musical Director
伊藤広規:Bass
小笠原拓海:Drums
佐橋佳幸:Guitars
土岐英史:Saxophone
難波弘之:Acoustic Piano & Rhodes
柴田俊文:Keyboards
国分友里恵:Background Vocal
佐々木久美:Background Vocal
三谷泰弘:Background Vocal
(セットリストの詳細は、大阪公演12月21日、22日終了後にアップします)
■セットリスト: 竹内まりや 武道館、2010年12月3日(金)
Setlist: "souvenir again ~mariya takeuchi live 2010~" @Budoukan, December 3, 2010
BOX :杉真理ギター、松尾清憲ギター、小室和幸ベース、田上正和ギター、(サポート)島村英二ドラムス、小泉信彦キーボード
Opening Act : Box
Show started 18:32
show ended 18:57
~竹内まりや~
Show started 19:23
show ended 21:24
(2010年12月3日(金)、竹内まりや・ライヴ=日本武道館)
ENT>MUSIC>LIVE>Takeuchi, Mariya
2010-198
【Takeuchi Mariya】
レア。
シンガー・ソングライター、という響きが今の時代に合うのかわからないが、竹内まりやの10年ぶりのライヴ。その10年前がまた18年ぶりだったというから、4年毎のオリンピックやワールドカップの比ではない。こんなレアなライヴはまずない。ラッキーなことに、ご縁あって、この貴重なライヴを拝見させていただいた。彼女のライヴを見るのは、初めて。
まりやさんのMCによると、1982年1月1日をもって休業に入ったので、2000年に18年ぶりライヴ、そして、2010年に10年ぶりライヴということのようだ。
オープニング・アクトで演奏した、まりやさんの先輩たちにあたるボックスは、ビートルズをそのまま日本版にしたようなバンドだった。ただし、メンバー4人に2人のサポートメンバーの計6人ステージにいたが。そのボックスが6曲のセットを終えて、場内が明るくなり、「これから20分の休憩が・・・」というアナウンスが流れた瞬間、いっせいに「ええええっ??」という驚きの声が上がったのは、受けた。
まりやさんは、MCの途中で、20代、30代~70代の人たちそれぞれに拍手してください、とアンケートを取ったが、圧倒的に40代、50代が多かった。70代、80代の方も若干だがいらしたようで、まさに老若男女、圧倒的なファン層。男女比もほぼ半々か。
まりやさんの力強い声が武道館に響いた。彼女の声は、何よりも、カレン・カーペンターのように誰にでも、まさに万人に愛される声だ。これは生まれもった天性のもの。そして、彼女の声の特質は、55歳になっても、まるで老けない。それは、あのロバータ・フラックの決して老けない声と同じだ。これはおそらく日ごろの体調を含めた声のメインテナンスの賜物だろう。そして、声力が強い。
真正三角形。
彼女の音楽は、正統派アメリカン・ポップスと従来からの日本の歌謡曲と、いわゆる最近のJポップと呼ばれるジャンルが完璧に正三角形を描いている。どれにも等距離でその正三角形は、真正だ。これだけの真正三角形を描けるシンガーは、今、いないのではないだろうか。そこだけをとっても、ワン&オンリー、唯一無比だ。
彼女はMCで言う。「(学校卒業したら)旅行会社の添乗員か、音楽雑誌の編集者かなにかになりたかったんです。だけど、フランス語を落として、卒業ができなくなり、RCAからデビューすることになりました。それは、(プロのシンガーとしてやっていく)覚悟のないデビューでした。ま、それも運命かな、と」
そうして、彼女はかつて自分の先輩で、この日オープニングを務めた杉真理さんが書いた「ウィスキーが、お好きでしょ」を歌った。MCから次に歌う楽曲へのもって行きかたも実にうまい。
まりやさんのすぐ後ろでほとんど一言もしゃべらず、黙々と、苦虫をつぶしたような渋い顔をしながらギターを弾き、バンド・マスターを務めていた夫の山下達郎氏。このツーショットがなんとも言えず、ほほえましく、しかも、最高の夫婦だなあ、とうらやましく思った。MCの中で、1970年代中ごろ、渋谷のヤマハ(年内で閉店です)でシュガーベイブのライヴがあるというので、見に行ったら、髪の毛の長い暗そうな人がいた、その人がそれから7年後に自分の夫になるなど夢にも思わなかった、といった昔話を披露し、客席から受けていた。また、アンコールの中での一こまだったか。客席から「可愛い!」という声がかかると、「この年になっても、『可愛い』と言われると嬉しいです」とはにかんだのが可愛かった。
芳醇。
山下達郎さんにせよ、竹内まりやさんにせよ、30年以上も音楽というひとつの道を歩んできた人々には、アーティストの成長とリンクして成長してきた観客という大きな財産がある。アーティストと観客が、同時に人生の時を重ねてきて、その結果密度の濃い時空が、ライヴ会場を覆う。
あるひとつの楽曲にアーティスト、シンガーの思いが込められ、一方でその楽曲へファンの100万通りの思いがかぶさっていく。だからこそ、その楽曲は年月を経て、ファンの思いという空気の中で、熟成していくワインのように誰に対しても芳醇になっていく。ヴェテランはそうした年代物のワインを何本も、何曲もワインセラーに寝かせている。
今日は何年物の楽曲のボトルを空けようか。この夜、たとえば、1979年物の「September」なんかが開いた。1980年物の「象牙海岸」も開けてしまおう。少し新し目、2007年産「人生の扉」のボトルも開けよう。何本も開けてしまうと、最後には酔いが回ってご機嫌になっている。この日武道館に集まったみんなが、次から次へと栓が開けられる多くのボトルに心地よく酔った夜だった。
■竹内まりや Expressions (通常盤)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DAIMZ6/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
竹内まりや: Vocal, Guitars, Piano
山下達郎: Guitars, Musical Director
伊藤広規:Bass
小笠原拓海:Drums
佐橋佳幸:Guitars
土岐英史:Saxophone
難波弘之:Acoustic Piano & Rhodes
柴田俊文:Keyboards
国分友里恵:Background Vocal
佐々木久美:Background Vocal
三谷泰弘:Background Vocal
(セットリストの詳細は、大阪公演12月21日、22日終了後にアップします)
■セットリスト: 竹内まりや 武道館、2010年12月3日(金)
Setlist: "souvenir again ~mariya takeuchi live 2010~" @Budoukan, December 3, 2010
BOX :杉真理ギター、松尾清憲ギター、小室和幸ベース、田上正和ギター、(サポート)島村英二ドラムス、小泉信彦キーボード
Opening Act : Box
Show started 18:32
show ended 18:57
~竹内まりや~
Show started 19:23
show ended 21:24
(2010年12月3日(金)、竹内まりや・ライヴ=日本武道館)
ENT>MUSIC>LIVE>Takeuchi, Mariya
2010-198
○白川会第5回~ヴォーカル・グループ好きの光石研さん登場
2010年12月9日 音楽○白川会第5回~ヴォーカル・グループ好きの光石研さん登場
【Mitsuishi Ken Joins Shirakawa-Party #5】
しずおかや。
いつのまにか、すっかり定番になってきた通称「白川会」。1960年代からソウル・ミュージックを愛し、聴き続けてきた白川さんが発起人となり、その友人、そのまた友人が適当に声をかけソウル談義をするひじょうにゆるーい会が、先日(2010年12月7日火曜)下北沢のソウルバー、おでんやさん「しずおかや/エクセロ」で行われ18名の参加者が集った。通算第5回目。
今回は、昨年11月に行われた「しずおかや」35周年記念パーティーで初めてお会いした俳優の光石研さんが、友人の女優峯村リエさん、俳優でありDJもする村上淳さんとともに初参加。どうやら、光石さんが、彼らにこのことを話したらぜひ来たいとのことで参加された。なんと峯村さんは、根っからのシャネルズ・ファンで、1980年の新宿ルイードでのライヴから通い、しかも、シャネルズ・ファン・クラブにも入会していた、という。峯村さんは、ラッツ佐藤善雄さんと対面して超緊張の、でもすぐ打ち解け、超嬉しそう。善雄さんはこの日は、マーチンのディナーショー・リハーサル。それをこの会があるというので、少し早めに抜けてきたそうだ。マーチンも善雄さんのパートを先にやってくれたそうで、やさしい。
一方、この「しずおかや」の店名の書を書かれた光石さんは、まさに、この「しずおかや」店主富田さんつながりの邂逅。昨年11月の35周年イヴェントでは、シャネルズがほぼ全員勢ぞろいして、大ファンだった光石さんは自分の目の前にシャネルズがいるというだけで大興奮していた。このときは、善雄さんもマーチンさんさえも、全員揃ってて、びっくりしたという。これも、富田さんの顔あってのこと。「あの夜は、まさに奇跡の夜だったね」と善雄さん。
前回から、やはりソウルを聴いて長い小西さん、権藤さんらが参加。彼らはかつて70年代に「トレジャー」誌というソウルのミニコミ誌(時代がかっている)を10数冊出していた。それぞれが自己紹介をしたときに、小西さんが古い「トレジャー」誌を作ってました、と言うと、なんと光石さん、「それ、持ってました!」と声を上げる。なんと、その後7冊持っていたことが判明。これは、すごいなあ。筋金入りのヴォーカル・グループ好きだ! この「トレジャー」誌にはデビュー前のシャネルズが掲載されている。そして、権藤さんは、シャネルズのデビュー作のライナーノーツを書いている。と、紹介すると、光石さん峯村さんら、驚嘆気味。
この日、僕はライノのドゥワップのボックスセットを持っていったのだが、光石さんにご紹介したところ、やはりさっそくメモされていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000333M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
光石さんがヴォーカル・グループ好きというのは、聞いていたが、なんと、佐藤さんが作ったゴスペラーズのファイルからのデビュー・シングルも買っていた。村上さん、黒沢さん以外今とは違う別のメンバーの作品だ。当時からちゃんとチェックしていたんだ。そういえば、かつて光石さんは、シャネルズから入って、シャネルズ→クールス→山下達郎→ とどんどん音楽の幅が広がっていたと言っていた。善雄さんも、それをきいて殊のほか大喜び。そのファイルからデビュー直後に、渋谷の知り合いの小さなバーでアカペラ・ライヴをやったそうだ。メンバーがカウンターの中に入って歌ったという話などをしてくれ、光石さんも興奮気味に聞いていた。(僕も興奮気味に聞いた)
村上淳さんは、もう20年近くDJをやっていて、なんと、大貫憲章さんのイヴェントなどでもDJしているそうだ。マーヴィン・ゲイ、ロリータ・ハロウェイ、ジョスリン・ブラウン、サルソウル系などが好きだそう。DJするときはCDは使わず、アナログのみだそう。
この日は平日だったせいか、18人以外にお客さんが二組ほどしかいなかったので、もう貸し切り状態。なんだか、回を重ねるごとに、大きくなってきますね。
そして、1次会の後は、2次会「チャップス」へ。ドゥワップ系はないですか、とチャップさんに尋ねると、さすがにドゥワップはないとのことなので、スイート・ソウル、ヴォーカル・グループ系をお願いします、というと、どのあたりのアーティストが、と聞かれ、ふと悩み、瞬間、なぜかブルー・マジックと言ってしまった。なんでスイート・ソウル・ヴォーカル・グループというところでブルー・マジックの名がでたのかは、謎だ。(笑)
+++++
帰り際に、峯村さんから来年彼女が出演する舞台のフライアーをいただいた。これも何かのご縁、ご紹介します。
■ 長塚圭史新プロジェクト「葛河思潮社」第一弾『浮標(ブイ)』
【スタッフ】作=三好十郎 演出=長塚圭史
【キャスト】安藤聖/江口のりこ/大森南朋/佐藤直子/田中哲司/遠山悠介/中村ゆり/藤谷美紀/峯村リエ/山本剛史
■神奈川公演 2011年1月17日(月)~23日(日)
・会場=神奈川芸術劇場
■長野公演 2011年1月28日(金)~30日(日)
・会場=まつもと市民芸術館
■東京公演 2011年2月1日(火)~10日(木)
・会場=吉祥寺シアター
各公演とも・お問い合わせ=ゴーチ・ブラザーズ TEL.03-3466-0944(平日11:00~19:00)
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2010/09/21_03.php
■過去の白川会および「しずおかや」関連記事↓
2010年09月12日(日)
下北沢ソウル・サミット~第4回白川会
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10645525057.html
2009年12月18日(金)
白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて(第3回)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091218.html
November 04, 2009
しずおか屋35周年パーティー、開かれる
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10380305472.html
May 25, 2009
レコード地獄に足を一歩踏み入れた新人19歳とどっぷり頭までつかった61歳の邂逅(第2回)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090525.html
December 03, 2008
Another Soul Summit At Shizuoka-Ya
【もうひとつのソウル・サミット~鈴木啓志氏パソコン始める】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081203.html
(第1回)
December 12, 2008
俳優・光石研さんはソウル・ミュージック好きらしい
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10176903406.html
2008年12月13日(土)
光石研さんとしずおかや
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html
January 26, 2006
Excello/Shizuoka Ya @ Shimokitazawa: Soul Oden Restaurant
【しずおか屋~下北沢のソウル・おでん屋】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000795.html
2003/04/03 (Thu)
As the boy, so the man
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030403-1.html
2003/12/19 (Fri)
Synchronicity @ Shizuoka-Ya & Little Soul Cafe
http://www.soulsearchin.com/entertainment/soulbars/diary20031219.html
■EXCELLO しずおかや (エクセロ しずおかや)
住所: 東京都世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル202
電話: 03-3465-6154
営業時間: 18:00~24:00
定休日: 日曜 (祭日は営業)
行きかた: 下北沢駅南口より徒歩約3分
(現在の場所には2005年4月移転。)
■CHAPS (チャップス) ソウルバー
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-17-10 第2滝本ビル3F
電話: 03-3424-2545
営業時間: 20:00~5:00くらい(不定休)
開店: 2009年2月17日
ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~chaps/
ブログ
http://chaps-project.blog.ocn.ne.jp/
ENT>ESSAY>
ENT>EVENT>Shirakawa-kai, Shimokitazawa Soul Summit
SOUL BARS>Excello/Shizuokaya, Chaps
【Mitsuishi Ken Joins Shirakawa-Party #5】
しずおかや。
いつのまにか、すっかり定番になってきた通称「白川会」。1960年代からソウル・ミュージックを愛し、聴き続けてきた白川さんが発起人となり、その友人、そのまた友人が適当に声をかけソウル談義をするひじょうにゆるーい会が、先日(2010年12月7日火曜)下北沢のソウルバー、おでんやさん「しずおかや/エクセロ」で行われ18名の参加者が集った。通算第5回目。
今回は、昨年11月に行われた「しずおかや」35周年記念パーティーで初めてお会いした俳優の光石研さんが、友人の女優峯村リエさん、俳優でありDJもする村上淳さんとともに初参加。どうやら、光石さんが、彼らにこのことを話したらぜひ来たいとのことで参加された。なんと峯村さんは、根っからのシャネルズ・ファンで、1980年の新宿ルイードでのライヴから通い、しかも、シャネルズ・ファン・クラブにも入会していた、という。峯村さんは、ラッツ佐藤善雄さんと対面して超緊張の、でもすぐ打ち解け、超嬉しそう。善雄さんはこの日は、マーチンのディナーショー・リハーサル。それをこの会があるというので、少し早めに抜けてきたそうだ。マーチンも善雄さんのパートを先にやってくれたそうで、やさしい。
一方、この「しずおかや」の店名の書を書かれた光石さんは、まさに、この「しずおかや」店主富田さんつながりの邂逅。昨年11月の35周年イヴェントでは、シャネルズがほぼ全員勢ぞろいして、大ファンだった光石さんは自分の目の前にシャネルズがいるというだけで大興奮していた。このときは、善雄さんもマーチンさんさえも、全員揃ってて、びっくりしたという。これも、富田さんの顔あってのこと。「あの夜は、まさに奇跡の夜だったね」と善雄さん。
前回から、やはりソウルを聴いて長い小西さん、権藤さんらが参加。彼らはかつて70年代に「トレジャー」誌というソウルのミニコミ誌(時代がかっている)を10数冊出していた。それぞれが自己紹介をしたときに、小西さんが古い「トレジャー」誌を作ってました、と言うと、なんと光石さん、「それ、持ってました!」と声を上げる。なんと、その後7冊持っていたことが判明。これは、すごいなあ。筋金入りのヴォーカル・グループ好きだ! この「トレジャー」誌にはデビュー前のシャネルズが掲載されている。そして、権藤さんは、シャネルズのデビュー作のライナーノーツを書いている。と、紹介すると、光石さん峯村さんら、驚嘆気味。
この日、僕はライノのドゥワップのボックスセットを持っていったのだが、光石さんにご紹介したところ、やはりさっそくメモされていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000333M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
光石さんがヴォーカル・グループ好きというのは、聞いていたが、なんと、佐藤さんが作ったゴスペラーズのファイルからのデビュー・シングルも買っていた。村上さん、黒沢さん以外今とは違う別のメンバーの作品だ。当時からちゃんとチェックしていたんだ。そういえば、かつて光石さんは、シャネルズから入って、シャネルズ→クールス→山下達郎→ とどんどん音楽の幅が広がっていたと言っていた。善雄さんも、それをきいて殊のほか大喜び。そのファイルからデビュー直後に、渋谷の知り合いの小さなバーでアカペラ・ライヴをやったそうだ。メンバーがカウンターの中に入って歌ったという話などをしてくれ、光石さんも興奮気味に聞いていた。(僕も興奮気味に聞いた)
村上淳さんは、もう20年近くDJをやっていて、なんと、大貫憲章さんのイヴェントなどでもDJしているそうだ。マーヴィン・ゲイ、ロリータ・ハロウェイ、ジョスリン・ブラウン、サルソウル系などが好きだそう。DJするときはCDは使わず、アナログのみだそう。
この日は平日だったせいか、18人以外にお客さんが二組ほどしかいなかったので、もう貸し切り状態。なんだか、回を重ねるごとに、大きくなってきますね。
そして、1次会の後は、2次会「チャップス」へ。ドゥワップ系はないですか、とチャップさんに尋ねると、さすがにドゥワップはないとのことなので、スイート・ソウル、ヴォーカル・グループ系をお願いします、というと、どのあたりのアーティストが、と聞かれ、ふと悩み、瞬間、なぜかブルー・マジックと言ってしまった。なんでスイート・ソウル・ヴォーカル・グループというところでブルー・マジックの名がでたのかは、謎だ。(笑)
+++++
帰り際に、峯村さんから来年彼女が出演する舞台のフライアーをいただいた。これも何かのご縁、ご紹介します。
■ 長塚圭史新プロジェクト「葛河思潮社」第一弾『浮標(ブイ)』
【スタッフ】作=三好十郎 演出=長塚圭史
【キャスト】安藤聖/江口のりこ/大森南朋/佐藤直子/田中哲司/遠山悠介/中村ゆり/藤谷美紀/峯村リエ/山本剛史
■神奈川公演 2011年1月17日(月)~23日(日)
・会場=神奈川芸術劇場
■長野公演 2011年1月28日(金)~30日(日)
・会場=まつもと市民芸術館
■東京公演 2011年2月1日(火)~10日(木)
・会場=吉祥寺シアター
各公演とも・お問い合わせ=ゴーチ・ブラザーズ TEL.03-3466-0944(平日11:00~19:00)
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2010/09/21_03.php
■過去の白川会および「しずおかや」関連記事↓
2010年09月12日(日)
下北沢ソウル・サミット~第4回白川会
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10645525057.html
2009年12月18日(金)
白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて(第3回)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091218.html
November 04, 2009
しずおか屋35周年パーティー、開かれる
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10380305472.html
May 25, 2009
レコード地獄に足を一歩踏み入れた新人19歳とどっぷり頭までつかった61歳の邂逅(第2回)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090525.html
December 03, 2008
Another Soul Summit At Shizuoka-Ya
【もうひとつのソウル・サミット~鈴木啓志氏パソコン始める】
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081203.html
(第1回)
December 12, 2008
俳優・光石研さんはソウル・ミュージック好きらしい
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10176903406.html
2008年12月13日(土)
光石研さんとしずおかや
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html
January 26, 2006
Excello/Shizuoka Ya @ Shimokitazawa: Soul Oden Restaurant
【しずおか屋~下北沢のソウル・おでん屋】
http://blog.soulsearchin.com/archives/000795.html
2003/04/03 (Thu)
As the boy, so the man
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030403-1.html
2003/12/19 (Fri)
Synchronicity @ Shizuoka-Ya & Little Soul Cafe
http://www.soulsearchin.com/entertainment/soulbars/diary20031219.html
■EXCELLO しずおかや (エクセロ しずおかや)
住所: 東京都世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル202
電話: 03-3465-6154
営業時間: 18:00~24:00
定休日: 日曜 (祭日は営業)
行きかた: 下北沢駅南口より徒歩約3分
(現在の場所には2005年4月移転。)
■CHAPS (チャップス) ソウルバー
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-17-10 第2滝本ビル3F
電話: 03-3424-2545
営業時間: 20:00~5:00くらい(不定休)
開店: 2009年2月17日
ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~chaps/
ブログ
http://chaps-project.blog.ocn.ne.jp/
ENT>ESSAY>
ENT>EVENT>Shirakawa-kai, Shimokitazawa Soul Summit
SOUL BARS>Excello/Shizuokaya, Chaps
☆カシオ・ファミリー、オプラに語る~マイケル・ジャクソンについての詳細
2010年12月10日 音楽☆カシオ・ファミリー、オプラに語る~マイケル・ジャクソンについての詳細
【Cascio Family Talks To Oprah Show】
オプラ。
2010年12月15日に日本でも発売される(アメリカは14日)マイケル・ジャクソンの未発表曲を集めた新作『マイケル』の全10曲のうち、3曲の元を作ったカシオ・ファミリーが、2010年12月6日(月)のアメリカのトークショー番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』に登場。オプラの質問に答えた。
なんとアメリカ・ワシントンDC在住の翻訳家で押野素子さんが、テレビに出る文字情報をタイプアウトしてくださった。翻訳して紹介しようと思ったが、ちょっと今時間がないので、先に全文を掲載する。おそらく、オプラのウェッブには、まもなく期間限定で全テキストが公開されると思われる。(C)オプラ・ウィンフリーと各出演者。押野さん、本当にありがとうございます。
簡単に内容を。
登場人物は、ドミニク・カシオ(父)、コニー(母)、フランク(長兄)、エディー(次男)、マリー・ニコル(妹)、後半、プロデューサーのテディー・ライリーがジョインする。
ドミニクは、ニューヨークの名門ホテル、ヘルムズレイ・パレスでマネージャーをしていて、そのときマイケルと知り合った。その頃まだエディーとフランクは3歳、5歳。1984年~85年頃。マイケルと仲良くなったが、マイケルがプライヴェートを大事にするために、マイケルとの関係は、公にはしなかった。マイケルは、夜でも突然事前の連絡なしに、カシオ家にやってきた。普通のマットレスで寝ていた。エディーがピアノを習い音楽に興味を持ち出すと、マイケルが音楽の先生のような存在になった。自宅に「洗練されたスタジオ」(これはオプラの皮肉で、実際はデモテープを録る程度の質素なスタジオ)を作り、そこでいろいろ録音した。2007年夏から11月くらいにかけて、12曲ほど録音した。マイケルは、かつてエホバの証人だったので、お祝い事をしなかったが、カシオ家では誕生日やクリスマスなどの祝い事をして、クリスマス・プレゼントの交換などをした。マイケルと親しくはなったが、ロールス・ロイスなどの高価の贈り物は何ももらっていない。
エディー・カシオについて。ここはオプラには出てこないので、他の資料からの僕の推理だが、エディーが今、28歳だとすると、彼らが知り合ったのが1985年前後(プラス・マイナス3年)あたり。また、エディーが大学を2004年に卒業しているとすると、やはりエディーは1982年前後の生まれ。3歳で1985年あたり。ちなみに、エディーはソニー/ATVミュージックでソングライターとして契約している。
後半テディー・ライリーが加わり、これらの声に疑問があがっていることを、きっぱり否定。テディーもエディー・カシオもこれらはすべてマイケルの声だと断言している。不完全な作品を世に出すことはマイケルの本意ではないのではないか、という質問には、テディーは「これは完璧なものではない、だが、これはマイケルであり、マイケルのアート(芸術)だ。僕たちは彼のレガシー(伝説)を生きさせなければならない」と言う。
■マイケル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■押野素子・翻訳『マイケル・ジャクソン裁判』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860203208/soulsearchiho-22/ref=nosim/
+++++
オプラのサイト掲載記事(英語)(2010年12月6日付け)
http://www.oprah.com/oprahshow/Michael-Jacksons-Second-Family
オプラ・ウィンフリー・ショーでのトーク内容は次の通り。
Oprah Winfrey Show (December 6th, 2010)
Also making news is the controversy surrounding release of a new Michael Jackson album titled MICHAEL with 10 never before heard songs recorded before his death. Now, this is the Cascio family. They have been reluctant to come here today, afraid that they might be betraying a friendship that they’ve held so privately and dearly for over 25 years. That is how long they have had a secret relationship with the King of Pop, Michael Jackson. He called them his second family. And they’ve written music together, have personal home videos and endless memories with a man who was a mystery to most of us. Here is how it all started.
Dominic Cascio: When I first met Michael Jackson, I was working at the Helmsley Palace Hotel. I used to manage all the suites and the apartments, and that’s where he normally stayed. Michael asked me if I was married, if I had any kids and that one day he would love to meet them.
Connie: He was wonderful, and we treated him as he was part of our family, and he was not the king of pop but just a human being.
Dominic: He called us “the family of love”, “my second family.”
Eddie and Frank Cascio
We grew up with him, literally, since he was 3 and I was 5, and so being around him was just normal.
He really was just so humble, and then never really played off on the fact that he was, you know, Michael Jackson, you know. He was just Michael. He was just our friend.
Connie: I used to cook all his favorite food. I knew exactly what he loved, and I would make it for him. I even would make him homemade pizza and, he loved it, and turkey dinners.
Turkey diners. Mashed Potatoes, Stuffing. Thanksgiving dinner every day.
And he did love his sweets.
Well, the candy counter, he kind of introduced us to… at Neverland, he always had the candy counter, one of the first time he came here, he was like “Where’s your candy counter?” and he made us go out and get..
He thought everyone had a candy counter.
And my father went out and got boxes and boxes of all different types of candy that Michael loved, and we actually placed it over there, and then he was like, “OK, we got the candy counter. We’re good.”
Just liked hanging out.
He’d hang out just like this. Just standing around the counter and talking, and when here was.
He took my garbage out one night.
Yeah. He loved doing things like that.
He loved doing things like that. Helped her vacuum, clean up the house.
Yeah he tried to clean up the house, his way of cleaning (laughs).
Yeah, it was funny…he would just come up and enjoy family dinners and just be part of the family. He would always make sure that before every meal that we’d say our prayers and say grace, and even afterwards we’d have sit-downs, and we’d all go through and, just talk about what we’re thankful for, those type of memories that we all have are just… they’re just really priceless, you know, because that was Michael.
Oprah: Connie and Dominic Cascio and their children Eddie, Frank, and Marie Nicole have never spoken publicly about their relationship with Michael until today. Eddie has known Michael since he was a toddler. That was Eddie playing the piano in the home video that we just saw over the years. Michael mentored Eddie and taught him the ropes about music, and in just a few moments, for the first time, we’re gonna hear a few of the songs that Eddie produced and wrote with Michael Jackson before he died. So why did you want to be here, Eddie?
Eddie: I felt that it was important to show the world who Michael really was, especially to us as a family.
Oprah: So you were just a little boy when he first came to the house. I have to ask your mother, Connie, what in the world did you think when your husband said, “Michael Jackson is dropping by”?
Connie: Well, you know, Michael never made an announcement when he was coming. He would just show up at the door, and we were like… in the middle of the night sometimes, he’d just knock at the door, and I’d wake up the kids. If you notice, they were all in their pajamas when they were playing and half asleep.
Oprah: How did you all keep this a secret all these years?
Eddie: Michael was very private, and he felt that he saw the warmth and how we respected Michael for who he was, and now he just didn’t want us to be that family that goes out and, you know, talks about Michael Jackson, and we never did that.
Connie: We wanted to give Michael that opportunity to know that we weren’t there to… for who he was as a celebrity, that we were really there to be a family for him and get him through all his bad times that he’s been through because we knew him before the bad times, and when the bad times came…
Oprah: Bad times meaning charges of sexual molestation?
Connie: Right. We weren’t gonna turn our backs on him, and we stood there, and we said, “We’re with you all the way.” And he appreciate it and we did it.
Oprah: Well, I have to ask the questions because obviously, there were bad tunes, accused of sexual molestation. You had two young boys, a young daughter. Did you ever ask your children if any improprieties had occurred with them?
Dominic: As a father, I did. And they looked at me like, “Are you serious?” But I had to do it.
Connie: We had to explain it to him, the ids, what was going on. They didn’t understand it.
Oprah: At the time.
Connie: Yeah.
Oprah: So I have to ask you, Frank, Marie Nicole, were there any ever any improprieties with you and Michael Jackson.
All: Never.
Eddie: Michael couldn’t… He couldn’t harm a fly. I mean, he’s such a kind and gentle soul.
Oprah: So when you heard those charges and heard those charges then again, and he went on trial for those charges, what did you think?
Eddie: “This is ridiculous. It’s ridiculous.”
Connie: Terrible.
Eddie: Michael was a target, and unfortunately, he was targeted.
Oprah: So at no time did you ever feel, during all of those charges against him, that your children were not safe with him
Dominic: Never. Never a doubt.
Oprah: Did he continue to come to your home and be with your family after he had his own children?
Connie: Oh, yes, oh absolutely, we were there when the kids were born, and we were there. I mean, and he was so happy, and we, you know.
Oprah: Like physically there.
Connie: Yeah, physically there.
Oprah: Would be bring the children to your house?
Connie: Absolutely, absolutely, he trusted no one but us to even… like, he would leave the kids with no one but… other than the nanny, and we were the other family that he left the kids with.
Oprah: We’ll be right back. Where have you all been (laughs)?
(Commercial break)
Eddie: I had been studying piano since the age of four, and my brother as well, and as we grew up, we would play for Michael, and we both learned pretty much all of Michael’s songs.
Eddie: I’ll take you down to the studio. It’s in the basement, so this is the studio, and it didn’t always look like this. When Michael was here, there wasn’t any drums or anything here, there was just a box spring with a mattress. So he would sleep over here. Then I had sectioned off this corner with curtains, black, dark curtains going all the way around it, with a flat-screen TV. So he had, like his little cave. Right here, we had… it wasn’t this dance floor, but we had a regular wooden dance floor put in just for him. He was training every morning. He’d dance, and I would be right here next to him dancing. Years later, fast forward to , I would say, the beginning of ’07, he came ready to work, and that’s what we did. Spent long hours working in the studio, recording.
Eddie: The vocals were done, actually, right in this room. I think Michael would be very excited right now that the music that he was doing for his fans, they’re finally gonna get a chance to hear it.
♪Keep your head up… ♪
Eddie & Michael’s Last Photo / January 2009
Oprah: That was an exclusive preview of the new song “Keep Your Head Up,” produced and written by Michael Jackson and Eddie Cascio, who’s sitting here right now. The new album “Michael” is out on December 14th. What do you think is the most important thing he actually taught you?
Eddie: Just to always be true to who you are. Be humble. Be grateful for everything, and never stop seeking knowledge.
Oprah: He was a perfectionist.
Eddie: Oh, absolutely, yes.
Oprah: Did he always look like Michael Jackson? I mean, like, with the epaulets and… did he ever, like, come in a pair of sweats?
Dominic: Actually, Michael…
Oprah: Did he wear pajamas?
Eddie: He always looked, he was always ahead of his time when it came to fashion in public…
Frank: Especially when he wore the pajamas in the house, walking around.
Eddie: The funny thing is, he’d wear pajamas with, like, a T-shirt, and then he’d have a nice blazer. So he’d always have something… he would always have something that you saw, “Oh, that’s Michael.” With the blazer or with, you know, the iconic… the armband and everything.
Oprah: Did your family benefit in any way from the association other than the love that you felt from him? Did he buy you lavish gifts or, you know, Rolls-Royces? Cars?
All: No
Eddie: No, no, there was never any lavish gift. There was always.. we celebrated holidays, Christmases together, so there was always Christmas presents, but we also gave him Christmas presents.
Connie: and he loved them.
Oprah: Because I thought he was a Jehovah’s Witness and his religion didn’t celebrate holidays.
Connie: But he celebrated Christmas. He always loved Christmas receiving gifts, and giving gifts, and that’s what he did.
Oprah: OK. What do we actually get Michael for Christmas?
Dominic: Well, Michael… He loved books. Just buying books, and art. He loved art.
Connie: A lot of Disney stuff.
Dominic: He loved Michelangelo. He truly loved. Always talked to me about Michelangelo.
Oprah: I hear you spoke to him 3 days before he died.
Dominic: Yeah. He called us at home. Father’s day, to wish us happy Father’s day, and coincidental, we were all in my house, so he got to talk to all the family. It’s some time when we think about that.
Oprah: Were you aware.. did you all see signs of drug addiction?
Dominic: We didn’t see the signs. When he was at home, he was a normal person.
Oprah: What would you say, Eddie?
Eddie: He was sharp. It was unfortunate to learn of the so-called problem or addiction problem that we now know he suffered from. Unfortunately, it got the best of him.
Oprah: Did he… everybody who’s known him says that he had a chronic problem sleeping. Did you.. yes, because if he’s coming to your house in the middle of the night…
Connie: Well, we knew that, but I’ll tell you, he slept at our house. Because he really did relax and sleep at my house. I mean, it’s just amazing. I guess he felt like he can really just feel secure and separate from everything else. We did a lot of family things to get his mind off of, I guess, the superstar that he was.
Oprah: How much do you miss him?
Dominic: We still do.
Connie: It’ll never go away. It’ll never… It’s an everyday battle that we all have, and we all mention his name. At least once a day, we mention him because we actually can feel him in our home.
Oprah: Michael and Eddie recorded 12 songs in the Cascios’ basement. They are locked in a vault, and we’re hearing 3 of them today. Eddie, there have been some questions, you know, about, first of all, people saying that this isn’t Michael’s voice. You know that. What can you tell us about that?
Eddie: I can tell you that it is Michael’s voice. He recorded right there in my basement.
Oprah: In that little room with the mat on the floor?
Eddie: Yup.
Oprah: So sophisticated (laughs). In the sophisticated studios there.
Eddie: Yeah, it was a home studio, and we worked. I was there pushing the buttons. He was right there directing, and he… that’s Michael Jackson.
Oprah: As we go to break, here’s another exclusive track called Monster, written and produced by Eddie Cascio and Michael Jackson. Eddie says this is one that Michael would’ve gotten up and danced to. Take a listen.
(Monster playing)
(Commercial Break)
(Breaking News)
Oprah: That’s a song called “Breaking News,” written and produced by Eddie Cascio and Michael Jackson, and it’s being released December 14. Some of the tracks on Michael’s new album were finished by his longtime producer and friend Teddy Riley. Teddy worked with Michael for over 18 years on some of his most successful albums, including “Dangerous” “HIStory” and “Invincible.” He was also one of 6 producers and engineers who verified the authenticity of Michael’s voice. So what do you… Hi, welcome. How are you? What do you say to the doubters?
Teddy: I say to the doubters, along with my friends who also worked with Michael over 20 years, over 25 years, this is Michael’s voice. And so many people, including some of the family, they doubt that it’s him, but we professionally, we’ve been around him.
Oprah: Why do they doubt that it’s him? Do they recognize the relationship? Was the family aware of this relationship with you all?
All: Yeah.
Oprah: Why do you say for sure it is him?
Teddy: Because you can hear the authenticity in his voice and you can hear, like, the natural part of him, and no one could really do a scream like that, strong scream on the music that you hear like Michael. I don’t care if you get anyone. They will never be able to duplicate Michael’s voice.
Oprah: You know, there are some who are saying this new album, these new songs, should not be released. Will. I. Am, who’s a friend of mine and a friend of the show’s, has said that Michael is a perfectionist and would not have wanted this released because it wasn’t perfect, you know. The way he left it wasn’t perfect. What do you say to that, Eddie, and you, Teddy?
Eddie: Well, I feel that Michael absolutely wanted these songs released. Michael did it for his fans. He recorded for his fans. And it deserves to come out, and the fans deserve to hear what the musical genius of Michael really is
Oprah: And what his last work was. What do you say?
Teddy: It’s to continue his legacy. I think…. They are saying it’s not perfect, but this is Michael’s, you know, his art, and we must continue his legacy. Michael’s worst day is probably a lot of those people’s, you know, best day. So this is still Michael and this is…
Oprah: So are you saying it’s better to have some Michael rather than no Michael?
Teddy: That’s right.
Oprah: Would Michael have liked the heat on this new album? Would he like the controversy?
Teddy: He’d love. He lives controversy. He lives for it.
Oprah: So the fact that we’re sitting here going “Is it or isn’t it?”
Teddy: Exactly. He would be… He’s smiling at us right now. “Just what I want you all to do.”
Oprah: Were both of you planning on going to London for his final concert, for the “This is It”?
Teddy: Yes. I had two weeks there with my children.
Oprah: Well, I think it’s remarkable… First of all, thank you for coming to share this story with me. I think it’s remarkable that this family has known Michael Jackson… that has been going on in your basement, in Michael’s pajamas, all of this time, you all never told anybody. Thanks to the Cascio Family, thank you, Teddy Riley. Thank you, Eddie. Michael Jackson’s new album “Michael” in stores December 14, with all the exclusive tracks that we heard today and much more.
(On the screen) We have complete confidence in the results of our extensive research, as well as the accounts of those who were in the studio with Michael, that the vocals on the new album are his own… Epic Records
+++++
ENT>MICHAEL JACKSON>Oprah
【Cascio Family Talks To Oprah Show】
オプラ。
2010年12月15日に日本でも発売される(アメリカは14日)マイケル・ジャクソンの未発表曲を集めた新作『マイケル』の全10曲のうち、3曲の元を作ったカシオ・ファミリーが、2010年12月6日(月)のアメリカのトークショー番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』に登場。オプラの質問に答えた。
なんとアメリカ・ワシントンDC在住の翻訳家で押野素子さんが、テレビに出る文字情報をタイプアウトしてくださった。翻訳して紹介しようと思ったが、ちょっと今時間がないので、先に全文を掲載する。おそらく、オプラのウェッブには、まもなく期間限定で全テキストが公開されると思われる。(C)オプラ・ウィンフリーと各出演者。押野さん、本当にありがとうございます。
簡単に内容を。
登場人物は、ドミニク・カシオ(父)、コニー(母)、フランク(長兄)、エディー(次男)、マリー・ニコル(妹)、後半、プロデューサーのテディー・ライリーがジョインする。
ドミニクは、ニューヨークの名門ホテル、ヘルムズレイ・パレスでマネージャーをしていて、そのときマイケルと知り合った。その頃まだエディーとフランクは3歳、5歳。1984年~85年頃。マイケルと仲良くなったが、マイケルがプライヴェートを大事にするために、マイケルとの関係は、公にはしなかった。マイケルは、夜でも突然事前の連絡なしに、カシオ家にやってきた。普通のマットレスで寝ていた。エディーがピアノを習い音楽に興味を持ち出すと、マイケルが音楽の先生のような存在になった。自宅に「洗練されたスタジオ」(これはオプラの皮肉で、実際はデモテープを録る程度の質素なスタジオ)を作り、そこでいろいろ録音した。2007年夏から11月くらいにかけて、12曲ほど録音した。マイケルは、かつてエホバの証人だったので、お祝い事をしなかったが、カシオ家では誕生日やクリスマスなどの祝い事をして、クリスマス・プレゼントの交換などをした。マイケルと親しくはなったが、ロールス・ロイスなどの高価の贈り物は何ももらっていない。
エディー・カシオについて。ここはオプラには出てこないので、他の資料からの僕の推理だが、エディーが今、28歳だとすると、彼らが知り合ったのが1985年前後(プラス・マイナス3年)あたり。また、エディーが大学を2004年に卒業しているとすると、やはりエディーは1982年前後の生まれ。3歳で1985年あたり。ちなみに、エディーはソニー/ATVミュージックでソングライターとして契約している。
後半テディー・ライリーが加わり、これらの声に疑問があがっていることを、きっぱり否定。テディーもエディー・カシオもこれらはすべてマイケルの声だと断言している。不完全な作品を世に出すことはマイケルの本意ではないのではないか、という質問には、テディーは「これは完璧なものではない、だが、これはマイケルであり、マイケルのアート(芸術)だ。僕たちは彼のレガシー(伝説)を生きさせなければならない」と言う。
■マイケル
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■押野素子・翻訳『マイケル・ジャクソン裁判』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860203208/soulsearchiho-22/ref=nosim/
+++++
オプラのサイト掲載記事(英語)(2010年12月6日付け)
http://www.oprah.com/oprahshow/Michael-Jacksons-Second-Family
オプラ・ウィンフリー・ショーでのトーク内容は次の通り。
Oprah Winfrey Show (December 6th, 2010)
Also making news is the controversy surrounding release of a new Michael Jackson album titled MICHAEL with 10 never before heard songs recorded before his death. Now, this is the Cascio family. They have been reluctant to come here today, afraid that they might be betraying a friendship that they’ve held so privately and dearly for over 25 years. That is how long they have had a secret relationship with the King of Pop, Michael Jackson. He called them his second family. And they’ve written music together, have personal home videos and endless memories with a man who was a mystery to most of us. Here is how it all started.
Dominic Cascio: When I first met Michael Jackson, I was working at the Helmsley Palace Hotel. I used to manage all the suites and the apartments, and that’s where he normally stayed. Michael asked me if I was married, if I had any kids and that one day he would love to meet them.
Connie: He was wonderful, and we treated him as he was part of our family, and he was not the king of pop but just a human being.
Dominic: He called us “the family of love”, “my second family.”
Eddie and Frank Cascio
We grew up with him, literally, since he was 3 and I was 5, and so being around him was just normal.
He really was just so humble, and then never really played off on the fact that he was, you know, Michael Jackson, you know. He was just Michael. He was just our friend.
Connie: I used to cook all his favorite food. I knew exactly what he loved, and I would make it for him. I even would make him homemade pizza and, he loved it, and turkey dinners.
Turkey diners. Mashed Potatoes, Stuffing. Thanksgiving dinner every day.
And he did love his sweets.
Well, the candy counter, he kind of introduced us to… at Neverland, he always had the candy counter, one of the first time he came here, he was like “Where’s your candy counter?” and he made us go out and get..
He thought everyone had a candy counter.
And my father went out and got boxes and boxes of all different types of candy that Michael loved, and we actually placed it over there, and then he was like, “OK, we got the candy counter. We’re good.”
Just liked hanging out.
He’d hang out just like this. Just standing around the counter and talking, and when here was.
He took my garbage out one night.
Yeah. He loved doing things like that.
He loved doing things like that. Helped her vacuum, clean up the house.
Yeah he tried to clean up the house, his way of cleaning (laughs).
Yeah, it was funny…he would just come up and enjoy family dinners and just be part of the family. He would always make sure that before every meal that we’d say our prayers and say grace, and even afterwards we’d have sit-downs, and we’d all go through and, just talk about what we’re thankful for, those type of memories that we all have are just… they’re just really priceless, you know, because that was Michael.
Oprah: Connie and Dominic Cascio and their children Eddie, Frank, and Marie Nicole have never spoken publicly about their relationship with Michael until today. Eddie has known Michael since he was a toddler. That was Eddie playing the piano in the home video that we just saw over the years. Michael mentored Eddie and taught him the ropes about music, and in just a few moments, for the first time, we’re gonna hear a few of the songs that Eddie produced and wrote with Michael Jackson before he died. So why did you want to be here, Eddie?
Eddie: I felt that it was important to show the world who Michael really was, especially to us as a family.
Oprah: So you were just a little boy when he first came to the house. I have to ask your mother, Connie, what in the world did you think when your husband said, “Michael Jackson is dropping by”?
Connie: Well, you know, Michael never made an announcement when he was coming. He would just show up at the door, and we were like… in the middle of the night sometimes, he’d just knock at the door, and I’d wake up the kids. If you notice, they were all in their pajamas when they were playing and half asleep.
Oprah: How did you all keep this a secret all these years?
Eddie: Michael was very private, and he felt that he saw the warmth and how we respected Michael for who he was, and now he just didn’t want us to be that family that goes out and, you know, talks about Michael Jackson, and we never did that.
Connie: We wanted to give Michael that opportunity to know that we weren’t there to… for who he was as a celebrity, that we were really there to be a family for him and get him through all his bad times that he’s been through because we knew him before the bad times, and when the bad times came…
Oprah: Bad times meaning charges of sexual molestation?
Connie: Right. We weren’t gonna turn our backs on him, and we stood there, and we said, “We’re with you all the way.” And he appreciate it and we did it.
Oprah: Well, I have to ask the questions because obviously, there were bad tunes, accused of sexual molestation. You had two young boys, a young daughter. Did you ever ask your children if any improprieties had occurred with them?
Dominic: As a father, I did. And they looked at me like, “Are you serious?” But I had to do it.
Connie: We had to explain it to him, the ids, what was going on. They didn’t understand it.
Oprah: At the time.
Connie: Yeah.
Oprah: So I have to ask you, Frank, Marie Nicole, were there any ever any improprieties with you and Michael Jackson.
All: Never.
Eddie: Michael couldn’t… He couldn’t harm a fly. I mean, he’s such a kind and gentle soul.
Oprah: So when you heard those charges and heard those charges then again, and he went on trial for those charges, what did you think?
Eddie: “This is ridiculous. It’s ridiculous.”
Connie: Terrible.
Eddie: Michael was a target, and unfortunately, he was targeted.
Oprah: So at no time did you ever feel, during all of those charges against him, that your children were not safe with him
Dominic: Never. Never a doubt.
Oprah: Did he continue to come to your home and be with your family after he had his own children?
Connie: Oh, yes, oh absolutely, we were there when the kids were born, and we were there. I mean, and he was so happy, and we, you know.
Oprah: Like physically there.
Connie: Yeah, physically there.
Oprah: Would be bring the children to your house?
Connie: Absolutely, absolutely, he trusted no one but us to even… like, he would leave the kids with no one but… other than the nanny, and we were the other family that he left the kids with.
Oprah: We’ll be right back. Where have you all been (laughs)?
(Commercial break)
Eddie: I had been studying piano since the age of four, and my brother as well, and as we grew up, we would play for Michael, and we both learned pretty much all of Michael’s songs.
Eddie: I’ll take you down to the studio. It’s in the basement, so this is the studio, and it didn’t always look like this. When Michael was here, there wasn’t any drums or anything here, there was just a box spring with a mattress. So he would sleep over here. Then I had sectioned off this corner with curtains, black, dark curtains going all the way around it, with a flat-screen TV. So he had, like his little cave. Right here, we had… it wasn’t this dance floor, but we had a regular wooden dance floor put in just for him. He was training every morning. He’d dance, and I would be right here next to him dancing. Years later, fast forward to , I would say, the beginning of ’07, he came ready to work, and that’s what we did. Spent long hours working in the studio, recording.
Eddie: The vocals were done, actually, right in this room. I think Michael would be very excited right now that the music that he was doing for his fans, they’re finally gonna get a chance to hear it.
♪Keep your head up… ♪
Eddie & Michael’s Last Photo / January 2009
Oprah: That was an exclusive preview of the new song “Keep Your Head Up,” produced and written by Michael Jackson and Eddie Cascio, who’s sitting here right now. The new album “Michael” is out on December 14th. What do you think is the most important thing he actually taught you?
Eddie: Just to always be true to who you are. Be humble. Be grateful for everything, and never stop seeking knowledge.
Oprah: He was a perfectionist.
Eddie: Oh, absolutely, yes.
Oprah: Did he always look like Michael Jackson? I mean, like, with the epaulets and… did he ever, like, come in a pair of sweats?
Dominic: Actually, Michael…
Oprah: Did he wear pajamas?
Eddie: He always looked, he was always ahead of his time when it came to fashion in public…
Frank: Especially when he wore the pajamas in the house, walking around.
Eddie: The funny thing is, he’d wear pajamas with, like, a T-shirt, and then he’d have a nice blazer. So he’d always have something… he would always have something that you saw, “Oh, that’s Michael.” With the blazer or with, you know, the iconic… the armband and everything.
Oprah: Did your family benefit in any way from the association other than the love that you felt from him? Did he buy you lavish gifts or, you know, Rolls-Royces? Cars?
All: No
Eddie: No, no, there was never any lavish gift. There was always.. we celebrated holidays, Christmases together, so there was always Christmas presents, but we also gave him Christmas presents.
Connie: and he loved them.
Oprah: Because I thought he was a Jehovah’s Witness and his religion didn’t celebrate holidays.
Connie: But he celebrated Christmas. He always loved Christmas receiving gifts, and giving gifts, and that’s what he did.
Oprah: OK. What do we actually get Michael for Christmas?
Dominic: Well, Michael… He loved books. Just buying books, and art. He loved art.
Connie: A lot of Disney stuff.
Dominic: He loved Michelangelo. He truly loved. Always talked to me about Michelangelo.
Oprah: I hear you spoke to him 3 days before he died.
Dominic: Yeah. He called us at home. Father’s day, to wish us happy Father’s day, and coincidental, we were all in my house, so he got to talk to all the family. It’s some time when we think about that.
Oprah: Were you aware.. did you all see signs of drug addiction?
Dominic: We didn’t see the signs. When he was at home, he was a normal person.
Oprah: What would you say, Eddie?
Eddie: He was sharp. It was unfortunate to learn of the so-called problem or addiction problem that we now know he suffered from. Unfortunately, it got the best of him.
Oprah: Did he… everybody who’s known him says that he had a chronic problem sleeping. Did you.. yes, because if he’s coming to your house in the middle of the night…
Connie: Well, we knew that, but I’ll tell you, he slept at our house. Because he really did relax and sleep at my house. I mean, it’s just amazing. I guess he felt like he can really just feel secure and separate from everything else. We did a lot of family things to get his mind off of, I guess, the superstar that he was.
Oprah: How much do you miss him?
Dominic: We still do.
Connie: It’ll never go away. It’ll never… It’s an everyday battle that we all have, and we all mention his name. At least once a day, we mention him because we actually can feel him in our home.
Oprah: Michael and Eddie recorded 12 songs in the Cascios’ basement. They are locked in a vault, and we’re hearing 3 of them today. Eddie, there have been some questions, you know, about, first of all, people saying that this isn’t Michael’s voice. You know that. What can you tell us about that?
Eddie: I can tell you that it is Michael’s voice. He recorded right there in my basement.
Oprah: In that little room with the mat on the floor?
Eddie: Yup.
Oprah: So sophisticated (laughs). In the sophisticated studios there.
Eddie: Yeah, it was a home studio, and we worked. I was there pushing the buttons. He was right there directing, and he… that’s Michael Jackson.
Oprah: As we go to break, here’s another exclusive track called Monster, written and produced by Eddie Cascio and Michael Jackson. Eddie says this is one that Michael would’ve gotten up and danced to. Take a listen.
(Monster playing)
(Commercial Break)
(Breaking News)
Oprah: That’s a song called “Breaking News,” written and produced by Eddie Cascio and Michael Jackson, and it’s being released December 14. Some of the tracks on Michael’s new album were finished by his longtime producer and friend Teddy Riley. Teddy worked with Michael for over 18 years on some of his most successful albums, including “Dangerous” “HIStory” and “Invincible.” He was also one of 6 producers and engineers who verified the authenticity of Michael’s voice. So what do you… Hi, welcome. How are you? What do you say to the doubters?
Teddy: I say to the doubters, along with my friends who also worked with Michael over 20 years, over 25 years, this is Michael’s voice. And so many people, including some of the family, they doubt that it’s him, but we professionally, we’ve been around him.
Oprah: Why do they doubt that it’s him? Do they recognize the relationship? Was the family aware of this relationship with you all?
All: Yeah.
Oprah: Why do you say for sure it is him?
Teddy: Because you can hear the authenticity in his voice and you can hear, like, the natural part of him, and no one could really do a scream like that, strong scream on the music that you hear like Michael. I don’t care if you get anyone. They will never be able to duplicate Michael’s voice.
Oprah: You know, there are some who are saying this new album, these new songs, should not be released. Will. I. Am, who’s a friend of mine and a friend of the show’s, has said that Michael is a perfectionist and would not have wanted this released because it wasn’t perfect, you know. The way he left it wasn’t perfect. What do you say to that, Eddie, and you, Teddy?
Eddie: Well, I feel that Michael absolutely wanted these songs released. Michael did it for his fans. He recorded for his fans. And it deserves to come out, and the fans deserve to hear what the musical genius of Michael really is
Oprah: And what his last work was. What do you say?
Teddy: It’s to continue his legacy. I think…. They are saying it’s not perfect, but this is Michael’s, you know, his art, and we must continue his legacy. Michael’s worst day is probably a lot of those people’s, you know, best day. So this is still Michael and this is…
Oprah: So are you saying it’s better to have some Michael rather than no Michael?
Teddy: That’s right.
Oprah: Would Michael have liked the heat on this new album? Would he like the controversy?
Teddy: He’d love. He lives controversy. He lives for it.
Oprah: So the fact that we’re sitting here going “Is it or isn’t it?”
Teddy: Exactly. He would be… He’s smiling at us right now. “Just what I want you all to do.”
Oprah: Were both of you planning on going to London for his final concert, for the “This is It”?
Teddy: Yes. I had two weeks there with my children.
Oprah: Well, I think it’s remarkable… First of all, thank you for coming to share this story with me. I think it’s remarkable that this family has known Michael Jackson… that has been going on in your basement, in Michael’s pajamas, all of this time, you all never told anybody. Thanks to the Cascio Family, thank you, Teddy Riley. Thank you, Eddie. Michael Jackson’s new album “Michael” in stores December 14, with all the exclusive tracks that we heard today and much more.
(On the screen) We have complete confidence in the results of our extensive research, as well as the accounts of those who were in the studio with Michael, that the vocals on the new album are his own… Epic Records
+++++
ENT>MICHAEL JACKSON>Oprah
★△アレサ・フランクリン~すい臓がんで手術~5月までの予定キャンセル
2010年12月11日 音楽★△アレサ・フランクリン~すい臓がんで手術~5月までの予定キャンセル
【Aretha Franklin Reveals Cancer】
すい臓がん。
「クイーン・オブ・ソウル」ことアレサ・フランクリンが、先月(2010年11月)、健康問題を理由に(病名はそのときは明かさなかった)、2011年5月まで公衆の前に出るライヴ、イヴェントなどすべての行事をキャンセルした。その後、先週木曜(12月2日)地元デトロイトの病院で手術を実施、術後順調に回復しているとの報道が流れた。その時点では、依然病名は明かされていなかったが、8日、実はその病気がすい臓がんであることが明らかになった。アレサとすい臓がん。一体、今後の展開は。アレサは無事復帰できるのか。
報道によると、アレサが受けた手術は、膵頭十二指腸切除術(すいとうじゅうにしちょう・せつじょ・じゅつ)(pancreaticoduodenectomy)というもので、かなり高度な技術が要求されるという。この手術をあまり行わない不慣れな病院では、この手術後30日以内の患者の死亡率は驚くべきことに15パーセントに上る。一方、専門家がいる病院では1.4パーセント以下と、その差がかなりある、非常にむずかしく危険な手術だ。さらに、この癌の5年間生存率は6パーセントに満たないとも言われる。ちなみに、アップル社のスティーヴ・ジョブス(2004年手術)、最高裁判事ルース・バダー・ギンズバーグ(2009年2月に同手術)はこの病気の奇跡的なサヴァイヴァーだ。
この手術とは別にアレサは昨年11月、自宅で転び、肋骨を折り、短期間入院していた。
アレサの手術のしばらく前に、デトロイトでファンの人たちが集まり、アレサへ祈りを捧げる集会を開いた。
また、アレサ・フランクリンのいとこブレンダ・コーベットは、術後の経過は医師の予想を上回るほど大変順調で今週末には退院するという。現在、来年春、初夏には再びステージに戻ってライヴ活動を行いたい、としている。
+++++
癌家系。
クイーン・オブ・ソウルことアレサ・フランクリンは1942年生まれの現在68歳。アレサの姉アーマ・フランクリンは2002年64歳で肺がんで、妹キャロリン・フランクリンは、1988年43歳の若さで乳がんで亡くなっている。いわば、癌家系と言える。また、アレサの体重は、多くの人が心配している点でもある。
アレサは、昨年1月、ワシントンDCで行われたオバマ大統領就任式で歌った。
2009年01月21日(水)
オバマ大統領誕生~アレサの歌が祝福
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090121.html
一応、今週末退院とされているが、今後もニュースに注目していきたい。一日も早い完全な回復をお祈りしたい。
ソウル・サーチン:ザ・セッション~アレサ・フランクリン・レポート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070327.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070328.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070329.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070330.html
+++++
関係記事〔英語〕
Aretha Franklin gets no Respect from Cancer
12/09/10 •
Categorized as Cancer-Pancreas,Entertainment
http://celebritydiagnosis.com/aretha-franklin-gets-no-respect-from-cancer-6331/
Aretha Franklin diagnosed with pancreatic cancer
Family member reveals singer’s condition after undergoing surgery
December 9, 2010
http://www.nme.com/news/aretha-franklin/54184
■こんな5枚組みセットがでていたとは! アトランティク時代の名盤群
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003097AAG/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Franklin, Aretha
【Aretha Franklin Reveals Cancer】
すい臓がん。
「クイーン・オブ・ソウル」ことアレサ・フランクリンが、先月(2010年11月)、健康問題を理由に(病名はそのときは明かさなかった)、2011年5月まで公衆の前に出るライヴ、イヴェントなどすべての行事をキャンセルした。その後、先週木曜(12月2日)地元デトロイトの病院で手術を実施、術後順調に回復しているとの報道が流れた。その時点では、依然病名は明かされていなかったが、8日、実はその病気がすい臓がんであることが明らかになった。アレサとすい臓がん。一体、今後の展開は。アレサは無事復帰できるのか。
報道によると、アレサが受けた手術は、膵頭十二指腸切除術(すいとうじゅうにしちょう・せつじょ・じゅつ)(pancreaticoduodenectomy)というもので、かなり高度な技術が要求されるという。この手術をあまり行わない不慣れな病院では、この手術後30日以内の患者の死亡率は驚くべきことに15パーセントに上る。一方、専門家がいる病院では1.4パーセント以下と、その差がかなりある、非常にむずかしく危険な手術だ。さらに、この癌の5年間生存率は6パーセントに満たないとも言われる。ちなみに、アップル社のスティーヴ・ジョブス(2004年手術)、最高裁判事ルース・バダー・ギンズバーグ(2009年2月に同手術)はこの病気の奇跡的なサヴァイヴァーだ。
この手術とは別にアレサは昨年11月、自宅で転び、肋骨を折り、短期間入院していた。
アレサの手術のしばらく前に、デトロイトでファンの人たちが集まり、アレサへ祈りを捧げる集会を開いた。
また、アレサ・フランクリンのいとこブレンダ・コーベットは、術後の経過は医師の予想を上回るほど大変順調で今週末には退院するという。現在、来年春、初夏には再びステージに戻ってライヴ活動を行いたい、としている。
+++++
癌家系。
クイーン・オブ・ソウルことアレサ・フランクリンは1942年生まれの現在68歳。アレサの姉アーマ・フランクリンは2002年64歳で肺がんで、妹キャロリン・フランクリンは、1988年43歳の若さで乳がんで亡くなっている。いわば、癌家系と言える。また、アレサの体重は、多くの人が心配している点でもある。
アレサは、昨年1月、ワシントンDCで行われたオバマ大統領就任式で歌った。
2009年01月21日(水)
オバマ大統領誕生~アレサの歌が祝福
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090121.html
一応、今週末退院とされているが、今後もニュースに注目していきたい。一日も早い完全な回復をお祈りしたい。
ソウル・サーチン:ザ・セッション~アレサ・フランクリン・レポート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070327.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070328.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070329.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070330.html
+++++
関係記事〔英語〕
Aretha Franklin gets no Respect from Cancer
12/09/10 •
Categorized as Cancer-Pancreas,Entertainment
http://celebritydiagnosis.com/aretha-franklin-gets-no-respect-from-cancer-6331/
Aretha Franklin diagnosed with pancreatic cancer
Family member reveals singer’s condition after undergoing surgery
December 9, 2010
http://www.nme.com/news/aretha-franklin/54184
■こんな5枚組みセットがでていたとは! アトランティク時代の名盤群
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003097AAG/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Franklin, Aretha
●ジェームス・ムーディー、すい臓がんで死去~サックスの偉人
2010年12月12日 音楽●ジェームス・ムーディー、すい臓がんで死去~サックスの偉人
【Jazz Giant James Moody Dies At 85】
訃報。
ジャズ界の巨匠、サックスのマスター、ジェームス・ムーディーが2010年12月9日(木)午後1時07分、現在居住しているカリフォルニア州サンディエゴのホスピスで死去した。85歳。すい臓がんを患っていた。
妻のリンダが、12月9日付けで友人へ向けたあいさつを本人のウェッブページに書いている。
http://www.jamesmoody.com/linda_love.html
これによると約10ヶ月前、2月にすい臓がんが判明、医師はこの末期の癌をすべて切除すると命が危ないということで、一部の手術だけを行った。その後、5月に退院後は、放射線などの強い治療をするのではなく、ホスピスでの静かな生活を満喫したいという選択をしたようだ。すい臓がんであることは、先月、一般に公開した。ムーディーはこの1年の間に、二つの望みがあった。ひとつは、特別な友人の結婚式(2010年10月10日に行われた)に出席すること、ふたつはひ孫の顔を見ることだった。ひ孫は、無事10月22日に誕生した、という。
妻リンダとはムーディーが64歳の1988年に結婚、22年連れ添った。
ジェームス・ムーディーと言えば、“There I go, there I go, there I go, there I go ...”から始まる「ムーディーズ・ムード・フォー・ラヴ」。これは、アレサ・・フランクリン、ジョージ・ベンソン、ロッド・スチュワート、最近ではエイミー・ワインハウス、エリオット・ヤミンなど多数のアーティストがカヴァーしているスタンダードの名曲。
この曲は、1949年、パリで出会った人物からストックホルムでのレコーディングを誘われ、セッションの一番最後に「もう1曲録ろう」と言われ、レコーディングしたもの。元は「I’m In The Mood For Love」がオリジナルで、これをカヴァーした。しかし、1951年、ムーディーのヴァージョンにエディー・ジェファーソンがこのインスト・ヴァージョンに歌詞を付け、さらにキング・プレジャーが歌ったところ、大ヒットになった。ジェファーソンは1979年、銃で撃たれ死去。また、ムーディーのヴァージョンは、ニューヨークのラジオ局WBLSの人気DJフランキー・クロッカーがテーマ曲のように使って、ニューヨーカーなら誰でも知るスタンダードともなった。
クインシーは、木曜日にさっそく声明を発表。その中で、「ムーディーズ・ムード」を彼自身3回録音した、と書く。1972年アレサ、1980年ジョージ・ベンソン、そして、1995年、ブライアン・マクナイト、テイク6、ムーディー自身らを含めたチームで録音した。クインシーは、「現在のクインシーがあるのは、ムーディーのおかげだ」と言う。
ムーディーは、1925年(大正14年)3月26日ジョージア州サヴァンナ生まれ、その後ニュージャージーに育った。兵役後の1946年、ディジー・ガレスピー楽団に入り、以後、サックス奏者、フルート奏者として活躍。1948年、ブルーノート・レコードでレコーディング、その後約3年ほどヨーロッパに移住した。「ムーディーズ・ムード」を録音したのはこの頃。1952年にアメリカに戻り、プレスティージ・レーベルで作品を残した。その後、一時期、ディジーの元に戻るが、その後、ラスヴェガスのホテルのバンドに就任。これは、当時結婚し、子供が出来たため、ツアーに出るのをやめたかったから。
通常、ミュージシャン同士ではファースト・ネームのジムやジェームスなどと呼ばれることが多いが、ムーディーは、友人からはみな「ムーディー」と呼ばれる。それがあたかも彼のキャラクターを表すファースト・ネームのようなものだからだ。そして、彼は誰にでも等しく熱いハグと強い握手をするという。ユーモアのセンスも抜群だ。
“I’ve always wanted to be around people who know more than me, because that way I keep learning.”「私は、いつも自分より多くを知ってる人たちに囲まれていたいと思っている。なぜなら、そうすれば、いつも何かを学び続けられるだろう」
もうひとつ、ムーディー語録。"If I’m the same tomorrow as I was yesterday, I’m losing," Moody said. "You should grow in some kind of way every day."「もし明日の私が、昨日と同じなら、負けだ。毎日、なんらかの形で成長しなければならない」
まだある。
“My goal is that I want to play better tomorrow than I did today, because I’m not in competition with anyone else,”「私の目標は、今日のプレイよりも、明日さらによいプレイをしたいということだ。他の誰とも競争しているわけではないから」
“If you’re practicing something you’ve played before, you’re not practicing. You have to play something new.” 「かつて演奏した何かを練習したとしても、それはもう練習じゃあない。何か新しいものをプレイしなければならない」
2008年にレコーディングされた最新作で遺作となった「ムーディー4B」は、昨年リリースされ、今年度のグラミー賞ジャズ部門でノミネートされている。
クインシーの声明。
“My heart is heavy with the news of the passing of my mentor, colleague and brother James Moody. James Moody had a sound, an imagination and heart as big as the moon. He was the quintessential saxophone player, and his ’Moody’s Mood For Love’ will forever be remembered in jazz history side by side with Coleman Hawkins’ classic ’Body and Soul.’
“I had the privilege to produce and arrange three versions of ’Moody’s Mood For Love’ -- in 1972 with Aretha Franklin, in 1980 with George Benson, and in 1995 with Brian McKnight, Take 6, Rachelle Ferrell, and Mr. Moody himself. And to this day, I can’t begin to tell you how many different generations of people come up to me and say…..`I remember my mom and dad playing that song over and over again when I was a kid.’
“James Moody was one of the people who allowed me to stand on his shoulders when I was coming up. And there can never be a value placed on that. So much of who I am today, is because of who James Moody was to me back then.
“Thank God there’s a difference between chemical and spiritual energy. His spiritual energy will be in the deepest part of my heart for as long as I live. There are simply no words I can say…there will never be another like him. Today we’ve lost not only one of the best sax players to ever finger the instrument, but a true national treasure. My love and all my condolences to his wife Linda to his beautiful, beautiful family.”
葬儀は12月18日土曜日、サンディエゴで行われる。
Saturday, December 18th. There will be a morning viewing at Greenwood Memorial Park, 4300 Imperial Avenue, San Diego, 92113 and graveside service at 12:30 PM.
■Moody 4B 最新作、グラミーノミネート作品
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003T05SSW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■妻リンダのメッセージ。
December 9th 2010
Dear Friends,
My sweet, darling, precious husband died today at 1:07 PM after a 10 month fight with Pancreatic Cancer. Because my greatest wish was to ensure that Moody transitioned peacefully and quietly we have been at San Diego Hospice and Institute for Palliative Medicine since last Monday. With their help my wish was granted. I feel so grateful for the privilege of being this amazing man’s wife for almost 22 years. I learned so much from this beautiful gracious, kind person. The most important lesson being how to participate unconditionally in the most amazing love affair one could possibly imagine. Moody had two goals. One, to go to a special friend’s wedding on 10/10/10, and two, to see his great-grandson born on October 22nd. He made both of those goals and even came to Thanksgiving dinner long enough to tell the family how much he loved all of them. We have a very close, very loving family and Moody has made such a difference in our lives.
God has put people in our lives that have presented amazing gifts to us medically and personally. Moody and I have felt love all around us since we started this journey last February. I want to thank Moody’s internationally acclaimed surgeon, Dr. Babs Moossa, who has been our Angel and stood by us constantly since Moody was released from the hospital last May. Dr. Moossa has always given us the best advice and been there for all of Moody’s needs.
Many of you have met Dr. Jerome Robinson and his wife, Pamela on the Jazz cruises. They have been the reason Moody’s heart has kept ticking for the last 15 years. I wish to thank them for their wonderful friendship and going above and beyond for Moody’s care. Pam and Jerome are very special people.
Thank you to Dr. Charles Kossman, Moody’s oncologist, who has seen us through this last faze of my husband’s life. Dr. Kossman is a very kind, loving man and completely supported Moody’s decision not to have treatment and enjoy the time he had left.
I want to acknowledge Moody’s wonderful, caring Hospice Team; Yvonne, Al, Jack and Mindy, who were always there when we needed them.
Thank you to all the friends and Moody fans who have sent thousands of well wishes on Facebook, e-mail and cards to my precious husband. He was astonished at the outpouring of love.
A public service will be held on Saturday, December 18th. There will be a morning viewing at Greenwood Memorial Park, 4300 Imperial Avenue, San Diego, 92113 and graveside service at 12:30 PM. Then at 2 PM, there will be a celebration of Moody’s life at Faith Chapel, 9400 Campo Rd in Spring Valley, 91977, officiated by Pastor Charlie Gregg, who married us almost 22 years ago.
Thank you so much for your love and concern,
Mrs. James Moody (Linda)
ENT>OBITUARY>Moody, James
【Jazz Giant James Moody Dies At 85】
訃報。
ジャズ界の巨匠、サックスのマスター、ジェームス・ムーディーが2010年12月9日(木)午後1時07分、現在居住しているカリフォルニア州サンディエゴのホスピスで死去した。85歳。すい臓がんを患っていた。
妻のリンダが、12月9日付けで友人へ向けたあいさつを本人のウェッブページに書いている。
http://www.jamesmoody.com/linda_love.html
これによると約10ヶ月前、2月にすい臓がんが判明、医師はこの末期の癌をすべて切除すると命が危ないということで、一部の手術だけを行った。その後、5月に退院後は、放射線などの強い治療をするのではなく、ホスピスでの静かな生活を満喫したいという選択をしたようだ。すい臓がんであることは、先月、一般に公開した。ムーディーはこの1年の間に、二つの望みがあった。ひとつは、特別な友人の結婚式(2010年10月10日に行われた)に出席すること、ふたつはひ孫の顔を見ることだった。ひ孫は、無事10月22日に誕生した、という。
妻リンダとはムーディーが64歳の1988年に結婚、22年連れ添った。
ジェームス・ムーディーと言えば、“There I go, there I go, there I go, there I go ...”から始まる「ムーディーズ・ムード・フォー・ラヴ」。これは、アレサ・・フランクリン、ジョージ・ベンソン、ロッド・スチュワート、最近ではエイミー・ワインハウス、エリオット・ヤミンなど多数のアーティストがカヴァーしているスタンダードの名曲。
この曲は、1949年、パリで出会った人物からストックホルムでのレコーディングを誘われ、セッションの一番最後に「もう1曲録ろう」と言われ、レコーディングしたもの。元は「I’m In The Mood For Love」がオリジナルで、これをカヴァーした。しかし、1951年、ムーディーのヴァージョンにエディー・ジェファーソンがこのインスト・ヴァージョンに歌詞を付け、さらにキング・プレジャーが歌ったところ、大ヒットになった。ジェファーソンは1979年、銃で撃たれ死去。また、ムーディーのヴァージョンは、ニューヨークのラジオ局WBLSの人気DJフランキー・クロッカーがテーマ曲のように使って、ニューヨーカーなら誰でも知るスタンダードともなった。
クインシーは、木曜日にさっそく声明を発表。その中で、「ムーディーズ・ムード」を彼自身3回録音した、と書く。1972年アレサ、1980年ジョージ・ベンソン、そして、1995年、ブライアン・マクナイト、テイク6、ムーディー自身らを含めたチームで録音した。クインシーは、「現在のクインシーがあるのは、ムーディーのおかげだ」と言う。
ムーディーは、1925年(大正14年)3月26日ジョージア州サヴァンナ生まれ、その後ニュージャージーに育った。兵役後の1946年、ディジー・ガレスピー楽団に入り、以後、サックス奏者、フルート奏者として活躍。1948年、ブルーノート・レコードでレコーディング、その後約3年ほどヨーロッパに移住した。「ムーディーズ・ムード」を録音したのはこの頃。1952年にアメリカに戻り、プレスティージ・レーベルで作品を残した。その後、一時期、ディジーの元に戻るが、その後、ラスヴェガスのホテルのバンドに就任。これは、当時結婚し、子供が出来たため、ツアーに出るのをやめたかったから。
通常、ミュージシャン同士ではファースト・ネームのジムやジェームスなどと呼ばれることが多いが、ムーディーは、友人からはみな「ムーディー」と呼ばれる。それがあたかも彼のキャラクターを表すファースト・ネームのようなものだからだ。そして、彼は誰にでも等しく熱いハグと強い握手をするという。ユーモアのセンスも抜群だ。
“I’ve always wanted to be around people who know more than me, because that way I keep learning.”「私は、いつも自分より多くを知ってる人たちに囲まれていたいと思っている。なぜなら、そうすれば、いつも何かを学び続けられるだろう」
もうひとつ、ムーディー語録。"If I’m the same tomorrow as I was yesterday, I’m losing," Moody said. "You should grow in some kind of way every day."「もし明日の私が、昨日と同じなら、負けだ。毎日、なんらかの形で成長しなければならない」
まだある。
“My goal is that I want to play better tomorrow than I did today, because I’m not in competition with anyone else,”「私の目標は、今日のプレイよりも、明日さらによいプレイをしたいということだ。他の誰とも競争しているわけではないから」
“If you’re practicing something you’ve played before, you’re not practicing. You have to play something new.” 「かつて演奏した何かを練習したとしても、それはもう練習じゃあない。何か新しいものをプレイしなければならない」
2008年にレコーディングされた最新作で遺作となった「ムーディー4B」は、昨年リリースされ、今年度のグラミー賞ジャズ部門でノミネートされている。
クインシーの声明。
“My heart is heavy with the news of the passing of my mentor, colleague and brother James Moody. James Moody had a sound, an imagination and heart as big as the moon. He was the quintessential saxophone player, and his ’Moody’s Mood For Love’ will forever be remembered in jazz history side by side with Coleman Hawkins’ classic ’Body and Soul.’
“I had the privilege to produce and arrange three versions of ’Moody’s Mood For Love’ -- in 1972 with Aretha Franklin, in 1980 with George Benson, and in 1995 with Brian McKnight, Take 6, Rachelle Ferrell, and Mr. Moody himself. And to this day, I can’t begin to tell you how many different generations of people come up to me and say…..`I remember my mom and dad playing that song over and over again when I was a kid.’
“James Moody was one of the people who allowed me to stand on his shoulders when I was coming up. And there can never be a value placed on that. So much of who I am today, is because of who James Moody was to me back then.
“Thank God there’s a difference between chemical and spiritual energy. His spiritual energy will be in the deepest part of my heart for as long as I live. There are simply no words I can say…there will never be another like him. Today we’ve lost not only one of the best sax players to ever finger the instrument, but a true national treasure. My love and all my condolences to his wife Linda to his beautiful, beautiful family.”
葬儀は12月18日土曜日、サンディエゴで行われる。
Saturday, December 18th. There will be a morning viewing at Greenwood Memorial Park, 4300 Imperial Avenue, San Diego, 92113 and graveside service at 12:30 PM.
■Moody 4B 最新作、グラミーノミネート作品
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003T05SSW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■妻リンダのメッセージ。
December 9th 2010
Dear Friends,
My sweet, darling, precious husband died today at 1:07 PM after a 10 month fight with Pancreatic Cancer. Because my greatest wish was to ensure that Moody transitioned peacefully and quietly we have been at San Diego Hospice and Institute for Palliative Medicine since last Monday. With their help my wish was granted. I feel so grateful for the privilege of being this amazing man’s wife for almost 22 years. I learned so much from this beautiful gracious, kind person. The most important lesson being how to participate unconditionally in the most amazing love affair one could possibly imagine. Moody had two goals. One, to go to a special friend’s wedding on 10/10/10, and two, to see his great-grandson born on October 22nd. He made both of those goals and even came to Thanksgiving dinner long enough to tell the family how much he loved all of them. We have a very close, very loving family and Moody has made such a difference in our lives.
God has put people in our lives that have presented amazing gifts to us medically and personally. Moody and I have felt love all around us since we started this journey last February. I want to thank Moody’s internationally acclaimed surgeon, Dr. Babs Moossa, who has been our Angel and stood by us constantly since Moody was released from the hospital last May. Dr. Moossa has always given us the best advice and been there for all of Moody’s needs.
Many of you have met Dr. Jerome Robinson and his wife, Pamela on the Jazz cruises. They have been the reason Moody’s heart has kept ticking for the last 15 years. I wish to thank them for their wonderful friendship and going above and beyond for Moody’s care. Pam and Jerome are very special people.
Thank you to Dr. Charles Kossman, Moody’s oncologist, who has seen us through this last faze of my husband’s life. Dr. Kossman is a very kind, loving man and completely supported Moody’s decision not to have treatment and enjoy the time he had left.
I want to acknowledge Moody’s wonderful, caring Hospice Team; Yvonne, Al, Jack and Mindy, who were always there when we needed them.
Thank you to all the friends and Moody fans who have sent thousands of well wishes on Facebook, e-mail and cards to my precious husband. He was astonished at the outpouring of love.
A public service will be held on Saturday, December 18th. There will be a morning viewing at Greenwood Memorial Park, 4300 Imperial Avenue, San Diego, 92113 and graveside service at 12:30 PM. Then at 2 PM, there will be a celebration of Moody’s life at Faith Chapel, 9400 Campo Rd in Spring Valley, 91977, officiated by Pastor Charlie Gregg, who married us almost 22 years ago.
Thank you so much for your love and concern,
Mrs. James Moody (Linda)
ENT>OBITUARY>Moody, James
◆宇多田ヒカル、坂本龍一ライヴのUストリーム中継から見る未来の音楽業界
2010年12月13日 音楽◆宇多田ヒカル、坂本龍一ライヴのUストリーム中継から見る未来の音楽業界
【Utada Hikaru Live Ustream And Future Of Music Industry】
殺到。
シンガー・ソングライター、宇多田ヒカルが2010年12月8日と9日、横浜アリーナでライヴを行い、8日の分をUストリームで全世界に向けて生中継を敢行した。生中継は、回線の早いものと遅いもの用と2チャンネルで行われたが、生中継時点では両チャンネル合わせて9万人以上がアクセス。一方、終了後の同サイトでは合計視聴数780,995と出ていた。これは、延べ総アクセスのことのようで、Uスト側の発表では、92万以上のアクセス、ユニークユーザー数(実質的なアクセス者数)が34万5000人とのこと。配信中に「ソーシャルストリーム」機能で投稿されたツイッターやフェイスブックなどでのコメント数は18万5,000通。これは単純に2時間で割っても一分間に1500通以上のコメントがあった計算だ。
いわゆる有料のライヴをUストリームで無料で生中継する。しかも当代きっての人気者のライヴだ。これはアクセスが殺到するに決まっている。坂本龍一も積極的にUストリーム中継をしている。12月11日の国際フォーラムでのライヴは、ライヴを有料衛星テレビ局ワウワウ(WOWOW)が生中継する一方で、Uストリームでも中継するという実験的なこともした。この宇多田ヒカルや坂本龍一のUストリーム中継は今後の音楽業界、ライヴの世界にどのような影響を与えるのだろうか。
コピー。
一度、音楽がそもそもあったスタート地点に話を戻そう。音楽は、すべてまずは生のライヴ(言葉の意味が二重になってるが、とりあえずわかりやすく表記)だった。宮廷音楽にしろ、アフリカの土着の音楽であろうとすべては生の楽器をその場で演奏し、何人かの聴衆がいた。ここ何世紀かは、その音楽に対し、お金を払い、ミュージシャンはそのお金で生活をしていた。ここ130年ほどで音楽を録音するという技術が開発され、その技術によって、同じ音楽のコピー(複製)が大量に配布されることになった。しかし、その複製を作る技術はひじょうに高度なものだったため、ごく一部の人しか、複製を作ることはできなかった。そしてその複製作品には複製を作ることができる特権を持った者によってそれ相応の価値と価格が付けられ、そこにはさらに著作権という概念が付け加えられ、複製者、さらに著作権、原盤権を持つものには大きな利益が生まれることになった。言ってみれば著作権バブルが生まれた。
しかし、過去20年、その複製を誰もが簡単に安価に出来るようになり、複製することが誰の特権でもなくなり、コピーされるものの価値が著しく低下した。
そこで原点に返ると、コピーできるものの価値が低くなるにつれ、コピーできないものの価値は上がることになる。音楽の世界で言えば、レコード、CDなどは、コピー商品。絵画で言えば、大量に印刷されたポスターのようなもの。そして、ライヴ音楽は、一点物のオリジナルということになる。ライヴは、決して同じものを作ることはできない。
情報量。
ライヴとは、その場所に行き、何千人か何万人かとともにそのアーティストが奏でる音楽をリアルタイムで共有することだ。そこで感じること、そこにある情報は、音楽そのものだけでなく、空気、におい、照明などによる視覚、隣の人の体温などもすべてが要素のひとつになる。そしてそこには何よりもアーティストとの掛け合いがあり、完全な双方向性のやりとりがある。これらはすべて、録音されたものからは感じとることはできない。ライヴは一期一会でコピーできない。そこでしか体験できないこと、つまり、その人がそこで体験すること、それが大きな価値、ヴァリューだ。その価値、いわばその時間と場所に対して現代は対価を払うということになる。
さて、そんなライヴがテレビ中継、あるいは、Uストリームで中継される。現場まで行けない人にとっては、便利は便利だ。あるいは、現場に行くお金がない人にとっても、ありがたい。だが、Uストだろうが、テレビだろうが、そこで生中継されようが、録画で中継されようが、カメラ1台の映像だろうが、カメラ20台を使った豪華な映像だろうが、映し出されるモニターは1台で、平面、つまり2次元のもの、音も普通のものだ。そこから感じ取れる「情報量」は、現場で吸収できる情報量とは比べ物にならない。結局、中継されるものは、曲と演奏と歌と映像だけなのだ。
宇多田ヒカルが無料でライヴを中継しているのを見て、将来アーティストは誰もがUストなどで中継するのが、当たり前になるのだろうか。そのとき、中継をしないアーティストは時代遅れなのか、あるいはせこいのか、などと思いをめぐらせてしまった。僕は中継は無料だろうが、有料だろうが、どんどんすればいいと思う。ライヴをタダで中継したら、お客さんがチケット買ってまで来なくなってしまうのではないか、無料でUストなどしたら、ますます音楽はタダで見られるもの、余計お金をかけなくなる、と危惧する向きもあるだろう。最近の音楽に対する若い人たちの安直さを見ると、確かにその意見もむげに否定できない。CD現物でなくてダウンロードでいい、YouTubeの音でいい、MP3で十分だ、などという意見が大勢を占めると、そういう方向もあるのかなあ、とふと心配してしまう。だがライヴに来てこそ与えられるヴァリューを作り上げてこそのアーティストということになるだろう。
価値。
ここからは一般論になってしまうが、そのライヴが面白いと思えば、次には、たとえば翌日同じ会場であれば、当日券を買って行きたくなる可能性が高い。つまり、中継はサンプル(試供品)と捉えるのがいいのではないだろうか。音質だっていくら技術が発展したって、しばらくは会場と同じ質の音になるわけはない。そして、コンピューターの画面で宇多田ヒカルが歌っているのを見ていて感激するなら、実際に会場に来て生でそれを見たら、その感激は100倍以上になるはずだ。現場にはそういう価値(ヴァリュー)があるということを、音楽を作る側、広める側は、積極的に知らせていかなければならない。音楽のどこに価値があるのか、音楽のどこに人々は惹かれていくのか、そうしたものを知っている者は、それを知らない者たちへ広めていかなければならない。そんな地道な努力こそが、音楽業界の低迷化を少しずつ押さえていくことになる。なんにせよ、復興の近道なんてないのだ。
もちろん、絶対にUストなんてしない、そこに来てもらったお客さんに最大で最高品質のものを見せる、というアーティストがいてもいい。誰もがUストをする中で、あのアーティストは絶対にUストしないから、会場に行かないと見られないんだ、というのが定説になればそれでもいい。
また、総アクセス90万、ユニークユーザー30万はとてつもなくすごい数字だが、たとえば、一般の地上波のテレビで関東エリアの局の視聴率1パーセントは30万人に相当すると言われる。テレビで1パーセントの視聴率の番組ではどこでも話題にならないが、インターネットで30万人が見に来たとなると、とてつもなく大きな話題になる。そのあたりのバランス感覚もこれから覚えていかないといけないのだろう。
しかし、ひとつだけ確実なことが言える。それは、21世紀は、誰もが簡単にコピーできないものを作っていくことが求められる時代だということだ。音楽の内容そのものもそうだし、それを提供するメディア自体もそうだ。もちろん、作るほうは大変ですよ。十分わかります。でも、ぜひみなさん切磋琢磨して、何か新しい道を探しましょう。ただ、ライヴはコピーできない。この真実はずっと変わらない。
■宇多田ヒカルシングルコレクションVOL2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004AM6JBS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■坂本龍一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0041UOQA0/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ESSAY>UStream
【Utada Hikaru Live Ustream And Future Of Music Industry】
殺到。
シンガー・ソングライター、宇多田ヒカルが2010年12月8日と9日、横浜アリーナでライヴを行い、8日の分をUストリームで全世界に向けて生中継を敢行した。生中継は、回線の早いものと遅いもの用と2チャンネルで行われたが、生中継時点では両チャンネル合わせて9万人以上がアクセス。一方、終了後の同サイトでは合計視聴数780,995と出ていた。これは、延べ総アクセスのことのようで、Uスト側の発表では、92万以上のアクセス、ユニークユーザー数(実質的なアクセス者数)が34万5000人とのこと。配信中に「ソーシャルストリーム」機能で投稿されたツイッターやフェイスブックなどでのコメント数は18万5,000通。これは単純に2時間で割っても一分間に1500通以上のコメントがあった計算だ。
いわゆる有料のライヴをUストリームで無料で生中継する。しかも当代きっての人気者のライヴだ。これはアクセスが殺到するに決まっている。坂本龍一も積極的にUストリーム中継をしている。12月11日の国際フォーラムでのライヴは、ライヴを有料衛星テレビ局ワウワウ(WOWOW)が生中継する一方で、Uストリームでも中継するという実験的なこともした。この宇多田ヒカルや坂本龍一のUストリーム中継は今後の音楽業界、ライヴの世界にどのような影響を与えるのだろうか。
コピー。
一度、音楽がそもそもあったスタート地点に話を戻そう。音楽は、すべてまずは生のライヴ(言葉の意味が二重になってるが、とりあえずわかりやすく表記)だった。宮廷音楽にしろ、アフリカの土着の音楽であろうとすべては生の楽器をその場で演奏し、何人かの聴衆がいた。ここ何世紀かは、その音楽に対し、お金を払い、ミュージシャンはそのお金で生活をしていた。ここ130年ほどで音楽を録音するという技術が開発され、その技術によって、同じ音楽のコピー(複製)が大量に配布されることになった。しかし、その複製を作る技術はひじょうに高度なものだったため、ごく一部の人しか、複製を作ることはできなかった。そしてその複製作品には複製を作ることができる特権を持った者によってそれ相応の価値と価格が付けられ、そこにはさらに著作権という概念が付け加えられ、複製者、さらに著作権、原盤権を持つものには大きな利益が生まれることになった。言ってみれば著作権バブルが生まれた。
しかし、過去20年、その複製を誰もが簡単に安価に出来るようになり、複製することが誰の特権でもなくなり、コピーされるものの価値が著しく低下した。
そこで原点に返ると、コピーできるものの価値が低くなるにつれ、コピーできないものの価値は上がることになる。音楽の世界で言えば、レコード、CDなどは、コピー商品。絵画で言えば、大量に印刷されたポスターのようなもの。そして、ライヴ音楽は、一点物のオリジナルということになる。ライヴは、決して同じものを作ることはできない。
情報量。
ライヴとは、その場所に行き、何千人か何万人かとともにそのアーティストが奏でる音楽をリアルタイムで共有することだ。そこで感じること、そこにある情報は、音楽そのものだけでなく、空気、におい、照明などによる視覚、隣の人の体温などもすべてが要素のひとつになる。そしてそこには何よりもアーティストとの掛け合いがあり、完全な双方向性のやりとりがある。これらはすべて、録音されたものからは感じとることはできない。ライヴは一期一会でコピーできない。そこでしか体験できないこと、つまり、その人がそこで体験すること、それが大きな価値、ヴァリューだ。その価値、いわばその時間と場所に対して現代は対価を払うということになる。
さて、そんなライヴがテレビ中継、あるいは、Uストリームで中継される。現場まで行けない人にとっては、便利は便利だ。あるいは、現場に行くお金がない人にとっても、ありがたい。だが、Uストだろうが、テレビだろうが、そこで生中継されようが、録画で中継されようが、カメラ1台の映像だろうが、カメラ20台を使った豪華な映像だろうが、映し出されるモニターは1台で、平面、つまり2次元のもの、音も普通のものだ。そこから感じ取れる「情報量」は、現場で吸収できる情報量とは比べ物にならない。結局、中継されるものは、曲と演奏と歌と映像だけなのだ。
宇多田ヒカルが無料でライヴを中継しているのを見て、将来アーティストは誰もがUストなどで中継するのが、当たり前になるのだろうか。そのとき、中継をしないアーティストは時代遅れなのか、あるいはせこいのか、などと思いをめぐらせてしまった。僕は中継は無料だろうが、有料だろうが、どんどんすればいいと思う。ライヴをタダで中継したら、お客さんがチケット買ってまで来なくなってしまうのではないか、無料でUストなどしたら、ますます音楽はタダで見られるもの、余計お金をかけなくなる、と危惧する向きもあるだろう。最近の音楽に対する若い人たちの安直さを見ると、確かにその意見もむげに否定できない。CD現物でなくてダウンロードでいい、YouTubeの音でいい、MP3で十分だ、などという意見が大勢を占めると、そういう方向もあるのかなあ、とふと心配してしまう。だがライヴに来てこそ与えられるヴァリューを作り上げてこそのアーティストということになるだろう。
価値。
ここからは一般論になってしまうが、そのライヴが面白いと思えば、次には、たとえば翌日同じ会場であれば、当日券を買って行きたくなる可能性が高い。つまり、中継はサンプル(試供品)と捉えるのがいいのではないだろうか。音質だっていくら技術が発展したって、しばらくは会場と同じ質の音になるわけはない。そして、コンピューターの画面で宇多田ヒカルが歌っているのを見ていて感激するなら、実際に会場に来て生でそれを見たら、その感激は100倍以上になるはずだ。現場にはそういう価値(ヴァリュー)があるということを、音楽を作る側、広める側は、積極的に知らせていかなければならない。音楽のどこに価値があるのか、音楽のどこに人々は惹かれていくのか、そうしたものを知っている者は、それを知らない者たちへ広めていかなければならない。そんな地道な努力こそが、音楽業界の低迷化を少しずつ押さえていくことになる。なんにせよ、復興の近道なんてないのだ。
もちろん、絶対にUストなんてしない、そこに来てもらったお客さんに最大で最高品質のものを見せる、というアーティストがいてもいい。誰もがUストをする中で、あのアーティストは絶対にUストしないから、会場に行かないと見られないんだ、というのが定説になればそれでもいい。
また、総アクセス90万、ユニークユーザー30万はとてつもなくすごい数字だが、たとえば、一般の地上波のテレビで関東エリアの局の視聴率1パーセントは30万人に相当すると言われる。テレビで1パーセントの視聴率の番組ではどこでも話題にならないが、インターネットで30万人が見に来たとなると、とてつもなく大きな話題になる。そのあたりのバランス感覚もこれから覚えていかないといけないのだろう。
しかし、ひとつだけ確実なことが言える。それは、21世紀は、誰もが簡単にコピーできないものを作っていくことが求められる時代だということだ。音楽の内容そのものもそうだし、それを提供するメディア自体もそうだ。もちろん、作るほうは大変ですよ。十分わかります。でも、ぜひみなさん切磋琢磨して、何か新しい道を探しましょう。ただ、ライヴはコピーできない。この真実はずっと変わらない。
■宇多田ヒカルシングルコレクションVOL2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004AM6JBS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■坂本龍一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0041UOQA0/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ESSAY>UStream
◎デイヴィッド・T・ウォーカー~ギターの匠・人間国宝
2010年12月14日 音楽◎デイヴィッド・T・ウォーカー~ギターの匠・人間国宝
【David T. Walker ~ A Real National Treasure】
人間国宝。
2007年5月の日本における彼自身の初名義ライヴ以来、ひんぱんに来日して、大変人気の高いデイヴィッド・T・ウォーカー。今年、昨年ともにマリーナ・ショーのバックでも来ており、さらに、デイヴィッドは今回のこのライヴ以外、日本の人気グループ、ドリームズ・カム・トゥルーのライヴでもギターをプレイしている。このビルボードのライヴ後も、日本をゆっくり1週間ほど、楽しむためにオフにしているそうだ。「私は、日本が大好きだからねBecause I love Japan」とデイヴィッドは言う。
さて、4人の侍たちが、ステージに上がり、デイヴィッドがセンターのマイクに向かうと、いきなり「こんばんは!Konbanwa!」と声を出した。そして、イントロが流れたその瞬間、一挙に観客はデイヴィッドの世界に引きずり込まれる。この一音で、デイヴィッドとわからせるその指。どこをとっても、どこを切っても、デイヴィッドの音だ。
毎年やってくる彼だが、今回のライヴは、ちょうど2010年12月8日にリリースされたばかりの新作『フォー・オール・タイム』からの楽曲を多めに演奏した。それと、今回は曲間で、けっこうしゃべっていたような印象がする。曲のタイトルを必ず言ったり、新作からの作品だと説明したり、今まではただ黙々と演奏するだけだったのだが。
ちなみに実質的な1曲目となったビートルズの「エリノア・リグビー」は、以前は、曲間で軽くリフをいれるだけでやっていたもの。(下記の過去関連記事内・セットリスト参照=前回・前々回も「Going Up」のリフでこれをいれていた) それを今回は、アレンジを煮詰めてフル・サイズにしレコーディング、改めて完成品として披露した。ライヴでやって反応がよければ、レコーディングするというスタイルだ。
それにしても、このギターの音色は何度聴いてもトロトロでメロメロになる。デイヴィッドは、1941年6月25日生まれ。昭和16年、へび年の69歳。まさしく人間国宝だ。
次回、日曜日に日本にいるときは、ぜひ、「ソウル・ブレンズ」に生ゲストでの出演を依頼しよう。それにしても12月のミッドタウンはすごい人ごみ。駐車場も出るのも入るのも、超時間がかかる。
■過去関連記事
2009年12月16日(水)
ようこそデイヴィッドTのリヴィングへ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091216.html
2009年08月03日(月)
マリーナ・ショウとドリーム・チームによるドリーミーな夜
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10312956175.html
2008年11月22日(土)
デイヴィッド・T・ウォーカー、ビルボード・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081122.html
2007年12月25日(火)
瞬間
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071225.html
2007年12月23日(日)
デイヴィッド・T・ウォーカー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071223.html
2007年12月19日(水)
デイヴィッド・T・ウォーカー、ギターは私の声だ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071219.html
2007年12月17日(月)
デイヴィッド・T・ウォーカー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071217.html
2007年05月11日(金)
職人
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070511.html
2007年05月12日(土)
音楽愛
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070512.html
2007年05月13日(日)
余韻
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070513.html
2007年05月14日(月)
ライヴ観客温度
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070514.html
■デイヴィッド・T 新作『フォー・オール・タイム』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0045WCE30/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■『デヴィッド・T・ウォーカー』(「ソウル・サーチン」(インターFM毎週日曜午後2時半~)のテーマ曲「ホワッツ・ゴーイング・オン」を収録)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JVS49Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
David T. Walker (guitar)
Byron Miller (bass)
Leon Ndugu Chancler (drums)
Clarence McDonald (Keyboards)
■セットリスト
Setlist : David T Walker @ Billboard Live Tokyo, December 11, 2010
Show started 18:06
01.For All Time (Overture) (from new album)
02.Eleanor Rigby (from new album)
03.Holidays Are Mirrors
04.Global Mindfulness
05.Thoughts
06.Never Can Say Goodbye
07.Love’s Theme
08.Plum Happy
09.Lovin’ You
10.Justified (from new album)
11.Santa Claus Is Coming To Town
12.Soul, In Light & Grace (from new album)
Enc. Soul Food Café
Show ended 19:25
(2010年12月11日土曜、ビルボードライブ東京=デイヴィッド・T・ウォーカー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Walker, David T.
2010-200
【David T. Walker ~ A Real National Treasure】
人間国宝。
2007年5月の日本における彼自身の初名義ライヴ以来、ひんぱんに来日して、大変人気の高いデイヴィッド・T・ウォーカー。今年、昨年ともにマリーナ・ショーのバックでも来ており、さらに、デイヴィッドは今回のこのライヴ以外、日本の人気グループ、ドリームズ・カム・トゥルーのライヴでもギターをプレイしている。このビルボードのライヴ後も、日本をゆっくり1週間ほど、楽しむためにオフにしているそうだ。「私は、日本が大好きだからねBecause I love Japan」とデイヴィッドは言う。
さて、4人の侍たちが、ステージに上がり、デイヴィッドがセンターのマイクに向かうと、いきなり「こんばんは!Konbanwa!」と声を出した。そして、イントロが流れたその瞬間、一挙に観客はデイヴィッドの世界に引きずり込まれる。この一音で、デイヴィッドとわからせるその指。どこをとっても、どこを切っても、デイヴィッドの音だ。
毎年やってくる彼だが、今回のライヴは、ちょうど2010年12月8日にリリースされたばかりの新作『フォー・オール・タイム』からの楽曲を多めに演奏した。それと、今回は曲間で、けっこうしゃべっていたような印象がする。曲のタイトルを必ず言ったり、新作からの作品だと説明したり、今まではただ黙々と演奏するだけだったのだが。
ちなみに実質的な1曲目となったビートルズの「エリノア・リグビー」は、以前は、曲間で軽くリフをいれるだけでやっていたもの。(下記の過去関連記事内・セットリスト参照=前回・前々回も「Going Up」のリフでこれをいれていた) それを今回は、アレンジを煮詰めてフル・サイズにしレコーディング、改めて完成品として披露した。ライヴでやって反応がよければ、レコーディングするというスタイルだ。
それにしても、このギターの音色は何度聴いてもトロトロでメロメロになる。デイヴィッドは、1941年6月25日生まれ。昭和16年、へび年の69歳。まさしく人間国宝だ。
次回、日曜日に日本にいるときは、ぜひ、「ソウル・ブレンズ」に生ゲストでの出演を依頼しよう。それにしても12月のミッドタウンはすごい人ごみ。駐車場も出るのも入るのも、超時間がかかる。
■過去関連記事
2009年12月16日(水)
ようこそデイヴィッドTのリヴィングへ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091216.html
2009年08月03日(月)
マリーナ・ショウとドリーム・チームによるドリーミーな夜
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10312956175.html
2008年11月22日(土)
デイヴィッド・T・ウォーカー、ビルボード・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081122.html
2007年12月25日(火)
瞬間
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071225.html
2007年12月23日(日)
デイヴィッド・T・ウォーカー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071223.html
2007年12月19日(水)
デイヴィッド・T・ウォーカー、ギターは私の声だ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071219.html
2007年12月17日(月)
デイヴィッド・T・ウォーカー
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071217.html
2007年05月11日(金)
職人
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070511.html
2007年05月12日(土)
音楽愛
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070512.html
2007年05月13日(日)
余韻
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070513.html
2007年05月14日(月)
ライヴ観客温度
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070514.html
■デイヴィッド・T 新作『フォー・オール・タイム』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0045WCE30/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■『デヴィッド・T・ウォーカー』(「ソウル・サーチン」(インターFM毎週日曜午後2時半~)のテーマ曲「ホワッツ・ゴーイング・オン」を収録)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JVS49Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
David T. Walker (guitar)
Byron Miller (bass)
Leon Ndugu Chancler (drums)
Clarence McDonald (Keyboards)
■セットリスト
Setlist : David T Walker @ Billboard Live Tokyo, December 11, 2010
Show started 18:06
01.For All Time (Overture) (from new album)
02.Eleanor Rigby (from new album)
03.Holidays Are Mirrors
04.Global Mindfulness
05.Thoughts
06.Never Can Say Goodbye
07.Love’s Theme
08.Plum Happy
09.Lovin’ You
10.Justified (from new album)
11.Santa Claus Is Coming To Town
12.Soul, In Light & Grace (from new album)
Enc. Soul Food Café
Show ended 19:25
(2010年12月11日土曜、ビルボードライブ東京=デイヴィッド・T・ウォーカー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Walker, David T.
2010-200
◆ここ1-2週間のいろいろ~ソウル・サーチンからソウル・キッチン
2010年12月15日 音楽◆ここ1-2週間のいろいろ~ソウル・サーチンからソウル・キッチン
【Bits & Pieces About Last 2 Weeks】
バタバタ。
今週はけっこうスケジュールがタイトで、厳しい。そこで、「棚つか」(棚からひとつかみ)ならぬ「ネタつか」。いくつかあるネタをぱっとつかんで、かいつまんでご紹介。12月はバタバタ・マンス。
12月14日(火)、まだマイケルの新作『マイケル』の本盤のCD届かず。アマゾンあたりで発注した人は月曜あたりに到着してるところもあるようだ。このアルバム、オーストラリア、ベルギー、ドイツでは、12月10日発売、イギリスが12月13日発売、アメリカ、ブラジル、台湾が12月14日発売、そして、日本が12月15日発売。ちなみに中国でも12月20日に発売される。
12月14日(火)午後、映画配給会社ビターズ・エンドから、今度公開される映画『ソウル・キッチン』のDVDが届く。先日、J-Waveの持田さんからご紹介され、見せていただくことに。60年代、70年代のソウル・ミュージックがふんだんに流れるドイツの大衆食堂を舞台にした映画で、とっても僕好みっぽそうな感じ。とりあえず、テレビで流しながら、原稿。
12月14日(火曜)は、ブルーノートでサム・ムーア。これは2年ぶりのライヴ。毎回見ているが、今回も元気いっぱいのよう。日曜日・コットンから始まり、月曜以降ブルーノート。今回は、ブルノでは一日2回のショーが組まれ、火曜だけワンショー。ゴスペラーズの村上・酒井両氏は月曜に行ったよう。楽屋でブレンダ・ヴォーンがサムから聞いた話として、「アレサの入院は検査入院なのに大きな騒動になっている」とのこと。今後の情報を注目したい。
1月初旬発売の日経トレンディ・特別増刊号のマイケル特集の記事の締切が五月雨式にやってきている。今週いっぱいこれに忙殺。8月に取っていたリビー・ジャクソン、2月に取ったバシリ・ジョンソン、5月のジュディス・ヒルのインタヴューなどを一挙に公開。
ここ1-2週間で見たライヴで、まだライヴ評をあげてないものがいくつか。
11月29日(月)AIのライヴは書いた。11月30日(火)、マイケル新作試聴会は書いた。12月1日(水)、和田唱さんのトライセラトップスのライヴ@渋谷AX。ストレートなロック。立錐の余地もないほどの超満員でびっくり。すごい人気。12月2日(月)深夜、Bハワードがジェネヴィーヴ・ジャクソンの誕生日を祝うパーティー。3日(金)、竹内まりやさん@武道館は書いた。12月6日(月)のフォー・プレイ。月曜日、ケイリブと「ソウル・サーチン」の打ち合わせをしていると、ケイリブがこのあと、ブルノでフォー・プレイを見るというので、一緒に行くことになり、そこでAIもジョイン。うまい匠たちのプレイは、文句なし。ケイリブに「ソウル・サーチン」告知用のプロモーション用ビデオを路上で撮影。するが、暗くて、結局使えず、再撮影に。12月7日(火)、白川会は書いた。白川会に出席したためMaruことFireflyに行けず。ごめん。11日(土)デイヴィッドTは書いた。12日(日)仲間内の忘年会。約30名参加。半分幹事なので、マイケルの神宮のイヴェント行けず。13日(火)軽音部、原稿につまり、欠席。ごめん。
12月10日(金)、フォトグラファー・ナサさんの写真二人展渋谷にて。ケイリブと一緒に見る。そこで、「ソウル・サーチン」プロモ用ビデオを再度撮影。ケイリブは立て板に水で、ほんとしゃべりもうまい。この写真展でモデルとなったシンガーのレイケイさんと名刺交換。彼が歌っている音源を昨日、メール便で受領。スティーヴィーの「リボン・イン・ザ・スカイ」などをハウス仕立てで歌っている。
■ソウル・サーチン:ザ・セッション~ア・トリビュート・トゥ・クインシー・ジョーンズ
さて、今回の「ソウル・サーチン」は、紆余曲折、さんざん悩んで、クインシー・ジョーンズに決定。一両日中にメンバーなど発表します。2011年2月3日(木)、4日(金)、目黒ブルース・アレイです。カレンダーにマークを。
ケイリブのプロモ
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/video/movie.html?c_code=Schedule-20101028161957
ブルース・アレイ告知
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/syousai.html?c_code=Schedule-20101028161957&status=ok&disp_date=201102&type=s#b
候補リストをもって行き、ケイリブと喧々諤々(けんけんがくがく)。僕は本当はマイケルやジェームス・ブラウンをやりたいのだが、マイケルをやる場合は、絶対にダンサーを入れたい。もちろん、ブルーツリー(MJ-Spirit)にお願いしたい。だが、ブルースアレイのステージではとても無理。なくなく諦める。それと、マイケル・トリビュートは過去1年以上何本も見ているが、やはり、誰がどうやっても、いいものにならない、ということを毎回痛感してきた。よほどアレンジ力、楽曲の解釈力がないと、いいものにならない。JBも、マイケルも、本当にワン&オンリーで難しいのだ。で、いろんなアーティストの名前が出た。
過去8回やってきた「ソウル・サーチン」はいずれもソウル・ジャイアントばかり。ソウルの歴史に偉大な足跡を残したアーティストばかりだ。そんな中、最後までプリンスは候補に残ったが、リストの中でクインシー・ジョーンズの名前が浮上。クインシーならマイケルも含められる、ジャズの歴史、ポップスの歴史、そしてブラック・ミュージックの歴史を俯瞰できるということで、クインシーに決まった。
クインシーに決めた後は、あれもこれもと期待が広がり、えらく自分でも興奮してきた。あの曲とあの曲をメドレーにして、ジーノにバチバチ・ベース叩いてもらおうとか。「イッツ・マイ・パーティー」(レスリー・ゴーア)やりたいなあ。
詳細は後日。
■マイケル・ジャクソン『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・ジョーンズ・ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000JAAC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・ジョーンズ自叙伝
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430926610X/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・トリビュート、2008年モントルー・ライヴ (通常DVD)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029V4FAO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・トリビュート、2008年モントルー・ライヴ(ブルーレイ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002BYLO9Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■映画『ソウル・キッチン』サウンドトラックCD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002WUWGCQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ESSAY
【Bits & Pieces About Last 2 Weeks】
バタバタ。
今週はけっこうスケジュールがタイトで、厳しい。そこで、「棚つか」(棚からひとつかみ)ならぬ「ネタつか」。いくつかあるネタをぱっとつかんで、かいつまんでご紹介。12月はバタバタ・マンス。
12月14日(火)、まだマイケルの新作『マイケル』の本盤のCD届かず。アマゾンあたりで発注した人は月曜あたりに到着してるところもあるようだ。このアルバム、オーストラリア、ベルギー、ドイツでは、12月10日発売、イギリスが12月13日発売、アメリカ、ブラジル、台湾が12月14日発売、そして、日本が12月15日発売。ちなみに中国でも12月20日に発売される。
12月14日(火)午後、映画配給会社ビターズ・エンドから、今度公開される映画『ソウル・キッチン』のDVDが届く。先日、J-Waveの持田さんからご紹介され、見せていただくことに。60年代、70年代のソウル・ミュージックがふんだんに流れるドイツの大衆食堂を舞台にした映画で、とっても僕好みっぽそうな感じ。とりあえず、テレビで流しながら、原稿。
12月14日(火曜)は、ブルーノートでサム・ムーア。これは2年ぶりのライヴ。毎回見ているが、今回も元気いっぱいのよう。日曜日・コットンから始まり、月曜以降ブルーノート。今回は、ブルノでは一日2回のショーが組まれ、火曜だけワンショー。ゴスペラーズの村上・酒井両氏は月曜に行ったよう。楽屋でブレンダ・ヴォーンがサムから聞いた話として、「アレサの入院は検査入院なのに大きな騒動になっている」とのこと。今後の情報を注目したい。
1月初旬発売の日経トレンディ・特別増刊号のマイケル特集の記事の締切が五月雨式にやってきている。今週いっぱいこれに忙殺。8月に取っていたリビー・ジャクソン、2月に取ったバシリ・ジョンソン、5月のジュディス・ヒルのインタヴューなどを一挙に公開。
ここ1-2週間で見たライヴで、まだライヴ評をあげてないものがいくつか。
11月29日(月)AIのライヴは書いた。11月30日(火)、マイケル新作試聴会は書いた。12月1日(水)、和田唱さんのトライセラトップスのライヴ@渋谷AX。ストレートなロック。立錐の余地もないほどの超満員でびっくり。すごい人気。12月2日(月)深夜、Bハワードがジェネヴィーヴ・ジャクソンの誕生日を祝うパーティー。3日(金)、竹内まりやさん@武道館は書いた。12月6日(月)のフォー・プレイ。月曜日、ケイリブと「ソウル・サーチン」の打ち合わせをしていると、ケイリブがこのあと、ブルノでフォー・プレイを見るというので、一緒に行くことになり、そこでAIもジョイン。うまい匠たちのプレイは、文句なし。ケイリブに「ソウル・サーチン」告知用のプロモーション用ビデオを路上で撮影。するが、暗くて、結局使えず、再撮影に。12月7日(火)、白川会は書いた。白川会に出席したためMaruことFireflyに行けず。ごめん。11日(土)デイヴィッドTは書いた。12日(日)仲間内の忘年会。約30名参加。半分幹事なので、マイケルの神宮のイヴェント行けず。13日(火)軽音部、原稿につまり、欠席。ごめん。
12月10日(金)、フォトグラファー・ナサさんの写真二人展渋谷にて。ケイリブと一緒に見る。そこで、「ソウル・サーチン」プロモ用ビデオを再度撮影。ケイリブは立て板に水で、ほんとしゃべりもうまい。この写真展でモデルとなったシンガーのレイケイさんと名刺交換。彼が歌っている音源を昨日、メール便で受領。スティーヴィーの「リボン・イン・ザ・スカイ」などをハウス仕立てで歌っている。
■ソウル・サーチン:ザ・セッション~ア・トリビュート・トゥ・クインシー・ジョーンズ
さて、今回の「ソウル・サーチン」は、紆余曲折、さんざん悩んで、クインシー・ジョーンズに決定。一両日中にメンバーなど発表します。2011年2月3日(木)、4日(金)、目黒ブルース・アレイです。カレンダーにマークを。
ケイリブのプロモ
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/video/movie.html?c_code=Schedule-20101028161957
ブルース・アレイ告知
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/syousai.html?c_code=Schedule-20101028161957&status=ok&disp_date=201102&type=s#b
候補リストをもって行き、ケイリブと喧々諤々(けんけんがくがく)。僕は本当はマイケルやジェームス・ブラウンをやりたいのだが、マイケルをやる場合は、絶対にダンサーを入れたい。もちろん、ブルーツリー(MJ-Spirit)にお願いしたい。だが、ブルースアレイのステージではとても無理。なくなく諦める。それと、マイケル・トリビュートは過去1年以上何本も見ているが、やはり、誰がどうやっても、いいものにならない、ということを毎回痛感してきた。よほどアレンジ力、楽曲の解釈力がないと、いいものにならない。JBも、マイケルも、本当にワン&オンリーで難しいのだ。で、いろんなアーティストの名前が出た。
過去8回やってきた「ソウル・サーチン」はいずれもソウル・ジャイアントばかり。ソウルの歴史に偉大な足跡を残したアーティストばかりだ。そんな中、最後までプリンスは候補に残ったが、リストの中でクインシー・ジョーンズの名前が浮上。クインシーならマイケルも含められる、ジャズの歴史、ポップスの歴史、そしてブラック・ミュージックの歴史を俯瞰できるということで、クインシーに決まった。
クインシーに決めた後は、あれもこれもと期待が広がり、えらく自分でも興奮してきた。あの曲とあの曲をメドレーにして、ジーノにバチバチ・ベース叩いてもらおうとか。「イッツ・マイ・パーティー」(レスリー・ゴーア)やりたいなあ。
詳細は後日。
■マイケル・ジャクソン『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・ジョーンズ・ベスト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000JAAC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・ジョーンズ自叙伝
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430926610X/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・トリビュート、2008年モントルー・ライヴ (通常DVD)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029V4FAO/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■クインシー・トリビュート、2008年モントルー・ライヴ(ブルーレイ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002BYLO9Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■映画『ソウル・キッチン』サウンドトラックCD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002WUWGCQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ESSAY
◎サム・ムーア、清志郎ファミリーに捧げる
2010年12月16日 音楽◎サム・ムーア、清志郎ファミリーに捧げる
【Sam Moore Live: Dedicate To Kiyoshiro Family】
捧げる。
1982年横浜スタジアムにサム・ムーアとして来日し、清志郎と同じステージに立ち、その後2006年11月に再来日してから2008年まで3年連続で来日して以来、およそ2年ぶりソロとして5度目の来日となったサム・ムーア。(ちなみに、サム&デイヴとしては、1969年、1970年計2回来日)(訂正=当初書いた81-2年の来日は、1982年横浜スタジアムでのライヴで、これはサム&デイヴとしてではなく、サム・ムーア・ソロでした。訂正します。2010年12月17日)
今回は、日曜1ショー、月曜2ショー、火曜1ショー、水曜2ショーという1-2-1-2ショーでのライヴ。前回と若干セットリストを代えてきており、全体的には、まったりした落ち着いた感じがした。それと2年ぶりのサム翁、若干お年を召したか。
下記セットリスト15曲目の前、サムの奥さんジョイスさんが登場し、清志郎さんの話をして、この日その家族がいらしている、と紹介した。「清志郎は彼が15歳の頃、サムのところにやってきた。ここ何年か毎回サムが来日すると、来てくれた。前回も来てくれ、医者が歌ってはだめだと言ってたにもかかわらず、ステージに上がって歌ってくれた。そして、ご存知のように彼は昨年亡くなりました。今日は、そのご家族がいらしています」 こう言って、そこにスポットが当てられ、ご家族が立ち上がって会釈した。サムは、続いて「ユー・アー・ソー・ビューーティフル」を熱唱。家族の方々は、泣いているように見えた。
数えてみたら、僕は清志郎の飛び入りライヴをこのブルーノートで5回見ていた。サム・ムーア、ブルース・ブラザース・バンド、そして、ブッカーT&ザ・MGズ。たまたま彼が見に来た日に僕も行っていた、ということなんだが、確かに引きが強いかもしれない。(笑)
バックグラウンド・シンガーの一人、キャロウェイはこれで4回連続の来日だが、ますます磨きがかかっている。彼女は、ジョス・ストーンあるいは、ティーナ・マリー的なソウルフルなシンガーになれる。彼女はいいなあ。
セットリストをもう一度見返すと、キラー・チューンの「When Something Is Wrong With My Baby」や、「Soul Sister, Brown Sugar」がなかった。もっとスタックス色を出してもいいかなとも感じた。オーティス曲をやったときもあったしね。また、「Blame It On The Rain」でいつもの通り観客にそのサビを歌わせるのだが、覚えさせる歌詞がちょっと日本人には長すぎて、一般的な日本人には難しい。事前に歌詞カードを配るか、字幕をスクリーンに出すとかしないと、ちょっとあれは歌えない。せいぜい「オー、イエー」くらいなら、いいのだが。ま、課題といえば、課題。
とはいうものの、サム・ムーアは元気印であることにかわりない。ライヴ後、軽く表敬訪問に楽屋を訪れたが、ただの世間話が、30分以上続いた。ほんとにおしゃべり好きのサム翁(おう)だ。そのあたりは、明日以降に。ブルーノート入り口には、和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
(この項続く)
■サム・ムーア 過去関連記事
2008年09月02日(火)
東京ジャズのサム・ムーア
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080902.html
2008年09月04日(木)
サム・ムーア・ライヴ~昨年よりも強力に
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080904.html
2008年09月05日(金)
サム・ムーア:「ザ・ソウル・ショウ」@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080905.html
2008年09月06日(土)
サム・ムーア・ライヴの秘密
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080906.html
2008年09月07日(日)
アップタウン・ホーンズとは何者?
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10136308886.html
November 02, 2007
Everybody Loves Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071102.html
November 03, 2007
More Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071103.html
November 15, 2006
We Want More Moore, Not Some Moore
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_15.html
November 18, 2006
Sam Moore With Surprising Finale: Sam, You Are So Beautiful
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_18.html
October 21, 2006
Sam Moore Suddenly Will Coming To Japan
http://blog.soulsearchin.com/archives/001341.html
August 23, 2006
Sam Moore’s First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html
2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040217.html
2004/06/24 (Thu)
Talk About "Only The Strong Survive" At Relocated Soul Bar Sugar Hill
同映画日本での公開決まる。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/soulbars/diary20040624.html
2004/11/07 (Sun)
"Only The Strong Survive": Some Questions & Answers
イヴェントでの質疑応答。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041107.html
July 18, 2006
Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Unearthed: Soul Sisters"
サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
http://blog.soulsearchin.com/archives/001146.html
■現在までのところ最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GW88RY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
そして、サム&デイヴといえば~
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HDOA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
サム・ムーア(ヴォーカル)Sam Moore(vo)
キャラウェイ(ヴォーカル)Calloway(vo)
ナオミ・マーゴリン(ヴォーカル)Naomi Margolin(vo)
タビサ・ゲイル・フェア(ヴォーカル)Tabitha Gail Fair(vo)
ジェイムス・ダウアー(キーボード)James Dower(key)
マーク・ニューマン(ギター)Mark Newman(g)
アイヴァン・ボドリー(ベース)Ivan Bodley(b)
トニー・ルイス(ドラムス)Tony Lewis(ds)
オマー・マルティネス(パーカッション)Omar Martinez(per)
クリスピン・シーオー(サックス)Crispin Cioe(sax)
ラリー・エトキン(トランペット)Larry Etkin(tp)
大野 清(サックス)Kiyoshi Ohno(sax)
橋本 佳明(トロンボーン)Yoshiaki Hashimoto(tb)
■セットリスト、サム・ムーア
Setlist : Sam Moore @ Bluenote, Tokyo, December 14, 2010
show started 20:08
01.Peter Gunn [Henry Mancini]
02.Gimme Some Lovin’ (Omar Martinez on vocal) [Spencer Davis]
03.Will It Go Round In Circles (Calloway on vocal) [Billy Preston]
04.Rock Steady (Tabitha on vocal) [Aretha Franklin]
Sam came on the stage while “Hold On, I’m Coming”
05.Hold On, I’m Coming
06.Don’t Play That Song [Ben E King]
07.I Take What I Want
08.Looking For A Love [Bobby Womack]
09.Together We Are Strong
10.I’ve Got News For You
11.I Can’t Stand The Rain (Tabithia on vocal) [Ann Peebles]
12.None Of Us Are Free
13.Blame It On The Rain
14.Come On, Come Over [Jaco Pastorius]
15.You Are So Beautiful [Billy Preston] (dedicate to family of Kiyoshirou)
16.I Thank You
17.Soul Man – Dance To The Music – Shaft – Dance To The Music
Enc. Higher And Higher
Show ended 21:38
(2010年12月14日火曜、東京ブルーノート、サム・ムーア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Moore, Sam
2010-201
【Sam Moore Live: Dedicate To Kiyoshiro Family】
捧げる。
1982年横浜スタジアムにサム・ムーアとして来日し、清志郎と同じステージに立ち、その後2006年11月に再来日してから2008年まで3年連続で来日して以来、およそ2年ぶりソロとして5度目の来日となったサム・ムーア。(ちなみに、サム&デイヴとしては、1969年、1970年計2回来日)(訂正=当初書いた81-2年の来日は、1982年横浜スタジアムでのライヴで、これはサム&デイヴとしてではなく、サム・ムーア・ソロでした。訂正します。2010年12月17日)
今回は、日曜1ショー、月曜2ショー、火曜1ショー、水曜2ショーという1-2-1-2ショーでのライヴ。前回と若干セットリストを代えてきており、全体的には、まったりした落ち着いた感じがした。それと2年ぶりのサム翁、若干お年を召したか。
下記セットリスト15曲目の前、サムの奥さんジョイスさんが登場し、清志郎さんの話をして、この日その家族がいらしている、と紹介した。「清志郎は彼が15歳の頃、サムのところにやってきた。ここ何年か毎回サムが来日すると、来てくれた。前回も来てくれ、医者が歌ってはだめだと言ってたにもかかわらず、ステージに上がって歌ってくれた。そして、ご存知のように彼は昨年亡くなりました。今日は、そのご家族がいらしています」 こう言って、そこにスポットが当てられ、ご家族が立ち上がって会釈した。サムは、続いて「ユー・アー・ソー・ビューーティフル」を熱唱。家族の方々は、泣いているように見えた。
数えてみたら、僕は清志郎の飛び入りライヴをこのブルーノートで5回見ていた。サム・ムーア、ブルース・ブラザース・バンド、そして、ブッカーT&ザ・MGズ。たまたま彼が見に来た日に僕も行っていた、ということなんだが、確かに引きが強いかもしれない。(笑)
バックグラウンド・シンガーの一人、キャロウェイはこれで4回連続の来日だが、ますます磨きがかかっている。彼女は、ジョス・ストーンあるいは、ティーナ・マリー的なソウルフルなシンガーになれる。彼女はいいなあ。
セットリストをもう一度見返すと、キラー・チューンの「When Something Is Wrong With My Baby」や、「Soul Sister, Brown Sugar」がなかった。もっとスタックス色を出してもいいかなとも感じた。オーティス曲をやったときもあったしね。また、「Blame It On The Rain」でいつもの通り観客にそのサビを歌わせるのだが、覚えさせる歌詞がちょっと日本人には長すぎて、一般的な日本人には難しい。事前に歌詞カードを配るか、字幕をスクリーンに出すとかしないと、ちょっとあれは歌えない。せいぜい「オー、イエー」くらいなら、いいのだが。ま、課題といえば、課題。
とはいうものの、サム・ムーアは元気印であることにかわりない。ライヴ後、軽く表敬訪問に楽屋を訪れたが、ただの世間話が、30分以上続いた。ほんとにおしゃべり好きのサム翁(おう)だ。そのあたりは、明日以降に。ブルーノート入り口には、和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
(この項続く)
■サム・ムーア 過去関連記事
2008年09月02日(火)
東京ジャズのサム・ムーア
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080902.html
2008年09月04日(木)
サム・ムーア・ライヴ~昨年よりも強力に
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080904.html
2008年09月05日(金)
サム・ムーア:「ザ・ソウル・ショウ」@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080905.html
2008年09月06日(土)
サム・ムーア・ライヴの秘密
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080906.html
2008年09月07日(日)
アップタウン・ホーンズとは何者?
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10136308886.html
November 02, 2007
Everybody Loves Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071102.html
November 03, 2007
More Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071103.html
November 15, 2006
We Want More Moore, Not Some Moore
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_15.html
November 18, 2006
Sam Moore With Surprising Finale: Sam, You Are So Beautiful
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_18.html
October 21, 2006
Sam Moore Suddenly Will Coming To Japan
http://blog.soulsearchin.com/archives/001341.html
August 23, 2006
Sam Moore’s First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html
2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040217.html
2004/06/24 (Thu)
Talk About "Only The Strong Survive" At Relocated Soul Bar Sugar Hill
同映画日本での公開決まる。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/soulbars/diary20040624.html
2004/11/07 (Sun)
"Only The Strong Survive": Some Questions & Answers
イヴェントでの質疑応答。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041107.html
July 18, 2006
Two Interesting Compilation Album Has Released: "Atlantic Unearthed: Soul Brothers" & "Atlantic Unearthed: Soul Sisters"
サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
http://blog.soulsearchin.com/archives/001146.html
■現在までのところ最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GW88RY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
そして、サム&デイヴといえば~
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HDOA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■メンバー
サム・ムーア(ヴォーカル)Sam Moore(vo)
キャラウェイ(ヴォーカル)Calloway(vo)
ナオミ・マーゴリン(ヴォーカル)Naomi Margolin(vo)
タビサ・ゲイル・フェア(ヴォーカル)Tabitha Gail Fair(vo)
ジェイムス・ダウアー(キーボード)James Dower(key)
マーク・ニューマン(ギター)Mark Newman(g)
アイヴァン・ボドリー(ベース)Ivan Bodley(b)
トニー・ルイス(ドラムス)Tony Lewis(ds)
オマー・マルティネス(パーカッション)Omar Martinez(per)
クリスピン・シーオー(サックス)Crispin Cioe(sax)
ラリー・エトキン(トランペット)Larry Etkin(tp)
大野 清(サックス)Kiyoshi Ohno(sax)
橋本 佳明(トロンボーン)Yoshiaki Hashimoto(tb)
■セットリスト、サム・ムーア
Setlist : Sam Moore @ Bluenote, Tokyo, December 14, 2010
show started 20:08
01.Peter Gunn [Henry Mancini]
02.Gimme Some Lovin’ (Omar Martinez on vocal) [Spencer Davis]
03.Will It Go Round In Circles (Calloway on vocal) [Billy Preston]
04.Rock Steady (Tabitha on vocal) [Aretha Franklin]
Sam came on the stage while “Hold On, I’m Coming”
05.Hold On, I’m Coming
06.Don’t Play That Song [Ben E King]
07.I Take What I Want
08.Looking For A Love [Bobby Womack]
09.Together We Are Strong
10.I’ve Got News For You
11.I Can’t Stand The Rain (Tabithia on vocal) [Ann Peebles]
12.None Of Us Are Free
13.Blame It On The Rain
14.Come On, Come Over [Jaco Pastorius]
15.You Are So Beautiful [Billy Preston] (dedicate to family of Kiyoshirou)
16.I Thank You
17.Soul Man – Dance To The Music – Shaft – Dance To The Music
Enc. Higher And Higher
Show ended 21:38
(2010年12月14日火曜、東京ブルーノート、サム・ムーア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Moore, Sam
2010-201
■マイケル・ジャクソン特番など~「ソウル・トレイン」のYMO
2010年12月17日 音楽■マイケル・ジャクソン特番など~「ソウル・トレイン」のYMO
【Michael Jackson Special Program On J-Wave & YMO on “Soul Train”】
特番。
今度の土曜日(2010年12月18日)深夜12時から1時まで東京のFM局J-Waveでマイケル・ジャクソンの特番が放送され、それにゲストで出演、昨日(12月16日)収録に行ってきた。ナヴィゲーターは、ジョン・カビラさん。コメント・ゲストで西寺郷太さん、ケント・モリさんらも出演する。
番組タイトルは、「フォーエヴァー・マイケル」。
http://www.j-wave.co.jp/original/jwavespecial/2010/12/15/
カビラさんとは、彼がCBSソニー時代からの旧知の仲ということもあり、とても話しやすかった。たぶん、僕の部分はオンエアでは10分程度に編集されると思うが、軽い打ち合わせも含め小一時間スタジオで、あれやこれや雑談兼本番のトークをしていたように思う。
ポイントは、この新作『マイケル』はどのようなアルバムか、どのような経緯で出来たか、エステートのジョン・マクレインの話(かつてジャネット時代に2度ほどインタヴューしたことがある)、なぜ、このアルバムにはクインシーはかかわっていないのか、このアルバムをどう捉えるか、「ビハンド・ザ・マスク」の話など。そして、声の真贋について。
■「ソウル・トレイン」YMOの話
「ソウル・トレイン」。
「ビハインド・ザ・マスク」が出た1980年頃、カビラさんはアメリカに留学していて、たまたまテレビの『ソウル・トレイン』を見ていたら、YMOが出てきたという。そのとき、演奏を終えて、ドン・コーネリアス(司会者)がメンバーに近寄って、さあ、誰が答えるんだ、と凝視していたら、なんと坂本龍一さんではなく、高橋幸宏さんが英語で答えていたのが印象的だった、という。
たしか、YouTubeにあるのではと思って探したら、案の定、あった。そうだ、アーチー・ベル&ドレルスの「タイトゥン・アップ」をカヴァーしていたんで、それをやった。これは、クチパクではなく、実際の演奏のよう。たぶん、このシーンは東京でテレビで見たような気がする。NHKの再放送だったかなあ。TBSだったか、12チャンネルだったか、はっきり覚えてないんだが。
http://www.youtube.com/watch?v=2cKg0FxNN7Q&feature=player_embedded
たぶん、曲にかぶさる声は、小林克也さんだと思う。
キーボードは、矢野顕子さん、そして、ギターは大村憲司さん。「タイトゥン・アップ」は、もちろん、「ソウル・トレイン」にどんぴしゃ。なんと、このときは、もう1曲テクノ風の「ファイアー・クラッカー」も演奏していた。
http://www.youtube.com/watch?v=yqoWryBLmNI&feature=player_embedded
要は「ビハインド・ザ・マスク」が、もし『スリラー』に入っていたらどうなったか、などの話から雑談が広がってしまった。(ゆえにこのあたりは、オンエアー的にはボツネタ。(笑))
ドンと幸宏さんのやりとりも、おもしろい、っていうか、ドンのいじわるっぷりがおもしろい。
しかし、30年も前の映像が、いまや、クリックひとつで見られるんだから、ほんと、すごいことだ。
++++
真贋については、自分でも話してて、途中からわけがわからなくなり、ちょっとトーク自体の整合性がなくなってしまい、たぶん、カットされると思う。(笑)もう少し、整理してから話さないとだめみたいだ。
ENT>RADIO>Jackson, Michael
ENT>TV>Soul Train>YMO
【Michael Jackson Special Program On J-Wave & YMO on “Soul Train”】
特番。
今度の土曜日(2010年12月18日)深夜12時から1時まで東京のFM局J-Waveでマイケル・ジャクソンの特番が放送され、それにゲストで出演、昨日(12月16日)収録に行ってきた。ナヴィゲーターは、ジョン・カビラさん。コメント・ゲストで西寺郷太さん、ケント・モリさんらも出演する。
番組タイトルは、「フォーエヴァー・マイケル」。
http://www.j-wave.co.jp/original/jwavespecial/2010/12/15/
カビラさんとは、彼がCBSソニー時代からの旧知の仲ということもあり、とても話しやすかった。たぶん、僕の部分はオンエアでは10分程度に編集されると思うが、軽い打ち合わせも含め小一時間スタジオで、あれやこれや雑談兼本番のトークをしていたように思う。
ポイントは、この新作『マイケル』はどのようなアルバムか、どのような経緯で出来たか、エステートのジョン・マクレインの話(かつてジャネット時代に2度ほどインタヴューしたことがある)、なぜ、このアルバムにはクインシーはかかわっていないのか、このアルバムをどう捉えるか、「ビハンド・ザ・マスク」の話など。そして、声の真贋について。
■「ソウル・トレイン」YMOの話
「ソウル・トレイン」。
「ビハインド・ザ・マスク」が出た1980年頃、カビラさんはアメリカに留学していて、たまたまテレビの『ソウル・トレイン』を見ていたら、YMOが出てきたという。そのとき、演奏を終えて、ドン・コーネリアス(司会者)がメンバーに近寄って、さあ、誰が答えるんだ、と凝視していたら、なんと坂本龍一さんではなく、高橋幸宏さんが英語で答えていたのが印象的だった、という。
たしか、YouTubeにあるのではと思って探したら、案の定、あった。そうだ、アーチー・ベル&ドレルスの「タイトゥン・アップ」をカヴァーしていたんで、それをやった。これは、クチパクではなく、実際の演奏のよう。たぶん、このシーンは東京でテレビで見たような気がする。NHKの再放送だったかなあ。TBSだったか、12チャンネルだったか、はっきり覚えてないんだが。
http://www.youtube.com/watch?v=2cKg0FxNN7Q&feature=player_embedded
たぶん、曲にかぶさる声は、小林克也さんだと思う。
キーボードは、矢野顕子さん、そして、ギターは大村憲司さん。「タイトゥン・アップ」は、もちろん、「ソウル・トレイン」にどんぴしゃ。なんと、このときは、もう1曲テクノ風の「ファイアー・クラッカー」も演奏していた。
http://www.youtube.com/watch?v=yqoWryBLmNI&feature=player_embedded
要は「ビハインド・ザ・マスク」が、もし『スリラー』に入っていたらどうなったか、などの話から雑談が広がってしまった。(ゆえにこのあたりは、オンエアー的にはボツネタ。(笑))
ドンと幸宏さんのやりとりも、おもしろい、っていうか、ドンのいじわるっぷりがおもしろい。
しかし、30年も前の映像が、いまや、クリックひとつで見られるんだから、ほんと、すごいことだ。
++++
真贋については、自分でも話してて、途中からわけがわからなくなり、ちょっとトーク自体の整合性がなくなってしまい、たぶん、カットされると思う。(笑)もう少し、整理してから話さないとだめみたいだ。
ENT>RADIO>Jackson, Michael
ENT>TV>Soul Train>YMO
☆ネルソン・ジョージ著『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』
2010年12月18日 音楽☆ネルソン・ジョージ著『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』
【Nelson George : “Thriller The Musical Life Of Michael Jackson】
新刊。
17日が締切ということで、こもりきりで原稿。いま、必死にやっているのは、こちら。→
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822263495/soulsearchiho-22/ref=nosim/
編集担当の方から、「リビーのインタヴュー、涙ぐんでしまいました。読まれた方はみなそうなると思います」というメールを。書いてるときは、熱中しててそこまで思いがいかなかったが、改めて読み直すと、確かにいい感じ。
さて、このマイケル特集本の話は、後日、またしますが、今日は、ツイッターとかぶりますが、ネルソン・ジョージの著作をご紹介。
昨日(16日)、ネルソン・ジョージ著『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』(五十嵐正・翻訳=シンコー・ミュージック・エンタテイメント、1800円+税)が到着。四六版232ページ、『マイケル・ジャクソン全記録』などと同じ版型、薄いので全記録の半分くらいの厚さ。持ったら意外と軽かったので、図ってみたら260グラムでした。(そんなことは、どーでもよい)
表紙など、アマゾンは送料無料。
http://amzn.to/fgo0or
さらっと後半だけ目を通して、17日の午後のツイート感想を。
アメリカの黒人音楽評論家ネルソン・ジョージ @nelsongeorge が書いた新刊マイケル・ジャクソン本『スリラー』 http://amzn.to/fgo0or 日本版到着。「BAD」の元になった私立学生がNYの警官に撃たれた記事はネルソンが書いていたことを発見。
ネルソンは、私立学校に通っていた学生がなぜ死んだのかをヴィレッジヴォイスに書き、それがニューヨークタイムスによってさらに取材され掲載され、たぶん、そのあたりが、「BAD」のビデオのインスピレーションになった。『BAD』以降、マイケルには実質的には「締切」がなかった。
クインシー卒業後、一番その頃、音楽的に信頼していたのは、テディー・ライリーだったようだ。LAのララビースタジオを1年間ブロックで借り上げ、ホームシックになったテディーに、家族・友人も費用マイケル持ちで、みなLAに引っ越させた。
ネルソンは、本書を「伝記ではない。音楽評論と回顧録と文化史の混合」と形容している。最後は、『ディス・イズ・イット』の映画を見たところで終わる。(なお、ここでは「モータウン25」が84年と印刷されてるが、83年です) 翻訳は五十嵐正 @taddihno さん。
+++
基本的には、レコードワールド誌、ビルボード誌という音楽業界誌で活動していたネルソン・ジョージの視点で、音楽評論家っぽい視点でマイケル・ジャクソン現象を眺めて、書いているという感じ。彼が『スリラー』が出た後、マイケルの簡単なバイオグラフィー本を書いて、それは日本ではスイング・ジャーナル社から出たが、それを基にして書き足した新作。
なにより、テディー・ライリーやクインシー・ジョーンズなどにビルボード時代にじかにインタヴューしているので、そのあたりの一次情報はさすがに価値がある。
+++
ネルソン・ジョージと言えば、『R&Bの死』『モータウン・ミュージック』という名著が日本でも訳されてリリースされている。
■ネルソン・ジョージの著作 『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401634616/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デス・オブ・リズム&ブルース
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152034289/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■モータウン・ミュージック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152033398/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>BOOK>George, Nelson
【Nelson George : “Thriller The Musical Life Of Michael Jackson】
新刊。
17日が締切ということで、こもりきりで原稿。いま、必死にやっているのは、こちら。→
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822263495/soulsearchiho-22/ref=nosim/
編集担当の方から、「リビーのインタヴュー、涙ぐんでしまいました。読まれた方はみなそうなると思います」というメールを。書いてるときは、熱中しててそこまで思いがいかなかったが、改めて読み直すと、確かにいい感じ。
さて、このマイケル特集本の話は、後日、またしますが、今日は、ツイッターとかぶりますが、ネルソン・ジョージの著作をご紹介。
昨日(16日)、ネルソン・ジョージ著『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』(五十嵐正・翻訳=シンコー・ミュージック・エンタテイメント、1800円+税)が到着。四六版232ページ、『マイケル・ジャクソン全記録』などと同じ版型、薄いので全記録の半分くらいの厚さ。持ったら意外と軽かったので、図ってみたら260グラムでした。(そんなことは、どーでもよい)
表紙など、アマゾンは送料無料。
http://amzn.to/fgo0or
さらっと後半だけ目を通して、17日の午後のツイート感想を。
アメリカの黒人音楽評論家ネルソン・ジョージ @nelsongeorge が書いた新刊マイケル・ジャクソン本『スリラー』 http://amzn.to/fgo0or 日本版到着。「BAD」の元になった私立学生がNYの警官に撃たれた記事はネルソンが書いていたことを発見。
ネルソンは、私立学校に通っていた学生がなぜ死んだのかをヴィレッジヴォイスに書き、それがニューヨークタイムスによってさらに取材され掲載され、たぶん、そのあたりが、「BAD」のビデオのインスピレーションになった。『BAD』以降、マイケルには実質的には「締切」がなかった。
クインシー卒業後、一番その頃、音楽的に信頼していたのは、テディー・ライリーだったようだ。LAのララビースタジオを1年間ブロックで借り上げ、ホームシックになったテディーに、家族・友人も費用マイケル持ちで、みなLAに引っ越させた。
ネルソンは、本書を「伝記ではない。音楽評論と回顧録と文化史の混合」と形容している。最後は、『ディス・イズ・イット』の映画を見たところで終わる。(なお、ここでは「モータウン25」が84年と印刷されてるが、83年です) 翻訳は五十嵐正 @taddihno さん。
+++
基本的には、レコードワールド誌、ビルボード誌という音楽業界誌で活動していたネルソン・ジョージの視点で、音楽評論家っぽい視点でマイケル・ジャクソン現象を眺めて、書いているという感じ。彼が『スリラー』が出た後、マイケルの簡単なバイオグラフィー本を書いて、それは日本ではスイング・ジャーナル社から出たが、それを基にして書き足した新作。
なにより、テディー・ライリーやクインシー・ジョーンズなどにビルボード時代にじかにインタヴューしているので、そのあたりの一次情報はさすがに価値がある。
+++
ネルソン・ジョージと言えば、『R&Bの死』『モータウン・ミュージック』という名著が日本でも訳されてリリースされている。
■ネルソン・ジョージの著作 『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401634616/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デス・オブ・リズム&ブルース
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152034289/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■モータウン・ミュージック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152033398/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>BOOK>George, Nelson
◆ネルソン・ジョージから学んだこと
2010年12月19日 音楽◆ネルソン・ジョージから学んだこと
【Lesson From Nelson George】
日本。
ネルソン・ジョージには、1980年代に2-3回会った。1度は正式にインタヴューした。あの頃、僕は毎年夏にニューヨークで行われる「ニュー・ミュージック・セミナー」というのに参加していて、そこでいろんな業界人と知り合ったが、ネルソンはインタヴューをオファーし、アポイントをとって行った。
しかし、そのアポはなかなか取れなかったことを覚えている。あの頃はメールがなかったので、エアメールか、ファクスか、しつこいほど電話をしたんだと思う。とにかく、アメリカのそういう業界人は、相手を知らないと、折り返し電話をかけてこない。もちろん、当時は携帯もないので、相手のオフィースに電話、こちらはホテルの部屋で待機、みたいなものだ。あと、みんなページャーというポケベルを持っていた。
何度かやりとりがあって、やっとのことで彼に会えることになった。ミッドタウンにあるビルボードのオフィースに行ったが、会うなりいきなり、僕に「日本でのR&B、ブラック・ミュージックの状況はどうだ、誰が人気があるか、ラジオはどうだ、何局くらいあるんだ」など立て板に水で質問を矢継ぎ早にしてきて面食らった。さすが、ジャーナリストだなと思った。ジャーナリストっていうのは、どんどん質問しないといけないんだ、ということを知ったのが、彼と会ってからだ。ほぼ同時期に、ミネアポリスの新聞の記者(名前を思い出せないのだが、60代くらいの品のいい女性だった)にも会ったが、同じく質問攻めに合い、いかに効率よく的確に質問すべきかということを学んだ。そして、遠慮なんてものをしていては、あっという間に時間はなくなり、インタヴューは終わる。アメリカ人の質問は直接的で、ずばっとくる。誰もがそうなので、基本的にそれでいいんだと思うようになった。
ネルソンも、ミネアポリスのジャーナリストも、日本に漠然と興味を持っていたのだろう。それで、そういうことを訊かれた。だが、僕はそれほど「日本」について知らなかった。ちょうどその頃からだと思う。外国に行くと、日本についてきちんと説明ができないといけないということを認識するのが。
それこそ、ささいなネタでも日本について、説明できないと場がもたないのだ。たとえば、食べ物の話になれば、すしの話をしなければならない。魚の名前を英語で言えないといけない。そんなことは、いまだにできない。(笑) ま、最近は日本通の外国人は、すしのネタを日本語で知ってるからいいんだけどね。(笑)
ネルソン・ジョージは、ちょうど『リズム&ブルースの死』を出し、以後コンスタントに著作を発表する。いつの間にか、ハリウッドとコンタクトが出来、ビルボードを辞めて、作家となり、映画の脚本なども書くようになったらしい。彼がビルボードを辞めてからは、なかなか彼のブラック・ミュージックのレポートを見る機会が減ったが、時折、ローリング・ストーン誌やら、なにかで彼の記事が出てたりすると、けっこう読んだものだ。
ネルソンの記事がおもしろかったのは、彼が黒人であって、黒人の目から黒人の音楽シーンをきちんと見ていたからだ。それも、かなりきちんとした文章で書いていたので読み応えがあった。当たり前だが、ビルボードにいたので、きちんと取材をして書いていた。
僕が海外の評論家で一目置いていたのが、トニー・カミングス、デイヴィッド・ネイサン、そして、ネルソンだった。評論家ではないが、デイヴィッド・リッツも注目していた。トニーもデイヴィッド・ネイサンも、いずれもイギリスの白人。リッツも白人、だから、ネルソンがアメリカの黒人の視点でブラック・ミュージックを語るのが新鮮だったのだ。
■ネルソン・ジョージの著作 『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401634616/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デス・オブ・リズム&ブルース
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152034289/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>BOOK>George, Nelson
【Lesson From Nelson George】
日本。
ネルソン・ジョージには、1980年代に2-3回会った。1度は正式にインタヴューした。あの頃、僕は毎年夏にニューヨークで行われる「ニュー・ミュージック・セミナー」というのに参加していて、そこでいろんな業界人と知り合ったが、ネルソンはインタヴューをオファーし、アポイントをとって行った。
しかし、そのアポはなかなか取れなかったことを覚えている。あの頃はメールがなかったので、エアメールか、ファクスか、しつこいほど電話をしたんだと思う。とにかく、アメリカのそういう業界人は、相手を知らないと、折り返し電話をかけてこない。もちろん、当時は携帯もないので、相手のオフィースに電話、こちらはホテルの部屋で待機、みたいなものだ。あと、みんなページャーというポケベルを持っていた。
何度かやりとりがあって、やっとのことで彼に会えることになった。ミッドタウンにあるビルボードのオフィースに行ったが、会うなりいきなり、僕に「日本でのR&B、ブラック・ミュージックの状況はどうだ、誰が人気があるか、ラジオはどうだ、何局くらいあるんだ」など立て板に水で質問を矢継ぎ早にしてきて面食らった。さすが、ジャーナリストだなと思った。ジャーナリストっていうのは、どんどん質問しないといけないんだ、ということを知ったのが、彼と会ってからだ。ほぼ同時期に、ミネアポリスの新聞の記者(名前を思い出せないのだが、60代くらいの品のいい女性だった)にも会ったが、同じく質問攻めに合い、いかに効率よく的確に質問すべきかということを学んだ。そして、遠慮なんてものをしていては、あっという間に時間はなくなり、インタヴューは終わる。アメリカ人の質問は直接的で、ずばっとくる。誰もがそうなので、基本的にそれでいいんだと思うようになった。
ネルソンも、ミネアポリスのジャーナリストも、日本に漠然と興味を持っていたのだろう。それで、そういうことを訊かれた。だが、僕はそれほど「日本」について知らなかった。ちょうどその頃からだと思う。外国に行くと、日本についてきちんと説明ができないといけないということを認識するのが。
それこそ、ささいなネタでも日本について、説明できないと場がもたないのだ。たとえば、食べ物の話になれば、すしの話をしなければならない。魚の名前を英語で言えないといけない。そんなことは、いまだにできない。(笑) ま、最近は日本通の外国人は、すしのネタを日本語で知ってるからいいんだけどね。(笑)
ネルソン・ジョージは、ちょうど『リズム&ブルースの死』を出し、以後コンスタントに著作を発表する。いつの間にか、ハリウッドとコンタクトが出来、ビルボードを辞めて、作家となり、映画の脚本なども書くようになったらしい。彼がビルボードを辞めてからは、なかなか彼のブラック・ミュージックのレポートを見る機会が減ったが、時折、ローリング・ストーン誌やら、なにかで彼の記事が出てたりすると、けっこう読んだものだ。
ネルソンの記事がおもしろかったのは、彼が黒人であって、黒人の目から黒人の音楽シーンをきちんと見ていたからだ。それも、かなりきちんとした文章で書いていたので読み応えがあった。当たり前だが、ビルボードにいたので、きちんと取材をして書いていた。
僕が海外の評論家で一目置いていたのが、トニー・カミングス、デイヴィッド・ネイサン、そして、ネルソンだった。評論家ではないが、デイヴィッド・リッツも注目していた。トニーもデイヴィッド・ネイサンも、いずれもイギリスの白人。リッツも白人、だから、ネルソンがアメリカの黒人の視点でブラック・ミュージックを語るのが新鮮だったのだ。
■ネルソン・ジョージの著作 『スリラー マイケル・ジャクソンがポップ・ミュージックを変えた瞬間』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4401634616/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■デス・オブ・リズム&ブルース
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152034289/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>BOOK>George, Nelson
★サム・ムーアのおしゃべりには周りに人が集まる
2010年12月20日 音楽★サム・ムーアのおしゃべりには周りに人が集まる
【People Came To Sam’s Backstage】
話題。
サム・ムーアは、相変わらず元気だった。そして、おしゃべり好き。すでに楽屋には何人かのお客さんがいたが、なにかについて話していた。
途中でころあいを見て、「今回は1日2回のステージは、大変でしょう」ときくと、「ああ、今日は1ステージだったけどな。日曜1ステージ、昨日が2ステージ、今日が1ステージ、明日が2ステージ、1-2-1-2だ。ふ~~っ」 今までは、毎日1ステージだったのが、今回は1日2ステージの日があるのだ。75歳のサム・ムーア、それでもがんばっている。
すると、途中から「去年、アポロにきたxxx、わかるか?」 名前がよく聴き取れずわからなかったが、何度か聞いているうちに、和田アキ子さんということがわかった。興奮気味にサムが話す。
「すごいんだよ、アポロが超満員、スタンディング・ルーム・オンリー(立ち見のみしか残ってない)。しかも、観客は、全員日本人だ。ニューヨークにこんなに日本人が住んでたなんて、夢にも思わなかったぞ。(笑) しかも、彼女はリハーサルを5時間もやってるんだ。5時間だぞ、信じられるか? 5アワーズ!」
と言って、両手を広げる。「で、本番も5時間あるんだ。本番で5時間も歌い続けるなんて、信じられん。で、最後ショーが終わって彼女が俺のところにやってきた。『サム、サム…、もう声が出ない』とかすれ声で言ってくる。でも、タバコすってるんだ」 「あれ、彼女はタバコ、やめたんでは?」 「おお、そうか? そんときは吸ってた、去年の9月のことだ」
サムは休憩時間に、アポロの歴史室みたいなところに歴代のR&Bシンガーたちの写真が飾られているところを案内した、という。「そうしたら、ジャッキー・ウィルソンの前で、『ワオ、ジャッキー、アイドルなんです』と彼女は感激していた。もちろん、そこには、他にもジェームス・ブラウン、アレサ、サラ…、ありとあらゆる伝説の人たちの写真があるので、いちいち感激してたんだ」
「彼女は、アポロのステージ横にある有名な樫の木の切り株には触ったのでしょうか」「もちろんだ、触ってたよ。彼女にとっては、ジャッキー、レイ(・チャールズ、そして、俺(サム・ムーア)がアイドルらしいよ」
というわけで、ブルーノートの1階の入り口には和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
誰かがちょうど、クラプトンが北朝鮮からライヴに来ないかと誘われていた情報がウィキリークスで流れた文書の中にあったという話をしだした。サムもそれを知っていたらしく、「おおっ、そうだったな、知ってるよ。でもな、クラプトンが北朝鮮に行ったって、『コケイン』を歌えないだろう」 そして、『コケ~~イン』とちょっと鼻歌っぽく歌う。(一同爆笑) 「あそこの(キムジョンイルの)息子が、ロック好きなんだろ。でも、コケインは、ダメだ(笑)」
そこで、僕が「いやあ、クラプトンが北朝鮮に行ったら、歌うべきいい曲がありますよ。それは、『チェンジ・ザ・ワールド』です!」というと、「『チェンジ・ザ・ワールド』かあ、そりゃあ、いい! 彼は絶対にあそこで歌うべきだな」と大いに受けた。
それにしても、サム翁、フル・ショーをやり終えた後も、よくしゃべる、しゃべる。しかも、表情豊かで、時々ステージでも見せるコミカルなちょっとコメディアンのような話し方で話すものだから、回りの人間はみなおもしろがる。だから自然と人が集まってくるのだろう。ああいうシーンを見ると、サムがみんなから愛されていることがよくわかる。
■現在までのところ最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GW88RY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
そして、サム&デイヴといえば~
"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HDOA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Moore, Sam
【People Came To Sam’s Backstage】
話題。
サム・ムーアは、相変わらず元気だった。そして、おしゃべり好き。すでに楽屋には何人かのお客さんがいたが、なにかについて話していた。
途中でころあいを見て、「今回は1日2回のステージは、大変でしょう」ときくと、「ああ、今日は1ステージだったけどな。日曜1ステージ、昨日が2ステージ、今日が1ステージ、明日が2ステージ、1-2-1-2だ。ふ~~っ」 今までは、毎日1ステージだったのが、今回は1日2ステージの日があるのだ。75歳のサム・ムーア、それでもがんばっている。
すると、途中から「去年、アポロにきたxxx、わかるか?」 名前がよく聴き取れずわからなかったが、何度か聞いているうちに、和田アキ子さんということがわかった。興奮気味にサムが話す。
「すごいんだよ、アポロが超満員、スタンディング・ルーム・オンリー(立ち見のみしか残ってない)。しかも、観客は、全員日本人だ。ニューヨークにこんなに日本人が住んでたなんて、夢にも思わなかったぞ。(笑) しかも、彼女はリハーサルを5時間もやってるんだ。5時間だぞ、信じられるか? 5アワーズ!」
と言って、両手を広げる。「で、本番も5時間あるんだ。本番で5時間も歌い続けるなんて、信じられん。で、最後ショーが終わって彼女が俺のところにやってきた。『サム、サム…、もう声が出ない』とかすれ声で言ってくる。でも、タバコすってるんだ」 「あれ、彼女はタバコ、やめたんでは?」 「おお、そうか? そんときは吸ってた、去年の9月のことだ」
サムは休憩時間に、アポロの歴史室みたいなところに歴代のR&Bシンガーたちの写真が飾られているところを案内した、という。「そうしたら、ジャッキー・ウィルソンの前で、『ワオ、ジャッキー、アイドルなんです』と彼女は感激していた。もちろん、そこには、他にもジェームス・ブラウン、アレサ、サラ…、ありとあらゆる伝説の人たちの写真があるので、いちいち感激してたんだ」
「彼女は、アポロのステージ横にある有名な樫の木の切り株には触ったのでしょうか」「もちろんだ、触ってたよ。彼女にとっては、ジャッキー、レイ(・チャールズ、そして、俺(サム・ムーア)がアイドルらしいよ」
というわけで、ブルーノートの1階の入り口には和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
誰かがちょうど、クラプトンが北朝鮮からライヴに来ないかと誘われていた情報がウィキリークスで流れた文書の中にあったという話をしだした。サムもそれを知っていたらしく、「おおっ、そうだったな、知ってるよ。でもな、クラプトンが北朝鮮に行ったって、『コケイン』を歌えないだろう」 そして、『コケ~~イン』とちょっと鼻歌っぽく歌う。(一同爆笑) 「あそこの(キムジョンイルの)息子が、ロック好きなんだろ。でも、コケインは、ダメだ(笑)」
そこで、僕が「いやあ、クラプトンが北朝鮮に行ったら、歌うべきいい曲がありますよ。それは、『チェンジ・ザ・ワールド』です!」というと、「『チェンジ・ザ・ワールド』かあ、そりゃあ、いい! 彼は絶対にあそこで歌うべきだな」と大いに受けた。
それにしても、サム翁、フル・ショーをやり終えた後も、よくしゃべる、しゃべる。しかも、表情豊かで、時々ステージでも見せるコミカルなちょっとコメディアンのような話し方で話すものだから、回りの人間はみなおもしろがる。だから自然と人が集まってくるのだろう。ああいうシーンを見ると、サムがみんなから愛されていることがよくわかる。
■現在までのところ最新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GW88RY/soulsearchiho-22/ref=nosim/
そして、サム&デイヴといえば~
"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HDOA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Moore, Sam
1 2