【エルヴィスを受け継ぐジェイミー・アーロン・ケリー、週末に日本公演】
エルヴィス。
日曜日『ソウル・ブレンズ』(インターFM76.1mhz、15時〜17時)に今週ライヴのために来日したシンガー、ジェイミー・アーロン・ケリーがゲストとしてやってきた。ジェイミーは、あのエルヴィス・プレスリーの物真似パフォーマンスをしてアメリカで人気となったシンガーだ。入口で迎えると、皮ジャンを来たジェイミーはどことなくエルヴィスに似ていないこともないが、とてもいい雰囲気のアメリカンな若者だった。
本番になるまで雑談をしていたのだが、彼はアイオワ州の1万2千人ほどのアメリカ人でも誰も知らないような小さな街出身。アイオワというと思い浮かぶのが世界的ベストセラーとなった小説『マディソン群の橋』だが、その舞台となったところは車で1時間半くらいらしい。両親が音楽好きで、特にお父さんちょっとしたエンタテイナーで、ステージで歌ったりしていたが、エルヴィスの大ファンだった。
何年生まれか聞くと「1980年、2月」との答え。「日にちは?」「シックスティーン(16)」。「エエエエエッ???」 「同じなのかい?」とジェイミー。「同じだ!」
そして、例によって、「この日はね、ジョン・マッケンロー知ってる? テニスの。同じ日。ジェームス・イングラム、ソウル・シンガー、同じ日」 「ジェームス・イングラム? う〜ん、わからない・・・」「マーヴィン・ゲイの『アイ・ウォント・ユー』知ってる? あれを書いたレオン・ウェア」「おお、その曲は知ってる・・・」「あと、北朝鮮のキム・ジョン・イル・・・」「(怪訝そうな顔)??」 一緒にいた今回の来日をコーディネートされているNさん(日本人)に「他に、日本では高倉健とか、逸見正孝さんとかいます」と伝える。彼は言う。「エルヴィスの誕生日は、1月8日、それをダブルにすると、僕の(誕生日)になるんだ。1−8が2−16ね」「おおおっ」 ひとしきりあった後、僕は彼に言った。「僕は君の誕生日は決して忘れないよ!」(当たり前だが・・・)
さて、ジェイミーのライヴは今週末2日間ある。初日は、比較的オリジナルを中心に、そして、2日目はエルヴィスの1969年8月のラスヴェガス・ショウのライヴパフォーマンスをそっくりそのまま再現する。
ジェイミーによれば「これは、それこそ、衣装、エルヴィスがしゃべった台詞(セリフ)、動き、歌はもちろん、マイクなどもそのときのものを使って再現するんだ」という。彼にとってエルヴィスは「さまざまなタイプの音楽をやってきた人。ロックン・ロール、ソウル、カントリー、ゴスペル、ブルーズ・・・。だから、エルヴィスをそっくりそのままやることも大事だが、自分のオリジナル作品にも、そうしたあらゆるジャンルの音楽を取り入れていこうと思っているんだ」と語る。
『ソウル・ブレンズ』では、マーヴィンとジェイミーのちょっとしたエルヴィス物真似対決なども起こり、けっこう盛り上がった。
ジェイミーのミドルネーム「アーロン」はエルヴィスと同じだ。「そうなんだよ。本当は父は、ミドルネームにエルヴィスとつけたかったらしい。(笑) ジェイミー・エルヴィス・ケリー、ってね。でも母がそれは『トゥ・マッチ(やりすぎ)』だと言って、結局、エルヴィスのミドルネームに落ち着いたんだ」と笑う。もちろん、ジェイミーが生まれたときには、すでにエルヴィスは故人であった。
今回はディナー・ショー・スタイルになるので、ちょっと値段が高いが、主催者によるとそれでも赤字だそうだ。熱心なエルヴィス・ファンの方は、チェックされてみてはいかがだろう。
■ ジェイミー・アーロン・ケリー・ライヴ
日時 2007年11月9日(金)開場18時、開演19時30分
日時 2007年11月11日(日)開場17時30分 開演18時50分
料金 VIP席 21000円、S席 18000円 (ディナー付き)
場所 スイートベイジル139電話03-5474-0139
http://stb139.co.jp/139/map.html
東京都港区六本木6-7-11(地下鉄日比谷線「六本木」3番出口徒歩2分)
主催・問い合わせ先 「える」 電話 03-5798-4640
http://www.el-inc.co.jp/
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Kelley, Jamie Aaron
エルヴィス。
日曜日『ソウル・ブレンズ』(インターFM76.1mhz、15時〜17時)に今週ライヴのために来日したシンガー、ジェイミー・アーロン・ケリーがゲストとしてやってきた。ジェイミーは、あのエルヴィス・プレスリーの物真似パフォーマンスをしてアメリカで人気となったシンガーだ。入口で迎えると、皮ジャンを来たジェイミーはどことなくエルヴィスに似ていないこともないが、とてもいい雰囲気のアメリカンな若者だった。
本番になるまで雑談をしていたのだが、彼はアイオワ州の1万2千人ほどのアメリカ人でも誰も知らないような小さな街出身。アイオワというと思い浮かぶのが世界的ベストセラーとなった小説『マディソン群の橋』だが、その舞台となったところは車で1時間半くらいらしい。両親が音楽好きで、特にお父さんちょっとしたエンタテイナーで、ステージで歌ったりしていたが、エルヴィスの大ファンだった。
何年生まれか聞くと「1980年、2月」との答え。「日にちは?」「シックスティーン(16)」。「エエエエエッ???」 「同じなのかい?」とジェイミー。「同じだ!」
そして、例によって、「この日はね、ジョン・マッケンロー知ってる? テニスの。同じ日。ジェームス・イングラム、ソウル・シンガー、同じ日」 「ジェームス・イングラム? う〜ん、わからない・・・」「マーヴィン・ゲイの『アイ・ウォント・ユー』知ってる? あれを書いたレオン・ウェア」「おお、その曲は知ってる・・・」「あと、北朝鮮のキム・ジョン・イル・・・」「(怪訝そうな顔)??」 一緒にいた今回の来日をコーディネートされているNさん(日本人)に「他に、日本では高倉健とか、逸見正孝さんとかいます」と伝える。彼は言う。「エルヴィスの誕生日は、1月8日、それをダブルにすると、僕の(誕生日)になるんだ。1−8が2−16ね」「おおおっ」 ひとしきりあった後、僕は彼に言った。「僕は君の誕生日は決して忘れないよ!」(当たり前だが・・・)
さて、ジェイミーのライヴは今週末2日間ある。初日は、比較的オリジナルを中心に、そして、2日目はエルヴィスの1969年8月のラスヴェガス・ショウのライヴパフォーマンスをそっくりそのまま再現する。
ジェイミーによれば「これは、それこそ、衣装、エルヴィスがしゃべった台詞(セリフ)、動き、歌はもちろん、マイクなどもそのときのものを使って再現するんだ」という。彼にとってエルヴィスは「さまざまなタイプの音楽をやってきた人。ロックン・ロール、ソウル、カントリー、ゴスペル、ブルーズ・・・。だから、エルヴィスをそっくりそのままやることも大事だが、自分のオリジナル作品にも、そうしたあらゆるジャンルの音楽を取り入れていこうと思っているんだ」と語る。
『ソウル・ブレンズ』では、マーヴィンとジェイミーのちょっとしたエルヴィス物真似対決なども起こり、けっこう盛り上がった。
ジェイミーのミドルネーム「アーロン」はエルヴィスと同じだ。「そうなんだよ。本当は父は、ミドルネームにエルヴィスとつけたかったらしい。(笑) ジェイミー・エルヴィス・ケリー、ってね。でも母がそれは『トゥ・マッチ(やりすぎ)』だと言って、結局、エルヴィスのミドルネームに落ち着いたんだ」と笑う。もちろん、ジェイミーが生まれたときには、すでにエルヴィスは故人であった。
今回はディナー・ショー・スタイルになるので、ちょっと値段が高いが、主催者によるとそれでも赤字だそうだ。熱心なエルヴィス・ファンの方は、チェックされてみてはいかがだろう。
■ ジェイミー・アーロン・ケリー・ライヴ
日時 2007年11月9日(金)開場18時、開演19時30分
日時 2007年11月11日(日)開場17時30分 開演18時50分
料金 VIP席 21000円、S席 18000円 (ディナー付き)
場所 スイートベイジル139電話03-5474-0139
http://stb139.co.jp/139/map.html
東京都港区六本木6-7-11(地下鉄日比谷線「六本木」3番出口徒歩2分)
主催・問い合わせ先 「える」 電話 03-5798-4640
http://www.el-inc.co.jp/
ENT>MUSIC>ANNOUNCEMENT>Kelley, Jamie Aaron