【3トップが登場するテンプテーションズ・レヴューいよいよ明日から〜誰が何を歌うか】
予習。
アメリカの歴代ナンバー・ワン・ソウル・ヴォーカル・グループ、テンプテーションズ。その歴代リード・シンガーのうち2人が参加するテンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズがいよいよ来日、金曜(2007年11月23日)から東京・丸の内コットン・クラブでライヴを行う。すでに前売り・予約はほぼ完売状態になっており、すでに人気も過熱気味だ。少しライヴを前に、予習してみよう。
今回はリード・シンガーとしてデニス・エドワーズ、アリ・ウッドソン、そして、デイヴィッド・シーの3人が登場。デニスは1970年代を代表するリード、アリは1980年代を代表するリード、さらにアリと古くからの友人であるデイヴィッドは一時期テンプスのリードに誘われた男であった。言ってみれば、名門テンプテーションズのリード・シンガー、3トップが一堂に会し、勢ぞろいするというファンとしては大変嬉しい事件だ。
日本でデニスとデイヴィッドがともにステージに経つのは、2000年4月、今はなき横浜・モータウン・カフェのオープニング・ライヴ以来のこと。このときは、マイク・ぺティーロ、クリス・アーノルドも来日しており、今回の5人中4人が来ていた。2000年のときのバーナードに代わって今回アリ・ウッドソンが来日となる。ちなみに、マイクとクリスはデトロイトのヴォーカル・グループ、ファイヴ・スペシャルのメンバー。マイクは、テンプスのベース・ヴォーカリスト、メルヴィン・フランクリン役に、またクリスはファルセットでエディー・ケンドリックス役になる。その意味では言えば、デイヴィッド・シーはデニスとともにデイヴィッド・ラッフィン役に相当する。
この5人はここ何年かアメリカ、ヨーロッパなどでツアーを敢行し、好評を得ているユニット。テンプテーションズのレパートリーは膨大なので、通常は90分から120分のセットを行っている、という。今回はおそらく60−70分程度に短くなるのでセットリストも少なくなりそうだ。
どのあたりの曲を誰が歌うか、このユニットの事情にひじょうに詳しい江守アイ氏に解説をお願いした。「おそらく、オープニングは『スタンディング・オン・ザ・トップ』あたりじゃないかな。アリ・ウッドソンはロング・セットなら『トリート・ハー・ライク・ア・レイディ』と『レディー・ソウル』を歌っているが、短いのでどちらか1曲になるんでは。デイヴィッド・シーは、おそらく『アイ・ウィッシュ・イット・ウド・レイン』、これはデイヴィッドが自身のアルバムでも、バックにエディー・ケンドリックス、デニス・エドワーズを従えて歌っているのでまさに完璧な1曲。マイク・ペティーロはオリジナルズのアレンジでの『レイニー・ナイト・イン・ジョージア』などもやっている。僕は彼には『オール・マン・リヴァー』をやってくれと言ってるんだが・・・。デニスには『ア・ソング・フォー・ユー』のアルバムに入っている『メモリーズ』か『ア・ソング・フォー・ユー』をやって欲しいと言ってるが、どうだろうか。短いセットでは代表曲中心になるだろうから、そのあたりは入らないと思う。また、珍しいところでは、ブロードウェイの曲ばかりを集めたテンプスのアルバム『メロー・ムード』収録の「ハロー・ヤング・ラヴァーズ」を最近、よくやっている。デイヴィッドは、ほかに『マイ・ガール』、『ビューティー・イズ・オンリー・スキン・ディープ』、『エイント・トゥ・プラウド・トゥ・ベッグ』なども歌うが、もちろん、デニス・エドワーズも歌うので適当にバランスを取ることになるだろう。『ジャスト・マイ・イマジネーション』は、クリス・アーノルドのハイライトになりそう」
話を聴いていると、アンソロジーのCDを改めて聴きながら、ますます期待が高まってしまう。
◎テンプテーションズ・フィーチャリング・デニス・エドワーズのライヴは11月23日(金)から丸の内コットン・クラブで。ほぼ完売で、現在キャンセル待ち。
◎テンプスのリード・シンガー、デニスとアリ・ウッドソンは11月25日(日曜)『ソウル・ブレンズ』(午後3時〜5時インターFM 76.1mhz)に生ゲスト出演。出演は3時半頃から。
■来日メンバー
ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), Ali Woodson(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo), Courtland Jones(Band Leader,key), John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell(key), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Featuring Dennis Edwards
予習。
アメリカの歴代ナンバー・ワン・ソウル・ヴォーカル・グループ、テンプテーションズ。その歴代リード・シンガーのうち2人が参加するテンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズがいよいよ来日、金曜(2007年11月23日)から東京・丸の内コットン・クラブでライヴを行う。すでに前売り・予約はほぼ完売状態になっており、すでに人気も過熱気味だ。少しライヴを前に、予習してみよう。
今回はリード・シンガーとしてデニス・エドワーズ、アリ・ウッドソン、そして、デイヴィッド・シーの3人が登場。デニスは1970年代を代表するリード、アリは1980年代を代表するリード、さらにアリと古くからの友人であるデイヴィッドは一時期テンプスのリードに誘われた男であった。言ってみれば、名門テンプテーションズのリード・シンガー、3トップが一堂に会し、勢ぞろいするというファンとしては大変嬉しい事件だ。
日本でデニスとデイヴィッドがともにステージに経つのは、2000年4月、今はなき横浜・モータウン・カフェのオープニング・ライヴ以来のこと。このときは、マイク・ぺティーロ、クリス・アーノルドも来日しており、今回の5人中4人が来ていた。2000年のときのバーナードに代わって今回アリ・ウッドソンが来日となる。ちなみに、マイクとクリスはデトロイトのヴォーカル・グループ、ファイヴ・スペシャルのメンバー。マイクは、テンプスのベース・ヴォーカリスト、メルヴィン・フランクリン役に、またクリスはファルセットでエディー・ケンドリックス役になる。その意味では言えば、デイヴィッド・シーはデニスとともにデイヴィッド・ラッフィン役に相当する。
この5人はここ何年かアメリカ、ヨーロッパなどでツアーを敢行し、好評を得ているユニット。テンプテーションズのレパートリーは膨大なので、通常は90分から120分のセットを行っている、という。今回はおそらく60−70分程度に短くなるのでセットリストも少なくなりそうだ。
どのあたりの曲を誰が歌うか、このユニットの事情にひじょうに詳しい江守アイ氏に解説をお願いした。「おそらく、オープニングは『スタンディング・オン・ザ・トップ』あたりじゃないかな。アリ・ウッドソンはロング・セットなら『トリート・ハー・ライク・ア・レイディ』と『レディー・ソウル』を歌っているが、短いのでどちらか1曲になるんでは。デイヴィッド・シーは、おそらく『アイ・ウィッシュ・イット・ウド・レイン』、これはデイヴィッドが自身のアルバムでも、バックにエディー・ケンドリックス、デニス・エドワーズを従えて歌っているのでまさに完璧な1曲。マイク・ペティーロはオリジナルズのアレンジでの『レイニー・ナイト・イン・ジョージア』などもやっている。僕は彼には『オール・マン・リヴァー』をやってくれと言ってるんだが・・・。デニスには『ア・ソング・フォー・ユー』のアルバムに入っている『メモリーズ』か『ア・ソング・フォー・ユー』をやって欲しいと言ってるが、どうだろうか。短いセットでは代表曲中心になるだろうから、そのあたりは入らないと思う。また、珍しいところでは、ブロードウェイの曲ばかりを集めたテンプスのアルバム『メロー・ムード』収録の「ハロー・ヤング・ラヴァーズ」を最近、よくやっている。デイヴィッドは、ほかに『マイ・ガール』、『ビューティー・イズ・オンリー・スキン・ディープ』、『エイント・トゥ・プラウド・トゥ・ベッグ』なども歌うが、もちろん、デニス・エドワーズも歌うので適当にバランスを取ることになるだろう。『ジャスト・マイ・イマジネーション』は、クリス・アーノルドのハイライトになりそう」
話を聴いていると、アンソロジーのCDを改めて聴きながら、ますます期待が高まってしまう。
◎テンプテーションズ・フィーチャリング・デニス・エドワーズのライヴは11月23日(金)から丸の内コットン・クラブで。ほぼ完売で、現在キャンセル待ち。
◎テンプスのリード・シンガー、デニスとアリ・ウッドソンは11月25日(日曜)『ソウル・ブレンズ』(午後3時〜5時インターFM 76.1mhz)に生ゲスト出演。出演は3時半頃から。
■来日メンバー
ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), Ali Woodson(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo), Courtland Jones(Band Leader,key), John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell(key), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Featuring Dennis Edwards