◎バブルガム・ブラザース・ライヴ

【Da Bubblegum Brothers Live】

爆笑。

彼ら2人がトークをしていると、5秒ごとに笑いが起こる。

トム。「みんな、嫌いだ! みんな新しい曲はぜんぜん乗ってくれないじゃないか。みんなが好きな曲は、僕は歌ってないんです」

トム。「僕はみんなと14年ぶりにお会いできたことの嬉しさ、でも、僕にはこの横に彼(コーン)のいることの嬉しさ。わかりますか。この14年間を今日、埋めさせていただきます」 (歓声)

コーン。「俺はそうは思わないけど」 (爆笑)

トム。「そこで、これから知らない曲もでてきます。すいません、知らない曲でも盛り上がってください」

トム。「これから1時間半、曲は3曲くらいにして、トークだけで行くのか、それとも曲をどんどんやっていくのどっちがいいですか?」 「トーク!」と観客席からだけでなく、バックバンドのメンバーからも。笑い

ドラムス、ギター、ベース、キーボード、パーカッション、そして、サスケ・ホーンズ(3人)を従えた2人組み。さすがにホーン・セクションが入ると、ぐっとソウル度があがる。『ソウル・パワー』では、復帰していたが、バブルガム・ブラザースの単独としては14年ぶりになるというライヴ。さすがに、芸歴が長いだけに観客の年齢層も高い。途中でブラザー・コーンが、「10代(の人)、手をあげて~」「20代」「30代」「40代」「50代」「60代」「70代」「80代」と観客をあおるところがあるが、さすがに40代、50代が一番多かった。

2人を見ていると、和製サム&デイヴかという気がしてくる。それも、かなりコミカルなデュオだ。そして、曲によって演歌調のものがあるので、「演歌ソウル」ともいえるかも。いや、「漫談ソウル」というジャンルがあるかなとも感じる。

JBズ風の「レッツ・ステイ・ドゲザ」、ジェームス・ブラウン風の「ソウル大臣」。けっこういろんな曲に、2人の振り付けができていることにも驚く。アンコール2曲目なんか、マイケル鶴岡の振り付けかとさえ思う。しかも、振り付けを観客がみんな知っていて、そっくりに腕を動かす。

エネルギッシュな2人のステージはいつもの独特のハイタッチで終わる。髪の毛にたくさんのカラフルな指物(さしもの)をしているトムの靴紐は右側が赤、左側が白で、両足色違いだ。コーンの薄い緑色のきらびやかなスーツの背中は、アンコールの頃になると、びっしょり濡れていた。

■12月5日に再度スイート・ベイジルでライヴ開催

2010年12月5日(Sun)「DA BUBBLE GUM BROTHERS SHOW」

【会  場】スイート・ベイジル STB139
【時  間】1st 開場15:00/開演16:00
      2nd 開場18:00/開演19:30
      ※入替制の2回公演です。
【料  金】6,500円
【チケット】一般発売10/23~▼
      ・STB139 03-5474-0139
      ・ローソンチケット 0570-08-4003(Lコード:72012)
【問合わせ】STB139 03-5474-0139
http://stb139.co.jp/index_f.html

■最新盤

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002OIH7HU/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■メンバー

ダ・バブルガム・ブラザース (ブラザー・トム、ブラザー・コーン)
ダ・バブルガム・ブラザース・バンド 

■ セットリスト
Setlist : Da Bubblegum Brothers, At Sweet Basil 139, October 23, 2010

Show started 20:00
00.Intro: Peter Gun (Instrumental)
01.Da Bubblegum Brothers Show
02.Torokel Lady
03.東京Juice
04.Let’s Stay Dogether 
05.Daddy’s Party Night
06.Soul 大臣
07.Won’t Be Long
Enc. Beautiful People
Enc. Just Began
Show ended 21:26

(2010年10月23日土曜、六本木スイート・ベイジル139=ダ・バブルガム・ブラザース・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Da Bubblegum Brothers
2010-