○ジャネット・ジャクソン2011年に世界ツアー~自伝も発売
2010年11月21日 音楽○ジャネット・ジャクソン2011年に世界ツアー~自伝も発売
【Janet Jackson Will Hit World Tour In 2011】
募集。
ジャネット・ジャクソンが、2010年11月19日、2011年に世界35都市を周るワールド・ツアーに出ると発表した。ジャネットは2009年にベスト・アルバム『ナンバー・ワンズ』をリリース。このアルバムには34曲のヒット曲(多くはナンバー・ワン・ヒット)が収録されていたが、その後、「ナッシング」がヒットし、35曲の大ヒットとなったことで、今回のツアーは全世界35都市を周るツアーとなる。ジャネットにとって「これまでで最大の世界ツアー」と位置づけている。そして、その訪問する35都市をジャネットの公式ウェッブでファンからの投票で募集する。
今回のニュース記事↓
http://www.theboombox.com/2010/11/19/janet-jackson-announces-2011-plans/
ジャネットのオフィシャル・ページで都市を投票。なんと、事前にリストアップされたSelect City(都市)の中に日本がないので、下のボックスにTokyo, Japanなどと書き込んで送らなければならない。
投票ページ↓
http://www.janetjackson.com/
ちなみにアジア圏では、台湾、香港、シンガポールがリストアップされているが、なぜ日本がないのだろう。これらの3都市と比べて、日本の観客動員は格段に多いはずだが。謎だ。
ジャネットは、2010年、2本の映画『フォー・カラード・ガールズFor Colored Girls’』と『ホワイ・ディド・アイ・ゲット・マリード・トゥー?’Why Did I Get Married Too?’』(いずれも、タイラー・ペリー監督作品)に出演、さらに、自伝の執筆に忙しかったという。
この自伝『トゥルー・ユー:ア・ジャーニー・トゥ・ファインディング・アンド・ラヴィング・ユアセルフ(True You: A Journey to Finding and Loving Yourself )』(自身を探し、愛するための旅)は、ジャネットとデイヴィッド・リッツの共著で、2011年2月に全米リリースされる。デイヴィッドとジャネットは、1990年代に、ローリング・ストーン誌の取材で知り合い、デイヴィッドはジャネットが日本へプロモーションで来ていたときも、帯同し取材をしていた。その後も取材を続けていたようだ。
また、来る11月30日、ジャネットはファンから募集した質問にインターネットで答える、という。質問はツイッターのブームボックスブログや、フェースブックに書き込むB@theboomboxblog on Twitter and The BoomBox on Facebook。
+++++
ジャネットは、2009年2月の来日予定が、諸事情により中止になっていた。もし、2011年あるいは2012年に来日するとなると、最後の来日が2002年1月なので、9年ぶりもしくは10年ぶりとなる。
ジャネットの初来日公演は1990年5月。以来、1990年11月(1990年の2回はいずれも東京ドームなど)、1994年3月(ドームなど)、1999年1月(武道館など)、2002年1月(ドームなど)の5回。(プロモーション来日は除く)
過去のツアー名は次の通り。
1990年5月、11月、リズム・ネーション・ツアー
1994年3月 ジャネット・ツアー
1999年1月 ヴェルヴェット・ロープ・ツアー
2002年1月 オール・フォー・ユー・ツアー
2009年2月 ディシプリン・ツアー(中止)
今回は、アルバム『ナンバー・ワンズ』をサポートするツアーから、「ナンバー・ワンズ・ツアー」となりそう。
+++++
ちなみに、ジャネットの大ブレイクした3枚目のアルバム『コントロール』を、当時A&Mレコードで担当したA&Rディレクターは、ジョン・マクレーン。そう、現在マイケル・ジャクソン・エステートで、マイケル音源を掘り起こしているその人だ。マクレーンは、当時2枚のアルバムを出しながらもヒットにはいたっていなかったジャネットに音楽的方向性を授け、プロデューサー、ジャム&ルイスにプロデュースさせる手配をまとめ、彼らのプロデュースで『コントロール』を生み出す手助けをした。
■ナンバー・ワンズ(日本では「ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン」というタイトルになっている)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002QD2RYG/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
2008年11月20日(木)
ジャネット・ジャクソン7年ぶりの日本ツアー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10167142527.html
2009年01月27日(火)
ジャネット・ジャクソン・ジャパン・ツアー、延期に
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10198735940.html
ENT>ANNOUNCEMENT>Jackso, Janet
【Janet Jackson Will Hit World Tour In 2011】
募集。
ジャネット・ジャクソンが、2010年11月19日、2011年に世界35都市を周るワールド・ツアーに出ると発表した。ジャネットは2009年にベスト・アルバム『ナンバー・ワンズ』をリリース。このアルバムには34曲のヒット曲(多くはナンバー・ワン・ヒット)が収録されていたが、その後、「ナッシング」がヒットし、35曲の大ヒットとなったことで、今回のツアーは全世界35都市を周るツアーとなる。ジャネットにとって「これまでで最大の世界ツアー」と位置づけている。そして、その訪問する35都市をジャネットの公式ウェッブでファンからの投票で募集する。
今回のニュース記事↓
http://www.theboombox.com/2010/11/19/janet-jackson-announces-2011-plans/
ジャネットのオフィシャル・ページで都市を投票。なんと、事前にリストアップされたSelect City(都市)の中に日本がないので、下のボックスにTokyo, Japanなどと書き込んで送らなければならない。
投票ページ↓
http://www.janetjackson.com/
ちなみにアジア圏では、台湾、香港、シンガポールがリストアップされているが、なぜ日本がないのだろう。これらの3都市と比べて、日本の観客動員は格段に多いはずだが。謎だ。
ジャネットは、2010年、2本の映画『フォー・カラード・ガールズFor Colored Girls’』と『ホワイ・ディド・アイ・ゲット・マリード・トゥー?’Why Did I Get Married Too?’』(いずれも、タイラー・ペリー監督作品)に出演、さらに、自伝の執筆に忙しかったという。
この自伝『トゥルー・ユー:ア・ジャーニー・トゥ・ファインディング・アンド・ラヴィング・ユアセルフ(True You: A Journey to Finding and Loving Yourself )』(自身を探し、愛するための旅)は、ジャネットとデイヴィッド・リッツの共著で、2011年2月に全米リリースされる。デイヴィッドとジャネットは、1990年代に、ローリング・ストーン誌の取材で知り合い、デイヴィッドはジャネットが日本へプロモーションで来ていたときも、帯同し取材をしていた。その後も取材を続けていたようだ。
また、来る11月30日、ジャネットはファンから募集した質問にインターネットで答える、という。質問はツイッターのブームボックスブログや、フェースブックに書き込むB@theboomboxblog on Twitter and The BoomBox on Facebook。
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ジャネットは、2009年2月の来日予定が、諸事情により中止になっていた。もし、2011年あるいは2012年に来日するとなると、最後の来日が2002年1月なので、9年ぶりもしくは10年ぶりとなる。
ジャネットの初来日公演は1990年5月。以来、1990年11月(1990年の2回はいずれも東京ドームなど)、1994年3月(ドームなど)、1999年1月(武道館など)、2002年1月(ドームなど)の5回。(プロモーション来日は除く)
過去のツアー名は次の通り。
1990年5月、11月、リズム・ネーション・ツアー
1994年3月 ジャネット・ツアー
1999年1月 ヴェルヴェット・ロープ・ツアー
2002年1月 オール・フォー・ユー・ツアー
2009年2月 ディシプリン・ツアー(中止)
今回は、アルバム『ナンバー・ワンズ』をサポートするツアーから、「ナンバー・ワンズ・ツアー」となりそう。
+++++
ちなみに、ジャネットの大ブレイクした3枚目のアルバム『コントロール』を、当時A&Mレコードで担当したA&Rディレクターは、ジョン・マクレーン。そう、現在マイケル・ジャクソン・エステートで、マイケル音源を掘り起こしているその人だ。マクレーンは、当時2枚のアルバムを出しながらもヒットにはいたっていなかったジャネットに音楽的方向性を授け、プロデューサー、ジャム&ルイスにプロデュースさせる手配をまとめ、彼らのプロデュースで『コントロール』を生み出す手助けをした。
■ナンバー・ワンズ(日本では「ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン」というタイトルになっている)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002QD2RYG/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■過去関連記事
2008年11月20日(木)
ジャネット・ジャクソン7年ぶりの日本ツアー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10167142527.html
2009年01月27日(火)
ジャネット・ジャクソン・ジャパン・ツアー、延期に
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10198735940.html
ENT>ANNOUNCEMENT>Jackso, Janet
☆マイケル・ジャクソン・エステートも声明を発表
2010年11月22日 音楽☆マイケル・ジャクソン・エステートも声明を発表
【Michael Jackson Estate Release Statement】
声明。
大きな話題になっているマイケル・ジャクソンの未発表音源を元にした新作アルバム『マイケル』のヴォーカルがマイケルか否かという点に関して、マイケル・ジャクソン・エステート(マイケル・ジャクソン遺産管理団体)が、声明を発表した。
声明を報じた記事↓
http://www.spinner.com/2010/11/18/michael-jackson-estate-issues-statement-validating-tracks/
エステートのハワード・ワイツマン弁護士は、声明の中で、「最終的には、世界中のマイケルのファンが判断するだろう」といい、その判断はファンにゆだねる、姿勢をみせた。「エステートとにとって、マイケルの音楽、マイケルのレガシー、マイケルのファン以上に大切なものはない」とも書いた。
+++++
クインシーは、マイケル作品に判断せず
ウェッブサイト、「ショービズ411・コム」のロジャー・フリードマンが、2010年11月17日、クインシー・ジョーンズにインタヴューし、その模様が同ウェッブサイトに動画が公開された。
サイト↓
http://www.showbiz411.com/2010/11/19/quincy-jones-exclusive-interview-joe-jackson-is-a-liar
動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=TmNX-8OR3wc&feature=player_embedded
この中で、質問者ロジャー・フリードマンの質問に答えて、「ブレーキング・ニュース」の声がマイケル本人のものかどうかは、なんともいえない、と言ったことをコメントしている。
(このインタヴューの中で、クインシーが緑のタバスコをスープ麺にめちゃくちゃかけているのがものすごく印象的だった。しかも、これは自分で持ち歩いている『マイ・タバスコ』だ。英語がひじょうに分かりにくい)
++++
現在のところ、マイケル・ジャクソンのファミリー・メンバーが、『マイケル』の中のいくつかの曲の声はマイケルではない、と主張。発売する側のマイケル・ジャクソン・エステート、ソニー側は、「十分調査もし、マイケルの声だ。アルバムが発売されたら、世界中のファンに判断してもらいたい」という真っ向から対立する主張をしている。
しかし、万が一、アルバムのいくつかの楽曲の声がマイケルのものでないと、なんらかの方法で証明されれば、これは確かに音楽業界を揺るがす前代未聞のスキャンダルになる。また発売側も、出来うる限り最高の方法で、声がマイケルのものであることを証明したほうがいい。
■マイケル・ジャクソン『マイケル』(2010年12月15日発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
■マイケル・ジャクソン 『ヴィジョン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank
ENT>MICHAEL JACKSON
【Michael Jackson Estate Release Statement】
声明。
大きな話題になっているマイケル・ジャクソンの未発表音源を元にした新作アルバム『マイケル』のヴォーカルがマイケルか否かという点に関して、マイケル・ジャクソン・エステート(マイケル・ジャクソン遺産管理団体)が、声明を発表した。
声明を報じた記事↓
http://www.spinner.com/2010/11/18/michael-jackson-estate-issues-statement-validating-tracks/
エステートのハワード・ワイツマン弁護士は、声明の中で、「最終的には、世界中のマイケルのファンが判断するだろう」といい、その判断はファンにゆだねる、姿勢をみせた。「エステートとにとって、マイケルの音楽、マイケルのレガシー、マイケルのファン以上に大切なものはない」とも書いた。
+++++
クインシーは、マイケル作品に判断せず
ウェッブサイト、「ショービズ411・コム」のロジャー・フリードマンが、2010年11月17日、クインシー・ジョーンズにインタヴューし、その模様が同ウェッブサイトに動画が公開された。
サイト↓
http://www.showbiz411.com/2010/11/19/quincy-jones-exclusive-interview-joe-jackson-is-a-liar
動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=TmNX-8OR3wc&feature=player_embedded
この中で、質問者ロジャー・フリードマンの質問に答えて、「ブレーキング・ニュース」の声がマイケル本人のものかどうかは、なんともいえない、と言ったことをコメントしている。
(このインタヴューの中で、クインシーが緑のタバスコをスープ麺にめちゃくちゃかけているのがものすごく印象的だった。しかも、これは自分で持ち歩いている『マイ・タバスコ』だ。英語がひじょうに分かりにくい)
++++
現在のところ、マイケル・ジャクソンのファミリー・メンバーが、『マイケル』の中のいくつかの曲の声はマイケルではない、と主張。発売する側のマイケル・ジャクソン・エステート、ソニー側は、「十分調査もし、マイケルの声だ。アルバムが発売されたら、世界中のファンに判断してもらいたい」という真っ向から対立する主張をしている。
しかし、万が一、アルバムのいくつかの楽曲の声がマイケルのものでないと、なんらかの方法で証明されれば、これは確かに音楽業界を揺るがす前代未聞のスキャンダルになる。また発売側も、出来うる限り最高の方法で、声がマイケルのものであることを証明したほうがいい。
■マイケル・ジャクソン『マイケル』(2010年12月15日発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"
■マイケル・ジャクソン 『ヴィジョン』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank
ENT>MICHAEL JACKSON
◎デニース・ラサールのサザンな香り
2010年11月23日 音楽◎デニース・ラサールのサザンな香り
【Denise LaSalle : It’s Southern Comfort】
サザン。
まさに南部の香り。南部のチトリン・サーキットあたりで繰り広げられるチープなブルーズ・ショー。この「場末感」(←これは、褒め言葉です)がお見事である。南部ミシシッピー州出身のヴェテラン女性ブルーズ・シンガー、デニース・ラサールの約6年ぶりのライヴ。前回は2004年12月、舞浜のライヴハウス。
ドラムス、キーボード、ギター、ベースにコーラス1人を従えたデニース。冒頭、そのコーラスのキャレン・ウルフが2曲歌って観客を暖めてから、真っ赤なスーツ姿でド派手に登場。いかにも、南部女性らしく、よくしゃべる。そして、しっかりとした歌声を聞かせる。しかも、途中から興にのって、靴を脱いで裸足でパフォーマンスを続けた。
気のいいデニース、観客とからもうとするが、南部訛りの英語で普通にしゃべるので、なかなか観客は理解できない。その象徴的なのが、「ドント・ジャンプ・オン・ポニー」で、観客にラップをやらせようとしたところ。まあ、歌の一部やコーラスをちょっと歌わせるというのは聞いたことがあるが、英語のラップをやらせようとしたのには面食らった。日本人には、これは無理だ。(笑) 最初に男の人がステージにあげられたが、「わからない、わからない」と言って、客からは受けていた。ところがその後にステージにあがった女性は、それなりにラップをやったものだから、驚いた。
だが、大方の人が期待した「アイム・ソー・ホット」は歌われず。おそらく、デニース自身、この曲が日本のディスコなどで大ヒットし、いまだにこれがかかるとフロアが一気に盛り上がるほどの人気曲であることを知らないと思われる。会う機会があれば、お知らせしよう。
そうそう、バンドのメンバーのうち、ドラマーがめちゃくちゃ目立っていた。表情や、動きがいちいち大げさでおもしろく、最後には立ちながらドラムスを叩くのは想定内としても、そこから飛び上がって、ドラムセットの上を飛んで、ステージ前方に出てきたのには、さすがに驚嘆した。あのドラマーは、見せる魅せるドラマー。一見の価値あり。
それより、日曜ということもあってか、たくさんのソウルバー関係者、昔からのソウル・マニアに会った。恵比寿アリオリ、六本木ワッツアップ、新宿ソウルジョイント、そして、たまたま隣にいらした戸塚でソウルバーを始められたという「オールウェイズ」の望月さんと名刺交換をした。この「オールウェイズ」は、2005年自宅駐車場を改築し、ソウルバーにしたそうで、現在は昼間の仕事もしながら、金曜・土曜だけソウルバー営業をしている、という。
Soul Ballad Bar “Always”
〒244-0003神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4533-6
090-7414-9653
営業時間:金曜・土曜午後8時30分~深夜0時
横浜市営地下鉄・踊場駅徒歩2分。長後街道沿い。
東京方面から横浜新道で来た場合、料金所を超えた次の出口・側道に出て、つきあたりを右、しばらく行った左側。
■過去関連記事
2004/09/28 (Tue)
Denise LaSalle Will Hit Japan Tour First In 24 Years
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200409/diary20040928.html
■メンバー
デニース・ラサール / Denise LaSalle(Vocals)
カレン・ウルフ / Karen Wolfe(Chorus)
チャルマーズ・デーヴィス / Chalmers Davis(Keyboards)
マイケル・トーレス / Michael Toles(Guitar)
デクスター・アレン / Dexter Allen(Bass)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
■セットリスト デニス・ラサール@ビルボードライブ東京、2010年11月21日
Setlist: Denise LaSalle @ Billboard Live Tokyo, November 21, 2010
show started 19:34
01.Lady Marmalade [Karen Wolfe]
02.If It Is The Way You Love Me [Karen Wholfe]
Denise LaSalle ↓
03.Give Me Yo’ Most Strongest Whiskey
04.Don’t Mess With My Man
05.Mississippi Woman
06.Blues Party Tonight
07.Juke Joint Woman
08.Your Husband Is Cheatin’ On Us
09.Trapped By A Thing Called Love
10.Don’t Jump My Pony
11.Don’t Mess With My Tutu
Show ended 20:58
(2010年11月21日日曜、ビルボードライブ東京=デニース・ラサール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>LaSalle, Denise
【Denise LaSalle : It’s Southern Comfort】
サザン。
まさに南部の香り。南部のチトリン・サーキットあたりで繰り広げられるチープなブルーズ・ショー。この「場末感」(←これは、褒め言葉です)がお見事である。南部ミシシッピー州出身のヴェテラン女性ブルーズ・シンガー、デニース・ラサールの約6年ぶりのライヴ。前回は2004年12月、舞浜のライヴハウス。
ドラムス、キーボード、ギター、ベースにコーラス1人を従えたデニース。冒頭、そのコーラスのキャレン・ウルフが2曲歌って観客を暖めてから、真っ赤なスーツ姿でド派手に登場。いかにも、南部女性らしく、よくしゃべる。そして、しっかりとした歌声を聞かせる。しかも、途中から興にのって、靴を脱いで裸足でパフォーマンスを続けた。
気のいいデニース、観客とからもうとするが、南部訛りの英語で普通にしゃべるので、なかなか観客は理解できない。その象徴的なのが、「ドント・ジャンプ・オン・ポニー」で、観客にラップをやらせようとしたところ。まあ、歌の一部やコーラスをちょっと歌わせるというのは聞いたことがあるが、英語のラップをやらせようとしたのには面食らった。日本人には、これは無理だ。(笑) 最初に男の人がステージにあげられたが、「わからない、わからない」と言って、客からは受けていた。ところがその後にステージにあがった女性は、それなりにラップをやったものだから、驚いた。
だが、大方の人が期待した「アイム・ソー・ホット」は歌われず。おそらく、デニース自身、この曲が日本のディスコなどで大ヒットし、いまだにこれがかかるとフロアが一気に盛り上がるほどの人気曲であることを知らないと思われる。会う機会があれば、お知らせしよう。
そうそう、バンドのメンバーのうち、ドラマーがめちゃくちゃ目立っていた。表情や、動きがいちいち大げさでおもしろく、最後には立ちながらドラムスを叩くのは想定内としても、そこから飛び上がって、ドラムセットの上を飛んで、ステージ前方に出てきたのには、さすがに驚嘆した。あのドラマーは、見せる魅せるドラマー。一見の価値あり。
それより、日曜ということもあってか、たくさんのソウルバー関係者、昔からのソウル・マニアに会った。恵比寿アリオリ、六本木ワッツアップ、新宿ソウルジョイント、そして、たまたま隣にいらした戸塚でソウルバーを始められたという「オールウェイズ」の望月さんと名刺交換をした。この「オールウェイズ」は、2005年自宅駐車場を改築し、ソウルバーにしたそうで、現在は昼間の仕事もしながら、金曜・土曜だけソウルバー営業をしている、という。
Soul Ballad Bar “Always”
〒244-0003神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4533-6
090-7414-9653
営業時間:金曜・土曜午後8時30分~深夜0時
横浜市営地下鉄・踊場駅徒歩2分。長後街道沿い。
東京方面から横浜新道で来た場合、料金所を超えた次の出口・側道に出て、つきあたりを右、しばらく行った左側。
■過去関連記事
2004/09/28 (Tue)
Denise LaSalle Will Hit Japan Tour First In 24 Years
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200409/diary20040928.html
■メンバー
デニース・ラサール / Denise LaSalle(Vocals)
カレン・ウルフ / Karen Wolfe(Chorus)
チャルマーズ・デーヴィス / Chalmers Davis(Keyboards)
マイケル・トーレス / Michael Toles(Guitar)
デクスター・アレン / Dexter Allen(Bass)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
■セットリスト デニス・ラサール@ビルボードライブ東京、2010年11月21日
Setlist: Denise LaSalle @ Billboard Live Tokyo, November 21, 2010
show started 19:34
01.Lady Marmalade [Karen Wolfe]
02.If It Is The Way You Love Me [Karen Wholfe]
Denise LaSalle ↓
03.Give Me Yo’ Most Strongest Whiskey
04.Don’t Mess With My Man
05.Mississippi Woman
06.Blues Party Tonight
07.Juke Joint Woman
08.Your Husband Is Cheatin’ On Us
09.Trapped By A Thing Called Love
10.Don’t Jump My Pony
11.Don’t Mess With My Tutu
Show ended 20:58
(2010年11月21日日曜、ビルボードライブ東京=デニース・ラサール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>LaSalle, Denise
◎デニース・ラサールのサザンな香り
2010年11月23日 音楽◎デニース・ラサールのサザンな香り
【Denise LaSalle : It’s Southern Comfort】
サザン。
まさに南部の香り。南部のチトリン・サーキットあたりで繰り広げられるチープなブルーズ・ショー。この「場末感」(←これは、褒め言葉です)がお見事である。南部ミシシッピー州出身のヴェテラン女性ブルーズ・シンガー、デニース・ラサールの約6年ぶりのライヴ。前回は2004年12月、舞浜のライヴハウス。
ドラムス、キーボード、ギター、ベースにコーラス1人を従えたデニース。冒頭、そのコーラスのキャレン・ウルフが2曲歌って観客を暖めてから、真っ赤なスーツ姿でド派手に登場。いかにも、南部女性らしく、よくしゃべる。そして、しっかりとした歌声を聞かせる。しかも、途中から興にのって、靴を脱いで裸足でパフォーマンスを続けた。
気のいいデニース、観客とからもうとするが、南部訛りの英語で普通にしゃべるので、なかなか観客は理解できない。その象徴的なのが、「ドント・ジャンプ・オン・ポニー」で、観客にラップをやらせようとしたところ。まあ、歌の一部やコーラスをちょっと歌わせるというのは聞いたことがあるが、英語のラップをやらせようとしたのには面食らった。日本人には、これは無理だ。(笑) 最初に男の人がステージにあげられたが、「わからない、わからない」と言って、客からは受けていた。ところがその後にステージにあがった女性は、それなりにラップをやったものだから、驚いた。
だが、大方の人が期待した「アイム・ソー・ホット」は歌われず。おそらく、デニース自身、この曲が日本のディスコなどで大ヒットし、いまだにこれがかかるとフロアが一気に盛り上がるほどの人気曲であることを知らないと思われる。会う機会があれば、お知らせしよう。
そうそう、バンドのメンバーのうち、ドラマーがめちゃくちゃ目立っていた。表情や、動きがいちいち大げさでおもしろく、最後には立ちながらドラムスを叩くのは想定内としても、そこから飛び上がって、ドラムセットの上を飛んで、ステージ前方に出てきたのには、さすがに驚嘆した。あのドラマーは、見せる魅せるドラマー。一見の価値あり。
それより、日曜ということもあってか、たくさんのソウルバー関係者、昔からのソウル・マニアに会った。恵比寿アリオリ、六本木ワッツアップ、新宿ソウルジョイント、そして、たまたま隣にいらした戸塚でソウルバーを始められたという「オールウェイズ」の望月さんと名刺交換をした。この「オールウェイズ」は、2005年自宅駐車場を改築し、ソウルバーにしたそうで、現在は昼間の仕事もしながら、金曜・土曜だけソウルバー営業をしている、という。
Soul Ballad Bar “Always”
〒244-0003神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4533-6
090-7414-9653
営業時間:金曜・土曜午後8時30分~深夜0時
横浜市営地下鉄・踊場駅徒歩2分。長後街道沿い。
東京方面から横浜新道で来た場合、料金所を超えた次の出口・側道に出て、つきあたりを右、しばらく行った左側。
■過去関連記事
2004/09/28 (Tue)
Denise LaSalle Will Hit Japan Tour First In 24 Years
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200409/diary20040928.html
■メンバー
デニース・ラサール / Denise LaSalle(Vocals)
カレン・ウルフ / Karen Wolfe(Chorus)
チャルマーズ・デーヴィス / Chalmers Davis(Keyboards)
マイケル・トーレス / Michael Toles(Guitar)
デクスター・アレン / Dexter Allen(Bass)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
■セットリスト デニス・ラサール@ビルボードライブ東京、2010年11月21日
Setlist: Denise LaSalle @ Billboard Live Tokyo, November 21, 2010
show started 19:34
01.Lady Marmalade [Karen Wolfe]
02.If It Is The Way You Love Me [Karen Wholfe]
Denise LaSalle ↓
03.Give Me Yo’ Most Strongest Whiskey
04.Don’t Mess With My Man
05.Mississippi Woman
06.Blues Party Tonight
07.Juke Joint Woman
08.Your Husband Is Cheatin’ On Us
09.Trapped By A Thing Called Love
10.Don’t Jump My Pony
11.Don’t Mess With My Tutu
Show ended 20:58
(2010年11月21日日曜、ビルボードライブ東京=デニース・ラサール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>LaSalle, Denise
【Denise LaSalle : It’s Southern Comfort】
サザン。
まさに南部の香り。南部のチトリン・サーキットあたりで繰り広げられるチープなブルーズ・ショー。この「場末感」(←これは、褒め言葉です)がお見事である。南部ミシシッピー州出身のヴェテラン女性ブルーズ・シンガー、デニース・ラサールの約6年ぶりのライヴ。前回は2004年12月、舞浜のライヴハウス。
ドラムス、キーボード、ギター、ベースにコーラス1人を従えたデニース。冒頭、そのコーラスのキャレン・ウルフが2曲歌って観客を暖めてから、真っ赤なスーツ姿でド派手に登場。いかにも、南部女性らしく、よくしゃべる。そして、しっかりとした歌声を聞かせる。しかも、途中から興にのって、靴を脱いで裸足でパフォーマンスを続けた。
気のいいデニース、観客とからもうとするが、南部訛りの英語で普通にしゃべるので、なかなか観客は理解できない。その象徴的なのが、「ドント・ジャンプ・オン・ポニー」で、観客にラップをやらせようとしたところ。まあ、歌の一部やコーラスをちょっと歌わせるというのは聞いたことがあるが、英語のラップをやらせようとしたのには面食らった。日本人には、これは無理だ。(笑) 最初に男の人がステージにあげられたが、「わからない、わからない」と言って、客からは受けていた。ところがその後にステージにあがった女性は、それなりにラップをやったものだから、驚いた。
だが、大方の人が期待した「アイム・ソー・ホット」は歌われず。おそらく、デニース自身、この曲が日本のディスコなどで大ヒットし、いまだにこれがかかるとフロアが一気に盛り上がるほどの人気曲であることを知らないと思われる。会う機会があれば、お知らせしよう。
そうそう、バンドのメンバーのうち、ドラマーがめちゃくちゃ目立っていた。表情や、動きがいちいち大げさでおもしろく、最後には立ちながらドラムスを叩くのは想定内としても、そこから飛び上がって、ドラムセットの上を飛んで、ステージ前方に出てきたのには、さすがに驚嘆した。あのドラマーは、見せる魅せるドラマー。一見の価値あり。
それより、日曜ということもあってか、たくさんのソウルバー関係者、昔からのソウル・マニアに会った。恵比寿アリオリ、六本木ワッツアップ、新宿ソウルジョイント、そして、たまたま隣にいらした戸塚でソウルバーを始められたという「オールウェイズ」の望月さんと名刺交換をした。この「オールウェイズ」は、2005年自宅駐車場を改築し、ソウルバーにしたそうで、現在は昼間の仕事もしながら、金曜・土曜だけソウルバー営業をしている、という。
Soul Ballad Bar “Always”
〒244-0003神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4533-6
090-7414-9653
営業時間:金曜・土曜午後8時30分~深夜0時
横浜市営地下鉄・踊場駅徒歩2分。長後街道沿い。
東京方面から横浜新道で来た場合、料金所を超えた次の出口・側道に出て、つきあたりを右、しばらく行った左側。
■過去関連記事
2004/09/28 (Tue)
Denise LaSalle Will Hit Japan Tour First In 24 Years
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200409/diary20040928.html
■メンバー
デニース・ラサール / Denise LaSalle(Vocals)
カレン・ウルフ / Karen Wolfe(Chorus)
チャルマーズ・デーヴィス / Chalmers Davis(Keyboards)
マイケル・トーレス / Michael Toles(Guitar)
デクスター・アレン / Dexter Allen(Bass)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
■セットリスト デニス・ラサール@ビルボードライブ東京、2010年11月21日
Setlist: Denise LaSalle @ Billboard Live Tokyo, November 21, 2010
show started 19:34
01.Lady Marmalade [Karen Wolfe]
02.If It Is The Way You Love Me [Karen Wholfe]
Denise LaSalle ↓
03.Give Me Yo’ Most Strongest Whiskey
04.Don’t Mess With My Man
05.Mississippi Woman
06.Blues Party Tonight
07.Juke Joint Woman
08.Your Husband Is Cheatin’ On Us
09.Trapped By A Thing Called Love
10.Don’t Jump My Pony
11.Don’t Mess With My Tutu
Show ended 20:58
(2010年11月21日日曜、ビルボードライブ東京=デニース・ラサール・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>LaSalle, Denise
●深町純氏急死
【World Greatest Improvisational Pianist Fukamachi Jun Dies At 64】
訃報。
日本のピアニストの第一人者、深町純氏が、2010年11月22日、自宅で亡くなった。64歳だった。22日夜、自宅で倒れそのまま亡くなった。心臓疾患、正確には大動脈解離による心嚢血腫(しんのうけっしゅ)が死因。今週土曜日(11月27日)、月一定例のピアノ即興演奏会を行うことになっていた。
深町純氏の告別式は、2010年11月26日(金)13時から、目白教会(新宿区下落合3-14-25)で行われる。
+++++
孤高。
深町純氏は、1946年(昭和21年)5月21日東京生まれ。東京芸術大学卒業直前に退学。1971年、歌の入った『ある若者の肖像』でデビュー。しかし、その後はピアニストとしてスタジオ、ライヴなどで活躍した。1973年の井上陽水の『氷の世界』など多数。1970年代から、当時はまだ新しかったシンセサイザーを使いこなし、さまざまな実験的挑戦を行った。1970年代には、邦楽のアレンジなどもこなし、同時にフュージョンも演奏し人気を集めた。特にニューヨーク・オールスターズなどは人気を集めた。また、スリー・ディグリーズが日本で録音した作品のアレンジなども担当。日本の音楽業界でもっとも売れっ子のピアニスト、キーボード奏者、アレンジャーになった。
1989年、洗足学園大学音楽学部教授に就任。ここに日本で初めてのシンセサイザー科を設立、学生にシンセの魅力などを教えた。しかし、1996年5月、覚せい剤で逮捕、活動が一時停止。2001年1月から恵比寿のアートカフェで、自身がやりたかったすべて即興ソロ演奏の会を開催して復活。これは毎月最終土曜に行われ、2007年6月の第78回からは場所を祐天寺の深町氏の店「FJ’s」に移し続行。2009年4月、記念すべき第100回が行われ、2010年10月末で118回を数えた。11月27日は119回が行われるはずだった。2004年、ニューヨーク・オールスターズでイヴェントに登場。
深町氏は業界内でつるむこともなく、職業演奏家としての仕事も完璧にこなしながら、自身の音楽を作るときには比較的一般的な商業音楽に背を向け、独自の道を歩んできた。そのため孤高のピアニストというイメージがある。
深町純・オフィシャルサイト
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
深町氏がオウナーのライヴハウス「FJ’s」のサイト
http://fjs.fukamachi-jun.com/
2010年8月から自身のライヴをUストリームで配信するようになった。2010年10月30日、最後となってしまったキーボードパーティー、第一部。
http://www.ustream.tv/recorded/10517739
2010年10月30日、キーボードパーティー第二部。
http://www.ustream.tv/recorded/10520414
+++++
情熱。
癒し、情熱、怨念、怒り、愛、安らぎ、孤独、幸福そうしたものがすべて10本の指から爪弾かれるのが、深町さんのピアノだ。ここまでミュージシャン力のあるミュージシャンを知らない。ここまで言葉を演奏に変えられ、演奏を映像にしてしまうピアニストは、なかなかいない。
僕は彼の音楽がもっともっと多くの人にたどり着けばいいと思っているが、なかなかそこまでいかない。ありていに言えば、世間が彼にまだおいついていないということなのだろう。
彼のサイトの下のほうに「私は戦争する全ての国を、軽蔑し、憐れみ、悲しみます」と書かれている。奇しくも北朝鮮が戦争を始めようとしている同じ日に深町さんの訃報が伝わるというのも、何かの縁かもしれない。
2008年7月の定例会で、彼はこんなことを言っていた。
「夢というのは、叶うかどうかはどうでもいい。(夢は)見ることが大切だと僕は思います。それは人生の目標と同じだと思うんです。(客席に向かって) みんなはどういう人生が素晴らしい人生だと思う? 僕が信じていることはひとつです。死ぬ間際に、『僕の人生は素晴らしい人生だった』と思えれば、それが『素晴らしい人生だ』と思う。で、そのためにどうすればいいかというと、これがわからないんですけど、僕にとってもっとも大切なことは、『夢をみること』です。(夢が)叶うこと、叶えることじゃない。(客席から拍手) 夢なんて叶わないんですよ。でも、ある目標、目的を持って生きることはとても大切です」
彼は昨日の夜、「僕の人生は素晴らしい人生だった」と言えただろうか。言えたと僕は信じている。
+++++
思い出。
23日午前、最近あまり連絡がないフォトグラファーから着歴が残っていた。それからPCでツイッターを見ていたら、深町純急死のタイムラインがいくつかでてきて、あちこちに確認して時間がかかった。で、一段落してその着歴を見返して、ピンときて、「ひょっとして」と思って折り返すと、案の定、深町さんのことを伝える電話だった。そういえば、その写真家を深町さんに紹介したのが僕だった。
深町さんとよく話をさせていただくようになったのは、彼が恵比寿のアートカフェで月一定例会を開くようになってから。当時深町さんのCDを出していたポニーキャニオンの高橋祐二さん(元CBSソニー)から誘われて、行った。2001年2月最終土曜日の第二回目だった。すべて即興というピアノ演奏に衝撃を受けて、以来、毎月最終土曜日に通うようになった。ずいぶん、多くの知り合いを連れて行った。
全部即興だから、同じ演奏は二度とない。今、聴けたものはもう二度と聴けない。これがじつにもったいなく感じ、本人の了承を得て途中からビデオで録画するようになった。それを毎回コピーして、翌月に彼に渡すのが習慣になった。ライヴレヴューは毎回、ブログに詳細に書いた。全曲即興だから、事前のセットリストなどあるわけがない。演奏後もタイトルさえない。セットリスト命の僕としては、どうしたらいいか考えた。そこで、記録の意味でその曲が始まった時刻をタイトルとしたのだ。便宜上のものだった。
録音撮影についても、まったくオープンな方で、録音撮影自由、撮ったものはご自由に好き勝手にお使いください、という考えだった。最初からコピーレフトの人だった。著作権フリーだ。
毎月、正確に記録していくと、深町さんがよくしゃべるときと、あまりしゃべらずに演奏に没頭するときとがあることを発見した。そこで、彼がどれだけ演奏をしていたかを数値にすることを思いついた。ブログで、その日の音楽比率という数字を紹介するようになった。一概に言えないが、音楽比率が70パーセントを超えると、けっこうピアノを弾いている感がある。80パーセント以上になると、ピアノ・ライヴ。逆に50パーセントを切ると、よくしゃべるなあ、トークショーにおまけでライヴがついた、という感じになった。
2001年から2007年5月まで毎月最終土曜日に恵比寿のアートカフェでやっていたが、同所が立ち退きで閉店(のちに2008年4月に場所を近くに移転し再会)したのにともない、同年6月からは一足先にオープンしていた祐天寺の自身の店「FJ’s」に会場を移した。以来、2009年4月に通算100回目を行い、2010年10月30日(土)には第118回が行われた。2010年11月27日(土)に第119回が行われることになっていた。
個人的にはいくつも思い出がある。あるとき深町さんがメールをくれて、「今度テレビでライヴ告知をしてくれるらしいんだけど、君が撮ってる映像を貸してもらえないか」と言われ、いつも撮っているテープを貸し、無事その映像がほんの数秒使われた。テレ朝の「あしたま」だったと思う。べつのときには、「100回目というのは記念の回だから、そのことをどこかで書いてくれないか」と頼まれ、当時はまだあったアドリブ誌に書いた。そういえば、毎日新聞の「楽庫」で大きく取り上げて書いたときには、「こんなに大きく紹介してくれるなんて、すごいね」とずいぶんと驚かれていた。
(この項、あしたに続く)
■
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002E1HJKM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
中島みゆき作品集
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AFOOV/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Fukamachi, Jun (1946-5-21 – 2010-11-22, 64 year-old)
+++++
【World Greatest Improvisational Pianist Fukamachi Jun Dies At 64】
訃報。
日本のピアニストの第一人者、深町純氏が、2010年11月22日、自宅で亡くなった。64歳だった。22日夜、自宅で倒れそのまま亡くなった。心臓疾患、正確には大動脈解離による心嚢血腫(しんのうけっしゅ)が死因。今週土曜日(11月27日)、月一定例のピアノ即興演奏会を行うことになっていた。
深町純氏の告別式は、2010年11月26日(金)13時から、目白教会(新宿区下落合3-14-25)で行われる。
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孤高。
深町純氏は、1946年(昭和21年)5月21日東京生まれ。東京芸術大学卒業直前に退学。1971年、歌の入った『ある若者の肖像』でデビュー。しかし、その後はピアニストとしてスタジオ、ライヴなどで活躍した。1973年の井上陽水の『氷の世界』など多数。1970年代から、当時はまだ新しかったシンセサイザーを使いこなし、さまざまな実験的挑戦を行った。1970年代には、邦楽のアレンジなどもこなし、同時にフュージョンも演奏し人気を集めた。特にニューヨーク・オールスターズなどは人気を集めた。また、スリー・ディグリーズが日本で録音した作品のアレンジなども担当。日本の音楽業界でもっとも売れっ子のピアニスト、キーボード奏者、アレンジャーになった。
1989年、洗足学園大学音楽学部教授に就任。ここに日本で初めてのシンセサイザー科を設立、学生にシンセの魅力などを教えた。しかし、1996年5月、覚せい剤で逮捕、活動が一時停止。2001年1月から恵比寿のアートカフェで、自身がやりたかったすべて即興ソロ演奏の会を開催して復活。これは毎月最終土曜に行われ、2007年6月の第78回からは場所を祐天寺の深町氏の店「FJ’s」に移し続行。2009年4月、記念すべき第100回が行われ、2010年10月末で118回を数えた。11月27日は119回が行われるはずだった。2004年、ニューヨーク・オールスターズでイヴェントに登場。
深町氏は業界内でつるむこともなく、職業演奏家としての仕事も完璧にこなしながら、自身の音楽を作るときには比較的一般的な商業音楽に背を向け、独自の道を歩んできた。そのため孤高のピアニストというイメージがある。
深町純・オフィシャルサイト
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
深町氏がオウナーのライヴハウス「FJ’s」のサイト
http://fjs.fukamachi-jun.com/
2010年8月から自身のライヴをUストリームで配信するようになった。2010年10月30日、最後となってしまったキーボードパーティー、第一部。
http://www.ustream.tv/recorded/10517739
2010年10月30日、キーボードパーティー第二部。
http://www.ustream.tv/recorded/10520414
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情熱。
癒し、情熱、怨念、怒り、愛、安らぎ、孤独、幸福そうしたものがすべて10本の指から爪弾かれるのが、深町さんのピアノだ。ここまでミュージシャン力のあるミュージシャンを知らない。ここまで言葉を演奏に変えられ、演奏を映像にしてしまうピアニストは、なかなかいない。
僕は彼の音楽がもっともっと多くの人にたどり着けばいいと思っているが、なかなかそこまでいかない。ありていに言えば、世間が彼にまだおいついていないということなのだろう。
彼のサイトの下のほうに「私は戦争する全ての国を、軽蔑し、憐れみ、悲しみます」と書かれている。奇しくも北朝鮮が戦争を始めようとしている同じ日に深町さんの訃報が伝わるというのも、何かの縁かもしれない。
2008年7月の定例会で、彼はこんなことを言っていた。
「夢というのは、叶うかどうかはどうでもいい。(夢は)見ることが大切だと僕は思います。それは人生の目標と同じだと思うんです。(客席に向かって) みんなはどういう人生が素晴らしい人生だと思う? 僕が信じていることはひとつです。死ぬ間際に、『僕の人生は素晴らしい人生だった』と思えれば、それが『素晴らしい人生だ』と思う。で、そのためにどうすればいいかというと、これがわからないんですけど、僕にとってもっとも大切なことは、『夢をみること』です。(夢が)叶うこと、叶えることじゃない。(客席から拍手) 夢なんて叶わないんですよ。でも、ある目標、目的を持って生きることはとても大切です」
彼は昨日の夜、「僕の人生は素晴らしい人生だった」と言えただろうか。言えたと僕は信じている。
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思い出。
23日午前、最近あまり連絡がないフォトグラファーから着歴が残っていた。それからPCでツイッターを見ていたら、深町純急死のタイムラインがいくつかでてきて、あちこちに確認して時間がかかった。で、一段落してその着歴を見返して、ピンときて、「ひょっとして」と思って折り返すと、案の定、深町さんのことを伝える電話だった。そういえば、その写真家を深町さんに紹介したのが僕だった。
深町さんとよく話をさせていただくようになったのは、彼が恵比寿のアートカフェで月一定例会を開くようになってから。当時深町さんのCDを出していたポニーキャニオンの高橋祐二さん(元CBSソニー)から誘われて、行った。2001年2月最終土曜日の第二回目だった。すべて即興というピアノ演奏に衝撃を受けて、以来、毎月最終土曜日に通うようになった。ずいぶん、多くの知り合いを連れて行った。
全部即興だから、同じ演奏は二度とない。今、聴けたものはもう二度と聴けない。これがじつにもったいなく感じ、本人の了承を得て途中からビデオで録画するようになった。それを毎回コピーして、翌月に彼に渡すのが習慣になった。ライヴレヴューは毎回、ブログに詳細に書いた。全曲即興だから、事前のセットリストなどあるわけがない。演奏後もタイトルさえない。セットリスト命の僕としては、どうしたらいいか考えた。そこで、記録の意味でその曲が始まった時刻をタイトルとしたのだ。便宜上のものだった。
録音撮影についても、まったくオープンな方で、録音撮影自由、撮ったものはご自由に好き勝手にお使いください、という考えだった。最初からコピーレフトの人だった。著作権フリーだ。
毎月、正確に記録していくと、深町さんがよくしゃべるときと、あまりしゃべらずに演奏に没頭するときとがあることを発見した。そこで、彼がどれだけ演奏をしていたかを数値にすることを思いついた。ブログで、その日の音楽比率という数字を紹介するようになった。一概に言えないが、音楽比率が70パーセントを超えると、けっこうピアノを弾いている感がある。80パーセント以上になると、ピアノ・ライヴ。逆に50パーセントを切ると、よくしゃべるなあ、トークショーにおまけでライヴがついた、という感じになった。
2001年から2007年5月まで毎月最終土曜日に恵比寿のアートカフェでやっていたが、同所が立ち退きで閉店(のちに2008年4月に場所を近くに移転し再会)したのにともない、同年6月からは一足先にオープンしていた祐天寺の自身の店「FJ’s」に会場を移した。以来、2009年4月に通算100回目を行い、2010年10月30日(土)には第118回が行われた。2010年11月27日(土)に第119回が行われることになっていた。
個人的にはいくつも思い出がある。あるとき深町さんがメールをくれて、「今度テレビでライヴ告知をしてくれるらしいんだけど、君が撮ってる映像を貸してもらえないか」と言われ、いつも撮っているテープを貸し、無事その映像がほんの数秒使われた。テレ朝の「あしたま」だったと思う。べつのときには、「100回目というのは記念の回だから、そのことをどこかで書いてくれないか」と頼まれ、当時はまだあったアドリブ誌に書いた。そういえば、毎日新聞の「楽庫」で大きく取り上げて書いたときには、「こんなに大きく紹介してくれるなんて、すごいね」とずいぶんと驚かれていた。
(この項、あしたに続く)
■
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002E1HJKM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
中島みゆき作品集
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AFOOV/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Fukamachi, Jun (1946-5-21 – 2010-11-22, 64 year-old)
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●ピアニスト 深町純さん急死 (パート2)
2010年11月25日 音楽●ピアニスト 深町純さん急死 (パート2)
【World Greatest Improvisational Pianist Fukamachi Jun Dies At 64 (Part 2)】
(深町純さん、訃報昨日からの続き)
奇跡。
2007年10月27日、東京六本木のサントリー・ホール、「ブルー・ローズ」で、ソロ即興会が行われた。ふだんの会場とはまったく違うピアノの響きを贅沢に聴かせた。
これは、友人の映像制作チームに頼んでカメラ6台で撮影・収録した。ただ、編集はそのままになっていて未完成だ。これには、心底感動した。ほとんどおしゃべりもなく、ひたすらピアノ演奏で、しかもいいピアノ、いい音、いい会場。あれは、またやってほしかった。
2007年10月29日(月)
【ブルー・ローズに起こる奇跡】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10053197313.html
今、このブログを読み返すだけで、あのときのあの瞬間が蘇る。もう一度、あそこで見たかった。
そういえば、深町さんを知る誰もが度肝を抜かれた結婚パーティーもビデオに撮って渡した。
2008年05月13日(火)
深町純・布美子さん結婚パーティー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10096364751.html
+++++
ツイッター。
深町さんは、2010年8月23日からツイッターを始めた。そこに掲げられた自己紹介が、いかしている。
「自己紹介 気取り屋、見栄っ張り、減らず口、怠け者、意地っ張り、酔っぱらい。」
まさにその通りだった。
何度かツイッター上でもやりとりをした。僕のツイートにけっこう反応していただいた。ヤマハ渋谷店がなくなること、メロディーハウスのこと、そして、とあるギタリストのこと。すべて、そのまま残っています。
https://twitter.com/cisum0521
+++++
ライヴ評。
定例会は、2001年の2月、2回目から通った。僕がこの「ソウル・サーチン」のウェッブ、日記(のちに現在のブログ)を始めたのが2002年6月。初期の頃は、毎回書いているということではなかった。2005年7月から現在の形のセットリストがスタートした。僕は100回目を見た後、もう一度くらい見ているはずだが、ブログがちょっと見当たらない。
だが、当ブログは、過去10年で日本で一番彼について書いたブログである。それはとりもなおさず、彼と同様、かなり変わった物好きブログということになる。
これまでに深町さんについて書いたものを一挙にご紹介する。大変な量だが、興味のある方は、ゆっくりごらんください。これらを読むと深町さんの人となり、考え方などが、ひじょうによくわかると思う。
過去定例会ライヴ評(一部)並べ方は、2009年4月の100回目から、2008年1月まで新しい順。その後2003年から古い順です。
2009年04月27日(月)
深町純キーボード・ライヴ月例定例会第100回~日本の音楽を探し求めて~
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10249885210.html
September 30, 2008
Fukamachi Jun #93: Piano Live : Nothing But Improvisation
http://blog.soulsearchin.com/archives/002688.html
2008年08月31日(日) 02時40分29秒
soulsearchinの投稿
◎深町純ライヴ第92回~形而上学
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10133591273.html
2008年07月28日(月) 03時32分06秒
soulsearchinの投稿
☆深町純定例会第91回~夢と想い出
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10120854874.html
June 29, 2008
Fukamachi Jun #90 : I Will Play Piano For Your Funeral
ameblo.jp/soulsearchin/entry-10110989456.html
June 01, 2008
Fukamachi Jun #89: Keyboard Party
ameblo.jp/soulsearchin/entry-10101952700.html
April 27, 2008
Fukamachi Jun #88: Jun Lose To Young Energy
ameblo.jp/soulsearchin/entry-10091615147.html
March 30, 2008
Fukamachi Jun #87
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080330.html
March 27, 2008
Fukamachi Jun #86; Talks About New York All Stars
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080327.html
2008年02月04日(月)
スリー・ディグリーズ秘話
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10070145324.html
January 28, 2008
Fukamachi Jun #85: 8th Year Has Just Started
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080128.html
+++++
以後、2003年4月から古い順に並べました。
2003/04/27 (Sun)
About good at piano
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030427.html
ピアノが上手ということはどういうことか、というテーマでのまとまっていない一文。
2003/06/29 (Sun)
Genuine Improvisation Made By Jun
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030629.html
2003/07/24 (Thu)
Sound of Footsteps in Empty Valley
苛斂誅求。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030724.html
深町さんを含む3人組、ネオ・ドット・ジェーピーのライヴ
2003/11/30 (Sun)
Album Between Elbert & Errison
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200311/diary20031130.html
円道一成さんが、深町さんライヴに飛び入り
2004/02/01 (Sun)
The Soul Of The Piano Man (Woman): Fukamachi Jun Live At Art Café
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040201.html
2004/05/22 (Sat)
Kawaguchi Kyogo Sings "Sakura" At Fukamachi Jun’s Live
誕生日。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040522.html
河口恭吾、円道一成、飛び入り。
2004/06/27 (Sun)
Doesn’t Really Matter What The Genre Is
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040627.html
2004/12/25 (Sat)
Merry Christmas, Happy Holiday: No Babies Allowed To Attend Live Performance
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200412/diary20041225.html
赤ん坊禁止令
May 02, 2005
East Meets West At East: Kin Agun Plays China Yang Quin
http://blog.soulsearchin.com/archives/000232.html
揚琴(ようきん)・悠久の調べ~金亜軍さん
July 31, 2005
Fukamachi Jun Live: Here’s A Setlist
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200507/2005_07_31.html
セットリスト初登場。
August 29, 2005
Fukamachi Jun Live: 8th Wonder Of The World
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200508/2005_08_29.html
November 28, 2005
Jun Played Newly Arrived Piano: The Sound Of Piano Has Changed In Two Hours
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_11_28.html
December 26, 2005
Number 60 Is The Year Calender Is Back To
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200512/2005_12_26.html
January 29, 2006
Fukamachi Jun Live: He Played More Music Than Talking
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_29.html
February 26, 2006
Fukamachi Jun #62: Art Cafe Goes To Africa
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_02_26.html
March 26, 2006
Drummers & Percussion Player’s Night: What A Rhythm
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_26.html
May 28, 2006
Fukamachi Jun #65: Performer Knows How Do Audiences Feel
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_28.html
演奏家が感じている観客の気
June 18, 2006
Fukamachi Jun Live #66: Mission: Impossible
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_18.html
October 01, 2006
Fukamachi Jun #69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200610/2006_10_01.html
December 13, 2006
Fukamachi Jun Opened His Own Cafe/Restaurant In Yutenji
【深町純、ダイニングバーをオープン】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_13.html
January 30, 2007
Fukamachi Jun’s Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same
【深町純ライヴ第73回】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_30.html
February 26, 2007
Fukamachi Jun #74: Only 3 Parties To Go
【深町純ピアノパーティー第74回~恵比寿アートカフェ5月で閉店へ】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200702/2007_02_26.html
2007年04月29日(日)
夢&歌力
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070429.html
常連の故ジェームスへ捧げた「誕生日」
2007年04月30日(月)
知的刺激
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070430.html
2007年05月27日(日)
フィナーレ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070527.html
恵比寿アートカフェ最終回。
2007年07月01日(日)
再出発
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070701.html
祐天寺FJ’s 第1回。
2007年07月29日(日)
自由
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070729.html
誰も彼をクビにできない
2007年08月26日(日) (第80回、祐天寺第3回)
深町語録
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070826.html
2007年09月30日(日)
CP80
http://ameblo.jp/soulsearchin/archive1-200709.html
2007年10月21日(日)
濃密
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071021.html
2007年10月28日(日)
体内時計
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071028.html
サントリー・ホールでのライヴ
2007年10月29日(月)
奇跡
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071029.html
サントリー・ホールでのライヴ(パート2)、深町純の小宇宙。
2007年11月25日(日)
矛盾
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071125.html
音楽の素晴らしいところは、音楽自体に意味がないこと
2007年12月30日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071230.html
『深町純の音楽』とは
■ある若者の肖像
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FK2M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■春
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HVFZ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Fukamachi, Jun (1946-5-21 – 2010-11-22, 64 year-old)
【World Greatest Improvisational Pianist Fukamachi Jun Dies At 64 (Part 2)】
(深町純さん、訃報昨日からの続き)
奇跡。
2007年10月27日、東京六本木のサントリー・ホール、「ブルー・ローズ」で、ソロ即興会が行われた。ふだんの会場とはまったく違うピアノの響きを贅沢に聴かせた。
これは、友人の映像制作チームに頼んでカメラ6台で撮影・収録した。ただ、編集はそのままになっていて未完成だ。これには、心底感動した。ほとんどおしゃべりもなく、ひたすらピアノ演奏で、しかもいいピアノ、いい音、いい会場。あれは、またやってほしかった。
2007年10月29日(月)
【ブルー・ローズに起こる奇跡】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10053197313.html
今、このブログを読み返すだけで、あのときのあの瞬間が蘇る。もう一度、あそこで見たかった。
そういえば、深町さんを知る誰もが度肝を抜かれた結婚パーティーもビデオに撮って渡した。
2008年05月13日(火)
深町純・布美子さん結婚パーティー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10096364751.html
+++++
ツイッター。
深町さんは、2010年8月23日からツイッターを始めた。そこに掲げられた自己紹介が、いかしている。
「自己紹介 気取り屋、見栄っ張り、減らず口、怠け者、意地っ張り、酔っぱらい。」
まさにその通りだった。
何度かツイッター上でもやりとりをした。僕のツイートにけっこう反応していただいた。ヤマハ渋谷店がなくなること、メロディーハウスのこと、そして、とあるギタリストのこと。すべて、そのまま残っています。
https://twitter.com/cisum0521
+++++
ライヴ評。
定例会は、2001年の2月、2回目から通った。僕がこの「ソウル・サーチン」のウェッブ、日記(のちに現在のブログ)を始めたのが2002年6月。初期の頃は、毎回書いているということではなかった。2005年7月から現在の形のセットリストがスタートした。僕は100回目を見た後、もう一度くらい見ているはずだが、ブログがちょっと見当たらない。
だが、当ブログは、過去10年で日本で一番彼について書いたブログである。それはとりもなおさず、彼と同様、かなり変わった物好きブログということになる。
これまでに深町さんについて書いたものを一挙にご紹介する。大変な量だが、興味のある方は、ゆっくりごらんください。これらを読むと深町さんの人となり、考え方などが、ひじょうによくわかると思う。
過去定例会ライヴ評(一部)並べ方は、2009年4月の100回目から、2008年1月まで新しい順。その後2003年から古い順です。
2009年04月27日(月)
深町純キーボード・ライヴ月例定例会第100回~日本の音楽を探し求めて~
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10249885210.html
September 30, 2008
Fukamachi Jun #93: Piano Live : Nothing But Improvisation
http://blog.soulsearchin.com/archives/002688.html
2008年08月31日(日) 02時40分29秒
soulsearchinの投稿
◎深町純ライヴ第92回~形而上学
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10133591273.html
2008年07月28日(月) 03時32分06秒
soulsearchinの投稿
☆深町純定例会第91回~夢と想い出
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10120854874.html
June 29, 2008
Fukamachi Jun #90 : I Will Play Piano For Your Funeral
ameblo.jp/soulsearchin/entry-10110989456.html
June 01, 2008
Fukamachi Jun #89: Keyboard Party
ameblo.jp/soulsearchin/entry-10101952700.html
April 27, 2008
Fukamachi Jun #88: Jun Lose To Young Energy
ameblo.jp/soulsearchin/entry-10091615147.html
March 30, 2008
Fukamachi Jun #87
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080330.html
March 27, 2008
Fukamachi Jun #86; Talks About New York All Stars
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080327.html
2008年02月04日(月)
スリー・ディグリーズ秘話
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10070145324.html
January 28, 2008
Fukamachi Jun #85: 8th Year Has Just Started
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080128.html
+++++
以後、2003年4月から古い順に並べました。
2003/04/27 (Sun)
About good at piano
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200304/diary20030427.html
ピアノが上手ということはどういうことか、というテーマでのまとまっていない一文。
2003/06/29 (Sun)
Genuine Improvisation Made By Jun
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030629.html
2003/07/24 (Thu)
Sound of Footsteps in Empty Valley
苛斂誅求。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030724.html
深町さんを含む3人組、ネオ・ドット・ジェーピーのライヴ
2003/11/30 (Sun)
Album Between Elbert & Errison
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200311/diary20031130.html
円道一成さんが、深町さんライヴに飛び入り
2004/02/01 (Sun)
The Soul Of The Piano Man (Woman): Fukamachi Jun Live At Art Café
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040201.html
2004/05/22 (Sat)
Kawaguchi Kyogo Sings "Sakura" At Fukamachi Jun’s Live
誕生日。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040522.html
河口恭吾、円道一成、飛び入り。
2004/06/27 (Sun)
Doesn’t Really Matter What The Genre Is
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040627.html
2004/12/25 (Sat)
Merry Christmas, Happy Holiday: No Babies Allowed To Attend Live Performance
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200412/diary20041225.html
赤ん坊禁止令
May 02, 2005
East Meets West At East: Kin Agun Plays China Yang Quin
http://blog.soulsearchin.com/archives/000232.html
揚琴(ようきん)・悠久の調べ~金亜軍さん
July 31, 2005
Fukamachi Jun Live: Here’s A Setlist
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200507/2005_07_31.html
セットリスト初登場。
August 29, 2005
Fukamachi Jun Live: 8th Wonder Of The World
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200508/2005_08_29.html
November 28, 2005
Jun Played Newly Arrived Piano: The Sound Of Piano Has Changed In Two Hours
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_11_28.html
December 26, 2005
Number 60 Is The Year Calender Is Back To
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200512/2005_12_26.html
January 29, 2006
Fukamachi Jun Live: He Played More Music Than Talking
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_29.html
February 26, 2006
Fukamachi Jun #62: Art Cafe Goes To Africa
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_02_26.html
March 26, 2006
Drummers & Percussion Player’s Night: What A Rhythm
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_26.html
May 28, 2006
Fukamachi Jun #65: Performer Knows How Do Audiences Feel
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_28.html
演奏家が感じている観客の気
June 18, 2006
Fukamachi Jun Live #66: Mission: Impossible
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200606/2006_06_18.html
October 01, 2006
Fukamachi Jun #69
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200610/2006_10_01.html
December 13, 2006
Fukamachi Jun Opened His Own Cafe/Restaurant In Yutenji
【深町純、ダイニングバーをオープン】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_13.html
January 30, 2007
Fukamachi Jun’s Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same
【深町純ライヴ第73回】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_30.html
February 26, 2007
Fukamachi Jun #74: Only 3 Parties To Go
【深町純ピアノパーティー第74回~恵比寿アートカフェ5月で閉店へ】
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200702/2007_02_26.html
2007年04月29日(日)
夢&歌力
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070429.html
常連の故ジェームスへ捧げた「誕生日」
2007年04月30日(月)
知的刺激
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070430.html
2007年05月27日(日)
フィナーレ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070527.html
恵比寿アートカフェ最終回。
2007年07月01日(日)
再出発
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070701.html
祐天寺FJ’s 第1回。
2007年07月29日(日)
自由
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070729.html
誰も彼をクビにできない
2007年08月26日(日) (第80回、祐天寺第3回)
深町語録
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070826.html
2007年09月30日(日)
CP80
http://ameblo.jp/soulsearchin/archive1-200709.html
2007年10月21日(日)
濃密
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071021.html
2007年10月28日(日)
体内時計
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071028.html
サントリー・ホールでのライヴ
2007年10月29日(月)
奇跡
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071029.html
サントリー・ホールでのライヴ(パート2)、深町純の小宇宙。
2007年11月25日(日)
矛盾
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071125.html
音楽の素晴らしいところは、音楽自体に意味がないこと
2007年12月30日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071230.html
『深町純の音楽』とは
■ある若者の肖像
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FK2M/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■春
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HVFZ/soulsearchiho-22/ref=nosim/
OBITUARY>Fukamachi, Jun (1946-5-21 – 2010-11-22, 64 year-old)
☆ 『ヴィジョンズ』リリース、『ディス・イズ・イット』日本テレビで放映
2010年11月26日 音楽☆『ヴィジョンズ』リリース、『ディス・イズ・イット』日本テレビで放映
【Visions Released; This Is It Will Be On Air On NTV】
マイケル。
マイケル・ジャクソンのこれまでの映像を集大成した3枚組みDVD『ヴィジョンズ』がリリースされ、到着した。思った以上に、迫力あるジャケット。少し視線を動かすと、マイケルが動く。18枚の写真が微妙に角度によって変わる。「スムース・クリミナル」の斜めに倒れるゼロ・グラヴィティーなど、たったこれだけのことなのに、何度も見返してしまう。
72ページにおよぶ日本語のブックレットも強烈だ。西寺郷太さん、そして、彼がロスのケント・モリさんとスカイプで話した内容も盛り込み、渾身の6万字原稿だ。そして、年表を担当した。『全記録』ほどのヴォリュームはないが、ざっと、おおまかなところは流れとしてわかると思う。対訳は新訳も収録されている。
ぜいたくを言い出すとキリがないが、たとえば、3枚組みになっても、まだ収まりきらないものがある。『ゴースト』の約40分のショートフィルムと、『キャプテンEO』のフル・ヴァージョンだ。後者は3D映画なので、このまま通常のDVDに移植するのはむずかしいかもしれないが、3Dを通常の映像にするのは、技術的には可能だ。
また、ブルーレイがリリースされない大きな理由は、制作に膨大な時間と費用がかかることと、オリジナルの映像がブルーレイのもつ高画質にみあわないため。1980年代に撮影された映像は、30年後まで、何度も何度も違ったメディアによって再リリースされることなど、まったく考えられていなかった。その意味で、ブルーレイは抜群に解像度が高いために、オリジナルのフィルム・ヴァージョンをブルーレイにそのまま変換すると、かなり粗雑な映像の印象を与えてしまう。『ディス・イズ・イット』の映画の中で、いいカメラとハンディ・カメラでの映像が交互にでてきたが、ハンディの映像は荒くなる。また、やはり高解像度のアイマックス・シアターで再現すると、映像の再現度が高いだけに、通常のシアターで見るより、映像が荒く感じられる。ブルーレイにした場合、それと同じ現象が見られるようになるはずだ。
■ヴィジョンズ
マイケル・ジャクソン VISION【完全生産限定盤】 [DVD]posted with amazlet at 10.11.25SMJ(SME)(D) (2010-11-24)売り上げランキング: 4Amazon.co.jp で詳細を見る
+++++
『ディス・イズ・イット』地上波初登場
初。
映画『ディス・イズ・イット』が来る2010年12月24日(金)、日本テレビ系列で放送される。金曜ロードショーの枠でノーカット放送される。この映画本編の前に、スペシャル番組が製作れる。
『ディス・イズ・イット』スペシャルは、日本テレビ系列で12月24日午後7時から4時間の放送。
前日の12月23日には、「今蘇る マイケル・ジャクソン」というイヴェントを渋谷アックス(AX)で実施。ここでは、幻となったロンドン公演を世界で初めて一部再現する。マイケルと同じステージに立つ予定だったダンサーが来日し、パフォーマンスを披露。また、公演に使用予定だった3D映像も流れる。このイヴェントへの参加の応募要綱は12月10日の金曜ロードショー内で発表される。
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
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『マイケルの遺した言葉』一旦完成記念トーク・イヴェント第二夜
キーワード。
木曜日第一日が行われた『マイケルの遺した言葉』一旦完成記念トーク・イヴェントは、第二日もUストリームで中継される予定です。トーク内容に関しては、明日以降のブログでご紹介します。
Uストリームのチャンネルはこちら↓
http://www.ustream.tv/user/mjwords
マイケルの遺した言葉、トップページから
http://mjwords.exblog.jp/
「マイケルの遺した言葉」一旦完成記念トーク・イヴェント
日 時:2010年11月25日(木)26日(金)午後6時開場 7時頃スタート
場 所:ピッツェリア・マルターノ(横浜市青葉区あざみ野南2-8-2)
会 費:5000円
出 演:大西恒樹、吉岡正晴
基本的には、同一内容のお話になる予定です。予約終了、満席になっています。
ENT>MICHAEL JACKSON
【Visions Released; This Is It Will Be On Air On NTV】
マイケル。
マイケル・ジャクソンのこれまでの映像を集大成した3枚組みDVD『ヴィジョンズ』がリリースされ、到着した。思った以上に、迫力あるジャケット。少し視線を動かすと、マイケルが動く。18枚の写真が微妙に角度によって変わる。「スムース・クリミナル」の斜めに倒れるゼロ・グラヴィティーなど、たったこれだけのことなのに、何度も見返してしまう。
72ページにおよぶ日本語のブックレットも強烈だ。西寺郷太さん、そして、彼がロスのケント・モリさんとスカイプで話した内容も盛り込み、渾身の6万字原稿だ。そして、年表を担当した。『全記録』ほどのヴォリュームはないが、ざっと、おおまかなところは流れとしてわかると思う。対訳は新訳も収録されている。
ぜいたくを言い出すとキリがないが、たとえば、3枚組みになっても、まだ収まりきらないものがある。『ゴースト』の約40分のショートフィルムと、『キャプテンEO』のフル・ヴァージョンだ。後者は3D映画なので、このまま通常のDVDに移植するのはむずかしいかもしれないが、3Dを通常の映像にするのは、技術的には可能だ。
また、ブルーレイがリリースされない大きな理由は、制作に膨大な時間と費用がかかることと、オリジナルの映像がブルーレイのもつ高画質にみあわないため。1980年代に撮影された映像は、30年後まで、何度も何度も違ったメディアによって再リリースされることなど、まったく考えられていなかった。その意味で、ブルーレイは抜群に解像度が高いために、オリジナルのフィルム・ヴァージョンをブルーレイにそのまま変換すると、かなり粗雑な映像の印象を与えてしまう。『ディス・イズ・イット』の映画の中で、いいカメラとハンディ・カメラでの映像が交互にでてきたが、ハンディの映像は荒くなる。また、やはり高解像度のアイマックス・シアターで再現すると、映像の再現度が高いだけに、通常のシアターで見るより、映像が荒く感じられる。ブルーレイにした場合、それと同じ現象が見られるようになるはずだ。
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『ディス・イズ・イット』地上波初登場
初。
映画『ディス・イズ・イット』が来る2010年12月24日(金)、日本テレビ系列で放送される。金曜ロードショーの枠でノーカット放送される。この映画本編の前に、スペシャル番組が製作れる。
『ディス・イズ・イット』スペシャルは、日本テレビ系列で12月24日午後7時から4時間の放送。
前日の12月23日には、「今蘇る マイケル・ジャクソン」というイヴェントを渋谷アックス(AX)で実施。ここでは、幻となったロンドン公演を世界で初めて一部再現する。マイケルと同じステージに立つ予定だったダンサーが来日し、パフォーマンスを披露。また、公演に使用予定だった3D映像も流れる。このイヴェントへの参加の応募要綱は12月10日の金曜ロードショー内で発表される。
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
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『マイケルの遺した言葉』一旦完成記念トーク・イヴェント第二夜
キーワード。
木曜日第一日が行われた『マイケルの遺した言葉』一旦完成記念トーク・イヴェントは、第二日もUストリームで中継される予定です。トーク内容に関しては、明日以降のブログでご紹介します。
Uストリームのチャンネルはこちら↓
http://www.ustream.tv/user/mjwords
マイケルの遺した言葉、トップページから
http://mjwords.exblog.jp/
「マイケルの遺した言葉」一旦完成記念トーク・イヴェント
日 時:2010年11月25日(木)26日(金)午後6時開場 7時頃スタート
場 所:ピッツェリア・マルターノ(横浜市青葉区あざみ野南2-8-2)
会 費:5000円
出 演:大西恒樹、吉岡正晴
基本的には、同一内容のお話になる予定です。予約終了、満席になっています。
ENT>MICHAEL JACKSON
☆マイケル・ジャクソン・トーク・イヴェント初日~マイケル訳詞をジャンルで「仕分け」
2010年11月27日 音楽☆マイケル・ジャクソン・トーク・イヴェント初日~マイケル訳詞をジャンルで「仕分け」
【Michael Jackson Talk Event Day One】
仕分け。
2010年11月25日、26日、「マイケルの遺した言葉」一旦完成記念トーク・イヴェントが横浜市青葉区あざみののレストラン「マルターノ」で行われた。マイケル・ジャクソンの訳詞をてがけたウェッブ・サイト「マイケルの遺した言葉」を運営する大西さんが、とりあえず86曲の訳詞を終えたということで行ったトーク・イヴェントで、大西さんと吉岡で訳詞やマイケル・ジャクソンについての話をした。
当日は、Uストリームで生中継した。初日の後半部分は、アーカイブで残っている。ちなみに、最初の部分は、「録画する」のボタンを押さなかったために、録画できなかった。
Uストリームのチャンネルはこちら↓ (アーカイブが見られます)
http://www.ustream.tv/user/mjwords
マイケルの遺した言葉、トップページから
http://mjwords.exblog.jp/
初日は、大西さんが何をきっかけにこの訳詞サイトを始めたのか、どの訳詞を見て意を決したのか、苦労したものなどを話した。サイトを始めた経緯については、上記トップページに詳細に書かれているが、それが直接、本人の口から語られた。
「訳詞はやさしそうなものから手がけたので、後半になればなるほど、苦労し、むずかしかった。また、ラップ部分はいずれもかなりむずかしかった。どうしても、疑問に残っている部分はいくつかある。たとえば、「マン・イン・ザ・ミラー」のsummer’s regards, one man’s soul などのあたりは、やくわからなかったので、作者のサイーダ・ギャレットにメールで問い合わせたが、返事は来なかった。She Drives Me Wild の中のOne & 3 という部分もわからない。一応「三位一体」と訳したが、あっているかどうかわからない」
そして、初日のメインパートは、大西さんが訳した86曲を8つのジャンルに分ける「マイケル仕分け」。8つのジャンル、キーワードは、「ラヴ」「インジャスティス(不正義、理不尽)」「アイロニー(皮肉)」「アティトゥード(態度)」「チェンジ(変革)」「ファンFun(お楽しみ)」「ストーリー」「ライフ(人生一般、人生そのもの)」。いくつかの曲はこれらの複数のジャンルに重なるものもある。これを86曲、どれにあてはまるかを全曲解説した。
その中で、このほかに「エンタテインメント」「ディシプリン(規律)」「レージ(怒り)」などのジャンルもあってもいいかという話になった。この86曲の8ジャンル仕分けのリストは、このサイトか大西さんのサイトでいずれアップしようかと思う。
大西さんは、このジャンルのキーワードのほかにサブキーワード、また、各曲のキャッチフレーズをエクセルに書いてまとめ、その資料をもとに話をした。
最後の質疑応答では、新作『マイケル』について、どうとらえるかという質問に、「マイケルの完成した作品ということではなく、彼の音や足跡が残された『資料』として聞く、ということでいいのではないか」と僕の考えを述べた。マイケルの曲の中で一番これぞと思う曲はどれかとの質問には、僕、大西さんとも「マン・イン・ザ・ミラー」。また、僕は「アース・ソングが最初は好きではなかったが、映画『ディス・イズ・イット』で見てから、意外と好きになった」という話をした。このほかに、1982年11月に信濃町のソニーのスタジオで行われた『スリラー』の試聴会で初めて聴いたとき、一番最初に一番気に入ったのが「ビリー・ジーン」だったという話をした。
初日は、なんとかUストリーム中継ができた。ただ、アーカイブを前半できなく、録画は後半だけになってしまった。途中で音声が途切れたようだが、どうやらこれは途中の回線かUストの容量かなにかの問題で若干途切れたようだ。また、Uストの画面にみなさんからのツイートがあったのだが、これに気づいたのが、ライヴ中継終わってからだった。次回への課題。僕は中継していたPCとは別に自分の携帯で@soulsearcher216あてのツイートをチェックしながらやっていたので、いくつかそのおたよりを読んでみた。
また、初日を終えて、Uストリームで中継してしまい、約160名の方がごらんになったので、当初は、1日目と2日目は同じ内容を話すという予定だったが、2日目は切り口を変えて、違う話をすることにした。
9時までの予定だったら、10時近くまでなってしまいました。予想されたとはいえ、遅くになってしまい、すいません。
(二日目の詳細は、明日以降に)
■ヴィジョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
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ENT>MICHAEL JACKSON>Talk Show
【Michael Jackson Talk Event Day One】
仕分け。
2010年11月25日、26日、「マイケルの遺した言葉」一旦完成記念トーク・イヴェントが横浜市青葉区あざみののレストラン「マルターノ」で行われた。マイケル・ジャクソンの訳詞をてがけたウェッブ・サイト「マイケルの遺した言葉」を運営する大西さんが、とりあえず86曲の訳詞を終えたということで行ったトーク・イヴェントで、大西さんと吉岡で訳詞やマイケル・ジャクソンについての話をした。
当日は、Uストリームで生中継した。初日の後半部分は、アーカイブで残っている。ちなみに、最初の部分は、「録画する」のボタンを押さなかったために、録画できなかった。
Uストリームのチャンネルはこちら↓ (アーカイブが見られます)
http://www.ustream.tv/user/mjwords
マイケルの遺した言葉、トップページから
http://mjwords.exblog.jp/
初日は、大西さんが何をきっかけにこの訳詞サイトを始めたのか、どの訳詞を見て意を決したのか、苦労したものなどを話した。サイトを始めた経緯については、上記トップページに詳細に書かれているが、それが直接、本人の口から語られた。
「訳詞はやさしそうなものから手がけたので、後半になればなるほど、苦労し、むずかしかった。また、ラップ部分はいずれもかなりむずかしかった。どうしても、疑問に残っている部分はいくつかある。たとえば、「マン・イン・ザ・ミラー」のsummer’s regards, one man’s soul などのあたりは、やくわからなかったので、作者のサイーダ・ギャレットにメールで問い合わせたが、返事は来なかった。She Drives Me Wild の中のOne & 3 という部分もわからない。一応「三位一体」と訳したが、あっているかどうかわからない」
そして、初日のメインパートは、大西さんが訳した86曲を8つのジャンルに分ける「マイケル仕分け」。8つのジャンル、キーワードは、「ラヴ」「インジャスティス(不正義、理不尽)」「アイロニー(皮肉)」「アティトゥード(態度)」「チェンジ(変革)」「ファンFun(お楽しみ)」「ストーリー」「ライフ(人生一般、人生そのもの)」。いくつかの曲はこれらの複数のジャンルに重なるものもある。これを86曲、どれにあてはまるかを全曲解説した。
その中で、このほかに「エンタテインメント」「ディシプリン(規律)」「レージ(怒り)」などのジャンルもあってもいいかという話になった。この86曲の8ジャンル仕分けのリストは、このサイトか大西さんのサイトでいずれアップしようかと思う。
大西さんは、このジャンルのキーワードのほかにサブキーワード、また、各曲のキャッチフレーズをエクセルに書いてまとめ、その資料をもとに話をした。
最後の質疑応答では、新作『マイケル』について、どうとらえるかという質問に、「マイケルの完成した作品ということではなく、彼の音や足跡が残された『資料』として聞く、ということでいいのではないか」と僕の考えを述べた。マイケルの曲の中で一番これぞと思う曲はどれかとの質問には、僕、大西さんとも「マン・イン・ザ・ミラー」。また、僕は「アース・ソングが最初は好きではなかったが、映画『ディス・イズ・イット』で見てから、意外と好きになった」という話をした。このほかに、1982年11月に信濃町のソニーのスタジオで行われた『スリラー』の試聴会で初めて聴いたとき、一番最初に一番気に入ったのが「ビリー・ジーン」だったという話をした。
初日は、なんとかUストリーム中継ができた。ただ、アーカイブを前半できなく、録画は後半だけになってしまった。途中で音声が途切れたようだが、どうやらこれは途中の回線かUストの容量かなにかの問題で若干途切れたようだ。また、Uストの画面にみなさんからのツイートがあったのだが、これに気づいたのが、ライヴ中継終わってからだった。次回への課題。僕は中継していたPCとは別に自分の携帯で@soulsearcher216あてのツイートをチェックしながらやっていたので、いくつかそのおたよりを読んでみた。
また、初日を終えて、Uストリームで中継してしまい、約160名の方がごらんになったので、当初は、1日目と2日目は同じ内容を話すという予定だったが、2日目は切り口を変えて、違う話をすることにした。
9時までの予定だったら、10時近くまでなってしまいました。予想されたとはいえ、遅くになってしまい、すいません。
(二日目の詳細は、明日以降に)
■ヴィジョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
+++++
ENT>MICHAEL JACKSON>Talk Show
☆マイケルが遺した言葉・一旦終了イヴェント(2日目)
2010年11月28日 音楽☆マイケルが遺した言葉・一旦終了イヴェント(2日目)
【Michael Talk Event Day Two】
ツイッター。
マイケルが遺した言葉・一旦終了イヴェント、お越しいただいた方々、まことにありがとうございます。2日目も、初日とほとんど違ったお話しになりました。けっこう楽しんでいただけのではないでしょうか。
2日目は、冒頭のちょっとした雑談の中で、質問のあった僕と大西さんとの出会いの話、ツイッターの話などをした。もしマイケル・ジャクソンがツイッターをやっていたら、どれくらいのフォロワーがいただろうか、という話はおもしろかった。最近だとアメリカでもっともフォロワーがいる人はブリットニー・スピアーズで約600万人以上。きっと、マイケルだったら1000万超えしたのではないだろうか。そして、もし10年前にツイッターがあって、マイケルがやっていれば、メディアとの対決でも、自分の言葉でいつもファンに直接語りかけられたのではないか、といったような話をした。ちなみに、日本で一番フォロワーが多いのはガチャピンだそうで。(笑)
新作について、いくつかの話をし、収録される1曲「ビハインド・ザ・マスク」について一連の解説をした。
2010年11月13日(土)
マイケル・ジャクソン新作トラック・リスティング公開~その内容
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101113.html
■マイケル楽曲・いろいろベスト3
さて、その後、大西さんが訳した86曲を、8つのジャンルに仕分けした作品の話を別の切り口で紹介。そして、最後に次の4つのテーマでの大西さんが独自に選んだベスト3ランキングを発表した。それが、以下のランクだ。これは、おもしろかった。
1)大西さんが選ぶマイケル楽曲・怒り度ランクベスト3
1位 They Don’t Care About Us
2位 Scream
3位 DS
DSは怒りの矛先がトム・スネドン検事1人、スクリームは2人、ゼイドンは、国家に向いている、ということで、1位に。
2)大西さんが選ぶマイケル楽曲・悪女ベスト3
1位 In The Closet (Princes Of Monaco)
2位 Dirty Diana
3位 Billie Jean
「イン・ザ・クローゼット」のプリンセス・モナコは人妻なのに、男を誘う。こんな悪女はいない。それに比べれば「ビリー・ジーン」など、よくあるストーカーだ、という評価。
3)大西さんが選ぶマイケル楽曲・R指定ベスト3
1位 Superfly Sister
2位 Give In To Me
3位 Break Of Dawn
これは、子供が大好きなマイケルにとってはなかなか珍しいタイプの歌詞。詳しい歌詞は、「マイケルが遺した言葉」を参照のほど。(笑)
「スーパーフライ・シスター」の訳はこちら
http://mjwords.exblog.jp/11211468/
4 ) 大西さんが選ぶマイケル楽曲・伝えたいメッセージベスト3
1位 Smile
2位 Cry
3位 Man In The Mirror
そして、伝えたいメッセージソングは、たくさんあり、この3曲以外にももちろん「アース・ソング」「ヒストリー」「ヒール・ザ・ワールド」などもあるが、大西さんは意外なことに「スマイル」を1位にもってきた。もちろん、今日現在のベスト3ということで、気分によって変わるということもある。「クライ」は、初日に最後に朗読したもの。
「クライ」の訳。
http://mjwords.exblog.jp/9672291/
「スマイル」の訳
http://mjwords.exblog.jp/9491366/
これは、1時間くらいでできたそう。
みなさん、それぞれこんなテーマでマイケルの曲、好きな曲ベスト3を選んでみるのもおもしろい。
昨日の配信の一部はアーカイブで残っています。どうやら、中継途中で途切れたりしたときに、録画状態が止まってしまい、全部は残っていませんでした。
http://www.ustream.tv/user/mjwords/shows
印象としては、たぶん、大西さんのサイトをごらんになって来店された方が多く、こちらのソウル・サーチン・ブログはあまりごらんになってない方が多かったようだ。マイケルを死後好きになった人が多数だったようで、もっとマイケルの基本的なお話をしてもよかったかもしれない。
ご来場いただいた方、ユーストリームの中継ごらんになった方、そして、いろいろとプレゼントをくださった方々、本当にありがとうございました。
■ヴィジョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
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【Michael Talk Event Day Two】
ツイッター。
マイケルが遺した言葉・一旦終了イヴェント、お越しいただいた方々、まことにありがとうございます。2日目も、初日とほとんど違ったお話しになりました。けっこう楽しんでいただけのではないでしょうか。
2日目は、冒頭のちょっとした雑談の中で、質問のあった僕と大西さんとの出会いの話、ツイッターの話などをした。もしマイケル・ジャクソンがツイッターをやっていたら、どれくらいのフォロワーがいただろうか、という話はおもしろかった。最近だとアメリカでもっともフォロワーがいる人はブリットニー・スピアーズで約600万人以上。きっと、マイケルだったら1000万超えしたのではないだろうか。そして、もし10年前にツイッターがあって、マイケルがやっていれば、メディアとの対決でも、自分の言葉でいつもファンに直接語りかけられたのではないか、といったような話をした。ちなみに、日本で一番フォロワーが多いのはガチャピンだそうで。(笑)
新作について、いくつかの話をし、収録される1曲「ビハインド・ザ・マスク」について一連の解説をした。
2010年11月13日(土)
マイケル・ジャクソン新作トラック・リスティング公開~その内容
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101113.html
■マイケル楽曲・いろいろベスト3
さて、その後、大西さんが訳した86曲を、8つのジャンルに仕分けした作品の話を別の切り口で紹介。そして、最後に次の4つのテーマでの大西さんが独自に選んだベスト3ランキングを発表した。それが、以下のランクだ。これは、おもしろかった。
1)大西さんが選ぶマイケル楽曲・怒り度ランクベスト3
1位 They Don’t Care About Us
2位 Scream
3位 DS
DSは怒りの矛先がトム・スネドン検事1人、スクリームは2人、ゼイドンは、国家に向いている、ということで、1位に。
2)大西さんが選ぶマイケル楽曲・悪女ベスト3
1位 In The Closet (Princes Of Monaco)
2位 Dirty Diana
3位 Billie Jean
「イン・ザ・クローゼット」のプリンセス・モナコは人妻なのに、男を誘う。こんな悪女はいない。それに比べれば「ビリー・ジーン」など、よくあるストーカーだ、という評価。
3)大西さんが選ぶマイケル楽曲・R指定ベスト3
1位 Superfly Sister
2位 Give In To Me
3位 Break Of Dawn
これは、子供が大好きなマイケルにとってはなかなか珍しいタイプの歌詞。詳しい歌詞は、「マイケルが遺した言葉」を参照のほど。(笑)
「スーパーフライ・シスター」の訳はこちら
http://mjwords.exblog.jp/11211468/
4 ) 大西さんが選ぶマイケル楽曲・伝えたいメッセージベスト3
1位 Smile
2位 Cry
3位 Man In The Mirror
そして、伝えたいメッセージソングは、たくさんあり、この3曲以外にももちろん「アース・ソング」「ヒストリー」「ヒール・ザ・ワールド」などもあるが、大西さんは意外なことに「スマイル」を1位にもってきた。もちろん、今日現在のベスト3ということで、気分によって変わるということもある。「クライ」は、初日に最後に朗読したもの。
「クライ」の訳。
http://mjwords.exblog.jp/9672291/
「スマイル」の訳
http://mjwords.exblog.jp/9491366/
これは、1時間くらいでできたそう。
みなさん、それぞれこんなテーマでマイケルの曲、好きな曲ベスト3を選んでみるのもおもしろい。
昨日の配信の一部はアーカイブで残っています。どうやら、中継途中で途切れたりしたときに、録画状態が止まってしまい、全部は残っていませんでした。
http://www.ustream.tv/user/mjwords/shows
印象としては、たぶん、大西さんのサイトをごらんになって来店された方が多く、こちらのソウル・サーチン・ブログはあまりごらんになってない方が多かったようだ。マイケルを死後好きになった人が多数だったようで、もっとマイケルの基本的なお話をしてもよかったかもしれない。
ご来場いただいた方、ユーストリームの中継ごらんになった方、そして、いろいろとプレゼントをくださった方々、本当にありがとうございました。
■ヴィジョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00475CRWS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■マイケル・ジャクソン・未発表音源を集めた最新作 『マイケル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0048BP3CW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
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ENT>MICHAEL JACKSON>Talk Show
◎深町純キーボードパーティー第119回~主なきパーティー
2010年11月29日 音楽◎深町純キーボードパーティー第119回~主なきパーティー
【Fukamachi Jun Keyboard Party #119】
追悼。
孤高のピアニスト、深町純さんが2010年11月22日急逝され、27日(土)に予定されていた彼の定例演奏会が、急遽追悼会になった。当日夕方3時すぎ、ツイッターで、イチローさんという方が、僕のブログをお読みになり、映像を持ってきて流していただけないかとつぶやかれた。何度かやりとりをして、急遽、保存している深町映像から10本近くを選んで深町さんの祐天寺のお店「FJ’s」に持っていった。
お店の池田さん、これまでユーストーリームをされていたイチローさんこと鈴木さんと会い、流す映像について話をしたら、そのままそのお話してください、と言われ、結局集まったみなさんの前で深町さんの話と映像の解説をすることになった。
調べてみると、僕は2001年12月からライヴを収録していた。ブログを書き出すのは2002年からだから、それより前だった。ざっと数えて140本くらいあった。その中で、僕の記憶にある印象に残っていたものを選んで、それをお客さんの前で紹介した。
選んだ素材は、次の通り。
M12001年12月25日(土)恵比寿アートカフェ・第1部の1曲目。
M2 2007年6月29日(土)第78回、祐天寺FJ’sでの第1回目の1曲目。24分を超える超大作。
M32007年4月28日(土)第76回、アートカフェで、急死した深町ライヴの常連のお客さん、ジェームスさんへ捧げて歌った「誕生日」。トーマスさんの英語詩朗読つき。約9分。
M4 2007年10月27日(土)サントリーホール「ブルー・ローズ」での1曲目。約7分半。
この様子は、Ustreem中継され、その模様がアーカイブで残っているので、興味あるかたはどうぞ。
http://www.ustream.tv/recorded/11115523
映像ビデオを見ているところを映して、ユーストしたというのも時代だ。
アートカフェのライヴは、グランド・ピアノなので、今のお店でのCP80とは違う。もう9年前なので、懐かしい。だが、そのピアノのタッチは、今と変わらない。
ビデオなのに、満員のお客さんが、熱心に画面を見つめる。カメラは一台で、たいした動きもないシロートの映像なのでとても恐縮してしまったが、1曲終わるごとに、みなさんから拍手が巻き起こり、僕はそれに感動してしまった。
2曲目は、このFJ’sにおける記念すべき第一回の1曲目の映像。この日は過去118回の中で唯一、1部2部通しでやった日。そこで1曲目を流したが、これが24分もある超大作。終わりそうで終わらない組曲のような作品だ。深町さんは、かつて「(即興演奏も)自分が納得しないとなかなか終われない」と言っていた。それで、ひょっとしたら、こんなに長くなってしまったのかもしれない。
3曲目は、この日のハイライト。深町ピアノ会常連だったジェームス・マクドネルさんが、2006年11月に急逝され、その奥様が2007年4月初めてアートカフェにやってきた。そこで、深町さんが、ジェームスさんが好きだった「誕生日」を彼に捧げて歌った。この日は、同じく常連のトーマスさんの英詩の朗読を間にはさみ、深町さんが歌ったのだが、これが実に感動的で、多くの人の涙を誘った。昨日いらした常連の方からも、「ああ、あった、あった。ジェームス!」という声がかかった。これは、実は僕も何度か見ていて、見るたびに感動してしまう。深町さんが歌い終わったあたりで、一言、「ジェームス!」と声をかけるところが、なんとも言えずに味わい深い。
そのときの詳細↓
2007年04月29日(日)
夢&歌力
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070429.html
4曲目は、2007年10月28日にサントリーホールで行われたコンサートの1曲目。ピアノもスタインウェイ、響きも最高という演奏だ。ビデオについたマイクでも音がいいのだから、現場での音の良さは比較にならない。なお、このサントリー・ブルーローズでの演奏は、僕の友人の撮影チームが5台のカメラで撮影し、音声も、別の機材でデジタル録音している。始まる前に簡単なインタヴューもした。特に編集などはまだされていないのだが、いずれ編集して、みなさんにお披露目できればと思う。
その後、会はしばし歓談ということにあいなった。
このほかに、深町演奏では、彼がボコーダーのようなエレキピアノを弾く「カタストロフィー」、また、一時期、毎月1曲作品を書き、それを楽譜にし、演奏するという企画があり、それらの一連の作品、そのほかに飛び入りでやってきた多くのシンガー、アーティストたちとの即興コラボレーションなどたくさんある。また個人的には、僕の母を恵比寿アートカフェに連れて行き、確か、前月かなにかにリクエストしておいたNHKの「プロジェクトX」のテーマ曲を母のために弾いてくれたことが思い出深い。
今回は特に準備時間もなかったので、さっと思いついただけで、テープを選んできたが、いずれ、また深町さん映像上映会を改めてできればと思う。この日は、深町さんのトーク部分がほとんどなかったので、次回できるときには、おもしろいトーク部分などもお送りできればと思う。FJsの池田さんとも上映会ができればいいですね、という話をしているので、正式に決まったら、改めてご案内いたします。
+++++
告別式で、配られた紙に僕がサントリーホールでのライヴを前に毎日新聞に書いた文章が掲載された。感謝です。毎日新聞のウェッブ・リンクが切れているので、ここにその文章を再掲します。
2007年10月25日付け、毎日新聞夕刊・「楽庫」掲載
二度と同じ演奏はない即興演奏ライヴ
即興演奏。
それは事前に用意された楽譜などない。リハーサルもない。こういうメロディー、コード進行でという決まりもない。その瞬間に演奏家にひらめいたものが、頭から神経を経て指先に伝わり、その指先がいくつかのキーを弾く。そして、弾かれた鍵盤がピアノの弦を打ち、音をだす。深町純はその即興演奏を行う。それが時にメロディアスに、力強く、あるいは繊細に、しっとりと、あるいはグルーヴ感あふれる。ジャズでもなければクラシックでもない。それは『深町純』というジャンル。
即興演奏の魔術師、深町純は言う。「即興演奏が主流だった時代がある。モーツァルトなんかいろいろやっていたんだと思う。録音機材がないので、どんなものか(今となっては)わからない。でも彼らが今もし生きていたら、きっと即興演奏をふんだんにやっているだろうと思う。残念ながら最近では即興演奏は廃れて誰もやる人がいなくなった。それはたぶん、音楽が録音されるようになり、商業になったからだと思う」
即興演奏の哲学者、深町語録は続く。「お客さんがつまらないと感じていたら、(演奏者はそれがよくわかるので)すぐ(僕は)演奏をやめる。逆にお客さんが楽しんでいるとわかれば、延々と演奏を続ける。僕は即興演奏だから、それができる。いわば、音楽っていうのは生きているんです。楽譜に書かれた音楽よりも、もっと生きている。人生そのものより生きてるってことですよ。(笑) だから好きです」
即興演奏で泣かせるピアニストはこう解説する。「僕は、自分のピアノを聴いて何人かの人が泣いていることを知っています。でも、僕は一度も人を泣かせようと思ってピアノを弾いたことはありません。ちょっと意地悪く言うのは、聴いている人が勝手に泣いている、僕とは関係ない、ということです。だから、涙を流して僕に『深町さん、ありがとう』と言ってくれる人にいつもこう言っています。『それは、あなたにそういう能力があるんです』ってね。つまり僕のピアノを聴いて、何かを心に思い浮かべて、何かを感じて、涙を流せる、それはあなたの能力なんです。僕はそういうことを信じている。それはつまり、音楽の力です」
彼は普段それほど演奏環境、ピアノについてうるさく言わない。弘法筆を選ばずだ。しかし、今回彼はサントリー・ホールという場所でライヴを行う機会を得て、スタインウェイという「世界3大ピアノ」のひとつを選んだ。即興演奏とは何か、あまりなじみのないものに触れる大変素晴らしい環境であり、いい機会だ。聴く人の能力も試され、そして、音楽の力も感じられる奇跡の一夜になることだろう。(吉岡正晴・音楽評論家)
2007年10月27日(土曜)サントリー・ホール・ブルー・ローズでライヴ
■過去関連記事
2010年11月24日(水)
ピアニスト深町純氏急死
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101124.html
2010年11月25日(木)
ピアニスト 深町純さん急死 (パート2)~これまでに書いたもの一覧
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101125.html
ここに、深町ライヴについて、見たもののほとんど書いてあります。膨大な量ですが、お時間あるとき、ゆっくりごらんください。
ENT>EVENT>Fukamachi, Jun
【Fukamachi Jun Keyboard Party #119】
追悼。
孤高のピアニスト、深町純さんが2010年11月22日急逝され、27日(土)に予定されていた彼の定例演奏会が、急遽追悼会になった。当日夕方3時すぎ、ツイッターで、イチローさんという方が、僕のブログをお読みになり、映像を持ってきて流していただけないかとつぶやかれた。何度かやりとりをして、急遽、保存している深町映像から10本近くを選んで深町さんの祐天寺のお店「FJ’s」に持っていった。
お店の池田さん、これまでユーストーリームをされていたイチローさんこと鈴木さんと会い、流す映像について話をしたら、そのままそのお話してください、と言われ、結局集まったみなさんの前で深町さんの話と映像の解説をすることになった。
調べてみると、僕は2001年12月からライヴを収録していた。ブログを書き出すのは2002年からだから、それより前だった。ざっと数えて140本くらいあった。その中で、僕の記憶にある印象に残っていたものを選んで、それをお客さんの前で紹介した。
選んだ素材は、次の通り。
M12001年12月25日(土)恵比寿アートカフェ・第1部の1曲目。
M2 2007年6月29日(土)第78回、祐天寺FJ’sでの第1回目の1曲目。24分を超える超大作。
M32007年4月28日(土)第76回、アートカフェで、急死した深町ライヴの常連のお客さん、ジェームスさんへ捧げて歌った「誕生日」。トーマスさんの英語詩朗読つき。約9分。
M4 2007年10月27日(土)サントリーホール「ブルー・ローズ」での1曲目。約7分半。
この様子は、Ustreem中継され、その模様がアーカイブで残っているので、興味あるかたはどうぞ。
http://www.ustream.tv/recorded/11115523
映像ビデオを見ているところを映して、ユーストしたというのも時代だ。
アートカフェのライヴは、グランド・ピアノなので、今のお店でのCP80とは違う。もう9年前なので、懐かしい。だが、そのピアノのタッチは、今と変わらない。
ビデオなのに、満員のお客さんが、熱心に画面を見つめる。カメラは一台で、たいした動きもないシロートの映像なのでとても恐縮してしまったが、1曲終わるごとに、みなさんから拍手が巻き起こり、僕はそれに感動してしまった。
2曲目は、このFJ’sにおける記念すべき第一回の1曲目の映像。この日は過去118回の中で唯一、1部2部通しでやった日。そこで1曲目を流したが、これが24分もある超大作。終わりそうで終わらない組曲のような作品だ。深町さんは、かつて「(即興演奏も)自分が納得しないとなかなか終われない」と言っていた。それで、ひょっとしたら、こんなに長くなってしまったのかもしれない。
3曲目は、この日のハイライト。深町ピアノ会常連だったジェームス・マクドネルさんが、2006年11月に急逝され、その奥様が2007年4月初めてアートカフェにやってきた。そこで、深町さんが、ジェームスさんが好きだった「誕生日」を彼に捧げて歌った。この日は、同じく常連のトーマスさんの英詩の朗読を間にはさみ、深町さんが歌ったのだが、これが実に感動的で、多くの人の涙を誘った。昨日いらした常連の方からも、「ああ、あった、あった。ジェームス!」という声がかかった。これは、実は僕も何度か見ていて、見るたびに感動してしまう。深町さんが歌い終わったあたりで、一言、「ジェームス!」と声をかけるところが、なんとも言えずに味わい深い。
そのときの詳細↓
2007年04月29日(日)
夢&歌力
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070429.html
4曲目は、2007年10月28日にサントリーホールで行われたコンサートの1曲目。ピアノもスタインウェイ、響きも最高という演奏だ。ビデオについたマイクでも音がいいのだから、現場での音の良さは比較にならない。なお、このサントリー・ブルーローズでの演奏は、僕の友人の撮影チームが5台のカメラで撮影し、音声も、別の機材でデジタル録音している。始まる前に簡単なインタヴューもした。特に編集などはまだされていないのだが、いずれ編集して、みなさんにお披露目できればと思う。
その後、会はしばし歓談ということにあいなった。
このほかに、深町演奏では、彼がボコーダーのようなエレキピアノを弾く「カタストロフィー」、また、一時期、毎月1曲作品を書き、それを楽譜にし、演奏するという企画があり、それらの一連の作品、そのほかに飛び入りでやってきた多くのシンガー、アーティストたちとの即興コラボレーションなどたくさんある。また個人的には、僕の母を恵比寿アートカフェに連れて行き、確か、前月かなにかにリクエストしておいたNHKの「プロジェクトX」のテーマ曲を母のために弾いてくれたことが思い出深い。
今回は特に準備時間もなかったので、さっと思いついただけで、テープを選んできたが、いずれ、また深町さん映像上映会を改めてできればと思う。この日は、深町さんのトーク部分がほとんどなかったので、次回できるときには、おもしろいトーク部分などもお送りできればと思う。FJsの池田さんとも上映会ができればいいですね、という話をしているので、正式に決まったら、改めてご案内いたします。
+++++
告別式で、配られた紙に僕がサントリーホールでのライヴを前に毎日新聞に書いた文章が掲載された。感謝です。毎日新聞のウェッブ・リンクが切れているので、ここにその文章を再掲します。
2007年10月25日付け、毎日新聞夕刊・「楽庫」掲載
二度と同じ演奏はない即興演奏ライヴ
即興演奏。
それは事前に用意された楽譜などない。リハーサルもない。こういうメロディー、コード進行でという決まりもない。その瞬間に演奏家にひらめいたものが、頭から神経を経て指先に伝わり、その指先がいくつかのキーを弾く。そして、弾かれた鍵盤がピアノの弦を打ち、音をだす。深町純はその即興演奏を行う。それが時にメロディアスに、力強く、あるいは繊細に、しっとりと、あるいはグルーヴ感あふれる。ジャズでもなければクラシックでもない。それは『深町純』というジャンル。
即興演奏の魔術師、深町純は言う。「即興演奏が主流だった時代がある。モーツァルトなんかいろいろやっていたんだと思う。録音機材がないので、どんなものか(今となっては)わからない。でも彼らが今もし生きていたら、きっと即興演奏をふんだんにやっているだろうと思う。残念ながら最近では即興演奏は廃れて誰もやる人がいなくなった。それはたぶん、音楽が録音されるようになり、商業になったからだと思う」
即興演奏の哲学者、深町語録は続く。「お客さんがつまらないと感じていたら、(演奏者はそれがよくわかるので)すぐ(僕は)演奏をやめる。逆にお客さんが楽しんでいるとわかれば、延々と演奏を続ける。僕は即興演奏だから、それができる。いわば、音楽っていうのは生きているんです。楽譜に書かれた音楽よりも、もっと生きている。人生そのものより生きてるってことですよ。(笑) だから好きです」
即興演奏で泣かせるピアニストはこう解説する。「僕は、自分のピアノを聴いて何人かの人が泣いていることを知っています。でも、僕は一度も人を泣かせようと思ってピアノを弾いたことはありません。ちょっと意地悪く言うのは、聴いている人が勝手に泣いている、僕とは関係ない、ということです。だから、涙を流して僕に『深町さん、ありがとう』と言ってくれる人にいつもこう言っています。『それは、あなたにそういう能力があるんです』ってね。つまり僕のピアノを聴いて、何かを心に思い浮かべて、何かを感じて、涙を流せる、それはあなたの能力なんです。僕はそういうことを信じている。それはつまり、音楽の力です」
彼は普段それほど演奏環境、ピアノについてうるさく言わない。弘法筆を選ばずだ。しかし、今回彼はサントリー・ホールという場所でライヴを行う機会を得て、スタインウェイという「世界3大ピアノ」のひとつを選んだ。即興演奏とは何か、あまりなじみのないものに触れる大変素晴らしい環境であり、いい機会だ。聴く人の能力も試され、そして、音楽の力も感じられる奇跡の一夜になることだろう。(吉岡正晴・音楽評論家)
2007年10月27日(土曜)サントリー・ホール・ブルー・ローズでライヴ
■過去関連記事
2010年11月24日(水)
ピアニスト深町純氏急死
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101124.html
2010年11月25日(木)
ピアニスト 深町純さん急死 (パート2)~これまでに書いたもの一覧
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101125.html
ここに、深町ライヴについて、見たもののほとんど書いてあります。膨大な量ですが、お時間あるとき、ゆっくりごらんください。
ENT>EVENT>Fukamachi, Jun
◎ ビート・コネクション第1回(第一日目)
2010年11月30日 音楽◎ビート・コネクション第1回(第一日目)
【First Beat Connection At Yokohama Arena Day One】
第1回。
「ブラックミュージックをリスペクトする日本の最前線アーティストによる一大ライヴ・フェスティヴァル」と銘打って、日本テレビが主催し、J-WAVE, ニッポン放送, MUSIC ON! TVが後援したイヴェント、「ビート・コネクション」の第1回が、2010年11月20日(土)と21日(日)、横浜アリーナで行われた。ライヴのスタート時刻は、昼の12時過ぎ。ライヴ終わりは、夜9時過ぎという長丁場の大イヴェント。ステージは、会場アリーナの北と南にふたつ作り、交互にライヴを行う形式にして、アーティスト転換時の無駄な時間を極力カットする。
詳細は、こちら。
http://www.beatconnection.jp/about/
さすがに9時間となると、聞く側も後半は相当疲れているようで、会場の階段のところなどに座り込む人たちがけっこういた。
僕はソウルパワーユニットの一部と久保田さんしか見られなかったが、久保田さんは今年最後のステージとのこと。ソウルのカヴァー「レイン」は、SWVのヴァージョンを下敷きにしているが、そのオリジナルはジャコ・パストリアスだ。そして、次の大ヒット「ミッシング」を歌う前に「心をこめて歌います」の一言がアリーナに響いた。なおドラムスのラルフ・ロールやベース奏者がニューヨークに戻ってしまったために、日本の白根佳尚(しらねよしたか)、ベースが後藤克臣、コーラスに有坂美香らに代わっている。フィリップ・ウー、柿崎さん、コーラスのオリヴィア、吉田博などは変わらず。7曲、約40分で、横浜アリーナのこの日の大トリをつとめた。
■セットリスト
ビート・コネクション2010年11月20日土曜、セットリスト(主催者発表)
(各アーティストの開始時刻、楽曲は、予定されていたもの。実際に演奏されたもの、時刻と必ずしも一致しないかもしれません。ご了承ください)
12:10
コッペパン
1.喜怒哀楽
2.ベンチウォーマー
12:30
はむつんサーブ
(Dance)
12:40
松下優也
1.You
2.Foolish Foolish
3.Last Snow
4.Trust Me
13:00
MCU
0.SE
1.ギミギミ・ナイトフィーバー
2.シーサイド・ばいばい Beat Connection Version
3.アカペララップ~nukumori
4.いいわけ
5.berangkat~フランカ~
6.カラダ張りの歌~リスペクトVersion~
7.サヨナラ
13:30
May J.
1.Garden
2.Dear
3.All I Want For Christmas Is You
4.あの日があるから (ゲスト、Ryo: The Skywalker)
13:50
Jay’ed
1.Shine
2.Free
3.最後の優しさ
4.Everybody
5.Identity
14:20
Sonomi
1.S.O.N.O.M.I. (Introduction)
2.愛が足りないよ
3.一人じゃないのよ
4.おやすみ
5.Day And Night
14:40
福原美穂
1.Rising Like A Flame
2.未来―ミライ-
3.雪の光
4.Forget
5.Regrets Of Love
15:10
インターバル
15:25
Little
1.Yes~A Raison D’tre~
2.Sing Sing Sing
3.Rapが好き
4.眠りの森
5.彼方
6.夢のせい
15:55
さかいゆう
1.ウシミツビト
2.Rock With You
3.Train
16:15
スガシカオ
0.登場セッション
1.Party People
2.91時91分
3.はじまりの日 (ゲスト Mummy-D)
4.正義の味方
5.コノユビトマレ
16:45
インターバル
16:55
Svnerav
(Dance)
17:00
Ken The 390
1.The Door featuring Coma-Chi, Baby M
2.I Get So High featuring Mihiro ~マイロ~
3.Free Style
4.Fantastic World
5.Stay
Coma-Chi
1.ステップアップ
2.Perfect Angel
Taro Soul
1.Intro Routine
2.My Promise
3.Special Thanks featuring Licana
4.Heat Beat with Ken The 390, May J
17:40
Soul Power Unit
1.The☆Funksのテーマ~月刊☆星ガール.net
2.Sha La La
3.My Life ~ 風に吹かれて
4.Nice ‘n Slow
5.Between The Sheets or Can’t Hide Love
6.よくある名字「斉藤」
18:20
インターバル
18:35
Kreva
1.かも
2.ストロングスタイル
3.成功
4.The Show
5.アグレッシ部
6.Have A Nice Day!
7.Egao
19:05
AK-69
1.The Cartel From Streets
2.Iron Horse
3.Public Enemy
4.Guess Who’s Back
5.69 Party
6.Waya~アカペラ~
7.The Honesty
8.Fuck Off
9.Who Are U?
10. Dina Dina Dona
11. Only Good Can Judge Me
19:35
Zeebra
1.Intro/Let’s Get Started
2.Touch The Sky
3.Butterfly City
4.Fire
5.Neva Enuff
6.Fly Away
7.Partychekka
8.Jackin’ 4 Beats
9.One Hip Hop
10. Street Dreams
20:05
スチャダラパー
1.アーバン文法
2.ライツカメラアクション
3.Get Up And Dance
4.Swing ‘75
5.今夜はブギーバック
6.Station To Station
7.Good Old Future
20:35
久保田利伸
1.La La La Love Song
2.Soul Mate ~君がいるから~
3.Timeless Affection
4.Rain
5.Missing
6.M☆A☆G☆I☆C (ゲスト:Kreva)
7.Love Rain ~恋の雨~
Show ended 21:16
(2010年11月20日土曜、横浜アリーナ=ビート・コネクション・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Beat Connection
【First Beat Connection At Yokohama Arena Day One】
第1回。
「ブラックミュージックをリスペクトする日本の最前線アーティストによる一大ライヴ・フェスティヴァル」と銘打って、日本テレビが主催し、J-WAVE, ニッポン放送, MUSIC ON! TVが後援したイヴェント、「ビート・コネクション」の第1回が、2010年11月20日(土)と21日(日)、横浜アリーナで行われた。ライヴのスタート時刻は、昼の12時過ぎ。ライヴ終わりは、夜9時過ぎという長丁場の大イヴェント。ステージは、会場アリーナの北と南にふたつ作り、交互にライヴを行う形式にして、アーティスト転換時の無駄な時間を極力カットする。
詳細は、こちら。
http://www.beatconnection.jp/about/
さすがに9時間となると、聞く側も後半は相当疲れているようで、会場の階段のところなどに座り込む人たちがけっこういた。
僕はソウルパワーユニットの一部と久保田さんしか見られなかったが、久保田さんは今年最後のステージとのこと。ソウルのカヴァー「レイン」は、SWVのヴァージョンを下敷きにしているが、そのオリジナルはジャコ・パストリアスだ。そして、次の大ヒット「ミッシング」を歌う前に「心をこめて歌います」の一言がアリーナに響いた。なおドラムスのラルフ・ロールやベース奏者がニューヨークに戻ってしまったために、日本の白根佳尚(しらねよしたか)、ベースが後藤克臣、コーラスに有坂美香らに代わっている。フィリップ・ウー、柿崎さん、コーラスのオリヴィア、吉田博などは変わらず。7曲、約40分で、横浜アリーナのこの日の大トリをつとめた。
■セットリスト
ビート・コネクション2010年11月20日土曜、セットリスト(主催者発表)
(各アーティストの開始時刻、楽曲は、予定されていたもの。実際に演奏されたもの、時刻と必ずしも一致しないかもしれません。ご了承ください)
12:10
コッペパン
1.喜怒哀楽
2.ベンチウォーマー
12:30
はむつんサーブ
(Dance)
12:40
松下優也
1.You
2.Foolish Foolish
3.Last Snow
4.Trust Me
13:00
MCU
0.SE
1.ギミギミ・ナイトフィーバー
2.シーサイド・ばいばい Beat Connection Version
3.アカペララップ~nukumori
4.いいわけ
5.berangkat~フランカ~
6.カラダ張りの歌~リスペクトVersion~
7.サヨナラ
13:30
May J.
1.Garden
2.Dear
3.All I Want For Christmas Is You
4.あの日があるから (ゲスト、Ryo: The Skywalker)
13:50
Jay’ed
1.Shine
2.Free
3.最後の優しさ
4.Everybody
5.Identity
14:20
Sonomi
1.S.O.N.O.M.I. (Introduction)
2.愛が足りないよ
3.一人じゃないのよ
4.おやすみ
5.Day And Night
14:40
福原美穂
1.Rising Like A Flame
2.未来―ミライ-
3.雪の光
4.Forget
5.Regrets Of Love
15:10
インターバル
15:25
Little
1.Yes~A Raison D’tre~
2.Sing Sing Sing
3.Rapが好き
4.眠りの森
5.彼方
6.夢のせい
15:55
さかいゆう
1.ウシミツビト
2.Rock With You
3.Train
16:15
スガシカオ
0.登場セッション
1.Party People
2.91時91分
3.はじまりの日 (ゲスト Mummy-D)
4.正義の味方
5.コノユビトマレ
16:45
インターバル
16:55
Svnerav
(Dance)
17:00
Ken The 390
1.The Door featuring Coma-Chi, Baby M
2.I Get So High featuring Mihiro ~マイロ~
3.Free Style
4.Fantastic World
5.Stay
Coma-Chi
1.ステップアップ
2.Perfect Angel
Taro Soul
1.Intro Routine
2.My Promise
3.Special Thanks featuring Licana
4.Heat Beat with Ken The 390, May J
17:40
Soul Power Unit
1.The☆Funksのテーマ~月刊☆星ガール.net
2.Sha La La
3.My Life ~ 風に吹かれて
4.Nice ‘n Slow
5.Between The Sheets or Can’t Hide Love
6.よくある名字「斉藤」
18:20
インターバル
18:35
Kreva
1.かも
2.ストロングスタイル
3.成功
4.The Show
5.アグレッシ部
6.Have A Nice Day!
7.Egao
19:05
AK-69
1.The Cartel From Streets
2.Iron Horse
3.Public Enemy
4.Guess Who’s Back
5.69 Party
6.Waya~アカペラ~
7.The Honesty
8.Fuck Off
9.Who Are U?
10. Dina Dina Dona
11. Only Good Can Judge Me
19:35
Zeebra
1.Intro/Let’s Get Started
2.Touch The Sky
3.Butterfly City
4.Fire
5.Neva Enuff
6.Fly Away
7.Partychekka
8.Jackin’ 4 Beats
9.One Hip Hop
10. Street Dreams
20:05
スチャダラパー
1.アーバン文法
2.ライツカメラアクション
3.Get Up And Dance
4.Swing ‘75
5.今夜はブギーバック
6.Station To Station
7.Good Old Future
20:35
久保田利伸
1.La La La Love Song
2.Soul Mate ~君がいるから~
3.Timeless Affection
4.Rain
5.Missing
6.M☆A☆G☆I☆C (ゲスト:Kreva)
7.Love Rain ~恋の雨~
Show ended 21:16
(2010年11月20日土曜、横浜アリーナ=ビート・コネクション・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Beat Connection
(速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年秋、東京で開催
2010年11月30日 音楽 コメント (1)(速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年秋、東京で開催
【Jacksons (Except Randy) Will Reunion To Do Michael Tribute In Tokyo With AI, Japanese R&B Singer】
再結成。
ジャクソンズが、2011年秋、東京で再結成する。日本のR&Bシンガー、アイ(AI)が、2010年11月29日、自身の10周年を記念する武道館でのライヴの終盤に、ビデオで発表した。このジャクソンズには、マイケルの兄、ジャッキー、ジャーメイン、ティト、マーロンの4人が参加。ビデオ・メッセージには、この4人が登場した。アイがホスト役となり、ジャクソンズのライヴが東京で行われる。このほかにゲストが参加する可能性もある。なお、このジャクソンズにランディーは現在のところ入っていない。アイの武道館ライヴ終了後に行われた媒体関係者を集めた席で、ランディーの妻、アルハンドラとその娘ジェネヴィーヴが、壇上に上がり、マイケルの母キャサリン・ジャクソンからの書簡を読みあげた。その書簡には、「マイケルは大変日本を愛していた。そこに、再び兄弟が行くことが出来るのは大変嬉しい」と言ったことが書かれていた。日程、出場アーティストなど詳細は、後日改めて発表される。
今回のプロジェクトは、キャサリン、ジョー・ジャクソン、それぞれの兄弟と、マイケル・ジャクソン・エステートが承認している、という。両親・兄弟とマイケル・エステートの両者が認めるイヴェントとなると、これは相当規模の大きなものになる可能性がある。
アイとジャクソンズ・メンバーの関係は、アイが2010年1月、日本のテレビ局Music-On TVでマイケルの周辺を取材したドキュメンタリー番組を制作したことがきっかけとなって始まった。このときには、ランディーの娘ジェネヴィーヴ、ジャーメイン、ティトなどもインタヴューに答え、知己を得た。
一方、2011年からジャネット・ジャクソンが35都市のワールドツアーにでることが決定している。(下記リンク参照) そんな中で、このジャクソンズ・リユニオンにジャネットのゲストなどがあれば、これは大変な話題になる。
ジャネット、ワールドツアーについて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101121.html
+++++
なぜランディーはここに不参加なのか
解説。
何度も噂されてきたジャクソンズのリユニオン(再結成)。噂されては消えてきたジャクソンズ・リユニオン。2001年9月7日と10日のニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンでのライヴが、リユニオンの最後だ。だから、それ以来、2011年10月だとおよそ10年ぶりの再結成となる。しかも、それが、日本でまず実現するとなると、これは大変なニュースである。あれだけ実現しそうでしなかったものが、日本で行われる。AIの力、おそるべしだ。
一方、ジャクソン4が参加するリユニオン。なぜここにランディーはいないのか。一番予想されるのは、ランディーとジャーメインの確執だ。実はジャーメインはかつてランディーの妻を奪い取った。言ってみれば、略奪愛だ。そこで、ランディーは、ジャーメインを快く思っていない。ジャーメインが参加するなら、自分は参加しない、という考え方らしい。
一方、では、なぜランディーの現在の妻、アルハンドラとその娘ジェネヴィーヴが今回わざわざ来日して、記者発表の席に立ったのか。そこがまた謎なのだが、妻と娘は意外とキャサリンらと近い関係で、その線でこのプロジェクトをサポートすることになったのかもしれない。
アルハンドラと直接話してランディーの参加の可能性は今後あるかと尋ねたところ、「現在は不参加だが、将来的に参加することになる可能性はあるわ」と言う。
開催までは1年近くの準備期間がある。その間にランディーの気持ちが変わり参加する可能性もあるかもしれないし、兄弟のメンバーの誰かがわがままを言い出して、このプロジェクト自体が頓挫するかもしれない。
おそらく、このプロジェクトの完成には、山あり谷ありだと思う。ぜひ、さまざまなハードルをひとつひとつクリアして、実現して欲しいと思う。
(おことわり)当初掲載していたCNNの記事およびそこからの情報を元に書いた部分のいくつかに誤りがありましたので、その部分を削除いたしました。ご了承ください。新しい正しい情報がわかりしだい、また改めてお伝えします。(2010年12月5日午後4時、追記)
ENT>MICHAEL JACKSON
【Jacksons (Except Randy) Will Reunion To Do Michael Tribute In Tokyo With AI, Japanese R&B Singer】
再結成。
ジャクソンズが、2011年秋、東京で再結成する。日本のR&Bシンガー、アイ(AI)が、2010年11月29日、自身の10周年を記念する武道館でのライヴの終盤に、ビデオで発表した。このジャクソンズには、マイケルの兄、ジャッキー、ジャーメイン、ティト、マーロンの4人が参加。ビデオ・メッセージには、この4人が登場した。アイがホスト役となり、ジャクソンズのライヴが東京で行われる。このほかにゲストが参加する可能性もある。なお、このジャクソンズにランディーは現在のところ入っていない。アイの武道館ライヴ終了後に行われた媒体関係者を集めた席で、ランディーの妻、アルハンドラとその娘ジェネヴィーヴが、壇上に上がり、マイケルの母キャサリン・ジャクソンからの書簡を読みあげた。その書簡には、「マイケルは大変日本を愛していた。そこに、再び兄弟が行くことが出来るのは大変嬉しい」と言ったことが書かれていた。日程、出場アーティストなど詳細は、後日改めて発表される。
今回のプロジェクトは、キャサリン、ジョー・ジャクソン、それぞれの兄弟と、マイケル・ジャクソン・エステートが承認している、という。両親・兄弟とマイケル・エステートの両者が認めるイヴェントとなると、これは相当規模の大きなものになる可能性がある。
アイとジャクソンズ・メンバーの関係は、アイが2010年1月、日本のテレビ局Music-On TVでマイケルの周辺を取材したドキュメンタリー番組を制作したことがきっかけとなって始まった。このときには、ランディーの娘ジェネヴィーヴ、ジャーメイン、ティトなどもインタヴューに答え、知己を得た。
一方、2011年からジャネット・ジャクソンが35都市のワールドツアーにでることが決定している。(下記リンク参照) そんな中で、このジャクソンズ・リユニオンにジャネットのゲストなどがあれば、これは大変な話題になる。
ジャネット、ワールドツアーについて
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101121.html
+++++
なぜランディーはここに不参加なのか
解説。
何度も噂されてきたジャクソンズのリユニオン(再結成)。噂されては消えてきたジャクソンズ・リユニオン。2001年9月7日と10日のニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンでのライヴが、リユニオンの最後だ。だから、それ以来、2011年10月だとおよそ10年ぶりの再結成となる。しかも、それが、日本でまず実現するとなると、これは大変なニュースである。あれだけ実現しそうでしなかったものが、日本で行われる。AIの力、おそるべしだ。
一方、ジャクソン4が参加するリユニオン。なぜここにランディーはいないのか。一番予想されるのは、ランディーとジャーメインの確執だ。実はジャーメインはかつてランディーの妻を奪い取った。言ってみれば、略奪愛だ。そこで、ランディーは、ジャーメインを快く思っていない。ジャーメインが参加するなら、自分は参加しない、という考え方らしい。
一方、では、なぜランディーの現在の妻、アルハンドラとその娘ジェネヴィーヴが今回わざわざ来日して、記者発表の席に立ったのか。そこがまた謎なのだが、妻と娘は意外とキャサリンらと近い関係で、その線でこのプロジェクトをサポートすることになったのかもしれない。
アルハンドラと直接話してランディーの参加の可能性は今後あるかと尋ねたところ、「現在は不参加だが、将来的に参加することになる可能性はあるわ」と言う。
開催までは1年近くの準備期間がある。その間にランディーの気持ちが変わり参加する可能性もあるかもしれないし、兄弟のメンバーの誰かがわがままを言い出して、このプロジェクト自体が頓挫するかもしれない。
おそらく、このプロジェクトの完成には、山あり谷ありだと思う。ぜひ、さまざまなハードルをひとつひとつクリアして、実現して欲しいと思う。
(おことわり)当初掲載していたCNNの記事およびそこからの情報を元に書いた部分のいくつかに誤りがありましたので、その部分を削除いたしました。ご了承ください。新しい正しい情報がわかりしだい、また改めてお伝えします。(2010年12月5日午後4時、追記)
ENT>MICHAEL JACKSON
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