★◆ クリフ・アーチャー:日本に来て22年のファンキーベース奏者
2012年12月20日 音楽★◆ クリフ・アーチャー:日本に来て22年のファンキーベース奏者
【Cliff Archer : 22 Years in Japan】
ベース。
日本で活躍するファンキーなベース奏者、クリフ・アーチャー。フィリップ・ウーやシャンティ、その他のアーティストのライヴでファンキーな音が欲しいときに欠かせぬベース奏者。「ソウル・サーチン」でも何度もプレイしてもらっている。先日久々に会って話をした。
いつも会うと、「次の君のギグはいつだ? When your next gig?」と聞かれる。今は次の「ソウル・サーチン」が決まっていないので、特に決まっていない、と言ったのだが、このブログはときどきチェックしてくれているようだ。「英語版は書かないのか」ともいつも言われる。(笑)
クリフ・アーチャーはブラック、R&Bファンであれば誰でも知ってるアトランティック・スターの元ベース奏者。何曲かアトランティック・スターのルイス兄弟たちと共同で書いている。
しばらく前にアメリカのTVOne(ティーヴィーワン)で放送されたソウルのドキュメンタリー番組でアトランティック・スターをフィーチャーしていた。僕もネットで見たが、もちろんクリフのモノクロだったかスチール写真が映っていた。
クリフから昔話を聞くのはいつも楽しい。
「もちろん、見たよ。まあ、テレビだからな(苦笑)」と手の平をゆらゆらさせた。「so-so まあまあ、it’s ok、あんなもんだろ」といったニュアンスのようだ。彼の見立てだと「きれいにいいところだけをまとめあげた」という感想らしい。
僕なんかは、事情をすべて知っているわけではないので、このドキュメンタリーでもけっこう感慨深く見てしまったのだが…。(笑)
アトランティック・スターではドラムスのポッツ(ポーター・キャロル)や初代リードのシャロン・ブライアントとはときどき連絡を取っているそう。シャロンをギグで日本に呼びたいとも言っていた。そして、このドキュメンタリーの取材チームからも連絡があったが、返事をせずに取材は受けなかったそうだ。
「その番組用に、ボビー・イーライ(フィラデルフィアのプロデューサー)がインタヴューを受け、2時間もしゃべったんだ。だけど、彼の発言はひとつも使われなかったんだよ(笑)」 受けなくて正解だったという感じだ。
ボビー・イーライはアトランティック・スターの初期のアルバムをプロデュースしている。
ルイス兄弟は、クリフが日本にいるのは知っているが、来日時に特に連絡はしてこない、という。クリフはルイス兄弟より少し年上なので、ビッグ・ブラザーのような感じらしい。
Unsung : Atlantic Starr (約37分)-TVOne
http://player.theplatform.com/ps/player/pds/MVQZyCs4Z_?pid=CdTJIOMj_JKUdkD9yIr3us48M2FRlvzj
ちなみにクリフ・アーチャーは、1990年ごろ横浜のオフィサーズ・クラブにいわゆる箱バンド(デューク・ジョーンズ・バンド)で2-3ヶ月やってきた。
デューク・ジョーンズはアトランティック・スターの初期2枚に参加しているトランペッター。その後、キッド・クレオール&ザ・ココナッツに参加した。その彼が自身のバンドを率いてオフィサーズ・クラブにやってきて、横浜のディスコ・サーカスの前にあったマンションか何かに住んでいたそうだ。
クリフはそれ以来、すっかり日本が気に入り、ずっと日本に住んでいる。これまでアメリカには2-3度帰っただけだそうだ。まさに日本に骨を埋めるソウル・ベーシストだ。
ところでアトランティック・スターのアルバムで僕が一番好きなのは、6枚目の『アズ・ザ・バンド・ターンズ』なのだが、これにはもうクリフはいない。
そうそう、クリフで一番感心するのは「時間に正確なこと」。リハとか決して遅れない。集合時間よりたいがい5分くらい前に来ている。
ARTIST>Archer, Cliff
■6枚目 『アズ・ザ・バンド・ターンズ』輸入盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008D0R/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■日本盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004VO06/soulsearchiho-22/ref=nosim/
【Cliff Archer : 22 Years in Japan】
ベース。
日本で活躍するファンキーなベース奏者、クリフ・アーチャー。フィリップ・ウーやシャンティ、その他のアーティストのライヴでファンキーな音が欲しいときに欠かせぬベース奏者。「ソウル・サーチン」でも何度もプレイしてもらっている。先日久々に会って話をした。
いつも会うと、「次の君のギグはいつだ? When your next gig?」と聞かれる。今は次の「ソウル・サーチン」が決まっていないので、特に決まっていない、と言ったのだが、このブログはときどきチェックしてくれているようだ。「英語版は書かないのか」ともいつも言われる。(笑)
クリフ・アーチャーはブラック、R&Bファンであれば誰でも知ってるアトランティック・スターの元ベース奏者。何曲かアトランティック・スターのルイス兄弟たちと共同で書いている。
しばらく前にアメリカのTVOne(ティーヴィーワン)で放送されたソウルのドキュメンタリー番組でアトランティック・スターをフィーチャーしていた。僕もネットで見たが、もちろんクリフのモノクロだったかスチール写真が映っていた。
クリフから昔話を聞くのはいつも楽しい。
「もちろん、見たよ。まあ、テレビだからな(苦笑)」と手の平をゆらゆらさせた。「so-so まあまあ、it’s ok、あんなもんだろ」といったニュアンスのようだ。彼の見立てだと「きれいにいいところだけをまとめあげた」という感想らしい。
僕なんかは、事情をすべて知っているわけではないので、このドキュメンタリーでもけっこう感慨深く見てしまったのだが…。(笑)
アトランティック・スターではドラムスのポッツ(ポーター・キャロル)や初代リードのシャロン・ブライアントとはときどき連絡を取っているそう。シャロンをギグで日本に呼びたいとも言っていた。そして、このドキュメンタリーの取材チームからも連絡があったが、返事をせずに取材は受けなかったそうだ。
「その番組用に、ボビー・イーライ(フィラデルフィアのプロデューサー)がインタヴューを受け、2時間もしゃべったんだ。だけど、彼の発言はひとつも使われなかったんだよ(笑)」 受けなくて正解だったという感じだ。
ボビー・イーライはアトランティック・スターの初期のアルバムをプロデュースしている。
ルイス兄弟は、クリフが日本にいるのは知っているが、来日時に特に連絡はしてこない、という。クリフはルイス兄弟より少し年上なので、ビッグ・ブラザーのような感じらしい。
Unsung : Atlantic Starr (約37分)-TVOne
http://player.theplatform.com/ps/player/pds/MVQZyCs4Z_?pid=CdTJIOMj_JKUdkD9yIr3us48M2FRlvzj
ちなみにクリフ・アーチャーは、1990年ごろ横浜のオフィサーズ・クラブにいわゆる箱バンド(デューク・ジョーンズ・バンド)で2-3ヶ月やってきた。
デューク・ジョーンズはアトランティック・スターの初期2枚に参加しているトランペッター。その後、キッド・クレオール&ザ・ココナッツに参加した。その彼が自身のバンドを率いてオフィサーズ・クラブにやってきて、横浜のディスコ・サーカスの前にあったマンションか何かに住んでいたそうだ。
クリフはそれ以来、すっかり日本が気に入り、ずっと日本に住んでいる。これまでアメリカには2-3度帰っただけだそうだ。まさに日本に骨を埋めるソウル・ベーシストだ。
ところでアトランティック・スターのアルバムで僕が一番好きなのは、6枚目の『アズ・ザ・バンド・ターンズ』なのだが、これにはもうクリフはいない。
そうそう、クリフで一番感心するのは「時間に正確なこと」。リハとか決して遅れない。集合時間よりたいがい5分くらい前に来ている。
ARTIST>Archer, Cliff
■6枚目 『アズ・ザ・バンド・ターンズ』輸入盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000008D0R/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■日本盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004VO06/soulsearchiho-22/ref=nosim/
◇電子書籍版「ソウル・サーチン」~アマゾン・キンドル、コボでも登場
2012年12月21日 音楽◇電子書籍版「ソウル・サーチン」~アマゾン・キンドル、コボでも登場
【Soul Searchin E-Book Now Available On Kindle, Kobo】
キンドル。
2012年7月末から「紀伊国屋」など各種電子書籍店でリリースが開始された電子書籍版の「ソウル・サーチン~R&Bの心を求めて」(吉岡正晴著・アルスロンガ社)が2012年12月18日からアマゾン・キンドル、さらに楽天コボなどの電子書籍店でも取り扱いが始まった。
キンドルの場合、キンドル自体の電子書籍リーダー(電子書籍を読む機械、端末)で読む方法と別にスマートフォン(アイフォン、アンドロイドなど)があれば、キンドル・アプリを無料でダウンロードして読むことが出来る。初回だけキンドル・アプリをダウンロードしなければならない一手間があるが、以後はほぼワンクリックで購入できる。
キンドルでも「坊ちゃん」「人間失格」「我輩は猫である」などのクラシック作品が大量に無料で読めるので、試しにアプリをダウンロードし、これらの無料本を読んで、電子書籍に慣れてみるという手もあると思う。
ちなみにアマゾンは1時間ごとにさまざまなジャンル別でランキングを発表している。この「ソウル・サーチン」は、Kindle本>エンタテイメント>音楽 のジャンルに入っている。時間によって順位が変動するが、3冊ともおかげさまで30位内に入った。
アマゾン・ランキング↓
http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/digital-text/2291622051/ref=zg_bs_nav_kinc_3_2291568051
「ソウル・サーチン」は吉岡正晴が2000年に構想12年を経て書き上げたソウル・ミュージシャン7組のソウル・サーチンしていく物語。書籍発売後数年で廃刊になり、アマゾンの中古などで高値がついていた。これがさらに12年の月日を経てテーマとなった主人公たちの状況も変わり大幅に加筆修正して1篇ずつを隔月で電子書籍でリリースしている。
2012年7月末に第一弾「ミニー・リパートン物語~ハーフ・フルの人生」、9月末に「ハーヴィー・フークワ~もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語」、11月末に「ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で」をリリース。
大体一遍あたり3万字程度。黙読の場合、個人差はあるが、1分800~1000字程度で読めば約30~40分。1分500字だと60分で読める。音読の場合1分400字を目安とするので、70~80分程度になる。つまり、本編を全部読み、関連曲をかけたりすれば2時間程度のラジオ番組になる。
ミニー・リパートンとハーヴィー/マーヴィン・ゲイの分は、「ソウル・サーチン・レイディオ」でも紹介している。ポッドキャスト(約20分・期間限定)もあるので、こちらもお聴きください。ナタリーもやります。(下記ポッドキャスト参照) いずれの物語も、これを読んでからそれぞれの曲を聴くと、まったく新しい魅力を持って聴けるという評判だ。
■「ソウル・サーチン1~ミニー・リパートン物語~ハーフ・フルの人生」
世紀の大ヒット「ラヴィン・ユー」でおなじみミニー・リパートン。ミニーは乳がんで31歳の若さで死去。乳房を半分取ったことを「半分しかないhalf empty」ではなく、「半分もあるhalf full」と前向きに語った。彼女が直面した様々な障害と悩み。それに向き合う中でしたソウル・サーチンの物語は…。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK7E/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ソウル・サーチン R&Bの心を求めて vol.1 ミニー・リパートン物語 ハーフ・フルの人生posted with amazlet at 12.12.20ArsLonga (2012-12-14)
売り上げランキング: 1703
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■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ミニー・リパートンのご紹介 音でご紹介
https://soundcloud.com/soul_searchin_7/soul-searchin-2012-08-26
■「ソウル・サーチン2~ハーヴィー・フークワ、もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語」
マーヴィン・ゲイが師匠と仰ぎ、憧れ、リスペクトしたシンガー、ハーヴィー・フークワ。マーヴィンの育ての親となったハーヴィーの目から見たマーヴィン・ゲイ物語。ハーヴィーはマーヴィンのデビュー前から、「ホワッツ・ゴーイング・オン」、奇跡の復活「セクシュアル・ヒーリング」、父親の銃弾に倒れて死亡するまでを間近で見ていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK7Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ソウル・サーチン R&Bの心を求めて vol.2 ハーヴィー・フークワ もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語posted with amazlet at 12.12.20ArsLonga (2012-12-14)
売り上げランキング: 5173
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■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ハーヴィー・フークワ・もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語のご紹介 音でご紹介
http://soundcloud.com/soul_searchin_9/soul-searchin-radio-2012-10-14
■「ソウル・サーチン3~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で」
1950年代から60年代にかけて黒人としては最高の成功と栄誉を獲得したナット・キング・コールの娘として誕生したナタリー・コール。そこにはデビュー前から常に父ナットの影があった。その父を拒絶するところからキャリアを始め、そして年月とさまざまな挫折を経て父を受け入れることになったナタリーが生み出した傑作とは。二度のグラミーの狭間に横たわるさまざまなソウル・サーチンの物語。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK1U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ソウル・サーチン R&Bの心を求めて vol.3 ナタリー・コール物語 二度のグラミーの狭間でposted with amazlet at 12.12.20ArsLonga (2012-12-14)
売り上げランキング: 11204
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EBOOK>Soul Searchin
■楽天KOBO版
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ミニー・リパートン★
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ハーヴィー・フークワ~もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語★
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で★
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キンドル。
2012年7月末から「紀伊国屋」など各種電子書籍店でリリースが開始された電子書籍版の「ソウル・サーチン~R&Bの心を求めて」(吉岡正晴著・アルスロンガ社)が2012年12月18日からアマゾン・キンドル、さらに楽天コボなどの電子書籍店でも取り扱いが始まった。
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キンドルでも「坊ちゃん」「人間失格」「我輩は猫である」などのクラシック作品が大量に無料で読めるので、試しにアプリをダウンロードし、これらの無料本を読んで、電子書籍に慣れてみるという手もあると思う。
ちなみにアマゾンは1時間ごとにさまざまなジャンル別でランキングを発表している。この「ソウル・サーチン」は、Kindle本>エンタテイメント>音楽 のジャンルに入っている。時間によって順位が変動するが、3冊ともおかげさまで30位内に入った。
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「ソウル・サーチン」は吉岡正晴が2000年に構想12年を経て書き上げたソウル・ミュージシャン7組のソウル・サーチンしていく物語。書籍発売後数年で廃刊になり、アマゾンの中古などで高値がついていた。これがさらに12年の月日を経てテーマとなった主人公たちの状況も変わり大幅に加筆修正して1篇ずつを隔月で電子書籍でリリースしている。
2012年7月末に第一弾「ミニー・リパートン物語~ハーフ・フルの人生」、9月末に「ハーヴィー・フークワ~もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語」、11月末に「ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で」をリリース。
大体一遍あたり3万字程度。黙読の場合、個人差はあるが、1分800~1000字程度で読めば約30~40分。1分500字だと60分で読める。音読の場合1分400字を目安とするので、70~80分程度になる。つまり、本編を全部読み、関連曲をかけたりすれば2時間程度のラジオ番組になる。
ミニー・リパートンとハーヴィー/マーヴィン・ゲイの分は、「ソウル・サーチン・レイディオ」でも紹介している。ポッドキャスト(約20分・期間限定)もあるので、こちらもお聴きください。ナタリーもやります。(下記ポッドキャスト参照) いずれの物語も、これを読んでからそれぞれの曲を聴くと、まったく新しい魅力を持って聴けるという評判だ。
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世紀の大ヒット「ラヴィン・ユー」でおなじみミニー・リパートン。ミニーは乳がんで31歳の若さで死去。乳房を半分取ったことを「半分しかないhalf empty」ではなく、「半分もあるhalf full」と前向きに語った。彼女が直面した様々な障害と悩み。それに向き合う中でしたソウル・サーチンの物語は…。
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■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ミニー・リパートンのご紹介 音でご紹介
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■「ソウル・サーチン2~ハーヴィー・フークワ、もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語」
マーヴィン・ゲイが師匠と仰ぎ、憧れ、リスペクトしたシンガー、ハーヴィー・フークワ。マーヴィンの育ての親となったハーヴィーの目から見たマーヴィン・ゲイ物語。ハーヴィーはマーヴィンのデビュー前から、「ホワッツ・ゴーイング・オン」、奇跡の復活「セクシュアル・ヒーリング」、父親の銃弾に倒れて死亡するまでを間近で見ていた。
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■「ソウル・サーチン3~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で」
1950年代から60年代にかけて黒人としては最高の成功と栄誉を獲得したナット・キング・コールの娘として誕生したナタリー・コール。そこにはデビュー前から常に父ナットの影があった。その父を拒絶するところからキャリアを始め、そして年月とさまざまな挫折を経て父を受け入れることになったナタリーが生み出した傑作とは。二度のグラミーの狭間に横たわるさまざまなソウル・サーチンの物語。
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■楽天KOBO版
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ミニー・リパートン★
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★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で★
○■ 今日TBSラジオ「オトリク」ホイットニー特集にゲスト出演
2012年12月22日 音楽○■ 今日TBSラジオ「オトリク」ホイットニー特集にゲスト出演
【Will Be Guest On Oto-Req TBS Radio】
ゲスト。
このところ、告知ばかりで恐縮ですが、今日(2012年12月22日)夜8時から9時25分までTBSラジオ(AM 954khz)で放送される『オト☆リク』に吉岡正晴がゲスト出演します。
この番組は2012年10月から始まった毎週一組のアーティストあるいはテーマを決めてリスナーからのリクエストを集めて放送するという音楽番組。DJは鈴木万由香さん。22日放送分は、ホイットニー・ヒューストンばかりで1時間半ということでお呼びがかかりました。ホイットニーについてのお話をたくさんします。
関東地区の方はラジコでも聴けます。
http://radiko.jp/#
ここでTBSラジオを選局。
番組ホームページ
http://www.tbsradio.jp/otoriku/
リクエストのあて先、メールは→ otoriku@tbs.co.jp (コピー&ペーストしてください)
ファクス番号03-5562-0954
ホイットニーは、デビュー(1985年2月)前の1984年7月、コネチカット州のカシーフ宅で初めて会い、その後デビュー・ライヴ・ツアーを見たり、1989年には正式にインタヴューをしたりしてきた。彼女の来日コンサートは来日のたびに見てきた。もちろん2010年最後の来日ライヴも。映画『ボディー・ガード』のサントラから何枚かライナーノーツやインタヴュー記事、ライヴ評なども多数書いたのでとても思い出深いアーティストだ。彼女の評伝も翻訳して出した。つい最近、彼女のドキュメンタリーが制作されておりそのデモ・ヴァージョンを見たので、その話もできればしてみたい。
下記にいろいろとホイットニー関連記事があるが、改めて葬儀の模様などを読んでいると感慨深いものがある。
■ホイットニー過去記事
(速報)ホイットニー・ヒューストン急死、48歳
2012年02月12日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11162512212.html
ホイットニー・ヒューストン、48歳で急死
2012年02月13日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11163182982.html
ホイットニー・ヒューストン続報
2012年02月15日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11164900664.html
ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に
2012年02月16日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11165914414.html
ホイットニー葬儀にスティーヴィー、アリーサ、ケヴィン・コスナーら
2012年02月18日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11167435427.html
ホイットニー葬儀2時から~処方薬と死の関連
2012年02月19日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11168543076.html
ホイットニー葬儀 ~ 歴史的な全世界生中継
2012年02月20日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11169934142.html
ホイットニー葬儀を見て思うこと
2012年02月21日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11170376461.html
2009年09月15日(火)
ホイットニー・ヒューストン、オプラで赤裸々告白~7年ぶり新作、アルバム1位初登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10342830088.html
2009年09月19日(土)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345413767.html
2009年09月20日(日)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345956495.html#main
日本最後の公演ライヴ評パート1は、こちら↓
2010年02月12日(金)
ホイットニーは、日本のサポーターに感謝
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100212.html
2010年02月15日(月)
ホイットニー・ヒューストン・ライヴ@さいたまスーパーアリーナ (パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10459305657.html
■ホイットニー・ヒューストン物語(吉岡正晴訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ベスト盤が新しく出ます
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009VK4PTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>OTO-REQ
【Will Be Guest On Oto-Req TBS Radio】
ゲスト。
このところ、告知ばかりで恐縮ですが、今日(2012年12月22日)夜8時から9時25分までTBSラジオ(AM 954khz)で放送される『オト☆リク』に吉岡正晴がゲスト出演します。
この番組は2012年10月から始まった毎週一組のアーティストあるいはテーマを決めてリスナーからのリクエストを集めて放送するという音楽番組。DJは鈴木万由香さん。22日放送分は、ホイットニー・ヒューストンばかりで1時間半ということでお呼びがかかりました。ホイットニーについてのお話をたくさんします。
関東地区の方はラジコでも聴けます。
http://radiko.jp/#
ここでTBSラジオを選局。
番組ホームページ
http://www.tbsradio.jp/otoriku/
リクエストのあて先、メールは→ otoriku@tbs.co.jp (コピー&ペーストしてください)
ファクス番号03-5562-0954
ホイットニーは、デビュー(1985年2月)前の1984年7月、コネチカット州のカシーフ宅で初めて会い、その後デビュー・ライヴ・ツアーを見たり、1989年には正式にインタヴューをしたりしてきた。彼女の来日コンサートは来日のたびに見てきた。もちろん2010年最後の来日ライヴも。映画『ボディー・ガード』のサントラから何枚かライナーノーツやインタヴュー記事、ライヴ評なども多数書いたのでとても思い出深いアーティストだ。彼女の評伝も翻訳して出した。つい最近、彼女のドキュメンタリーが制作されておりそのデモ・ヴァージョンを見たので、その話もできればしてみたい。
下記にいろいろとホイットニー関連記事があるが、改めて葬儀の模様などを読んでいると感慨深いものがある。
■ホイットニー過去記事
(速報)ホイットニー・ヒューストン急死、48歳
2012年02月12日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11162512212.html
ホイットニー・ヒューストン、48歳で急死
2012年02月13日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11163182982.html
ホイットニー・ヒューストン続報
2012年02月15日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11164900664.html
ミス・ホイットニー・エリザベス・ヒューストン、永遠に
2012年02月16日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11165914414.html
ホイットニー葬儀にスティーヴィー、アリーサ、ケヴィン・コスナーら
2012年02月18日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11167435427.html
ホイットニー葬儀2時から~処方薬と死の関連
2012年02月19日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11168543076.html
ホイットニー葬儀 ~ 歴史的な全世界生中継
2012年02月20日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11169934142.html
ホイットニー葬儀を見て思うこと
2012年02月21日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11170376461.html
2009年09月15日(火)
ホイットニー・ヒューストン、オプラで赤裸々告白~7年ぶり新作、アルバム1位初登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10342830088.html
2009年09月19日(土)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345413767.html
2009年09月20日(日)
ホイットニー・ヒューストン、オプラに3時間語る(パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345956495.html#main
日本最後の公演ライヴ評パート1は、こちら↓
2010年02月12日(金)
ホイットニーは、日本のサポーターに感謝
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100212.html
2010年02月15日(月)
ホイットニー・ヒューストン・ライヴ@さいたまスーパーアリーナ (パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10459305657.html
■ホイットニー・ヒューストン物語(吉岡正晴訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924880906/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ベスト盤が新しく出ます
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009VK4PTC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>OTO-REQ
○■今日の「ソウル・サーチン・レイディオ」は、パースエージョンズ初来日とマイケル・トリビュート
【Soul Searchin Radio Features Persuasions and MJ Tribute】
トリビュート。
今日(2012年12月23日)の「ソウル・サーチン・レイディオ」(関東地区インターFM、76.1mhz、午後2時半~)では、30日に渋谷デュオで行なわれるマイケル・トリビュートと26日から丸の内コットンクラブで行なわれる初来日するアカペラ・グループの大御所、パースエージョンズについてご紹介。
マイケル・トリビュートは、2009年以来毎年12月末に日本音楽協会が主催しているもので今年で4回目。多くのダンサーとデイヴィッド・キング率いるブラック・バンドがマイケル曲をカヴァーするライヴ演奏を披露する。
詳細は下記参照。
パースエージョンズは1960年代初期から活躍している元祖アカペラ・グループ。結成50年にして初来日となる。これが26日から29日まで4日間8ステージライヴを行なう。
関東地区の方はラジコでも聴けます。
http://radiko.jp/#
ここでインターFMを選局。
■過去関連記事
(パースエージョンズについての詳細記事)
結成50年ア・カペラの超大物パースエージョンズ奇跡の初来日
2012年09月27日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11364865098.html
来日詳細はこちら。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/1226_persuasions
ジョー・ラッセル(パースエージョンズ)、死去~名門アカペラ・グループの一員
2012年05月10日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11245727557.html
続・パースエージョンズ・トリビュート
2012年05月12日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11247440195.html
■参考CD
"Acappella"
これはもともと1968年にフランク・ザッパから声がかかり彼のビザール/ストレート・レーベルから出たもの。当時のアルバムA面がライヴ音源で、B面がスタジオ録音もの。ライヴの録音状態はそんなによくない。たぶん、ライン録りのようなものなのだろう。しかし、ライヴ感は満点。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00195I3EA/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Street Corner Symphony-Golden Classics
これは、彼らの代表作「バッファロー・ソルジャー」を含むもの。同曲を1曲目にしている。彼らが1971年から1972年、キャピトルで残した3枚のアルバムの2枚目。1972年リリース。テンプス、カーティス・メイフィールドなどのヒットのカヴァー、ホリーズのカヴァー、「ソー・マッチ・イン・ラヴ」など。ひじょうにとっつきやすい一枚。しかし、何でもア・カペラにしてしまう彼らのワン・アンド・オンリーな魅力は本当にすばらしい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Spread the Word
これはキャピトルから1972年に出たアルバムの3枚目。ビル・ウィザースの「リ―ン・オン・ミー」を迫力たっぷりにきかせる。ムーングロウズの「テン・コマンドメンツ・オブ・ラヴ」も素晴らしい。低音の声なんかが、佐藤善雄さんを思わせる。なんとなくラッツ&スターとかぶる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008P2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
こういうア・カペラだけのアルバムを聴いていると、もっともっとア・カペラばかり聴きたくなるから不思議だ。
結局、音楽の中で一番魅力的なのが、人間の声ということなのだろうか。
Do It A Cappella
スパイク・リーがア・カペラ・グループばかりを追って作ったドキュメンタリー。パースエージョンズももちろん参加。スパイク・リーとパースエージョンズは出身が同じ。これは同名のビデオもあるが、現在は廃盤のようだ。このビデオは当時、何度も繰り返し見た。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002H86/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ARTIST>Persuasions
~~~~
○■「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」イヴェント12月30日に開催
イヴェント詳細記事
2012年10月22日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11385140104.html
■開催概要 「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」
日時 2012.年12.月30日(日曜日)
会場 渋谷デュオ・ミュージック・エクスチェンジ
東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル 1階 03-5459-8716
開場 16時30分 – 終演 22時00分(予定)
料金 大人5,800円 / 中・高生2,000円 / 小学生1,000円 +1drink All Standing (椅子少々あり)※当日券は大人のみ500円up
チケットの予約メールはこちらへお送りください
thankyoumichael1230@yahoo.co.jp
(このアドレスをコピー&ペーストしてメールをお送りください)
上記メールアドレスに、参加する方のお名前(複数の場合・代表の方と総人数)、住所、連絡先電話番号、連絡先メールアドレス(メールを送られたアドレスであれば、特に書いていただかなくてもけっこうです)をお送りください。後日、主催の日本ポピュラー音楽協会よりご連絡いたします。チケットは申し込み順に整理番号を振り、同協会から郵送いたします。時間がない場合は、受付でお名前で対応します。振り込み方法などは郵送時にご案内いたします。また、携帯電話のアドレスからのメールで受信制限などをされている方は、yahoo.co.jp からのメールが受信できるようドメイン指定などをしてください。
<出演者>
Masato Kino / 木野正人 (dance)
David King / デイヴィッド・キング(vo)
Philip Woo / フィリップ・ウー (key, cho)
Penny-K / ペニーK (key)
Jay Stixx / ジェイ・スティックス (ds)
Masa Kohama / マサ小浜 (eg)
Lawrence Daniels / ローレンス・ダニエルズ (b, cho)
Gary Scott / ゲイリー・スコット (sax, perc, cho)
Karibel / カリベル (cho)
Lyn / リン (cho)
Kai King / カイ・キング (vo) 13才
Taku Youngblood / タク・ヤングブラッド (vo) 11才
Mai King / マイ・キング (vo) 10才
Tai King / タイ・キング (vo) 5才
DJ ACE / DJエース
吉岡正晴 (Special Panelist)
Prince / プリンス (dance) 16才
Blanket / ブランケット (dance) 9才
Kids dancer and more
ANNOUNCEMENT>MJ Tribute, Persuasions
RADIO>Soul Searchin Radio
【Soul Searchin Radio Features Persuasions and MJ Tribute】
トリビュート。
今日(2012年12月23日)の「ソウル・サーチン・レイディオ」(関東地区インターFM、76.1mhz、午後2時半~)では、30日に渋谷デュオで行なわれるマイケル・トリビュートと26日から丸の内コットンクラブで行なわれる初来日するアカペラ・グループの大御所、パースエージョンズについてご紹介。
マイケル・トリビュートは、2009年以来毎年12月末に日本音楽協会が主催しているもので今年で4回目。多くのダンサーとデイヴィッド・キング率いるブラック・バンドがマイケル曲をカヴァーするライヴ演奏を披露する。
詳細は下記参照。
パースエージョンズは1960年代初期から活躍している元祖アカペラ・グループ。結成50年にして初来日となる。これが26日から29日まで4日間8ステージライヴを行なう。
関東地区の方はラジコでも聴けます。
http://radiko.jp/#
ここでインターFMを選局。
■過去関連記事
(パースエージョンズについての詳細記事)
結成50年ア・カペラの超大物パースエージョンズ奇跡の初来日
2012年09月27日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11364865098.html
来日詳細はこちら。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/1226_persuasions
ジョー・ラッセル(パースエージョンズ)、死去~名門アカペラ・グループの一員
2012年05月10日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11245727557.html
続・パースエージョンズ・トリビュート
2012年05月12日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11247440195.html
■参考CD
"Acappella"
これはもともと1968年にフランク・ザッパから声がかかり彼のビザール/ストレート・レーベルから出たもの。当時のアルバムA面がライヴ音源で、B面がスタジオ録音もの。ライヴの録音状態はそんなによくない。たぶん、ライン録りのようなものなのだろう。しかし、ライヴ感は満点。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00195I3EA/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Street Corner Symphony-Golden Classics
これは、彼らの代表作「バッファロー・ソルジャー」を含むもの。同曲を1曲目にしている。彼らが1971年から1972年、キャピトルで残した3枚のアルバムの2枚目。1972年リリース。テンプス、カーティス・メイフィールドなどのヒットのカヴァー、ホリーズのカヴァー、「ソー・マッチ・イン・ラヴ」など。ひじょうにとっつきやすい一枚。しかし、何でもア・カペラにしてしまう彼らのワン・アンド・オンリーな魅力は本当にすばらしい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Spread the Word
これはキャピトルから1972年に出たアルバムの3枚目。ビル・ウィザースの「リ―ン・オン・ミー」を迫力たっぷりにきかせる。ムーングロウズの「テン・コマンドメンツ・オブ・ラヴ」も素晴らしい。低音の声なんかが、佐藤善雄さんを思わせる。なんとなくラッツ&スターとかぶる。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008P2/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
こういうア・カペラだけのアルバムを聴いていると、もっともっとア・カペラばかり聴きたくなるから不思議だ。
結局、音楽の中で一番魅力的なのが、人間の声ということなのだろうか。
Do It A Cappella
スパイク・リーがア・カペラ・グループばかりを追って作ったドキュメンタリー。パースエージョンズももちろん参加。スパイク・リーとパースエージョンズは出身が同じ。これは同名のビデオもあるが、現在は廃盤のようだ。このビデオは当時、何度も繰り返し見た。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002H86/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
ARTIST>Persuasions
~~~~
○■「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」イヴェント12月30日に開催
イヴェント詳細記事
2012年10月22日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11385140104.html
■開催概要 「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」
日時 2012.年12.月30日(日曜日)
会場 渋谷デュオ・ミュージック・エクスチェンジ
東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル 1階 03-5459-8716
開場 16時30分 – 終演 22時00分(予定)
料金 大人5,800円 / 中・高生2,000円 / 小学生1,000円 +1drink All Standing (椅子少々あり)※当日券は大人のみ500円up
チケットの予約メールはこちらへお送りください
thankyoumichael1230@yahoo.co.jp
(このアドレスをコピー&ペーストしてメールをお送りください)
上記メールアドレスに、参加する方のお名前(複数の場合・代表の方と総人数)、住所、連絡先電話番号、連絡先メールアドレス(メールを送られたアドレスであれば、特に書いていただかなくてもけっこうです)をお送りください。後日、主催の日本ポピュラー音楽協会よりご連絡いたします。チケットは申し込み順に整理番号を振り、同協会から郵送いたします。時間がない場合は、受付でお名前で対応します。振り込み方法などは郵送時にご案内いたします。また、携帯電話のアドレスからのメールで受信制限などをされている方は、yahoo.co.jp からのメールが受信できるようドメイン指定などをしてください。
<出演者>
Masato Kino / 木野正人 (dance)
David King / デイヴィッド・キング(vo)
Philip Woo / フィリップ・ウー (key, cho)
Penny-K / ペニーK (key)
Jay Stixx / ジェイ・スティックス (ds)
Masa Kohama / マサ小浜 (eg)
Lawrence Daniels / ローレンス・ダニエルズ (b, cho)
Gary Scott / ゲイリー・スコット (sax, perc, cho)
Karibel / カリベル (cho)
Lyn / リン (cho)
Kai King / カイ・キング (vo) 13才
Taku Youngblood / タク・ヤングブラッド (vo) 11才
Mai King / マイ・キング (vo) 10才
Tai King / タイ・キング (vo) 5才
DJ ACE / DJエース
吉岡正晴 (Special Panelist)
Prince / プリンス (dance) 16才
Blanket / ブランケット (dance) 9才
Kids dancer and more
ANNOUNCEMENT>MJ Tribute, Persuasions
RADIO>Soul Searchin Radio
■ 「ソウル・ブレンズ」から「バラカン・ビート」~バラカン氏渋谷タワーでイヴェント
2012年12月24日 音楽■「ソウル・ブレンズ」から「バラカン・ビート」~バラカン氏渋谷タワーでイヴェント
【Soul Blends to Barakan Beat】
かぶり。
昨日(12月23日)「ソウル・サーチン」(インターFM76.1mhz、午後2時半~)で今週26日からコットンクラブで初来日コンサートを開くパースエージョンズを紹介していたら、次の番組「バラカンズ・ビート」のピーター・バラカンさんがスタジオに入ってきた。
なんと、バラカンさんも自身の番組の中でパースエージョンズをかけるので、僕が何をかけるのか見に来たのだ。僕は「ルッキング・フォー・アン・エコー」と「リーン・オン・ミー」をかけたのだが、バラカンさんは別の曲「バーサ」を選んでいた。
マーヴィンもそのときBBキングをかけていて、バラカンさんも同じクリスマス・ソングを別のアーティストで選曲していた。
このところ、けっこうバラカンさんの番組と話題(特に訃報)などがかぶるので、それでは事前に僕やマーヴィンの選曲をバラカンさんにメールしましょう、ということになった。(笑)
こちらの番組が終わって「バラカン・ビート」のスタジオをのぞくと、「名盤片面」はウォーの「ワールド・イズ・ア・ゲットー」。バラカンさんはトリオ・レコードから出ていた日本盤をターンテーブルに乗せていた。
トリオからはジョー・クオーターマン&フリー・ソウルのアルバムが出ていたことなどを話すと、バラカンさんも「(彼らの)小さなところから出ているシングル盤を持っている」というので、「たぶんそれは茶色のレーベルのGSFだと思います」といった雑談に花が咲いた。
バラカンさんもパースエーダーズにインタヴューはする予定はないが見に行くという。僕は27日に行く予定だが彼は28日らしい。
ブルーズ・アーティストのジミー・マクラクリンが死去(12月20日)したことをお知らせすると、バラカンさんはまだ知らずに、「あ、じゃあ、来週紹介しようかな」とのこと。彼がチェスのコンピレーションをPヴァインで組んだときに、ジミーの大ヒット「ザ・ウォーク」を入れたという。
その場でネットで情報をゲット。
その場でネットで情報をゲット。
http://www.sfgate.com/bayarea/article/Bay-Area-blues-legend-had-65-year-career-4136929.php
エイミー・ワインハウスのちょっとCDと違った「リハブ」がかかっていたので、何かと思ったら、DVD付きの新譜でBBCでの音源を元にしたものだという。
ムーングロウズの「ヘイ・サンタ・クロウス」なんか、実にのりのりのクリスマス・ソングだ。バラカンさんCDかけながら歌ってました!
■バラカンさんイヴェント
そんな話の中でバラカンさんが、今週水曜日(2012年12月26日)渋谷のタワー・レコード、4階イヴェントスペースでイヴェントを行なうという。
「ラジオに魔法をかけた100曲」 ピーター・バラカン 公開収録イヴェント
開催日時 2012年12月26日(水) 19時00分~21時頃
場所 タワー・レコード渋谷店 4F イヴェントスペース
〒150-0041東京都渋谷区神南1-22-14
03-3496-3661
出演 ピーター・バラカン、栢森信友(タワー・レコード渋谷店店長)
参加方法 観覧自由。
2時間くらい話をしてレコードをかけたりする。この模様を録音して、インターFMで後日2時間番組(日曜の夜8時の枠)でオンエアするそうだ。
■パースエージョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ドゥ・イット・アカペラ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002H86/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ VHS版 Do It A Cappella これは、さすがに高い。まだDVDになっていないようだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/6302372755/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ウォー 「ワールド・イズ・ア・ゲットー」 (この日の名盤片面)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000032UW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■エイミー・ワインハウス DVD3枚+CD 出たばかり
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0094JLUS4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>Barakan’s Beat to Soul Blends
Do It A Cappella / Amy Winehouse / War
【Soul Blends to Barakan Beat】
かぶり。
昨日(12月23日)「ソウル・サーチン」(インターFM76.1mhz、午後2時半~)で今週26日からコットンクラブで初来日コンサートを開くパースエージョンズを紹介していたら、次の番組「バラカンズ・ビート」のピーター・バラカンさんがスタジオに入ってきた。
なんと、バラカンさんも自身の番組の中でパースエージョンズをかけるので、僕が何をかけるのか見に来たのだ。僕は「ルッキング・フォー・アン・エコー」と「リーン・オン・ミー」をかけたのだが、バラカンさんは別の曲「バーサ」を選んでいた。
マーヴィンもそのときBBキングをかけていて、バラカンさんも同じクリスマス・ソングを別のアーティストで選曲していた。
このところ、けっこうバラカンさんの番組と話題(特に訃報)などがかぶるので、それでは事前に僕やマーヴィンの選曲をバラカンさんにメールしましょう、ということになった。(笑)
こちらの番組が終わって「バラカン・ビート」のスタジオをのぞくと、「名盤片面」はウォーの「ワールド・イズ・ア・ゲットー」。バラカンさんはトリオ・レコードから出ていた日本盤をターンテーブルに乗せていた。
トリオからはジョー・クオーターマン&フリー・ソウルのアルバムが出ていたことなどを話すと、バラカンさんも「(彼らの)小さなところから出ているシングル盤を持っている」というので、「たぶんそれは茶色のレーベルのGSFだと思います」といった雑談に花が咲いた。
バラカンさんもパースエーダーズにインタヴューはする予定はないが見に行くという。僕は27日に行く予定だが彼は28日らしい。
ブルーズ・アーティストのジミー・マクラクリンが死去(12月20日)したことをお知らせすると、バラカンさんはまだ知らずに、「あ、じゃあ、来週紹介しようかな」とのこと。彼がチェスのコンピレーションをPヴァインで組んだときに、ジミーの大ヒット「ザ・ウォーク」を入れたという。
その場でネットで情報をゲット。
その場でネットで情報をゲット。
http://www.sfgate.com/bayarea/article/Bay-Area-blues-legend-had-65-year-career-4136929.php
エイミー・ワインハウスのちょっとCDと違った「リハブ」がかかっていたので、何かと思ったら、DVD付きの新譜でBBCでの音源を元にしたものだという。
ムーングロウズの「ヘイ・サンタ・クロウス」なんか、実にのりのりのクリスマス・ソングだ。バラカンさんCDかけながら歌ってました!
■バラカンさんイヴェント
そんな話の中でバラカンさんが、今週水曜日(2012年12月26日)渋谷のタワー・レコード、4階イヴェントスペースでイヴェントを行なうという。
「ラジオに魔法をかけた100曲」 ピーター・バラカン 公開収録イヴェント
開催日時 2012年12月26日(水) 19時00分~21時頃
場所 タワー・レコード渋谷店 4F イヴェントスペース
〒150-0041東京都渋谷区神南1-22-14
03-3496-3661
出演 ピーター・バラカン、栢森信友(タワー・レコード渋谷店店長)
参加方法 観覧自由。
2時間くらい話をしてレコードをかけたりする。この模様を録音して、インターFMで後日2時間番組(日曜の夜8時の枠)でオンエアするそうだ。
■パースエージョンズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ドゥ・イット・アカペラ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002H86/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ VHS版 Do It A Cappella これは、さすがに高い。まだDVDになっていないようだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/6302372755/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■ウォー 「ワールド・イズ・ア・ゲットー」 (この日の名盤片面)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000032UW/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■エイミー・ワインハウス DVD3枚+CD 出たばかり
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0094JLUS4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
RADIO>Barakan’s Beat to Soul Blends
Do It A Cappella / Amy Winehouse / War
●(速報)マーヴァ・ホイットニー68歳で死去
2012年12月24日 音楽●(速報)マーヴァ・ホイットニー68歳で死去
【(Bulletin) Marva Whitney Dies At 68】
訃報。
ジェームス・ブラウン・ファミリー・ディーヴァのひとり、マーヴァ・ホイットニーが2012年12月22日(頃)、アメリカの自宅で死去した。肺炎の合併症。68歳。公式フェイスブックでスタッフが公表した。ここしばらく体調はよくなかったらしい。詳細は後送します。なお、明日12月25日はジェームス・ブラウンの命日(2006年)。
マーヴァは、1960年代にジェームス・ブラウンの目にかない、1967年ファミリー入り。1969年から1970年にかけてジェームス・ブラウンの元で3枚のアルバムをリリース。その中から「イッツ・マイ・シング」(1969年5月からヒット。ソウル・チャートで19位。これは、アイズレイ・ブラザーズの「イッツ・ユア・シング」へのアンサー・ソング)がヒット。その後、1970年代になりブラウン・ファミリーを離れるが、2006年日本のブラウン・フリーク、オーサカ=モノレールとの共演で30数年ぶりにアルバムを制作、2006年6月来日、その後2007年7月フジロック出演でも来日を果たした。
2009年12月オーストラリアでライヴ中にステージで倒れ、そのまま病院に運ばれた。このときは心臓発作だった。その後回復し、2010年には活動を開始していた。
評伝。
マーヴァ・ホイットニーは1944年5月1日アメリカ・ミズーリ州カンサス・シティー生まれ。本名、マーヴァ・アン・マニング。マーヴァ・ホイットニーはいわゆるステージネーム。1968年頃からジェームス・ブラウン・ファミリー入り。ヴィッキー・アンダーソンなどと並んで「女ジェームス・ブラウン」と呼ばれるように迫力あるファンクさいっぱいの歌唱でステージを盛り上げた。ブラウンの下で1969年から1970年にかけて3枚のアルバム『アイ・シング・ソウル』、『イッツ・マイ・シング』『ライヴ・アンド・ロウダウン・アット・ジ・アポロ』をリリース。ブラウン・ファンの中でも人気を得た。その後、ジェームス・ブラウン・ディーヴァとしては、リン・コリンズが登場。さらにマーサ・ハイへとその系譜は受け継がれていく。その後ブラウン・ファミリーを脱退、ソロ活動を続けていた。
1990年代に入り、いわゆるレア・グルーヴの流れの中で注目され、イギリス、ヨーロッパなどで小規模に活動。2006年、日本のジェームス・ブラウン・フリークであり、その継承者として活動するオーサカ=モノレール、中田さんの熱いラヴコールに応えアルバム『アイ・アム・ホワット・アイ・アム』を制作。2006年6月、日本各地でライヴを行なった。
唯一の単独日本公演の模様↓
June 09, 2006
Marva Whitney: It’s Her Thing, Waiting For The Day For 30+ Years
【マーヴァ・ホイットニー・ライヴ~30年以上待ちつづけたその日】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001065.html
Marva Whitney: It’s My Thing
http://youtu.be/7PKpQwQ4ZGQ
■マーヴァ・ホイットニー・ウィズ・オーサカ=モノレール
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000K2VFPC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ファンキー・ディーヴァ(オムニバス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000067L7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Whitney, Marva, May 1st, 1944 – December 22, 2012, 68 year old
【(Bulletin) Marva Whitney Dies At 68】
訃報。
ジェームス・ブラウン・ファミリー・ディーヴァのひとり、マーヴァ・ホイットニーが2012年12月22日(頃)、アメリカの自宅で死去した。肺炎の合併症。68歳。公式フェイスブックでスタッフが公表した。ここしばらく体調はよくなかったらしい。詳細は後送します。なお、明日12月25日はジェームス・ブラウンの命日(2006年)。
マーヴァは、1960年代にジェームス・ブラウンの目にかない、1967年ファミリー入り。1969年から1970年にかけてジェームス・ブラウンの元で3枚のアルバムをリリース。その中から「イッツ・マイ・シング」(1969年5月からヒット。ソウル・チャートで19位。これは、アイズレイ・ブラザーズの「イッツ・ユア・シング」へのアンサー・ソング)がヒット。その後、1970年代になりブラウン・ファミリーを離れるが、2006年日本のブラウン・フリーク、オーサカ=モノレールとの共演で30数年ぶりにアルバムを制作、2006年6月来日、その後2007年7月フジロック出演でも来日を果たした。
2009年12月オーストラリアでライヴ中にステージで倒れ、そのまま病院に運ばれた。このときは心臓発作だった。その後回復し、2010年には活動を開始していた。
評伝。
マーヴァ・ホイットニーは1944年5月1日アメリカ・ミズーリ州カンサス・シティー生まれ。本名、マーヴァ・アン・マニング。マーヴァ・ホイットニーはいわゆるステージネーム。1968年頃からジェームス・ブラウン・ファミリー入り。ヴィッキー・アンダーソンなどと並んで「女ジェームス・ブラウン」と呼ばれるように迫力あるファンクさいっぱいの歌唱でステージを盛り上げた。ブラウンの下で1969年から1970年にかけて3枚のアルバム『アイ・シング・ソウル』、『イッツ・マイ・シング』『ライヴ・アンド・ロウダウン・アット・ジ・アポロ』をリリース。ブラウン・ファンの中でも人気を得た。その後、ジェームス・ブラウン・ディーヴァとしては、リン・コリンズが登場。さらにマーサ・ハイへとその系譜は受け継がれていく。その後ブラウン・ファミリーを脱退、ソロ活動を続けていた。
1990年代に入り、いわゆるレア・グルーヴの流れの中で注目され、イギリス、ヨーロッパなどで小規模に活動。2006年、日本のジェームス・ブラウン・フリークであり、その継承者として活動するオーサカ=モノレール、中田さんの熱いラヴコールに応えアルバム『アイ・アム・ホワット・アイ・アム』を制作。2006年6月、日本各地でライヴを行なった。
唯一の単独日本公演の模様↓
June 09, 2006
Marva Whitney: It’s Her Thing, Waiting For The Day For 30+ Years
【マーヴァ・ホイットニー・ライヴ~30年以上待ちつづけたその日】
http://blog.soulsearchin.com/archives/001065.html
Marva Whitney: It’s My Thing
http://youtu.be/7PKpQwQ4ZGQ
■マーヴァ・ホイットニー・ウィズ・オーサカ=モノレール
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000K2VFPC/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ファンキー・ディーヴァ(オムニバス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000067L7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
OBITUARY>Whitney, Marva, May 1st, 1944 – December 22, 2012, 68 year old
●★12月25日ジェームス・ブラウン命日
2012年12月25日 音楽●★12月25日ジェームス・ブラウン命日
【James Brown Forever: The Day Soul Christ Died】
命日。
12月25日はクリスマスだが、ソウル・ファンにとって忘れられないのが2006年12月25日のこと。ジェームス・ブラウンが亡くなった日だ。このときは日本時間で25日の夕方くらいにニュースが入ってきた。12月25日は、ソウル界のキリストが亡くなった日だ。2006年3月にはミスター・ブラウンは結果的に最後の日本公演となるコンサートを行なっていた。そのステージ中、最後を思わせるスピーチをしていた。(下記過去記事参照) ミスター・ブラウンが亡くなって早6年。
以前の記事を読み返しながら追悼したい。じっくり読むと相当な量になります。
最後に2011年2月7日にユーストリームで放送した「八木カナプレゼンツ『ソウル・ストリーム~歌のうまいジェームス・ブラウン』」のアーカイブ・リンクもつけてあります。ジェームス・ブラウン愛好家佐藤潔さん、八木カナさんと3人でミスター・ブラウンの話をなんと2時間40分もしてしまいました。(笑)
■ジェームス・ブラウン過去関連記事~ジェームス・ブラウンの思い出を
FM FAN誌JB来日レポート(完全版)(1999/5/30付け)(1998年12月赤坂ブリッツでのライヴ詳細レポートがJB愛好家佐藤氏のウェッブに掲載されています)
http://jb-escape.sakura.ne.jp/jbinfo/19990530.html
(これはよく書けてます。お勧め)
2003/10/02 (Thu)
James Brown Live @ News Station: Show Me Your Foot
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031002.html
2003/10/03 (Fri)
James Brown Live At Budoukan: Papa’s Got A Brand New Stick
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031003.html
2003/10/04 (Sat)
James Brown Live At Budoukan, Day 2: "A" Sign Song
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031004.html
2003/10/06 (Mon)
I Ate Chicken With James Brown (Part 1)
ジェームス・ブラウンとチキンを食べた! (僕のミスター・ブラウンとの最高の思い出のひとつ)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20031006.html
2003/10/07 (Tue)
I Ate Chicken With James Brown (Part 2)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20031007.html
March 05, 2006
James Brown: After Technical Difficulties, Godfather Thanked For Engineers
【ジェームス・ブラウン・ライヴ】 (最後の来日、2006年3月)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_05.html
March 06, 2006
James Brown: ”I Love You, I Love You, And I Love Me"
【ジェームス・ブラウン・ライヴ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_06.html
March 12, 2006
Was This James Brown’s Final Japanese Tour?
【ジェームス・ブラウンの今回の日本ツアーは最後だったのか】 (明かされた衝撃の新事実。これが現実になってしまいました)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_12.html
December 26, 2006
James Brown Dies At 73
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_26.html
December 27, 2006
James Brown Update: Last Minute Of James Brown
【ジェームス・ブラウン死去・続報~3日前までチャリティーに出席】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_27.html
December 29, 2006
James Brown Goes Back To Apollo Theater: Another Home He Loved
【ジェームス・ブラウン、アポロ・シアターに戻る】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_29.html
December 30, 2006
Gimme Some More About James Brown
【再びオーガスタに戻るジェームス・ブラウン】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_30.html
~~~
ジェームス・ブラウンの自宅訪問記1
2007年04月22日(日)
【勝本さんとミスター・ブラウンの思い出~パート1】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10031674956.html
豪邸 ジェームス・ブラウンの自宅訪問記2
2007年04月24日(火)
【勝本さんとミスター・ブラウンの思い出~パート2】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10031674721.html
■ジェームス・ブラウン過去記事(第2弾)
2002/12/15 (Sun)
Enseigned’angle Where the soul coffee is
自由が丘のおしゃれな珈琲屋アンセーニュダングルのマスターのジェームス・ブラウンとの出会い。こんな風に影響を受けた人が世界中にいるはずです。
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021215.html
2003/01/23 (Thu)
What will happen to false James Brown
映画『ゲロッパ』について
http://www.soulsearchin.com//entertainment/movie/review/diary20030123.html
『人生でもっとも驚いた瞬間』【2003年2月12日】
ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(ヤン・キンケード)インタヴュー。
ヤンとブラウンの遭遇は。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/brand20030212.html
ジェームス・ブラウン・ライヴ評
【動から静への瞬間移動』
【2002年3月22日金曜・東京国際フォーラム、ホールA】
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/brown20020322.html
2003/12/23 (Tue)
From King To King
キング・オブ・ポップからキング・オブ・ソウルへ手渡されたもの
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031223.html
ジェームス・ブラウン特集、ネット番組『ソウル・マジック』で2月7日放送
2012年01月26日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11145371735.html
「ソウル・マジック」でジェームス・ブラウン特集 2月7日(火曜)夜
2012年02月05日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11155179148.html
ユーストリーム中継・八木カナプレゼンツ「ソウル・マジック」~歌のうまいジェームス・ブラウン 2012年2月7日放送(約2時間40分)
http://www.ustream.tv/recorded/20282347
出演 八木カナ、佐藤潔、吉岡正晴
~~~
認知 日米の「キング・オブ・ソウル」
2007年04月28日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032053519.html
ENT>OBITUARY>Brown, James 1933.5.3 - 2006.12.25 (73)
■ジェームス・ブラウン 4枚組み『スター・タイム』(米輸入盤)4枚組み3888円 (とりあえず、ミスター・ブラウンのCDをそろえようとしたらこの4枚組みがお勧め)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G1E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
【James Brown Forever: The Day Soul Christ Died】
命日。
12月25日はクリスマスだが、ソウル・ファンにとって忘れられないのが2006年12月25日のこと。ジェームス・ブラウンが亡くなった日だ。このときは日本時間で25日の夕方くらいにニュースが入ってきた。12月25日は、ソウル界のキリストが亡くなった日だ。2006年3月にはミスター・ブラウンは結果的に最後の日本公演となるコンサートを行なっていた。そのステージ中、最後を思わせるスピーチをしていた。(下記過去記事参照) ミスター・ブラウンが亡くなって早6年。
以前の記事を読み返しながら追悼したい。じっくり読むと相当な量になります。
最後に2011年2月7日にユーストリームで放送した「八木カナプレゼンツ『ソウル・ストリーム~歌のうまいジェームス・ブラウン』」のアーカイブ・リンクもつけてあります。ジェームス・ブラウン愛好家佐藤潔さん、八木カナさんと3人でミスター・ブラウンの話をなんと2時間40分もしてしまいました。(笑)
■ジェームス・ブラウン過去関連記事~ジェームス・ブラウンの思い出を
FM FAN誌JB来日レポート(完全版)(1999/5/30付け)(1998年12月赤坂ブリッツでのライヴ詳細レポートがJB愛好家佐藤氏のウェッブに掲載されています)
http://jb-escape.sakura.ne.jp/jbinfo/19990530.html
(これはよく書けてます。お勧め)
2003/10/02 (Thu)
James Brown Live @ News Station: Show Me Your Foot
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031002.html
2003/10/03 (Fri)
James Brown Live At Budoukan: Papa’s Got A Brand New Stick
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031003.html
2003/10/04 (Sat)
James Brown Live At Budoukan, Day 2: "A" Sign Song
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200310/diary20031004.html
2003/10/06 (Mon)
I Ate Chicken With James Brown (Part 1)
ジェームス・ブラウンとチキンを食べた! (僕のミスター・ブラウンとの最高の思い出のひとつ)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20031006.html
2003/10/07 (Tue)
I Ate Chicken With James Brown (Part 2)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/diary20031007.html
March 05, 2006
James Brown: After Technical Difficulties, Godfather Thanked For Engineers
【ジェームス・ブラウン・ライヴ】 (最後の来日、2006年3月)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_05.html
March 06, 2006
James Brown: ”I Love You, I Love You, And I Love Me"
【ジェームス・ブラウン・ライヴ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_03_06.html
March 12, 2006
Was This James Brown’s Final Japanese Tour?
【ジェームス・ブラウンの今回の日本ツアーは最後だったのか】 (明かされた衝撃の新事実。これが現実になってしまいました)
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200603/2006_03_12.html
December 26, 2006
James Brown Dies At 73
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_26.html
December 27, 2006
James Brown Update: Last Minute Of James Brown
【ジェームス・ブラウン死去・続報~3日前までチャリティーに出席】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_27.html
December 29, 2006
James Brown Goes Back To Apollo Theater: Another Home He Loved
【ジェームス・ブラウン、アポロ・シアターに戻る】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_29.html
December 30, 2006
Gimme Some More About James Brown
【再びオーガスタに戻るジェームス・ブラウン】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_12_30.html
~~~
ジェームス・ブラウンの自宅訪問記1
2007年04月22日(日)
【勝本さんとミスター・ブラウンの思い出~パート1】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10031674956.html
豪邸 ジェームス・ブラウンの自宅訪問記2
2007年04月24日(火)
【勝本さんとミスター・ブラウンの思い出~パート2】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10031674721.html
■ジェームス・ブラウン過去記事(第2弾)
2002/12/15 (Sun)
Enseigned’angle Where the soul coffee is
自由が丘のおしゃれな珈琲屋アンセーニュダングルのマスターのジェームス・ブラウンとの出会い。こんな風に影響を受けた人が世界中にいるはずです。
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200212/diary20021215.html
2003/01/23 (Thu)
What will happen to false James Brown
映画『ゲロッパ』について
http://www.soulsearchin.com//entertainment/movie/review/diary20030123.html
『人生でもっとも驚いた瞬間』【2003年2月12日】
ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(ヤン・キンケード)インタヴュー。
ヤンとブラウンの遭遇は。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/interview/brand20030212.html
ジェームス・ブラウン・ライヴ評
【動から静への瞬間移動』
【2002年3月22日金曜・東京国際フォーラム、ホールA】
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/brown20020322.html
2003/12/23 (Tue)
From King To King
キング・オブ・ポップからキング・オブ・ソウルへ手渡されたもの
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031223.html
ジェームス・ブラウン特集、ネット番組『ソウル・マジック』で2月7日放送
2012年01月26日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11145371735.html
「ソウル・マジック」でジェームス・ブラウン特集 2月7日(火曜)夜
2012年02月05日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11155179148.html
ユーストリーム中継・八木カナプレゼンツ「ソウル・マジック」~歌のうまいジェームス・ブラウン 2012年2月7日放送(約2時間40分)
http://www.ustream.tv/recorded/20282347
出演 八木カナ、佐藤潔、吉岡正晴
~~~
認知 日米の「キング・オブ・ソウル」
2007年04月28日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10032053519.html
ENT>OBITUARY>Brown, James 1933.5.3 - 2006.12.25 (73)
■ジェームス・ブラウン 4枚組み『スター・タイム』(米輸入盤)4枚組み3888円 (とりあえず、ミスター・ブラウンのCDをそろえようとしたらこの4枚組みがお勧め)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001G1E/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
●テリー・ハフ、65歳で死去
2012年12月26日 音楽●テリー・ハフ、65歳で死去
【Terry Huff Dies At 65】
訃報。
1976年に「ザ・ロンリー・ワン」などのヒットを放ったワシントンDCを本拠に活躍していたソウル・シンガー、テリー・ハフ(スペシャル・デリヴァリー)が2012年12月14日、地元の病院で死去した。65歳だった。大腸がんを患っていた。
テリー・ハフは地元で警察官をやりながら歌の世界に入り、レコード・デビュー。1976年にニューヨークのインディ・レーベル、メインストリームから出した「デディケート・トゥ・ザ・ワン」「ロンリー・ワン」などがヒット。しかし、グループ・メンバーと折り合いが悪くなり、ソロへ。その後はヒットらしいヒットには恵まれなかった。音楽の仕事も細々となり、保険のセールスマンなどさまざまな仕事をしていたが、ここ数年は地元でホームレスになっていたという。
評伝。
テリー・ハフは1947年10月16日ノースキャロライナ州に18人兄弟の9番目として生まれた。3歳年上の兄アンドリュー・ハフとともにグループを結成。アンディー&ザ・マーグロウズとして活動。1960年代中ごろ、シングル3枚をレコーディングしたが、ヒットには至っていない。1969年、警察官になりいい成績をあげ、24歳までに刑事に昇格した。この若さでの昇進は初めてのことだったという。1971年ころのこと。しかし、警察では上司と衝突することが多く、1973年に警察を辞める。その後地元の音楽仲間と音楽活動を再開。ジョージ・バーカー、レジナルド・ロス、チェット・フォーチューンらと4人でスペシャル・デリヴァリーを結成。彼らは「アクト1」という名前で活動をしていたグループだった。そこにテリーが入り、スペシャル・デリヴァリーとなって地元のライヴハウスなどで活動。アクト1は、スプリング・レコードと契約、「トム・ザ・ピーパー」というヒットを出しているが、その後が続かず、スプリングとの契約も切れていた。彼らは1975年、ニューヨークのメインストリーム・レコードと契約、アルバムをレコーディングするが、この録音中からグループ・メンバーとテリー・ハフが衝突することが多かった。そして、アルバムを完成させたものの、テリーはグループを脱退。グループ自体もテリーをメインにしていたために、自然解散となった。
しかしこのアルバムからは、「アイ・デストロイド・ユア・ラヴ」「ザ・ロンリー・ワン」がヒット。特に地元では大ヒットとなり、彼らの名前は一躍知られることになった。前者はテリーが妻と離婚することになったときに作った歌だという。1973年ごろ書かれた作品。もともとテリーと妻のワンダは幼馴染で二人は若くして結婚した。ところがワンダは男性によくもてたため、テリーがそのことにやきもちをやき、二人の関係が悪くなってしまい、最終的には別れることになった。そのことを歌ったという。
その後は、テリーはときどき音楽の仕事をしていたが、それでは食べられなくなり、さまざまな仕事をするようになる。
ハフはなかなか気の強い性格のようで、どこでも衝突するようだ。その結果仕事も長続きせず、最近はホームレスとなり、兄弟や親戚のうちに世話になったりしていた、という。2年ほど前に大腸がんがわかり、なんとか治療もしていたが、ここに来て容態が悪化。12月14日、病院で死去した。
テリー・ハフはワシントンDCのソウル・ミュージック界ではちょっとしたヒーローになっていた。地元ラジオ局のDJが、ワシントンDC出身のアーティストを集めたイヴェントを開催しようとしたとき、テリー・ハフを探そうとしたが、さがせなかったという。
2010年6月、地元紙がテリー・ハフのストーリーを掲載。「テリー・ハフのロスト・ソウル」と題された記事が話題になった。
http://www.washingtoncitypaper.com/articles/39327/terry-huffs-lost-soul-hes-been-a-cop-an-rampb/full/
この記事を読むとテリーがかなり頑固で周囲とすぐに衝突してしまう性格だということがわかる。どれだけ才能があり、歌や声がよくても周囲とある程度うまくやっていけないと、結局は長続きはできない、ということなのだろう。
■ロンリー・ワンCD
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001AJ05IW/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=nagatokazuyos-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B001AJ05IW"
MP3ダウンロード
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003LN5Y3Q/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=nagatokazuyos-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B003LN5Y3Q
OBITUARY>Huff, Terry, October 16, 1947 – December 14, 2012, 65 year old
【Terry Huff Dies At 65】
訃報。
1976年に「ザ・ロンリー・ワン」などのヒットを放ったワシントンDCを本拠に活躍していたソウル・シンガー、テリー・ハフ(スペシャル・デリヴァリー)が2012年12月14日、地元の病院で死去した。65歳だった。大腸がんを患っていた。
テリー・ハフは地元で警察官をやりながら歌の世界に入り、レコード・デビュー。1976年にニューヨークのインディ・レーベル、メインストリームから出した「デディケート・トゥ・ザ・ワン」「ロンリー・ワン」などがヒット。しかし、グループ・メンバーと折り合いが悪くなり、ソロへ。その後はヒットらしいヒットには恵まれなかった。音楽の仕事も細々となり、保険のセールスマンなどさまざまな仕事をしていたが、ここ数年は地元でホームレスになっていたという。
評伝。
テリー・ハフは1947年10月16日ノースキャロライナ州に18人兄弟の9番目として生まれた。3歳年上の兄アンドリュー・ハフとともにグループを結成。アンディー&ザ・マーグロウズとして活動。1960年代中ごろ、シングル3枚をレコーディングしたが、ヒットには至っていない。1969年、警察官になりいい成績をあげ、24歳までに刑事に昇格した。この若さでの昇進は初めてのことだったという。1971年ころのこと。しかし、警察では上司と衝突することが多く、1973年に警察を辞める。その後地元の音楽仲間と音楽活動を再開。ジョージ・バーカー、レジナルド・ロス、チェット・フォーチューンらと4人でスペシャル・デリヴァリーを結成。彼らは「アクト1」という名前で活動をしていたグループだった。そこにテリーが入り、スペシャル・デリヴァリーとなって地元のライヴハウスなどで活動。アクト1は、スプリング・レコードと契約、「トム・ザ・ピーパー」というヒットを出しているが、その後が続かず、スプリングとの契約も切れていた。彼らは1975年、ニューヨークのメインストリーム・レコードと契約、アルバムをレコーディングするが、この録音中からグループ・メンバーとテリー・ハフが衝突することが多かった。そして、アルバムを完成させたものの、テリーはグループを脱退。グループ自体もテリーをメインにしていたために、自然解散となった。
しかしこのアルバムからは、「アイ・デストロイド・ユア・ラヴ」「ザ・ロンリー・ワン」がヒット。特に地元では大ヒットとなり、彼らの名前は一躍知られることになった。前者はテリーが妻と離婚することになったときに作った歌だという。1973年ごろ書かれた作品。もともとテリーと妻のワンダは幼馴染で二人は若くして結婚した。ところがワンダは男性によくもてたため、テリーがそのことにやきもちをやき、二人の関係が悪くなってしまい、最終的には別れることになった。そのことを歌ったという。
その後は、テリーはときどき音楽の仕事をしていたが、それでは食べられなくなり、さまざまな仕事をするようになる。
ハフはなかなか気の強い性格のようで、どこでも衝突するようだ。その結果仕事も長続きせず、最近はホームレスとなり、兄弟や親戚のうちに世話になったりしていた、という。2年ほど前に大腸がんがわかり、なんとか治療もしていたが、ここに来て容態が悪化。12月14日、病院で死去した。
テリー・ハフはワシントンDCのソウル・ミュージック界ではちょっとしたヒーローになっていた。地元ラジオ局のDJが、ワシントンDC出身のアーティストを集めたイヴェントを開催しようとしたとき、テリー・ハフを探そうとしたが、さがせなかったという。
2010年6月、地元紙がテリー・ハフのストーリーを掲載。「テリー・ハフのロスト・ソウル」と題された記事が話題になった。
http://www.washingtoncitypaper.com/articles/39327/terry-huffs-lost-soul-hes-been-a-cop-an-rampb/full/
この記事を読むとテリーがかなり頑固で周囲とすぐに衝突してしまう性格だということがわかる。どれだけ才能があり、歌や声がよくても周囲とある程度うまくやっていけないと、結局は長続きはできない、ということなのだろう。
■ロンリー・ワンCD
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001AJ05IW/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=nagatokazuyos-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B001AJ05IW"
MP3ダウンロード
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003LN5Y3Q/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=nagatokazuyos-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B003LN5Y3Q
OBITUARY>Huff, Terry, October 16, 1947 – December 14, 2012, 65 year old
◎安室奈美恵5大ドームツアー8本終了~100メートル先の伝説
2012年12月27日 音楽◎安室奈美恵5大ドームツアー8本終了~100メートル先の伝説
【Amuro Namie : 20th Anniversary, She’s Now Legend】
伝説。
まさに伝説は100メートル先にいた。
世界の安室奈美恵が5大ドームツアー(福岡、名古屋、札幌、大阪、東京)を敢行。2012年12月20日、最終日一日前を東京ドームで見た。
前回彼女を見たのは2011年10月代々木体育館。花道のすぐ近くだったので、目が合うかと思うほど近かった。今回はドームのゆったりした椅子の3階席。ただでさえ顔のちっちゃいアムロちゃんが超小さい。このあと2013年には台湾などでアジア・ツアーをするという。この各ドームを超満員にしてしまうアムロちゃんって、すごい。
デビューから20周年ということで、あらゆることを徹底してやっている。歌って踊って走っての2時間超。ファンから人気曲を投票してもらいその上位25曲と新曲5曲計30曲を次々とまったくのMC(トーク)なしで披露した。このMCなしは、以前にも書いたが本当に潔くて素晴らしい。ずっとこれで続けて欲しい。MCが入ると音楽の流れが中断してしまうが、こう立て続けに息もつかせぬ形で音楽をやってくれると聞く側の一定の緊張感が決して途切れない。
派手な演出、ふんだんにスクリーンを使った映像とのコラボ、ダンサーとのかけあい。歌と踊りのエンタテインメントとしては日本最高峰だろう。しかも音楽的にもポップ、ユーロビート、ハードコアな最近のR&B、ハウス、ディスコ、テクノ、エレクトロ、はてはロック、そして、アイドル歌謡、パラパラのようなダンス音楽まで思い切り幅広い。これだけ音楽的ヴァリエーションをもちながら、ひとつ安室奈美恵音楽というものを一本芯を通している。まさにこれは20年の年月を経て安室奈美恵というブランドが完成しているということだろう。本人とスタッフすべての努力の結集の成果だと思う。
男女ダンサー16名と安室奈美恵のステージ。懐かしい曲おなじみの曲が続く。おもしろかったのは、「ウォーク・イン・ザ・パーク」で昔のライヴ映像をスクリーンに出し、現在の生の姿と同時進行で出したところ。髪をかきあげるところまで同じようにやっていた。演出かもしれないが、ぶれないということか。
ファン層も男女比4-6で若干女性が多い感じだが、年齢層は幅広い。ステージに浮かび上がる20の文字が現すように20周年ともなれば年齢層も広くなる。
MC一切なし。唯一コミュニケーションがあったのは、アンコール前、スクリーンにアムロちゃんが映り、そこで「みんな楽しんでる?」「私も楽しんでる」「MCなくて、ごめんね」「懐かしい曲、いくよ」という文字が書かれた団扇のようなボードを見せたところ。
彼女のことをかつて「日本のジャネット・ジャクソン」などと言ったが、今や「日本の安室奈美恵」いや、「世界の安室奈美恵」だ。堂々と。
彼女のステージでの堂々とした歌と踊りを見ていると、スターとしての引きの強さ、強運さを持っていることをものすごく感じる。そして、その強運に加え、本人の才能と実にストイックな努力っぷりが垣間見える。
100メートル先に小さく見える伝説。これから一体どれほど大きくなっていくのだろう。
100メートル先の伝説/ものすごい人ごみ
■過去関連記事
安室奈美恵ライヴ~歌と踊りの最高峰
2011年10月18日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11050823565.html
2008年03月26日(水)
アムロちゃん新曲オリコン1位
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080326.html
(2008年見たときのライヴ評)
■メンバー
Amuro Namie
Dancers:
Hossy
Hiroki
Show-Me
Tadashi
Hiroyuki
Ryoji
Mittan
Yusuke
Risa
Ayami
Hiromi
Natsumi
Ako
Miki
Yuu
Shikino
■セットリスト 安室奈美恵 2012年12月20日木曜、東京ドーム
Setlist : Amuro Namie : 5 Major Domes Tour ~ 20th Anniversary Best
曲目のあとの( )は、ファン人気投票順位
Show started 18:46
00.Video
01.Body Feels Exit (8)
02.How To Be A Girl (25)
03.Hot Girl (新曲)
04.Naked (19)
05.Sit! Stay! Wait! Down! (15)
06.Get Myself Back (18)
07.Girl Talk (21)
08.New Look (24)
09.Go Round (14)
10.In The Spotlight (Tokyo) (新曲)
11.Fight Together (16)
12.You’re My Sunshine (13)
13.Don’t Wanna Cry (3)
14.Respect The Power Of Love (10)
15.Never End (22)
16.A Walk In The Park (17)
17.Sweet 19 Blues (4)
18.Love Story (1)
19.Damage (新曲)
20.Break It (23)
21.Yeah-Oh (5)
22.Chase The Chance (12)
23.Let’s Go (新曲)
Enc. Try Me ~ 私を信じて (9) スーパーモンキーズ
Enc. 太陽のSeason (20)
Enc. 愛してマスカット (7) スーパーモンキーズ
Enc. Baby Don’t Cry (6)
Enc. Can You Celebrate? (2)
Enc. Only You (新曲)
Enc. Say The Word (11)
Show ended 21:13
(2012年12月20日木曜、東京ドーム、安室奈美恵ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Amuro, Namie
2012
■最新DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Y2X8VM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■同上(ブルーレイ版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Y2X90W/soulsearchiho-22/ref=nosim/
【Amuro Namie : 20th Anniversary, She’s Now Legend】
伝説。
まさに伝説は100メートル先にいた。
世界の安室奈美恵が5大ドームツアー(福岡、名古屋、札幌、大阪、東京)を敢行。2012年12月20日、最終日一日前を東京ドームで見た。
前回彼女を見たのは2011年10月代々木体育館。花道のすぐ近くだったので、目が合うかと思うほど近かった。今回はドームのゆったりした椅子の3階席。ただでさえ顔のちっちゃいアムロちゃんが超小さい。このあと2013年には台湾などでアジア・ツアーをするという。この各ドームを超満員にしてしまうアムロちゃんって、すごい。
デビューから20周年ということで、あらゆることを徹底してやっている。歌って踊って走っての2時間超。ファンから人気曲を投票してもらいその上位25曲と新曲5曲計30曲を次々とまったくのMC(トーク)なしで披露した。このMCなしは、以前にも書いたが本当に潔くて素晴らしい。ずっとこれで続けて欲しい。MCが入ると音楽の流れが中断してしまうが、こう立て続けに息もつかせぬ形で音楽をやってくれると聞く側の一定の緊張感が決して途切れない。
派手な演出、ふんだんにスクリーンを使った映像とのコラボ、ダンサーとのかけあい。歌と踊りのエンタテインメントとしては日本最高峰だろう。しかも音楽的にもポップ、ユーロビート、ハードコアな最近のR&B、ハウス、ディスコ、テクノ、エレクトロ、はてはロック、そして、アイドル歌謡、パラパラのようなダンス音楽まで思い切り幅広い。これだけ音楽的ヴァリエーションをもちながら、ひとつ安室奈美恵音楽というものを一本芯を通している。まさにこれは20年の年月を経て安室奈美恵というブランドが完成しているということだろう。本人とスタッフすべての努力の結集の成果だと思う。
男女ダンサー16名と安室奈美恵のステージ。懐かしい曲おなじみの曲が続く。おもしろかったのは、「ウォーク・イン・ザ・パーク」で昔のライヴ映像をスクリーンに出し、現在の生の姿と同時進行で出したところ。髪をかきあげるところまで同じようにやっていた。演出かもしれないが、ぶれないということか。
ファン層も男女比4-6で若干女性が多い感じだが、年齢層は幅広い。ステージに浮かび上がる20の文字が現すように20周年ともなれば年齢層も広くなる。
MC一切なし。唯一コミュニケーションがあったのは、アンコール前、スクリーンにアムロちゃんが映り、そこで「みんな楽しんでる?」「私も楽しんでる」「MCなくて、ごめんね」「懐かしい曲、いくよ」という文字が書かれた団扇のようなボードを見せたところ。
彼女のことをかつて「日本のジャネット・ジャクソン」などと言ったが、今や「日本の安室奈美恵」いや、「世界の安室奈美恵」だ。堂々と。
彼女のステージでの堂々とした歌と踊りを見ていると、スターとしての引きの強さ、強運さを持っていることをものすごく感じる。そして、その強運に加え、本人の才能と実にストイックな努力っぷりが垣間見える。
100メートル先に小さく見える伝説。これから一体どれほど大きくなっていくのだろう。
100メートル先の伝説/ものすごい人ごみ
■過去関連記事
安室奈美恵ライヴ~歌と踊りの最高峰
2011年10月18日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11050823565.html
2008年03月26日(水)
アムロちゃん新曲オリコン1位
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080326.html
(2008年見たときのライヴ評)
■メンバー
Amuro Namie
Dancers:
Hossy
Hiroki
Show-Me
Tadashi
Hiroyuki
Ryoji
Mittan
Yusuke
Risa
Ayami
Hiromi
Natsumi
Ako
Miki
Yuu
Shikino
■セットリスト 安室奈美恵 2012年12月20日木曜、東京ドーム
Setlist : Amuro Namie : 5 Major Domes Tour ~ 20th Anniversary Best
曲目のあとの( )は、ファン人気投票順位
Show started 18:46
00.Video
01.Body Feels Exit (8)
02.How To Be A Girl (25)
03.Hot Girl (新曲)
04.Naked (19)
05.Sit! Stay! Wait! Down! (15)
06.Get Myself Back (18)
07.Girl Talk (21)
08.New Look (24)
09.Go Round (14)
10.In The Spotlight (Tokyo) (新曲)
11.Fight Together (16)
12.You’re My Sunshine (13)
13.Don’t Wanna Cry (3)
14.Respect The Power Of Love (10)
15.Never End (22)
16.A Walk In The Park (17)
17.Sweet 19 Blues (4)
18.Love Story (1)
19.Damage (新曲)
20.Break It (23)
21.Yeah-Oh (5)
22.Chase The Chance (12)
23.Let’s Go (新曲)
Enc. Try Me ~ 私を信じて (9) スーパーモンキーズ
Enc. 太陽のSeason (20)
Enc. 愛してマスカット (7) スーパーモンキーズ
Enc. Baby Don’t Cry (6)
Enc. Can You Celebrate? (2)
Enc. Only You (新曲)
Enc. Say The Word (11)
Show ended 21:13
(2012年12月20日木曜、東京ドーム、安室奈美恵ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Amuro, Namie
2012
■最新DVD
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Y2X8VM/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■同上(ブルーレイ版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Y2X90W/soulsearchiho-22/ref=nosim/
○■ ナイル・ロジャーズ「ソウル・ブレンズ」に生ゲスト出演決定~&モア~歳末ばたばたもろもろ~
【Nile Rodgers Will Be On Soul Blends】
歳末。
本当に一年が経つのがはやい。
今度の日曜日(2012年12月30日)、『ソウル・ブレンズ』(関東地区インターFM、76.1mhz日曜午後1時~3時)にナイル・ロジャーズが生ゲスト出演する。ナイルのゲストは2011年4月以来、1年8ヶ月ぶり3回目。今回は2時過ぎからの出演予定。ぜひ『ソウル・ブレンズ』を、お聴き逃しなく。
関東地区の方は、ラジコを通じてパソコンで聴けます。
http://radiko.jp/#
(ここでInterFMをクリック)
12月26日水曜、渋谷のタワーレコードでピーター・バラカンさんのトークショーがあるので、ちょっとのぞいた。タワーが新しく改装してから初めて行った。CD棚が少し背が高くなっていた。本の売り場が2階になり、そこにはカフェができていた。
トークショーはいつものバラカン・ペースで、彼が選んだ100曲の中から曲をかけ、おしゃべりをするというもの。
この模様は2012年12月30日(日)午後8時から2時間にわたって特番としてインターFM(関東地区76.1mhz)で編集されて放送される。
2階で本を見ていたら、プリンスの豪華写真集を安く売っていたので買ってしまった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1416554440/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
特別価格で1890円だった。しかし、重い本、立派な写真集。重さ2.4キロだった。アマゾンでは4000円超。タワーへ直行だ。(笑)
その後目黒ブルース・アレイでダンス・マンのライヴ。相変わらずトーク絶好調。この日はDJが音源を出し、それに生キーボード、生ベースにダンス・マンという編成。さらにここにゲストでMCコヤス(Coyass)、ドリーDが登場。このライヴ評はまた後日。
そして、ここでファンクス単独ライヴ決定の発表が。来年3月に渋谷デュオで決定したそう。詳細は後日発表される。
楽屋で会ったドリーさん、「ソウル・サーチン」のラジオを聴いていただいたみたいでアカペラ・グループ、パースエージョンズをぜひ見に行きたいとのこと。
アカペラの大御所、結成50周年にして初来日パースエージョンズは26日から29日(土)までコットンクラブ。僕は27日に。
そして28日(金)はフィリップ・ウーのブルース・アレイ。これも楽しみ。さらに、ナイル・ロジャーズももう到着しているようだ。
30日はマイケル・ジャクソン・トリビュート、タイムテーブル、セットリストなどもほぼ固まったようだ。これも楽しみ。
■フィリップ・ウー&フレンズ 「忘年会」
日時 2012年12月28日(金)19時30分~
会場 目黒・ブルース・アレイ 〒153-0063東京都目黒区目黒1-3-14ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話予約専用=03-5740-6041
店頭=03-5496-4381
料金 5000円、4500円
出演 Philip Woo’s 忘年会!
(HAMMOND B-3/Fender Rhodes/Harp) Philip Woo
(G) 西山HANK史翁 (B) Cliff Archer (Ds) Jay Stixx (Sax) Andy Wulf
(Vo) David King、Tahirih Walker、Lyn Inaizumu
■ 「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」
日時 2012.年12.月30日(日曜日)
開場 16時30分 –開演17時30分~ 終演 22時00分(予定)
会場 渋谷デュオ・ミュージック・エクスチェンジ
東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル 1階 03-5459-8716
料金 大人5,800円 / 中・高生2,000円 / 小学生1,000円 +1drink All Standing (椅子少々あり)※当日券は大人のみ500円up
ご予約は右記へお名前人数をお知らせください。thankyoumichael1230@yahoo.co.jp (コピー&ペーストしてください) 折り返し確認メールを差し上げます。なお携帯電話で受信設定をされている場合、yahoo.co.jpからのメールを受信できるようにしてください。
主催:一般社団法人 日本ポピュラー音楽協会 03-3585-3903 (平日10:00~18:00)
協力:café&bar MJM
<出演者>
Masato Kino / 木野正人 (dance)
David King / デイヴィッド・キング(vo)
Philip Woo / フィリップ・ウー (key, cho)
Penny-K / ペニーK (key)
Jay Stixx / ジェイ・スティックス (ds)
Masa Kohama / マサ小浜 (eg)
Lawrence Daniels / ローレンス・ダニエルズ (b, cho)
Gary Scott / ゲイリー・スコット (sax, perc, cho)
Karibel / カリベル (cho)
Lyn / リン (cho)
Kai King / カイ・キング (vo) 13才
Taku Youngblood / タク・ヤングブラッド (vo) 11才
Mai King / マイ・キング (vo) 10才
Tai King / タイ・キング (vo) 5才
DJ ACE / DJエース
吉岡正晴 (Special Panelist)
Prince / プリンス (dance) 16才
Blanket / ブランケット (dance) 9才
Kids dancers and more
ANNOUNCEMENT>
【Nile Rodgers Will Be On Soul Blends】
歳末。
本当に一年が経つのがはやい。
今度の日曜日(2012年12月30日)、『ソウル・ブレンズ』(関東地区インターFM、76.1mhz日曜午後1時~3時)にナイル・ロジャーズが生ゲスト出演する。ナイルのゲストは2011年4月以来、1年8ヶ月ぶり3回目。今回は2時過ぎからの出演予定。ぜひ『ソウル・ブレンズ』を、お聴き逃しなく。
関東地区の方は、ラジコを通じてパソコンで聴けます。
http://radiko.jp/#
(ここでInterFMをクリック)
12月26日水曜、渋谷のタワーレコードでピーター・バラカンさんのトークショーがあるので、ちょっとのぞいた。タワーが新しく改装してから初めて行った。CD棚が少し背が高くなっていた。本の売り場が2階になり、そこにはカフェができていた。
トークショーはいつものバラカン・ペースで、彼が選んだ100曲の中から曲をかけ、おしゃべりをするというもの。
この模様は2012年12月30日(日)午後8時から2時間にわたって特番としてインターFM(関東地区76.1mhz)で編集されて放送される。
2階で本を見ていたら、プリンスの豪華写真集を安く売っていたので買ってしまった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1416554440/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
特別価格で1890円だった。しかし、重い本、立派な写真集。重さ2.4キロだった。アマゾンでは4000円超。タワーへ直行だ。(笑)
その後目黒ブルース・アレイでダンス・マンのライヴ。相変わらずトーク絶好調。この日はDJが音源を出し、それに生キーボード、生ベースにダンス・マンという編成。さらにここにゲストでMCコヤス(Coyass)、ドリーDが登場。このライヴ評はまた後日。
そして、ここでファンクス単独ライヴ決定の発表が。来年3月に渋谷デュオで決定したそう。詳細は後日発表される。
楽屋で会ったドリーさん、「ソウル・サーチン」のラジオを聴いていただいたみたいでアカペラ・グループ、パースエージョンズをぜひ見に行きたいとのこと。
アカペラの大御所、結成50周年にして初来日パースエージョンズは26日から29日(土)までコットンクラブ。僕は27日に。
そして28日(金)はフィリップ・ウーのブルース・アレイ。これも楽しみ。さらに、ナイル・ロジャーズももう到着しているようだ。
30日はマイケル・ジャクソン・トリビュート、タイムテーブル、セットリストなどもほぼ固まったようだ。これも楽しみ。
■フィリップ・ウー&フレンズ 「忘年会」
日時 2012年12月28日(金)19時30分~
会場 目黒・ブルース・アレイ 〒153-0063東京都目黒区目黒1-3-14ホテルウィング・インターナショナル目黒B1F
電話予約専用=03-5740-6041
店頭=03-5496-4381
料金 5000円、4500円
出演 Philip Woo’s 忘年会!
(HAMMOND B-3/Fender Rhodes/Harp) Philip Woo
(G) 西山HANK史翁 (B) Cliff Archer (Ds) Jay Stixx (Sax) Andy Wulf
(Vo) David King、Tahirih Walker、Lyn Inaizumu
■ 「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」
日時 2012.年12.月30日(日曜日)
開場 16時30分 –開演17時30分~ 終演 22時00分(予定)
会場 渋谷デュオ・ミュージック・エクスチェンジ
東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル 1階 03-5459-8716
料金 大人5,800円 / 中・高生2,000円 / 小学生1,000円 +1drink All Standing (椅子少々あり)※当日券は大人のみ500円up
ご予約は右記へお名前人数をお知らせください。thankyoumichael1230@yahoo.co.jp (コピー&ペーストしてください) 折り返し確認メールを差し上げます。なお携帯電話で受信設定をされている場合、yahoo.co.jpからのメールを受信できるようにしてください。
主催:一般社団法人 日本ポピュラー音楽協会 03-3585-3903 (平日10:00~18:00)
協力:café&bar MJM
<出演者>
Masato Kino / 木野正人 (dance)
David King / デイヴィッド・キング(vo)
Philip Woo / フィリップ・ウー (key, cho)
Penny-K / ペニーK (key)
Jay Stixx / ジェイ・スティックス (ds)
Masa Kohama / マサ小浜 (eg)
Lawrence Daniels / ローレンス・ダニエルズ (b, cho)
Gary Scott / ゲイリー・スコット (sax, perc, cho)
Karibel / カリベル (cho)
Lyn / リン (cho)
Kai King / カイ・キング (vo) 13才
Taku Youngblood / タク・ヤングブラッド (vo) 11才
Mai King / マイ・キング (vo) 10才
Tai King / タイ・キング (vo) 5才
DJ ACE / DJエース
吉岡正晴 (Special Panelist)
Prince / プリンス (dance) 16才
Blanket / ブランケット (dance) 9才
Kids dancers and more
ANNOUNCEMENT>
◎ パースエージョンズ~結成半世紀を経てまだ現役感たっぷりのアカペラ最長老グループ
2012年12月29日 音楽◎ パースエージョンズ~結成半世紀を経てまだ現役感たっぷりのアカペラ最長老グループ
【Persuasions Setlist : 5 Decades Of A Cappella Sung More Than 60 Minutes】
アカペラ。
1962年、昭和37年結成のアカペラ・グループの大御所。結成50周年にして初来日。オリジナル・メンバー2人を含む5人組だ。初来日ということで、アカペラ好きの僕としては今年最大級の期待を持って見た。
赤いジャケットを着た5人が颯爽とステージにあがり、いきなり、カウントもせずに始まった最初の5人ひとかたまりのワンヴォイスでノックアウトさせられた。予想以上に声の厚みがあり、声だけでやられた。アカペラならではの声の力強さ。声がパワーを持ち、そのパワーの波が容赦なく観客席に押し寄せる。
特に古株ジミーのベース・ヴォーカルは地上最強だ。ただ「ボンボン・バンバン・ボボボン」などとしか歌っていないのに、このボトムを支えるパワーはなんなのだろう。そして、リードを取るデイヴはときおりサム・クックのようにさえなる。
実は結成50年ともなれば、よぼよぼでかなりオールディーズっぽいのかとも思っていた。ところが実際に生で見ると、二人のオリジナルは現役ばりばり、特にベースのジミーはものすごいベースで、しかもリードを歌うデイヴはヴェテラン・シンガーとして油が乗り切っている。こんなに現役感があるアカペラ・グループとは思わなかった。だからなおさら驚き、喜びもひとしおだった。
多くの曲のリードは、ステージ客席から見て右から2番目のスキンヘッド・デイヴが歌う。そして曲によって、リードが入れ替わる。下記セットリストにデイヴ以外がリードを取るときのリード・ヴォーカルの名前をいれておいた。
立ち位置は左から、一番大柄なリチャード(フィラデルフィア出身・在住、メンバーになって3年ほど)、クリフ・ドーソン(ソロでアルバムも出しているヴェテラン。7-8年在籍)、オリジナルのジェイオーティス、リードのデイヴ(これまでにドリフターズで2度来日経験があり、今回は3回目の来日。10年近くメンバー、ただしジミー、ジョイオーティスたちとは40年近く知り合い)、ジミー(ベース、ヴァージニア出身)。デイヴ以外は名実ともに初来日。
まさにオールドスクールのヴォーカル・グループ、アカペラ・グループで、特に毛色の変わった奇をてらったことをやるわけでもない。ひたすらベース・ヴォーカルにリード、その周りをコーラスがつけるという基本中の基本のヴォーカル・グループだ。やはり、5人の重厚なハーモニーは圧巻だ。
ドミーノズの「シックスティー・ミニット・マン」のカヴァーなど、ジミーの低音でリードを歌う。ドゥワップの18番。もうたまらない。日本だったら、シャネルズ佐藤善雄さん、ゴス北山陽一さんらがやるであろう、あの低音をジミーが野太い声でやる。
彼らはゴスペル、ブルーズ、ソウル、ドゥワップ、ポップ、ロック、フォーク、トラディショナルとあらゆる曲を、自分たちスタイルにしてしまう。その音楽的許容量の広さは驚くばかりだ。なにしろ、U2の曲やボブ・ディラン、ビートルズだけのカヴァーでアルバムを作ってしまうのだから、ジャンルを超え、ボーダーレスだ。
グループメンバーは本当に歌うことが大好きでしょうがない、という感じがほとばしり出ていた。特にインタヴューしたときも、話の途中に曲名がでてくるや、一斉にその曲を歌いだす。一人が歌い始めるとすぐに残りのメンバーがコーラスをつける。もうたまらない。インタヴューどころではない。(笑)
この日は客席に誕生日の人がいた。ライヴ、サイン会終了後、彼ら5人はそのテーブルに行き、誕生日の女の子に向かって「ハッピー・バースデイ」をその場で歌って聞かせた。女の子は「もう泣きそう」と言っていた。
ジェイオーティスはひょうきんでいつでも人を笑わせたり、笑ったりする陽気な人物、ジミーは比較的しかめっつらで硬派のイメージだが、皮肉なことを言って、ジョイとジミーの凸凹コンビ具合が最高にいい。たぶん60年近く一緒にいるから、兄弟以上の絆でつながっているのだろう。
セットリストは微妙に変わる。
この日はゴスペラーズ北山さんと一緒に見たのだが、彼もじっくり聞き入っていた様子。特にジミーのベースにインスパイアーされたようだ。ライヴ後すぐにサイン会、その後『ソウル・ブレンズ』用のコメント取りをするので一緒に楽屋に行った。そこでのインタヴューの模様は1月第1週の「ソウル・サーチン」でご紹介します。
クリフ・ドーソンは1980年代にアルバムをだしたアーバン系のシンガー。
最年長はジョイオーティス71歳、一番若いのがデイヴで57歳。平均年齢を計算すると63歳である。だがまだまだ現役アカペラ・グループだ。
(この項つづく)
パースエージョンズは土曜日2ステージ。5時と8時、丸の内コットンクラブ。問合せ電話03-3215-1555まで。
アカペラ好き、ヴォーカル・グループ好き、ドゥワップ好き、コーラス好きなら一度はチェックしておいて絶対に損はない。
初日の様子動画。(約2分)
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/1226_persuasions/
アクセス
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/access/
■Moonlight And Music
http://youtu.be/-ziOyBRRmKU
■メンバー
立ち位置左から
Richard Hidlebird (second tenor / baritone vo )
Cliff Dawson (first tenor vo),
Jayotis Washington (baritone vo),
Dave Revels (second tenor / lead vo),
Jimmy Hayes (bass vo),
■セットリスト パースエージョンズ
Setlist: Persuasions @ Cotton Club, December 27, 2012
Basically all the songs lead by Dave Revels except otherwise indicate ( )
[ ] denotes original acts
Show started 18:31
01.We Still Ain’t Got No Band [Persuasions]
02.Don’t Let Him Take Your Love from Me [Temptations]
03.Drip Drop [Drifters] (Jerry Leiber / Mike Stoller)
04.Temptations Medley: Don’t Look Back – Runaway Child, Running Wild – Cloud Nine – Oom Pow
05.Good Old A Cappella (Soul To Soul, Brother To Brother) [Persuasions]
06.60 Minute Man [The Dominoes] (Jimmy)
07.Yesterday [The Beatles]
08.In The Ghetto [Elvis Presley] (Jimmy)
09.Old Man River (Jayotis & Cliff) [Traditional]
10.Dance With My Father [Luther Vandross] (Cliff)
11.Besame Mucho [standard]
12.500 Miles Away From Home [folk traditional]
13.Stand By Me [Ben E King] (Richard)
14.Buffalo Soldier [Persuasions]
15.I Still Haven’t Found What I’m Looking For [U2]
16.People Get Ready [Impressions]
Enc. Chain Gang [Sam Cooke]
Show ended 19:40
Second set
Show started 21:02
01.We Still Ain’t Got No Band [Persuasions]
02.Looking For An Echo [Persuasions]
03.Good Old A Cappella [Persuasions]
04.Temptations Medley: Don’t Look Back – Runaway Child, Running Wild – Cloud Nine - Oom Pow
05.Yesterday [Beatles]
06.Besame Mucho [Standard]
07.Old Man River [Traditional]
08.60 Minute Man [Dominoes]
09.500 Miles Away From Home [Folk Traditional]
10.Dance With My Father [Luther Vandross]
11.Moonlight And Music (shout out to Soul Blends/Soul Searchin) [Ruby & Romantics]
12.Stand By Me [Ben E King]
13.Like A Rolling Stone [Bob Dylan]
14.People Get Ready {Impressions}
Enc. Chain Gang [Sam Cooke]
Show ended 22:10
(2012年12月27日木曜、丸の内コットンクラブ、パースエージョンズ・ライヴ)
ENT>LIVE>Persuasions
■Persuasions Sings U2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AQKUCM/soulsearchiho-22/ref=nosim
■Persuasions Street Corner Symphony
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■Knocking On Bob’s Door
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FQKY7E/soulsearchiho-22/ref=nosim/
Video Do It A Cappella
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000652AI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Cliff Dawson
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001T21K7K/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Dave Revels
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000KP6LOE/soulsearchiho-22/ref=nosim/
【Persuasions Setlist : 5 Decades Of A Cappella Sung More Than 60 Minutes】
アカペラ。
1962年、昭和37年結成のアカペラ・グループの大御所。結成50周年にして初来日。オリジナル・メンバー2人を含む5人組だ。初来日ということで、アカペラ好きの僕としては今年最大級の期待を持って見た。
赤いジャケットを着た5人が颯爽とステージにあがり、いきなり、カウントもせずに始まった最初の5人ひとかたまりのワンヴォイスでノックアウトさせられた。予想以上に声の厚みがあり、声だけでやられた。アカペラならではの声の力強さ。声がパワーを持ち、そのパワーの波が容赦なく観客席に押し寄せる。
特に古株ジミーのベース・ヴォーカルは地上最強だ。ただ「ボンボン・バンバン・ボボボン」などとしか歌っていないのに、このボトムを支えるパワーはなんなのだろう。そして、リードを取るデイヴはときおりサム・クックのようにさえなる。
実は結成50年ともなれば、よぼよぼでかなりオールディーズっぽいのかとも思っていた。ところが実際に生で見ると、二人のオリジナルは現役ばりばり、特にベースのジミーはものすごいベースで、しかもリードを歌うデイヴはヴェテラン・シンガーとして油が乗り切っている。こんなに現役感があるアカペラ・グループとは思わなかった。だからなおさら驚き、喜びもひとしおだった。
多くの曲のリードは、ステージ客席から見て右から2番目のスキンヘッド・デイヴが歌う。そして曲によって、リードが入れ替わる。下記セットリストにデイヴ以外がリードを取るときのリード・ヴォーカルの名前をいれておいた。
立ち位置は左から、一番大柄なリチャード(フィラデルフィア出身・在住、メンバーになって3年ほど)、クリフ・ドーソン(ソロでアルバムも出しているヴェテラン。7-8年在籍)、オリジナルのジェイオーティス、リードのデイヴ(これまでにドリフターズで2度来日経験があり、今回は3回目の来日。10年近くメンバー、ただしジミー、ジョイオーティスたちとは40年近く知り合い)、ジミー(ベース、ヴァージニア出身)。デイヴ以外は名実ともに初来日。
まさにオールドスクールのヴォーカル・グループ、アカペラ・グループで、特に毛色の変わった奇をてらったことをやるわけでもない。ひたすらベース・ヴォーカルにリード、その周りをコーラスがつけるという基本中の基本のヴォーカル・グループだ。やはり、5人の重厚なハーモニーは圧巻だ。
ドミーノズの「シックスティー・ミニット・マン」のカヴァーなど、ジミーの低音でリードを歌う。ドゥワップの18番。もうたまらない。日本だったら、シャネルズ佐藤善雄さん、ゴス北山陽一さんらがやるであろう、あの低音をジミーが野太い声でやる。
彼らはゴスペル、ブルーズ、ソウル、ドゥワップ、ポップ、ロック、フォーク、トラディショナルとあらゆる曲を、自分たちスタイルにしてしまう。その音楽的許容量の広さは驚くばかりだ。なにしろ、U2の曲やボブ・ディラン、ビートルズだけのカヴァーでアルバムを作ってしまうのだから、ジャンルを超え、ボーダーレスだ。
グループメンバーは本当に歌うことが大好きでしょうがない、という感じがほとばしり出ていた。特にインタヴューしたときも、話の途中に曲名がでてくるや、一斉にその曲を歌いだす。一人が歌い始めるとすぐに残りのメンバーがコーラスをつける。もうたまらない。インタヴューどころではない。(笑)
この日は客席に誕生日の人がいた。ライヴ、サイン会終了後、彼ら5人はそのテーブルに行き、誕生日の女の子に向かって「ハッピー・バースデイ」をその場で歌って聞かせた。女の子は「もう泣きそう」と言っていた。
ジェイオーティスはひょうきんでいつでも人を笑わせたり、笑ったりする陽気な人物、ジミーは比較的しかめっつらで硬派のイメージだが、皮肉なことを言って、ジョイとジミーの凸凹コンビ具合が最高にいい。たぶん60年近く一緒にいるから、兄弟以上の絆でつながっているのだろう。
セットリストは微妙に変わる。
この日はゴスペラーズ北山さんと一緒に見たのだが、彼もじっくり聞き入っていた様子。特にジミーのベースにインスパイアーされたようだ。ライヴ後すぐにサイン会、その後『ソウル・ブレンズ』用のコメント取りをするので一緒に楽屋に行った。そこでのインタヴューの模様は1月第1週の「ソウル・サーチン」でご紹介します。
クリフ・ドーソンは1980年代にアルバムをだしたアーバン系のシンガー。
最年長はジョイオーティス71歳、一番若いのがデイヴで57歳。平均年齢を計算すると63歳である。だがまだまだ現役アカペラ・グループだ。
(この項つづく)
パースエージョンズは土曜日2ステージ。5時と8時、丸の内コットンクラブ。問合せ電話03-3215-1555まで。
アカペラ好き、ヴォーカル・グループ好き、ドゥワップ好き、コーラス好きなら一度はチェックしておいて絶対に損はない。
初日の様子動画。(約2分)
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/1226_persuasions/
アクセス
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/access/
■Moonlight And Music
http://youtu.be/-ziOyBRRmKU
■メンバー
立ち位置左から
Richard Hidlebird (second tenor / baritone vo )
Cliff Dawson (first tenor vo),
Jayotis Washington (baritone vo),
Dave Revels (second tenor / lead vo),
Jimmy Hayes (bass vo),
■セットリスト パースエージョンズ
Setlist: Persuasions @ Cotton Club, December 27, 2012
Basically all the songs lead by Dave Revels except otherwise indicate ( )
[ ] denotes original acts
Show started 18:31
01.We Still Ain’t Got No Band [Persuasions]
02.Don’t Let Him Take Your Love from Me [Temptations]
03.Drip Drop [Drifters] (Jerry Leiber / Mike Stoller)
04.Temptations Medley: Don’t Look Back – Runaway Child, Running Wild – Cloud Nine – Oom Pow
05.Good Old A Cappella (Soul To Soul, Brother To Brother) [Persuasions]
06.60 Minute Man [The Dominoes] (Jimmy)
07.Yesterday [The Beatles]
08.In The Ghetto [Elvis Presley] (Jimmy)
09.Old Man River (Jayotis & Cliff) [Traditional]
10.Dance With My Father [Luther Vandross] (Cliff)
11.Besame Mucho [standard]
12.500 Miles Away From Home [folk traditional]
13.Stand By Me [Ben E King] (Richard)
14.Buffalo Soldier [Persuasions]
15.I Still Haven’t Found What I’m Looking For [U2]
16.People Get Ready [Impressions]
Enc. Chain Gang [Sam Cooke]
Show ended 19:40
Second set
Show started 21:02
01.We Still Ain’t Got No Band [Persuasions]
02.Looking For An Echo [Persuasions]
03.Good Old A Cappella [Persuasions]
04.Temptations Medley: Don’t Look Back – Runaway Child, Running Wild – Cloud Nine - Oom Pow
05.Yesterday [Beatles]
06.Besame Mucho [Standard]
07.Old Man River [Traditional]
08.60 Minute Man [Dominoes]
09.500 Miles Away From Home [Folk Traditional]
10.Dance With My Father [Luther Vandross]
11.Moonlight And Music (shout out to Soul Blends/Soul Searchin) [Ruby & Romantics]
12.Stand By Me [Ben E King]
13.Like A Rolling Stone [Bob Dylan]
14.People Get Ready {Impressions}
Enc. Chain Gang [Sam Cooke]
Show ended 22:10
(2012年12月27日木曜、丸の内コットンクラブ、パースエージョンズ・ライヴ)
ENT>LIVE>Persuasions
■Persuasions Sings U2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AQKUCM/soulsearchiho-22/ref=nosim
■Persuasions Street Corner Symphony
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
■Knocking On Bob’s Door
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FQKY7E/soulsearchiho-22/ref=nosim/
Video Do It A Cappella
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000652AI/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Cliff Dawson
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001T21K7K/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
Dave Revels
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000KP6LOE/soulsearchiho-22/ref=nosim/
★◎ パースエージョンズ・インタヴュー~歌うために生まれてきた男たち
2012年12月30日 音楽★◎ パースエージョンズ・インタヴュー~歌うために生まれてきた男たち
【Persuasions: The Men Born To Sing】
ID。
2012年12月23日放送の「ソウル・サーチン・レイディオ」でこの週来日するパースエージョンズの紹介をしたら、DJマーヴィンが、「(彼らには)会えないの? 会って、『ソウル・ブレンズ~~』とか、やってもらえたらいいよね」というので、それはいいアイデアと思い、早速オファーしたところ、コットンから快諾いただき、2日目のファーストとセカンドの間に楽屋におじゃましてコメント録りをしてきた。これがあまりの感動物だったのでその様子をご紹介しよう。
当初の予定としては、「Hi, We are Persuasions. You’re listening to Soul Blends, Soul Searchin」という言葉を言ってもらおうということだった。すると、「ムーンライト・アンド・メロディー」をやってからMCにしよう、となり、これをその場で歌い始めた。ハーモニーは完璧。いきなり歌われてこちらはびっくり。
そこですぐに調子に乗って「では、ちょっとSoul Blends, Soul Searchin にメロディーをつけて一節お願いできますか」と頼んだら、打ち合わせもせずに、リードのデイヴがちょっと歌いだし、残りがハーモニーを付け始めた。いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
最初のテイクはこのメロディーにジミーが「ハ~~イ、ウィアー…」としゃべりをのせた。これを2度ほどやると、もちろんこれも「頂けるテイク」なのだが、デイヴが「MCなしのメロディーだけのをやろう」と言いだした。まさにそれをお願いしたかったので、これまた感動。そして1度目のテイクで見事な15秒ヴァージョンが録音された。
インタヴューとこのIDは、2013年1月6日の「ソウル・サーチン・レイディオ」のコーナーでご紹介します。
○新春第一弾「ソウル・サーチン」でパースエージョンズ特集
インターFM76.1mhz、午後2時半~
ラジコでも。http://radiko.jp/#
~~~~~
出会い。
「ジミーとジョイオーティスさんはオリジナル・メンバーですね。お二人の出会いを話していただけますか。エレヴェーターで歌っていたという有名な話があります。それは本当ですか」と聞くと、ジョイオーティスが「ははは。その通りだよ」。そして、ジミーが「僕たちの出会いについて(メンバーの)5人に聞けば、5つの違ったストーリーが聞けると思う。でも、そのどれもが部分部分で真実なんだ。今君が言ったエレヴェーターで出会ったというのも本当だよ」と答える。
低音のジミー。「僕はブルックリンのデパートのエレヴェーターで歌いながら、エレヴェーターを動かしていた。みんな僕のエレヴェーターに乗りたがったんだよ。僕がいつも歌っていたからね。あるとき(オリジナル・メンバーとなる)ジェリーがエレヴェーターに乗ってきた。それで僕たちは何度もエレヴェーターで上に行ったり下に行ったり、ひたすら(その中で)歌ったんだ。そうしてジェリーと僕が出会った」
ジョイオーティス。「物語は続く。(他のオリジナル・メンバーの)スイート・ジョーとトゥーボが別のグループで出会った。僕は別のグループにはいろうとしていた。共通の友達が彼らに僕のことを話した。そして彼らとある夜みんなで会った。僕が何曲か歌うと、彼らが『おおっ、じゃあ、(君を僕らのグループに)受け入れるよ』と言ってくれた。こうして僕はパースエージョンズになった」
エレヴェーターで歌っていた曲はどんな曲だったのだろうか。
ジミー。「『アイ・ジャスト・キャント・ワーク・ノー・ロンガー』とか」 (と言ってすぐに歌い始める。これはインプレッションズなども歌っている曲。ジミーが歌い始め、みんながすぐにそれについて歌う)「この曲は、フランク・ザッパから電話があったときも歌った曲なんだ」
アカペラ。
ジェイオーティス。「アカペラで歌うということは、僕にとってはたとえばピアノ、ホーン、ギター、あるいはサックスを弾くように、楽器を奏でることと同じなんだ。同じフレーズを歌っても、僕が歌うのとデイヴが歌うのでは歌い方が違う。それは彼の楽器が違うからだ。(とここで、最初ジェイが歌い、それを受けて、デイヴがそのことについて一言言って『ビューティー・イズ・オンリー・スキン・ディープ』(テンプテーションズのヒット)を歌い始める。デイヴが歌いはじめると、みんながまたコーラスをつけてハーモニーを歌い始めた!)」
一体、レパートリーはどれくらいあるのでしょうか。
「さあ、わからないなあ。数えたこともない」
ジェイオーティス。「僕たちはありとあらゆるタイプの歌を歌うんだ。何でも歌える。(だから)何曲かなんてわからない」
彼らはステージで「僕たちはアルバムを44枚出した」「いや69枚だしてる」などとメンバー同士で冗談を言うほど、多くのアルバムをだしている。本当に、彼ら自身も正確なアルバム数がわからないのだろう、と思う。
すると、レパートリーはたくさんあるんだといわんばかりに、ジミーが「ボンボン…」と歌い始めた。すぐにメンバーがついてきた。これは「ハイム・ナンバー・ナインHymn #9」だった。
いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
本当に歌うことが大好きで、ちょっとしたことでいつでも、どこでも、何でも歌う。本当に歌うために生まれてきた男たちだ。
~~~
ステージ。
インタヴューを終えた後のセカンド・ステージで、彼らは途中で「さきほど、ラジオのインタヴューを受けた。なんだっけ、ソウル・ブレンズ、ソウル・サーチン。その番組のために歌った『ムーンライト…』を歌おう」とデイヴが紹介。そして、「ムーンライト…」を歌ってくれた。これももちろん感激だ。
彼らはセットリストをいつでも変えられる。何でも、どこでも歌えるのだ。
(昨日も書いたが)この日セカンド・ステージが終わり、サイン会をした後、ちょうど隣のカップルの女の子が誕生日だった。すると、5人で彼らをかこみいきなり「ハッピー・バースデイ」を歌い始めた。その女の子は「もう泣きそう」と大感激だった。
初日ファースト後のサイン会で佐藤善雄さんが友人のソウル仲間たちとレコードにサインをもらっていた。すると一緒にいた白川さんが「彼はベースを歌うんですよ」と言うと、いきなりメンバーが「シックスティー・ミニット・マン」を歌い始め、それにのって善雄さんがベースのリード部分を歌った。
つまり、いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
そして、翌日このインタヴューの席で、デイヴがスタッフに向かって言った。「昨日、ドゥワップのシンガーが来て『シックスティー・ミニット・マン』を歌っていた。ヨシオ? おお、そうだ。かつてドゥー・ワップを歌っていた、という。もしオーディエンスの中に僕たちの曲を知っている者がいたら事前に教えてくれ。どんどんステージにあげて一緒に歌ってもらうから」 ということは次回、善雄さんがパースエージョンズに行ったら、きっとかれらにステージに引っ張り上げられオンステージで「シックスティー・ミニット・マン」を歌うことになるのではないか。パースエージョンズは、とちゅうでの観客とのコール&レスポンスでもわかるように、観客を楽しませることを最大の喜びとしている。この徹底振りは本当に脱帽だ。
いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
彼らのステージは、ステージだけにとどまらない。オン・ザ・ストリート・コーナーで、客席で、インタヴューの席で、廊下で。世界中のどこでも彼ら5人が揃えば、その瞬間そこがパースエージョンズのステージになる。この歌心精神、本当に素晴らしい。また1年か2年後に戻ってきて欲しい。
■過去関連記事
(パースエージョンズについての詳細記事)
結成50年ア・カペラの超大物パースエージョンズ奇跡の初来日
2012年09月27日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11364865098.html
来日詳細はこちら。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/1226_persuasions
ジョー・ラッセル(パースエージョンズ)、死去~名門アカペラ・グループの一員
2012年05月10日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11245727557.html
続・パースエージョンズ・トリビュート
2012年05月12日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11247440195.html
■
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005UT6R/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000D9PHK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>LIVE>Persuasions
ENT>ARTIST>Persuasions
【Persuasions: The Men Born To Sing】
ID。
2012年12月23日放送の「ソウル・サーチン・レイディオ」でこの週来日するパースエージョンズの紹介をしたら、DJマーヴィンが、「(彼らには)会えないの? 会って、『ソウル・ブレンズ~~』とか、やってもらえたらいいよね」というので、それはいいアイデアと思い、早速オファーしたところ、コットンから快諾いただき、2日目のファーストとセカンドの間に楽屋におじゃましてコメント録りをしてきた。これがあまりの感動物だったのでその様子をご紹介しよう。
当初の予定としては、「Hi, We are Persuasions. You’re listening to Soul Blends, Soul Searchin」という言葉を言ってもらおうということだった。すると、「ムーンライト・アンド・メロディー」をやってからMCにしよう、となり、これをその場で歌い始めた。ハーモニーは完璧。いきなり歌われてこちらはびっくり。
そこですぐに調子に乗って「では、ちょっとSoul Blends, Soul Searchin にメロディーをつけて一節お願いできますか」と頼んだら、打ち合わせもせずに、リードのデイヴがちょっと歌いだし、残りがハーモニーを付け始めた。いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
最初のテイクはこのメロディーにジミーが「ハ~~イ、ウィアー…」としゃべりをのせた。これを2度ほどやると、もちろんこれも「頂けるテイク」なのだが、デイヴが「MCなしのメロディーだけのをやろう」と言いだした。まさにそれをお願いしたかったので、これまた感動。そして1度目のテイクで見事な15秒ヴァージョンが録音された。
インタヴューとこのIDは、2013年1月6日の「ソウル・サーチン・レイディオ」のコーナーでご紹介します。
○新春第一弾「ソウル・サーチン」でパースエージョンズ特集
インターFM76.1mhz、午後2時半~
ラジコでも。http://radiko.jp/#
~~~~~
出会い。
「ジミーとジョイオーティスさんはオリジナル・メンバーですね。お二人の出会いを話していただけますか。エレヴェーターで歌っていたという有名な話があります。それは本当ですか」と聞くと、ジョイオーティスが「ははは。その通りだよ」。そして、ジミーが「僕たちの出会いについて(メンバーの)5人に聞けば、5つの違ったストーリーが聞けると思う。でも、そのどれもが部分部分で真実なんだ。今君が言ったエレヴェーターで出会ったというのも本当だよ」と答える。
低音のジミー。「僕はブルックリンのデパートのエレヴェーターで歌いながら、エレヴェーターを動かしていた。みんな僕のエレヴェーターに乗りたがったんだよ。僕がいつも歌っていたからね。あるとき(オリジナル・メンバーとなる)ジェリーがエレヴェーターに乗ってきた。それで僕たちは何度もエレヴェーターで上に行ったり下に行ったり、ひたすら(その中で)歌ったんだ。そうしてジェリーと僕が出会った」
ジョイオーティス。「物語は続く。(他のオリジナル・メンバーの)スイート・ジョーとトゥーボが別のグループで出会った。僕は別のグループにはいろうとしていた。共通の友達が彼らに僕のことを話した。そして彼らとある夜みんなで会った。僕が何曲か歌うと、彼らが『おおっ、じゃあ、(君を僕らのグループに)受け入れるよ』と言ってくれた。こうして僕はパースエージョンズになった」
エレヴェーターで歌っていた曲はどんな曲だったのだろうか。
ジミー。「『アイ・ジャスト・キャント・ワーク・ノー・ロンガー』とか」 (と言ってすぐに歌い始める。これはインプレッションズなども歌っている曲。ジミーが歌い始め、みんながすぐにそれについて歌う)「この曲は、フランク・ザッパから電話があったときも歌った曲なんだ」
アカペラ。
ジェイオーティス。「アカペラで歌うということは、僕にとってはたとえばピアノ、ホーン、ギター、あるいはサックスを弾くように、楽器を奏でることと同じなんだ。同じフレーズを歌っても、僕が歌うのとデイヴが歌うのでは歌い方が違う。それは彼の楽器が違うからだ。(とここで、最初ジェイが歌い、それを受けて、デイヴがそのことについて一言言って『ビューティー・イズ・オンリー・スキン・ディープ』(テンプテーションズのヒット)を歌い始める。デイヴが歌いはじめると、みんながまたコーラスをつけてハーモニーを歌い始めた!)」
一体、レパートリーはどれくらいあるのでしょうか。
「さあ、わからないなあ。数えたこともない」
ジェイオーティス。「僕たちはありとあらゆるタイプの歌を歌うんだ。何でも歌える。(だから)何曲かなんてわからない」
彼らはステージで「僕たちはアルバムを44枚出した」「いや69枚だしてる」などとメンバー同士で冗談を言うほど、多くのアルバムをだしている。本当に、彼ら自身も正確なアルバム数がわからないのだろう、と思う。
すると、レパートリーはたくさんあるんだといわんばかりに、ジミーが「ボンボン…」と歌い始めた。すぐにメンバーがついてきた。これは「ハイム・ナンバー・ナインHymn #9」だった。
いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
本当に歌うことが大好きで、ちょっとしたことでいつでも、どこでも、何でも歌う。本当に歌うために生まれてきた男たちだ。
~~~
ステージ。
インタヴューを終えた後のセカンド・ステージで、彼らは途中で「さきほど、ラジオのインタヴューを受けた。なんだっけ、ソウル・ブレンズ、ソウル・サーチン。その番組のために歌った『ムーンライト…』を歌おう」とデイヴが紹介。そして、「ムーンライト…」を歌ってくれた。これももちろん感激だ。
彼らはセットリストをいつでも変えられる。何でも、どこでも歌えるのだ。
(昨日も書いたが)この日セカンド・ステージが終わり、サイン会をした後、ちょうど隣のカップルの女の子が誕生日だった。すると、5人で彼らをかこみいきなり「ハッピー・バースデイ」を歌い始めた。その女の子は「もう泣きそう」と大感激だった。
初日ファースト後のサイン会で佐藤善雄さんが友人のソウル仲間たちとレコードにサインをもらっていた。すると一緒にいた白川さんが「彼はベースを歌うんですよ」と言うと、いきなりメンバーが「シックスティー・ミニット・マン」を歌い始め、それにのって善雄さんがベースのリード部分を歌った。
つまり、いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
そして、翌日このインタヴューの席で、デイヴがスタッフに向かって言った。「昨日、ドゥワップのシンガーが来て『シックスティー・ミニット・マン』を歌っていた。ヨシオ? おお、そうだ。かつてドゥー・ワップを歌っていた、という。もしオーディエンスの中に僕たちの曲を知っている者がいたら事前に教えてくれ。どんどんステージにあげて一緒に歌ってもらうから」 ということは次回、善雄さんがパースエージョンズに行ったら、きっとかれらにステージに引っ張り上げられオンステージで「シックスティー・ミニット・マン」を歌うことになるのではないか。パースエージョンズは、とちゅうでの観客とのコール&レスポンスでもわかるように、観客を楽しませることを最大の喜びとしている。この徹底振りは本当に脱帽だ。
いつでも、どこでも、何でも歌えるパースエージョンズ!
彼らのステージは、ステージだけにとどまらない。オン・ザ・ストリート・コーナーで、客席で、インタヴューの席で、廊下で。世界中のどこでも彼ら5人が揃えば、その瞬間そこがパースエージョンズのステージになる。この歌心精神、本当に素晴らしい。また1年か2年後に戻ってきて欲しい。
■過去関連記事
(パースエージョンズについての詳細記事)
結成50年ア・カペラの超大物パースエージョンズ奇跡の初来日
2012年09月27日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11364865098.html
来日詳細はこちら。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/1226_persuasions
ジョー・ラッセル(パースエージョンズ)、死去~名門アカペラ・グループの一員
2012年05月10日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11245727557.html
続・パースエージョンズ・トリビュート
2012年05月12日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11247440195.html
■
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000008N7/soulsearchiho-22/ref=nosim/"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005UT6R/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000D9PHK/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>LIVE>Persuasions
ENT>ARTIST>Persuasions
◎本年もいろいろお世話になりました。「ソウル・サーチン」電子ブックでています
2012年12月31日 音楽◎本年もいろいろお世話になりました。「ソウル・サーチン」電子ブックでています
【Thank You 2012】
大晦日。
もう大晦日になってしまった。今年はうるう年だったので、今日は今年366日目。1日多くても、一年を短く感じるその感覚は、もう地球の自転が昔より早くなっているから、と信じてしまいたくなるほど。
12月30日は『ソウル・ブレンズ』でナイル・ロジャーズを生ゲストで迎えた。ナイルの番組登場は2004年5月16日、2011年4月17日以来3度目のこと。ナイルももう勝手知ったる「ソウル・ブレンズ」という感じだった。DJマーヴィンとの息もあい、マーヴィンがライヴの観客にいたら、きっとナイルは「グッドタイムス」のあたりで、マーヴィンをステージに引っ張りだすことだろう。
そして、ナイルを青山ブルーノートに送り、その後僕は渋谷デュオでのマイケル・ジャクソン・トリビュートへ。今年で4回目のマイケル・トリビュート。デイヴィッド・キング、フィリップ・ウーらのマイケル曲満載のライヴ、そして、ダンサーたちのライヴ、キッズたちのダンス・ライヴなど実に盛りだくさんだった。
暮れ。
暮れってほんとうにせわしない。僕は27日パースエージョンズ、28日がフィリップ・ウー、29日がアル・マッケイで、30日がマイケル・ジャクソン・トリビュート(予定セットリスト下記参照)だった。そして今日31日にナイル・ロジャーズ。このあたりはおいおいライヴ評をアップする予定。
ところで、自分ではけっこう「ソウル・サーチン」電子ブックのことを宣伝しているつもりなのだが、全然知らない人がまだまだ多いということを知った。ので、下に、再度リンク先を貼り付けます。アマゾン・キンドル、楽天コボでも買えます。
本年も「ソウル・サーチン・ブログ」ご愛読いただきありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。
■マイケル・ジャクソン・トリビュート/デイヴィッド・キング、フィリップ・ウーらのセットリスト
2012年12月30日(日) 渋谷デュオ
1st show
01.Intro
02.Can You Feel It
03.I Want You Back
04.Blame It On The Boogie
05.I Wanna Be Where You Are
06.Rock With You
07.Lady In My Life
08.Girl Is Mine
09.Who’s Loving’ You
10.Remember The Time
11.Shake Your Body (Down To The Ground)
2nd show
01.Heartbreak Hotel
02.The Way You Make Me Feel
03.Never Can Say Goodbye
04.Billie Jean
05.Wanna Be Startin’ Somethin’
06.Gone Too Soon
07.Man In The Mirror – I’ll Be There
08.Black Or White
Enc. Heal The World
■「ソウル・サーチン1~ミニー・リパートン物語~ハーフ・フルの人生」
世紀の大ヒット「ラヴィン・ユー」でおなじみミニー・リパートン。ミニーは乳がんで31歳の若さで死去。乳房を半分取ったことを「半分しかないhalf empty」ではなく、「半分もあるhalf full」と前向きに語った。彼女が直面した様々な障害と悩み。それに向き合う中でしたソウル・サーチンの物語は…。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK7E/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK7E/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ミニー・リパートンのご紹介 音でご紹介
https://soundcloud.com/soul_searchin_7/soul-searchin-2012-08-26
■「ソウル・サーチン2~ハーヴィー・フークワ、もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語」
マーヴィン・ゲイが師匠と仰ぎ、憧れ、リスペクトしたシンガー、ハーヴィー・フークワ。マーヴィンの育ての親となったハーヴィーの目から見たマーヴィン・ゲイ物語。ハーヴィーはマーヴィンのデビュー前から、「ホワッツ・ゴーイング・オン」、奇跡の復活「セクシュアル・ヒーリング」、父親の銃弾に倒れて死亡するまでを間近で見ていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK7Y/soulsearchiho-22/ref=nosim/
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■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ハーヴィー・フークワ・もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語のご紹介 音でご紹介
http://soundcloud.com/soul_searchin_9/soul-searchin-radio-2012-10-14
■「ソウル・サーチン3~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で」
1950年代から60年代にかけて黒人としては最高の成功と栄誉を獲得したナット・キング・コールの娘として誕生したナタリー・コール。そこにはデビュー前から常に父ナットの影があった。その父を拒絶するところからキャリアを始め、そして年月とさまざまな挫折を経て父を受け入れることになったナタリーが生み出した傑作とは。二度のグラミーの狭間に横たわるさまざまなソウル・サーチンの物語。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK1U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00AM7ZK1U/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■楽天KOBO版
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ミニー・リパートン★
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ハーヴィー・フークワ~もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語★
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で★
ESSAY>Year-End
【Thank You 2012】
大晦日。
もう大晦日になってしまった。今年はうるう年だったので、今日は今年366日目。1日多くても、一年を短く感じるその感覚は、もう地球の自転が昔より早くなっているから、と信じてしまいたくなるほど。
12月30日は『ソウル・ブレンズ』でナイル・ロジャーズを生ゲストで迎えた。ナイルの番組登場は2004年5月16日、2011年4月17日以来3度目のこと。ナイルももう勝手知ったる「ソウル・ブレンズ」という感じだった。DJマーヴィンとの息もあい、マーヴィンがライヴの観客にいたら、きっとナイルは「グッドタイムス」のあたりで、マーヴィンをステージに引っ張りだすことだろう。
そして、ナイルを青山ブルーノートに送り、その後僕は渋谷デュオでのマイケル・ジャクソン・トリビュートへ。今年で4回目のマイケル・トリビュート。デイヴィッド・キング、フィリップ・ウーらのマイケル曲満載のライヴ、そして、ダンサーたちのライヴ、キッズたちのダンス・ライヴなど実に盛りだくさんだった。
暮れ。
暮れってほんとうにせわしない。僕は27日パースエージョンズ、28日がフィリップ・ウー、29日がアル・マッケイで、30日がマイケル・ジャクソン・トリビュート(予定セットリスト下記参照)だった。そして今日31日にナイル・ロジャーズ。このあたりはおいおいライヴ評をアップする予定。
ところで、自分ではけっこう「ソウル・サーチン」電子ブックのことを宣伝しているつもりなのだが、全然知らない人がまだまだ多いということを知った。ので、下に、再度リンク先を貼り付けます。アマゾン・キンドル、楽天コボでも買えます。
本年も「ソウル・サーチン・ブログ」ご愛読いただきありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。
■マイケル・ジャクソン・トリビュート/デイヴィッド・キング、フィリップ・ウーらのセットリスト
2012年12月30日(日) 渋谷デュオ
1st show
01.Intro
02.Can You Feel It
03.I Want You Back
04.Blame It On The Boogie
05.I Wanna Be Where You Are
06.Rock With You
07.Lady In My Life
08.Girl Is Mine
09.Who’s Loving’ You
10.Remember The Time
11.Shake Your Body (Down To The Ground)
2nd show
01.Heartbreak Hotel
02.The Way You Make Me Feel
03.Never Can Say Goodbye
04.Billie Jean
05.Wanna Be Startin’ Somethin’
06.Gone Too Soon
07.Man In The Mirror – I’ll Be There
08.Black Or White
Enc. Heal The World
■「ソウル・サーチン1~ミニー・リパートン物語~ハーフ・フルの人生」
世紀の大ヒット「ラヴィン・ユー」でおなじみミニー・リパートン。ミニーは乳がんで31歳の若さで死去。乳房を半分取ったことを「半分しかないhalf empty」ではなく、「半分もあるhalf full」と前向きに語った。彼女が直面した様々な障害と悩み。それに向き合う中でしたソウル・サーチンの物語は…。
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■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ミニー・リパートンのご紹介 音でご紹介
https://soundcloud.com/soul_searchin_7/soul-searchin-2012-08-26
■「ソウル・サーチン2~ハーヴィー・フークワ、もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語」
マーヴィン・ゲイが師匠と仰ぎ、憧れ、リスペクトしたシンガー、ハーヴィー・フークワ。マーヴィンの育ての親となったハーヴィーの目から見たマーヴィン・ゲイ物語。ハーヴィーはマーヴィンのデビュー前から、「ホワッツ・ゴーイング・オン」、奇跡の復活「セクシュアル・ヒーリング」、父親の銃弾に倒れて死亡するまでを間近で見ていた。
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■「ソウル・サーチン・レイディオ」~ハーヴィー・フークワ・もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語のご紹介 音でご紹介
http://soundcloud.com/soul_searchin_9/soul-searchin-radio-2012-10-14
■「ソウル・サーチン3~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で」
1950年代から60年代にかけて黒人としては最高の成功と栄誉を獲得したナット・キング・コールの娘として誕生したナタリー・コール。そこにはデビュー前から常に父ナットの影があった。その父を拒絶するところからキャリアを始め、そして年月とさまざまな挫折を経て父を受け入れることになったナタリーが生み出した傑作とは。二度のグラミーの狭間に横たわるさまざまなソウル・サーチンの物語。
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■楽天KOBO版
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ミニー・リパートン★
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ハーヴィー・フークワ~もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語★
★ソウル・サーチンR&Bの心を求めて~ナタリー・コール物語~二度のグラミーの狭間で★
ESSAY>Year-End
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