◎プリンス・シカゴ・ライヴ(2日目)~ジェニファー・ハドソンがサプライズ登場

【Prince Live At Chicago (Day Two)】

プリンスが2012年9月24日から26日まで3日間シカゴのユナイテッド・センターで行なったライヴ・レポート、パート2。本編ライヴ後近くのライヴ・ハウス「ハウス・オブ・ブルース」で行なわれた「アフター・パーティー」の様子もご紹介。プリンス・エヴァンジェリスト、ツナさん入魂レポート、2日目です。

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緊急特集:今日の『ソウル・ブレンズ』(関東地区・インターFM、76.1mhz午後1時~3時)内「ソウル・サーチン」(午後2時30分~)では、プリンス・シカゴ・ライヴ・レポートとともにプリンスの曲をご紹介します。

関東地区の方は、ラジコを通じてパソコン、スマートフォンなどで聴けます。

http://radiko.jp/player/player.html#INT

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プリンス・ライヴ・アット・シカゴ(パート2) Written By Tuna

2012年9月25日(火)

2日目。

プリンスのライヴが行なわれたユナイテッド・センターへの公共交通機関での行き方は二通りある。

一つは鉄道。

シカゴ・トランジット・オーソリティー(鉄道。ロック・グループ、シカゴの名前の由来となったもの)のイリノイ・メディカル・ディストリクト駅を降り、目の前にあるマルコムXカレッジを通り過ぎると丸い屋根が見えてくる。

駅から徒歩10分ぐらいだ。電車は24時間運転しているが、深夜に駅まで歩くのは少々気になるのであまりお勧めしない。

もう一つがバス。

路線網と運行本数が多いので移動には重宝する。スタジアム前にもバス停があり、しかも、試合やコンサートがある時には臨時バスも運行されるの非常に便利だ。

シカゴでは、バスも電車も初乗りは同じで2ドル25セント。どこまで行っても同一。ただバスは現金で乗れるがお釣りがでない。ぴったり小銭を用意しなければならない。そこで一週間程度滞在する人のために7日間パス(23ドル)というのがあり、さっそく購入。これで私の滞在中、電車、バス乗り放題になった。

2日目は前夜ほど焦ることはなかったが、それでも開演時間にあわせて入場してみたが、やはり定刻通り始まる気配は全くない。

今夜の座席は昨日の反対側、シンボル・マークの右側の前から6列目である。ステージより少し高い位置なのでステージを見下ろす形になる。また、頭上にあるいわゆるサーヴィス映像を映す大きなスクリーンを観ることができるのも前日とは違う。

昨日はステージの反対側に行ったときや背中を向けたときにスクリーンを観ることができない場所だったが、今日は大きな姿や表情を観ることができそうだ。そのスクリーンでは開演までプリンス・ファミリーのプロモーション・ビデオが流れていた。マザラティー、マッドハウス、アンドレ・シモーンなどだ。

プリンスのライヴは毎回セットリストが違うのはご存知の通り。いろいろな曲が縦横無尽にでてくるため、マニアになると、すべてのライヴに行きたくなる。

二言。

20時30分。昨日よりは30分も早いが、予定の開演時間から遅れること30分、客電が落ちバンド・メンバーが定位置についた。そして、いきなり、聴き覚えのあるイントロが流れてくる。

20時36分。Dearly beloved...。この二言が発せられたその瞬間観客の歓声は悲鳴に変わった。

1984年に発表されたプリンス最大のヒット・アルバム『パープル・レイン』の1曲目「レッツ・ゴー・クレイジー」のイントロだ。それにあわせて現れたプリンスの格好は今回のポスターの衣装そのまま。さらに金色のサングラスまでかけていて、まさに「ウェルカム・トゥ・シカゴ」ツアーの真の始まりのようだ。

昨日は気がつかなかったがステージを見下ろすとシンボル・マーク型に縁取られているステージの縁にある電飾が楽曲にあわせて光っている。こんな仕掛けが最前列からだと近すぎて分からなかった。

プリンスは冒頭、「昨日みなさんにご不便をおかけして申し訳なかった。改善を心がけています」とあいさつ。

大所帯バンドで音圧は厚く、グルーヴ感は文句なし。テンポ良くコンサートは進んでいったがこの日は何曲も嬉しい選曲があった。

久し振りに聴いた幻想的な「サムタイムス・イット・スノーズ・イン・エイプリル」。

もしかすると私はライヴでは初めて聴いたかもしれない「シーズ・オールウェイズ・イン・マ・ヘア」。

2009年のアルバム『ロータスフラワー(Lotusflow3r)』に収録されている「ドリーマー」。これなんて聴けるとは思わなかったから驚きだ。

そして、イントロだけでは分からず歌いはじめてようやく分かった「アイ・クド・ネヴァー・テイク・ザ・プレイス・オブ・ユア・マン」。この曲はシングル・カットもされたポップな曲だが、静かに始まりプリンスが狂おしく声を搾り出すように「Never、Never」と歌うところは感動的だった。

昨日購入した今回のコンサート・パンフレットに写真とともにゲストとして紹介されているのはラリー・グラハム、メイシオ・パーカー、ジャネール・モネイ。(ちなみにラリー・グラハムは今回は登場しなかった)

サプライズ。

しかし、今夜の「ナッシング・コンペアーズ・トゥ・ユー」にはアナウンスされていない女性ゲスト・ヴォーカルがデュエット相手として登場した。スラリと背が高く綺麗なその女性はなんと、同じシカゴ出身のスーパースター、ジェニファー・ハドソンだった。地元シカゴらしく人気スター、ジェニファーのサプライズ登場は熱狂的に受け入れられていた。

22時08分。非常に素晴らしい歌声を聴かせてもらったあとは「パープル・レイン」で一旦終了。まだ2時間経っていない。

1時間半一気に突っ走ったからと言って前夜のようにあんまりアンコールまで長く待たされたくないなぁと思っていたら、プリンスはたった1分でステージに戻ってきた。

そしてアンコールとして「リトル・レッド・コルベット」を演奏、曲が終わった後はこれでショーも終了かと思った。

前夜の最後の曲がそうだっただけに帰る客も多く最前列から5列目まで殆ど人が居なくなったので私は前の方まで降りてみた。

すると、5分ほどして先ずはバンド・メンバーが現れてその後にプリンスが登場した。二度目のアンコールだ。

そして演奏されたのが、今のところの最新作『20Ten(トゥエンティー・テン)』からの「アクト・オブ・ゴッド」だった。これにはまた驚かされた。

さらに、その後にジャネット・ジャクソンの「ホワット・ハヴ・ユー・ダン・フォー・ミー・レイトリー」を大サーヴィス。この曲で思い出すのは1990年の東京ドーム公演だ。 

最後は残っていたVIP客をステージにあげて「パーティーマン」にて本当に終了。

初日と比較してヴィジュアルも選曲もアレンジも大変満足した夜であった。

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移動。

会場前に止まっている臨時バスは真ん中に連結部分のある長い一台だった。こんなのは以前、海浜幕張駅で見たことがあるぐらいだ。満員になったところでダウンタウンに移動。バス停からは「アフター・ジャム」の会場「ハウス・オブ・ブルース」に歩いた。

今夜は3列目中央辺りに立ち位置を見つけた。最前列は先に帰った友人たちが陣取っている。

DJがノンストップで音楽を流す中、一時間余り待っていたところでステージが始まった。

今夜は昨夜の約束通り幕が開くとプリンスがいる。如何にもアフターっぽく重いビートのジャムが続く。

「ジャム・オブ・ジ・イヤー」が始まるとコール・アンド・レスポンスで盛り上がり、「デイズ・オブ・ワイルド」は非常にファンキーである。

そして、その後のギター・フレーズで一瞬自分の耳を疑った。まさかのアンドレ・シモーンの「ダンス・エレクトリック」のイントロを演奏しているからだ。この曲は元々1984年に作られて、1985年にはアンドレ・シモーンの『A.C.』というアルバムに収録されていた。今年4月のオーストラリア・ツアー前にリハーサル音源として「ザ・ダンス・エレクトリック・ジャム(The Dance Electric Jam)」として配信されていた。そのため、演奏する可能性はあるとしてもまさかと思っていたら、やってくれたの嬉しかった。しかし、プリンスは「ダンス・エレクトリック」のイントロをプレイしたら、それだけで、次の曲「マウンテンズ」と「エヴリデイ・ピープル」に行ってしまった。「ダンス・エリクトリック」を期待していたので、ちょっと肩透かしをくらった感じだった。しかし、「エヴリデイ・ピープル」のあと、ちゃんと「ダンス・エレクトリック」に戻ってきてくれた。この曲も生で聴くのは当然初めてである。これは最近のツアーではやっていなかったので、どんなアレンジになるかなどまったく予想できなかったので、大変嬉しい誤算だった。

1時58分。そんな興奮の中、プリンスが退場。

そして、2時01分になってシェルビー・Jが10分ほど担当した。その後、プリンスが再登場して「ゲット・オン・ザ・ボート」にて終了。

今夜は本編もアフターも非常に充実しており私自身大満足した夜であった。

そのため、終わった直後に友人たちと感想を語り合っても、みな同じような感動を共有していた。最終日後にいつの公演が良かったかと話し合ってもこの2日目が一番だという意見が多かった。勿論私自身もそうだった。

会場を後にしたのは3時を過ぎていた。外に出ると真っ暗で風が冷たくあっという間に汗が引くぐらいの寒さであった。

(3日目レポートにつづく)

(文責・吉岡正晴)


■セットリスト プリンス、シカゴ・ユナイテッド・センター、2012年9月25日(火)

■メンバーは次のゲスト以外前日と同様
+Jennifer Hudson (Special Guest)

Show started 20:30

01. Thunderstorm Intro
02. Let’s Go Crazy
03. Delirious
04. Let’s Go Crazy (Reprise)
05. 1999
06. Shhh
07. Let’s Work
08. U Got The Look (With Damaris Lewis)
09. Sometimes It Snows In April
10. People Pleaser (Andy Allo Lead Vocal)
11. She’s Always In My Hair
12. Dreamer
13. I Could Never Take The Place Of Your Man
14. Take Me With U (Andy Allo Co Lead Vocal)
15. Raspberry Beret
16. Cream
17. Cool (Incl. Don’t Stop ’Til You Get Enough)
18. Nothing Compares 2 U (Jennifer Hudson Co Lead Vocal)

19. Purple Rain

20. Controversy (Incl. Housequake Chants, With Damaris Lewis)

21.Piano Set : How Come U Don’t Call Me Anymore

22. Sampler Set : When Doves Cry - Nasty Girl (Instr.) - Sign ’O’ The Times- Hot Thing - Alphabet St. (Instr.) - Forever In My Life - Darling Nikki (Instr.) – Mr. Goodnight - I Would Die 4 U

23. Kiss

24.(Encore) Little Red Corvette (With Andy Allo)

25. (Encore) Act Of God
26. (Encore) What Have You Done For Me Lately (Shelby J. Lead Vocal)
27. (Encore) (Theme Song From) Which Way Is Up ? (Shelby J., Liv Warfield, Elisa Dease Co Lead Vocal)
28. (Encore) Partyman (Incl. It’s Alright, Controversy Reprise)

Show ended 23:06

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House Of Blues, Chicago
26th September 2012 (am)

show started 0:57

01. Instrumental Jam #1
02. Instrumental Jam #2
03. Instrumental Jam #3
04. Be Happy (Shelby J. Lead Vocal)
05.Jam Of The Year (Incl. Also Sprach Zarathustra)
06.$ - Boogie Woogie Bugle Boy - Song Of The Heat (Incl. Also Sprach Zarathustra)
07. Days Of Wild - Wild & Loose (Incl. Ain’t Nobody)
08. The Dance Electric (Intro)
09. Mountains
10. Everyday People
11. The Dance Electric

12. Brown Skin (Shelby J. Lead Vocal)

13. Stratus
14. Get On The Boat

Show ended 02:24

(2012年9月25日火曜、シカゴ・ユナイテッド・センター、プリンス・ライヴ)
(2012年9月26日水曜、シカゴ・ハウス・オブ・ブルース、プリンス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Prince

■アンディー・アロ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00316DBQA/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ アンドレ・シモーン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0057OORFS/soulsearchiho-22/ref=nosim/

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☆「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」イヴェント12月30日に開催

【“Thank You Michael Jackson We All Love You”Event Will Be Held On December 30th】

年末恒例。

2009年から行なわれてきた年末恒例「マイケル・ジャクソン・トリビュート・イヴェント」の第4回目が今年も昨年同様12月30日(日)、渋谷のデュオで行なわれる。(イヴェント詳細・出演者などは下記)

昨年も好評を得たデイヴィッド・キングを中心とした日本在住のブラック・バンドによるマイケル・カヴァーなどを中心にダンサー、DJなどが多数参加しマイケルに思いを馳せる。また、今回昨年に引き続き吉岡正晴もトーク・パネルでオープニングで話しをする。

なお、今回は本ソウル・サーチン・ブログでも特別先行のチケット枠を頂いたので、ご希望の方は、下記へ予約メールをお送りください。折り返し確認メールをお送りします。

予約メール
thankyoumichael1230@yahoo.co.jp
(このアドレスをコピー&ペーストしてメールをお送りください)

上記メールアドレスに、参加する方のお名前(複数の場合・代表と総人数)、住所、連絡先電話番号、連絡先メールアドレス(メールを送られたアドレスであれば、特に書いていただかなくてもけっこうです)をお送りください。後日、主催の日本ポピュラー音楽協会よりご連絡いたします。チケットは申し込み順に整理番号を振り、同協会から郵送いたします。振り込み方法などは郵送時にご案内いたします。また、携帯電話のアドレスからのメールで受信制限などをされている方は、yahoo.co.jp からのメールが受信できるようドメイン指定などをしてください。 なお、先行発売は2012年10月22日から25日まで。以後は一般発売となりますが、本ホームページでも引き続き予約はできます。

■前回ライヴ評

第3回「マイケル・ジャクソン・トリビュート2011 We all love you」
2012年01月12日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11132630851.html

■開催概要 「サンキュー・マイケル・ジャクソン(ウィー・オール・ラブ・ユー)」

日時 2012.年12.月30日(日曜日)
会場 渋谷デュオ・ミュージック・エクスチェンジ
東京都渋谷区道玄坂2-14-8  O-EASTビル 1階 03-5459-8716
開場 16時30分 – 終演 22時00分(予定)
料金 大人5,800円 / 中・高生2,000円 / 小学生1,000円 +1drink All Standing (椅子少々あり)※当日券は大人のみ500円up

■ チケット販売
◎JPMAフレンズ・クラブ先行受付期間10月22日(月)~25日(木)
(プレミアム会員(法人・個人)チケット割引対象外)
日本ポピュラー音楽協会 03-3585-3903 (平日10:00~18:00)
WEB予約
http://www.jpma-jazz.or.jp/ticket_reservation/form.html
◎一般販売10月26日(金)
ローソンチケット 0570-084-003 (L: 77184)
チケットぴあ 0570-02-9999 (P: 184-471)
CNプレイガイド 0570-08-9999
イープラス http://eplus.jp/
Café&Bar MJM 042-446-4757 (15:00~0:00)
duo music exchange 03-5459-8716 (12時~19時電話予約のみ。チケットは当日開場30分前からduoにて引き渡し)

※学生チケットは、日本ポピュラー音楽協会、Café&Bar MJMのみの取り扱いになります。
※学生の方は、ご入場の際に学生証をご提示いただきます。
※ご入場は整理番号順にお並びいただきます。
※未成年の方へはアルコール類の販売はできません。また、写真付き身分証明書をご提示いただく場合もございます。
※再入場はできませんのでご了承下さい。
※タイムテーブルは12月中旬頃、日本ポピュラー音楽協会のHPにて発表いたします。

主催:一般社団法人 日本ポピュラー音楽協会
協力:café&bar MJM
問合わせ:日本ポピュラー音楽協会 03-3585-3903 (平日10:00~18:00) info@jpma-jazz.or.jp

マイケル・ジャクソンが銀河系から旅立って4回目となるカウントダウン前夜祭!最高の笑顔で再会しよう!

マイケル・ジャクソンのspiritを圧倒的なダンス力で表現するダンサー&コレオグラファーMasato Kinoが全身全霊でマイケルのDNAを受継ぐかのごとくのダンスをお魅せます!マイケルから多大な影響を受けた最強アーティストと共にマイケルを熱く語るトークを交えた極上のエンターテイメント・ショーをお楽しみください。2012年の〆は渋谷duoで!

<出演者>
Masato Kino / 木野正人 (dance) 
David King / デイヴィッド・キング(vo)
Philip Woo / フィリップ・ウー (key, cho)
Penny-K / ペニーK (key)
Jay Stixx / ジェイ・スティックス (ds)
Masa Kohama / マサ小浜 (eg)
Lawrence Daniels / ローレンス・ダニエルズ (b, cho)
Gary Scott / ゲイリー・スコット (sax, perc, cho)
Karibel / カリベル (cho)
Lyn / リン (cho)
Kai King / カイ・キング (vo) 13才 
Taku Youngblood / タク・ヤングブラッド (vo) 11才 
Mai King / マイ・キング (vo) 10才 
Tai King / タイ・キング (vo) 5才 
DJ ACE / DJエース
吉岡正晴 (Special Panelist)
Prince / プリンス (dance) 16才
Blanket / ブランケット (dance) 9才
Kids dancer and more

(出演者プロフィール)

Masato Kino / 木野正人(dance)
静岡県出身。17歳でジャニーズ事務所に入り、少年隊、田原俊彦のバックダンサーを務める。後にアイドルグループCHA-CHAでレコードデビュー。20歳でダンス留学のため渡米。BBA「LA最大のエージェント」500人中5人の合格率でオーディション合格。93年NAACP「全米黒人地位向上協会」Image Awardに出演。「Entertainer Of The Year」に選ばれたマイケル・ジャクソンを称えるセクションにてソロでのシルエットダンス「MJ History」を披露。2007年「Michael Jackson VIP party」にてMichael Jackson Special Medleyをミックスしてゲスト・パフォーマンス。「Japan EXPO」ソロパフォーマンスin L.A.に出演。ダンス指導歴:田原俊彦、少年隊、SMAP、瀬戸明香 etc

David King / デビッド・キング(vo)
NY出身。アメリカ在住期、スタイリスティック、クール・アンド・ザ・ギャング等と共演、日本に於いては、浜崎あゆみ、矢沢永吉、フェイス・ヒル、平井堅、ソエル、倖田來未、アシャンティ、ワンヤ (BOYS Ⅱ MEN)等と共演する。映画では映画:『ミッシング』ケーシー(ケーシー&ジョジョ)や『BECK』に出演。ソロとしてアルバム『It’s All In The Game』、『Are You Feeling Me? 』の2枚をリリース。

Philip Woo / フィリップ・ウー (key, cho)
シアトル出身のソウル/R&B/JAZZ/POPを中心に活躍してきたアジア系のキーボーディスト。19歳の時ロイ・エアーズに見出され、ツアー参加に伴いニューヨークに移住する。以降、ロバータ・フラック、ホイットニー・ヒューストン、グローバー・ワシントンJr、シンディー・ローパーなどのレコーディング、ツアーマネージャーなどを務め、この他にも世界で活躍する多くのミュージシャン達と共演をし、強い信頼を得ている。

Penny-K / ペニーK (key)
スリーディグリーズ、ケミストリー、LiSA、Ai、メイシー・グレイ、チャカ・カーン、日野皓正など共演。その他、99年フューチャージャズ・ユニット、エイリアンズアーとしてアルバムを3枚発表。11年モントルー・ジャズ・フェスティバル、マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライブに出演。

Jay Stixx / ジェイ・スティックス (ds)
シュープリームスやテンプテーションズ、アシャンティ、マイケル・パウロなどをサポートする実力派ドラマー。来日後は上田正樹、久保田利伸、bird、AiなどR&B、SOULアーティストのツアーやレコーディングに参加する。ミュージシャンとして、TBSテレビ「EXILE魂」などでもお馴染み。

Masa Kohama / マサ小浜 (eg)
ギターを11歳からはじめる。91年ロサンジェルスへ移住、5人目のビートルズとして有名な伝説のシンガー兼オルガニストでもあった故ビリー・プレストンや、スティービー・ワンダー、チャカ・カーン、アリ・ウッドソン(テンプテーションズ)、ジェイムス・イングラムなど数々のR&B、SOULシンガー、そしてアフリカン・ジャズの巨匠ヒュー・マサケラとも共演する。2006年これまでの活動拠点をL.A.から東京に移し日夜邁進中。

Lawrence Daniels / ローレンス・ダニエルズ (b, cho)
国内では、ケミストリーのコーラスや平井堅のベースでTV出演経験あり。そしてマイケル・ジャクソン来日時のVIPパーティで、ゴスペル・クワイヤーとして出演。そして全国各地の小中高校、教育委員会で公演のほか、クラブ、イベント、結婚式の活動でも活躍を続けている。

Gary Scott / ゲイリー・スコット (sax, perc, cho)
オハイオ州出身。サックス、ピアノ、ドラム、パーカッション演奏、ヴォーカルもこなす多彩な顔を持つ。ラジオDJのレギュラー出演、CMソングなども手がけている。また、日本を代表するアーティスト、矢沢永吉のコンサートでもパフォーマンスも行うなど、実力派アーティストとして活躍中。

Karibel / カリベル (cho)
ニュージャージー州フォートリー出身のR&Bの歌手、ソングライ ター、モデル。R&Bで数々にヒットを飛ばしているメジャー・ ミュージック・プロダクションズのスーパー・プロデューサー『ヒロ・オオシマ』に見いだされる。今後が期待されるアーティスト。

Lyn / リン (cho)
88年生まれ。フィリップ・ウー (メイズ、ロイ・エアーズ、久保田利伸、Exileなどと共演)の月一回のセッションにて、ゲスト・ボーカル、コーラス、として歌う。それ以後、様々な方たちのコーラスやゲスト・ボーカルとして、活動中。また、ソロ名義でもライブ活動をしている。

Kai King / カイ・キング (vo) 13才
2000年2月29日、デビッド・キング氏の息子として誕生。子供ながらに、たぐいまれなる歌唱力を持ち、マイケル・ジャクソン追悼ライブに出演するほか、数々のコマーシャルソングをレコーディング。TVドラマを始め、モデルとしても活躍している。

Taku Youngblood / タク・ヤングブラッド (vo) 11才
日本で活躍した実力派シンガー、故カルビン・ヤングブラッド氏の愛息子。生まれた時から音楽に囲まれて育ち、抜群のリズム感を持つ。父の親友のデビッド・キング氏の計らいで2011年、満10歳にてステージデビューを果たす。まだ変声期を迎えない高めのハスキーボイスは、今でしか楽しめない。これからどう成長していくのか、楽しみな存在である。

Mai King / マイ・キング (vo) 10才
2002年10月11日生まれ。バスケット・ボール、歌、ダンスを特技とする。幼いころからモデルとしても活躍し、NHK「英語であそぼ」のテレビ出演、ベネッセの教材DVD「しまじろうと世界のこんにちは」などのタレント活動のほか、シルバニアファミリーのCMではレコーディングに参加している。また、クリスマスのディナーショーにも出演するなど、活動は多岐にわたる。

Tai King / タイ・キング (vo) 5才
2007年11月19日生まれ。TV出演、雑誌のモデル、イベントなどでのKidsの可愛いMCが好評。バスケットボールとダンスが得意。

DJ ACE / DJエース
ヒップホップと共に育ちB-BOYスタイルを持つ。ウエスト・コーストをこよなく愛しE-40、スヌープ・ドッグ、アイス・キューブなどを尊敬してやまない。ヒップホップだけでなくR&B、レゲエ…などのオール・スタイルの音楽を独自の世界観で取り込みミックスしていく。クラブ・シーンでは最新のヒット・チューンだけでなくオールド・スクール等、時代を越えたミックスで楽しませてくれる。

吉岡正晴 (Special Panelist)
音楽評論家、音楽ジャーナリスト、翻訳家、DJ。アメリカのソウル、R&B、ブラック・ミュージック、ダンス・ミュージックを得意とする。ソウル・ミュージックの情報を提供するウェブ「ソウル・サーチン」を運営。マイケル関連の代表的な翻訳本「マイケル・ジャクソン全記録」、「マイ・フ レンド・マイケル」が絶讃発売中!

都合により急遽出演者が変更になる場合がございますので予めご了承ください。

マイケルファンならお馴染の皆さんがこのイベントをサポートしてくれています!
Special Thanks To
ウルトラのママ (mixi)
SAE JACKSON (Ameblo)
JJ (Ameblo)『Michael Jacksonを語らせて!』
『Michael Jackson’s MOONWALKER』
マイケルやも (Facebook)「マイケルやも」で検索!
まりにん (Facebook)
吉岡正晴 (Blog) 『吉岡正晴のソウル・サーチン / マイケル・ジャクソン関連』
(敬称略 / 50音順)

会場詳細:duo music exchange
住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-14-8 O-EASTビル1F
電話 03-5459-8716 (12:00~19:00)
HP http://www.duomusicexchange.com/
渋谷駅ハチ公口より徒歩10分。SHIBUYA-109の左横『道玄坂』を直進。 右側角のセブンイレブンを右折、コンビニエンスストア「ローソン」正面のビル1F。

ANNOUNCEMENT>Thank You Michael Jackson Event

◎プリンス・シカゴ・ライヴ(パート3)3日目~壮大なプリンス・エクスぺリンス

【Prince Live At Chicago (Day Three): The Great Prince Experience】

レポート。

プリンスが2012年9月24日から26日まで3日間シカゴのユナイテッド・センターで行なった懇親のライヴ・レポート、そのパート3。本編のライヴ後近くのライヴ・ハウス「ハウス・オブ・ブルース」で行なわれた「アフター・パーティー」の様子もご紹介。プリンス・エヴァンジェリスト、入魂レポート、3日目最終日です。

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プリンス・シカゴ・ライヴ・レポート (3日目最終日)  by TUNA (ツナ)

2012年9月26日。

前座。

シカゴ3公演の最終日となった今日も会場には早くから多くの客が集まっていた。グッズ売り場には長蛇の列が出来ており、初日にあったモノがいくつか売り切れたようで見当たらない。

今日の座席も1階だが、開演までに3階に上がってプリンスのポスターの前で記念撮影をしたり、友人たちをお互いに撮ったりした。勿論、入口で厳重なカメラとボディーチェックを受けているので撮影は当然携帯だ。

今日の座席はシンボル・マーク先端の前から4列目だ。丁度真正面からバンド・メンバーやその先にいるNPGホーンズやモーリス・ヘイズまで全体が視界に入る場所だ。

プリンスのライヴを見に来る観客は、3:7で女性の方が多い。ほとんどは30代から40代のような感じだ。黒人・白人比率は6:4で若干黒人が多い程度。いわゆるブラック、R&B系の9割以上黒人というコンサートから比べると白人が多い印象だ。スーツを着たり、おしゃれしている人も目立った。プリンスのTシャツを着てる人は多かったが、ジャージ姿はいなかった。少なくとも1階の見える範囲では。

チケット発売時からアナウンスされていた通り、今日のゲストはジャネール・モネイ(Janelle Monae)である。

20時。開演時間通りに客電は消えたがステージにいるのは前座のジャネール・モネイだ。

ジャネールはマイク・スタンドを振り子のように揺らすが、倒れない。ジェームス・ブラウンがかつてやっていたマイク・トリックをそのままやってみせた。このパフォーマンスやダンス・ステップはちょっとカッコいい。

3曲目にジャクソン5の「アイ・ウォント・ユー・バック」を歌ったが、5曲目を歌い終わる頃にはスタッフからマントを肩に掛けられて退場。これでは、そのまんまジェームス・ブラウンのマント・ショーの再現ではないか。そういえば髪型もアップにしていて、姿もまるで若い頃のジェームス・ブラウンのようだ。ジャネールがここまでジェームス・ブラウンに傾注しているとは知らなかった。

20時26分。ジャネールが退場しまた客電が点いた。

ロビーに出てみるとまだ観客は飲食しながら談笑していてまだまだプリンス・ショーが始まる気配はない。

シカゴ。

20時54分。客電が落ち、割れんばかりの歓声が会場内に響き渡る中いよいよプリンスがステージに登場した。今日の衣装も昨日と同じ今ツアー用の洋服に金色のサングラスだ。

「シカゴ! マイ・ネーム・イズ・プリンス!」と言い終わる前には観客から叫び声がかぶさる。そして、プリンスが「アー・ユー・レディ?」と言うとさらに大きな歓声があがる。

そしてイントロが流れてくるが、この日の1曲目は「コントラヴァーシー」だった。

3日間ともセットリストが違う。「レッツ・ゴー・クレイジー」「デリリアス」「1999」など矢継ぎ早にヒット曲を演奏。「テイク・ミー・ウィズ・ユー」では、さきほど前座をしたばかりのジャネール・モネイとデュエットを聞かせた。

そして、この日だけのスペシャル・ゲストが、プリンス本人も大ファンだというサックス奏者、メイシオ・パーカーだ。

「クリーム」ではメイシオが大々的にフィーチャーされステージに彩を添えてくれた。

今回3日間すべてのセットでプレイされたザ・タイムの「クール」では、いつもと同じようにマイケル・ジャクソンの「ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ」をうまくマッシュアップし、「ドント・ストップ…」のコーラスをバック・シンガーに歌わせたあと、自身で歌った。そして、その「クール」の曲中のやりとりを、シカゴにあわせていた。

Chicago? (Yes!)
Is anybody hot? (No!)
U know why? (Why?)
Cuz we’re cool (Cool!)

会場は思い切り盛り上がる。

21時42分。「ジョイ・イン・リペティション」を終えてステージが真っ暗に。

暫く経って「レッツ・ウォーク」から再開したと思ったら個人的なハイライトである「エクストララヴァブル」(Extralovable)を披露した。

この曲は元々1982年4月に「エクストラ・ラヴァブル」(Extra Lovable、表記が2ワードになっている。1ワードにしたのが単に表記ミスかもしれないが)としてレコーディングされたもので、未発表曲として有名だったが昨年(2011年)11月にカナダ・ツアー中に「エクストララヴァブル」として発表されたものである。前日、入場した時にはこの曲をリハーサルしていたので期待していたのだが今日になって演奏してくれた。

イントロはホーンズが盛り上げて本人が歌いながら目の前で踊っているなんて興奮と驚きを隠せない。

そして、「ユー・ガット・ザ・ルック」ではスーパーモデルのダマリス・ルイスがいつものように出てきて一旦暗転。

2分ほどして曲が始まったと思ったら聴き覚えがある曲でまた驚かされた。

「ザ・ダンス・エレクトリック」のイントロが流れてきたからだ。昨夜のアフタージャムで披露されて驚かされたが、その流れと同様に「エヴリデイ・ピープル」に繋がった。

ここで前夜同様サプライズ・ゲストが出てきた。昨日はジェニファー・ハドソンだったが、この夜は女性R&Bシンガー、レデシーだ。プリンスとレデシーでデュエット。そして、「マウンテンズ」に続き、「ダンス・エレクトリック」に戻った。

この夜2曲も懐かしい曲が聴けたことはラッキーだった。

ちなみに、開演までの間にいろんなアーティストのプロモーション用ビデオ・クリップがスクリーンに映されていたが、この「ダンス・エレクトリック」も流れていて久し振りに見たなぁという印象だったが、まさかそこから伏線が張られていたのではないかと思ってしまった。

しかし、このツアー前に発表された新曲「RNRラヴ・アフェア」は3日間に披露されることはなかった。

22時33分。13分にわたる「パープル・レイン」ではいつものように紫と金色の紙吹雪が舞いここで一旦終了。

22時42分。「パープル・レイン」終了から9分。アンコールを待ちわびる観客の前にプリンスが一人で現れた。

アンコール。

両手を合わせて感謝の意を表したり、眠りたいという表現をしたり、投げキスをしながらグルっとステージを一周している。そうしていると段々と観客からの拍手も大きくなり最後にたどりついたのはグランド・ピアノの前。

さらに割れんばかりの大きな拍手の中、椅子に座り静かに弾きだしたのが「ハウ・カム・ユー・ドント・コール・ミー・エニイモア」だ。最近ではアリシア・キーズなどのヴァージョンでも知られるゆったりとした作品だ。そして続いてメリッサ・モーガンでヒットしたバラードの「ドゥ・ミー・ベイビー」。

観客達がもの凄く大きな声で歌詞を合唱する。ユナイテッド・センターすべての空間がこの歌を歌う。真っ暗闇の中、プリンスのところだけスポットライトがあたり、静かに演奏されているが、周りは合唱。そのアンバランスと最終日のアンコールといったことも相まって私も感極まった。実際、思い出しながらこうして書いていてもウルッときてしまいそうな感じである。そしてここで号泣した女性もたくさんいたそうだ。

この後、「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー」で弾き語りコーナーは終了。

と思ったらその間にバンド・メンバーが準備していてさらなるアンコール。

23時04分。VIP席の観客もステージに上げて大団円で終了した。

もしかすると、その余韻からまた暫くしたらステージに戻ってくるのではないかと思いもしたが、残念ながらプリンスは現れず、これにてユナイテッド・センターでの3公演は名実ともに終了した。


ハウス・オブ・ブルース。

アフター。

「ハウス・オブ・ブルース」に着き、この日は5列目の中央辺りに陣取ることができた。

0時56分。ダマリス・ルイスが出てきて「NPG!NPG!」とコール・アンド・レスポンスをして観客を煽るがまだ始まらない。

1時24分。プリンスがステージの幕の間から顔を出すもののそれでもまだ待ち続けなければならない。

1時35分。先にやってた「NPG!」のチャントを始めると演奏が始まり、1時38分になってようやくステージの幕が開いた。狭いステージにホーン隊も全員揃っているので窮屈な印象だ。

最初の数曲はバック・コーラスに一人ずつ歌わせて、その間のプリンスはステッキを持ってバンドに指示を出している。その姿は真っ黒なスーツにラウンドのサングラスをかけているまるで指揮者のようだ。

4曲目にようやく自身のアルバム『3121』に収録されている「サティスファイド」を演奏した。

2時28分。無事終了。

全員が引っ込んで改めて3分後にバンド・メンバーが出てきたが、なんとこれはジャネール・モネイのバンドでこんどは彼らが演奏を始めた。

3時03分。約30分ほど熱演をして、ジャネールたちは退き、その2分後には幕が閉まって本当に終了。

なんと、最後の最後はプリンスではなく、ジャネール・モネイであった。不満の声をあげるのは酔ってる白人ばかりであったがお店側に促されて皆早急に帰ることになる。

そんな中でもバンド・メンバーは客席に来てくれてモーリス・ヘイズやカサンドラ・オニールと少し話しをすることができた。

カサンドラはシーラEとともに来日したこともあり、その時に観に行ったことやマサ小浜さんの話しをすると喜んでくれた。

お店を出たのは4時前でまだ外は暗く寒い。本編の最後が感動的で少しだけ放心状態であったが、これでリスニング・パーティー1本、本編3本、アフター3本、計7本のライヴは全て終了。この3日間は夢のようなライヴ三昧だった。

朝食。

それを惜しむように皆とハグをして記念撮影をして別れた。

それでも、地元シカゴの人達とはその後ファミレスまでドライヴに行って早過ぎる朝食とコーヒーを飲みながらライヴの感想を語りあった。

どの日のライヴが一番良かったかとかあれはどうだったかとか、これはどう思うかとか他愛もない会話を楽しんで6時頃にホテルまで送ってもらって本当にこれでお別れ。

この4日間、7公演を演るほうも観るほうも大変な体力がいる。だが、すべてを観て感じたのは、7公演全部をひっくるめて、「ウェルカム・トゥ・シカゴ」という一つのプリンスの大きな作品だったのではないかということだ。毎日ゲストも入れ替わり、セットリストも変わる。全部を見てひとつ。そこまで思えるほど壮大なものだった。プリンス・ファンの仲間と興奮冷めやらぬ中、シカゴのダウンタウンで徹夜明けの朝食を食べながらそれを改めて痛烈に感じたライヴだった。そして今回そんなプリンス・エクスペリエンス(プリンス体験)が出来たことにも感謝だ。

(文責・吉岡正晴)


■メンバーズ

初日メンバーにMaceo Parker が加わりました。

■ Setlist : Prince @ Chicago United Center, October 26, 2012

Show Started 20:54

01. Controversy (Incl. Housequake Chants)
02. Let’s Go Crazy
03. Delirious - Let’s Go Crazy (Reprise)
04. 1999
05. Little Red Corvette
06. Take Me With U (With Janelle Monae)
07. Raspberry Beret
08. Cream (With Maceo Parker)
09. Cool (Incl. Don’t Stop ’Til You Get Enough)
10. Joy In Repetition (With Maceo Parker)
11. Let’s Work
12. Extraloveable
13. U Got The Look (With Damaris Lewis)
14. Everyday People (With Ledisi & Andy Allo)
15. Mountains
16. The Dance Electric
17. Purple Rain

18. Piano Set : How Come U Don’t Call Me Anymore - Do Me, Baby - I Wanna Be Your Lover

19. The Bird
20. Jungle Love
21. The Glamorous Life (With Ledisi)
Show ended 23:04

-----------------------------------------------------

Setlist : Prince @ House Of Blues, Chicago
27th September 2012 (am)
[ ] denotes original acts

show started 01:38

01. When Stars Collide (Andy Allo & The People Pleasers)
02. We’re A Winner (Shelby J. Lead Vocal)
03. I Never Loved A Man (The Way I Love You) (Shelby J. Lead Vocal) [Aretha Franklin]
04. Satisfied
05. I Don’t Want Nobody To Give Me Nothing (Open Up The Door, I’ll Get It
Myself) (Maceo Parker) [James Brown]
06. Housequake (Incl. The Jam)
07. People Pleaser (Andy Allo)
08. Brown Skin (Shelby J. Lead Vocal)
09.Instrumental Jam (With Maceo Parker)

Janelle Monae’s Arch Orchestra

Members:

Janelle Monáe (vox)
Kellindo Parker (guitar)
Calvin Parmer (bass)
Terrence Brown (keyboards)
Mike P. Phillips (drums)

10. Intro – The Electric Lady (ft. Maceo Parker)
11. Giving You What You Love (new??)
12. Chameleon [Herbie Hancock & The Headhunters]
13.Tightrope
14.Outro
show ended 03:05

(2012年9月26日水曜、シカゴ・ユナイテッド・センター、プリンス・ライヴ)
(2012年9月27日木曜、シカゴ・ハウス・オブ・ブルース、プリンス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Prince

■メイシオ・パーカー 最新作 (日本盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007BHFVBI/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■ザ・タイム・ファースト 「クール」など収録 (輸入盤)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KMT/soulsearchiho-22/ref=nosim/

+++++++++++

ENT>MUSIC>LIVE>Prince, Monáe, Janelle, Parker, Maceo
2012-

◎ジェイ公山・焼肉のタレ発売記念ライヴ

【Jaye Kouyama BBQ Source Release Live】

タレ発ライヴ。

我らがソウル&ゴスペル・シンガー、ジェイ公山さんが、好きで作っていた焼肉のタレがあまりに評判が良いので、それを正式に一般発売することになり、レコ発ならぬタレ発ライヴが渋谷のソウルバー、もりげんで行なわれた。史上初のタレ発ライヴ。

ジェイさんはキーボードを持ち込み、弾き語りを聴かせたり、事前に持ってきたトラックにあわせてサザン・ソウルやゴスペルを歌ったり、そして、お得意のトークで観客を抱腹絶倒させたりと、CDも売りつつ、しっかり焼肉のタレの宣伝をした。

ジェイさんがこの焼肉のタレを作り出したのはもう20年くらい前のことらしい。最初は自分だけで作って、肉はうまいがタレがいまひとつの焼肉屋に持ち込んで食べていたら、その焼肉屋の主人に見つかり、しかしそれをつけたら「これはうまい。うちにも作ってくれ」となり、それから評判が評判を呼ぶことになった。そこで、みんなからちゃんと売り出せばいいじゃないか、と言われるようになり、ついに男の決断。焼肉のタレを発売するに至った。

商品名は「焼肉のたれ・ジェイさんの焼肉用・キングだれ」(手作り・極旨・究極の味)。315ミリリットルで600円。当初は手売りと親しいお店でしか置いていないが、11月からウェッブを立ち上げ、通信販売が始まる予定。(ウェッブのアドレスなどが確定したら、またお知らせします)

僕もけっこう焼肉が好きだが、このタレ事前に頂いて試しに使ったら、実にうまい。最初はキャベツにつけて食べたのだが、後をひく。もうコテコテでジェイさんの歌のようにドファンキーなサザン・ソウルの味がした、と感想を送った。


「マジ、美味しいでっせ。一家に最低二本はどうぞっ」

さて、この日のタレ発ライヴ。トラックで歌っても、そして思い切り泥臭いサザン・ソウルを歌っても、どこかに関西の匂いがするところがすごい。関西弁の濃いサザン・ソウルなのだ。

MCで「自分が好きなグループのリード・シンガーは、ザップのボビー・グローヴァー、レイクサイドのマーク・ウッズ、LTDのレスリー・ウィルソン(元ニューバース)」というだけあって、その路線のシャウトっぷりはまさに日本人他のシンガーの追従を許さない。

寝坊。

話の中でおもしろかったのが、バーケイズとレコーディングしたときのこと。バーケイズのメンバーのうち、ジェームス・アレキサンダーだけが、オーティスと一緒に飛行機に乗らず、1967年12月10日、飛行機事故から逃れた。

ジェイさんはなぜジェームスだけその飛行機に乗らなかったのか、長年ずっと疑問に思っていた。そこで「ホーリー・ゴースト」のレコーディングの合間の雑談の時間に、ついにジェームスに聞いた。「ジェームスさん、あなたはなぜオーティスが乗った飛行機に一緒に乗らなかったのですか?」

するとジェームスはいとも簡単に答えた。「ああ、あれか。寝坊したんだよ」 「寝坊???」ジェイさんはガクっときたという。ジェームスはふだんレコーディングなどでもとても時間に正確で約束に遅れてくるような人物ではなかった。とてもきっちりしているそうだ。

「自分でもよくわかんないんだよなあ。あの日だけ、とにかく寝坊してしまったんだ。ふと目が覚めて時計を見たら、もう飛行機が出てしまった時間だった」(ジェームス)

本当に運命とはわからないものだ。

もしジェームスがそのとき寝坊せずに飛行機に乗っていたら、事故にあい、ジェイさんが彼にプロデュースしてもらうこともなかったわけだ。

それはジェイさんとジェームスを結びつける運命の「寝坊」になったと言ってもいいのかもしれない。

■ ジェイ公山

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RPLCU0/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■出演者

ジェイ公山 (キーボード、歌)

■セットリスト
[ ] denotes original

show started around 21:05
01.Stop On By [Bobby Womack]
02.Nickel & Nail [O.V.Wright]
03.My Love Is Real [Controllers]
04.Wild Flower [Skylark, New Birth]
05.Long And Winding Road [Beatles]
06.Jesus Loves Me [Gospel]
07.Holy Ghost [Bar Kays]
Performance ended 21:55

Performance started 22:22
01.Steppin’ Out [Vernon Burch]
02.More Than A Woman [Bee Gees]
03.Honey I’m Gonna Get You [Al Hudson & One Way]
04.Slow Motion [Gerald Alston]
05.This Is Your Night [Johnny Taylor]
06.寄りそうように
07.Close The Door [Teddy Pendergrass]
08.Playgirl
Enc. Portrait
Enc. Take Me To The Paradice
Show ended 23:51

(2012年10月19日金曜、渋谷もりげん、ジェイ公山ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kouyama, Jaye

◎ジェームス・ギャドソン&フレンズ・ライヴ

【James Gadson Live At Ladonna】

ドラム。

ドラム・マガジン・フェスティヴァルの招きで3年ぶりに来日した伝説のドラマー、ジェームス・ギャドソンが古くからの友人である清水興さんらミュージシャン仲間とジャム・セッションを繰り広げるライヴが、2012年10月18日(木)、原宿のライヴ・ハウス、ラドンナで行なわれた。

多忙なギャドソンとのリハーサルは約1時間で8割方をすませ、あとはその場のノリで、というギグ。

なによりも一番印象的だったのが、ギャドソンと一緒にプレイできる日本人ミュージシャンたちがみな楽しく嬉しそうということだった。

選曲もギャドソンからみの作品をそれぞれが歌うという趣向。

チャカさんがMCで「昔、10枚アルバム買うと9枚にこの人の名前があった。誰やね、このジェームス・ギャドソンっていう人、と思ったのが彼を意識した初めてのこと」といった話しを披露。

ギャドソンのドラム・プレイは、ジェイ公山さんによれば3年前より「進化している」という。それにしてもジェイさんの歌う「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」は大変な迫力だ。

本当に難なくドラムスをプレイする様はプロ中のプロ。ドラマーの江口さん、ジェイ・スティックス、キーボードのフィリップ・ウーらミュージシャンらも客席に来ていた。




■ 10月21日(日)『ソウル・ブレンズ』内「ソウル・サーチン」(午後2時半~)(インターFM関東地区76.1mhz)でこの模様の音源をオンエアする予定です。関東地区の方はパソコンを通じてラジコのアプリ(無料)で、また、スマートフォンやスカパー(有料)などを使えば全国で聴けます。

http://radiko.jp/player/player.html#INT

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■教則DVD

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001B56JWG/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■大ヒット「ラヴランド」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007QCLEU/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■「エクスプレス・ユアセルフ」収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B2WJUG/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■出演

James Gadson(King of Drummer・Drums) ・清水興(Bass) ・カズ南沢(vo/g) ・Jaye公山(vo) ・CHAKA(vo) ・エルトン永田(pf/key) ・Bob斉藤(sax) ・西山HANK史翁(g) ・Mac清水(per) 他多数
会場 原宿ラドンナ

■セットリスト
Setlist : James Gadson & Friends @ Ladonna, Harajuku, Tokyo Japan, October 18, 2012
[ ] denotes original, ( )=singers tonight

show started 19:42
01.If You Don’t Want My Love [Bobby Womack] (Kazu Minamisawa)
02.Kissing My Love [Bill Withers] (Kazu Minamisawa)
03.Ain’t No Sunshine [Bill Withers] (Kazu Minamisawa)
04.If I Ain’t Got You [Alicia Keys] (Hayashi Asuka)
05.I Want You [Marvin Gaye] (Jaye Kouyama)
06.A Change Is Gonna Come – including a riff of Cupid , It’s Alright [Sam Cooke] (Jaye Kouyama)
07.Magic Carpet Ride (James Original for Chaka) (Chaka)
08.Stormy Monday [Blues] (Chaka + Imamichi Tomotaka on guitar)
09.Taste Of Tokyo [Band Of Pleasure] (James Gadson)
10.Love Land [Watts 103rd Street Band] (James Gadson)
Enc. Wake Up This Morning (James Gadson)
Enc. Lean On Me [Bill Withers] (all)
Show ended 21:26

(2012年10月18日木曜、原宿ラドンナ、ジェームス・ギャドソン&フレンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Gadson, James & Friends

ENT>MUSIC>LIVE>Blues The Butcher 590213 & James Gadson Live
2012-
☆△ 物故者(デッド・セレブ)長者番付2012~エリザベス・テイラーがマイケル・ジャクソン抜いて1位

【Top Earning Dead Celeb: 2012: Liz Beat Michael】

恒例。

アメリカの経済誌フォーブス誌が毎年発表する恒例の物故者セレブリティー長者番付の2012年分が2012年10月24日発表された。これは、2011年10月から2012年9月頃までに、物故者で大きな収入があった人をランク付けするもの。昨年は2年連続でマイケル・ジャクソンが1位になったが、今年は2011年3月に死去したマイケルの親友、エリザベス・テイラーがマイケルを上回り1位になった。

リズの大きな収入は昨年から今年にかけて複数回行なわれた所持品のオークションでの売り上げによる。これだけで1800点以上、1億8400万ドル(147億円)の売り上げがあった。その中で最高値がついたものがゴッホの1889年の絵画で2460万ドル(19.6億円)(1600万ドル(12.8億円)説も)。またそれとは別にその名前を冠した香水の売り上げも7500万ドル(60.8億円)にのぼるという。ちなみにエリザベス・テイラーのオークション・アイテムの中にはマイケルからリズに贈られたダイヤのブレスレット19万4500ドル(約1,556万円)も入っているという。

ボブ・マーリーは「メロー・ムード」というブランドを使ったドリンクと、ヘッドフォンなどのオーディオがヒット。

今年は2位になったマイケルだが、エリザベス・テイラーの収入168億円のうち150億円程度がオークションの売り上げということからすると、116億円のほとんどがいわば固定収入のマイケルを考えると、来年はまた1位に返り咲く可能性は大きいと思われる。

http://www.forbes.com/sites/dorothypomerantz/2012/10/24/elizabeth-taylor-is-the-new-queen-of-dead-celebrities/

~~~

物故者(デッド・セレブ)長者番付2012

今年のランキングは次の通り。

凡例:今年の順位、( )昨年順位、名前、収入(税金、マネージメント・フィーなどが引かれる前の金額)、死亡年月日、死亡年齢。1ドル=80円換算
見方:今年の1位、エリザベス・テイラー、昨年5位、今年の収入2億1000万ドル、約168億円、2011年3月23日79歳で死去

No.1 (05) Elizabeth Taylor $210 million 168億円(March 23, 2011, 79) 女優
No. 2 (01) Michael Jackson $145 million 116億円 (June 25, 2009, 50) ミュージシャン
No. 3 (02) Elvis Presley $55 million 44億円 (Aug. 16, 1977, 42)  ミュージシャン
No. 4 (04) Charles Schulz $37 million 29.6億円 (Feb 12, 2000, 77) 漫画家(チャーリー・ブラウンのキャラクター作者)
No.5 (--) Bob Marley $17 million 13.6億円 (May 11, 1981, 36) ミュージシャン
No. 6 (05) John Lennon  $12 million 9.6億円 (Dec. 8, 1980, 40) ミュージシャン(元ビートルズ)
No. 7. (03) Marilyn Monroe $10 million 8億円 (August 5, 1962, 36) 女優
No. 7 (07) Albert Einstein  $10 million 8億円  (April 18, 1955, 76) 科学者(相対性理論)
No. 9 (08) Theodor Geisel $9 million 7.2億円  (September 24, 1991, 87) セオドア・ガイゼル 絵本作家
No. 10. (09) Steve McQueen $8 million  6.4億円(Nov. 30, 1980, 50) 俳優
No.10 (13) Bettie Page $8 million6.4億円(December 11, 2008, 85) 女優
No.12 (9) Richard Rodgers  $6 million 4.8億円  (Dec. 30, 1979, 77) 作曲家
No. 13 (13) George Harrison  $5.5 million 4.4億円  (November 29, 2001, 58) 音楽家(元ビートルズ)

ちなみに昨年のランキングからは次の3人が姿を消している。

No.9. Jimi Hendrix (tie) $7 million 5.6億円  (Sept. 18, 1970, 27) ミュージシャン
No.9 Stieg Larsson (tie) $7 million  (Nov. 9, 2004, 50) スエーデン人作家
No.13 Andy Warhol (tie) $6 million  (February 22, 1987, 58) 画家、アーティスト

■デッド・セレブ・ランクについての過去記事

物故者(デッド・セレブ)長者番付2011~マイケル・ジャクソン2年連続1位
2011年10月28日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/archive2-201110.html

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10377132114.html
(ここに2001年からのランキングをすべて書いてあります)

2010年10月27日(水)
フォーブス誌デッド・セレブリティー・ランク(物故者長者番付)でマイケル堂々一位
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10688331770.html

2009年10月31日(土)
マイケル・ジャクソン、物故者長者番付で3位初登場
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091031.html

April 08, 2009
Marvin Gaye Entered #13 On Top-Earning Dead Celebrities
【マーヴィン2008物故者高額所得番付に13位で初登場】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10377132114.html

January 07, 2008
Top-Earning Dead Celebrities: Elvis Number One Again
【2007物故者セレブ長者番付】
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10064333997.html

フォーブス誌2007年度分物故者セレブ長者番付
http://www.forbes.com/business/2007/10/29/dead-celebrity-earning-biz-media-deadcelebs07_cz_lg_1029celeb_land.html

NEWS>Dead Celebrity Ranking, 2012
◎フランキー・リグリー還暦祭

【Frankie LeGree : Happy 60th Birthday:Return To Calendar Anniversary】

還暦。

日本で活躍するシンガー、フランキー・リグリーの還暦誕生日パーティー・イヴェントが2012年10月24日水曜、目黒ブルース・アレイで行われた。東京近郊のブラック系シンガー、ミュージシャンがほとんどみんな集まったのではないかというほどの集合っぷりだ。

ステージは4パートに分けられ、バンドがちょこちょこ入れ替わり総勢40名以上がステージにあがった。ブルース・アレイの高橋さんによれば30人前後は今まであったが、40人以上は初めてとのこと。

第一部ゴスペル、第二部ジャズ、第三部R&B、ピックフォード・ライヴ・クリュー、第四部フランキーのセット、という感じ。

今回初めて見たクライド・ウィリアムスというシンガーに度肝を抜かれた。第一部ゴスペルで「クエスチョン・イズ」という曲を歌ったのだが、その声にやられた。ちょっとサム・クック風、もう少しディープ風。

ライヴ後話を聞くとメンフィス生まれ。約10年ほど前に日本にやってきて歌を教えたり、歌ったりしているという。クライドはフランキーの名前は知っていたが、仕事をするのは初めてとのこと。この日の出演者もそれほど知らないらしい。サム・クックの影響があるのか、好きなシンガーか、と問うと「必ずしも(そうではない)」。誰の影響を受けたのかと聞くと「自分周りの親戚ファミリーのみんなだ。みんなゴスペルを歌う親戚の人たちがたくさんいて、そうした人たちに一番影響を受けた。それからいろいろなレコードのシンガーを聴いた」という。次の「ソウル・サーチン」では何らかの形で出て欲しいと思った。

それにしても、観客も出演者もブラザーやシスター、外国人が多数で、ベース(米軍基地)の中か、外国のような独特の雰囲気になっていた。ライヴ後、大きなバースデイ・ケーキが出された。

フランキー、お誕生日おめでとうございます。このパーティーをオーガナイズされた大野さん、おつかれさまです。

■The Question Is / Winans Version

http://youtu.be/eNpZvjd_meo



■ Spiritual – Donald Lawrence

http://youtu.be/MpaVpdB_hII



■ セットリスト&メンバー

MC James Norwood
MC Momiji Yoshida

1st Gospel Section

Chizuko Yoshihiro (Keyboards)
Greg Hartdige (Keyboards)
Keith Williamson (Bass)
Pat Pryor (Guitar)
Mika (Drums)
Mami Horie (Keyboards)

Argie fine (Vocal)
Paula Johnson (Vocal)
Nikki Johnson (Vocal)
Clyde Williams (Vocal)
Al Martin (Vocal/Guitar)
Tynice Hinton (Vocal)
Chandra LeGree (Vocal)
Frank LeGree (Vocal)
Marissa Kurosawa & Choir (7members)

MC Started 19:32
01.Oh Happy Day (Marisa & Choir)
02.It’s Time To Praise The Lord (Chandra & Marisa & Choir)
03.Outstanding / Mighty God (Chandra, Frankie, And Marisa & Choir)
04.Awesome God (Gospel Truth Singers – Argie, Paula, Nikki, Ty, Al Martin, Clyde)
05.The Question Is (Clyde) [Winans]
06.Spiritual [Donald Lawrence & Co.]
Performance ended 20:26
MC

2nd Jazz Section

Kuniko Iijima (piano)
Takashi Okazaki (Keyboards)
Michio Takanashi (Wood Bass)
Jay Robinson JR (Drums)
Pat Pryor (Guitar)
Gary Scott (Sax)
Pierre Andre (Sax)
James Diamond (Trumpet)
Mami Horie (Piano/Vocal)
Monique Dehaney (vocal)
Frank LeGree (Vocal)

Performance started 20:36
01.I’m Your Man Intro
02.Moon Dance (Frankie)
03.Me & Mrs. Jones (Frankie)
04.Moody’s Mood (Mami Horie)
05.Orange Colored Sky (Monique)
06.Take The “A” Train (Frankie)
Performance ended 21:04

Second set:

3rd part Keith Haines & Pickford Live Crew

Keith Haines (Keyboards)
Shin Takada (Drums)
Al Martin (Guitar)
Keith Williamson (Bass)
AJ (Vocal)
Tahirih Walker (Vocal)
David King (Vocal)
Arigie Martin (Vocal)
Paula Johnson (Vocal)
Nikki Johnson (Vocal)
Tynice Hinton (Vocal)

MJ Spirit

Virgo &Tokyo Dream Girls=Party Rock Girls = Miria, Sakura, Lanlan

MC Started 21:26
Performance started 21:28
01.Grenade (David)
02.Harvest For The World (AJ)
03.Never Stop (Tahirih)
04.Everyday People

05.Billie Jean (MJ Spirit)

06.I’m Every Woman (Argie, Paula, Niki Johnson, Ty Hinton)

07.Joints & Jam [Black Eyed Peas] (Tokyo Dream Girls – Party Rock Girls)

4th: Frankie’s set

Keith Haines (Keyboards)
Takashi Okasaki (Keyboards)
Bert Adams (Drums)
Pat Pryor (Guitar)
Al Martin (Guitar)
Keith Williamson (Bass)
James Diamond (Trumpet)
Pierre Andre (Sax)
Gary Scott (Sax)
Al Johnson (AJ) (Vocal)
Clyde Williams (Vocal)
Tahirih Walker (Vocal)
David King (Vocal)

2 Dancers

08.Play That Funky Music (Frankie)
09.Give It To Me (Frankie)
10.What Kind Of Man [Mint Condition] (Frankie)
11.DJ Got Us [Usher] (Frankie)

12. Love Is All We Need (All)
show ended 23:21

(2012年10月24日水曜、目黒ブルース・アレイ、フランキー・リグリー&フレンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>LeGree, Frankie & Friends

★スティーヴィー・ワンダー、オバマ支持ソング発表

【Stevie Wonder Releases Song Support For Obama】

サポート。

スティーヴィー・ワンダーが、オバマ大統領を支持し応援する作品「キープ・ムーヴィング・フォーワード」を発表した。中東風のメロディーに乗った作品でユーチューブ映像で聴くことができる。映像には歌詞が映される。

今回の大統領選は共和党候補ロムニーと歴史まれに見る大接戦となっている。

スティーヴィー・ワンダーはこれに先立ち、2012年10月7日にラスヴェガスで約6000人のオバマ支持者のために行われた資金集めパーティーでもケイティ・ペリー、ボン・ジョヴィ、アース・ウィンド&ファイアーら他の出演者とともに登場、歌を聞かせた。

オバマ大統領は昔からスティーヴィーの大ファンで「もし僕がスティーヴィーのファンでなければミッシェル(妻)は僕とデートしてくれなかっただろう。スティーヴィーがいなければ、僕たちは結婚していなかっただろう」とまで述べている。

スティーヴィー以外でも、ブルース・スプリングスティーン、ニーヨ、ハービー・ハンコック、デルタ・レイらが「フォーワード」という曲をオバマのために歌っている。

スティーヴィー・ワンダーは2012年10月24日(水)国連で国連の誕生日を祝うイヴェントに出席。このタイトルは“A Message of Peace featuring United Nations Messenger of Peace Stevie Wonder”というもので、スティーヴィーが主催者となっている。スティング、ワイクリフ・ジョン、ヴァレリー・シンプソン、ビービー・ワイナンズ、ダグ・E・フレッシュ、ジャネル・モネイ、フレディー・ジャクソン、ステファニー・ミルズらとステージに上がった。この模様は2013年2月23日、アメリカのケーブルテレビ局BETで放送される予定。

「キープ・ムーヴィング・フォーワード」

http://youtu.be/qCbiHSOf9nc



歌詞 Keep Moving Forward
written and sung by Stevie Wonder

Here we are, it’s a brand new day
Four years ago the skys were a darker gray
Troops coming home, we’re ending the wars
It’s time for peace, cause that’s who we are
Jobs for all that succeed in their task
And health care for the middle class
The common man deserves a chance
Barack’s the one who will take a stance,

So, keep moving forward, don’t turn around
Keep moving forward, we can’t turn back now
Keep moving forward, don’t turn it around
Keep moving forward, don’t let them bring us down
Down, down
Don’t bring us down, down, down, down

Here we are with hope intact
The records clear, so check the facts
We’re moving on, we’re out of Iraq
Detroit was saved, and so were the banks
Talking education energy
College for all, and a world more green
Lets keep the faith, so all can succeed
Man, woman and child, every nationality

Keep moving forward, don’t turn around
Keep moving forward, we can not turn back now
Keep moving forward, don’t turn it around
Keep moving forward, they can not take us down
Keep moving forward, don’t turn it around
Keep moving forward, we can not turn back now
Keep moving forward, don’t turn it around
Keep moving forward, don’t let them bring you down
Keep moving forward, we can’t turn around
Keep moving forward,
We can’t afford to go backwards now
Keep moving forward, don’t turn back now

Barack’s the man, don’t let them bring us down
I’m fired up, and ready to go
I’m fired up, and ready to go
We’re fired up, America’s ready to go

Keep moving forward, yeah, yeah, yeah, yeah
Keeṗ moving forward,
Keep moving forward,
Keep moving forward,

■キー・オブ・ライフ(1976年) 一曲目のLove’s In Need Of Love Today は、世界の平和を希求するスティーヴィーの傑作

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004SZWD/soulsearchiho-22/ref=nosim/


ARTIST>Wonder, Stevie
◆○ ソウル・ブレンズ・川崎ラチッタデラ

【Soul Blends Live At Kawasaki Halloween】

公開放送。

毎年10月末のこの時期、最近はすっかりハロウィーン・モード。川崎ラチッタでは、仮装大賞コンテストが行なわれ、「ソウル・ブレンズ」も川崎の公開スタジオから生放送。

なんとオッシーと僕はお揃いのリラックマに。マーヴィンはこれが「熊」だと知らなかった。(笑) ちなみにオッシーのは2年ほど前に購入したもので、若干白いところがきいろがかっている。僕のは今年購入。

(写真)(写真はアメブロをごらんください)
デイヴ・フロムとマーヴィン・デンジャーフィールド

(写真)
『ソウル・ブレンズ・ファミリー」~左からマーヴィン、オッシー、よしおか、チーちゃん




(写真)
デイヴのお化粧は、ペンキで書いてるが、けっこうかゆいらしい。

『ソウル・ブレンズ』のファンの方もたくさん集まっていただき、ありがとうございます。

「ソウル・サーチン」では、近々来日アーティストミニ特集。マイケル・ボルトン、カーリーン・アンダーソン(ともに今日・月曜)、コンファンクシャン(11月6日から)などをご紹介。


■昨年の様子

川崎ハロウィーン・パーティーとオリジナル・セヴン
2011年10月31日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111031.html

■マイケル・ボルトン~シールとのデュエット・ヴァージョンの「ホエン・ア・マン・ラヴズ・ア・ウーマン」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005E35L2K/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■カーリーン・アンダーソン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AMZ1V6/soulsearchiho-22/ref=nosim/


■コン・ファンク・シャン カリフォルニア1収録

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001DT9/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

ESSAY>Halloween
RADIO>Soul Blends
●テリー・キャリア死去~シカゴの吟遊詩人

【Terry Callier Dies At 67】

訃報。

シカゴの吟遊詩人ことテリー・キャリアが2012年10月28日までに自宅で死去しているのが発見された。67歳と報じられている。テリーはここ数年、病気を患っており、病死と見られる。2004年を始め何度か来日しているが、2009年9月に丸の内コットンクラブでの公演が最後の来日となった。

評伝。

1945年5月24日シカゴ生まれ。(1941年生まれ説もある) ジャズ、ソウル、フォークなどのジャンルを縦横無尽に横断する黒人のシンガー・ソングライター。

シカゴで活躍するカーティス・メイフィールド、メジャー・ランス、ジェリー・バトラーらと親交があり、10代の頃にはドゥーワップ・グループでうたっていた。1962年地元チェス・レコードのオーディションを受け合格。ここでデビューシングル「ルック・アット・ミー・ナウ」を録音。大学に通いながら音楽活動を続けた。チェス、プレステージなどで録音。ソングライターとしても活躍。

1972年、チェスの名門R&Bグループ、デルズに書いた「ザ・ラヴ・ウイ・ハド」が大ヒットし注目された。チェスのアレンジャー/プロデューサー、チャールズ・ステップニーに認められ、チャールズのプロデュースで3枚のアルバムをリリース。商業的には成功しなかったが、一部で評価された。ジョージ・ベンソン、ギル・スコット・ヒーロンらとツアー。

テリーの作品「サイン・オブ・ザ・タイムス」が1979年ニューヨークの人気DJフランキー・クロッカーのテーマ曲となり、これがソウル・チャートで78位を記録。しかし、1980年代には音楽では食べていけず、コンピューター・プログラマーとして昼間の仕事をしていた。しかしその後、1980年代後期からイギリスのDJがテリーの1960年代の作品を発掘。再び注目されるようになった。1990年代からアシッド・ジャズ・レーベルで作品を残したり、徐々に世界ツアーを行なったりしていた。最新作は2009年のイギリスのマッシヴ・アタックと共演した『ヒドゥン・カンヴァセーションズ』。

2001年7月、2002年5月、2004年4月、2009年9月に来日。

■死亡記事

Largely overlooked’ Chicago singer-songwriter Terry Callier dies at 67

BY DAVE HOEKSTRA Staff Reporter dhoekstra@suntimes.com October 28, 2012 9:52PM (日本時間29日午前11時52分、シカゴは夏時間で14時間差)

http://www.suntimes.com/news/obituaries/16023457-418/largely-overlooked-chicago-singer-songwriter-terry-callier-dies-at-67.html

■過去関連記事

テリー・キャリア・ライヴ~時は静かにゆったり流れながらも、空気を支配…
2009年09月17日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10344241385.html

2004/04/20 (Tue)
Terry Callier: A Troubadour
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040420.html
(2004年来日時のライヴ評)

■オーディナリー・ジョー

http://youtu.be/f0YOb5IC1js





http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00209WK1G/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■2009年最新作『ヒドゥン・カンヴァセーションズ』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001Q6IHBQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/

OBITUARY>Callier, Terry, May 24, 1945 – October 28, 2012, 67 year old

◎マイケル・ボルトン・ライヴ~写真撮影自由のライヴ

【Michael Bolton Live】

ソウルフル。

マイケル・ボルトンの、2011年10月デイヴィッド・フォスター&フレンズ以来約1年ぶりの来日公演。今回は本人名義でフル・ショー。ボルトンの初来日は1994年3月、このときは大きな国立代々木競技場第一体育館。その次が2010年5月、中野サンプラザ。そして、デイヴィッド・フォスターで来て今回が4回目の来日。

冒頭で、「みなさん、自由に写真を撮ってもらってもいいですよ」と撮影許可を本人が出し、そのせいもあり、けっこう観客も写真を撮りだした。かく言う僕も何枚か撮った。今の時代はそうやって写真を撮ってもらい、どんどんブログやフェースブックにアップしてもらったほうが、結果的に宣伝、口コミになるという考え方なのだ。海外のライヴなどでは一部でカメラ禁止もあるが、ずいぶん前から撮影フリーになっている。



マイケル・ボルトン・ライヴ。ジーンズにジャケット。


デュエットの相手はケリー・レヴェスク

マイケルの声は、実にソウルフル。「ブルー・アイド・ソウル・シンガー」としての名声も確保しているが、この日は風邪をひいたとかで若干声の調子が悪かったそう。そのせいか、僕が1994年代々木で見たときの圧倒的な声力は感じられなかった。あのときは本当にすごかったなあ。

また、サックス奏者マイケル・リングトンや女性シンガー、ケリー・レヴェスクにチャンスを与え、曲をやらせる配慮も。女性シンガー、ケリーはなかなかの美貌でセリーヌ・ディオン的な脚光を浴びてもいいのかもしれない。

また、ボルトンはけっこうステージ運びが自由で、セットリストもどんどん予定のものから変えていくらしい。なので、初日と二日目でだいぶちがったりすることもあるそうだ。

ライヴを見ると、ボルトンはソウルをベースにロックもクラシックも何でも歌う多様性のあるシンガーだということがわかる。ただやはり、僕などはソウルっぽいヒット曲をカヴァーしたときなど、とても魅力を感じる。


ケリーとのデュエット


アンコールで「How Am I Supposed To Live Without You」のサビ部分を観客に歌わせるケリー。「さあ、みんなも~~」
Photography by The Soul Searcher

■マイケル・ボルトンといえば、ローラ・ブラニガンに提供し大ヒットしたこれ
http://youtu.be/YFood_bTOX4



■この日はこんな曲もSweet Home Chicago

http://youtu.be/1qXxKWmX4IU



■デュエッツ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005E35L2K/soulsearchiho-22/ref=nosim/"

■グレイテスト・ヒッツ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G8XJ/soulsearchiho-22/ref=nosim/

■メンバー

Michael Bolton (Vocal)

Brian Becvar (Keyboards)
Keary Braxton (Bass)
Drew Mackeon (Drums)
Ray Parrino (Guitar)

Cameron Handel (Trumpet)
Michael Lington (Sax)
Kelly Levesque (Singer)

■セットリスト
Setlist : Michael Bolton @ Orchard Hall, Shibuya, Tokyo, October 29, 2012
[ ] denotes original

show started 19:16
01.Opening
02.To Love Somebody [Bee Gees]
03.(Sitting On The) Dock Of The Bay [Otis Redding]
04.Said I Loved You…But I Lied
05.Sweet Home Chicago [Robert Johnson]
06.Michael Lington (Sax) You And I (Instrumental)
07.To Make You Feel My Love + Kelly Levesque (Vocal) [Bob Dylan]
08.Over The Rainbow + Kelly [Judy Garland]
09.Ain’t No Mountain High Enough + Kelly [Marvin Gaye & Tammi Terrell]
10.The Prayer + Kelly [David Foster]
11.We’re Not Making Love Anymore [Patti LaBelle] +Kelly
12.Forever [Kiss] +Kelly
13.Michael Lington (Sax) Road Trip (Instrumental)
14.You Are So Beautiful (Instrumental) ―― piano solo
15.How Can We Be Lovers
16.Steel Bars
17.Time Love And Tenderness
18.(piano intro) Hallelujah
19.Go The Distance
Enc. How Am I Supposed To Live Without You [Michael Bolton, Laura Branigan] + Kelly
Enc. Pride
Show ended 20:52

(2012年10月29日月曜、渋谷オーチャード・ホール、マイケル・ボルトン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Bolton, Michael
2012-

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