【スターバックス、ポール・マッカートニーと契約】
融合。
コーヒーでおなじみのスターバックスが音楽に本格的に参入、「ヒア・ミュージック」というレーベルを2007年3月にスタートさせ、その第一弾アーティストとして、ポール・マッカートニーと契約、同レーベルからのデビュー作『オールモスト・メモリー・フル』を2007年6月リリースした。
スターバックスは、限られたオムニバス・アルバムなどをすでに店内で発売していたが、新録による新譜をリリースするのは初めてのこと。
スターバックスの音楽部門「ヒア・ミュージック」には現在4つのセクションがあり、1)CDのスターバックスにおける店頭販売、2)店内でのXMラジオという衛星ラジオ放送の運営、3)「ヒア・ミュージック」のロゴを冠した音楽ショップ、4)「ヒア・ミュージック・レーベル」の運営を担当する。
2006年末現在で3)にあたる「ヒア・ミュージック・コーヒー・ショップ」はサンタモニカ(カリフォルニア州=2004年3月オープンの1号店)、サンアンオトニオ(テキサス州)、マイアミ(フロリダ州)、ベルヴュー(ワシントン州)と計4店舗ある。このほか、スターバックスのコーヒー店10店舗には、「ヒア・ミュージック」の「メディア・バー」というものがあり、ここではパソコンが置いてあり、料金を払って多くの楽曲から独自のCDを焼けるようになっている、という。
これらの店頭でのシステムはコーヒー・ハウスのライブラリーにあるCDをバーコードでスキャンして店のPCなどで聞く。ここまでは無料。その中で気に入ったものがあれば、それぞれ規定の料金を払って、好きに独自のCDに焼くことができる。もちろん、一枚のCDそのものを買うこともできるし、7曲まで8ドル99セントで焼くことができる。(追加は1曲ごとに99セント)。店内には約2500枚のCDがある。
「ヒア・ミュージック」自体は、1990年に設立されたカタログを扱う会社だったが、1999年、スターバックスに買収されていた。当初は、アトランティック、モータウン、ブルーノートなどの旧譜のコンピレーション・アルバムなどを独自に制作、スターバックスのレジ前などで販売していた。2004年にレイ・チャールズの遺作となった『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』のアルバムを店頭で販売したところ、爆発的に売れ、最終的には280万枚以上の全米でのセールスのうち、70万枚近くをスターバックスで販売するに至った。
これを機にスターバックスでは新作の販売を強化し始めるようになり、2005年にはアラニス・モリセットのアコースティック・ヴァージョンの『ジャグド・リトル・ピル』のアルバムをスターバックス独占で6週間発売した。
そして、2007年3月12日、スターバックスはコンコルド・ミュージックと販売契約を結び、「ヒア・ミュージック・レーベル」をスタート。その記念すべき第一弾アーティストとしてポール・マッカートニーと契約した。第一弾アルバム『メモリー・オールモスト・フル』は日本でも先月リリースされている。
スターバックスのヒア・ミュージックのサイトに行くと、同店でプレイされているアルバムのベスト10なども発表されているが、これが、通常のビルボードのベスト10などとは違ってユニークでおもしろい。
http://www.hearmusic.com/#NOW_PLAYING
従来のCDショップでの販売とインターネットでのダウンロードでの音楽販売のちょうど中間点的な音楽販売方法だ。逆にCDショップでもこうした販売方法も模索できそうだ。
□ポール・マッカートニー新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PDZNQS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>NEWS
融合。
コーヒーでおなじみのスターバックスが音楽に本格的に参入、「ヒア・ミュージック」というレーベルを2007年3月にスタートさせ、その第一弾アーティストとして、ポール・マッカートニーと契約、同レーベルからのデビュー作『オールモスト・メモリー・フル』を2007年6月リリースした。
スターバックスは、限られたオムニバス・アルバムなどをすでに店内で発売していたが、新録による新譜をリリースするのは初めてのこと。
スターバックスの音楽部門「ヒア・ミュージック」には現在4つのセクションがあり、1)CDのスターバックスにおける店頭販売、2)店内でのXMラジオという衛星ラジオ放送の運営、3)「ヒア・ミュージック」のロゴを冠した音楽ショップ、4)「ヒア・ミュージック・レーベル」の運営を担当する。
2006年末現在で3)にあたる「ヒア・ミュージック・コーヒー・ショップ」はサンタモニカ(カリフォルニア州=2004年3月オープンの1号店)、サンアンオトニオ(テキサス州)、マイアミ(フロリダ州)、ベルヴュー(ワシントン州)と計4店舗ある。このほか、スターバックスのコーヒー店10店舗には、「ヒア・ミュージック」の「メディア・バー」というものがあり、ここではパソコンが置いてあり、料金を払って多くの楽曲から独自のCDを焼けるようになっている、という。
これらの店頭でのシステムはコーヒー・ハウスのライブラリーにあるCDをバーコードでスキャンして店のPCなどで聞く。ここまでは無料。その中で気に入ったものがあれば、それぞれ規定の料金を払って、好きに独自のCDに焼くことができる。もちろん、一枚のCDそのものを買うこともできるし、7曲まで8ドル99セントで焼くことができる。(追加は1曲ごとに99セント)。店内には約2500枚のCDがある。
「ヒア・ミュージック」自体は、1990年に設立されたカタログを扱う会社だったが、1999年、スターバックスに買収されていた。当初は、アトランティック、モータウン、ブルーノートなどの旧譜のコンピレーション・アルバムなどを独自に制作、スターバックスのレジ前などで販売していた。2004年にレイ・チャールズの遺作となった『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』のアルバムを店頭で販売したところ、爆発的に売れ、最終的には280万枚以上の全米でのセールスのうち、70万枚近くをスターバックスで販売するに至った。
これを機にスターバックスでは新作の販売を強化し始めるようになり、2005年にはアラニス・モリセットのアコースティック・ヴァージョンの『ジャグド・リトル・ピル』のアルバムをスターバックス独占で6週間発売した。
そして、2007年3月12日、スターバックスはコンコルド・ミュージックと販売契約を結び、「ヒア・ミュージック・レーベル」をスタート。その記念すべき第一弾アーティストとしてポール・マッカートニーと契約した。第一弾アルバム『メモリー・オールモスト・フル』は日本でも先月リリースされている。
スターバックスのヒア・ミュージックのサイトに行くと、同店でプレイされているアルバムのベスト10なども発表されているが、これが、通常のビルボードのベスト10などとは違ってユニークでおもしろい。
http://www.hearmusic.com/#NOW_PLAYING
従来のCDショップでの販売とインターネットでのダウンロードでの音楽販売のちょうど中間点的な音楽販売方法だ。逆にCDショップでもこうした販売方法も模索できそうだ。
□ポール・マッカートニー新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PDZNQS/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>MUSIC>NEWS