【ガンボズ・イアー】

続編。

僕の前に守島さんがプレイしたビデオリスト。彼が『ソウル・サーチン』の本の中で取り上げられたアーティストをいくつかピックアップしてくれた。

1曲目はムーン・グロウズ。ハーヴィー・フークワがいるドゥワップ・グループ。ハーヴィーは、一番低いベースのヴォーカル。映像ではおそらく向かって一番左の人物だったと思う。リードは、1956年作品なら、ボビー・レスターではないかと思う。

2曲目は、最初のシックのレコードに参加していたノーマ・ジーン・ライト、ルーシー・マーティンが歌う「ル・フリーク」。これはおもしろい。(笑)

ナイル・ロジャーズの1996年の映像は懐かしかった。この映像は武道館で行われたものだったので、バーナードはこれから6時間以内に亡くなることになる。あるいはビデオは二日にわたってまわしていたのかな。バーナードは武道館二日目の後、亡くなっている。そう思ってみると、心なしか元気がないように見えなくもない。

スティーヴィーの「アズ」とマーヴィン「ホワッツ・ゴーイング・オン」は、当時のいわゆるプロモーション・フィルム(映像)(1980年代になってのプロモーション・ビデオ=PVにあたる)なのだろうか。1970年代は、めったにプロモーション・フィルムは作られなかったが、それでもごく一部のアーティストは楽曲のフィルムを作っていた。

レイ・チャールズ、グラディス・ナイトのデュエットによる「ニーザー・ワン・オブ・アス」はいいコラボだ。どちらもジョージア出身。まさにジョージアがつなぐソウル・デュオだ。おそらく1973年〜1975年前後の映像ではないかと思う。

デイヴィッド・ボウイの「ヤング・アメリカンズ」は、ボウイが若いのと、そのバックに映るルーサーに驚いた。

ところで、明日は、このイヴェントが行われた自由が丘のマルディ・グラという店について、ちょっと書いてみたい。

Gumbo’s Ear; Morishima’s Setlist

1) Moonglows (Harvey Fuqua) / Over And Over Again (1956)
2) Norma Jean Wright & Luci Martin of Chic with KC & The Sunshine Band / Le Freak (2004)
3) Chic / Good Times (1996)
4) Natalie Cole / This Will Be (2003頃)
5) Stevie Wonder / Signed, Sealed, Delivered I’m Yours (1970)
6) Stevie Wonder / As (録音風景?)
7) Ray Charles & Gladys Knight / Neither One Of Us (年代不明)
8) Marvin Gaye / What’s Going On〜What’s Happening Brother (1972)
9) David Bowe (with Luther Vandross) / Young Americans (1974)
10) Aretha Franklin, Carole King, Celine Dion, Gloria Estefan, Shania Twain, Mariah Carey/ Natural Woman〜Gospel (1998)

(2007年8月19日日曜、自由が丘マルディグラ=ガンボズ・イアーVol.12〜ソウル・サーチン・ビデオ・ナイト)

ENT>MUSIC>EVENT>Gumbo’s Ear Vol.12〜Soul Searchin Video Night
2007-101