Takegami Yoshinari Rose Jam Live
2007年5月9日【竹上良成ライヴ】
都会的。
サックス奏者竹上さんのリーダーライヴがあり、そのゲストにエジプト帰りのガッツが登場するというので、急遽ブルースアレーに顔をだした。もともとブルースアレーには、今日、ガッツのライヴで行く予定だったので、2連荘になる。サックスの竹上さん、トランペットの小林さんはガッツの昨年の横浜モーション・ブルーでのメンバーでもあり、翌日も同じステージに立つ。
竹上さんのグループは、ローズ・ジャムというバンドで、すでに一度ここでやっていたという。僕は初めて聴いたが、なかなかグルーヴしているバンドで驚いた。ちょっと都会的に洗練されたフュージョン、ファンク、ジャズなどをミックスした感じのサウンド。なによりドラムス江口さんとベースの小松さんが醸し出すグルーヴはひじょうに気持ちいい。インスト曲が中心で、曲によってはスティーリー・ダンを思わせるような洗練・職人サウンドを聴かせたりする。
そして、ガッツが登場してヴォーカルを披露すると、また一挙にソウルフルな世界に。ファーストで4曲目に登場したガッツ、何を歌うかと思えば、なんとビル・ラバウンティーの「リヴィン・イット・アップ」。1982年のヒットで、日本でいうところのAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の作品。(ちなみに、アメリカでは同種の音楽をAC(アダルト・コンテンポラリー)と呼び、AORというと一般的にはアルバム・オリエンテッド・ロック=例えば、レッド・ゼッペリンなどのアルバムで聴かせるロックを指す場合が多い) ビル自身がブルー・アイド・ソウル的ニュアンスがあるので、ガッツの声ともよくあっていた。これは、竹上さんがどうしてもガッツに歌ってもらいたいというリクエストだったという。こんな曲が生で聴けるとは思ってもいなかったので、嬉しかった。この路線ならついでに、ファイナス・ヘンダーソンの作品などもいいかもしれない、と思った。
他にガッツはジョージ・ベンソン・ヴァージョンで「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」やグローヴァー・ワシントン、ビル・ウィザースの「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」(竹上・サックス完璧コピー・パート含む)なども歌った。
竹上さんの司会で、ガッツを指して「ソウル・シンガーというより、ちょっとヘヴィメタ風でしょう」と言うと、観客から否定的な「え〜」という声。すると、「ヘヴィー・・・メタボリック系で・・・でしょ」と、ネタをふってきた。(笑) しばし、メタボリック・ネタで盛り上がった。
■ガッツは今日再びブルースアレーに登場。今回はフルバンドでカーティスやアイズレーなどのソウルのカヴァー特集です。楽しみ。
■メンバー 竹上良成 ROSE JAM
(Sax)竹上良成 (Tp)小林正弘 (B)小松秀行 (Ds)江口信夫 (Key)草間信一 (G)高山一也 (Per)坂井“Lambsy”秀彰 (Vo/G)GATS
■Setlist : Takegami Yoshinari, Rose Jam @ Blues Alley, May 8th, 2007
セットリスト 竹上良成 ローズ・ジャム @ブルースアレー
First Set
show started 19:41
01. New Sidewinder (Side Binder)
02. Warm
03. Fever
04. Livin’ It Up (Gats) (Bill Labounty)
05. Feel Like Making Love (Gats) (George Benson version)
06. Blue Nail
show ended 20:47
Second Set
show started 21:14
01. Shelly
02. 十人十色
03. Just The Two Of Us (Grover Washington Jr. featuring Bill Withers) (Gats)
04. ありがとう (Gats)
05. Blossoms Snow
Enc. Speed Ball
show ended 22:28
(2007年5月8日火曜、目黒ブルースアレー=竹上良成 ローズ・ジャム・ライヴ、ゲスト・ガッツ)
ENT>MUSIC>LIVE>Takegami, Yoshinari Rose Jam featuring Gats
2007-55
都会的。
サックス奏者竹上さんのリーダーライヴがあり、そのゲストにエジプト帰りのガッツが登場するというので、急遽ブルースアレーに顔をだした。もともとブルースアレーには、今日、ガッツのライヴで行く予定だったので、2連荘になる。サックスの竹上さん、トランペットの小林さんはガッツの昨年の横浜モーション・ブルーでのメンバーでもあり、翌日も同じステージに立つ。
竹上さんのグループは、ローズ・ジャムというバンドで、すでに一度ここでやっていたという。僕は初めて聴いたが、なかなかグルーヴしているバンドで驚いた。ちょっと都会的に洗練されたフュージョン、ファンク、ジャズなどをミックスした感じのサウンド。なによりドラムス江口さんとベースの小松さんが醸し出すグルーヴはひじょうに気持ちいい。インスト曲が中心で、曲によってはスティーリー・ダンを思わせるような洗練・職人サウンドを聴かせたりする。
そして、ガッツが登場してヴォーカルを披露すると、また一挙にソウルフルな世界に。ファーストで4曲目に登場したガッツ、何を歌うかと思えば、なんとビル・ラバウンティーの「リヴィン・イット・アップ」。1982年のヒットで、日本でいうところのAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の作品。(ちなみに、アメリカでは同種の音楽をAC(アダルト・コンテンポラリー)と呼び、AORというと一般的にはアルバム・オリエンテッド・ロック=例えば、レッド・ゼッペリンなどのアルバムで聴かせるロックを指す場合が多い) ビル自身がブルー・アイド・ソウル的ニュアンスがあるので、ガッツの声ともよくあっていた。これは、竹上さんがどうしてもガッツに歌ってもらいたいというリクエストだったという。こんな曲が生で聴けるとは思ってもいなかったので、嬉しかった。この路線ならついでに、ファイナス・ヘンダーソンの作品などもいいかもしれない、と思った。
他にガッツはジョージ・ベンソン・ヴァージョンで「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」やグローヴァー・ワシントン、ビル・ウィザースの「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」(竹上・サックス完璧コピー・パート含む)なども歌った。
竹上さんの司会で、ガッツを指して「ソウル・シンガーというより、ちょっとヘヴィメタ風でしょう」と言うと、観客から否定的な「え〜」という声。すると、「ヘヴィー・・・メタボリック系で・・・でしょ」と、ネタをふってきた。(笑) しばし、メタボリック・ネタで盛り上がった。
■ガッツは今日再びブルースアレーに登場。今回はフルバンドでカーティスやアイズレーなどのソウルのカヴァー特集です。楽しみ。
■メンバー 竹上良成 ROSE JAM
(Sax)竹上良成 (Tp)小林正弘 (B)小松秀行 (Ds)江口信夫 (Key)草間信一 (G)高山一也 (Per)坂井“Lambsy”秀彰 (Vo/G)GATS
■Setlist : Takegami Yoshinari, Rose Jam @ Blues Alley, May 8th, 2007
セットリスト 竹上良成 ローズ・ジャム @ブルースアレー
First Set
show started 19:41
01. New Sidewinder (Side Binder)
02. Warm
03. Fever
04. Livin’ It Up (Gats) (Bill Labounty)
05. Feel Like Making Love (Gats) (George Benson version)
06. Blue Nail
show ended 20:47
Second Set
show started 21:14
01. Shelly
02. 十人十色
03. Just The Two Of Us (Grover Washington Jr. featuring Bill Withers) (Gats)
04. ありがとう (Gats)
05. Blossoms Snow
Enc. Speed Ball
show ended 22:28
(2007年5月8日火曜、目黒ブルースアレー=竹上良成 ローズ・ジャム・ライヴ、ゲスト・ガッツ)
ENT>MUSIC>LIVE>Takegami, Yoshinari Rose Jam featuring Gats
2007-55